JP2016155771A - シロキシ基を有するビスシリルエタン化合物及びその製造方法 - Google Patents

シロキシ基を有するビスシリルエタン化合物及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シランカップリング剤、表面処理剤、樹脂添加剤、塗料添加剤、接着剤等として有用なシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物及びその製造方法の提供。【解決手段】式(1)で示されるシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物。[R1及びR2はC1〜20の1価炭化水素基;R3は式(2)で示される基;R4及びR5はC1〜20の炭化水素基又は式(2)で示される基;X及びYはハロゲン又は−OR11(R11は炭化水素基)で示される基;m及びnは0〜2;aは0〜1(R6〜R10はC1〜20の炭化水素基;bは0〜20の整数)]【選択図】なし

Description

本発明は、シランカップリング剤、表面処理剤、樹脂添加剤、塗料添加剤、接着剤等として有用なシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物及びその製造方法に関する。
オルガノキシシリル基を有するシロキサン化合物は、シランカップリング剤、表面処理剤、樹脂添加剤、塗料添加剤、接着剤等として有用である。
このようなオルガノキシシリル基を有するシロキサン化合物としては、例えば特許文献1(特開2006−111533号公報)記載のt−ブチルジメチルシロキシトリメトキシシラン、トリイソプロピルシロキシトリエトキシシランや、特許文献2(特開2012−233110号公報)記載の末端アルコキシ変性ポリオルガノシロキサンが例示される。そして、特許文献1記載のt−ブチルジメチルシロキシトリメトキシシラン、トリイソプロピルシロキシトリエトキシシランはガラスや金属の表面撥水処理剤として、特許文献2記載の末端アルコキシ変性ポリオルガノシロキサンは化粧品用途の粉体表面処理剤として有用であることが開示されている。
特開2006−111533号公報 特開2012−233110号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2記載の化合物はいずれもオルガノキシシリル基を分子内に1つしか有しておらず、表面撥水処理剤やシランカップリング剤、化粧品用途の表面粉体処理剤として用いた場合に表面処理性能、カップリング性能等が充分発揮されない場合があり、満足する添加効果が得られない場合があった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、シランカップリング剤、表面処理剤、樹脂添加剤、塗料添加剤、接着剤等として用いた場合に充分な表面処理性能、カップリング性能を発揮できるビスシリルエタン化合物及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、シロキサン化合物にオルガノキシシリル基を2つ導入した化合物、即ちシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物が、シランカップリング剤、表面処理剤、樹脂添加剤、塗料添加剤、接着剤等として用いた場合に充分な表面処理性能、カップリング性能を発揮できることを見出し、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は下記に示すシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物及びその製造方法を提供する。
〔1〕
下記一般式(1)
[式中、R1、R2は炭素数1〜20の1価炭化水素基、R3は下記一般式(2)
(式中、R6、R7、R8、R9、R10は炭素数1〜20の1価炭化水素基であり、bは0〜20の整数である。)で示される基、R4、R5は炭素数1〜20の1価炭化水素基又は上記一般式(2)で示される基、X、Yはハロゲン原子又は−OR11(式中、R11は炭素数1〜20の1価炭化水素基である。)で示される基であり、m、nは0、1又は2、aは0又は1である。]
で示されるシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物。
〔2〕
bは1〜3の整数、Yはメトキシ基又はエトキシ基である〔1〕記載のシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物。
〔3〕
下記一般式(3)
(式中、R1、R2、X、Y、m、nは、上記と同様である。)
又は下記一般式(4)
(式中、R1、R2、X、Y、m、nは、上記と同様である。)
で示される不飽和結合含有シラン化合物と、下記一般式(5)
(式中、R3、R4、R5は、上記と同様である。)
で示されるハイドロジェンシロキサン化合物を白金触媒下に反応させることを特徴とする〔1〕又は〔2〕に記載の上記一般式(1)で示されるシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物の製造方法。
本発明により提供されるシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物は、充分な表面処理性能、カップリング性能を発揮できるため、シランカップリング剤、表面処理剤、樹脂添加剤、塗料添加剤、接着剤等として有用である。
実施例1で得られた1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサンの1H−NMRスペクトルである。 実施例1で得られた1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサンのIRスペクトルである。 実施例2で得られた3−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサンの1H−NMRスペクトルである。 実施例2で得られた3−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサンのIRスペクトルである。 実施例3で得られた1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサンの1H−NMRスペクトルである。 実施例3で得られた1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサンのIRスペクトルである。 実施例4で得られた1−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサンの1H−NMRスペクトルである。 実施例4で得られた1−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサンのIRスペクトルである。 実施例5で得られた1−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサンの1H−NMRスペクトルである。 実施例5で得られた1−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサンのIRスペクトルである。
