JP2016156557A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
図3は、インジェクションとエコノマイザ106とを組み合わせたサイクルの一例で、圧縮機102から吐出したガスが主熱交換器103およびサブクーラ105を通過し冷却され液化し、液化した冷媒の一部が主回路r10からエコノマイザ106側へ流れるように流量弁107で調整される。流量弁107で減圧された液冷媒の温度は低下し、エコノマイザ106で主回路r10を流れる液冷媒を冷やした後、圧縮機102にインジェクションされる。
本発明の冷凍サイクル装置R(図1参照)は、冷凍機Raと膨張弁10とを接続する液配管9の結露を抑制することに特徴がある。
図1は、本発明に係る実施形態1の冷凍サイクル装置の構成を示す構成図である。
実施形態1の冷凍サイクル装置Rは、空気調和装置、冷凍冷蔵庫等に用いられる。
冷凍サイクル装置Rは、屋外に配置される冷凍機Raと、屋内に配置される蒸発ユニットRbとを具備している。
蒸発ユニットRbは、屋内にある例えば冷蔵ケース、冷蔵庫内、冷凍ケース、冷凍庫内等を冷却する。
膨張弁10は液状冷媒を膨張させて、低温低圧の液冷媒とする。
蒸発器11は膨張弁10から流入する液状冷媒を蒸発させて、蒸発潜熱でその周囲の空間を冷却する。
冷凍機Raは、主要構成要素として、アキュムレータ1と、圧縮機2と、凝縮器3と、エコノマイザ6とを備えている。
圧縮機2は、アキュムレータ1から流出するガス冷媒を高温高圧のガス冷媒とする。
凝縮器3は、圧縮機2から流入するガス冷媒を放熱させて凝縮し、高圧低温の液冷媒とする。
エコノマイザ6は、凝縮器3から流出して主冷媒回路r0を流れる液冷媒の過冷却度を高め、冷凍能力を向上させる。エコノマイザ6で過冷却度を高められた液冷媒は、液配管9を通って、蒸発ユニットRbの膨張弁10に流入する。
次に、冷凍サイクル装置Rの詳細について説明する。
屋内の蒸発ユニットRbの蒸発器11で、周囲を蒸発潜熱で冷却して蒸発した冷媒は、冷媒ガス配管12を通り、室外の冷凍機Raの吸込み入口Raiからアキュムレータ1に流入する。アキュムレータ1は、冷媒を気液分離し、圧縮機2へガス冷媒を供給する。圧縮機2に、液冷媒が流入すると、圧縮機2が損傷するおそれがあるからである。
液冷媒はレシーバタンク4内が満液でない限り、サブクーラ5入口では、ほぼ相変化する飽和温度である。この液冷媒を、サブクーラ5を通過させ冷却することで過冷却度を加える。
膨張弁10により減圧された液冷媒は、蒸発器11にて蒸発することで、周囲の空気を蒸発潜熱で冷却し、ガス化してガス冷媒となる。蒸発器11において蒸発したガス冷媒は、ガス配管12を経て、再び冷凍機Raの吸込み入口Raiに到る。
圧縮機2は、吸入口2iと吐出口2oとインジェクションポート2pとを有している。インジェクションポート2pは、圧縮機2の圧縮室の圧縮過程の部位とつながる構造とされている。冷凍機Raは、一般の空気調和装置と異なり、外気が高い条件においても、食品等の冷蔵冷凍のために−20℃程度まで冷却する必要があることから、蒸発温度を低く保つ必要がある。
そこで、冷凍サイクル装置Rでは、吐出温度を下げるために、圧縮機2の圧縮過程を行う箇所とつながっているインジェクションポート2pへエンタルピの低い冷媒を流し、圧縮過程の冷媒のエンタルピを低下させるインジェクションを行っている。
さらに、主経路ri0の上流の主冷媒回路r0側に流量調整弁7を設ける。そして、第一のインジェクション経路ri1、第二のインジェクション経路ri2のそれぞれに電磁弁8a、8bを設ける。
エコノマイザ6は、主冷媒回路r0を流れる冷媒と、分岐部rBによって分流したインジェクション経路riを流れる減圧(流量調整弁7での減圧)により蒸発温度を下げた冷媒とを、隣り合わせて流すことで熱交換させる熱交換器である。エコノマイザ6により、主冷媒回路r0を流れる冷媒の温度を下げ大きな過冷却度を得られる。インジェクション経路riの主経路ri0を流れる冷媒の減圧は、流量調整弁7で膨張させることで行われる。
流量調整弁7と電磁弁8a、8bを制御するために、本実施形態1では、圧縮機2の吐出配管r1に吐出ガス温度センサ22を設ける。また、外気の温度をモニタ(監視)する外気温度センサ23と、 エコノマイザ6の出口6oに接続される出口配管r2に出口液温センサ24とを設ける。
なお、湿度センサを設けて、外気の露点温度より液配管9の冷媒の温度が高くなるように制御してもよい。
次に、液配管9の断熱が不十分である場合の冷凍サイクル装置Rの冷却運転について説明する。
