JP2016148571A - 自動分析装置及び自動分析方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部は、試薬ボトルの試薬残量に基づいて算出した測定可能回数の範囲内で、分析モジュールに患者検体の測定を行わせる。そして、制御部は、試薬残量が患者検体の測定に必要な規定量に満たなくなると、試薬ボトルを新たな試薬ボトルに切り替え、分析モジュールが行う新たな試薬ボトルを用いた最初の測定をコントロール検体の測定とする。
【選択図】図3
Description
コントロール検体収容部は、コントロール検体を収容する。
移送容器搬送部は、コントロール検体収容部から供給されるコントロール検体が収容された移送容器、又は患者検体が収容された移送容器を搬送する。
分析モジュールは、試薬が収容される試薬ボトルを保管し、試薬ボトルの試薬残量を測定し、試薬ボトルから取り出した試薬と、移送容器から反応容器に分注されたコントロール検体又は患者検体との反応物を測定した結果に基づいて、コントロール検体又は患者検体を分析する。
制御部は、試薬ボトルの試薬残量に基づいて算出した測定可能回数の範囲内で、分析モジュールに患者検体の測定を行わせ、試薬残量が患者検体の測定に必要な規定量に満たなくなると、試薬ボトルを新たな試薬ボトルに切り替え、分析モジュールが行う新たな試薬ボトルを用いた最初の測定をコントロール検体の測定とする。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
以下、本発明の第1の実施の形態例に係るマルチタイプの自動分析装置について、添付図面を参照して説明する。
本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図1は、マルチタイプの自動分析装置1の概略構成を示す上面図である。
入力部21は、ユーザからの入力操作を受け付け、制御部20に指示を行う。この入力部21には、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等が用いられる。
制御部20は、入力部21からの指示に従い、自動分析装置1内の各部(サンプルターンテーブル5、希釈検体搬送部3、第1試薬ターンテーブル9a、第2試薬ターンテーブル9b、反応ターンテーブル11、サンプル希釈ピペット6、サンプリングピペット13、希釈容器洗浄機構15、反応容器洗浄機構14、第1試薬ピペット10a、第2試薬ピペット10b)の動作を制御する。
図3は、制御部20の処理例を示す。
図4と図5は、自動分析装置1が行う従来の動作例を示す。ここでは、分析モジュール7(3)以外の構成について、符号の記載を一部省略する場合がある。
図6は、自動分析装置1が行う従来の動作例によって測定される患者検体の測定データの例を示す。
次に、制御部20は、希釈容器16に分注された患者検体を分析する1台の分析モジュールを、分析モジュール7(1)〜7(4)から指定する(図4B)。この例では、分析モジュール7(3)が指定される。
図7と図8は、自動分析装置1が行う本実施の形態例に係る動作例を示す。ここでも、分析モジュール7(3)以外の構成について、符号の記載を省略する。
図9は、自動分析装置1が行う本実施の形態例に係る動作例によって測定される患者検体の測定データの例を示す。
そして、制御部20は、コントロール検体が分注された希釈容器16eから第1自動コントロール検体を取り出して、分析モジュール7(3)に精度確認を行わせる(図8E)。このとき、切り替え前の試薬ボトルペアを用いて第1自動コントロール検体の測定が行われる。次に、制御部20は、サンプル希釈ピペット6を用いてコントロール検体を空の希釈容器16fに分注させ、コントロール検体が分注された希釈容器16fを分析モジュール7(3)に搬送させる。この希釈容器16fに収容される希釈検体が第2自動コントロール検体である。
次に、本発明の第2の実施の形態例に係るシングルタイプの自動分析装置について説明する。
図10は、シングルタイプの自動分析装置30の斜視図である。
希釈ターンテーブル32には、複数の希釈容器53が希釈ターンテーブル32の周方向に並べて収容されている。希釈液によって希釈された患者検体又はコントロール検体を収容する希釈容器53を保持する希釈ターンテーブル32が、希釈検体搬送部として用いられる。
反応ターンテーブル35は、希釈ターンテーブル32と、第1試薬ターンテーブル33及び第2試薬ターンテーブル34の間に配置され、複数の反応容器56が反応ターンテーブル35の周方向に並べて収容されている。
なお、上述した第1の実施の形態例では、余裕度を求めたが、試薬ボトルペアの試薬残量を正確に測定できるのであれば、余裕度を求めなくてもよい。この場合であっても、試薬残量に基づく検体の測定可能回数を余裕値として求め、コントロール検体を分析モジュール7(1)〜7(4)のいずれかに適切なタイミングで搬送することができる。
