JP2016151629A - 内視鏡用対物レンズおよび内視鏡 - Google Patents

内視鏡用対物レンズおよび内視鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】広角で波長400nm付近の短波長域から可視域までの全域において色収差が良好に補正されて高い光学性能を有する内視鏡用対物レンズ、およびこの内視鏡用対物レンズを備えた内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡用対物レンズ1は、物体側から順に、負の前群GA、開口絞りSt、正の後群GBからなる。前群GAは、物体側から順に、負の第1レンズL1、負の第2レンズL2および正の第3レンズL3が接合された接合レンズからなる。後群GBは、物体側から順に、正レンズ、正レンズおよび負レンズが接合された接合レンズからなる。内視鏡用対物レンズ1は、全系の焦点距離f、前群GAの焦点距離fA、第2レンズL2のアッベ数νd2、第3レンズL3のアッベ数νd3に関する条件式(1):−0.8<f/fA<−0.2、および条件式(2):|νd2−νd3|<15.0を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡用対物レンズおよびこの内視鏡用対物レンズを備えた内視鏡に関するものである。
従来、医療分野において患者の体内の観察、治療等を行うために内視鏡が用いられている。下記特許文献1〜7には、内視鏡用対物レンズとして使用可能なレンズ系が記載されている。これらのレンズ系は、物体側から順に、負の屈折力を有する前群と、絞りと、正の屈折力を有する後群とから構成されている。
特許第2596827号公報 特開2009−080413号公報 特許第4265909号公報 特開2011−227380号公報 特許第4999078号公報 特許第5363354号公報 特許第5324321号公報
内視鏡用対物レンズにおいては、病変の発見率を向上させるため、より広範囲を観察可能な広角レンズ系であることが求められている。また、近年では内視鏡で撮像した画像を電気信号に変換して画像処理を行うことにより血管や表面構造等を強調させた画像を生成し、病変部を際立たせて観察することが行われている。このような観察では光源として白色光源に加え、波長が400nm付近の短波長のレーザ光源を用いられることが多い。そのため、波長400nm付近の短波長域から可視域までの全域において色収差が良好に補正された内視鏡用対物レンズが要求されている。
しかしながら、広角になるほど倍率色収差が大きくなりやすく、広角化と良好な色収差補正を両立させることは容易ではない。特許文献1〜6に記載のレンズ系は、近年要望されているほどの広角化が達成されているとは言えない。特許文献7に記載のレンズ系は、波長400nm付近の短波長域も含めて考えると、この短波長域から可視域までの全域において軸上色収差と倍率色収差が良好に補正されているとは言えない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、広角で、かつ波長400nm付近の短波長域から可視域までの全域において色収差が良好に補正され、高い光学性能を有する内視鏡用対物レンズ、およびこの内視鏡用対物レンズを備えた内視鏡を提供することを目的とするものである。
本発明の内視鏡用対物レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する前群と、開口絞りと、正の屈折力を有する後群とから実質的になり、前群は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズおよび正の屈折力を有する第3レンズが物体側から順に接合されてなる第1の接合レンズとから実質的になり、後群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズおよび負の屈折力を有する第6レンズが物体側から順に接合されてなる第2の接合レンズとから実質的になり、下記条件式(1)および(2)を満足するものである。
−0.8<f/fA<−0.2 (1)
|νd2−νd3|<15.0 (2)
ただし、
f:全系の焦点距離
fA:前群の焦点距離
νd2:第2レンズのd線基準のアッベ数
νd3:第3レンズのd線基準のアッベ数
本発明の内視鏡用対物レンズにおいては、下記条件式(3)〜(6)、(1−1)〜(6−1)のいずれか1つ、または任意の組み合わせを満足することが好ましい。
−2.5<f/f2<−0.8 (3)
0.9<f/f3<2.0 (4)
42.5<|νd5−νd6|<100 (5)
0.1<dAB/f<1.0 (6)
−0.7<f/fA<−0.3 (1−1)
|νd2−νd3|<12.5 (2−1)
−2.0<f/f2<−0.85 (3−1)
0.95<f/f3<1.65 (4−1)
43.5<|νd5−νd6|<80 (5−1)
0.15<dAB/f<0.85 (6−1)
ただし、
f:全系の焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
f3:第3レンズの焦点距離
fA:前群の焦点距離
νd2:第2レンズのd線基準のアッベ数
νd3:第3レンズのd線基準のアッベ数
νd5:第5レンズのd線基準のアッベ数
νd6:第6レンズのd線基準のアッベ数
dAB:前群と後群との光軸上の間隔
なお、上記の「〜から実質的になり」の「実質的に」とは、構成要素として挙げたもの以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやカバーガラス等レンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル等を含んでもよいことを意図するものである。
なお、上記の本発明の内視鏡用対物レンズにおける屈折力の符号は、非球面が含まれているものについては近軸領域で考えるものとする。
本発明の内視鏡は、上記記載の本発明の内視鏡用対物レンズを備えたものである。