冷凍サイクル装置Rの冷却運転の制御は液配管9の結露を抑制しながら、1個の流量調整弁7で広範囲な能力、流量条件での最適な圧縮機2へのインジェクションを行う。
冷凍サイクル装置Rの運転は、大別して、低能力、中能力、高能力の3つの運転状態がある。
例えば、冬場などで圧縮機2の昇圧量が低くてよい場合、圧縮機2の吐出温度の上昇も大きくないので、インジェクション流量も少なくてよい。すなわち、圧縮機2の運転状態が低いので高温にならない。そのため、インジェクション量は少なくてよい。したがって、インジェクション流量を全てエコノマイザ6に流したとしても冷凍機Raから吐出する液配管9の冷媒の温度は露点以上に保てる。
中能力時に、第一のインジェクション経路ri1の電磁弁8aを閉じ、第二のインジェクション経路ri2の電磁弁8bを開けて、全インジェクション量の冷媒をエコノマイザ6に流すと、液配管9が結露する。第一のインジェクション経路ri1の電磁弁8aを開けて、適度に圧縮機2への直インジェクションを行う。
そこで、エコノマイザ6に冷媒が流れ過ぎないように、第一のインジェクション経路ri1の電磁弁8aを開けて直インジェクション側のパスを使用するので、エコノマイザ6に流れる冷媒が減少し、液配管9の結露を防げる。
ただし、エコノマイザ6をフルに利用した方がサイクル性能は高いので、液配管9が結露 しない範囲でエコノマイザ6を活用する制御を行う。
夏場などの高能力時、圧縮機2はフル運転されるので、最も高温となる。そこで、第一のインジェクション経路ri1の電磁弁8aを開けるとともに第二のインジェクション経路ri2の電磁弁8bを閉じて、全インジェクション量の冷媒を直インジェクションに用いる。なお、圧縮機2の吐出配管r1に設けた吐出ガス温度センサ22の検出温度を取得して、圧縮機2が既定の高温にならない場合には、適宜第二のインジェクション経路ri2の電磁弁8bを開けて、エコノマイザ6に冷媒を流し、主冷媒回路r0の冷媒を冷却して過冷却度を上げる制御を行う。
流量調整弁7は、圧縮機2の吐出配管r1に設けた吐出ガス温度センサ22の検出温度を制御値として流量を調整する。検出温度が高い場合には、流量調整弁7の開度を広げインジェクションに用いる冷媒を増やし、検出温度が低い場合には、流量調整弁7の開度を狭めインジェクションに用いる冷媒を減少させる。
そこで、例えば圧縮機2の吐出ガス温度を、75℃〜85℃という範囲に制御する。なお、75℃〜85℃は一例であり、圧縮機2の性能低下、故障が発生しなければ、他の温度範囲で吐出ガス温度を制御してもよい。
こうして、流量調整弁7を、圧縮機2の吐出ガス温度が所定範囲になるように、冷媒量を制御することで圧縮機2が所定温度を超える高温になるのを抑制または阻止できる。
電磁弁8a、8bは、出口液温センサ24で検出される液配管9の冷媒の温度が、外気温度センサ23で検出される外気温度より高い場合は、電磁弁8aを閉じ、電磁弁8bを開けて、エコノマイザ6に全インジェクション量の冷媒を流し、過冷却度を上げる。
電磁弁8a、8bを開けても、出口液温センサ24で検出される液配管9の冷媒の温度が、外気温度センサ23で検出される外気温度より低い場合は、電磁弁8aを開け、電磁弁8bを閉じて、液配管9の冷媒に過冷却を行わない。
例えば、液配管9に多少外気より低い温度の冷媒が流れても、大気中の湿気が凝縮し液滴になるまでには時間がかかる。そのため、電磁弁8の制御は5分や10分などの分単位でよいが、それに対して、圧縮機2の温度上昇は速いため、流量調整弁7の開度調整は秒単位での制御となる。
次に、冷凍サイクル装置Rの運転モードについて説明する。
まず、冷凍サイクル装置Rの起動時(第1のモード)について説明する。
冷凍サイクル装置Rの起動時は、圧縮機2のインジェクションポート2pに直接接続される第一のインジェクション経路ri1の電磁弁8aを閉じ、 エコノマイザ6の冷却用の冷媒が流れる第二のインジェクション経路ri2の電磁弁8bを開く。
また、流量調整弁7は、初期状態では圧縮機2が高温となっていないため、初期状態は全閉とする。
そして、圧縮機2の吐出温度が高くなったところで、吐出温度が所定の目標温度以下となるように、流量調整弁7の開度を調整し、圧縮機2へのインジェクション流量を制御する。
次に、電磁弁8aと電磁弁8bとを開く制御(第2のモード)について説明する。
