JP2016151319A - 密封装置 - Google Patents

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早苗 渡邉
雄一 首藤
Yuichi Shudo
雄一 首藤
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優 赤井
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Natsumi Munakata
菜津美 宗像
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Abstract

【課題】定期交換のための作業を容易にすることができる密封装置を提供する。
【解決手段】密封装置1は、環状の金属製の補強環10と、環状の弾性体から成る弾性体部20とを備え、また外部から係合可能な係合部30を少なくとも1つ備える。弾性体部20は、外周カバー27を備え、外周カバー27は、密封装置1が軸受装置の外輪に嵌合された際に、密封装置1が軽嵌合の状態となるような所定の嵌合代を有するように径方向の厚さwが設定されている。係合部30は、外部から係合可能な構成を有し、使用状態において、軸受装置の外部から対応する工具が接近及び係合可能に形成されている部材である。係合部30は、外部側に向かって凸の凸部31と、凸部31に形成された貫通孔32から成る。
【選択図】図1

Description

本発明は、密封装置に関し、特に、車両等のハブベアリングに用いられる密封装置に関する。
車両において、車輪を回動自在に支持するハブベアリング(車輪用軸受装置)には、ハブベアリングの内部を外部から密封するために、密封装置が取り付けられている。図12は、従来のハブベアリングに取り付けられた密封装置の概略構成を示すための部分断面図である。図12に示すように、この種の従来の密封装置100は、ハブベアリング200において、互いに同軸に相対回動する外輪(アウタレース)201と内輪(インナレース)202との間の環状の空間203を密封するために、外輪201と内輪202との間に取り付けられている。具体的には、密封装置100は、補強環101が外輪201の内周面に液密に圧入されて固定されており、また、シールリップ102が内輪202に液密に当接している。密封装置100は、外輪201に設けられた抜け止め204に外側の端部において当接し、軸線方向の位置決めがなされている。
ハブベアリング200において、外輪201と内輪202との間には、複数の転動体(テーパコロ)205が環状に配設されており、転動体205は、図示しない保持器によって保持されている。また、空間203内には、転動体205の潤滑用のグリースが充填されている。密封装置100は、空間203を外部から密封することにより、外部から空間203内への作動油の漏れ出しの防止が図られていると共に、グリースの漏れを抑制している(例えば、特許文献1〜4参照)。
車両、特にトラックは、重く、荷物の運搬に使用され、また、厳しい環境を走行する等、使用環境が厳しく、密封装置100に加わる負担が大きい。このため、トラックのハブベアリング200において、密封装置100が、トラックの使用期間に亘って必要な機能や性能を維持し続けることは難しく、密封装置100を定期的に交換する必要がある。
特開2014−114820号公報 特開2012−040971号公報 特開2009−216230号公報 特開平10−58906号公報
しかしながら、上記従来の密封装置100をハブベアリング200から取り外す際には、密封装置100の一部、例えば補強環101に工具を突き当て、この工具を介して補強環101に衝撃を加えて補強環101を変形させ、補強環101と外輪201との間の嵌合力を弱める必要がある。この従来の密封装置100の取り外し作業では、補強環101へ衝撃を与える際に、工具によって外輪201に傷をつけてしまう可能性があるため、取り外し作業の際には外輪201に傷をつけないように注意を払わなければならず、作業は非効率なものとなっていた。このように、従来の密封装置100は、定期交換の作業を煩雑にしており、また、非効率なものにしていた。
