JP2016149828A - 耐張碍子の吊り具及び耐張碍子交換方法 - Google Patents

耐張碍子の吊り具及び耐張碍子交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の耐張碍子の交換作業を容易迅速に行える耐張碍子の吊り具を提供する。【解決手段】巻き揚げ機の係止部27に係止可能な被係止部28を有する第1部材29と、第1部材29の下方へ配置され、かつ、張力が緩和された状態で連結された複数の耐張碍子のそれぞれの下部を支持する支持部を有する第2部材31と、上下方向に延びて第1部材29と第2部材31とを連結する連結部材32とを備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば雷害や地絡事故等により損傷した複数の耐張碍子を取り替えるために用いる耐張碍子の吊り具及び耐張碍子交換方法に関する。
従来から、空中に架設された高圧線を腕金又は電柱に引き留め支持するために2個の耐張碍子がコッターピンにより連結して設けられている。これら2個の耐張碍子には、所定の張力が加わっているため、例えば掴線装置で張力を緩和し、その緩和した状態で、2個の耐張碍子を1個ずつ取り外す。この後、新たな2個の耐張碍子を1個ずつ取り付けることによって、耐張碍子の交換を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−161206号公報
上記構成によれば、2個の耐張碍子を1個ずつ取り外さなければならないだけでなく、耐張碍子を取り外す際には、重量のある碍子を工具により支持しつつコッターピンを外す作業をしなければならない。また、新たな2個の耐張碍子を1個ずつ取り付ける場合も同様に重量のある碍子を工具により支持しつつコッターピンを差し込む作業をしなければならない。従って、耐張碍子の交換作業が手間のかかる煩わしい作業になっていた。
そこで、本発明は、複数の耐張碍子の交換作業を容易迅速に行える耐張碍子の吊り具及び耐張碍子交換方法を提供することを課題とする。
本発明に係る耐張碍子の吊り具は、巻き揚げ機の係止部に係止可能な被係止部を有する第1部材と、前記第1部材の下方へ配置され、かつ、張力が緩和された状態で連結されている複数の耐張碍子のそれぞれの下部を支持する支持部を有する第2部材と、上下方向に延びて前記第1部材と前記第2部材とを連結する連結部材とを備えていることを特徴としている。
かかる構成によれば、巻き揚げ機の係止部に第1部材の被係止部を係止した状態で、巻き揚げ機を巻き解くことによって、複数の耐張碍子の下方に第2部材を配置することができる。この状態において巻き揚げ機を巻き上げることによって、複数の耐張碍子のそれぞれの下部を第2部材の支持部で受け止めて支持することができる。この支持された状態で連結方向両端に位置する耐張碍子のコッターピンを外すことによって、複数の耐張碍子を連結状態で取り外すことができる。取り外した後は、連結状態の新たな複数の耐張碍子を支持部に支持させてから、元の位置に位置合わせして、連結方向両端に位置する耐張碍子にコッターピンを差し込むことによって耐張碍子の取り付け作業が終了する。尚、作業終了後は、吊り具を元の初期状態へ戻した後、緩和した張力を所定の張力に戻すことになる。
また、本発明に係る耐張碍子の吊り具は、前記支持部が、耐張碍子の個数に対応した複数の第1支持部及び第2支持部を備え、該各支持部は、耐張碍子の姿勢に追従して姿勢変形するように、回動可能に連結されていることが好ましい。
上記のように、各支持部が、耐張碍子の姿勢に追従して姿勢変形するように、回動可能に連結されていることによって、耐張碍子を受け止める際に、各支持部が回動して耐張碍子の姿勢に追従して姿勢変形し、緩和したときの姿勢のままで耐張碍子を支持することができる。
