JP2016154688A - タオルハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】タオルの衛生状態を保ちつつ、めっき加工処理などの表面処理が施されたバー取手にタオルハンガーが取り付けられても、バー取手の表面処理の皮膜が剥がれることを抑制するとともに、破損することを抑制することができるタオルハンガーを提供することを目的とする。【解決手段】キャビネットの開閉部の前面に設けられたバー取手に取付自在とされ、前記バー取手よりも前方にタオルを保持することができるタオルハンガーであって、前記バー取手に取付けられる支持部と、前記支持部に支持され前記タオルを保持するタオル保持部と、を有する金属製のタオルハンガー本体部と、前記支持部と前記バー取手との間に介在する樹脂製の介在部と、を備えたことを特徴とするタオルハンガーが提供される。【選択図】図2

Description

本発明の態様は、タオルハンガーに関する。
キッチンにおいて、水洗作業後や調理作業中などに、タオルが使用される。タオルは、例えば、使用後に乾燥させるため、タオル掛けなどにかけられる。
ここで、ライン取手が取り付けられているタイプのキッチンキャビネットにおいて、ライン取手に取り付けられるタオル掛けがある(特許文献1)。特許文献1に記載されたタオル掛けは、キッチンにおける作業性や利便性を向上させることができる。
一方で、バー取手が取り付けられているタイプのキッチンキャビネットにおいては、使用者は、バー取手に直接タオルを掛けることがある。バー取手は、使用者がキッチンキャビネットの扉を開閉するときに利用される。
しかし、バー取手は、一般的にキャビネットの前面(扉の表面)に取り付けられているため、バー取手にタオルを直接掛けると、キャビネットの前面とタオルとが互いに常時当接することがある。キャビネットと濡れた状態のタオルとが互いに常時当接すると、キャビネットと当接している分タオルが乾くのが遅くなるため、タオルに菌などが繁殖しやすくなり、衛生的でないという問題がある。この問題の発生を抑制するために、バー取手よりも前方にタオルを掛けることができるタオルハンガーをバー取手に取り付ける方法が考えられる。このタオルハンガーにタオルを掛けることで、キャビネットの前面から離れた位置にタオルを配置することができる。
しかし、キッチンの水栓から吐出される水などがバー取手に付着してバー取手がさびることを防ぐために、例えばめっき加工処理などの表面処理が施されたバー取手がある。このようなバー取手に例えば金属製のタオルハンガーを取り付けると、タオルハンガーとバー取手とが当接することで、バー取手に施された皮膜(例えばめっき)が剥がれてしまうおそれがある。これに対して、金属製のタオルハンガーよりも柔らかい樹脂製のタオルハンガーをバー取手に取り付けると、例えば使用者がタオルハンガーに寄りかかったり手を掛けたりすることで、荷重がタオルハンガーに加わることがある。すると、タオルハンガーが破損するおそれがある。
特許第5484365号公報
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、タオルの衛生状態を保ちつつ、表面処理の皮膜が剥がれることを抑制するとともに、破損することを抑制することができるタオルハンガーを提供することを目的とする。
第1の発明は、キャビネットの開閉部の前面に設けられたバー取手に取付自在とされ、前記バー取手よりも前方にタオルを保持することができるタオルハンガーであって、前記バー取手に取付けられる支持部と、前記支持部に支持され前記タオルを保持するタオル保持部と、を有する金属製のタオルハンガー本体部と、前記支持部と前記バー取手との間に介在する樹脂製の介在部と、を備えたことを特徴とするタオルハンガーである。
このタオルハンガーによれば、タオルハンガーがバー取手よりも前方にタオルを保持することができるため、タオルハンガーにかけられたタオルが開閉部と当たることを抑えることができる。
また、バー取手と金属製のタオルハンガー本体部の支持部との間に、樹脂製の介在部が介在しているため、めっき加工処理が施されたバー取手にタオルハンガーが取り付けられても、バー取手に施されためっきが剥がれてしまうことを抑制する。
さらに、タオルハンガー本体部が金属製であるため、タオルハンガー本体部に負荷がかかっても、タオルハンガー本体部が破損することが抑制される。
したがって、タオルの衛生状態を保ちつつ、表面処理の皮膜が剥がれることを抑制するとともに、破損することを抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記介在部は、前記バー取手の少なくとも一部を覆うように前記バー取手に取り付けられ、前記支持部は、前記介在部を上方から覆う第1足部と、前記介在部の前面の少なくとも一部に当接する第2足部と、前記第1足部の後端に形成され前記介在部の後面に引っ掛かる第1引っ掛かり部と、を有することを特徴とするタオルハンガーである。
このタオルハンガーによれば、タオルハンガー本体部のタオル保持部で保持されるタオルが略前方に引っ張られても、タオルハンガー本体部の第1引っ掛かり部が、介在部の後面に引っ掛かる。これによりタオルハンガーの取付状態が維持され、且つ、このような際にも第1引っ掛かり部が直接バー取手に取り付くことがないため、バー取手に施されためっきが剥がれてしまうことを抑制する。
第3の発明は、第2の発明において、前記介在部は、前記後面に形成された被引っ掛かり部を有し、前記第1引っ掛かり部は、前記タオルハンガー本体部が前記バー取手に取り付けられた状態において、前記支持部へ上方への力が掛かった際に前記被引っ掛かり部の下面に引っ掛かるように形成された突起部を有し、前記突起部が前記被引っ掛かり部に引っ掛かった状態で前記突起部を軸に前記支持部が回転し、前記第2足部が前記介在部の前記前面と当接することで、前記支持部が前記介在部に取り付けられることを特徴とするタオルハンガーである。
