JP2016149590A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示モニタの姿勢に応じて特定の機能を果たす操作部材を切り替えるカメラにおいて、動作停止指示を確実に検出する。
【解決手段】画像表示モニタ113のカメラ本体100に対する姿勢を可変とし、画面113Sを通常撮影時は背面側に向け、自分撮り撮影時はレンズ200と同じ方向に向けられる構成とする。通常撮影時は、カメラ本体100の上面のレリーズボタン12でレリーズ操作を行い、自分撮り撮影時は、カメラ本体100の前面の操作ボタン13でレリーズ操作を行う。画像表示モニタ113の姿勢をモニタして撮影モードを判定し、レリーズ操作を行う操作部材をレリーズボタン12と操作ボタン13の間で切り替える。動画撮影やバルブ撮影などにおいて、撮影の途中で撮影モードが切り替えられた場合、撮影開始指示を行った操作部材の操作により撮影終了指示を行えるようにする。
【選択図】図9

Description

本発明は、可動モニタの姿勢に応じて複数の操作部材の間でレリーズボタンを切り替えるカメラに関する。
デジタルカメラなどの撮像装置には液晶画面が備えられていることが多いが、近年では撮影者の好ましい角度や姿勢で確認することができる可動液晶(バリアングル液晶、チルト液晶)を備えたカメラも存在している。その中には可動液晶を被写体側に向けることで撮影者が構図を確認しながら自身を撮影する、いわゆる“自分撮り”が可能なカメラが存在する。自分撮りを行う際には通常撮影に用いるレリーズボタンではなく、自分撮り時に操作し易い位置に配置された操作部材にレリーズボタンとしての機能を代替させ、操作性を向上した技術が知られている。また同構成においてユーザの操作性を更に向上させる目的で、可動液晶の姿勢に応じてレリーズボタンとしての機能を果たす操作部材を変更する構成も提案されている(特許文献1)。
特開2013−175802号公報
しかし、特許文献1の構成では、例えば動画撮影やバルブ撮影といった撮影開始指示と撮影終了指示を必要とする撮影方法において、撮影中に可動液晶の姿勢が変化したときに、レリーズボタンの機能を果たす操作部材が変更されてしまう可能性がある。そのため撮影の途中で撮影終了指示を行うための操作部材が、撮影開始指示を行った操作部材から変更され、撮影終了指示が行われなかったり、ユーザの意図しない操作につながったりする可能性がある。
本発明は、画像表示モニタの姿勢に応じて特定の機能を果たす操作部材を切り替えるカメラにおいて、動作停止指示を確実に検出することを課題としている。
本発明の撮像装置は、撮像装置本体と、画像表示部の撮像装置本体に対する姿勢を変更可能であり、被写体画像を表示する画像表示部と、画像表示部の撮像装置本体に対する姿勢を検出し、姿勢に対応した状態を判定する状態判定部と、状態に応じた第1、第2動作モードと、状態の変化に応じて第1、第2動作モードの間で切り替えを行うモード切替手段と、第1動作モードにおいて動作開始および動作停止を指示する第1操作部材と、第2動作モードにおいて動作開始および動作停止を指示する第2操作部材とを備え、動作開始時の撮影モードあるいは姿勢が、撮影終了時の動作モードあるいは姿勢と異なるとき、動作開始時の指示に用いられた操作部材により動作終了を指示できることを特徴としている。
第1、第2動作モードは、例えば通常撮影モード、自分撮り撮影モードである。動作中に画像表示部の姿勢が変化して動作モードが変更された場合、動作開始指示を行った操作部材での動作終了指示が行えることを保証しつつ、変更後の動作モードの操作部材による動作終了指示も行える構成としてもよい。
本発明によれば、画像表示モニタの姿勢に応じて特定の機能を果たす操作部材を切り替えるカメラにおいて、動作停止指示を確実に検出することができる。
