JP2016152584A - 受信機 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、ローカル信号を生成するシンセサイザは、複数の素子アンテナのそれぞれに対応して設けられる。
図1は、この発明の実施の形態1に係る受信機1の構成を示すブロック図である。図1に示す受信機1は、n(nは2以上の整数)個の素子アンテナ2−1,2−2,・・・,2−nにより高周波(以下、RFと記載する)信号を合成することで受信を行う受信機であり、通信あるいはレーダ装置に用いられる。
その構成として、n個の素子アンテナ2−1,2−2,・・・,2−n、n個の周波数変換部3−1,3−2,・・・,3−n、合成器4、自動利得制御部5、アナログ−デジタル変換部6および信号処理部7を備える。なお、自動利得制御部5は、AGC5と記載する。また、アナログ−デジタル変換部6は、AD変換部6と記載する。
なお、図1の例では、素子アンテナの出力に周波数変換部を接続した構成を示したが、素子アンテナの出力と周波数変換部の入力との間に、不要波を抑圧するフィルタあるいは受信信号の電力を増幅する低雑音増幅器を介在させてもよい。
また、周波数変換部3−1,3−2,・・・,3−nは、それぞれに対応した素子アンテナ2−1,2−2,・・・,2−nから入力した受信信号の周波数を分周して、素子アンテナごとに異なる周波数のIF信号に周波数変換して合成器4に出力する。
すなわち、周波数変換部3−1,3−2,・・・,3−nから出力されるそれぞれのIF信号の周波数帯域は、互いに重ならないように設定されている。
FD30は、この発明における分周部に相当する構成要素であり、出力がBPF31に接続されており、入力した信号を予め設定された分周数N(Nは、1以上の整数)で分周してBPF31に出力する。
BPF31は、この発明における第1のフィルタに相当する構成要素であり、FD30から入力した信号のうち、予め設定された周波数の信号のみを通過させる。この結果、受信信号であるRF信号がN分周されたIF信号に変換される。
周波数変換部3−1,3−2,・・・,3−nにおけるFD30の分周数を、それぞれN1,N2,・・・,Nnとし、N1,N2,・・・,Nnは互いに異なる。
このとき、周波数変換部3−1,3−2,・・・,3−nから出力される信号の周波数は、f0/N1,f0/N2,・・・,f0/Nnとなる。
各素子アンテナ2−1,2−2,・・・,2−nに入力される信号の周波数をRFHzとし、素子アンテナ2−1の分周数を2、素子アンテナ2−2の分周数を3とした場合、FD30は、素子アンテナ2−1の入力信号における1秒にRF回の振動のうち、2回に1回を抽出することで周波数をRF/2に変換する。素子アンテナ2−2の場合は、3回に1回を抽出することで周波数をRF/3に変換する。
AGC5は、この発明における利得制御部に相当する構成要素であって、合成器4から入力した合成信号の電力レベルを予め設定された適正なレベルに調整してAD変換部6に出力する。AD変換部6は、AGC5から入力した信号をアナログ信号からデジタル信号に変換して信号処理部7に出力する。
信号処理部7は、AD変換部6により変換されたデジタル信号を基に信号処理を行う。例えば、入力したデジタル信号から素子アンテナ2−1,2−2,・・・,2−nにより受信された信号を抽出して信号処理を行う。
特に、実施の形態1において、周波数変換部3−1,3−2,・・・,3−nは、FD30とBPF31を備える。FD30は、素子アンテナ2−1,2−2,・・・,2−nにより受信された信号の周波数を素子アンテナごとに異なる分周数で分周する。BPF31は、FD30の出力信号の不要波を抑圧する。
前述したように、従来の受信機では、複数の素子アンテナのそれぞれに対応して設けられたシンセサイザからのローカル信号を利用して、ダウンコンバータが素子アンテナごとに異なる周波数の信号に変換していた。
これに対して、実施の形態1に係る受信機1では、素子アンテナごとに異なる分周数で分周して素子アンテナごとに周波数帯域の重ならないIF信号を得ている。
このように素子アンテナごとに設けられてローカル信号を生成するシンセサイザが不要となるので、受信機1のハードウェアの回路規模を軽減することができる。
例えば、シンセサイザと分周器のそれぞれの回路単体はほぼ同じ大きさであるが、複数のシンセサイザを用いる場合、互いのシンセサイザを同期させるために基準信号が必要となる。従って、複数のシンセサイザを用いる従来の構成では、基準信号を分配するための分配回路の分だけ、回路規模が常に大きくなる。
図3は、この発明の実施の形態2に係る受信機1における周波数変換部3a−1,3a−2,・・・,3a−nの構成を示すブロック図である。ここで、周波数変換部3a−1,3a−2,・・・,3a−nは、実施の形態1で図1を用いて示した構成における、周波数変換部3−1,3−2,・・・,3−nの代わりに設けられる。
周波数変換部3a−1,3a−2,・・・,3a−nは、図3に示すように、FD30、BPF31、ミキサ32およびBPF33をそれぞれ備えて構成される。
