JP2016147828A - パック用組成物およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
蜂蜜を主成分とし、パック時に垂れ落ちることなく剤が肌に密着し、かつ保存安定性および官能特性(使用感)に優れたパック用組成物を提供する。
【解決手段】下記成分(A)〜(C)を含有し、且つ成分(A)の配合量が全組成物中の50質量%以上〜94質量%以下であることを特徴とする、実質的に水分を含有しない(蜂蜜に含まれる水分は許容する)パック用組成物。
(A)蜂蜜
(B)無水ケイ酸
(C)ポリビニルピロリドン
【選択図】なし

Description

本発明は、使用性に優れた、蜂蜜を主成分としたパック組成物およびその製造方法に関する。
蜂蜜は古くから食品として馴染みが深く、また化粧品素材としても天然の有用な美肌成分として広く知られている。化粧品原料基準第二版注解I(1984)P.780−782によると「成分の大部分は糖分(80%)で、その内訳は普通フルクトース50%、グルコース40%ほどでショ糖はわずか2−10%にすぎずほかに麦芽糖など少量を含む。水分は10−12%、そのほか有機酸としてギ酸、乳酸、リンゴ酸を含み、またゴム質、ロウ質、微量のビタミンB群、アセチルコリンなどを含む。灰分は0.1−0.35%である。」とあり、肌に有用であることが知られている成分を多く含有する。
従来このような性質を化粧品に利用すべく様々な研究がなされ、化粧水やクリームの有効成分として、0.001〜20%程度配合することが汎用的に行われている(特許文献1、2参照)。また素材を直接唇に塗布し、マッサージやパックすることで唇の荒れを改善することが民間療法として伝えられてきた。
しかし従来の化粧水やクリームの主成分として用いる場合には、剤の安定性を確保するためには水をはじめとするその他成分を配合することが必須であり、その分蜂蜜の配合量を少なくしなければならず、一般的な配合量では蜂蜜の素材そのものの質感や有効性を十分に発揮するには乏しいものであった。また素材を直接塗布する方法では、塗布時に垂れ落ちがあり使用性には不都合があった。
垂れ落ちを改善する方法としては、一般的に高分子材料を配合することで、粘度を増加させる方法が知られている。例えばカルボキシビニルポリマー、キタンサンガム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、又はカラギーナンを配合することが提案されている(特許文献3〜7参照)。また素材そのものに注目し、耐塩性の架橋型カルボキシビニルポリマーが提案されている(特許文献6参照)。
しかしこれらの増粘効果のある組成物は、いずれも水に分散する必要があった。水に分散することで、安定なゲルを簡易的に得ることができるが、十分な水が無い場合には、高分子物質が凝集して増粘剤としての機能が十分に発揮されない。また、蜂蜜には少量の塩類が含有されていることから、対塩性の高い増粘剤が必要であるが、カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子は、塩に弱い性質を有し、蜂蜜中の塩や、その他製剤中の塩により十分な増粘効果が得られないばかりか、経時で更なる粘度低下を起こすこともあった。更にセルロース系高分子では、アニオン性界面活性剤等の塩類を配合するには比較的安定で増粘効果が見られ、経日安定性も良い一方で、粘度の上昇だけでは塗布中の垂れ落ちまでの時間を引き延ばすだけであって、解決できるものではなかった。
特許第3112436号 特開2002−173413号公報 特開昭61−15826号公報 特開昭61−15825号公報 特開昭61−126012号公報 特開平6−183937号公報
そこで蜂蜜を製剤の主成分とする組成物であって、パック中の垂れ落ちを気にすることなく剤が肌に密着し、蜂蜜成分の肌への作用を十分に発揮できる組成物の開発が望まれていた。蜂蜜を主成分としながら、塗布した状態で垂れ落ちることなく肌に留まることでこれまでの使用性の問題を解決し、素材の良さを十分に引き出す組成物である。このように本発明は、保湿性と使用性、保存安定性に優れた蜂蜜を主成分としたパック組成物を提供することを目的とする。
本発明者はかかる事情に鑑み鋭意研究した結果、主成分としての蜂蜜を固めるために、無水ケイ酸、及びポリビニルピロリドンを配合することにより、固体の性質を示す組成物が得られ、肌に塗布した時に垂れ落ちがないため使用時に快適にパックでき、洗い流し後にしっとりとした洗い上がりで肌がうるおう仕上がりが実現できた。更に保存安定性に優れ、塩類に強く、あらゆる無機塩類を自由に配合可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、下記成分(A)〜(C)を含有し、且つ成分(A)の配合量が全組成物中の50質量%以上〜94質量%以下であることを特徴とする、実質的に水分を含有しない(蜂蜜に含まれる水分は許容する)パック用組成物である。