また、本発明に係る耐張碍子の吊り具は、前記被係止部の係止位置と前記支持部による耐張碍子の支持中心とが、同一の仮想平面上に位置し、前記連結部材が、前記仮想平面から外れた位置で前記第1部材と前記第2部材とを連結していることが好ましい。
上記のように、被係止部の係止位置と支持部による耐張碍子の支持中心とが、同一の仮想平面上に位置し、連結部材が、仮想平面から外れた位置で第1部材と第2部材とを連結することによって、巻き揚げ機で吊り具を上下方向に移動させる(昇降させる)際に、連結部材が耐張碍子に当接し難く、第2部材を上下方向にスムーズに移動させることができる。
また、本発明に係る耐張碍子の吊り具は、前記支持部が、耐張碍子の個数に対応した複数の第1支持部及び第2支持部を備え、該各支持部は、前記耐張碍子の位置を決める位置決め用の突起を備えていることが好ましい。
上記のように、各支持部が、耐張碍子の位置を決める位置決め用の突起を備えていることによって、支持部に耐張碍子を安定よく支持することができ、耐張碍子が不測に動いてしまうことを防止できる。
また、本発明に係る耐張碍子交換方法は、高圧線を腕金又は電柱に引き留め支持するために、高圧線と腕金又は電柱との間に連結された複数の耐張碍子を交換する耐張碍子交換方法であって、前記連結された複数の耐張碍子それぞれの下部を支持した状態で、高圧線と一の耐張碍子とを連結するコッターピンと、腕金又は電柱と他の耐張碍子とを連結するコッターピンとを外す工程を含むことを特徴としている。
上記のように、連結された複数の耐張碍子それぞれの下部を支持しているので、高圧線と一の耐張碍子とを連結するコッターピンと、腕金又は電柱と他の耐張碍子とを連結するコッターピンとを外すだけで、複数の耐張碍子を一挙に取り外すことができる。
以上のように、本発明によれば、複数の耐張碍子を支持部に支持させた状態で複数の耐張碍子の取り外しや取り付けができるので、複数の耐張碍子の交換作業を容易迅速に行える耐張碍子の吊り具及び耐張碍子交換方法を提供することができる。
耐張碍子及び引留クランプによって引き留め支持された高圧線を示す図である。 図1の耐張碍子へ加わる張力が張力緩和装置で緩和され耐張碍子の真下に吊り具の支持部を位置させた図である。 張力緩和装置が装着された引留クランプ部分の拡大図である。 ウィンチのフックに係止された耐張碍子の吊り具の背面図である。 耐張碍子の吊り具を連結方向から見た図である。 吊り具の支持部の平面図である。 (a),(b),(c)は耐張碍子を取り外す手順を示す説明図である。 吊り具の斜視図である。
本発明に係る耐張碍子の吊り具を図面に基づいて説明する。
まず、図1に、空中に架設された高圧線1が、一対の引留クランプ2,2及び耐張碍子連3,3を介して腕金4に引き留め支持されている状態を示している。尚、腕金4は、図示していない電柱に取り付けられている。耐張碍子連3,3は、腕金4を挟んで両側にそれぞれ配置された2個の耐張碍子5,5を備えている。これら2個の耐張碍子5,5同士の連結、腕金4に一端が取り付けられた捩じりストラップ6とこれに対応する耐張碍子5との連結、後述する高圧線1に接続されているクランプ部材8の棒状部10とこれに対応する耐張碍子5との連結は、連結する両者に形成されている孔を合わせてから、コッターピン7を差し込むことにより連結される。尚、コッターピン7を差し込んだ後、コーターピン7が抜けてしまうことがないように抜止め用のピンをコッターピン7に差し込むことになる。
各引留クランプ2は、図3に示すように、高圧線1の心線1Aを挟み込んで保持する部材である。この引留クランプ2は、心線1Aを保持するクランプ部材8と、クランプ部材8と心線1Aとの間に挿入されることでクランプ部材8に対する心線1Aの位置ずれを防止するくさび部材9とを備えている。
