JP2016150486A - 液体吐出装置、および、液体吐出装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の液体吐出装置は、上記目的を達成するために提案されたものであり、ノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドを移動させる移動機構と、
前記移動機構による前記液体吐出ヘッドの移動に追従して、被着弾物上に着弾した液体の着弾位置を検出可能なセンサーと、
前記液体吐出ヘッドによる液体の吐出を制御するコントローラーと、
を備え、前記被着弾物に対して前記ノズルから液体を吐出させることで、前記液体吐出ヘッドの液体吐出能力を回復させるフラッシング処理を行うことが可能な液体吐出装置であって、
前記センサーは、1回のフラッシング処理において、当該フラッシング処理が行われる領域に配置された被着弾物上に着弾した液体のうち最後に着弾した液体の着弾位置を検出し、
前記コントローラーは、前記センサーにより検出された着弾位置に基づき、前記フラッシング処理によって液体吐出能力が回復したか否かを判定することを特徴とする。
上記手段1の構成において、前記コントローラーは、前記フラッシング処理によって液体吐出能力が回復していないと判定した場合、該当するノズルについてフラッシング処理を再度実行する構成を採用することが望ましい。
上記手段2の構成において、前記コントローラーは、目標とする着弾位置からのずれに応じて、再度のフラッシング処理において前記液体吐出ヘッドの前記ノズルから吐出される液体の量を変化させる構成を採用することが望ましい。
上記手段1から手段3の何れか一の構成において、前記センサーは、液体吐出ヘッドのフラッシング処理における移動方向の後方に配置され、フラッシング処理後の前記被着弾物を走査する構成を採用することが望ましい。
上記手段1から手段4の何れか一の構成において、前記コントローラーは、フラッシング処理において、前記液体吐出ヘッドを前記被着弾物に対して相対移動させつつ前記ノズルから液体を吐出させる構成を採用することが望ましい。
1回のフラッシング処理において、当該フラッシング処理が行われる領域に配置された被着弾物上に着弾した液体のうち最後に着弾した液体の着弾位置を前記センサーによって検出する工程と、
前記センサーにより検出された着弾位置に基づき、前記フラッシング処理によって液体吐出能力が回復したか否かを判定する工程と、
を含むことを特徴とする。
本実施形態における記録ヘッド2は、ノズルプレート25、流路基板26、および、圧電素子27等から概略構成され、これらの部材を積層した状態でケース28に取り付けられている。ノズルプレート25は、ドット形成密度に対応したピッチで複数のノズル30を同方向に沿って列状に開設したシリコン単結晶基板からなる部材である。本実施形態では、並設された複数のノズル30から構成されるノズル列(ノズル群の一種)がノズルプレート25に2列並設されている。そして、このノズルプレート25のインクが吐出される側の面が、ノズル面に相当する。
図4は、フラッシング処理について説明する模式図である。また、図5は、フラッシング処理について説明するフローチャートである。フラッシング処理の実行タイミングが到来すると、CPU17は、キャリッジ移動機構4を制御してキャリッジ3をフラッシングユニット11の上方まで移動させる。本実施形態におけるフラッシング処理はノズル列毎に行われる。より具体的には、図4(a)に示すように、フラッシングユニット11のインク受部8に対してキャリッジ3を相対移動させつつ、フラッシング処理対象のノズル列を構成する全ノズル30からそれぞれ連続的にインクが吐出され、吐出されたインクはインク受部8に順次着弾する(ステップS1)。図4に示すように、インク受部8のインク受領領域Ia(インク受部8であるベルトの表面に仮想的に設定された、ベルト幅よりもやや狭い領域)のプラテン側の端部(図4中左側)からキャッピング機構9側の端部(図4中右側)までインクを着弾させると各ノズル30からは1セット分のインクが吐出されることになる。このように、フラッシング処理において、キャリッジ3に搭載された記録ヘッド2をインク受部8に対して相対移動させつつノズル30からインクを順次吐出させることで、インク受部8上においてインク同士の重なりが抑制され、これにより、最後にインク受部8に対して着弾したインクの着弾位置をより確実に検出することができる。なお、フラッシング処理において、インク受部8に対して記録ヘッド2の位置を動かさずに(走査させずに)吐出を行い、1セットの最後に吐出させるときのみ位置を異ならせて吐出させるようにしてもよい。
そして、1セット分のインクが吐出されたならば、図4(b)に示すように、走査方向におけるキャリッジ3の後方に設けられた着弾センサー22により1セット分のフラッシング処理における最後に吐出されたインクの着弾位置が検出される(ステップS4)。
なお、着弾センサー22の配置位置に関し、上記実施形態で例示した位置には限られず、フラッシング処理における記録ヘッド2の移動に追従でき、フラッシング処理で吐出されたインクの着弾位置を検出可能な位置であれば、任意の位置に設けることが可能である。
Claims (6)
- ノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドを移動させる移動機構と、
前記移動機構による前記液体吐出ヘッドの移動に追従して、被着弾物上に着弾した液体の着弾位置を検出可能なセンサーと、
前記液体吐出ヘッドによる液体の吐出を制御するコントローラーと、
を備え、前記被着弾物に対して前記ノズルから液体を吐出させることで、前記液体吐出ヘッドの液体吐出能力を回復させるフラッシング処理を行うことが可能な液体吐出装置であって、
前記センサーは、1回のフラッシング処理において、当該フラッシング処理が行われる領域に配置された被着弾物上に着弾した液体のうち最後に着弾した液体の着弾位置を検出し、
前記コントローラーは、前記センサーにより検出された着弾位置に基づき、前記フラッシング処理によって液体吐出能力が回復したか否かを判定することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記コントローラーは、前記フラッシング処理によって液体吐出能力が回復していないと判定した場合、該当するノズルについてフラッシング処理を再度実行することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記コントローラーは、目標とする着弾位置からのずれに応じて、再度のフラッシング処理において前記液体吐出ヘッドの前記ノズルから吐出される液体の量を変化させることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
- 前記センサーは、液体吐出ヘッドのフラッシング処理における移動方向の後方に配置され、フラッシング処理後の前記被着弾物を走査することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記コントローラーは、フラッシング処理において、前記液体吐出ヘッドを前記被着弾物に対して相対移動させつつ前記ノズルから液体を吐出させることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の液体吐出装置。
- ノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドを移動させる移動機構と、前記移動機構による前記液体吐出ヘッドの移動に追従して、被着弾物上に着弾した液体の着弾位置を検出可能なセンサーと、を備え、前記被着弾物に対して前記ノズルから液体を吐出させることで、前記液体吐出ヘッドの液体吐出能力を回復させるフラッシング処理を行うことが可能な液体吐出装置の制御方法であって、
1回のフラッシング処理において、当該フラッシング処理が行われる領域に配置された被着弾物上に着弾した液体のうち最後に着弾した液体の着弾位置を前記センサーによって検出する工程と、
前記センサーにより検出された着弾位置に基づき、前記フラッシング処理によって液体吐出能力が回復したか否かを判定する工程と、
を含むことを特徴とする液体吐出ヘッドの制御方法。
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2015
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