(A)蜂蜜
(B)無水ケイ酸
(C)ポリビニルピロリドン
更に本発明は、砂糖または塩化ナトリウムまたは植物粉砕物または鉱物から選択されるスクラブ剤の1種もしくは2種以上を組み合わせて含有する上記記載のパック用組成物である。
更に本発明は、パック用組成物の製造において、一部の(A)に(B)を溶解し(溶液Eとする)、残部の(A)に(C)を分散し(溶液Fとする)、溶液Eと溶液Fを混合し製造する方法であって、製造工程で加水をしないことを特徴とする、上記記載のパック用組成物の製造方法である。
(A)蜂蜜
(B)無水ケイ酸
(C)ポリビニルピロリドン
本発明はパック時に垂れ落ちがなく、保存安定性及び官能特性に優れたパック用組成物を提供することが可能である。
本発明のパック用組成物は、皮膚に適用し、洗い流すか又は拭き取るタイプの製剤とすることができ、洗顔料等の一般的なパック用の他、洗い流し用パック、マッサージジェル、シェービングジェル等の洗い流し又は拭き取り剤型の皮膚外用剤として利用することもできる。
以下、本発明の構成を詳述する。
本発明に用いられる(A)蜂蜜 とは精製したものでも良いし、未精製のものでも良い。様々な成分を含有するが、蜜源植物などによって様々であって良い。
本発明に用いられる(A)蜂蜜の配合量は、パック用組成物の総量を基準として50質量%(以下、%と略記する)以上94%以下が好ましく、特に好ましくは70%以上である。スクラブ剤を添加する場合には、スクラブ以外の全体を100%とする。
本発明に用いられる(B)無水ケイ酸は、純度や比表面積、粒子径により種々グレードがあるが、いずれを用いてもよい。特には好ましくは、高純度超微粒子無水ケイ酸粉末であり、親水性のものが最適である。本発明のパック用組成物において、これら無水ケイ酸はそのまま含有することもできるし、タルク同様通常の表面処理を行って含有させることもできるが、好ましくは表面処理を行わないで含有させることである。尚、表面処理を行った無水ケイ酸と、表面処理を行わない無水ケイ酸とを共に含有させてもよい。加えて生産時のハンドリングを向上させるために、圧縮加工したものを用いてもよい。
本発明に用いられる(B)無水ケイ酸及び(C)ポリビニルピロリドンの配合量比は、質量比で(B)/(C)=80/1〜8/1の範囲が好ましく、特に好ましくは、(B)/(C)=20/1〜35/1である。また(B)無水ケイ酸及び(C)ポリビニルピロリドンの合計配合量が0.02〜30%であることが好ましく、特に好ましくは0.5〜10%である。合計配合量が0.02%未満であると、粘度低下がおこる場合があり、30%を超えて配合すると、すすぎ性が悪く、べたつきを感じる場合があり好ましくない。スクラブ剤を添加する場合には、スクラブ以外の全体を100%とする。
本発明に用いられるスクラブ剤とはマッサージに適するもので、血流促進、リフトアップ、ターンオーバー促進などを得るために配合するものである。粒度としては、マッサージした時にスクラブ感が感じられることが好ましいが、塗擦時に肌に過度な刺激を感じるものは配合に適さない。また眼に入った時の危険を考慮し、角が尖っていないなど眼に貼りつかないような形状を考慮するとよい。
本発明に用いられるスクラブ剤の材質は特に限定されるものではないが、食塩等の無機塩、ショ糖等の糖類、クルミ等の植物種子破砕物、酸化チタン等の無機顔料、結晶セルロース、寒天、こんにゃく、ポリアクリル酸塩、パラフィンワックス、キャンデリラワックス、カルナウバロウ、また無水ケイ酸やポリエチレン等の高分子化合物を造粒した崩壊性粒子を配合することができる。またスクラブ剤の配合量は、特に限定されない。
上記植物種子粉砕物としては、クルミ殻粒、杏種子、桃種子、胡桃等を用いることが可能である。また無機塩として、塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸カルシウム、硫酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、塩化マグネシウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等を用いることが可能である。あるいは高分子化合物として、ポリエステル系、ポリウレタン系高分子化合物等を用いることが可能である。また無機顔料として酸化チタン、カオリン、タルク等を用いることが可能である。その他、糖類として精製白糖や黒糖、トレハロース、キシリトール等を用いることが可能である。 これらを単独または組み合わせて、そのまま配合しても造粒して用いることも可能である。スクラブ剤として配合した素材の一部が溶解しても良い。
また本発明のパック用組成物には、化粧料、医薬品等に使用される、薬効剤、油性成分、水溶性高分子、多価アルコール、植物抽出液、抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、有機及無機粉体、色素、香料等を配合することができる。