このため、従来から、定期交換のための作業を容易にすることができる密封装置が求められていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、定期交換のための作業を容易にすることができる密封装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る密封装置は、軸線について互いに相対回動可能な環状の外周側部材と該外周側部材に少なくとも部分的に包囲された環状の内周側部材とを備える軸受装置において前記外周側部材と前記内周側部材との間を密封する密封装置であって、前記軸線を中心とする環状の補強環と、シールリップを備え、前記補強環に取り付けられている、弾性体から形成されている前記軸線を中心とする環状の弾性体部と、少なくとも1つの外部から係合可能な係合部とを備え、前記補強環は、前記軸線に垂直な方向に広がる中空円盤状の円盤部と、該円盤部の外周側の端部から前記軸線方向に延びる円筒状の円筒部とを備え、前記弾性体部は、前記シールリップが前記内周側部材と液密に当接し、前記円筒部に取り付けられた部分が前記外周側部材の内周面に軽嵌合されるようになっていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る密封装置において、前記係合部は、前記円筒部と前記シールリップとの間において、前記円筒部が前記円盤部から延びる側に向かって凸の凸部であり、該凸部には貫通孔が形成されている。
本発明の一態様に係る密封装置において、前記係合部は、前記円盤部に形成されたネジ孔である。
本発明の一態様に係る密封装置において、前記係合部は、前記円筒部から外側に向かって突出する突出片であり、該突出片には貫通孔が形成されている。
本発明の一態様に係る密封装置において、前記係合部は、前記円盤部に形成された貫通孔である。
本発明の一態様に係る密封装置において、前記係合部は、前記円筒部に形成された貫通孔であり、該貫通孔は前記軸線から傾斜した方向に延びる。
本発明の一態様に係る密封装置において、前記係合部は、前記円筒部から内周側に向かって突出する突出片である。
本発明に係る密封装置によれば、定期交換のための作業を容易にすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る密封装置の概略構成を示す図であり、図1(a)は、密封装置の軸線に沿った断面における断面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す密封装置の拡大断面図である。 図1に示す密封装置の使用状態を示すための部分断面図である。 図1に示す密封装置をハブベアリングから取り外す作業工程を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る密封装置の軸線に沿った断面における拡大断面図である。 図4に示す密封装置をハブベアリングから取り外す作業工程を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態に係る密封装置の軸線に沿った断面における拡大断面図である。 図6に示す密封装置をハブベアリングから取り外す作業工程を説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態に係る密封装置の軸線に沿った断面における拡大断面図である。 図8に示す密封装置をハブベアリングから取り外す作業工程を説明するための図である。 本発明の第5の実施の形態に係る密封装置の軸線に沿った断面における拡大断面図である。 図10に示す密封装置をハブベアリングから取り外す作業工程を説明するための図である。 本発明の第6の実施の形態に係る密封装置の軸線に沿った断面における拡大断面図である。 図12に示す密封装置をハブベアリングから取り外す作業工程を説明するための図である。 従来のハブベアリングに取り付けられた密封装置の概略構成を示すための部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る密封装置の概略構成を示す図であり、図1(a)は、密封装置の軸線に沿った断面における断面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す密封装置の拡大断面図である。本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1は、例えば車両のハブベアリング等の軸受装置において、軸線xについて互いに相対回動可能な二部材である外輪と内輪との間の環状の空間を密封するものである。
以下、説明の便宜上、軸線x方向において矢印a(図1(a)参照)方向を外側とし、軸線x方向において矢印b(図1(a)参照)方向を内側とする。より具体的には、外側とは、使用状態において、密封対象物(作動油)が存在する領域に面する方向(密封対象側)であり、内側とは、軸受装置の内部に面する方向である。また、軸線xに垂直な方向(以下、「径方向」ともいう。)において、軸線xから離れる方向(図1(a)の矢印c方向)を外周側とし、軸線xに近づく方向(図1(a)の矢印d方向)を内周側とする。
