JP2016148488A - 浴室 - Google Patents

浴室 Download PDF

Info

Publication number
JP2016148488A
JP2016148488A JP2015025740A JP2015025740A JP2016148488A JP 2016148488 A JP2016148488 A JP 2016148488A JP 2015025740 A JP2015025740 A JP 2015025740A JP 2015025740 A JP2015025740 A JP 2015025740A JP 2016148488 A JP2016148488 A JP 2016148488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
air
air conditioner
door
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015025740A
Other languages
English (en)
Inventor
紀幸 迫
Noriyuki Sako
紀幸 迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015025740A priority Critical patent/JP2016148488A/ja
Publication of JP2016148488A publication Critical patent/JP2016148488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

【課題】換気装置および空調装置の施工作業をまとめて行うことで、作業効率を向上させた、浴室を提供する。
【解決手段】浴室1は、浴室壁13と、浴室壁13に設けられるドア部18と、浴室空間15と、浴室空間15内の空気を吸気し外部へ排気する換気装置16と、を備える。ドア部18は、ドア枠2と、ドア枠2の内側に設けられるドア本体50と、を有する。ドア枠2には、ドア部18を介して浴室空間15と隣り合う隣室7の空気を吸気し、その吸気した空気を処理し隣室7に給気する空調装置3が設けられることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室に関し、より詳細には、浴室の空調を行う空調装置が設けられた浴室に関する。
従来、ドア部を介して浴室空間と隣り合う洗面脱衣所に、洗面脱衣所内の空調を行う空調装置が設置されていた(例えば特許文献1参照)。
特開2008−224160号公報
特許文献1に記載されている浴室では、その天井部に換気装置が設置される。また、空調装置が洗面脱衣所における浴室とは反対側の壁面に設置されていた。このとき、換気装置は浴室の施工時に設置され、空調装置はその換気装置の施工とは別に洗面脱衣所に設置されていた。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、換気装置および空調装置の施工作業をまとめて行うことで、作業効率を向上させた、浴室を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
浴室壁と、前記浴室壁に設けられるドア部と、浴室空間と、前記浴室空間内の空気を吸気し外部へ排気する換気装置と、を備えた浴室であって、前記ドア部は、ドア枠と、前記ドア枠の内側に設けられるドア本体と、を有し、前記ドア枠には、前記ドア部を介して前記浴室空間と隣り合う隣室の空気を吸気し、その吸気した空気を処理し前記隣室に給気する空調装置が設けられることを特徴とする。
本発明の浴室では、空調装置を浴室のドア枠に設置するので、換気装置を浴室に設置し、空調装置を洗面脱衣所に設置する場合よりも、換気装置および空調装置の施工作業を効率的に行うことができる。
図1は第1実施形態の浴室において、浴槽とは反対側の壁パネルを取り除いたときの斜視図である。 図2は第1実施形態の浴室において、空調装置が設置された付近の拡大断面図である。 図3は第1実施形態の空調装置が、暖房装置としてヒーターを備えた場合の内部の概略断面図である。 図4は第2実施形態の浴室において、浴槽とは反対側の壁パネルを取り除いたときの斜視図である。 図5は第2実施形態の浴室において、空調装置が設置された付近の拡大断面図である。 図6は第3実施形態の浴室において、空調装置が設置された付近の拡大断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1ないし図3に基づいて説明する。
浴室1は、本実施形態では、図1に示すように、浴槽11と、浴槽11に隣接する洗い場12と、浴室壁13を備える。なお、浴室1は、浴槽11を備えないシャワールームであってもよく、その構造は特に限定されない。