このタオルハンガーによれば、タオルハンガー本体部のタオル保持部で保持されるタオルが略下方に引っ張られても、タオルハンガー本体部の第1引っ掛かり部の突起部が、介在部の被引っ掛かり部の上面に引っ掛かる。これによりタオルハンガーの取付状態が維持される。また、突起部が介在部の被引っ掛かり部の上面に引っ掛かるものであるため、突起部によってバー取手に施されためっきが剥がれてしまうことを抑制する。
また、突起部を軸にして、タオルハンガー本体部を回転させることによって、タオルハンガー本体部を介在部に容易に取り付けること、すなわち、タオルハンガーをバー取手に容易に取付けることができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記支持部は、前記第2足部の下端において形成され前記介在部の下面に引っ掛かる第2引っ掛かり部をさらに有し、前記突起部が前記被引っ掛かり部に引っ掛かった状態で、前記突起部を軸に前記支持部が回転し、前記第2足部が前記介在部の前面と当接すると、前記第2引っ掛かり部が前記介在部の前記下面の下方に位置することを特徴とするタオルハンガーである。
このタオルハンガーによれば、タオルハンガー本体部で保持されるタオルが略真上方向または、略上方かつ略前方に引っ張られても、タオルハンガー本体部の第2引っ掛かり部が介在部の下面に引っ掛かる。これによりタオルハンガーの取付状態が維持される。また、第2引っ掛かり部が介在部の下面に引っ掛かるものであるため、第2引っ掛かり部によってバー取手に施されためっきが剥がれてしまうことを抑制する。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明において、前記介在部は、凹形状を有し、前記バー取手の前面および前記バー取手の後面を挟みこむことで前記バー取手に取り付けられ、前記支持部は、前記介在部の凹形状を閉じる方向へ挟みこむことで前記介在部に取り付けられることを特徴とするタオルハンガーである。
このタオルハンガーによれば、介在部に予期せぬ力が加わった際に、介在部の凹形状が開いて嵌合が緩んでしまうことを、支持部によって抑制することができる。これにより、介在部の取手部への嵌合が維持され、タオルハンガーが、使用者が意図せず外れてしまうことを抑制できる。また、支持部が介在部を挟み込むことで介在部に取り付けられるものであるため、支持部によってバー取手に施されためっきが剥がれてしまうことを抑制する。
第6の発明は、第5の発明において、前記介在部は、前記バー取手の下方から前記バー取手に取り付けられ、前記支持部は、前記介在部を上方から覆うように前記介在部に取り付けられることを特徴とするタオルハンガーである。
このタオルハンガーによれば、バー取手にキッチンからの水が降りかかった際に、支持部の第1足部によって、バー取手と介在部との間に水が浸入することが抑制される。これにより、バー取手と介在部との間に水垢が発生することが抑制される。その結果、バー取手と介在部との間を清掃する手間を低減させることができる。
また、バー取手と介在部との間にゴミが浸入することが抑制される。これにより、バー取手と介在部との間で嵌合不良が発生することが抑制される。
第7の発明は、第1〜6のいずれか1つの発明において、前記タオル保持部は、前記支持部の前方上部に配置されることを特徴とするタオルハンガーである。
このタオルハンガーによれば、タオルがタオル保持部で保持される状態において、バー取手への支持部の取付部分がこのタオルで隠蔽される。そのため、意匠性が良い。
本発明の態様によれば、タオルを衛生的に掛けることができつつ、めっき加工処理などの表面処理が施されたバー取手にタオルハンガーが取り付けられても、バー取手の表面処理の皮膜が剥がれることを抑制するとともに、破損することを抑制することができるタオルハンガーを提供することを目的とする。
図1(a)および図1(b)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが設置されたキッチンキャビネットを表す模式的斜視図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーを表す模式的斜視図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーを表す模式的斜視図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーを表す模式的平面図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーを表す模式的平面図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的斜視図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的平面図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的平面図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的断面図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的断面図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーの介在部を表す模式的斜視図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーの介在部を表す模式的斜視図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーの介在部を表す模式的断面図である。 図14(a)および図14(b)は、本実施形態にかかるタオルハンガーの取付方法を表す模式的斜視図である。 図15(a)〜図15(d)は、本実施形態にかかるタオルハンガーの取付方法を表す模式図である。 本実施形態にかかるタオルハンガーの取付例を表す模式図である。 