密封装置1は、図1(a),(b)に示すように、軸線xを中心とする環状の金属製の補強環10と、軸線xを中心とする環状の弾性体から成る弾性体部20とを備える。また、密封装置1は、外部から係合可能な係合部30を少なくとも1つ備える。弾性体部20は、補強環10に一体的に取り付けられている。補強環10の金属材としては、例えば、ステンレス鋼やSPCC(冷間圧延鋼)がある。弾性体部20の弾性体としては、例えば、各種ゴム材がある。各種ゴム材としては、例えば、ニトリルゴム(NBR)、水素添加ニトリルゴム(H−NBR)、アクリルゴム(ACM)、フッ素ゴム(FKM)等の合成ゴムである。
補強環10は、軸線xに沿う断面(以下、単に「断面」ともいう。)における形状が略L字状であり、円盤部11と、円筒部12とを備える。円盤部11は、軸線xに垂直な方向に広がる中空円盤状の部分であり、円筒部12は、円盤部11の外周側の端部から軸線x方向において外側に延びる円筒状の部分である。円筒部12は、外側の端部である外側端部12aが、図1(a),(b)に示すように、内周側に凹んでおり、つまり、外側端部12aが円筒部12の他の部分よりも縮径されている。
弾性体部20は、補強環10に取り付けられており、本実施の形態においては補強環10の外側及び内周側、並びに円筒部12の外側端部12aの外周側を覆うように補強環10と一体的に成形されている。また、弾性体部20は、リップ腰部21と、シールリップ22と、ダストリップ23とを備える。図1(a),(b)に示すように、リップ腰部21は、補強環10の円盤部11における内周側の端部の近傍に位置する部分であり、シールリップ22は、リップ腰部21から外側に向かって延びる部分であり、補強環10の円筒部12に対向して配置されている。ダストリップ23は、リップ腰部21から軸線x方向に向かって延びている。
シールリップ22は、外側の端部に、断面の形状が内周側に向かって凸の楔形状の環状のリップ先端部24を有している。リップ先端部24は、後述するように、軸受装置の外輪に挿通される内輪の外周面が摺動可能に内輪の外周面に密接に接触するように形成されており、使用状態において内輪との間を密封するようになっている。また、シールリップ22の外周部側には、シールリップ22を径方向において内周側に付勢するガータースプリング25が嵌着されている。
ダストリップ23は、リップ腰部21から延びる部位であり、内側且つ内周側に延出している。ダストリップ23により、使用状態におけるリップ先端部24方向への異物の進入の防止が図られている。
また、弾性体部20は、前方カバー26と、外周カバー27とを備える。前方カバー26は、補強環10の円盤部11の外側の面及び円筒部12の内周側の面を覆い、外周カバー27は、補強環10の円筒部12の外側端部12aの外周側の面を覆っている。
外周カバー27は、後述するように、密封装置1が軸受装置の外輪の内周に嵌合された際に、密封装置1が軽嵌合の状態となるような所定の嵌合代を有するように、径方向の厚さwが設定されている。ここで、軽嵌合の状態とは、密封装置1が軸受装置の外輪に取り付けられた状態において、後述するように人の力によって密封装置1を軸受装置から取り外すことができるような締り嵌めの嵌合状態をいう。
補強環10は、例えばプレス加工や鍛造によって製造され、弾性体部20は成形型を用いて架橋(加硫)成型によって成形される。この架橋成型の際に、補強環10は成形型の中に配置されており、弾性体部20が架橋(加硫)接着により補強環10に接着され、弾性体部20が補強環10と一体的に成形される。
係合部30は、外部から係合可能な構成を有し、後述するように、使用状態において、軸受装置の外部から対応する工具が接近及び係合可能に形成されている部材である。本実施の形態において、係合部30は、図1(a),(b)に示すように、補強環10の円筒部12と弾性体部20のシールリップ22との間において、円筒部12が円盤部11から延びる側(外部側)に向かって凸の凸部31と、凸部31に形成された貫通孔32から成る。凸部31は、弾性体部20の前方カバー26の外側面から外部側に向かって凸出しており、貫通孔32が前方カバー26から開放されている。係合部30は、弾性体部20と同一の材料によって一体に形成されているものであってもよく、また、補強環10と同一の材料によって一体に形成されているものであってもよい。また、係合部30は、種々の材料から、補強環10及び弾性体部20とは別体として形成されて、密封装置1において取り付けられるものであってもよい。本実施の形態においては、係合部30は、複数、例えば4つ設けられており、軸線xを中心として等角度間隔で配設されている。係合部30の数はこれに限らず、1つであってもよく、複数であってもよい。このような形状を有する係合部30は、後述するように、フック状の工具が係合可能になっている。なお、係合部30は、上述のような種々の材料から形成される輪(リング状の部材)であってもよい。