本発明のシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物は、下記一般式(1)で示される化合物である。
[式中、R1、R2は炭素数1〜20の1価炭化水素基、R3は下記一般式(2)
(式中、R6、R7、R8、R9、R10は炭素数1〜20の1価炭化水素基であり、bは0〜20の整数である。)で示される基、R4、R5は炭素数1〜20の1価炭化水素基又は上記一般式(2)で示される基、X、Yはハロゲン原子又は−OR11(式中、R11は炭素数1〜20の1価炭化水素基である。)で示される基であり、m、nは0、1又は2、aは0又は1である。]
ここで、R1、R2、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11の炭素数1〜20の1価炭化水素基としては、炭素数1〜10、特に1〜6のものが好ましく、直鎖状、分岐鎖状又は環状のアルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基等が挙げられる。具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、イコシル基等の直鎖状のアルキル基、イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、テキシル基、2−エチルヘキシル基等の分岐鎖状のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の環状のアルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基等のアルケニル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ベンジル基等のアラルキル基等が例示され、特にメチル基、エチル基、イソプロピル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基が原料の入手容易性、生成物の有用性の点で好ましい。
X、Yがハロゲン原子の場合、具体的にはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が例示される。X、Yが−OR11の場合、具体的にはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基が例示される。
本発明では、特にX、Yがオルガノキシ基(−OR11基)の場合、オルガノキシシリル基が同じ炭素又は隣り合う炭素に結合しているため、表面処理や粉体処理時に緻密に処理することができる。更に、オルガノキシシリル基が同じ炭素に結合している場合は、オルガノキシシリル基の反応性が向上し、より強固に処理することができる。
上記一般式(1)のシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物の具体例としては、1−[1,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[1,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[1,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[1,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[1,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[1,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、3−[1,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、
3−[1,2−ビス(トメチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[1,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[2,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[2,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1−[2,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1−[2,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[2,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[2,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1−[2,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[2,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[2,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[2,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1−[2,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、3−[2,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(トメチルジエトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(トリクロロシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(メチルジクロロシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(ジメチルクロロシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(メチルジエトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、3−[2,2−ビス(ジメチルエトキシシリル)]エチル−3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン等が例示される。