本発明の一実施形態である撮像装置の概略的な構成を示すブロック図である。 画像表示モニタがカメラ本体背面に収容された通常撮影時の状態を示すカメラの正面図および背面図である。 画像表示モニタが展開された自分撮り撮影時の状態を示すカメラの正面図および背面図である。 画像表示モニタが反転展開された通常撮影時の状態を示すカメラの正面図および背面図である。 本実施形態の撮影処理のフローチャートである。 画像表示モニタがカメラ本体背面に収容された通常撮影時の通常の操作状態を示すカメラの正面図および背面図である。 画像表示モニタが展開された自分撮り撮影時の通常の操作状態を示すカメラの正面図および背面図である。 画像表示モニタが反転展開された通常撮影時の通常の操作状態を示すカメラの正面図および背面図である。 撮影中に図7の自分撮り撮影状態から図8の通常撮影状態へ状態が変更されたときの操作状態を示すカメラの正面図および背面図である。 撮影中に図7の自分撮り撮影状態から図6の通常撮影状態へ状態が変更されたときの操作状態を示すカメラの正面図および背面図である。 撮影中に図6の通常撮影状態から図7の自分撮り撮影状態へ状態が変更されたときの操作状態を示すカメラの正面図および背面図である。 撮影中に図8の通常撮影状態から図7の自分撮り撮影状態へ状態が変更されたときの操作状態を示すカメラの正面図および背面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態である可動モニタを備える撮像装置の概略的な構成を示すブロック図である。また、図2〜図4は、可動モニタの撮像装置本体に対する代表的な3つの姿勢を示す正面図および背面図である。
本実施形態の撮像装置は、例えばレンズ交換式のデジタルカメラ10であり、交換レンズ200とカメラ本体100から構成される。カメラ本体100は、例えば電源スイッチ(図示せず)、モードダイヤル(図示せず)、図2等に示される通常撮影用のレリーズボタン(第1操作部材)12、自分撮り用のレリーズボタンとして機能する操作ボタン(第2操作部材)13、電子ダイヤル、十字キーやOKボタンなどの操作スイッチ群(入力手段)102を備える。ユーザにより電源スイッチが押されると、図示省略されたバッテリからデジタルカメラ10の各種回路に電源ラインを通じて電源供給が行われる。制御部(CPU:Central Processing Unit)101は電源供給後、ROM(Read Only Memory)116にアクセスして制御プログラムを読み出してワークエリア(図示せず)にロードし、ロードされた制御プログラムを実行することにより、デジタルカメラ10全体の制御を行う。
制御部101は、デジタルカメラ10に内蔵されたTTL(Through The Lens)露出計(図示せず)で測定された測光値に基づき適正露出が得られるように、絞り/シャッタ駆動部104を介して絞り202及びシャッタ105を駆動制御する。より詳細には、絞り202及びシャッタ105の駆動制御は、プログラムAE(Automatic Exposure)、シャッタ速度優先AE、絞り優先AEなど、モードダイヤルにより指定されるAE機能に基づいて行われる。また、制御部101は、AE制御と併せてレンズ駆動部103を介して撮影レンズ201のAF(Autofocus)制御を行う。AF制御には、アクティブ方式、位相差検出方式、コントラスト検出方式等が適用される。なお、この種のAE及びAFの構成及び制御については周知であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
被写体からの光束は、撮影レンズ201、絞り202、シャッタ105を通過してイメージセンサ106により受光される。イメージセンサ106は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサであり、撮像面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して電気信号に変換し、信号処理部107に出力する。信号処理部107は、イメージセンサ106より入力される電気信号(撮影データ)に対して所定の信号処理を施して、画像処理部(画像処理エンジン)108に出力する。
画像処理エンジン108は、信号処理部107より入力される信号に対して色補間、マトリクス演算、Y/C分離等の所定の信号処理を施して輝度信号Y、色差信号Cb、Crを生成し、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の所定のフォーマットで圧縮する。バッファメモリ109は、画像処理エンジン108による処理の実行時、処理データの一時的な保存場所として用いられる。