本発明の内視鏡用対物レンズは、負の前群と正の後群を配置したレトロフォーカスタイプにおいて、前群と後群の構成を好適に設定し、特に、開口絞りの両側に接合レンズを配置して、所定の条件式を満足するようにしているため、広角で、かつ波長400nm付近の短波長域から可視域までの全域において色収差が良好に補正され、高い光学性能を有するレンズ系を実現することができる。
本発明の内視鏡は、本発明の内視鏡用対物レンズを備えているため、広い視野で観察が可能であり、波長400nm付近の短波長域から可視域までの全域において良好な画像を取得することができる。
本発明の一実施形態に係る内視鏡用対物レンズの構成例を示すものであり、本発明の実施例1の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例2の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例3の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例4の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例5の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例6の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例7の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例8の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例9の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例10の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例11の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例12の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例13の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例14の内視鏡用対物レンズの構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例1の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例2の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例3の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例4の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例5の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例6の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例7の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例8の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例9の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例10の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例11の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例12の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例13の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施例14の内視鏡用対物レンズの各収差図であり、紙面左側から球面収差図、非点収差図、歪曲収差図、倍率色収差図を示す。 本発明の実施形態にかかる内視鏡の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかる内視鏡の先端部の要部断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる内視鏡用対物レンズの光軸Zを含む断面における構成と光路を示す図であり、後述の実施例1のレンズ構成に対応している。図1では左側が物体側、右側が像側であり、光路は軸上光束2および最大画角の光束3の各光路を示し、最大全画角の半値ωも図示している。
本発明の内視鏡用対物レンズは、光軸Zに沿って物体側から順に、負の屈折力を有する前群GAと、開口絞りStと、正の屈折力を有する後群GBとから実質的になる。物体側から順に、負レンズ群、正レンズ群を配置することでレトロフォーカスタイプのレンズ系となり、バックフォーカスを確保できるとともに、内視鏡に要求される広い視野角に好適に対応可能な光学系となる。なお、図1に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
なお、図1では第2の接合レンズCE2の像側に入射面と出射面が平行平面の光学部材PP1、PP2を配置した例を示しているが、本発明においては光学部材PP1、PP2を省略した構成も可能である。光学部材PP1、PP2は、光路を折り曲げるための光路変換プリズム、フィルタ、カバーガラス等を想定したものである。光路変換プリズムを用いた場合は屈曲光路となるが、理解を容易にするために図1では光路を展開した図を示している。
前群GAは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズL1と、第1の接合レンズCE1とから実質的になる。第1の接合レンズCE1は、負の屈折力を有する第2レンズL2および正の屈折力を有する第3レンズL3を物体側から順に接合したものである。負の第1レンズL1により、歪曲収差と像面湾曲を良好に補正することができる。第1の接合レンズCE1により、軸上色収差と倍率色収差を良好に補正することができる。