図17(a)〜図17(c)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが取り付けられるキッチンキャビネットのバー取手の他の例、介在部の他の例、これらの嵌合状態をそれぞれ表す模式的断面図である。 図18(a)〜図18(c)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが取り付けられるキッチンキャビネットのバー取手の他の例、介在部の他の例、これらの嵌合状態をそれぞれ表す模式的断面図である。 図19(a)および図19(b)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが設置されたキッチンキャビネットの他の例を表す模式的斜視図である。 図20(a)および図20(b)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが設置されたキッチンキャビネットの他の例を表す模式的斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)および図1(b)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが設置されたキッチンキャビネットを表す模式的斜視図である。
図2は、本実施形態にかかるタオルハンガーを表す模式的斜視図である。
図3は、本実施形態にかかるタオルハンガーを表す模式的斜視図である。
図4は、本実施形態にかかるタオルハンガーを表す模式的平面図である。
図5は、本実施形態にかかるタオルハンガーを表す模式的平面図である。
図3は、図2に表した矢印A1の方向にみたときのタオルハンガー300を表す模式的斜視図である。
図4は、図2に表した矢印A2の方向にみたときのタオルハンガー300を表す模式的平面図である。
図5は、図2に表した矢印A3の方向にみたときのタオルハンガー300を表す模式的平面図である。
図1〜図5においては、本実施形態にかかるタオルハンガー300は、キッチンキャビネット10のバー取手100に取り付けられる。図2〜図5に表したように、タオルハンガー300は、金属製のタオルハンガー本体部400と、樹脂製の介在部500と、を有している。図2〜図5においては、キッチンキャビネット10のうち、タオルハンガー300が取付けられたバー取手100以外の図示を省略している。
図1(a)および図1(b)に表したように、キッチンキャビネット10は、キャビネット本体210と、開閉部200と、シンク250と、ガスレンジ260と、を備えている。開閉部200は、例えば、キャビネット本体210の内部にキッチン用品などを収容するための空間の前方に設けられている。例えば、使用者は、開閉部200を開くことで、キャビネット本体210の内部にキッチン用品を収納したり、キャビネット本体210の内部からキッチン用品を取り出すことができる。図1(a)および図1(b)に表したキッチンキャビネットでは、複数の開閉部200が設けられている。
図1(a)は、開閉部200の閉状態を例示している。図1(b)は、開閉部200の開状態を例示している。キッチンキャビネット10の開閉方式は、例えば、図1(a)および図1(b)に表したように、引出方式である。引出方式の場合、開閉部は、具体的には引出の前板である。
バー取手100は、開閉部200の取手である。バー取手100は、開閉部200に設けられている。
タオルハンガー300が取り付けられるキッチンキャビネットの開閉方式は、引出方式に限られない。キッチンキャビネットの開閉方式は、例えば、横開き扉方式、縦開き扉方式などがある。これらの他の開閉方式のキッチンキャビネットについては、後述する。本願明細書において開閉部を「開閉する」とは、引出を開閉する、横開き扉を開閉する、および縦開き扉を開閉することを含む。
本願明細書において「横方向」とは、水平方向であってキャビネットの閉じた状態の開閉部200の表面200aに平行な方向をいう。本願明細書において「上下方向」とは、横方向に垂直な方向であってキャビネットの閉じた状態の開閉部200の表面200aに平行な方向をいう。本願明細書において「前後方向」とは、横方向および上下方向に垂直な方向をいう。
バー取手100は、バー取手100をキッチンキャビネット10に取り付けるための取付部110と、取付部110に接続された取手部120と、を有している。バー取手100には、例えば、めっき加工処理などの表面処理が施されている。
図2および図3に表したように、タオルハンガー本体部400は、バー取手100に取り付けられる支持部410と、支持部410によって支持されタオルを保持するタオル保持部420と、を有している。タオルハンガー本体部400は、バー取手100の取手部120に、介在部500を介して取り付けられる。
支持部410は、取手部120の上面120aの少なくとも一部を覆う第1足部411と、取手部120の前面120bの少なくとも一部を覆う第2足部412と、取手部120の後面120dの少なくとも一部を覆う第1引っ掛かり部413と、を有している。第1足部411は、介在部500の上面540(図5参照)を覆う。
タオルハンガー本体部400は、介在部500を上方から覆うようにして、第1足部411と第2足部412とで介在部500を挟み込むようにして取り付けられる。第2足部412は、タオルハンガー300がバー取手100に取り付けられた状態(タオルハンガー300の取付状態)において、介在部500の前面部510(後述)に当接する。
図2〜図4において、タオル保持部420は、長方形枠体であるものが例示されている。タオル保持部420の一方の長辺部421は、支持部410に接続されている。長辺部421は、長辺部421の略中央で支持部410に接続されている。これにより、タオル保持部420は、支持部410に支持されている。タオル保持部420において、他方の長辺部422は、支持部410から離間して設けられている。タオルは、例えば、長辺部422に引っ掛かることで保持される。つまり、例えば使用者は、バー取手100よりも前方にタオルを掛けることができる。これにより、キッチンキャビネット10の開閉部200と、タオル保持部420で保持されるタオルと、が互いに当接することを抑制する。これにより、本実施形態のタオルのかけ方は、衛生的である。