即ち、ビタミン等の薬効剤、高級アルコール、シリコン油、ラノリン誘導体、蛋白誘導体
、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類等の油性成分、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシセルロース等の水溶性高分子、キサンタンガム等の天然多糖類、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール等の多価アルコール、その他の植物抽出液、パラベン等の防腐剤、その他の殺菌剤、クエン酸等のpH調整剤、紫外線吸収剤、レシチン、ゼラチン等のポリマー微粉末等が挙げられこれらの一種又は二種以上を配合することができる。
香料としては、天然香料及び/又は合成香料を含む調合香料の1種又は、2種以上を混合し使用することができ、本発明のパック用組成物への賦香に際し、快い香りで調和のとれた、適度の先立ち、適度の強さの芳香と、拡散性および持続性効果をもたらすことが可能となる。また、本発明のパック用組成物の使用に際しては、快い香りを有し、また、使用後もしばらく匂い続ける持続性や香料のマスキング機能により体臭のマスキングに優れた効果を示すことも可能となる。また、かかる香料により、殺菌効果だけではなく、マスキング効果、リラックス効果、体臭抑制効果、冷感・温感効果、嗜好性向上効果、血行促進効果、ストレス緩和効果、睡眠導入効果、自律神経調整効果、持続性向上、賦香の安定性向上、泡立ちの向上に加え、しっとり感、瑞々しさなどなど感触の向上などの多岐にわたる効果をもたらす香料成分と組み合わせることができる。香料は、例えば、香料化学総覧,1,2,3[奥田治著廣川書店出版]、PerfumeandflavorChemicals,1,2[SteffenArctander著]、合成香料化学と商品知識[印藤元一著化学工業日報社出版]等で見られ、それぞれを引用することにより本明細書の開示の一部とされる。以下、香料の代表例を挙げるが、これらに限定されるものではない。
天然系香料としては、アミリスオイル、アンブレットシードオイル、イランイランオイル、イランイランアブソリュート、イリスレジノイド、イリスアブソリュート、イリスオイル、ウィンターグリーンオイル、エストラゴンオイル、エレミオレオレジン、エレミレジノイドアブソリュート、エレミチンキ、オークモスコンクリート、オークモスアブソリュート、オークモスレジン、オークモスレジノイド、オスマンサスアブソリュート、オスマンサスコンクリート、オポパナックスレジノイド、オポパナックスアブソリュート、オポパナックスオイル、オリバナムレジノイド、オリバナムアブソリュート、オリバナムオイル、オールスパイスオイル、オリガナムオイル、オレガノオイル、オレガノオレオレジン、オレンジオイル、オレンジフラワーアブソリュート、オレンジフラワーコンクリート、カナンガオイル、ガージュンバルサム、ガージュンバルサムオイル、カッシーアブソリュート、カッシーフラワーオイル、カッシアオイル、ガーデニアアブソリュート、カーネションアブソリュート、カブリューバオイル、カモミルオイル、カルダモンオイル、ガルバナムオイル、ガルバナムレジン、ガルバナムレジノイド、キャラウェーシードオイル、キャロットシードオイル、キュベバオイル、グァヤックウッドオイル、グァヤックレジン、グァヤックコンクリート、クスノキオイル、クミンオイル、クミンアブソリュート、クミンオレオレジン、クラリセージオイル、グレープフルーツオイル、クローブオイル、コスタスオイル、コパイババルサム、コパイババルサムオイル、コパイババルサムレジン、コリアンダーオイル、サンダルウッドオイル、シソオイル、シダーウッドオイル、シトロネラオイル、ジャスミンオイル、ジャスミンアブソリュート、ジャスミンコンクリート、ジュニパーベリーオイル、ジュネアブソリュート、ジョンキルアブソリュート、ジンジャーオイル、シナモンオイル、シナモンバークオイル、シナモンリーフオイル、スギオイル、スターアニスオイル、スチラックスオイル、スチラックスレジノイド、スパイクラベンダーオイル、スペアミントオイル、セイボリーオイル、セージオイル、セダーオイル、セダーリーフオイル、ゼラニウムオイル、セロリーシードオイル、タイムオイル、タゲットオイル、タンジェリンオイル、チュベローズアブソリュート、ティーツリーオイル、トリーモスアブソリュート、トンカビーンオイル、トルーバルサム、ナツメッグオイル、ナルシサスアブソリュート、ネロリオイル、バイオレットリーフアブソリュート、パインオイル