浴室壁13は、本実施形態では、複数の壁パネルで構成される。また、浴室1は、複数の壁パネルの上縁部に接続され、浴室壁13の上方への開口を閉塞する天井部14を備える。そして、浴室1は、浴槽11、洗い場12、浴室壁13および天井部14で囲まれた浴室空間15を備える。
浴室1には、浴室空間15を換気するための換気装置16が天井部14に設置される。なお、換気装置16が設置される場所は限定されない。換気装置16には、浴室空間15と屋外とを連通する排気ダクト17が接続される。
換気装置16は、モーター(図示せず)、モーターに機械的に接続される換気ファン(図示せず)、モーターに電気的に接続させる換気用制御部(図示せず)、等を有する。
換気装置16は、後述する操作部4とケーブル43により電気的に接続される。特に、換気装置16の換気用制御部と操作部4が電気的に接続される。この操作部4を用いて、ユーザーは換気装置16に所望の動作を行うよう指示を送ることができる。
換気用制御部には、モーター等を制御するためのプログラムを格納したメモリ装置が内蔵される。これにより、換気用制御部は、操作部4の指示を受けて、メモリ装置からプログラムを読み出し、モーター等を制御する。
換気装置16では、換気用制御部の出力信号によりモーターを稼働させることで換気ファンを回転させる。これにより、換気装置16は、浴室空間15内の空気を吸気し、排気ダクト17を介して屋外へとその空気を排気することで、浴室空間15を換気する換気運転を行うことができる。
なお、換気装置16は上記した構成に加えて、浴室空間15を暖房する暖房機能、浴室1内を乾燥させる乾燥機能、浴室空間15にミストを噴霧するミスト機能、等といった機能を備えていてもよい。
浴室壁13には、図1に示すように、浴室1と隣り合う隣室7である洗面脱衣所70と浴室1とを行き来するためのドア部18が設けられる。本実施形態の浴室壁13では、ドア部18が設置された壁パネルを第1の壁パネル131とする。また、第1の壁パネル131と対向する壁パネルを第2の壁パネル132とする。
ここで、第2の壁パネル132から第1の壁パネル131に向かう方向を前方向、その反対方向を後方向とする。そして、第2の壁パネル132を正面に視て右側を右方向、左側を左方向とする。
以下の記載では、図1に示すように、浴室1のドア部18が閉じている状態を基準とする。
ドア部18は、第1の壁パネル131の取付け用開口133に嵌め込まれるドア枠2と、ドア枠2の内側に設けられるドア本体50と、を有する。取付け用開口133は、本実施形態では、正面視矩形状であり、上下方向を長手方向とし、左右方向を短手方向とするが、その形状は特に限定されない。そして、取付け用開口133は、ドア枠2が嵌め込まれる大きさで形成される。
ドア枠2は、上枠21、下枠22、左側縦枠23、右側縦枠24、から構成され、ドア枠2により出入口が形成される。ドア枠2は、本実施形態では、金属で形成されるが、合成樹脂で形成されてもよく、その材質は限定されない。
下枠22は、正面視矩形状であり、上下方向を短手方向とし、左右方向を長手方向とする。下枠22の右側端部には右側縦枠24が接続され、下枠22の左側端部には左側縦枠23が接続される。
右側縦枠24および左側縦枠23は、正面視矩形状であり、上下方向を長手方向とし、左右方向を短手方向とする。右側縦枠24の上端部と左側縦枠23の上端部には、上枠21が架け渡される。
上枠21は、正面視矩形状であり、上下方向を短手方向とし、左右方向を短手方向とする。
ドア枠2には、図1,図2に示すように、洗面脱衣所70の空気を吸気し、その吸気した空気を処理し洗面脱衣所70に給気する空調装置3が設けられる。
本実施形態の浴室1では、洗面脱衣所70内の空気が循環し易いように、ドア枠2の上枠21に空調装置3が設置される。なお、空調装置3は、左側縦枠23、右側縦枠24、下枠22に設けられてもよく、設置される場所は限定されない。
ここで、空調装置3が上枠21に設置される場合、天井部14には、図1,図2に示すように、空調装置3を天井部14に固定するため、設置開口141が形成される。設置開口141は、天井部14において上下方向に貫通して設けられる。設置開口141は、上枠21の上端部に隣接して形成される。
設置開口141は、本実施形態では、図1に示すように、空調装置3の上端部の形状と同じ形状で設けられる。また、設置開口141は、空調装置3の上端部が嵌り込む程度の大きさを有する。
上枠21は、図1,図2に示すように、空調装置3に洗面脱衣所70の空気を流入させるための流入口211と、空調装置3で処理した空気を洗面脱衣所70に流出させるための流出口212と、を有する。