カードインタフェース(I/F)110のカードスロットには、メモリカード111が着脱可能に差し込まれている。画像処理エンジン108は、カードインタフェース110を介してメモリカード111と通信可能である。画像処理エンジン108は、生成された圧縮画像信号(撮影画像データ)をメモリカード111(又はデジタルカメラ10に備えられる不図示の内蔵メモリ)に保存する。撮影画像データの保存処理と共に画像処理エンジン108は、撮影画像データを所定のフォーマットの画像信号に変換し、画像表示モニタ制御部112に出力してもよい。画像表示モニタ制御部112は、画像処理エンジン108より入力される画像信号を基に撮影後の確認用画像を画像表示モニタ113に所定時間表示させる。画像表示モニタ113は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)である。
画像処理エンジン108は、ユーザによりライブビュー表示操作が行われると、Y/C分離後の信号に所定の信号処理を施して、フレームメモリ(図示せず)にフレーム単位でバッファリングする。画像処理エンジン108は、バッファリングされた信号を所定のタイミングで各フレームメモリから掃き出して所定のフォーマットのビデオ信号に変換し、画像表示モニタ制御部112に出力する。画像表示モニタ制御部112は、画像処理エンジン108より入力される画像信号を基に被写体の撮影画像を画像表示モニタ113にリアルタイムのスルー画(ライブビュー)として表示させる。
画像処理エンジン108は、ユーザにより撮影画像の再生操作が行われると、操作により指定された撮影画像データをメモリカード111又は内蔵メモリより読み出して所定のフォーマットの画像信号に変換し、画像表示モニタ制御部112に出力する。画像表示モニタ制御部112は、画像処理エンジン108より入力される画像信号を基に被写体の撮影画像を画像表示モニタ113に表示する。
デジタルカメラ10において画像表示モニタ113は、例えばカメラ本体100に対してその位置および向き(姿勢)を変えられるように構成されている。通常撮影を行う際、画像表示モニタ113は、例えばカメラ本体100の背面に略密接して配置され、画面113Sはカメラの後方に向けられる(図2参照)。一方、自分撮りを行う際には、画像表示モニタ113は、カメラ本体100の背面左側稜線(カメラの垂直軸)に沿って設けられた回転軸部14を軸に180°回動可能(展開可能)であり、画面113Sをレンズと同じ方向(正面方向)に向けることができる(図3参照)。
また、画像表示モニタ113は、回転軸部14に対してカメラ本体100の水平軸周りに回転可能(反転可能)な構成を備える。例えば図3の状態から画像表示モニタ113を水平軸周りに180°回転させ、画像表示モニタ113を開いたまま画面113Sを背面側に向けることができる(図4参照)。なお、画像表示モニタ113の回動方式には、他にも様々なものが適用でき、例えば上方に回動して正面側に向ける方式や、下方に回動して正面側に向ける方式などが考えられる。また、デジタルカメラ10は、画像表示モニタ113のカメラ本体100に対する姿勢を検知する画像表示モニタ姿勢検出部114(図1参照)を備え、制御部101は、画像表示モニタ姿勢検出部114からの信号に基づき、例えば後述するように通常撮影を行う状態か自分撮りを行う状態かを判定する。
次に図5のフローチャートを参照して、動画撮影やバルブ撮影など、撮影者による撮影開始指示と撮影終了指示を必要とする撮影における本実施形態の撮影処理について説明する。
動画撮影やバルブ撮影などでは、撮影者は撮影開始のタイミングだけではなく撮影終了のタイミングも操作部材を通してカメラに指示する必要がある。例えば、通常撮影モード(第1動作モード)では、レリーズボタン12が押下されている間、撮影が実行される。また、例えばレリーズボタン12が操作された時点から、次に操作されるまでの間、撮影を行う構成とすることもできる。
一方、本実施形態のデジタルカメラ10は、通常撮影モードの他に自分撮り撮影モード(第2動作モード)を備え、通常撮影モードでは、カメラ本体100の頂面に配置されたレリーズボタン12がレリーズ操作機能を果たすが、自分撮り撮影モードでは、レリーズボタン12から例えばカメラ本体100の前面に配置される操作ボタン13へとレリーズ機能を果たす操作部材が切り替えられる。そして自分撮り撮影モードにおける動画撮影やバルブ撮影などでは、操作ボタン13が押下されている間、撮影が実行される。また、例えば操作ボタン13が操作された時点から、次に操作されるまでの間、撮影が行われる。