次いで、上記構成を有する密封装置1の使用状態について説明する。図2は、密封装置1の使用状態を示すための部分断面図である。本実施の形態においては、密封装置1は、軸受装置としてのトラックのハブベアリングに使用されている。
図2に示すように、密封装置1は、ハブベアリング90の内部に外部から作動油が浸入しないように、トラック用のハブベアリング90に取り付けられている。
ハブベアリング90は、従来公知のハブベアリングであり、軸線xについて互いに同軸的に相対回動可能な、環状の外周側部材としての外輪91と、環状の内周側部材としての内輪92とを備える。内輪92は、外輪91に環状の空間93を持って少なくとも部分的に包囲されている。また、外輪91と内輪92との間には、複数の転動体94が環状に配設されており、転動体94は、図示しない、保持器によって保持されている。転動体94は、円錐体状のテーパコロである。ハブベアリング90は、環状に配設された転動体94を複数列有していてもよい。また、空間93内には、転動体94の潤滑用のグリースが充填されている。
密封装置1は、外側端部において、外輪91と内輪92との間に嵌合されており、外部から空間93内を密封している。ここで外部とは、作動油(密封対象)に覆われた部分であり、内部とは、密封装置1によって密封された空間93内の部分である。また、外側とは、図1と同様に、軸線x方向において、矢印a方向であり、内側とは、軸線xにおいて、矢印b方向である。
具体的には、密封装置1は、弾性体部20の外周カバー27が上記所定の嵌合代だけ径方向に圧縮されて、外周カバー27の外周側の周面である外周面27aが外輪91の内周側の面である内周面91aに液密に当接して、軽嵌合状態で、外輪91に嵌合されている。このように、弾性体部20の外周カバー27が、軽嵌合状態において、密封装置1と外輪91との間を密封している。
また、シールリップ22は、内輪92の外周側の面である外周面92aに対向しており、シールリップ22のリップ先端部24は、内輪92の外周面92aが摺動可能に外周面92aに液密に当接している。このように、シールリップ22が、密封装置1と内輪92との間を密封している。
また、外輪91には、抜け止め95が着脱可能に固定されている。抜け止め95は、例えばスナップリングであり、内部側の面である内部側面95aが、図2に示すように、密封装置1の外周側及び外側の端部に当接している。抜け止め95は、例えば、外輪91に形成された環状の溝91bに収容されて固定されている。この抜け止め95により、軸線x方向において外部方向の密封装置1の位置決めが簡単になされている。
上述のように、使用状態において、密封装置1の係合部30は、ハブベアリング90の外部から接近可能になっており、対応する工具、例えばフック状の先端を有する工具が接近及び係合可能になっている。このため、後述するように、ハブベアリング90に嵌合された密封装置1は、工具を用いて容易に取り外すことができるようになっている。
次いで、密封装置1の定期交換の際の密封装置1の取り外し作業について説明する。図3は、密封装置1をハブベアリング90から取り外す作業工程を説明するための図である。
先ず、抜け止め95を外輪91から取り外し、フック状の先端を有する工具Tを係合部30に接近させ、工具Tの先端を係合部30の貫通孔32に挿通し、凸部31に工具Tの先端を引っ掛け、係合部30に工具Tを係合させる。次いで、工具Tを外部方向に向かって引っ張り、密封装置1をハブベアリング90から取り外す。このとき、複数の工具Tを同様に各係合部30に係合させて同時に引っ張ることにより、密封装置1をハブベアリング90から取り外してもよい。上述のように、密封装置1は外輪91に軽嵌合状態で嵌合されているので、作業員の力で容易に密封装置1を外輪91から取り外すことができる。
このように、本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1によれば、外部から係合可能な係合部30が設けられているため、係合部30を介して外部方向に向かう力を容易に密封装置1に加えることができる。このため、密封装置1に損傷を与えることなく、密封装置1をハブベアリング90から容易に取り外すことができる。このため、密封装置1の定期交換のための作業を容易にすることができる。