クランプ部材8は、耐張碍子連3の軸線上に配置され耐張碍子5とコッターピン7により軸方向一端が接続される棒状部10と、棒状部10の軸方向他端側に配置され心線1Aを挟んだくさび部材9が挿入される中空の空間を有するくさび部材挿入部11,11と、くさび部材挿入部11,11の下部に配置されシメラーロープを取り付ける孔(図示せず)が形成されたシメラーロープ取付部12とを備えている。
くさび部材9は、軸方向一端から他端にかけて外径が徐々に小さくなる一対のくさび片13,13を備える。くさび片13,13の対向面には、軸方向に沿って心線1Aを挟圧する凹状の溝(図示せず)が形成されている。くさび片13,13の軸方向一端部は、ボルト14により一体化され、図示していないバネによって互いに離間する方向に弾性付勢されている。
くさび部材9の軸方向他端部は、クランプ部材8のくさび部材挿入部11,11内に挿入される。くさび部材挿入部11,11の中空部内は、軸方向一端から他端にかけて内径が徐々に小さくなるテーパ状の凹部(図示せず)になっている。くさび部材9がくさび部材挿入部11,11内に挿入されるに伴って、一対のくさび片13,13の間に挟まれた高圧線1が挟圧されるようになっている。
図2及び図3に、前記一方側の2個の耐張碍子5,5に加わっている所定の張力を緩和するための張力緩和装置15が示されている。この張力緩和装置15は、一端部が腕金4によって支持されるとともに、他端部が引留クランプ2を介して高圧線1と接続されて、2個の耐張碍子5,5に加わる張力を緩和する装置である。
張力緩和装置15は、腕金4に腕金用固定具(図示せず)によって支持され、かつ、2個の耐張碍子5,5の軸方向に沿って配置される張力支持部材16と、一端部を張力支持部材16によって揺動自在に支持される張力操作部材17とを備えている。
張力支持部材16は、耐張碍子連3にかかる張力を張力緩和装置15に移行させたときに、その張力を支持する(受ける)部材である。この張力支持部材16は、耐張碍子連3の軸方向に沿って耐張碍子連3との緩衝を回避した位置(ここでは耐張碍子連3の一側部の上方であるが、耐張碍子連3の上方でもよい)に配置される長尺棒状の張力支持杆18と、一端部を張力支持杆18の長手方向一端部によって、互いの長手方向と交差する方向を軸として回動自在に支持されるとともに上下方向に延びる取付ピン19とを備える。
取付ピン19は、腕金4に固定された腕金用固定具(図示せず)に取り付けられる略円柱形状の部材である。取付ピン19は、腕金用固定具(図示せず)に形成の孔(図示せず)に挿入されることによって、その縦軸線X(図2参照)回りに回動自在に支持される。
張力支持杆18は、耐張碍子連3から移行させた張力に耐えうる強度を有する長尺棒状の部材であり、表面が絶縁加工された絶縁棒部20と、絶縁棒部20の長手方向一端部に配置され取付ピン19の上端に接続されるピン接続部21と、絶縁棒部20の長手方向他端部に配置され張力操作部材17を支持する操作部材支持部22とを備えている。張力支持杆18の長手方向の長さは、腕金4から引留クランプ2までの長さと略同等に設定されている。また、絶縁棒部20の長手方向の長さは、耐張碍子連3の長さと同等に設定されている。絶縁棒部20は、引留クランプ2によって支持された高圧線1と腕金4との間の地絡を防止するため、その表面が絶縁処理されている。特に、絶縁棒部20の長手方向中間部適所には、水滴による沿面リークの防止(絶縁能力の低下の防止)を図るとともに、他物体との接触による絶縁被覆の損傷を防止するための水切兼用の保護リング23が挿通されている。
ピン接続部21には、図示していない孔が貫通形成されていて、取付ピン19の上端部に形成された孔(図示せず)と連通させた状態で、コッターピン24を挿入することによって、取付ピン19に対して張力支持杆18がコッターピン24の軸回りに回動自在に軸支されている。