、パインニードルオイル、バジルオイル、パセリリーフオイル、パセリシードオイル、パセリハーブオイル、パチョリオイル、ハッカオイル、バニラアブソリュート、ハネーサックルアブソリュート、パルマローザオイル、バレリアンオイル、ビターオレンジオイル、ヒソップオイル、ヒバオイル、ヒノキオイル、ヒヤシンスアブソリュート、フェンネルオイル、フィグアブソリュート、プチグレンオイル、ブッチュオイル、ベイオイル、ベチバーオイル、ペッパーオイル、ペパーミントアブソリュート、ペパーミントオイル、ベルガモットオイル、ペルーバルサム、ベンゾインチンキ、ベンゾインレジノイド、ホウショウオイル、マージョラムオイル、マンダリンオイル、ミカンオイル、ミモザコンクリート、ミモザアブソリュート、ミモザオイル、ミルレジノイド、ミルアブソリュート、ミルオイル、ムスクアブソリュート、ムスクチンキ、ユーカリオイル、ユズオイル、ライムオイル、ラブダナムオイル、ラブダナムレジノイド、ラベンダーオイル、ラベンダーアブソリュート、ラバンジンオイル、ラバンジンアブソリュート、レモンオイル、レモングラスオイル、ローズオイル、ローズアブソリュート、ローズコンクリート、ローズマリーオイル、ローレルオイル、ローレルリーフオイル等が挙げられる。
合成香料としては、アンブレッドリド、アルデヒドC6〜C12、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、アセチルオイゲノール、イソアミルアセテート、イソアミルサリシレート、インドール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソシクロシトラール、イソEスーパー、イソオイゲノール、イソノニルアセテート、イソブチルキノリン、γ−ウンデカラクトン、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジオエート、エチルワニリン、2−エチルヘキサノール、オウランチオール、10−オキサヘキサデカノリド、11−オキサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデカノリド、オキサヘキサデセン−2−オン、オイゲノール、オリボン、オキシフェニロン、ガラクソリド、カリオフィレン、カシュメラン、カルボン、β−カリオフィレン、キャロン、クマリン、p−クレジールメチルエーテル、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、ゲラニルニトリル、コアボン、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、シンナミックアルコール、シンナミックアルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シクラメンアルデヒド、シクラプロップ、ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミルセトール、ジフェニルオキサイド、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、シンナミルアセテート、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデセノン、シクロペンタデカノリド、シクロヘキサデカノリド、ジメチルベンジルカービニルアセテート、ジャスマサイクレン、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネート、セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレストリッド、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、ダマセノン、ターピネオール、ターピニルアセテート、チモール、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロリナリルアセテート、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲラニルアセテート、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、ネリルアセテート、ネロール、ネオベルガメート、γ−ノナラクトンノピルアルコール、ノピルアセテート、バクダノール、ハイドロトロピックアルコール、α−ピネン、β−ピネン、ヒドロキシシトロネラール、ヒヤシンスジメチルアセタール、ブチルブチレート、p−t−ブチルシクロヘキサノール、p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、o−t−ブチルシクロヘキサノール、o−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、フルイテート、フェンチルアルコール、フェニルエチルフェニルアセテート、フェニルエチルアセテート、ペンタリッド、ベルドックス、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、ベルガミルアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォーメート、ヘディオン、ヘリオナール、ヘリオトロピン、cis−3−ヘ