本発明における上記一般式(1)で示されるシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物の製造方法は、例えば、下記一般式(3)
(式中、R1、R2、X、Y、m、nは、上記と同様である。)
又は下記一般式(4)

(式中、R1、R2、X、Y、m、nは、上記と同様である。)
で示される不飽和結合含有シラン化合物と、下記一般式(5)
(式中、R3、R4、R5は、上記と同様である。)
で示されるハイドロジェンシロキサン化合物を白金触媒下に反応させる方法が例示される。
上記一般式(3)又は(4)で示される不飽和結合含有シラン化合物としては、具体的には1,2−ビス(トリクロロシリル)エチレン、1,2−ビス(メチルジクロロシリル)エチレン、1,2−ビス(ジメチルクロロシリル)エチレン、1,2−ビス(トリメトキシシリル)エチレン、1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)エチレン、1,2−ビス(ジメチルメトキシシリル)エチレン、1,2−ビス(トリエトキシシリル)エチレン、1,2−ビス(メチルジエトキシシリル)エチレン、1,2−ビス(ジメリルエトキシシリル)エチレン、1,1−ビス(トリクロロシリル)エチレン、1,1−ビス(メチルジクロロシリル)エチレン、1,1−ビス(ジメチルクロロシリル)エチレン、1,1−ビス(トリメトキシシリル)エチレン、1,1−ビス(メチルジメトキシシリル)エチレン、1,1−ビス(ジメチルメトキシシリル)エチレン、1,1−ビス(トリエトキシシリル)エチレン、1,1−ビス(メチルジエトキシシリル)エチレン、1,1−ビス(ジメリルエトキシシリル)エチレン等が例示される。
上記一般式(5)で示されるハイドロジェンシロキサン化合物としては、具体的には1,1,1,3,3−ペンタメチルジシロキサン、1,1,1,3,3,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、1,1,1,3,3,5,5,7,7−ノナメチルテトラシロキサン、1,1,1,3,3,5,5,7,7,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン、1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン、3−トリメチルシロキシ−1,1,1,5,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン等が例示される。
上記一般式(3)又は(4)で示される不飽和結合含有シラン化合物と上記一般式(5)で示されるハイドロジェンシロキサン化合物の配合比は特に限定されないが、反応性、生産性の点から、一般式(3)又は(4)で示される不飽和結合含有シラン化合物1モルに対し一般式(5)で示されるハイドロジェンシロキサン化合物を0.1〜4モル、特に0.2〜2モルの範囲が好ましい。
上記反応で用いられる白金触媒としては、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のトルエン又はキシレン溶液、テトラキストリフェニルホスフィン白金、ジクロロビストリフェニルホスフィン白金、ジクロロビスアセトニトリル白金、ジクロロビスベンゾニトリル白金、ジクロロシクロオクタジエン白金、白金−活性炭等が例示される。
白金触媒の使用量は特に限定されないが、反応性、生産性の点から、一般式(3)又は(4)で示される不飽和結合含有シラン化合物1モルに対し、0.000001〜0.01モル、特に0.00001〜0.001モルの範囲が好ましい。
上記反応の反応温度は特に限定されないが、0〜200℃、特に20〜150℃が好ましく、反応時間も特に限定されないが、1〜40時間、特に1〜20時間が好ましい。反応雰囲気は窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気とすることが好ましい。
なお、上記反応は無溶媒でも進行するが、溶媒を用いることもできる。用いられる溶媒としては、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、イソオクタン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム等の塩素化炭化水素系溶媒等が例示される。これらの溶媒は1種を単独で使用してもよく、あるいは2種以上を混合して使用してもよい。
以上のようにして得られた反応液からは蒸留、低沸点成分留去、カラムクロマトグラフィー等、通常の方法で目的物を回収することができるが、目的物が高純度となる点から蒸留精製する方法を採用するのが好ましい。
以下、実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[実施例1]1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン
撹拌機、還流器、滴下ロート及び温度計を備えたフラスコに、1,2−ビス(トリメトキシシリル)エチレン26.8g(0.1モル)、白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のトルエン溶液を0.07g仕込み、60℃に加熱した。内温が安定した後、1,1,1,3,3−ペンタメチルジシロキサン14.8g(0.1モル)を1時間かけて滴下し、その温度で1時間撹拌した。反応液を蒸留し、沸点123−124℃/0.4kPaの留分を37.2g得た。
得られた留分の質量スペクトル、1H−NMRスペクトル、IRスペクトルを測定した。
質量スペクトル
m/z 401,297,264,238,193,147
1H−NMRスペクトル(重クロロホルム溶媒)
図1にチャートで示す。
IRスペクトル
図2にチャートで示す。
以上の結果より、得られた化合物は1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサンであることが確認された。
[実施例2]3−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン
撹拌機、還流器、滴下ロート及び温度計を備えたフラスコに、1,2−ビス(トリメトキシシリル)エチレン26.8g(0.1モル)、白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のトルエン溶液を0.07g仕込み、60℃に加熱した。内温が安定した後、1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサン22.3g(0.1モル)を1時間かけて滴下し、その温度で1時間撹拌した。反応液を蒸留し、沸点133−134℃/0.4kPaの留分を30.5g得た。
得られた留分の質量スペクトル、1H−NMRスペクトル、IRスペクトルを測定した。
質量スペクトル
m/z 475,355,238,193,121,73
1H−NMRスペクトル(重クロロホルム溶媒)
図3にチャートで示す。
IRスペクトル
図4にチャートで示す。
以上の結果より、得られた化合物は3−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,1,3,5,5,5−ヘプタメチルトリシロキサンであることが確認された。
[実施例3]1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン
撹拌機、還流器、滴下ロート及び温度計を備えたフラスコに、1,2−ビス(トリメトキシシリル)エチレン26.8g(0.1モル)、白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のトルエン溶液を0.07g仕込み、60℃に加熱した。内温が安定した後、1,1,1,3,3,5,5,7,7,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサン37.1g(0.1モル)を1時間かけて滴下し、その温度で1時間撹拌した。反応液を蒸留し、沸点169−174℃/0.3kPaの留分を50.0g得た。
得られた留分の質量スペクトル、1H−NMRスペクトル、IRスペクトルを測定した。
質量スペクトル
m/z 623,401,281,238,147,73
1H−NMRスペクトル(重クロロホルム溶媒)
図5にチャートで示す。
IRスペクトル
図6にチャートで示す。
以上の結果より、得られた化合物は1−[1,2−ビス(トリメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,9−ウンデカメチルペンタシロキサンであることが確認された。
[実施例4]1−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン
撹拌機、還流器、滴下ロート及び温度計を備えたフラスコに、1,2−ビス(トリエトキシシリル)エチレン35.3g(0.1モル)、白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のトルエン溶液を0.07g仕込み、60℃に加熱した。内温が安定した後、1,1,1,3,3−ペンタメチルジシロキサン14.8g(0.1モル)を1時間かけて滴下し、その温度で1時間撹拌した。反応液を蒸留し、沸点143−146℃/0.4kPaの留分を44.5g得た。
得られた留分の質量スペクトル、1H−NMRスペクトル、IRスペクトルを測定した。
質量スペクトル
m/z 485,411,308,235,207,147
1H−NMRスペクトル(重クロロホルム溶媒)
図7にチャートで示す。
IRスペクトル
図8にチャートで示す。
以上の結果より、得られた化合物は1−[1,2−ビス(トリエトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサンであることが確認された。
[実施例5]1−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサン
撹拌機、還流器、滴下ロート及び温度計を備えたフラスコに、1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)エチレン23.6g(0.1モル)、白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体のトルエン溶液を0.07g仕込み、60℃に加熱した。内温が安定した後、1,1,1,3,3−ペンタメチルジシロキサン14.8g(0.1モル)を1時間かけて滴下し、その温度で1時間撹拌した。反応液を蒸留し、沸点115−116℃/0.4kPaの留分を33.2g得た。
得られた留分の質量スペクトル、1H−NMRスペクトル、IRスペクトルを測定した。
質量スペクトル
m/z 369,265,249,206,178,147
1H−NMRスペクトル(重クロロホルム溶媒)
図9にチャートで示す。
IRスペクトル
図10にチャートで示す。
以上の結果より、得られた化合物は1−[1,2−ビス(メチルジメトキシシリル)]エチル−1,1,3,3,3−ペンタメチルジシロキサンであることが確認された。

Claims (3)

  1. 下記一般式(1)
    [式中、R1、R2は炭素数1〜20の1価炭化水素基、R3は下記一般式(2)
    (式中、R6、R7、R8、R9、R10は炭素数1〜20の1価炭化水素基であり、bは0〜20の整数である。)で示される基、R4、R5は炭素数1〜20の1価炭化水素基又は上記一般式(2)で示される基、X、Yはハロゲン原子又は−OR11(式中、R11は炭素数1〜20の1価炭化水素基である。)で示される基であり、m、nは0、1又は2、aは0又は1である。]
    で示されるシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物。
  2. bは1〜3の整数、Yはメトキシ基又はエトキシ基である請求項1記載のシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物。
  3. 下記一般式(3)
    (式中、R1、R2、X、Y、m、nは、上記と同様である。)
    又は下記一般式(4)
    (式中、R1、R2、X、Y、m、nは、上記と同様である。)
    で示される不飽和結合含有シラン化合物と、下記一般式(5)
    (式中、R3、R4、R5は、上記と同様である。)
    で示されるハイドロジェンシロキサン化合物を白金触媒下に反応させることを特徴とする請求項1又は2に記載の上記一般式(1)で示されるシロキシ基を有するビスシリルエタン化合物の製造方法。
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