張力操作部材17は、耐張碍子連3に加わる張力を緩めて張力支持部材16に移行させる、又は張力支持部材16が支持する張力を耐張碍子連3に戻す操作をするための絶縁操作棒17Aを備えている。この張力操作部材17は、図3に示すように、高圧線1からの全張力を耐張碍子連3に支持させる初期姿勢と、図2に示すように、張力操作部材17を腕金4側に移動させて耐張碍子連3の張力を緩和させる緩和姿勢とに切り替え自在になっている。尚、張力操作部材17の緩和姿勢は、図示していないラチェット機構により維持される。
張力緩和装置15による耐張碍子連3の張力緩和方法について説明する。まず、張力緩和装置15を設置するために、張力緩和装置15の張力支持部材16の取付ピン19の上端部と張力支持杆18のピン接続部21とを接続する。続いて、腕金4に固定された腕金用固定具(図示せず)に張力支持部材16を一体化させてから、引留クランプ2に張力緩和装置15を係止により一体化させて張力緩和装置15の設置を完了する。
設置完了後、絶縁操作棒17Aを腕金4側に移動させて耐張碍子連3に加わっている張力を緩和させる。この状態からラチェット機構(図示せず)により張力操作部材17を緩和姿勢に維持させる。この状態で耐張碍子連3の交換を行うことになる。
次に、耐張碍子連3の交換を行う際に用いる本発明の耐張碍子の吊り具を説明する。
図4に示すように、図示していない巻き揚げ機(ウィンチ)からのワイヤ25がブーム26を介して垂れ下がり、その垂れ下ったワイヤ25の先端にフック(係止部)27が連結されている。耐張碍子の吊り具33は、図4及び図5に示すように、フック(係止部)27に係止可能な被係止部である円形のリング部材28を有する第1部材29と、第1部材29の直下方へ配置され、かつ、連結された2個の耐張碍子5,5に加わる張力を張力緩和装置15で緩和した状態で2個の耐張碍子5,5の姿勢に追従して2個の耐張碍子5,5のそれぞれの下部を支持する2個の支持部30,30(図6参照)を有する第2部材31と、上下方向に延びて第1部材29と第2部材31とを連結する連結部材32とを備えている。連結部材32は、断面が円形の二本の絶縁棒32A,32Aから構成されているが、一本又は三本以上の絶縁棒であってもよい。尚、吊り具33を構成する全ての部材は、絶縁性を有し、金属材料と略同等の強度を有する各種材料(例えば合成樹脂材料)から構成することが好ましいが、絶縁処理された金属材料から構成してもよい。また、吊り具33を構成する全ての部材の形状は、図示しているものに限らず自由に変更可能である。
第1部材29は、リング部材28が取り付けられる取付部34と、取付部34の横一側から斜め下方に取付部34と略同一幅で延びる延出部35と、延出部35の延出端部に一体化され前記連結部材32の一端が差し込まれて連結するための連結部36とを備えている。
リング部材28は、フック27を係止可能なリング部28Aと、リング部28Aの下端から下方に延びるとともに外面に螺子が形成された軸部28Bとを備えている。これに対して取付部34は、リング部材28の軸部28Bが挿通可能な貫通孔(図示せず)を備えた縦長状の筒状部材から構成されている。従って、取付部34にリング部材28の軸部28Bを挿通させ、取付部34の下端から下方へ突出した軸部28Bの下端部にナット37を螺合することによって、リング部材28が取付部34に固定される。
連結部36は、取付部34の幅よりも広い幅を有する水平方向に長い直方体からなり、幅方向両端部に前記二本の絶縁棒32A,32Aの上端部を下方から挿入可能な縦孔36A,36A(図5では一方の縦孔のみ図示)が形成されている。また、二本の絶縁棒32A,32Aの上端部に連結部36の厚み方向に貫通する上下一対の貫通孔32a,32a(図5では下方の貫通孔のみ図示)が形成されている。これら二本の絶縁棒32A,32Aが縦孔36A,36Aに挿入された状態において、連結部36の、二本の絶縁棒32A,32Aの上下一対の貫通孔32a,32aに対応する位置に貫通孔36B,36B(図5では下方の貫通孔のみ図示)が形成されている。そして、二本の絶縁棒32A,32Aが縦孔36A,36Aに挿入された状態において四本のリベット38の軸部38Aを連結部36に形成の四つの貫通孔36Bを通して二本の絶縁棒32A,32Aの貫通孔32a,32aを貫通させてから、連結部36の外部へリベット38の軸部38Aを突出させる。そして突出した軸部38Aの突出端をかしめることによって、二本の絶縁棒32A,32Aの上端部を連結部36に固定することができる。尚、二本の絶縁棒32A,32Aの連結部36への固定方法は、リベット38以外、例えば、接着固定やボルト固定等でもよい。