流入口211および流出口212は、上枠21の前後方向に貫通して形成される。流入口211および流出口212は、その形状は矩形状となっているが、その形状は限定されない。また、流入口211および流出口212には、除塵フィルタが取付けられてもよい。
空調装置3は、図3に示すように、ケーシング31と、ケーシング31内に設けられる通風路32と、通風路32内に配置される送風機33と、を有する。また、空調装置3は、本実施形態では、マイクロコンピュータで構成され送風機33に電気的に接続される制御部34を有する。
ケーシング31は、本実施形態では、図1に示すように、六面体状に設けられるが、その形状は直方体状であってもよく、ケーシング31の形状は限定されない。そして、ケーシング31は、天井部14の設置開口141に嵌め込まれる。そのため、設置開口141よりも前後および左右の長さが若干短く形成される。
また、ケーシング31は、例えば金属で形成されるが、合成樹脂製であってもよく、その材質は限定されない。
ケーシング31は、図2,図3に示すように、底面部311、底面部311の左右方向の両端から上方に設けられた一対の側面部312、底面部311の前端部から上方に設けられた前面部313、を有する。また、ケーシング31は、底面部311の後端部から上方に設けられた後面部314、底面部311と対向する天面部315、を有する。
ケーシング31の天面部315の周縁部には、設置開口141の周縁部に載置されるためのフランジ部35が設けられる。
フランジ部35は、本実施形態では、図1,図2に示すように、天面部315の後端部から後方に連設される。そして、フランジ部35は、図2に示すように、設置開口141の後縁部における上端部に載置され、螺子やビス等の固定具61により空調装置3が天井部14に固定される。このとき、図1に示すように、上枠21の後面に接触するケーシング31の前面部313が、上枠21に取付けられた固定具61によりドア枠2に固定される。このようにして、空調装置3が、天井部14および上枠21に固定される。
ケーシング31の前面部313には、図2,図3に示すように、空調装置3が流入口211から吸気するための吸気口36と、空調装置3が流出口212から給気するための給気口37と、が形成される。本実施形態の浴室1では、吸気口36が流入口211と連通し、給気口37が流出口212と連通する。
通風路32は、例えば、図3に示すようにU字状に設けられることが考えられるが、その形状は特に限定されない。通風路32は、金属で形成されることが好ましい。通風路32は、円筒状のダクトを曲げ加工を施すことで形成されてもよいし、角筒状のダクトを曲げ加工を施すことで形成されてもよい。
通風路32は、その上流側に吸気口36と連通する上流側開口321を有し、その下流側に給気口37と連通する下流側開口322を有する。
送風機33は、図3に示すように、通風路32の上流側でありかつ、通風路32の上流側開口321の後方に配置される。送風機33は、遠心送風機であることが好ましく、例えばシロッコファンであることが考えられる。この場合、送風機33では、その軸方向の一方側の端部が吸気口36と向かい合う。
このような送風機33を空調装置3が有することで、吸気口36から洗面脱衣所70の空気を吸気し、その空気を給気口37から洗面脱衣所70に給気する送風運転を行うことができる。
また、空調装置3は、図3に示すように、洗面脱衣所70から吸気した空気を加熱し、暖めた空気を給気することで、洗面脱衣所70を暖める暖房装置38を有することが好ましい。暖房装置38は、制御部34と電気的に接続される。
暖房装置38を有することで、空調装置3は、送風運転だけでなく、送風機33と共に暖房装置38を稼働させることで暖かい空気を洗面脱衣所70に給気する暖房運転を行うことができる。
暖房装置38には、例えばヒーターや、ヒートポンプを用いることが考えられる。
本実施形態の暖房装置38は、ヒーターにより構成される。
ヒーターは、図3に示すように、送風機33よりも下流側に配置される。また、ヒーターは、通風路32の中心線に垂直になるように配置される。ヒーターには、例えばPTCヒーター、シーズヒーター、電熱線ヒーター等が用いられることが考えられる。
暖房装置38がヒートポンプにより構成される場合、ヒートポンプは、その内部を流れる冷媒の流れる方向を変えることで、通風路32内に吸気した空気を加熱または冷却することができる。そのため、空調装置3は、暖房だけでなく冷房も行うことができるようになる。
空調装置3は、図1に示すように、換気装置16と同様に後述する操作部4とケーブル43により電気的に接続される。特に、空調装置3の制御部34と操作部4が電気的に接続される。この操作部4を用いて、ユーザーは空調装置3に所望の動作を行うよう指示を送ることができる。
操作部4は、図1に示すように、洗面脱衣所70に配置される。操作部4は、本実施形態では、洗面脱衣所70において、浴室1の第1の壁パネル131と隣り合う側壁に配置されるが、その配置場所は限定されない。