BPF31は、この発明における第1のフィルタに相当する構成要素であり、FD30から入力した信号のうち、予め設定された周波数の信号のみを通過させて、ミキサ32に出力する。
BPF33は、この発明における第2のフィルタに相当する構成要素であって、ミキサ32の出力信号の不要波を抑圧して合成器4に出力する。
これにより、周波数変換部3a−1,3a−2,・・・,3a−nにおいて、受信信号であるRF信号とN分周された信号との差の周波数のIF信号に変換される。
このようにFD30で分周された信号と受信信号とをミキサ32で周波数混合し、BPF33により予め設定された周波数の信号を通過させる。通過周波数は、受信信号であるRF信号とN分周された信号との差の周波数である。
これにより、周波数変換部3a−1,3a−2,・・・,3a−nから出力する信号の周波数は、f0―f0/N1、f0―f0/N2,・・・,f0―f0/Nnとなる。
ミキサ32は、素子アンテナ2−1,2−2,・・・,2−nによって受信された信号とFD30により分周されたBPF31の出力信号とを周波数混合する。BPF33は、ミキサ32の出力信号の不要波を抑圧して合成器4に出力する。
このように構成することでも、素子アンテナごとに設けられてローカル信号を生成するシンセサイザが不要となるので、受信機1のハードウェアの回路規模を軽減することができる。
図4は、この発明の実施の形態3に係る受信機1Aの構成を示すブロック図である。
図4に示す受信機1Aは、m(mは2以上の整数)個の受信アンテナ部8−1,8−2,・・・,8−mと、これら受信アンテナ部が接続する信号処理部7Aとを備えて構成される。なお、図4において、図1と同一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
信号処理部7Aは、受信アンテナ部8−1,8−2,・・・,8−mのAD変換部6によってそれぞれ変換されたデジタル信号を基に信号処理を行う。
すなわち、信号処理部7Aは、n×m個の素子アンテナにより受信された信号についての信号処理を行うことができる。
受信アンテナ部8−1,8−2,・・・,8−mは、素子アンテナ2−1,2−2,・・・,2−n、周波数変換部3−1,3−2,・・・,3−n、合成器4、AGC5およびAD変換部6を備える。
信号処理部7Aは、受信アンテナ部8−1,8−2,・・・,8−mのAD変換部6によってそれぞれ変換されたデジタル信号を基に信号処理を行う。
このように構成することでも、素子アンテナごとに設けられてローカル信号を生成するシンセサイザが不要となるので、受信機1Aのハードウェアの回路規模を軽減できる。
Claims (4)
- 高周波信号を受信する複数の素子アンテナと、
素子アンテナごとに設けられ、前記素子アンテナにより受信された信号の周波数を分周することにより、前記素子アンテナごとに異なる周波数の信号にそれぞれ周波数変換する複数の周波数変換部と、
前記複数の周波数変換部によりそれぞれ周波数変換された信号を合成する合成部と、
前記合成部の出力信号のレベルを制御する利得制御部と、
前記利得制御部の出力信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換するAD変換部と、
前記AD変換部により変換されたデジタル信号を基に信号処理を行う信号処理部と
を備えたことを特徴とする受信機。 - 高周波信号を受信する複数の素子アンテナと、素子アンテナごとに設けられ、前記素子アンテナにより受信された信号の周波数を分周することにより、前記素子アンテナごとに異なる周波数の信号にそれぞれ周波数変換する複数の周波数変換部と、前記複数の周波数変換部によりそれぞれ周波数変換された信号を合成する合成部と、前記合成部の出力信号のレベルを制御する利得制御部と、前記利得制御部の出力信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換するAD変換部とを有する複数の受信アンテナ部と、
前記複数の受信アンテナ部の前記AD変換部によってそれぞれ変換されたデジタル信号を基に信号処理を行う信号処理部と
を備えたことを特徴とする受信機。 - 前記周波数変換部は、前記素子アンテナにより受信された信号の周波数を前記素子アンテナごとに異なる分周数で分周する分周部と、前記分周部の出力信号の不要波を抑圧して前記合成部に出力する第1のフィルタとを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の受信機。
- 前記周波数変換部は、前記素子アンテナにより受信された信号の周波数を前記素子アンテナごとに異なる分周数で分周する分周部と、前記分周部の出力信号の不要波を抑圧する第1のフィルタと、前記素子アンテナにより受信された信号と前記第1のフィルタの出力信号とを周波数混合するミキサ部と、前記ミキサ部の出力信号の不要波を抑圧して前記合成部に出力する第2のフィルタとを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の受信機。
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