第一のインジェクション経路ri1の電磁弁8aを閉じ、 第二のインジェクション経路ri2の電磁弁8bを開いた状態で、圧縮機2の吐出ガス温度がある下限値以上であり、かつ目標温度(上限値の温度)以下とするためにインジェクション流量が必要な状態であり、さらに、外気温度センサ23の温度よりも出口液温センサ24の温度が下回り液配管9に結露発生のおそれがある場合、 第一のインジェクション経路ri1の電磁弁8aを開く制御を行う。
次に、電磁弁8aを開き、電磁弁8bを閉じる制御制御(第3のモード)について説明する。
第一のインジェクション経路ri1、 第二のインジェクション経路ri2の両方の電磁弁8a、8bが開いた状態で、 外気温度センサ23の温度よりも出口液温センサ24の温度が下回った場合には液配管9に結露発生のおそれがある。
この場合、冷却用の冷媒を流すエコノマイザ6に接続される第二のインジェクション経路ri2の電磁弁8bを閉じ、 電磁弁8aを開いた状態で第一のインジェクション流路ri1のみで、圧縮機2へのインジェクションを行う。これにより、第二のインジェクション経路ri2を介して、エコノマイザ6に冷却用の冷媒が流れないため過冷却度は、主冷媒回路r0上流のサブクーラ5で得られるものだけとなり、液配管9を流れる冷媒の温度が上昇する。これにより、液配管9での結露発生が抑えられる。
次に、電磁弁8a、8bを開く制御(第4のモード)について説明する。
逆に、電磁弁8aを開いて第一のインジェクション流路ri1のみで、圧縮機2へのインジェクションを行っている状態(第3のモード)で、インジェクション流量が減った場合には、 第二のインジェクション経路ri2の電磁弁8bを開け、エコノマイザ6へも冷媒が流れるようにする。第二のインジェクション経路ri2の電磁弁8bを開く制御は、たとえば圧縮機2の回転速度が所定の回転速度(圧縮機2内の高圧が所定の圧力)まで落ちた場合や、流量調整弁7の開度が、所定の開度より閉まった場合などを信号として、制御すればよい。流量調整弁7の所定の開度とは、既定の第一のインジェクション流路ri1のみで圧縮機2へのインジェクションを行う際の閾値の開度である。
次に、電磁弁8aを閉じ、電磁弁8bを開く制御(第5のモード)について説明する。
さらに、圧縮機2のインジェクションポート2pに直接接続される第一のインジェクション経路ri1、 冷却用の冷媒を流すエコノマイザ6に接続される第二のインジェクション経路ri2の両方の電磁弁8a、8bが開いた状態で、流量調整弁7の開度がある所定の値よりも閉まった場合には、 第一のインジェクション経路ri1の電磁弁8aを閉めて電磁弁8bを開いた状態とし、 インジェクションされる冷媒全てがエコノマイザ6を通過する状態とする。
前記の制御は、液配管9の断熱が不十分である場合の制御であるが、もし液配管9の断熱が十分である場合には液配管9への露付きは問題にならない。そのため、液配管9への露付きを考慮することなく、エコノマイザ6による過冷却を十分にとることができる。すなわち、配管9への露付きを考慮せず過冷却を十分にとる省エネ重視の制御に切り替える。
ただし、条件よっては第二のインジェクション経路ri2のみでは、 流量調整弁7を全開としても、圧縮機2の吐出ガス温度が目標温度以下とならない場合が考えられる。
エコノマイザ6では、主冷媒回路r0を流れる冷媒を冷却するため、冷媒と熱交換されインジェクションされる側の冷媒のエンタルピは上昇してしまう。また、インジェクションされる冷媒の流量を増やすためにはインジェクションポート3pでの圧力を高くする必要がある。このためには主冷媒回路r0の分岐部rBからインジェクションポート3pまでの配管(ri0、ri1、ri2)の圧力損失を極力小さくする必要がある。
そこで、流量調整弁7がある程度の開度以上にもかかわらず、圧縮機2の吐出ガス温度が下がらない場合には、第一のインジェクション経路ri1の電磁弁8aを開き、 第一のインジェクション経路ri1、 第二のインジェクション経路ri2の両方の経路を用いてインジェクションを行う。
1.圧縮機2の吐出配管r1に吐出ガス温度センサ22を設けるので、吐出ガス温度センサ22で圧縮機2の温度を検出し、圧縮機2への最適なインジェクション制御が行える。外気の温度をモニタ(監視)する外気温度センサ23を設けるので、外気温度を監視することができる。
エコノマイザ6の出口6oに接続される出口配管r2に、出口液温センサ24を設けるので、外気温度センサ23で検出される外気温と合わせて、液配管9に露付きが発生するか否かを判定できる。
5.液配管9への露付きが発生しない範囲で、液配管9を流れる冷媒の過冷却度を大きくできる。そのため、圧縮機2に最適なインジェクションを行いつつ、液配管9を流れる冷媒の過冷却度を大きくし、液配管9への露付きが発生しない運転が可能である。