第2部材31は、二本の絶縁棒32A,32Aの下端部を差し込んで固定するための固定部39と、固定部39の一側に一体化され又は取り付けられて2個の支持部30,30を支持する土台部40とを備えている。
固定部39は、一対の縦向きの直方体部材41,41からなり、各直方体部材41には、絶縁棒32A,32Aの下端部を挿入可能な縦孔41A,41A(図4では一方(左側)のみ図示)が形成されている。二本の絶縁棒32A,32Aの下端部にも、上下一対の貫通孔32a,32a(図4では左側で上側のみ図示)を備えている。固定部39の、直方体部材41,41に差し込まれた絶縁棒32A,32Aの貫通孔32a,32aに対応する位置に貫通孔39a,39a(図4では上側のみ図示)が形成されている。従って、前述同様に、直方体部材41,41の縦孔41A,41Aに絶縁棒32A,32Aを上方から差し込んだ状態で四本のリベット42の軸部42Aを挿入して貫通して固定部39の外部に出た軸部42Aの突出端をかしめることによって、二本の絶縁棒32A,32Aの下端部を固定部39に固定している。リベット38,42を貫通させる貫通方向が固定部39と連結部36とで90度異ならせている。尚、二本の絶縁棒32A,32Aの固定部39への固定方法は、リベット42以外、例えば、接着固定やボルト固定等でもよい。
土台部40は、少なくとも上端及び2個の耐張碍子5,5連結方向(以下、前後方向とする)の両端が開放された略箱型形状からなっている。尚、前後方向と直交する方向を左右方向とする。前後方向中央部分が、下端から上下方向中央部付近まで切欠かれた切欠部40K(図4参照)を備えている。つまり、図4〜図6に示すように、前後一対の底板部40A,40Bと、底板部40A,40Bの左右方向両端から立ち上げられた一対の左右板部40C,40Cを備えている。底板部40A,40Bの下面には、ゴムや発泡合成樹脂等からなるクッション材40a,40bが接着剤等で取り付けられている。これにより、例えば支持部30,30を図示していない固定部材の上面に当接する位置まで下降させたときに、固定部材上面との衝撃力をクッション材40a,40bで吸収することができる。左右板部40C,40Cの前部の下部及び後部の下部には、左右板部40C,40Cに亘って貫通して回転自在に軸支される軸部43,43を備えている。各軸部43には、ゴムや発泡合成樹脂等からなる円筒状の緩衝材支持部44が外嵌されて(被せられて)いる。また、左右板部40C,40Cの前後方向中央部に、後述する回動軸45,45を回動自在に支持する縦孔40H,40Hが形成されている。
2個の支持部30,30は、回動軸45,45により連結されるとともに、回動軸45,45回りで互いに揺動自在に構成されている。2個の支持部30,30の下面が、緩衝材支持部44,44に当接した状態で支持されている。