前述したように、本実施形態の制御部101(図1参照)は、画像表示モニタ姿勢検出部114からの信号、すなわち画像表示モニタ113の姿勢に応じて、現カメラの使用状態が通常撮影状態にあるのか、自分撮り撮影状態にあるのかを常時判定している。現撮影モードが、判定された撮影モードと異なると、通常撮影モードと自分撮り撮影モードの間で、撮影モードが一方から他方に切り替られ、これによりレリーズ機能を果たす操作部材がレリーズボタン12と操作ボタン13の間で一方から他方に切り替えられる。
例えば図2や図4の状態(姿勢)は、通常撮影を行う状態と判定され、撮影モードは通常撮影モードに設定される。このときレリーズ機能を果たす操作部材は、レリーズボタン12に設定される。一方、図3の状態(姿勢)は、自分撮り撮影を行う状態と判定され、撮影モードは自分撮り撮影モードに設定される。このときレリーズ機能を果たす操作部材は、操作ボタン13に設定される。したがって、画像表示モニタ113の姿勢が図2、4の状態と図3の状態との間で切り替えられると、レリーズ機能を果たす操作部材がレリーズボタン12と操作ボタン13の間で一方から他方に切り替えられる。
通常の静止画撮影のように、撮影開始のタイミングのみを撮影者が指示する場合、上記構成でも特に問題は発生しない。しかし、例えば動画撮影や、バルブ撮影のように、撮影終了のタイミングも撮影者が指示する必要がある場合、撮影の途中で画像表示モニタ113の姿勢が変更され、画像表示モニタ姿勢検出部114からの信号に基づき撮影の状態が変更されたと判定されると、撮影が終了する前にレリーズ機能を果たす操作部材が開始を指示した操作部材から他方の操作部材に変更されてしまう。そのため撮影の終了が指示されなかったり、撮影者の意図しない操作が発生したりする可能性がある。
したがって、本実施形態では、動画撮影モード、あるいはバルブ撮影モード(通常撮影/自分撮り撮影モードとは並列に設定可能)が選択された場合の制御部101における撮影処理を図5のフローチャートに従って行う。
ステップS100では、画像表示モニタ姿勢検出部114からの信号に基づき、画像表示モニタ113の現姿勢が自分撮りを行う状態であるか否かが判定される。自分撮りを行う状態ではない(通常撮影状態)と判定されると、ステップS102において、レリーズボタン12が操作(オン/オフ切り替え)されたか否かが判定され、操作されたと判定された場合には、ステップS104において、現在カメラが撮影待機状態にあるか否かが判定される。撮影待機状態にある、すなわち、未だ撮影が開始されていない場合には、ステップS102のレリーズボタン12の操作に対応してステップS106において動画撮影やバルブ撮影が開始されるとともに、レリーズボタン12、操作ボタン13の何れの操作部材の操作で同処理を開始したかをメモリに記憶し、ステップS100に戻る。ステップS104において撮影待機状態にないと判定されると、ステップS102のレリーズボタン12の操作に対応して、現在行っている動画撮影あるいはバルブ撮影をステップS114において終了してステップS100に戻る。
ステップS100において、自分撮りを行う状態にあると判定されると、ステップS108において、操作ボタン(代替操作部材)13が操作(オン/オフ切り替え)されたか否かが判定される。操作ボタン13が操作(オン/オフ切り替え)されたと判定された場合には、ステップS104へジャンプし、撮影待機状態であれば、ステップS108の操作ボタン13の操作に対応して、ステップS106において動画撮影やバルブ撮影が開始されるとともに、レリーズボタン12、操作ボタン13の何れの操作部材の操作で同処理を開始したかをメモリに記憶し、処理はステップS100に戻る。また、撮影待機状態にないと判定されると、ステップS112において撮影中であるか否かが判定され、撮影中であれば、ステップS108の操作ボタン13の操作に対応してステップS114において撮影を終了し、ステップS100に戻る。一方、ステップS112において、撮影中でない(待機中)と判定された場合は、直ちにステップS100に戻る。