操作部4は、換気装置16を操作するための第1指示部41と、空調装置3を操作するための第2指示部42と、を有する。
第1指示部41には、例えば換気装置16の運転開始・停止を指示する釦、換気装置16の運転時間を指示する釦、他の機能の運転開始・停止を指示する釦、等が設けられる。また、第1指示部41には、例えば運転時間、運転状態、等を表示する表示部が設けられる。なお、第1指示部41は上記した構成に限定されない。
第2指示部42には、例えば空調装置3の運転開始・停止を指示する釦、空調装置3の運転時間を指示する釦、暖房装置38の運転開始・停止を指示する釦、暖房装置38の温度を設定する釦、等が設けられる。また、第2指示部42には、例えば運転時間、運転状態、設定温度、等を表示する表示部が設けられる。なお、第2指示部42は上記した構成に限定されない。
空調装置3において、制御部34が操作部4と電気的に接続される。制御部34には、送風機33、暖房装置38等を制御するためのプログラムを格納したメモリ装置が内蔵される。これにより、制御部34は、操作部4の指示を受けて、メモリ装置からプログラムを読み出し、送風機33、暖房装置38を制御する。
また、制御部34は、本実施形態では、暖房運転を行っているとき、換気装置16を稼働させないようにする停止信号を出力する停止手段を有する。停止手段は、制御部34のメモリ装置にプログラムとして格納される。
これは、洗面脱衣所70を空調装置3により暖めている最中に、換気装置16を稼働させると、ドア部18の隙間を介して洗面脱衣所70内の暖気が、外部に排気されるという問題があるためである。このような問題を解決するために停止手段が用いられる。
停止手段を有する制御部34と換気用制御部とが電気的に接続されているため、停止手段が出力する停止信号が換気用制御部に対して出力される。
そして、換気装置16が停止している場合、換気用制御部では、操作部4から換気運転開始の信号がきても、その操作を無効にする第1のプログラムが、空調装置3の制御部34からの停止信号により起動する。
換気装置16が稼働している場合、換気用制御部では、換気運転を停止させた後、操作部4から換気運転開始の信号がきても、その操作を無効にする第2のプログラムが、空調装置3の制御部34からの停止信号により起動する。
なお、空調装置3の制御部34および換気装置16の換気用制御部を設けずに、浴室1内のいずれかの構成に停止手段を有する制御部が設けられてもよい。そして、その制御部は、空調装置3および換気装置16を制御することができるように構成される。このとき、その制御部において、停止手段が起動する条件を満たすと、上記した第1のプログラムまたは第2のプログラムが起動する構成であってもよい。
このような停止手段を有する制御部を浴室1が備えることで、洗面脱衣所70を暖めている最中に、ドア部18の隙間を介して洗面脱衣所70内の暖気が、換気装置16の換気運転により外部に排気されることを防止できる。
ドア本体50は、本実施形態では、図1に示すように、折戸となっているが、開き戸や引き戸であってもよく限定されない。
上記した構成の浴室1では、ドア枠2に空調装置3が設置されるため、浴室1の換気装置16の施工と空調装置3の施工とをまとめて行うことができる。これにより、換気装置16を浴室1に設置し、空調装置3を洗面脱衣所70に設置する場合よりも、施工作業を効率的に行うことができる。
そして、作業者は、換気装置16が洗面脱衣所70に設置されかつ、浴室1に空調装置3が設置される場合よりも、操作部4と換気装置16、操作部4と空調装置3、それぞれをケーブル43で容易に配線できる。
また、空調装置3がドア枠2に設置されることで、洗面脱衣所70の壁に孔を開けるといった、施工の痕跡を洗面脱衣所70の壁に残すことなく、洗面脱衣所70用の空調装置3を設置できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図4または図5に基づいて説明する。
第2実施形態の浴室1は、第1実施形態の浴室1の変形例であり、その特徴は浴室1のドア部18におけるドア枠2Aの形状に関する。
ここで、第2実施形態において、第1実施形態と共通の構成については同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
上枠21Aは、図4,図5に示すように、上枠本体22Aと、上枠本体22Aから後方に連設され空調装置3が設置される設置部23Aと、設置部23Aに空調装置3を挿入するために上枠本体22Aに形成される挿入口24Aと、を有する。
挿入口24Aは、上枠21Aの前後方向に貫通して形成される。挿入口24Aは、図4に示すように、矩形状となっているが、その形状は限定されない。挿入口24Aは、図5に示すように、設置部23Aにより形成され空調装置3が挿入される設置空間25Aと連通する。