後群GBは、物体側から順に、正の屈折力を有する第4レンズL4と、第2の接合レンズCE2とから実質的になる。第2の接合レンズCE2は、正の屈折力を有する第5レンズL5および負の屈折力を有する第6レンズL6を物体側から順に接合したものである。正の第4レンズL4により、球面収差を良好に補正することができる。第2の接合レンズCE2により、倍率色収差を良好に補正することができる。
また、この内視鏡用対物レンズは、下記条件式(1)および(2)を満足するものである。
−0.8<f/fA<−0.2 (1)
|νd2−νd3|<15.0 (2)
ただし、
f:全系の焦点距離
fA:前群の焦点距離
νd2:第2レンズのd線基準のアッベ数
νd3:第3レンズのd線基準のアッベ数
条件式(1)の下限以下にならないようにすることで、歪曲収差と像面湾曲を好適に抑えることができる。条件式(1)の上限以上にならないようにすることで、視野角を大きくすることができ、すなわち、広角化に有利となる。条件式(1)に関する上記効果をより高めるためには、下記条件式(1−1)を満足することがより好ましい。
−0.7<f/fA<−0.3 (1−1)
条件式(2)は第1の接合レンズCE1に関するものである。負の第2レンズL2および正の第3レンズL3を接合し、これらの材質を条件式(2)を満足するように選択することで、波長400nm付近の短波長域から可視域までの全域において軸上色収差と倍率色収差の両方を良好に補正することが可能となる。条件式(2)に関する上記効果をより高めるためには、下記条件式(2−1)を満足することがより好ましい。
|νd2−νd3|<12.5 (2−1)
さらに、この内視鏡用対物レンズは、下記条件式(3)〜(6)のいずれか1つまたは任意の組合せを満足することが好ましい。
−2.5<f/f2<−0.8 (3)
0.9<f/f3<2.0 (4)
42.5<|νd5−νd6|<100 (5)
0.1<dAB/f<1.0 (6)
ただし、
f:全系の焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
f3:第3レンズの焦点距離
νd5:第5レンズのd線基準のアッベ数
νd6:第6レンズのd線基準のアッベ数
dAB:前群と後群との光軸上の間隔
条件式(3)の範囲内となるようにf/f2の値を設定することで、第1レンズL1と第2レンズL2に負の屈折力をバランス良く配分することができ、歪曲収差と像面湾曲を良好に補正することができる。条件式(3)に関する上記効果をより高めるためには、下記条件式(3−1)を満足することがより好ましい。
−2.0<f/f2<−0.85 (3−1)
条件式(4)の下限以下にならないようにすることで、第1レンズL1の大径化を抑制することができ、小径であることが望まれる内視鏡用対物レンズとして好適なものとなる。条件式(4)の上限以上にならないようにすることで、球面収差と歪曲収差を良好に補正することができる。条件式(4)に関する上記効果をより高めるためには、下記条件式(4−1)を満足することがより好ましい。
0.95<f/f3<1.65 (4−1)
条件式(3)、(4)はそれぞれ第1の接合レンズCE1を構成する負レンズ、正レンズの屈折力に関するものである。条件式(3)および(4)は同時に満足することがより好ましく、条件式(3)および(4)を同時に満足する場合には、レンズ系の大径化を抑制しながら良好な性能を得ることに有利となる。
条件式(5)の下限以下にならないようにすることで、倍率色収差を良好に補正することができる。条件式(5)の上限以上にならないようにすることで、倍率色収差の過剰補正を抑制することができる。条件式(5)に関する上記効果をより高めるためには、下記条件式(5−1)を満足することがより好ましい。
43.5<|νd5−νd6|<80 (5−1)
条件式(6)の下限以下にならないようにすることで、球面収差を良好に補正することができる。条件式(6)の上限以上にならないようにすることで、レンズ系の大型化を抑制することができ、特にレンズ系の光軸方向の長さを抑制することができる。条件式(6)に関する上記効果をより高めるためには、下記条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
0.15<dAB/f<0.85 (6−1)
上述した好ましい構成は内視鏡用対物レンズに要求される事項に応じて適宜選択することが好ましい。好ましい構成を適宜採用することで、より良好な光学性能やより高い仕様に対応可能な光学系を実現することができる。
本発明の実施形態にかかる内視鏡用対物レンズは、広角で、かつ波長400nm付近の短波長域から可視域までの全域において色収差が良好に補正されて高い光学性能が要求されるレンズ系に適用可能である。なお、ここでいう広角のレンズ系とは、最大全画角が160°以上のレンズ系のことである。
次に、本発明の内視鏡用対物レンズの数値実施例について説明する。以下に示す実施例1〜14のデータは、全系の焦点距離が1.000となるように規格化されたものである。また、内視鏡の使用状況を考慮して、以下で説明する実施例1〜14の基本レンズデータと収差図は有限距離にある曲率を有する物体(不図示)を観察する場合のものを示している。
[実施例1]
実施例1の内視鏡用対物レンズのレンズ構成と光路は図1に示したものであり、その図示方法については上述したとおりであるので、ここでは重複説明を省略する。実施例1の内視鏡用対物レンズの基本レンズデータを表1に、諸元を表2に示す。表1のSiの欄は最も物体側の構成要素の物体側の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄はi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄はi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示す。なお、曲率半径の符号は、物体側に凸面を向けた面形状のものを正とし、像側に凸面を向けた面形状のものを負としている。