2個の支持部30,30のうちの前側の第1支持部30は、耐張碍子5を受け止める(支持する)第1底板部46と、第1底板部46の左右両端から上方に立ち上げられ同一形状で同一の大きさを有する第1左右板部47,47とを備えている。第1底板部46の前後長さは、第1左右板部47,47の前後長さよりも短くなっており、後述する第2底板部48の前側端が第1底板部46の後側部に干渉することを回避している。第1左右板部47,47の第1底板部46の後端よりも後側で上部側に、回動軸45を貫通支持するための貫通孔(図示せず)が形成されている。また、第1底板部46の後端には、耐張碍子5の後端に当接して耐張碍子5の後方側への移動を阻止する当接部46Aが上方に立ち上げられている。この当接部46Aは、第1底板部46の左右幅全域に亘る長さに構成された板状の部材からなり、耐張碍子5を受け止めることができる高さに設定されている。また、第1底板部46の前端部には、耐張碍子5の前側の外面に当接して耐張碍子5の位置を決める位置決め用の突起46Bが上方に突出形成されている。この突起46Bは、第1底板部46の左右幅よりも少し短い寸法で左右方向に延びる板状に構成されている。この突起46Bに耐張碍子5の前側(先側)の外面が当接することによって、耐張碍子5の先端部を安定した状態で支持することができ、耐張碍子5が不測に動くことがない。
後側の第2支持部30は、耐張碍子5を受け止める(支持する)第2底板部48と、第2底板部48の左右両端から上方に立ち上げられ同一形状で同一の大きさを有する第2左右板部49,49とを備えている。これら第2左右板部49,49の前端部は、第1支持部30の第1左右板部47,47の後端部の内側で重なり合うように、後側部分よりも幅狭に構成されている。第2左右板部49,49の前側で上部側に、回動軸45を貫通支持するための貫通孔(図示せず)が形成されている。また、第2底板部48の前端部には、耐張碍子5の前側の外面に当接して耐張碍子5の位置を決める位置決め用の突起48Aが上方に突出形成されている。この突起48Aは、第2底板部48の左右幅よりも少し短い寸法で左右方向に延びる板状に構成されている。この突起48Aに耐張碍子5の前側(先側)の外面が当接することによって、耐張碍子5の先端部を安定した状態で支持することができ、耐張碍子5が不測に動くことがない。第1支持部30及び第2支持部30は、耐張碍子5,5を受け止めていない状態では、図2に示すように、第1支持部30の前端が上方に位置し、かつ、第2支持部30の後端が上方に位置する姿勢となる。図2では、略V字状になるように第1支持部30及び第2支持部30が互いに揺動する。このとき、第1支持部30及び第2支持部30の回動軸45,45は、長孔40H,40Hの最下端位置に位置している。尚、図2では、第1支持部30及び第2支持部30を備える第2部材31のみを示し、他の部材は省略している。
前記のように構成された耐張碍子の吊り具33においては、図5及び図8に示すように、リング部材28の係止位置A1と支持部30,30による耐張碍子5の支持中心A2とが、同一の仮想平面H上に位置するように構成され、連結部材32が、仮想平面Hから外れた位置、つまり仮想平面Hから仮想平面Hを貫通する方向へ所定距離離間した位置で第1部材29と第2部材31とを連結している。これにより、吊り具33を上下方向に移動させる(昇降させる)際に、連結部材32が耐張碍子5,5に当接し難く、第2部材31を上下方向にスムーズに移動させることができる。図5及び図8では、仮想平面Hに対して右側に連結部材32が位置しているが、仮想平面Hに対して左側に連結部材32が位置していてもよい。
前記のように構成された耐張碍子の吊り具33を用いて2個の耐張碍子5,5を交換する手順を説明する。
図2に示すように、前記張力緩和装置15で耐張碍子連3の張力を緩和した状態において、2個の耐張碍子5,5の真下に吊り具33の支持部30,30が位置するように、吊り具33を移動させる。この移動時には、ウィンチのワイヤ25を巻き解くことによって吊り具33を下降させつつ、ブーム26を旋回させて、支持部30,30の水平方向の位置を調整することになる。尚、ブーム26が伸縮する構成である場合には、支持部30,30の水平方向の位置を調整し易い。2個の耐張碍子5,5の真下に支持部30,30が位置したかどうかは、図7(a)に示すように、前側の支持部30の後端と後側の支持部30の前端との間に形成される隙間を下方から覗き込んで目視することによって、容易に確認することができる利点がある。尚、図7(a),(b),(c)では、吊り具33を構成する第2部材31のみを示し、他の部材は省略している。