また、弾性体部20の外周カバー27は、外輪91の内周面91aに軽嵌合されるように厚さwが設定されているので、密封装置1を外輪91から取り外すために必要な力を低減させることができる。このため、密封装置1をハブベアリング90からより容易に取り外すことができる。
このように、本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1によれば、定期交換のための作業を容易にすることができる。
なお、係合部30に係合される工具は、上述の先端がフック状の工具Tに限るものではなく、係合部30に接近して凸部31に引っ掛けられて係合し、係合部30を介して外部方向に向かう力を密封装置1に加えることができるものであればよい。
次いで、本発明の第2の実施の形態に係る密封装置について説明する。本発明の第2の実施の形態に係る密封装置2は、上述の本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1に対して係合部の構造のみが異なる。以下、上述の密封装置1に対して同様の又は類似する機能を有する構成については、同一の符号を用いてその説明を省略し、異なる構成のみを説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態に係る密封装置2の軸線に沿った断面における拡大断面図である。
図4に示すように、密封装置2は、補強環10の円盤部11に形成された係合部40を備える。係合部40は、1つ又は複数設けられている。係合部40は、円盤部11に外側から形成されたネジ孔41を備える。また、本実施の形態においては、ネジ孔41は、円盤部11を貫通しており、また、ネジ孔41が貫通する円盤部11の内側には、ボス42が形成されており、ネジ孔41の近傍において円盤部11の厚さが増しており、ネジ孔41においてより多くのネジ山を形成可能になっている。
また、外側において、ネジ孔41は、弾性体部20の前方カバー26に覆われている。前方カバー26のネジ孔41を覆っている部分の外側面には、目印43が形成されている。目印43は、例えば、内側に向かって凹の凹部であり、ネジ孔41の位置が外側から認識可能になっている。
次いで、密封装置2の定期交換の際の密封装置2の取り外し作業について説明する。図5は、密封装置2をハブベアリング90から取り外す作業工程を説明するための図である。
先ず、抜け止め95を外輪91から取り外し、係合部40のネジ孔41に対応するネジを先端に有する工具Tを外部から係合部40に接近させる。つまり、目印43に工具Tを接近させる。次いで、工具Tの先端を目印43に押し付け、弾性体部20の前方カバー26を貫通させ、係合部40のネジ孔41に螺合させて係合させる。次いで、工具Tを外部方向に向かって引っ張り、密封装置2をハブベアリング90から取り外す。このとき、複数の工具Tを同様に各係合部40に係合させて同時に引っ張ることにより、密封装置2をハブベアリング90から取り外してもよい。密封装置2は外輪91に軽嵌合状態で嵌合されているので、作業員の力で容易に密封装置2を外輪91から取り外すことができる。
このように、本発明の第2の実施の形態に係る密封装置2によれば、外部から係合可能な係合部40が設けられているため、上記本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1と同様の作用効果を奏することができ、定期交換のための作業を容易にすることができる。
次いで、本発明の第3の実施の形態に係る密封装置について説明する。本発明の第3の実施の形態に係る密封装置3は、上述の本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1に対して係合部の構造のみが異なる。以下、上述の密封装置1に対して同様の又は類似する機能を有する構成については、同一の符号を用いてその説明を省略し、異なる構成のみを説明する。図6は、本発明の第3の実施の形態に係る密封装置3の軸線に沿った断面における拡大断面図である。
図6に示すように、密封装置3は、補強環10の円筒部12に形成された係合部50を備える。係合部50は、1つ又は複数設けられている。係合部50は、円筒部12の外側端部12aから外側に向かって突出する突出片51を備え、この突出片51には貫通孔52が形成されている。密封装置3において、1つの突出片51のみが設けられていてもよく、また、複数の突出片51が等角度間隔で設けられていてもよい。また、係合部50は、隣接する突出片51が結合して一体となった、円筒部12の外側端部12aから延びる軸線xを中心とする環状の形状を呈していてもよい。係合部50は、補強環10と同一の材料から一体的に形成されている。