タオル保持部420は、支持部410の前方上部に配置されている。実施形態においては、タオル保持部420の長辺部421が、支持部410の第2足部412の前面上部に接続されている。これにより、タオルがタオル保持部420で保持される状態において、例えば、バー取手100への支持部410の取り付け部分が、タオルで使用者から隠蔽される。そのため、意匠性が良い。
また、長辺部422は、長辺部421よりも上方に配置されている。具体的には、タオル保持部420の上部は、長辺部421から長辺部422へ向かって上方へ傾斜した形状を有する。そのため、タオルが長辺部422で保持される場合、タオルは、長辺部421、すなわち、バー取手100よりも上方で保持される。これにより、例えば、利便性が良い。
バー取手100に、タオルハンガーを取り付けると、使用者がバー取手100の取手部120を握る際にタオルハンガーが邪魔になり、使用者は、キッチンキャビネット10の開閉部200を開閉しづらいことがある。
これに対して、本実施形態においては、タオルハンガー300の横方向の長さ、すなわち、タオル保持部420の横方向の長さDhは、バー取手100の取手部120の横方向の長さDbよりも短い。
そのため、タオルハンガー300の取付状態においても、取手部120において握り代125が存在する。これにより、握り代125を握ってキッチンキャビネット10の開閉部200の開閉を行うことが容易である。握り代125は、タオルハンガー300の片側または両側に存在させることができる。
タオルハンガー本体部400は、金属製のものである。タオルハンガー本体部400は、例えば、亜鉛を含む。タオルハンガー本体部400は、例えば、亜鉛ダイキャストなどによって製造される。
タオルハンガー本体部400に保持されているタオルが使用される場合、タオルが引っ張られることによってタオルハンガー本体部400に荷重がかかる。また、タオルハンガー本体部400が握られてキャビネットの開閉が行われる場合、タオルハンガー本体部400に荷重がかかる。この場合、キッチンキャビネット10の内容物によっては、タオルハンガー本体に、例えば、20kgの荷重がかかる。タオルハンガー本体が樹脂製の場合、タオルハンガー本体が破損することがある。もっとも、タオルハンガー本体が樹脂製の場合でも、例えば、各部の厚さを厚くすることで破損を抑制可能である。しかし、この場合、タオルハンガー本体の大きさが大きくなってしまう。
これに対して、本実施形態においては、タオルハンガー本体部400は金属製のものである。そのため、本実施形態のタオルハンガー本体部400の強度は、樹脂製のタオルハンガー本体部の強度よりも高い。そのため、タオルハンガー本体部400に負荷がかかっても、タオルハンガー本体部400が破損することが抑制される。タオルハンガー本体部400は金属製のものであるため、タオルハンガー本体部が樹脂製のものである場合と比較して、タオルハンガー本体部400をコンパクトにできる。
バー取手100にめっき加工処理が施されている場合、かつ、金属製のタオルハンガー本体部がバー取手100に直接取り付けられる場合、タオルハンガーの取付の際または使用中にバー取手100の表面がタオルハンガー本体部によってこすれて、例えば、バー取手100のめっきが剥離することがある。
これに対して、本実施形態においては、バー取手100の取手部120と、タオルハンガー本体部400の支持部410との間に、樹脂製の介在部500が介在している。これにより、タオルハンガー300の取付の際または使用中に、タオルハンガー本体部400がバー取手100の表面に当接することが抑制され、バー取手100のめっきの剥離が抑制される。
図2、図3および図5に表したように、介在部500は、略凹形状に形成されている。具体的には、図5に表したように、介在部500は、取手部120の前面120bの少なくとも一部を覆う前面部510と、取手部120の下面120cの少なくとも一部を覆う下面部520と、取手部120の後面120dの少なくとも一部を覆う後面部530と、を有している。つまり、介在部500は、バー取手100に取り付けられ、バー取手100の少なくとも一部を覆う。介在部500は、前面部510と後面部530とでバー取手100の取手部120を挟み込むようにして、バー取手100に対して下方から取り付けられる。図2に表したように、介在部500は、タオルハンガー300の取付状態において、バー取手100の取手部120と、タオルハンガー本体部400と、の間に介在している。
介在部500は、例えば、ポリオキシメチレン(Polyoxymethylene:POM)を含む。 タオルハンガー300は、使用者の好みに応じて、任意の開閉部200に取付けられる。タオルハンガー300は、例えば、シンク250に最も近い開閉部200に取付けられる。あるいは、タオルハンガー300は、シンク250から離れた位置に設けられた開閉部200(例えば作業スペース270(図1(a)参照)の近傍の開閉部200)に取り付けられてもよい。
また、タオルハンガー300は、使用者の好みに応じて、バー取手100における任意の横方向の位置に取付けられる。タオルハンガー300は、例えば、バー取手100における横方向のいずれか片側(左右いずれか片側)に寄せて取付けられる。タオルハンガー300は、例えば、バー取手100において、よりシンク250に近い側に取付けられる。
タオルハンガー300の取付状態において取手部120に沿ってタオルハンガー300をスライド移動可能にして、適宜スライド移動させてもよい。前述したように、介在部500は樹脂製のものであるため、例えば、タオルハンガー300をスライド移動させるときにバー取手100が介在部500でこすれても、バー取手100に施された表面処理の皮膜(例えばめっき)の剥離が抑制される。