続いて、ウィンチのワイヤ25を巻き上げることによって、図7(b)に示すように、支持部30,30に2個の耐張碍子5,5を受け止めることができる。このとき、支持部30,30が2個の耐張碍子5,5の姿勢に追従するように回動軸45,45回りで揺動するとともに回動軸45,45が縦孔40Hを上昇することによって、2個の耐張碍子5,5に衝撃力ができる限り伝わらないようにしている。しかも、2個の支持部30,30の下面が、緩衝材支持部44,44に当接していることから、2個の耐張碍子5,5を2個の支持部30,30が受け止めるときに、2個の耐張碍子5,5が支持部30,30から受ける衝撃力がより一層小さくなる。
この受け止め状態において、前側(腕金4側)の耐張碍子5の前端(先端)のコッターピン7及び後側(高圧線1側)の耐張碍子5の後端のコッターピン7を取り外す(高圧線1と一の耐張碍子5とを連結するコッターピン7と、腕金4(又は電柱)と他の耐張碍子とを連結するコッターピン7とを外す工程である)。この取り外し時には、2個の耐張碍子5,5の重量を支持部30,30で支持しているので、2個のコッターピン7,7を取り外す作業を行うだけで、2個の耐張碍子5,5を連結状態で取り外すことができる。この後、支持部30,30を下降させてから(図7(c)参照、図では2個の耐張碍子5,5の重量を受けて支持部30,30が略V字状の姿勢(初期の姿勢)になっている)、取り外した2個の耐張碍子5,5を支持部30,30から取り除く。尚、支持部30,30を例えば図示していない固定台上面に当接する位置まで下降させて安定させた状態で2個の耐張碍子5,5を支持部30,30から取り除いてもよい。この後、連結された新たな2個の耐張碍子5,5を支持部30,30に載せる(図7(c)の状態)。その状態から、支持部30,30を上昇させつつ、ホットスティック(絶縁棒)を用いてコッターピン7を孔に差し込み易いように2個の耐張碍子5,5の姿勢を調整する。この後、2個の耐張碍子5,5の前後を高圧線1へ接続すべく、2個のコッターピン7,7を孔に差し込む(図7(b)参照)。この後は、吊り具33を元の初期位置まで移動するとともに、緩和した張力を所定の張力に戻して作業を終了することになる。
上述のように、複数の耐張碍子5,5を取り外す際に、複数の耐張碍子5,5のそれぞれの下部を複数(耐張碍子と同数)の支持部30,30で支持することができるので、作業者が複数の耐張碍子5,5を支えることが不要になる。しかも、複数の支持部30,30が複数の耐張碍子5,5の姿勢に追従するので、緩和したときの耐張碍子5,5の姿勢のまま支持することができる。この支持された状態で連結方向両端に位置する耐張碍子のコッターピン7,7を外すだけで、複数の耐張碍子5,5を一挙に取り外すことができる。取り外した後は、新たな複数の耐張碍子5,5を複数の支持部30,30に支持させた状態で、連結方向両端に位置する耐張碍子5,5にコッターピン7,7を差し込むだけで、新たな複数の耐張碍子5,5の取り付け作業を終了することができる。
なお、本発明に係る耐張碍子の吊り具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更することができる。
上記実施形態では、2個の耐張碍子を設けた場合を示したが、3個以上の耐張碍子を設けた場合においても、本発明は適用できる。この場合、耐張碍子を支持する支持部は、耐張碍子の個数と同数設けることになる。
また、上記実施形態では、複数(2つ)の支持部30,30を回動軸45,45回りで揺動させる構成にすることによって、耐張碍子5,5の姿勢に追従させるようにしたが、1つの支持部で耐張碍子5,5を支持する構成であってもよい。この場合、支持部を耐張碍子との当接により容易に変形可能な材料から構成してもよい。