例えば、液配管9に断熱構造が施されない場合に、全ての冷凍能力範囲において、液配管9への露付きを抑制または阻止する運転が遂行できる。
7.冷凍サイクル装置Rの設置環境に応じて、圧縮機2のインジェクションを優先する運転が可能である。
また、冷凍サイクル装置Rの設置環境に応じて、液配管9を流れる冷媒の過冷却度を優先する運転が可能である。
また、冷凍サイクル装置Rの設置環境に応じて、液配管9への露付きが発生しないことを優先する運転が可能である
すなわち、コストを上げずに、エコノマイザ6の過冷却の制御と圧縮機2の吐出ガス温度の制御の両立が実現し、液配管9の結露を抑制できる適切な制御が可能となる。
図2は、本発明に係る実施形態2の冷凍サイクル装置の構成を示す構成図である。
実施形態2の冷凍サイクル装置R2は、インジェクション経路riの主経路ri0と、第一のインジェクション経路31と、第二のインジェクション経路ri2との分岐部に気液分離器13を設けたものである。その他の構成は、実施形態1と同様であるから、同様な構成要素には同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
第二のインジェクション経路ri2は、エコノマイザ6を経由して圧縮機2のインジェクションポート2pに冷媒を供給する。
そこで、冷媒が流量調整弁7の通過後に気液分離器13を設ける。そして、気液分離器13において、気相が多い流れと、液相が多い流れとに分離し、気相が多い流れを第一のインジェクション経路ri1に、液相が多い流れを第二のインジェクション経路ri2に流れるように構成する。
気液分離器13にて、気液分離を行い気相が多い流れを第一のインジェクション経路ri1に、液相が多い流れを第二のインジェクション経路ri2に流すことで、 エコノマイザ6で蒸発する冷媒の量を増加させる。
液相の多い冷媒は同じ質量流量条件の気相の多い冷媒に比べて蒸発潜熱を多くとることができる。つまり、エコノマイザ6での冷却用の冷媒の熱交換量が大きく取れる。
また、同じ質量流量条件であれば、ある程度液相の多い流れは流速が低く抑えられるので、気液2相の気相の多い流れに比べて圧力損失が小さい。
説明した実施形態2の構成は、冷媒として単一成分の冷媒や、沸点が同じ共沸混合冷媒、沸点がほぼ同じ擬似共沸混合冷媒の使用を想定している。
なお、冷媒は、単一成分の冷媒、共沸混合冷媒、擬似共沸混合冷媒、非共沸混合冷媒のうちの何れを使用してもよい。
1.前記実施形態では、第1、第2開閉手段として開または閉制御される電磁弁8a、8bを例示して説明したが、第1、第2開閉手段のうちの少なくとも何れかを、連続的に開度が調整できる弁で構成してもよい。これにより、より精密な最適な制御が行える。
2i 吸入口
2o 吐出口
2p インジェクションポート
3 凝縮器
6 エコノマイザ
7 流量調整弁(流量調整手段)
8a 電磁弁(第1開閉手段)
8b 電磁弁(第2開閉手段)
10 膨張弁
11 蒸発器
13 気液分離器
21 制御手段
22 吐出ガス温度センサ
23 外気温度センサ
24 出口液温センサ(温度センサ)
r0 主冷媒回路
ri インジェクション経路
ri0 主経路
ri1 第一のインジェクション経路(第一の経路)
ri2 第二のインジェクション経路(第二の経路)
R、R2 冷凍サイクル装置
Claims (8)
- 吸入口と吐出口とインジェクションポートとを有する圧縮機と、
前記圧縮機から吐出したガス冷媒を凝縮する凝縮器と、
前記凝縮器において凝縮した液冷媒を減圧する膨張弁と、
前記膨張弁で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器とを、順次接続した主冷媒回路と、
前記主冷媒回路の前記凝縮器と前記膨張弁との間には、エコノマイザと、前記主冷媒回路から分岐し前記圧縮機のインジェクションポートへ冷媒を流すインジェクション経路とを有し、
前記インジェクション経路は、主経路と、主経路から分岐する第一の経路と、第二の経路とを有し、
前記第一の経路は、直接前記インジェクションポートに接続されるとともに、前記第二の経路は、前記エコノマイザを経由して前記インジェクションポートに接続され、
前記第一の経路を通る冷媒は、直接前記インジェクションポートに供給され、
前記第二の経路を通る冷媒は、前記エコノマイザを経由して前記インジェクションポートに供給され、
前記主経路に冷媒の流量を調整する流量調整手段が配置される
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 請求項1に記載の冷凍サイクル装置において、