図2に表したように、支持部410の横方向の長さDsは、タオル保持部420の横方向の長さDhよりも短い。これにより、支持部410の横方向の長さDsがタオル保持部420の長さDh以上である場合と比較して、タオルハンガー300を横方向へ移動させるときのタオルハンガー300の移動量をより長くすることができる。そのため、バー取手100の握り代125をより広く確保することができ、開閉部200の操作性を向上させることができる。
タオルハンガー300を移動させる場合、タオルハンガー300の支持部410がバー取手100の取付部110に当接することで、タオルハンガー300の移動量が抑制される(移動量抑制手段)。本実施形態では、移動量抑制手段は、支持部410がタオル保持部420の横方向における略中央(長辺部421の略中央)に設けられた構造を有する。なお、移動量抑制手段は、この構造だけには限定されない。これにより、タオル保持部420がバー取手100の横方向端部から大きくはみ出てしまうことが抑制される。タオルハンガー300が取り付けられた開閉部200の隣の開閉部200の開閉動作を阻害してしまうことが抑制される。
さらに、図2〜図4に表したように、支持部410は、タオルハンガー300の取付状態におけるタオルハンガー300の横方向略中央に設けられている。これにより、タオルハンガー300をバー取手100において、左右のどちらに寄せたとしても、タオル保持部420がバー取手100の横方向端部から大きくはみ出てしまうことが抑制される。これにより、タオルハンガー300が取り付けられた開閉部200の隣の開閉部200の開閉動作を阻害してしまうことが抑制される。
なお、タオルハンガー300のスライド移動量を抑制できればよい。例えば、バー取手100の取手部120に、突起を設けてもよい。この場合には、この突起にタオルハンガー300(例えば、支持部410)が当接する。このようにして、タオルハンガー300のスライド移動量を抑制するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態においては、タオル保持部420の横方向の長さDhは、バー取手100の取手部120の横方向の長さDbよりも短い。そのため、タオルハンガー300がバー取手100に取り付けられても、バー取手100において握り代125が存在する。これにより、バー取手100の握り代125を握ってキッチンキャビネット10の開閉部200の開閉を行うことができる。
タオルハンガー本体部400は金属製のものであるため、本実施形態のタオルハンガー本体部400の強度は、樹脂製のタオルハンガー本体部の強度よりも高い。そのため、タオルハンガー本体部400に負荷がかかっても、タオルハンガー本体部400が破損することが抑制される。
バー取手100の取手部120と、タオルハンガー本体部400の支持部410と、の間に、樹脂製の介在部500が介在している。これにより、タオルハンガー300の取付の際または使用中に、バー取手100の表面処理(例えばめっき加工処理)の皮膜(例えばめっき)の剥離が抑制される。
なお、介在部は、バー取手とタオルハンガー本体の支持部との間に介在していればよく、例えば、タオルハンガー本体の支持部と介在部とは、一体的に設けられてもよい。例えば、介在部は、第2足部412および第1引っ掛かり部413に付設されていてもよい。この場合においても、例えば、バー取手にめっき加工処理が施されていても、めっきが剥離することが抑制される。
タオルハンガー本体部400の支持部410の第1足部411は、バー取手100の上面120aの少なくとも一部を覆う。これにより、例えばシンク250からの水がバー取手100に降りかかった際に、支持部410の第1足部411によって、バー取手100と介在部500との間に水が浸入することが抑制される。これにより、バー取手100と介在部500との間に水垢が発生することが抑制される。バー取手100と介在部500との間を清掃する手間を低減させることができる。
また、バー取手100と介在部500との間に、ゴミが進入することが抑制される。これにより、バー取手100と介在部500との間で嵌合不良が発生することが抑制される。
以下、タオルハンガー本体部400および介在部500について図面を参照しつつ、さらに説明する。
図6は、本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的斜視図である。
図7は、本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的平面図である。
図8は、本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的平面図である。
図9は、本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的断面図である。
図10は、本実施形態にかかるタオルハンガーのタオルハンガー本体を表す模式的断面図である。
図7は、図6に表した矢印A4の方向にみたときのタオルハンガー本体部400を表す模式的平面図である。
図8は、図6に表した矢印A5の方向にみたときのタオルハンガー本体部400を表す模式的平面図である。
図9は、図8におけるA−A断面図である。
図10は、図9における枠B1内の拡大図である。
図11は、本実施形態にかかるタオルハンガーの介在部を表す模式的斜視図である。
図12は、本実施形態にかかるタオルハンガーの介在部を表す模式的斜視図である。
図13は、本実施形態にかかるタオルハンガーの介在部を表す模式的断面図である。
図12は、図11に表した矢印A6の方向にみたときの介在部500を表す模式的平面図である。
図13は、図11に表したC−C断面における矢印A7に見たときの介在部500を表す模式的断面図である。