また、上記実施形態では、複数の支持部30,30を受ける緩衝材支持部44,44を設けてより一層耐張碍子との衝撃力を吸収できるように構成したが、それら緩衝材支持部44,44を省略して実施してもよい。
また、上記実施形態では、耐張碍子5,5に加わっている所定の張力を緩和するための張力緩和装置15を示したが、他の構成のもの、例えば活線張線装置(活線張線器)や掴線装置、あるいは径間途中切り分け工具(ホットプラー)等で耐張碍子5,5に加わっている所定の張力を緩和してもよい。
また、上記実施形態では、巻き揚げ機からのワイヤ25をブーム26を中継したが、ブームを省略して実施することもできる。
1…高圧線、1A…心線、2…引留クランプ、3…耐張碍子連、4…腕金、5…耐張碍子、6…ストラップ、7…コッターピン、8…クランプ部材、9…くさび部材、10…棒状部、11…くさび部材挿入部、12…シメラーロープ取付部、13…くさび片、14…ボルト、15…張力緩和装置、16…張力支持部材、17…張力操作部材、17A…絶縁操作棒、18…張力支持杆、19…取付ピン、20…絶縁棒部、21…ピン接続部、22…操作部材支持部、23…水切兼用の保護リング、24…コッターピン、25…ワイヤ、26…ブーム、27…フック(係止部)、28…リング部材(被係止部)、28A…リング部、28B…軸部、29…第1部材、30…支持部、31…第2部材、32…連結部材、32A…絶縁棒、32a…貫通孔、33…吊り具、34…取付部、35…延出部、36…連結部、36A…縦孔、36B…貫通孔、37…ナット、38,42…リベット、38A,42A…軸部、39…固定部、39a…貫通孔、40…土台部、40A,40B…底板部、40C…左右板部、40H…縦孔、40K…切欠部、41…直方体部材、41A…縦孔、43…軸部、44…緩衝材支持部、45…回動軸、46…底板部、46A…当接部、46B…突起、47…左右板部、48…底板部、48A…突起、49…左右板部、A1…係止位置、A2…支持中心、X…縦軸線

Claims (5)

  1. 巻き揚げ機の係止部に係止可能な被係止部を有する第1部材と、前記第1部材の下方へ配置され、かつ、張力が緩和された状態で連結されている複数の耐張碍子のそれぞれの下部を支持する支持部を有する第2部材と、上下方向に延びて前記第1部材と前記第2部材とを連結する連結部材とを備えていることを特徴とする耐張碍子の吊り具。
  2. 前記支持部は、耐張碍子の個数に対応した複数の第1支持部及び第2支持部を備え、該各支持部は、耐張碍子の姿勢に追従して姿勢変形するように、回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の耐張碍子の吊り具。
  3. 前記被係止部の係止位置と前記支持部による耐張碍子の支持中心とが、同一の仮想平面上に位置し、前記連結部材が、前記仮想平面から外れた位置で前記第1部材と前記第2部材とを連結していることを特徴とする請求項1又は2に記載の耐張碍子の吊り具。
  4. 前記支持部は、耐張碍子の個数に対応した複数の第1支持部及び第2支持部を備え、該各支持部は、前記耐張碍子の位置を決める位置決め用の突起を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐張碍子の吊り具。
  5. 高圧線を腕金又は電柱に引き留め支持するために、高圧線と腕金又は電柱との間に連結された複数の耐張碍子を交換する耐張碍子交換方法であって、
    前記連結された複数の耐張碍子それぞれの下部を支持した状態で、高圧線と一の耐張碍子とを連結するコッターピンと、腕金又は電柱と他の耐張碍子とを連結するコッターピンとを外す工程を含むことを特徴とする耐張碍子交換方法。
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