ステップS108において、操作ボタン13が操作(オン/オフ切り替え)されていないと判定された場合には、ステップS110において、ステップS106での撮影開始のトリガに使用され、メモリに記憶されている操作部材が操作(オン/オフ切り替え)されたか否かが判定され、操作されていなければステップS100に戻る。一方、操作されていると判定された場合は、ステップS112において撮影中か否かが判定され、撮影中でない場合(待機中)はステップS100に戻る。撮影中であれば、撮影開始のトリガに用いられた操作部材と同じ操作部材の操作(ステップS110)に対応してステップS114で撮影を終了し、ステップS100に戻る。また、ステップS102において、レリーズボタン12が操作(オン/オフ切り替え)されていないと判定された場合も、ステップS110以下の処理が実行される。なお、図5の処理は、例えば動画撮影モード、あるいはバルブ撮影モード解除されると終了する。
次に図6〜図12を参照して、図5の撮影処理における具体的な幾つかのケースについて説明する。なお、図6〜図12では、図示される撮影モードでレリーズ機能が本来割り当てられている操作部材に斜線が付されている。
図6は、画像表示モニタ113がカメラ本体100の背面に収納されている通常撮影モードにおける通常の操作について説明する図である。ここでは、図6(a)の撮影待機状態においてレリーズボタン12が操作されると動画撮影やバルブ撮影などの撮影が開始され(図6(b))、撮影中にレリーズボタン12が操作される(ボタンをリリースする、あるいはもう一度押下する)と撮影が終了する(図6(c))。
図7は、画像表示モニタ113が展開され、画面113Sが正面を向いている自分撮り撮影モードにおける通量の操作について説明する図である。画面113Sが被写体側に向くように展開された状態、いわゆる自分撮り撮影時には、操作ボタン13をレリーズ機能に割り当てる。したがって、撮影待機状態において操作ボタン13が操作されると、撮影が開始され、撮影中に操作ボタン13が操作されることよって撮影が終了する。
図8は、画像表示モニタ113が反転展開されている通常撮影モードにおける通常の操作について説明する図である。図6の画像表示モニタ113が収納されているときと同様に、撮影待機状態においてレリーズボタン12の操作によって撮影が開始され、撮影中にレリーズボタン12が操作されると撮影が終了する。
図9は、自分撮り撮影中に画像表示モニタ113がカメラの水平軸周りに反転されたとき、すなわち動画撮影やバルブ撮影中に、図7の自分撮り状態から図8の通常撮影状態に移行されるときの操作を説明する図である。撮影待機時に画像表示モニタ113が被写体側を向いている場合、レリーズボタン12の代替となる操作ボタン13の操作によって撮影開始指示が行われる。このときに、自分撮り撮影中に画像表示モニタ113が反転され、自分撮り撮影状態ではなくなった場合、撮影モードが通常撮影モードに変更されるが、本実施形態では、撮影開始を指示した操作ボタン13によって撮影終了指示を行える。
図10は、図7の自分撮り撮影中に画像表示モニタ113がカメラ本体100の背面に収納され、図6の通常撮影モードに移行される場合を例示する。この場合にも、撮影開始を指示した操作ボタン13によって撮影終了指示を行える。
図11は、画像表示モニタ113をカメラ本体100の背面に収納した図6に示される通常撮影中に画像表示モニタ113を被写体側に展開し、図7の自分撮り撮影の状態に移行されるときの操作について説明する図である。撮影待機時に画像表示モニタ113がカメラ本体100の背面に収納されている場合、通常撮影モードと判定されるので、レリーズボタン12の操作によって動画撮影やバルブ撮影などの撮影開始指示が行われる。撮影中に、画像表示モニタ113が画面113Sを被写体側に向けて展開され、通常撮影状態ではなくなった場合、撮影終了指示は、画像表示モニタ113の姿勢に関わらず、撮影開始指示時と同じ操作部材の操作により行うことができる。すなわち、撮影終了指示は、レリーズボタン12の操作によって行うことができる。また、図12に示されるように、画像表示モニタ113を反転展開した通常撮影中に、画像表示モニタ113を被写体側に回転した場合も同様である。