次いで、密封装置3の定期交換の際の密封装置3の取り外し作業について説明する。図7は、密封装置3をハブベアリング90から取り外す作業工程を説明するための図である。
先ず、抜け止め95を外輪91から取り外し、係合部50の突出片51に形成された貫通孔52に対応する棒状の先端を有する工具Tを外部から係合部50に接近させる。次いで、工具Tの先端を係合部50の貫通孔52に挿通させて係合させる。次いで、工具Tを外部方向に向かって引っ張り、密封装置3をハブベアリング90から取り外す。このとき、複数の工具Tを同様に各係合部50に係合させて同時に引っ張ることにより、密封装置3をハブベアリング90から取り外してもよい。密封装置3は外輪91に軽嵌合状態で嵌合されているので、作業員の力で容易に密封装置3を外輪91から取り外すことができる。
このように、本発明の第3の実施の形態に係る密封装置3によれば、外部から係合可能な係合部50が設けられているため、上記本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1と同様の作用効果を奏することができ、定期交換のための作業を容易にすることができる。
次いで、本発明の第4の実施の形態に係る密封装置について説明する。本発明の第4の実施の形態に係る密封装置4は、上述の本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1に対して係合部の構造のみが異なる。以下、上述の密封装置1に対して同様の又は類似する機能を有する構成については、同一の符号を用いてその説明を省略し、異なる構成のみを説明する。図8は、本発明の第4の実施の形態に係る密封装置4の軸線に沿った断面における拡大断面図である。
図8に示すように、密封装置4は、補強環10の円盤部11に形成された係合部60を備える。係合部60は、1つ又は複数設けられている。係合部60は、円盤部11の外側から内側に貫通する貫通孔61を備える。貫通孔61の延び方向に直交する断面の形状は、円形や長方形等がある。
また、外側において、貫通孔61は、弾性体部20の前方カバー26に覆われている。前方カバー26の貫通孔61を覆っている部分の外側面には、目印62が形成されている。目印62は、例えば、内側に向かって凹の凹部であり、貫通孔61の位置が外側から認識可能になっている。
次いで、密封装置4の定期交換の際の密封装置4の取り外し作業について説明する。図9は、密封装置4をハブベアリング90から取り外す作業工程を説明するための図である。
先ず、抜け止め95を外輪91から取り外し、係合部60の貫通孔61に対応する形状を先端に有する工具Tを外部から係合部60に接近させる。つまり、目印62に工具Tを接近させる。次いで、工具Tの先端を目印62に押し付け、弾性体部20の前方カバー26を貫通させ、係合部60の貫通孔61に挿通させて係合させる。工具Tは、例えば、矢尻状の形状の先端を有するものや、先端が可動式であり傘状に開閉可能なもの等である。長方形の断面形状を有する貫通孔61の係合部60には、矢尻状の形状の先端を有する工具Tが対応し、工具Tの先端を貫通孔61に挿通させ、先端を回転させることにより工具Tの先端を貫通孔61に引っ掛け、工具Tを係合部60に係合させることができる。円形の断面形状を有する貫通孔61の係合部60には、開閉可動式の先端を有する工具Tが対応し、工具Tの先端を貫通孔61に挿通させ、先端を開放させることにより工具Tの先端を貫通孔61に引っ掛け、工具Tを係合部60に係合させることができる。
次いで、工具Tを外部方向に向かって引っ張り、密封装置4をハブベアリング90から取り外す。このとき、複数の工具Tを同様に各係合部60に係合させて同時に引っ張ることにより、密封装置4をハブベアリング90から取り外してもよい。密封装置4は外輪91に軽嵌合状態で嵌合されているので、作業員の力で容易に密封装置4を外輪91から取り外すことができる。
このように、本発明の第4の実施の形態に係る密封装置4によれば、外部から係合可能な係合部60が設けられているため、上記本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1と同様の作用効果を奏することができ、定期交換のための作業を容易にすることができる。
次いで、本発明の第5の実施の形態に係る密封装置について説明する。本発明の第5の実施の形態に係る密封装置5は、上述の本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1に対して係合部の構造のみが異なる。以下、上述の密封装置1に対して同様の又は類似する機能を有する構成については、同一の符号を用いてその説明を省略し、異なる構成のみを説明する。図10は、本発明の第5の実施の形態に係る密封装置5の軸線に沿った断面における拡大断面図である。
