JP2016150597A - シートベルト装置 - Google Patents

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朋之 三好
Tomoyuki Miyoshi
朋之 三好
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【課題】本発明は、簡素な構造で車両衝突時に乗員を保護できるシートベルト装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明のシートベルト装置1のサポートベルト部23は、乗員Pの背中上で斜めに掛け渡される。乗員Pの胸部上で斜めに掛け渡されるショルダーベルト部21に対し、サポートベルト部23の両端23a、23bは互いに異なる位置に接続する。ショルダーベルト部21およびサポートベルト部23の間に乗員Pの上半身が位置する。本発明では、ショルダーベルト部21およびサポートベルト部23により、乗員Pの上半身を車両の前後方向、車両の上下方向、および車幅方向に拘束できる。本発明では、ウェビング2にサポートベルト部23を付加するだけで、側面衝突時やロールオーバ時等の車両衝突時に乗員を保護できる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両シートに乗員を拘束するためのシートベルト装置に関する。
車両の側面衝突時には、衝突面の反対側の乗員に車幅方向の外側へ向かう加速度がかかる。そこで、シートベルト装置において、側面衝突時に、ウェビングを乗員に圧着させた後に乗員の肩部を車幅方向の中央側に移動させるようにウェビングを駆動制御するものがある(例えば特許文献1)。
特開2011−116191号公報 特開2007−276514号公報 特開2009−101974号公報
特許文献1の技術では、ウェビングの端部にプリテンショナ機構やフォースリミッタ機構を設け、これらを電子制御する必要があり、構造が複雑になるという問題がある。
本発明は、簡素な構造で車両衝突時に乗員を保護できるシートベルト装置を提供することを目的とする。
本発明のシートベルト装置では、ウェビングに通されるタングが座席の片側にあるバックルに係合することで、前記ウェビングのショルダーベルト部が、乗員の肩部から腰部に亘って乗員の胸部上で斜めに掛け渡されるとともに、ラップベルト部が車幅方向に延びて乗員の腰部に掛け渡されるシートベルト装置であって、両端が前記ショルダーベルト部の互いに異なる位置に接続するサポートベルト部を備え、前記サポートベルト部は、乗員の肩部から腰部に亘って乗員の背中上で斜めに掛け渡され、前記ショルダーベルト部および前記サポートベルト部の間に乗員の上半身が位置することを特徴とする。
本発明によれば、乗員の胸部上で斜めに掛け渡されるショルダーベルト部および乗員の背中上で斜めに掛け渡されるサポートベルト部により、乗員の上半身を車両の前後方向、車両の上下方向、および車幅方向に拘束できる。従って、本発明では、ウェビングにサポートベルト部を付加するだけで、側面衝突時やロールオーバ時等の車両衝突時に乗員を保護できる。
シートベルト装置の概略構成図である。 ウェビングに対するサポートベルト部の接続部を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態では、図1に示すように、シートベルト装置1を適用する座席9として、運転席を例に説明するが、シートベルト装置1は、助手席や後部座席にも適用できる。
シートベルト装置1は、車両に搭載され、ウェビング2、ショルダーアンカ3、リトラクタ4、アンカ部5、バックル6、およびタングプレート7を備える。
ショルダーアンカ3は、車両のセンターピラーCPの上部にある。ショルダーアンカ3には、ウェビング2が挿通する。ショルダーアンカ3は、ウェビング2の一端側を摺動可能に支持する。ウェビング2の一端側は、ショルダーアンカ3で下方に折り返され、センターピラーCP内に配置される。
リトラクタ4は、センターピラーCP内にある。リトラクタ4は、ウェビング2の一端側を巻き取る。リトラクタ4は、プリテンショナ機構およびフォースリミッタ機構を備えていてもよい。プリテンショナ機構は、車両の衝突時にウェビング2を急速に巻き取り、ウェビング2を乗員Pに圧着させるとともに、ウェビング2の引き出しを制限する。フォースリミッタ機構は、プリテンショナ機構の作動後に乗員Pの移動によってウェビング2に所定の張力がかかると、ウェビング2の引き出しを許容し、ウェビング2による乗員Pの拘束力を緩和する。
アンカ部5は、座席9に対して車幅方向における車両の外側にあり、例えばフロアパネルに固定される。アンカ部5には、ウェビング2の他端が固定される。
バックル6は、座席9に対して車幅方向における車両の中央側(本発明の座席の片側に相当する)にある。