以上の本実施形態の撮影処理によれば、動画撮影あるいはバルブ撮影が行われている最中に画像表視モニタ113の姿勢が変更され、これにより撮影状態が変更されたと判定されても、撮影開始指示を行った操作部材の操作もモニタし続け、同操作部材により撮影終了指示ができるようにしている。これにより、撮影中の撮影モード切替えにより、撮影の終了が指示されなかったり、撮影者の意図しない操作が発生したりすることを防止できる。
また、ここではレリーズボタン12や操作ボタン13など、操作部材としてボタンを例に挙げたが、タッチパネルやリモコンなどレリーズ操作を行うことができる入力手段であればボタンに限定されるものではない。
また、本実施形態の説明では、画像表示モニタが収納または反転展開された状態では、レリーズボタン12により撮影指示を行い、画像表示モニタが被写体側に向けられた状態ではレリーズの代替操作部材(操作ボタン13)によって撮影指示を行う例を挙げたが、これらの対応関係は必ずしも一意に決まらず、設定によって変更可能であってもよい。
また、本発明は、撮影開始指示となった操作部材の操作で撮影終了指示が行えることを保証できればよく、例えば通常撮影でレリーズボタン操作によって撮影を開始し、撮影中に自分撮り撮影になった場合などに、撮影開始指示となったレリーズボタン操作による撮影終了の指示を保証しつつ、自分撮り撮影時にレリーズボタンの代替となる操作ボタンでの撮影終了指示も可能としてもよい。これは通常撮影から自分撮り撮影に変化した場合のみではなく、自分撮り撮影から通常撮影に変化した場合も同様である。
また本実施形態ではレリーズボタンがカメラ本体の頂面、操作ボタンがカメラ本体の前面に設けられたが、その位置は通常撮影時、自分撮り撮影時等に操作し易い位置であればよく、本実施形態に限定されるものではない。また本実施形態では、撮像装置としてレンズ交換式のデジタルカメラを例に説明を行なったが、撮像装置はコンパクトカメラや携帯電話など、画像表示モニタが撮像装置本体に対してその位置や向きが変更できるものであればよく、画像表示モニタが分離可能なものであってもよい。また、本実施形態では、レリーズ機能を果たす操作部材を例に説明を行なったが、操作部材は他の特定の機能に割り当てられた操作部材でもよく、同機能における実行される動作も撮影動作に限定されるものではない。
10 デジタルカメラ
12 レリーズボタン(第1操作部材)
13 操作ボタン(第2操作部材)
14 回転軸部
100 カメラ本体
113 画像表示モニタ
113S 画面
114 画像表示モニタ姿勢検出部
200 交換レンズ

Claims (3)

  1. 撮像装置本体と、
    前記撮像装置本体に対する姿勢を変更可能であり、被写体画像を表示する画像表示部と、
    前記画像表示部の前記撮像装置本体に対する姿勢を検出し、前記姿勢に対応した状態を判定する状態判定部と、
    前記状態に応じた第1、第2動作モードと、
    前記状態の変化に応じて前記第1、第2動作モードの間で切り替えを行うモード切替手段と、
    前記第1動作モードにおいて動作開始および動作停止を指示する第1操作部材と、
    前記第2動作モードにおいて動作開始および動作停止を指示する第2操作部材とを備え、
    動作開始時の動作モードあるいは前記姿勢が、動作停止時の動作モードあるいは前記姿勢と異なるとき、動作開始時の指示に用いられた操作部材により動作停止を指示できる
    ことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記第1、第2動作モードが通常撮影モード、自分撮り撮影モードであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮影中に前記画像表示部の姿勢が変化して前記動作モードが変更された場合、動作開始指示を行った前記操作部材での動作停止指示が行えることを保証しつつ、変更後の動作モードの前記操作部材による動作停止指示も行えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
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