表1のNdjの欄は最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線(波長587.6nm)に関する屈折率を示し、νdjの欄はj番目の光学要素のd線基準のアッベ数を示す。なお、表1には、物体、開口絞りSt、光学部材PP1、PP2、像面Simも合わせて示している。表1では、物体、開口絞りSt、像面Simに相当する面の面番号の欄にはそれぞれOBJ、面番号と(St)、IMGという語句を記載している。
表2に、全系の焦点距離f、全系のバックフォーカスBf、FナンバーFNo.、全画角2ωの値をd線基準で示す。2ωの欄の[°]は単位が度であることを意味する。以下に示す各表では所定の桁でまるめた数値を記載している。
図15に左から順に、実施例1の内視鏡用対物レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差(ディストーション)、倍率色収差(倍率の色収差)の各収差図を示す。球面収差図では、d線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)、h線(波長404.7nm)に関する収差をそれぞれ黒の実線、長破線、短破線、灰色の実線で示す。非点収差図では、サジタル方向、タンジェンシャル方向のd線に関する収差をそれぞれ実線、短破線で示し、線種の説明にそれぞれ(S)、(T)という記号を記入している。歪曲収差図では、d線に関する収差を実線で示す。倍率色収差図では、C線、F線、h線に関する収差をそれぞれ長破線、短破線、灰色の実線で示す。球面収差図のFNo.はFナンバーを意味し、その他の収差図のωは最大全画角の半値(最大半画角)を意味する。図15に示す収差は、基本レンズデータに示す物体を観察した場合のものである。
上記の実施例1のものに関する図示方法、各データの記号、意味、記載方法は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるため、以下では重複説明を省略する。
[実施例2]
実施例2の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図2に示し、基本レンズデータを表3に示し、諸元を表4に示し、各収差図を図16に示す。
[実施例3]
実施例3の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図3に示し、基本レンズデータを表5に示し、諸元を表6に示し、各収差図を図17に示す。
[実施例4]
実施例4の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図4に示し、基本レンズデータを表7に示し、諸元を表8に示し、各収差図を図18に示す。
[実施例5]
実施例5の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図5に示し、基本レンズデータを表9に示し、諸元を表10に示し、各収差図を図19に示す。
[実施例6]
実施例6の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図6に示し、基本レンズデータを表11に示し、諸元を表12に示し、各収差図を図20に示す。
[実施例7]
実施例7の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図7に示し、基本レンズデータを表13に示し、諸元を表14に示し、各収差図を図21に示す。
[実施例8]
実施例8の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図8に示し、基本レンズデータを表15に示し、諸元を表16に示し、各収差図を図22に示す。
[実施例9]
実施例9の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図9に示し、基本レンズデータを表17に示し、諸元を表18に示し、各収差図を図23に示す。
[実施例10]
実施例10の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図10に示し、基本レンズデータを表19に示し、諸元を表20に示し、各収差図を図24に示す。
[実施例11]
実施例11の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図11に示し、基本レンズデータを表21に示し、諸元を表22に示し、各収差図を図25に示す。
[実施例12]
実施例12の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図12に示し、基本レンズデータを表23に示し、諸元を表24に示し、各収差図を図26に示す。
[実施例13]
実施例13の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図13に示し、基本レンズデータを表25に示し、諸元を表26に示し、各収差図を図27に示す。なお、実施例13では第1レンズL1の像側直後に平行平面状の光学部材PP3が配置されているが、光学部材PP3は本発明に必須の構成要素ではない。
[実施例14]
実施例14の内視鏡用対物レンズについて、レンズ構成と光路を図14に示し、基本レンズデータを表27に示し、諸元を表28に示し、各収差図を図28に示す。なお、実施例14では第1レンズL1の像側直後に平行平面状の光学部材PP3が配置されているが、光学部材PP3は本発明に必須の構成要素ではない。
表29に上記実施例1〜14の内視鏡用対物レンズの条件式(1)〜(6)の対応値を示す。表29に示す値はd線を基準とするものである。
次に、本発明の実施形態にかかる内視鏡について図29、図30を参照しながら説明する。図29に、本発明の実施形態の内視鏡の一例として、本発明の実施形態にかかる内視鏡用対物レンズを用いた内視鏡の概略的な全体構成図を示す。図29に示す内視鏡100は、主として、操作部102と、挿入部104と、コネクタ部(不図示)と接続されるユニバーサルコード106とを備える。挿入部104の大半は挿入経路に沿って任意の方向に曲がる軟性部107であり、この軟性部107の先端には湾曲部108が連結され、この湾曲部108の先端には先端部110が連結されている。湾曲部108は、先端部110を所望の方向に向けるために設けられるものであり、操作部102に設けられた湾曲操作ノブ109を回動させることにより湾曲操作が可能となっている。