タングプレート7(本発明のタングに相当する)には、ウェビング2が挿通する。タングプレート7は、ウェビング2の長手方向にスライド自在である。タングプレート7は、バックル6に着脱可能に装着される。
座席9に着座する乗員Pがシートベルト装置1を使用する際には、ウェビング2をリトラクタ4から引き出しながらタングプレート7をバックル6に装着する。以下、ウェビング2において、ショルダーアンカ3に支持された部分からタングプレート7に挿通された部分までをショルダーベルト部21という。ショルダーベルト部21は、乗員Pの肩部から腰部に亘って、乗員Pの胸部上で斜めに掛け渡される。
ウェビング2において、タングプレート7に挿通された部分からアンカ部5に固定された部分までをラップベルト部22という。ラップベルト部22は、車幅方向に延びて、乗員Pの腰部に掛け渡される。
シートベルト装置1は、ウェビング2の両端がリトラクタ4およびアンカ部5に固定されるとともに、バックル6に装着されたタングプレート7によってウェビング2の一部が支持される構成であり、ウェビング2の固定方式がいわゆる3点式になっている。
ウェビング2は、サポートベルト部23を有する。サポートベルト部23の両端23a、23bは、ショルダーベルト部21の互いに異なる位置において、ショルダーベルト部21に固定される。ショルダーベルト部21およびサポートベルト部23の間には、乗員Pの上半身が位置する。サポートベルト部23は、乗員Pの肩部から腰部に亘って乗員Pの背中上で斜めに掛け渡される。
ウェビング2を乗員Pに装着する際には、サポートベルト部23が乗員Pの背中側にくるように、ショルダーベルト部21およびサポートベルト部23の間に乗員Pの上半身を通した後、タングプレート7をバックル6に係合する。これにより、ショルダーベルト部21が乗員Pの胸部に圧着するとともに、ラップベルト部22が乗員Pの腰部上に圧着する。
サポートベルト部23の一端23a(上端)は、ウェビング2が乗員Pに装着される際に、乗員Pの肩部よりも上方で乗員Pの頭頂部よりも下方に位置するように、その位置が設定される。サポートベルト部23の他端23b(下端)は、ウェビング2が乗員Pに装着される際に、乗員Pの腹部の側方に位置するように、その位置が設定される。
本実施形態によれば、ショルダーベルト部21およびラップベルト部22による乗員Pの拘束に加え、ショルダーベルト部21およびサポートベルト部23により、乗員Pの上半身を車両の前後方向、車両の上下方向、および車幅方向に拘束できる。そのため、本実施形態では、側面衝突時やロールオーバ時等に乗員Pを保護できる。
本実施形態は、ウェビング2にサポートベルト部23を付加しただけであるので、ウェビング2の固定点やウェビング2の長さを従来の3点式に比べて増大させることがない。
本実施形態は、ショルダーベルト部21およびサポートベルト部23により、乗員Pの上半身を車両の前後方向、車両の上下方向、および車幅方向に拘束できるので、両肩部にショルダーベルト部が掛け渡される4点式のシートベルト装置に比べて簡素な構成で、4点式のシートベルト装置と同様の高い乗員Pの拘束力を実現できる。
図2に示されるように、サポートベルト部23の上端23aとショルダーベルト部21との接属位置は、ウェビング2をリトラクタ4から引き出していない通常時に、ショルダーアンカ3の挿通口31に至らない位置に設定される。ショルダーベルト部21に対するサポートベルト部23の接続は、例えば縫い付けによって行ってもよく、適宜の方法を採用できる。サポートベルト部23の材質は、ショルダーベルト部21およびラップベルト部22と同じでも異なっていてもよく、適宜のものを採用できる。
サポートベルト部23を、車両衝突時に気体の挿入により膨張させることが可能なエアベルトとして構成してもよい。このようにすることで、車両の後突時に乗員Pが車両前方に移動した際に、乗員Pが車両前方に移動した分のスペースをサポートベルト部23が膨張することで埋めることができ、乗員Pの車両の前後方向の移動を抑制できる。
1…シートベルト装置、2…ウェビング、6…バックル、7…タング、9…座席、21…ショルダーベルト部、22…ラップベルト部、23…サポートベルト部、23a、23b…両端。

Claims (1)

  1. ウェビングに通されるタングが座席の片側にあるバックルに係合することで、前記ウェビングのショルダーベルト部が乗員の肩部から腰部に亘って乗員の胸部上で斜めに掛け渡されるとともに、ラップベルト部が車幅方向に延びて乗員の腰部に掛け渡されるシートベルト装置であって、
    両端が前記ショルダーベルト部の互いに異なる位置に接続するサポートベルト部を備え、前記サポートベルト部は、乗員の肩部から腰部に亘って乗員の背中上で斜めに掛け渡され、前記ショルダーベルト部および前記サポートベルト部の間に乗員の上半身が位置することを特徴とするシートベルト装置。
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