設置部23Aは、本実施形態では、上枠本体22Aの後面から連設される。
設置部23Aは、図4,図5に示すように、底板部231Aと、底板部231Aの左右方向の両端部から起立する一対の側板部232Aと、底板部231Aの後端部から起立する後板部233Aと、を有する。ここで、設置空間25Aは、底板部231Aと後板部233Aと一対の側板部232Aとにより形成される。
また、設置部23Aでは、図4,図5に示すように、後板部233Aの上端部から設置空間25Aとは反対側に、フランジ部26Aが延出される。そして、そのフランジ部26Aを天井部14の上端部に載置させ、螺子やビス等の固着具62で固定することで、設置部23Aは天井部14に固定される。
そして、空調装置3は、図5に示すように、設置部23Aの後板部233Aに取付けられる固着具62により、設置部23Aに固定される。
ケーシング31は、その前面部313をドア枠2Aの前面と面一に設け、ドア枠2Aとの一体感を有するように設けられることが好ましい。
上記した構成の浴室1では、作業者は、空調装置3を設置する際、まず空調装置3を設置する設置部23Aが設けられた上枠21Aを天井部14に固定する。そして、作業者は、設置部23Aに空調装置3を挿入し、設置部23Aの後板部233Aに固着具62を取付けることで、空調装置3を上枠21Aに固定する。
そのため、第2実施形態においては、第1実施形態のときのように、作業者が空調装置3を支持しながら、天井部14および上枠21Aに固定する必要がない。これにより、作業者が空調装置3の設置作業を容易に行うことができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について図6に基づいて説明する。
第3実施形態の浴室1は、第1実施形態および第2実施形態の浴室1の変形例であり、その特徴は浴室1のドア部18におけるドア枠2Bの構成に関する。
ここで、第3実施形態において、第1実施形態および第2実施形態と共通の構成については同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
本実施形態のドア枠2Bの上枠21Bは、上枠本体22Bと、上枠本体22Bから後方に連設される設置部23Bと、を有する。ここで、上枠本体22Bと設置部23Bは一体に形成される。
上枠本体22Bと設置部23Bとにより形成される設置空間25Bには、制御部34、通風路32、送風機33、が設置される。
また、設置部23Bでは、図6に示すように、後板部233Bの上端部から設置空間25Bとは反対側に、フランジ部26Bが延出される。そして、設置空間25Bの上方への開口は、上枠本体22Bと設置部23Bの上端部に取付けられる天板部234Bにより閉塞される。
上枠本体22Bには、通風路32の上流側開口321と連通する流入口211Bが形成される。そして、上枠本体22Bには、通風路32の下流側開口322と連通する流出口(図示せず)が形成される。
上記した構成の浴室1では、第1実施形態および第2実施形態のときのように、ユーザーの目に付く場所に、固定具61や固着具62が取付けられていない。これにより、本実施形態の浴室1では、ドア枠2Bの一体感が向上している。
上記した実施形態から、一の形態の浴室1は以下の構成を備える。
浴室1は、浴室壁13と、浴室壁13に設けられるドア部18と、浴室空間15と、浴室空間15内の空気を吸気し外部へ排気する換気装置16と、を備える。ドア部18は、ドア枠2と、ドア枠2の内側に設けられるドア本体50と、を有する。ドア枠2には、ドア部18を介して浴室空間15と隣り合う隣室7の空気を吸気し、その吸気した空気を処理し隣室7に給気する空調装置3が設けられることを特徴とする。
これにより、換気装置16を浴室1に設置し、空調装置3を洗面脱衣所70に設置する場合よりも、施工作業を効率的に行うことができる。
また、浴室1では、空調装置3がドア枠2の上枠21に設けられることが好ましい。
これにより、浴室1の隣室7の空気の循環が行われ易くなる。
また、空調装置3が、吸気した空気を加熱する暖房装置38を有することが好ましい。
これにより、隣室7の暖房を行うことができる。
空調装置3は、暖房装置38を稼働させて暖めた空気を隣室7に給気する暖房運転を行っているとき、換気装置16を稼働させないようにする制御部34を備えることが好ましい。
これにより、隣室7を暖めている最中に、換気装置16の換気運転によりドア部18の隙間を介して隣室7内の空気が室外に排気されることを防止できる。
1 浴室
13 浴室壁
15 浴室空間
16 換気装置
18 ドア部
2 ドア枠
21 上枠
3 空調装置
34 制御部
50 ドア本体
7 隣室
70 洗面脱衣所