キセノール、cis−3−ヘキセニールアセテート、cis−3−ヘキセニールサリシレート、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシルサリシレート、ボルニルアセテート、ボルネオール、マンザネート、マイヨール、ミルセン、ミラックアルデヒド、ミューゲアルデヒド、ムゴール、ムスクTM−11、ムスク781、ムスクC14、ムスコン、ムスクケトン、ムスクチベチン、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレート、メチルオイゲノール、メントール、α−メチルイオノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、メチルイソオイゲノール、メチルラベンダーケトン、メチルサリシレート、14−メチル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリド、メチルナフチルケトン、メチルフェニルアセテート、ヤラヤラ、δ−C6〜C13ラクトン、ライムオキサイド、γ−C6〜C13ラクトン、ラズベリーケトン、リモネン、リグストラール、リリアール、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルアセテート、リラール、ルバフラン、ローズフェノン、ローズオキサイド、ワニリンなどが挙げられる。
香料成分を組み合わせた調合香料としては、次のような香調のベース類がある。レモン調、ライム調、オレンジ調、スイートオレンジ調、マンダリン調、ベルガモット調等のシトラスタイプベース、プチグレン調、ネロリ調、レモングラス調、アグルメン調、等のフレッシュタイプベース、アップル調、ピーチ調、ストロベリー調、ココナッツ調、パイナップル調、ラズベリー調、ウォーターメロン調、グレープ調、マンゴー調、フルーツミックス調、トロピカルフルーツ調等のフルーティタイプベース、ローズ調、ジャスミン調、ムゲ調、ライラック調、カーネーション調、ヒアシンス調、チュベローズ調、ガーデニア調、ミモザ調、ナルシス調、バイオレット調、イラン調、フローラルブーケ調等のフローラルタイプベース、シナモンバーク調、シナモンリーフ調、クローブ調、ピメントベリー調、ナツメグ調、ペッパー調、カルダモン調、コリアンダー調、クミン調等のスパイシータイプベース、シダーウッド調、ベチバー調、サンダルウッド調、グアイアックウッド調、ウッディアンバー調、ウッディイリス調等のウッディタイプベース、スモーキー調、キノリン調等のレザータイプ、バニラ調、トンカ調、ハネー調、ピュアーバルサム調等のスイートタイプベース、その他バターフレーバー、ミルクフレーバー、アルデハイディックタイプベース、アンバータイプベース、アニマルタイプベース、アニスタイプベース、アロマティックハーバルタイプベース、アガータイプベース、アクアタイプベース、カンファーシネオールタイプベース、グリーンタイプベース、シードタイプベース、ハーブタイプベース、パインタイプベース、パチュリタイプベース、バルサミックタイプベース、ミントタイプベース、ムスクタイプベース、モスタイプベース、ラベンダータイプベース、リナロールタイプベース、レジンタイプベース等が挙げられる。
また、香料の溶剤又は保留剤としてジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、ベンジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ハーコリン、イソペンタン、オレンジテルペン等を使用することができる。
本発明のパック用組成物は、上記の必須成分と、前述の成分等とを加水することなく、混合することで製造することができる。こうして得られる本発明に係るパック用組成物は、垂れ落ちが無く使用しやすい硬さであり、保存安定性が良く、また耐塩性に優れ、保湿感を有する使用感を持つ。
次に実施例によって本発明を更に詳細に説明する。尚、効果測定は以下の評価法により行った。
1)パックの垂れ落ちのなさ
ガラスビン容器に試料を充填したものを40℃の恒温槽に入れ、角度を90℃に傾けた時1日後に実使用を想定し容器から垂れ落ちするかどうかを観察し、下記の基準に従って
評価した。
<評価基準>
○:40℃で10分後に垂れ落ちなし
△:40℃で5分後に垂れ落ちなし
×:40℃垂れ落ちる
2)保存安定性
ガラスビン容器に試料を充填したものを常温及び40℃の恒温槽に入れ、6ヶ月後の粘度変化を観察し下記の基準に従って評価した。
<評価基準>
○:粘度低下が認められなかった場合
×:粘度低下が認められた場合
3)使用感
20名の専門被験者が、試料を1週間連用試験し、aマッサージ効果、b仕上がりの肌のしっとり感、cすすぎ性について使用感を下記評価基準で、評価を行った。
<評価基準>
+++:『良好である』と答えた人が16人以上の場合
++ :『良好である』と答えた人が10〜15人の場合
+ :『良好である』と答えた人が5〜9人の場合