図10に示すように、密封装置5は、密封装置5の外周側及び外側の端部である外周外側端部5aに形成された係合部70を備える。係合部70は、1つ又は複数設けられている。係合部70は、外周外側端部5aにおいて密封装置5を内周側と外周側との間で貫通する貫通孔71を備える。具体的には、貫通孔71は、外周外側端部5aにおいて前方カバー26を貫通し、外側端部12aにおいて円筒部12を貫通し、そして、外周カバー27を貫通している。このように、貫通孔71は、密封装置5の密封機能に影響を与えない位置に設けられている。貫通孔71は、軸線xから傾斜した方向に延びており、具体的には、図10に示すように、内周側から外周側に向かって径方向に対して外側に傾斜している。
次いで、密封装置5の定期交換の際の密封装置5の取り外し作業について説明する。図11は、密封装置5をハブベアリング90から取り外す作業工程を説明するための図である。
先ず、抜け止め95を外輪91から取り外し、係合部70の貫通孔71に対応する形状を先端に有する工具Tを外部から係合部70に接近させる。次いで、工具Tの先端を係合部70の貫通孔71に挿通させて係合部70に係合させる。
次いで、工具Tを外部方向に向かって引っ張り、密封装置5をハブベアリング90から取り外す。このとき、複数の工具Tを同様に各係合部70に係合させて同時に引っ張ることにより、密封装置5をハブベアリング90から取り外してもよい。密封装置5は外輪91に軽嵌合状態で嵌合されているので、作業員の力で容易に密封装置4を外輪91から取り外すことができる。
このように、本発明の第5の実施の形態に係る密封装置5によれば、外部から係合可能な係合部70が設けられているため、上記本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1と同様の作用効果を奏することができ、定期交換のための作業を容易にすることができる。
次いで、本発明の第6の実施の形態に係る密封装置について説明する。本発明の第6の実施の形態に係る密封装置6は、上述の本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1に対して係合部の構造のみが異なる。以下、上述の密封装置1に対して同様の又は類似する機能を有する構成については、同一の符号を用いてその説明を省略し、異なる構成のみを説明する。図12は、本発明の第6の実施の形態に係る密封装置6の軸線に沿った断面における拡大断面図である。
図12に示すように、密封装置6は、補強環10の円筒部12に形成された係合部80を備える。係合部80は、1つ又は複数設けられている。係合部80は、円筒部12の外側端部12aから内周側に向かって突出するフランジ状の突出片81を備える。密封装置6において、1つの突出片81のみが設けられていてもよく、また、複数の突出片81が等角度間隔で設けられていてもよい。また、係合部80は、隣接する突出片81が結合して一体となった、円筒部12の外側端部12aから内周側に向かって延びる軸線xを中心とする円盤状の形状を呈していてもよい。係合部80は、補強環10と同一の材料から一体的に形成されている。
次いで、密封装置6の定期交換の際の密封装置6の取り外し作業について説明する。図13は、密封装置6をハブベアリング90から取り外す作業工程を説明するための図である。
先ず、抜け止め95を外輪91から取り外し、フック形状の先端を有する工具Tを外部から係合部80に接近させる。次いで、工具Tのフック状の先端を係合部80の突出片81の内周側の端部である内周側端部82に引っ掛けて係合部80に係合させる。次いで、工具Tを外部方向に向かって引っ張り、密封装置6をハブベアリング90から取り外す。このとき、複数の工具Tを同様に各係合部80に係合させて同時に引っ張ることにより、密封装置6をハブベアリング90から取り外してもよい。密封装置6は外輪91に軽嵌合状態で嵌合されているので、作業員の力で容易に密封装置6を外輪91から取り外すことができる。
このように、本発明の第6の実施の形態に係る密封装置6によれば、外部から係合可能な係合部80が設けられているため、上記本発明の第1の実施の形態に係る密封装置1と同様の作用効果を奏することができ、定期交換のための作業を容易にすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記本発明の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。例えば、上記実施の形態における、各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更され得る。