前記第一の経路に設けられ、その流路を開閉する第1開閉手段と、
前記第二の経路に設けられ、その流路を開閉する第2開閉手段とを備える
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 請求項1に記載の冷凍サイクル装置において、
前記第一の経路に設けられ、その流路を開閉する第1開閉手段と、
前記第二の経路に設けられ、その流路を開閉する第2開閉手段と、
前記主経路と前記第一の経路および前記第二の経路との分岐部に設けられる気液分離器とを備える
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 請求項1に記載の冷凍サイクル装置において、
前記第一の経路に設けられ、その流路を開閉する第1開閉手段と、
前記第二の経路に設けられ、その流路を開閉する第2開閉手段と
外気温度センサと、
前記主冷媒回路の前記エコノマイザ出口側に設けられ前記エコノマイザ出口の冷媒の温度を計測する温度センサと、
前記外気温度センサと前記温度センサとの各検出温度に基づいて、前記第1開閉手段と第2開閉手段とを制御する制御手段とを備える
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 請求項1に記載の冷凍サイクル装置において、
前記第一の経路に設けられ、その流路を開閉する第1開閉手段と、
前記第二の経路に設けられ、その流路を開閉する第2開閉手段と
外気温度センサと、、
前記主冷媒回路の前記エコノマイザ出口側に設けられ前記エコノマイザ出口の冷媒の温度を計測する温度センサと、
前記外気温度センサと前記温度センサとの各検出温度に基づいて、前記第1開閉手段と第2開閉手段とを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記外気温度センサの検出温度と前記温度センサの検出温度との差が所定値以上となった場合
前記第一開閉手段を開く
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 請求項1に記載の冷凍サイクル装置において、
前記第一の経路に設けられ、その流路を開閉する第1開閉手段と、
前記第二の経路に設けられ、その流路を開閉する第2開閉手段と
外気温度センサと、、
前記主冷媒回路の前記エコノマイザ出口側に設けられ前記エコノマイザ出口の冷媒の温度を計測する温度センサと、
前記外気温度センサと前記温度センサとの各検出温度に基づいて、前記第1開閉手段と第2開閉手段とを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記第一の経路の前記第一開閉手段と、前記第二の経路の前記第二開閉手段とが開いた状態で、
前記外気温度センサの検出温度と前記温度センサの検出温度との差が所定値以上となった場合
前記第二開閉手段を閉じる
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 請求項1に記載の冷凍サイクル装置において、
前記第一の経路に設けられ、その流路を開閉する第1開閉手段と、
前記第二の経路に設けられ、その流路を開閉する第2開閉手段と、
前記主経路と、前記第一の経路および前記第二の経路との分岐部に設けられる気液分離器とを備え、
前記冷媒には非共沸混合冷媒が使用される
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 請求項1に記載の冷凍サイクル装置において、
前記第一の経路に設けられ、その流路を開閉する第1開閉手段と、
前記第二の経路に設けられ、その流路を開閉する第2開閉手段と
外気温度センサと、、
前記主冷媒回路の前記エコノマイザ出口側に設けられ前記エコノマイザ出口の冷媒の温度を計測する温度センサと、
前記圧縮機から吐き出される冷媒の温度を検出する吐出ガス温度センサと、
前記外気温度センサと前記温度センサとの各検出温度に基づいて、前記第1開閉手段と前記第2開閉手段とを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記吐出ガス温度センサで検出される温度が所定範囲になるように、前記流量調整手段を制御する
ことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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