− :『良好である』と答えた人が4人以下の場合
Figure 2016147828
表1に示す試料は次の調製方法により調製し、上記の評価方法に従って評価した。その結果を表1に併せて示す。
(調製方法)
表中の精製蜂蜜の一部を70℃で加熱撹拌する。これにポリビニルピロリンドンを溶解し、精製蜂蜜の残分に無水ケイ酸を分散した後、両者を混合し、その他成分を加え、更に混合する。これを室温付近まで撹拌冷却してスクラブ剤を加え更に混合し、各試料を得る。
表1より明らかなように本発明のパック用組成物(実施例1〜9)は比較例1〜6と比べて、物性特性、官能特性共に良好な結果が認められた。
以下、本発明に係るパック用組成物の処方例を示す。
実施例10)痩身用ボディパック
(質量%)
(1)無水ケイ酸 5.0
(2)ポリビニルピロリドン 0.3
(3)カフェイン 1.0
(4)海藻エキス 1.0
(5)カロットエキス 1.0
(6)ヘチマエキス 1.0
(7)トウガラシチンキ 0.5
(8)精製蜂蜜 85.0
(9)濃グリセリン to100.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(スクラブ剤)塩化ナトリウム 50.0
(調製方法)
成分(3)〜(7)、(9)を70℃に加温し、混合溶解しておく。(8)の一部に(2)を溶解したものをこれに加え混合する。更に、残りの(8)に(1)を分散し、これに加え混合攪拌し均一にする。室温まで冷却し、ジェルが出来たところに塩化ナトリウムを加える。
得られた痩身用ボディマッサージジェルの温度依存性、保存安定性、使用感について評価したところ、いずれも優れた性能を示していた。
実施例11)フェイスマッサージパック
(質量%)
(1)精製蜂蜜 80.0
(2)ヘキレングリコール 2.0
(3)メチルポリシロキサン 1.0
(4)無水ケイ酸 2.0
(5)ポリビニルピロリドン 3.0
(6)エタノール 1.0
(7)モノミリスチン酸ポリグリセリル 2.0
(8)加水分解コラーゲン液 1.0
(9)レモンエキス 1.0
(10)オトギリソウエキス 1.0
(11)桃の葉エキス 0.02
(12)グレープシード油 0.3
(13)架橋型ポリエーテル変性シリコーン混合物 1.0
(14)フェノキシエタノール 0.5
(15)香料 0.3
(調製方法)
成分(2)〜(3)、(6)〜(15)を常温で混合溶解しておく。次に(1)の一部に(4)を分散したものを加え混合攪拌し、更に残りの(1)に(5)を溶解したものを加え混合撹拌する。
得られたフェイスマッサージパックの温度依存性、保存安定性、使用感について評価したところ、いずれも優れた性能を示していた。
実施例12)保湿パック(洗い流し使用)
(質量%)
(1)精製蜂蜜 80.0
(2)ジプロピレングリコール 2.0
(3)L−アスコルビン酸2−グルコシド 5.0
(4)D−パントテニルアルコール 1.0
(5)dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム液 0.01
(6)γ−グルタミン酸ポリペプチド 0.03
(7)レモンエキス 1.0
(8)エタノール 3.0
(9)無水ケイ酸 0.5
(10)ポリビニルピロリドン 0.02
(11)マカデミアナッツ油 0.3
(12)フェノキシエタノール 0.5
(13)香料 0.5
(14)1,3−ブチレングリコール to100.0
(調製方法)
成分(2)〜(8)、(14)を常温で混合溶解しておく。次に(1)の一部に(9)を分散したものを加え混合攪拌し、更に(1)の残りに(10)を分散したものを加え混合攪拌する。これに残りの成分を加え攪拌混合する。
得られたパックの粘度の温度依存性、保存安定性、使用感について評価したところ、いずれも優れた性能を示していた。

Claims (3)

  1. 下記成分(A)〜(C)を含有し、且つ成分(A)の配合量が全組成物中の50質量%以上〜94質量%以下であることを特徴とする、実質的に水分を含有しない(蜂蜜に含まれる水分は許容する)パック用組成物。
    (A)蜂蜜
    (B)無水ケイ酸
    (C)ポリビニルピロリドン
  2. 砂糖または塩化ナトリウムまたは植物粉砕物または鉱物から選択されるスクラブ剤の1種もしくは2種以上を組み合わせて含有する請求項1記載のパック用組成物。
  3. パック用組成物の製造において、一部の(A)に(B)を溶解し(溶液Eとする)、残部の(A)に(C)を分散し(溶液Fとする)、溶液Eと溶液Fを混合し製造する方法であって、製造工程で加水をしないことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のパック用組成物の製造方法。
    (A)蜂蜜
    (B)無水ケイ酸
    (C)ポリビニルピロリドン



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