図9および図10に表したように、支持部410は、第1引っ掛かり部413を有する。第1の引っ掛かり部413は、第1足部411の先端に設けられ、タオルハンガー300の取付状態において取手部120の後面120dの少なくとも一部を覆う。
第1引っ掛かり部413は、例えば、タオルハンガー300の取付状態において介在部500の後面部530に引っ掛かる。これにより、タオルハンガー本体部400で保持されるタオルが略前方に引っ張られても、タオルハンガー本体部400の第1引っ掛かり部413が介在部500の後面部530に引っ掛かった状態、すなわち、タオルハンガー300の取付状態が維持される。
支持部410は、第2足部412と第1引っ掛かり部413とで、介在部500の前面部510と介在部500の後面部530とを挟み込むようにして取り付けられる。また、前述したように、介在部500は、バー取手100の取手部120を前面部510と後面部530とで挟み込むようにして嵌合する。すなわち、支持部410がバー取手100の取手部120を挟み込む方向と、介在部500がバー取手100の取手部120を挟み込む方向(凹形状が閉じる方向)と、は同じである。
また、前述したように、介在部500は樹脂製のものである。タオルハンガー本体部400、すなわち支持部410は金属製のものである。つまり、支持部410の強度は、介在部500の強度よりも高い。
これらのことにより、介在部500に予期せぬ力が加わった際に、介在部500が、介在部500の前面部510と介在部500の後面部530とが離れる方向(凹形状が開く方向)に開いてしまうことを、支持部410によって抑制することができる。これにより、介在部500の取手部120への嵌合が維持される。つまり、使用者が意図せずに、タオルハンガー300がバー取手100から外れてしまうことが抑制される。
本実施形態においては、タオルハンガー300の取付状態における、第1引っ掛かり部413の前面には、前方に凸の突起部413aが形成されている。第1引っ掛かり部413は、突起部413aによって、介在部500に引っ掛かる。この点については、さらに後述する。なお、必ずしも、突起部413aが第1引っ掛かり部413に形成されていなくともよい。突起部が形成されていなくとも、第1引っ掛かり部413自身が介在部500に引っ掛かってもよい。
図9に表したように、第2足部412の先端には、タオルハンガー300の取付状態において、介在部500の下面部520の下方に回り込んで引っ掛かる第2引っ掛かり部414が形成されている。
使用者が、タオルハンガー本体部400で保持されるタオルを使用する場合、このタオルは、例えば、略上方に引っ張られることがある。このとき、タオルハンガー本体部400には、略上方の力が付与される。
この場合においても、タオルハンガー本体部400は、第2引っ掛かり部414によって、介在部500の下面部520に引っ掛かっている。これにより、タオルハンガー本体部400で保持されるタオルが略上方に引っ張られても、タオルハンガー本体部400が介在部500に引っ掛かった状態、すなわち、タオルハンガー300の取付状態が維持される。
このように、第2引っ掛かり部414は、金属よりも柔らかい樹脂の介在部500の下面部520に引っ掛かる。これにより、タオルハンガー300の取付の際または使用中に、第2引っ掛かり部414によってバー取手100(取手部120の下面120c)の表面処理(例えばめっき加工処理)の皮膜(例えばめっき)が剥離してしまうことを、抑制する。
図11〜図13に表したように、タオルハンガー300の取付状態における、介在部500の後面部530の横方向両側には、リブ531が立設している。リブ531は、タオルハンガー本体部400の第1足部411に当接して、タオルハンガー本体部400が介在部500に対して横方向にずれることを抑制する。
図12および図13に表したように、介在部500の後面部530の後面には、タオルハンガー300の取付状態において、後方に凸の被引っ掛かり部532が形成されている。被引っ掛かり部532には、第1足部411の第1引っ掛かり部413の突起部413aが引っ掛かる。タオルハンガー300の取付状態において、タオルハンガー本体部400で保持されているタオルが略下方に引っ張られる際に、被引っ掛かり部532の下面532aと、突起部413aと、が当接するようになっている。
これにより、タオルハンガー本体部400で保持されるタオルが略下方に引っ張られる際に、タオルハンガー本体部400が介在部500に引っ掛かった状態、すなわち、タオルハンガー300の取付状態が維持される。
図14(a)および図14(b)は、本実施形態にかかるタオルハンガーの取付方法を表す模式的斜視図である。
図15(a)〜図15(d)は、本実施形態にかかるタオルハンガーの取付方法を表す模式図である。
図14(a)および図14(b)は、介在部500の取付方法を表している。
図15(a)〜図15(d)は、タオルハンガー本体部400の取付方法を表している。
図15(b)は、バー取手100(取手部120)、タオルハンガー本体部400および介在部500の断面図で表している。
図15(c)は、バー取手100(取手部120)の断面図で表している。
図15(b)の断面図および図15(c)の断面図は、タオルハンガー300の横方向中央における断面図である。
タオルハンガー300をバー取手100に取り付けるには、まず、図14(a)および図14(b)に表したように、バー取手100の下方から介在部500をバー取手100の取手部120に嵌合させる。
次に、図15(a)に表したように、バー取手100の取手部120に嵌合させた介在部500の上方から、介在部500を覆うようにタオルハンガー本体部400を配置する。このとき、図15(b)に表したように、第1引っ掛かり部413の突起部413aを、介在部500の被引っ掛かり部532に引っ掛ける。この状態から、図15(c)に表した矢印A11ように、突起部413aを軸にして、タオルハンガー本体部400を回転させる。第2足部412が、介在部500の前面部510に当接する。第2足部412の第2引っ掛かり部414が、介在部500の下面部520に回り込んで引っ掛かる。言い換えれば、第2足部412が介在部500の前面部510に当接し、介在部500が図15に表した矢印A11の方向に回転しなくなったときに、第2引っ掛かり部414は、介在部500の下面部520の下方に位置する。これにより、図15(d)に表したように、タオルハンガー300が介在部500を介してバー取手100に取り付けられる。