Claims (4)

  1. 浴室壁と、前記浴室壁に設けられるドア部と、浴室空間と、前記浴室空間内の空気を吸気し外部へ排気する換気装置と、を備えた浴室であって、
    前記ドア部は、ドア枠と、前記ドア枠の内側に設けられるドア本体と、を有し、
    前記ドア枠には、前記ドア部を介して前記浴室空間と隣り合う隣室の空気を吸気し、その吸気した空気を処理し前記隣室に給気する空調装置が設けられることを特徴とする浴室。
  2. 前記空調装置が、前記ドア枠の上枠に設けられることを特徴とする請求項1に記載の浴室。
  3. 前記空調装置が、吸気した空気を加熱する暖房装置を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浴室。
  4. 前記暖房装置を稼働させて暖めた空気を前記隣室に給気する暖房運転を行っているとき、前記換気装置を稼働させないようにする制御部を備えることを特徴とする請求項3に記載の浴室。
JP2015025740A 2015-02-12 2015-02-12 浴室 Pending JP2016148488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015025740A JP2016148488A (ja) 2015-02-12 2015-02-12 浴室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015025740A JP2016148488A (ja) 2015-02-12 2015-02-12 浴室

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016148488A true JP2016148488A (ja) 2016-08-18

Family

ID=56688295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015025740A Pending JP2016148488A (ja) 2015-02-12 2015-02-12 浴室

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016148488A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55161178A (en) * 1979-05-31 1980-12-15 Matsushita Electric Works Ltd Door unit with hottair heater
JPS602214U (ja) * 1983-04-15 1985-01-09 松下電工株式会社 ドアユニツトの構造
JPH0569591U (ja) * 1992-02-21 1993-09-21 積水化学工業株式会社 浴室等の設備ユニット
JPH05340114A (ja) * 1992-06-05 1993-12-21 Sekisui Chem Co Ltd 浴室ブロック
JP2001241684A (ja) * 1999-12-20 2001-09-07 Inax Corp 脱衣室温風器
JP2002089879A (ja) * 2000-09-19 2002-03-27 Toto Ltd 浴室空調装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55161178A (en) * 1979-05-31 1980-12-15 Matsushita Electric Works Ltd Door unit with hottair heater
JPS602214U (ja) * 1983-04-15 1985-01-09 松下電工株式会社 ドアユニツトの構造
JPH0569591U (ja) * 1992-02-21 1993-09-21 積水化学工業株式会社 浴室等の設備ユニット
JPH05340114A (ja) * 1992-06-05 1993-12-21 Sekisui Chem Co Ltd 浴室ブロック
JP2001241684A (ja) * 1999-12-20 2001-09-07 Inax Corp 脱衣室温風器
JP2002089879A (ja) * 2000-09-19 2002-03-27 Toto Ltd 浴室空調装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106969410B (zh) 天花板埋入式室内单元
KR101229343B1 (ko) 천장형 공기조화기
JP2008020149A (ja) 送風装置
JP2007270714A (ja) 送風装置
JP2016148488A (ja) 浴室
JP5003099B2 (ja) 送風装置
JP6511636B2 (ja) ヒーター付きエアカーテン
JP2013057473A (ja) 浴室暖房乾燥機
JP6442862B2 (ja) 送風装置
JP4715393B2 (ja) 空調装置
JP5304367B2 (ja) 送風装置
JP2012057937A5 (ja)
JP2008111633A (ja) 暖冷房システム
KR20160036467A (ko) 환기겸용 욕실 천장형 전기온풍기
JP2013167407A (ja) 浴室空気調和機
JP2005221178A (ja) 強制同時給排気型換気装置
JP4894392B2 (ja) 送風装置
JP2013155959A (ja) 加湿空気調和装置
JP2006084165A (ja) 空調機
JP4544410B2 (ja) 空気調和機
JP2017180891A (ja) 浴室換気乾燥装置
JP4017284B2 (ja) 浴室暖房機
TWI668395B (zh) Bathroom dryer
JP6782398B2 (ja) エアカーテン装置
JP2007024448A (ja) 浴室空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180905

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190305