図30に、先端部110の要部断面図を示す。先端部110の内部上側には処置具挿通チャンネル9が形成されている。先端部110の内部下側には挿入部104の長軸方向と平行にその光軸が配置された内視鏡用対物レンズ1と、内視鏡用対物レンズ1の像側の光路を略90度折り曲げるための光路変換プリズム7と、その受光面が挿入部104の長軸方向と平行になるように光路変換プリズム7に接合された固体撮像素子8とが配置されている。なお、図30では内視鏡用対物レンズ1は概念的に図示されており、内視鏡用対物レンズ1による観察光学系の光軸を一点鎖線で示している。固体撮像素子8は、その撮像面が内視鏡用対物レンズ1の像面に一致するように配置されている。内視鏡用対物レンズ1により形成された光学像は、固体撮像素子8により撮像されて、電気信号に変換される。
本実施形態の内視鏡は、本発明の実施形態にかかる内視鏡用対物レンズを備えているため、広い視野で観察が可能であり、波長400nm付近の短波長域から可視域までの全域において良好な画像を取得することができるので、白色光と波長400nm付近のレーザ光の使用と画像処理を組み合わせて得られる血管や表面構造等を強調させた画像の観察に好適に適用可能である。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数は、上記実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
1 内視鏡用対物レンズ
2 軸上光束
3 最大画角の光束
7 光路変換プリズム
8 固体撮像素子
9 処置具挿通チャンネル
100 内視鏡
102 操作部
104 挿入部
106 ユニバーサルコード
107 軟性部
108 湾曲部
109 湾曲操作ノブ
110 先端部
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
CE1 第1の接合レンズ
CE2 第2の接合レンズ
GA 前群
GB 後群
PP1、PP2、PP3 光学部材
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (12)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有する前群と、開口絞りと、正の屈折力を有する後群とから実質的になり、
    前記前群は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズおよび正の屈折力を有する第3レンズが物体側から順に接合されてなる第1の接合レンズとから実質的になり、
    前記後群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズおよび負の屈折力を有する第6レンズが物体側から順に接合されてなる第2の接合レンズとから実質的になり、
    下記条件式(1)および(2)を満足することを特徴とする内視鏡用対物レンズ。
    −0.8<f/fA<−0.2 (1)
    |νd2−νd3|<15.0 (2)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    fA:前記前群の焦点距離
    νd2:前記第2レンズのd線基準のアッベ数
    νd3:前記第3レンズのd線基準のアッベ数
  2. 下記条件式(3)を満足する請求項1記載の内視鏡用対物レンズ。
    −2.5<f/f2<−0.8 (3)
    ただし、
    f2:前記第2レンズの焦点距離
  3. 下記条件式(4)を満足する請求項1または2記載の内視鏡用対物レンズ。
    0.9<f/f3<2.0 (4)
    ただし、
    f3:前記第3レンズの焦点距離
  4. 下記条件式(5)を満足する請求項1から3のいずれか1項記載の内視鏡用対物レンズ。
    42.5<|νd5−νd6|<100 (5)
    ただし、
    νd5:前記第5レンズのd線基準のアッベ数
    νd6:前記第6レンズのd線基準のアッベ数
  5. 下記条件式(6)を満足する請求項1から4のいずれか1項記載の内視鏡用対物レンズ。
    0.1<dAB/f<1.0 (6)
    ただし、
    dAB:前記前群と前記後群との光軸上の間隔
  6. 下記条件式(1−1)を満足する請求項1から5のいずれか1項記載の内視鏡用対物レンズ。
    −0.7<f/fA<−0.3 (1−1)
  7. 下記条件式(2−1)を満足する請求項1から6のいずれか1項記載の内視鏡用対物レンズ。
    |νd2−νd3|<12.5 (2−1)
  8. 下記条件式(3−1)を満足する請求項1から7のいずれか1項記載の内視鏡用対物レンズ。
    −2.0<f/f2<−0.85 (3−1)
    ただし、
    f2:前記第2レンズの焦点距離
  9. 下記条件式(4−1)を満足する請求項1から8のいずれか1項記載の内視鏡用対物レンズ。
    0.95<f/f3<1.65 (4−1)
    ただし、
    f3:前記第3レンズの焦点距離
  10. 下記条件式(5−1)を満足する請求項1から9のいずれか1項記載の内視鏡用対物レンズ。
    43.5<|νd5−νd6|<80 (5−1)
    ただし、
    νd5:前記第5レンズのd線基準のアッベ数
    νd6:前記第6レンズのd線基準のアッベ数
  11. 下記条件式(6−1)を満足する請求項1から10のいずれか1項記載の内視鏡用対物レンズ。
    0.15<dAB/f<0.85 (6−1)
    ただし、
    dAB:前記前群と前記後群との光軸上の間隔
  12. 請求項1から11のいずれか1項記載の内視鏡用対物レンズを備えたことを特徴とする内視鏡。
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