以上のように、突起部413aを軸にして、タオルハンガー本体部400を回転させることによって、タオルハンガー本体部400を介在部500に容易に取り付けること、すなわち、タオルハンガー300をバー取手100に容易に取付けることができる。
なお、取付状態のタオルハンガー300を取り外すには、前述した取付方法の逆の手順で行えばよい。具体的には、突起部413aを軸にして、タオルハンガー本体部400を回転させる。これにより、タオルハンガー本体部400を介在部500から容易に取り外すことができる。介在部500は、下方に引き抜かれる。
このように、タオルハンガー300は、バー取手100に容易に取付けられる。タオルハンガー300は、バー取手100から容易に取り外される。これにより、タオルハンガー300を取り外しての清掃が容易である。
前述したように、タオルハンガー300は、取付状態において、第1引っ掛かり部413によって介在部500の後面部530に引っ掛かっている。そのため、タオルハンガー本体部400で保持されるタオルが略前方に引っ張られても、タオルハンガー300の取付状態が維持される。
また、タオルハンガー300は、取付状態において、第2引っ掛かり部414によって介在部500の下面部520に引っ掛かっている。そのため、タオルハンガー本体部400で保持されるタオルが略上方に引っ張られても、タオルハンガー300の取付状態が維持される。
さらに、タオルハンガー300は、取付状態において、第1引っ掛かり部413の突起部413aによって、介在部500の後面部530の被引っ掛かり部532に引っ掛かっている。そのため、タオルハンガー本体部400で保持されるタオルが略下方に引っ張られても、タオルハンガー300の取付状態が維持される。
このように、タオルハンガー300は、取付状態において、タオルハンガー本体部400で保持されるタオルが略上方、略前方、および略下方の少なくともいずれかの方向に引っ張られても、タオルハンガーの取付状態が維持される。
前述したように、タオルハンガー300を取り外すためには、タオルハンガー本体部400を図15(c)に表した矢印A11とは反対方向に回転させる。このように、タオルハンガー300を取り外すためにタオルハンガー本体部400に付与する力の方向は、タオル使用時にタオルハンガー300に作用する力の方向(略上方、略前方、および略下方の少なくともいずれかの方向)とは異なる。
従って、タオル使用時には、タオルハンガー300の取付状態は、維持される。取り外したい場合には、タオルハンガー300の取付状態は、容易に解除される。
図16は、本実施形態にかかるタオルハンガーの取付例を表す模式図である。
本発明者は、バー取手100の握り代125について検討を行った。
図16において、タオルハンガー本体部400は、バー取手100の取手部120の片側にできるだけ寄せて取り付けられている。図16において、タオルハンガー本体部400(タオル保持部420)の横方向の長さDhは130mm、タオルハンガー本体部400の支持部410の横方向の長さDsは30mm、バー取手100の取手部120の横方向の長さDbは183mmである。図16において、握り代125の幅Wgは100.5mmである。手600の横幅Wh(親指以外の4指をそろえて伸ばしたときの、人差し指の付け根と小指の付け根との間の距離)は、人体測定データにより、男性最大平均で95.8mmである。このように、女性よりも手の大きい男性の場合であっても、握り代125を容易に握ることができる。
図17(a)〜図17(c)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが取り付けられるキッチンキャビネットのバー取手の他の例、介在部の他の例、これらの嵌合状態をそれぞれ表す模式的断面図である。
図18(a)〜図18(c)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが取り付けられるキッチンキャビネットのバー取手の他の例、介在部の他の例、これらの嵌合状態をそれぞれ表す模式的断面図である。
図17(a)は、取手部121の断面図を表している。図17(b)は、取手部121に対応する介在部501の断面図を表している。図17(c)は、取手部121に介在部501が嵌合している状態の断面図を表している。
図18(a)は、取手部122の断面図を表している。図18(b)は、取手部122に対応する介在部502の断面図を表している。図18(c)は、取手部122に介在部502が嵌合している状態の断面図を表している。
図17(a)に表した取手部121の後面121dは、タオルハンガー300の取付状態において、後方に凸となるように湾曲している。
介在部501の内側の形状、すなわち、取手部121と嵌合する部分の形状は、取手部121に対応している。介在部501の内側以外の形状は、介在部500の内側以外の形状と同じである。従って、タオルハンガー本体部400は、共通のものが使用される。
図18(a)に表した取手部122の後面122dは、タオルハンガー300の取付状態において、後方に凸となるように湾曲している。図18(a)に表した取手部122の後面122dの湾曲曲率は、図17(a)に表した取手部121の後面121dの湾曲曲率よりも大きい。
介在部502の内側の形状、すなわち、取手部122と嵌合する部分の形状は、取手部122に対応している。介在部502の内側以外の形状は、介在部500の内側以外の形状および介在部501の内側以外の形状と同じである。従って、タオルハンガー本体部400は、共通のものが使用される。