そして、(余裕測定項目数+余裕測定回数)≦測定残数であれば、何もしないが、(余裕測定項目数+余裕測定回数)>測定残数であれば、上述した実施の形態に係る自動コントロール検体を用いた試薬ボトルペアの切り替え処理を開始する。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (8)
- コントロール検体を収容するコントロール検体収容部と、
前記コントロール検体収容部から分注される前記コントロール検体が収容された移送容器、又は患者検体が収容された移送容器を搬送する移送容器搬送部と、
試薬が収容される試薬ボトルを保管し、前記試薬ボトルの試薬残量を測定し、前記試薬ボトルから取り出した前記試薬と、前記移送容器から反応容器に分注された前記コントロール検体又は前記患者検体との反応物を測定した結果に基づいて、前記コントロール検体又は前記患者検体を分析する分析モジュールと、
前記試薬ボトルの試薬残量に基づいて算出した測定可能回数の範囲内で、前記分析モジュールに前記患者検体の測定を行わせ、前記試薬残量が前記患者検体の測定に必要な規定量に満たなくなると、前記試薬ボトルを新たな試薬ボトルに切り替え、前記分析モジュールが行う新たな前記試薬ボトルを用いた最初の測定を前記コントロール検体の測定とする制御部と、を備える
自動分析装置。 - 前記制御部は、前記測定可能回数の範囲内で、前記移送容器搬送部に前記患者検体が収容された前記移送容器を前記分析モジュールに搬送させ、前記患者検体が収容された前記移送容器の最後尾に前記コントロール検体が収容された前記移送容器を搬送させる
請求項1に記載の自動分析装置。 - 前記制御部は、前記分析モジュールに対して前記試薬ボトルを新たな前記試薬ボトルに切り替えさせる直前に、前記分析モジュールに切り替え前の前記試薬ボトルを用いて前記コントロール検体の分析を行わせる
請求項1又は2に記載の自動分析装置。 - 前記制御部は、前記試薬ボトルを用いて前記患者検体を測定可能な余裕値を算出し、前記余裕値が、前記患者検体毎に前記試薬を用いて行う測定項目数と、前記コントロール検体を用いて行う測定回数との合算値に満たない場合に、前記試薬ボトルの切り替え、及び前記コントロール検体の分析を行わせる
請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動分析装置。 - 前記制御部は、前記分析モジュールに対して、新たな前記試薬ボトルを用いて予め検量線を作成させ、又は前記試薬ボトルが新たな前記試薬ボトルに切り替えられたタイミングで前記検量線を作成させる
請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動分析装置。 - 前記自動分析装置は、複数の前記分析モジュールが連結されたマルチタイプであり、
前記移送容器搬送部は、前記コントロール検体収容部と、前記分析モジュールとに併設される
請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動分析装置。 - 前記自動分析装置は、1つの前記分析モジュールで構成されるシングルタイプであり、
前記移送容器搬送部は、希釈液によって希釈された前記患者検体又は前記コントロール検体を保持する希釈テーブルである
請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動分析装置。 - コントロール検体を収容するコントロール検体収容部と、
前記コントロール検体収容部から分注される前記コントロール検体が収容された移送容器、又は患者検体が収容された移送容器を搬送する移送容器搬送部と、
試薬が収容される試薬ボトルを保管し、前記試薬ボトルの試薬残量を測定し、前記試薬ボトルから取り出した前記試薬と、前記移送容器から反応容器に分注された前記コントロール検体又は前記患者検体との反応物を測定した結果に基づいて、前記コントロール検体又は前記患者検体を分析する分析モジュールと、
前記コントロール検体収容部、前記移送容器搬送部、及び前記分析モジュールの動作を制御する制御部と、を備える自動分析装置によって用いられる自動分析方法であって、
前記試薬ボトルの試薬残量に基づいて算出した測定可能回数の範囲内で、前記分析モジュールに前記患者検体の測定を行わせるステップと、
前記試薬残量が前記患者検体の測定に必要な規定量に満たなくなると、前記試薬ボトルを新たな試薬ボトルに切り替えるステップと、
前記分析モジュールが行う新たな前記試薬ボトルを用いた最初の測定を前記コントロール検体の測定とするステップと、を含む
自動分析方法。
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