また、本実施の形態に係る密封装置1〜6は、トラック用ハブシール90に適用されるものとしたが、本発明に係る密封装置の適用対象はこれに限られるものではなく、自動車用ハブベアリングや産業機械用のベアリング等、本発明の奏する効果を利用し得るすべての構成に対して、本発明は適用可能である。
また、係合部30,40,50,60,70,80に係合される工具Tは、上述の具体例としての工具Tに限るものではなく、係合部30,40,50,60,70,80に接近して係合し、係合部30,40,50,60,70,80を介して外部方向に向かう力を密封装置に加えることができるものであればよい。
1,2,3,4,5,6,100 密封装置
5a 外周外側端部
10,101 補強環
11 円盤部
12 円筒部
12a 外側端部
20 弾性体部
21 リップ腰部
22,102 シールリップ
23 ダストリップ
24 リップ先端部
25 ガータースプリング
26 前方カバー
27 外周カバー
27a 外周面
30,40,50,60,70,80 係合部
31 凸部
32,61,71 貫通孔
41 ネジ孔
42 ボス
43,62 目印
51,81 突出片
52 貫通孔
82 内周側端部
90,200 ハブベアリング
91,201 外輪
91a 内周面
91b 溝
92,202 内輪
92a 外周面
93,203 空間
94,205 転動体
95,204 抜け止め
95a 内部側面
T 工具
x 軸線
w 厚さ
車両において、車輪を回動自在に支持するハブベアリング(車輪用軸受装置)には、ハブベアリングの内部を外部から密封するために、密封装置が取り付けられている。図14は、従来のハブベアリングに取り付けられた密封装置の概略構成を示すための部分断面図である。図14に示すように、この種の従来の密封装置100は、ハブベアリング200において、互いに同軸に相対回動する外輪(アウタレース)201と内輪(インナレース)202との間の環状の空間203を密封するために、外輪201と内輪202との間に取り付けられている。具体的には、密封装置100は、補強環101が外輪201の内周面に液密に圧入されて固定されており、また、シールリップ102が内輪202に液密に当接している。密封装置100は、外輪201に設けられた抜け止め204に外側の端部において当接し、軸線方向の位置決めがなされている。

Claims (7)

  1. 軸線について互いに相対回動可能な環状の外周側部材と該外周側部材に少なくとも部分的に包囲された環状の内周側部材とを備える軸受装置において前記外周側部材と前記内周側部材との間を密封する密封装置であって、
    前記軸線を中心とする環状の補強環と、
    シールリップを備え、前記補強環に取り付けられている、弾性体から形成されている前記軸線を中心とする環状の弾性体部と、
    少なくとも1つの外部から係合可能な係合部とを備え、
    前記補強環は、前記軸線に垂直な方向に広がる中空円盤状の円盤部と、該円盤部の外周側の端部から前記軸線方向に延びる円筒状の円筒部とを備え、
    前記弾性体部は、前記シールリップが前記内周側部材と液密に当接し、前記円筒部に取り付けられた部分が前記外周側部材の内周面に軽嵌合されるようになっていることを特徴とする密封装置。
  2. 前記係合部は、前記円筒部と前記シールリップとの間において、前記円筒部が前記円盤部から延びる側に向かって凸の凸部であり、該凸部には貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
  3. 前記係合部は、前記円盤部に形成されたネジ孔であることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
  4. 前記係合部は、前記円筒部から外側に向かって突出する突出片であり、該突出片には貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
  5. 前記係合部は、前記円盤部に形成された貫通孔であることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
  6. 前記係合部は、前記円筒部に形成された貫通孔であり、該貫通孔は前記軸線から傾斜した方向に延びることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
  7. 前記係合部は、前記円筒部から内周側に向かって突出する突出片であることを特徴とする請求項1記載の密封装置。
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