以上のように、様々なタイプの取手部において、それぞれの取手部の断面形状に対応する介在部を介することで、タオルハンガー本体部400を様々なタイプの取手部に取り付けることができる。
図19(a)および図19(b)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが設置されたキッチンキャビネットの他の例を表す模式的斜視図である。
図20(a)および図20(b)は、本実施形態にかかるタオルハンガーが設置されたキッチンキャビネットの他の例を表す模式的斜視図である。
図19(a)および図19(b)は、横開き扉方式のキッチンキャビネット11の例を表している。図19(a)においては、開閉部201が閉じた状態を表し、図19(b)においては、開閉部201が開いた状態を表している。
図20(a)および図20(b)は、縦開き扉方式のキッチンキャビネット12の例を表している。図20(a)においては、開閉部202が閉じた状態を表し、図20(b)においては、開閉部202が開いた状態を表している。
図19(a)および図19(b)に表したように、横開き扉方式のキッチンキャビネット11では、開閉部201は、横開き扉である。図20(a)および図20(b)に表したように、縦開き扉方式のキッチンキャビネット12では、開閉部202は、縦開き扉である。
本願明細書において、「開閉部」には、物を収納する引出の前方部の板(前板)だけではなく、物を収納するキャビネットの扉も含まれる。
図19および図20に表したように、タオルハンガー300は、例えば、キッチンキャビネット11およびキッチンキャビネット12にも取り付けて使用することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、タオルハンガー300などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などやタオルハンガー300、タオルハンガー本体部400、介在部500〜502の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10〜12 キッチンキャビネット、 100 バー取手、 110 取付部、 120〜122 取手部、 120a 上面、 120b 前面、 120c 下面、 120d 後面、 125 握り代、 200〜202 開閉部、 200a 表面、 210 キャビネット本体、 250 シンク、 260 ガスレンジ、 270 作業スペース、 300 タオルハンガー、 400 タオルハンガー本体部、 410 支持部、 411 第1足部、 412 第2足部、 413 第1引っ掛かり部、 413a 突起部、 414 第2引っ掛かり部、 420 タオル保持部、 421、422 長辺部、 500〜502 介在部、 510 前面部、 520 下面部、 530 後面部、 531 リブ、 532 被引っ掛かり部、 600 手

Claims (7)

  1. キャビネットの開閉部の前面に設けられたバー取手に取付自在とされ、前記バー取手よりも前方にタオルを保持することができるタオルハンガーであって、
    前記バー取手に取付けられる支持部と、前記支持部に支持され前記タオルを保持するタオル保持部と、を有する金属製のタオルハンガー本体部と、
    前記支持部と前記バー取手との間に介在する樹脂製の介在部と、
    を備えたことを特徴とするタオルハンガー。
  2. 前記介在部は、前記バー取手の少なくとも一部を覆うように前記バー取手に取り付けられ、
    前記支持部は、
    前記介在部を上方から覆う第1足部と、
    前記介在部の前面の少なくとも一部に当接する第2足部と、
    前記第1足部の後端に形成され前記介在部の後面に引っ掛かる第1引っ掛かり部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のタオルハンガー。
  3. 前記介在部は、前記後面に形成された被引っ掛かり部を有し、
    前記第1引っ掛かり部は、前記タオルハンガー本体部が前記バー取手に取り付けられた状態において、前記支持部へ上方への力が掛かった際に前記被引っ掛かり部の下面に引っ掛かるように形成された突起部を有し、
    前記突起部が前記被引っ掛かり部に引っ掛かった状態で前記突起部を軸に前記支持部が回転し、前記第2足部が前記介在部の前記前面と当接することで、前記支持部が前記介在部に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のタオルハンガー。
  4. 前記支持部は、前記第2足部の下端において形成され前記介在部の下面に引っ掛かる第2引っ掛かり部をさらに有し、
    前記突起部が前記被引っ掛かり部に引っ掛かった状態で、前記突起部を軸に前記支持部が回転し、前記第2足部が前記介在部の前面と当接すると、前記第2引っ掛かり部が前記介在部の前記下面の下方に位置することを特徴とする請求項3に記載のタオルハンガー。
  5. 前記介在部は、凹形状を有し、前記バー取手の前面および前記バー取手の後面を挟みこむことで前記バー取手に取り付けられ、
    前記支持部は、前記介在部の凹形状を閉じる方向へ挟みこむことで前記介在部に取り付けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のタオルハンガー。
  6. 前記介在部は、前記バー取手の下方から前記バー取手に取り付けられ、
    前記支持部は、前記介在部を上方から覆うように前記介在部に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載のタオルハンガー。
  7. 前記タオル保持部は、前記支持部の前方上部に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のタオルハンガー。
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