JP2020176061A - スキンケア化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、スクラブ剤によるスキンケア効果に優れつつも、使用の際/後に痛みを感じることがなく、また環境負荷の少ないスキンケア化粧料を提供することを課題とする。【解決手段】本発明のスキンケア化粧料は、ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)と、液状油とを含み、前記粉末(A)と、液状油との質量比(粉末(A):液状油)が1:0.1〜1:2である。本発明のスキンケア化粧料は、前記粉末(A)、液状油、水、および界面活性剤を含み、前記粉末(A)と、液状油、水、および界面活性剤の合計との質量比(粉末(A):液状油、水、および界面活性剤の合計)が1:0.2〜1:40である。本発明のスキンケア化粧料は、前記粉末(A)および水を含み、前記粉末(A)と水との質量比(粉末(A):水)が1:0.1〜1:4である。【選択図】なし

Description

本発明は、ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末を含むスキンケア化粧料に関する。
近年、人気が高まっている化粧料として、スクラブ剤を配合したスキンケア化粧料がある。スクラブ剤を配合することにより、皮膚の汚れや不要な角質を除去して、皮膚を滑らかに保ち、また皮膚に適度な刺激を与えることにより、皮膚の新陳代謝を促進するスキンケア効果を化粧料に付与することができる。
スクラブ剤を配合したスキンケア化粧料は、顔以外にも足や腕、特にかかとやひじなど皮膚のざらつきを感じる部位に用いることができる。
スキンケア化粧料に使用されるスクラブ剤としては、植物の内果皮や種子核の粉砕物等が古くから用いられてきた(特許文献1)。しかし、これらは硬く、鋭い側面を有することが多いために、使用の際や、使用の後に異物感や痛みを感じたりする場合があった。例えば、特許文献2には、アンズの内果皮を粒径100〜500μmに粉砕したスクラブ剤が配合された軟膏剤が開示されており、スクラブ剤が角質層を剥離し、微小な傷をつけることにより、薬物の経皮吸収を促進することが示されているほどである。
充分なスキンケア効果を持ちつつも、皮膚を傷つける恐れが少ないスクラブ剤として、球状ナイロンや球状ポリエチレンなども使用されてきた(特許文献3)。特許文献3に開示されたマッサージ化粧料は、使用感に優れ、皮膚への刺激は低減されているものの、使用後、水で洗い流されるので、スクラブ剤は下水に入り、最終的に海に流れ込む。このようなマイクロプラスチック(マイクロビーズ)は環境への影響が指摘され、昨今では欧米を始め、日本でも化粧料への配合は見合わせられている。
特開昭62−238210公報 特開平11−80031公報 特開2000-247860号公報
本発明は、スクラブ剤による皮膚を滑らかにする効果に優れつつも、使用感が良く、また環境負荷の少ないスキンケア化粧料を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した。その結果、以下の構成を有するスキンケア化粧料は上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、例えば以下の〔1〕〜〔9〕である。
〔1〕ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)と、液状油とを含み、前記粉末(A)と、液状油との質量比(粉末(A):液状油)が1:0.1〜1:2である、スキンケア化粧料。
〔2〕スクラブ剤(B)(但し、粉末(A)を除く)を含む、〔1〕に記載のスキンケア化粧料。
〔3〕スクラブ剤(B)として、ワサビノキ葉粉末、米粉末、ヘンプ粉末、バオバブ果実粉末、マルラ果実粉末、ショ糖および塩化ナトリウムから選択される少なくとも1種のスクラブ剤を含む、〔1〕または〔2〕に記載のスキンケア化粧料。
〔4〕ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)、液状油、水、および界面活性剤を含み、前記粉末(A)と、液状油、水、および界面活性剤の合計との質量比(粉末(A):液状油、水、および界面活性剤の合計)が1:0.2〜1:40である、スキンケア化粧料。
〔5〕スクラブ剤(B)(但し、粉末(A)を除く)を含むことを特徴とする〔4〕に記載のスキンケア化粧料。
〔6〕スクラブ剤(B)としてワサビノキ葉粉末、米粉末、ヘンプ粉末、バオバブ果実粉末、およびマルラ果実粉末から選択される少なくとも1種のスクラブ剤を含むことを特徴とする〔4〕または〔5〕に記載のスキンケア化粧料。
〔7〕ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)および水を含み、前記粉末(A)と水との質量比(粉末(A):水)が1:0.1〜1:4である、スキンケア化粧料。
〔8〕スクラブ剤(B)(但し、粉末(A)を除く)を含むことを特徴とする〔7〕に記載のスキンケア化粧料。
〔9〕スクラブ剤(B)としてワサビノキ葉粉末、米粉末、ヘンプ粉末、バオバブ果実粉末、およびマルラ果実粉末から選択される少なくとも1種のスクラブ剤を含むことを特徴とする〔7〕または〔8〕に記載のスキンケア化粧料。
本発明によれば、スクラブ剤による皮膚を滑らかにする効果に優れ、使用の際および使用の後に痛みを感じることがなく、また環境負荷の少ないスキンケア化粧料を提供できる。
ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子を説明する図である。 実施例1で行った、皮膚の滑らかさの評価の結果を示す図である。
次に本発明のスキンケア化粧料について具体的に説明する。
〈スキンケア化粧料〉
本発明のスキンケア化粧料としては、大きく分けて三つの態様がある。
第一の態様のスキンケア化粧料は、ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)と、液状油とを含み、前記粉末(A)と、液状油との質量比(粉末(A):液状油)が1:0.1〜1:2である。
また、第二の態様のスキンケア化粧料は、ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)、液状油、水、および界面活性剤を含み、前記粉末(A)と、液状油、水、および界面活性剤の合計との質量比(粉末(A):液状油、水、および界面活性剤の合計)が1:0.2〜1:40である。
さらに、第三の態様のスキンケア化粧料は、ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)および水を含み、前記粉末(A)と水との質量比(粉末(A):水)が1:0.1〜1:4である。
本発明のスキンケア化粧料とは、顔、唇、頭皮、手足など全身の皮膚に外用する化粧料組成物であり、ワサビノキ種子の粉末(A)や、任意に使用されるスクラブ剤(B)が分散した液状、乳液状、クリーム状、ゲル状、固形状、ペースト状、粉末状のいずれであってもよく、剤型は限定されない。使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、液状、クリーム状、固形状、ペースト状が好ましく、ペースト状またはクリーム状がさらに好ましい。
第一の態様のスキンケア化粧料の剤型は、主に液状油に、ワサビノキ種子の粉末(A)や、任意に使用されるスクラブ剤(B)が分散したものである。
第二の態様のスキンケア化粧料の剤型は、液状油、水、界面活性剤が混合されることにより形成される、乳液、クリーム、固形等に、ワサビノキ種子の粉末(A)や、任意に使用されるスクラブ剤(B)が分散したものである。
また、第三の態様のスキンケア化粧料の剤型は、主に水に、ワサビノキ種子の粉末(A)や、任意に使用されるスクラブ剤(B)が分散したものである。
本発明のスキンケア化粧料は、使用後の皮膚をより滑らかにすることができることから、クレンジング料、洗顔料、又はマッサージ料であることが好ましい。
本発明のスキンケア化粧料の使用方法は特に限定されないが、本発明のスキンケア化粧料を皮膚に塗布後、一定時間穏やかにマッサージすることが好ましい。マッサージすることにより、より効果的に皮膚の汚れや不要な角質を除去し、皮膚を滑らかにすることができる。皮膚に塗布する方法は特に限定されず、スキンケア化粧料は、手、ティッシュペーパー、コットンパフ、織布、不織布等を用いて皮膚に塗布することができる。マッサージする時間は、用いるスキンケア化粧料の剤型やワサビノキ種子粉末の配合量にもよるが、10秒〜5分が好ましく、30秒〜2分が特に好ましい。
また、本発明のスキンケア化粧料は皮膚に塗布した後、一定時間経過後に皮膚から除去するのが好ましい。除去することにより、使用後の皮膚をより滑らかにすることができる。本発明のスキンケア化粧料を除去する方法としては、水で洗い流す、ティッシュペーパー、コットンパフ、織布、不織布等でふき取る等の化粧料を皮膚から除去する際に行われる一般的な方法が挙げられ、その中でも、使用後の皮膚の滑らかさの観点から、水で洗い流すのが好ましい。本発明のスキンケア化粧料は皮膚に塗布した後、一定時間マッサージした後に皮膚から除去するのが特に好ましい。
〈ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)〉
本発明のスキンケア化粧料には、ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)が含まれる。ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)とは、ワサビノキ科ワサビノキ属のワサビノキであり、モリンガ、ドラムスティックツリー、ホースラディッシュツリーとも呼ばれる。前記ワサビノキは、主にインドや西アフリカで栽培されるが、ベヘン酸およびビタミンEの含量が多いことから、西アフリカ産が好ましい。
前記ワサビノキは、長さ20〜45cm程度の細長い果実(鞘)をつける。果実の中には白っぽい薄い翼のついた種子が複数入っている。翼を取り除いた種子は、直径約1cmの球形である。前記ワサビノキ種子は、翼がついたままでも翼を除去してもよい。また、前記ワサビノキ種子は未成熟でもよいし、成熟したものを用いてもよい。前記ワサビノキ種子は生のままでもよいし、洗浄、乾燥、加熱、発酵等の前処理を行ってから粉末にしてもよい。
前記ワサビノキ種子の粉末(A)は、ワサビノキ種子を粉末化したものであればよく、その製造方法は特に限定されないが、製造効率及びスキンケア化粧料に配合した際の皮膚を滑らかにする効果の観点から、ワサビノキ種子を粉砕して得たもの、またはワサビノキ種子を圧搾してワサビノキ種子油を得た後に残る残渣を粉砕して得たものが好ましく、前記圧搾は、20〜60℃の低温で行われる圧搾であることが好ましい。前記ワサビノキ種子の粉末(A)は、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、脂質を5〜20質量%、かつ、ワサビノキ種子の粉末(A)100g中に遊離アミノ酸を200mg以上含有するのが好ましい。遊離アミノ酸量の上限としては特に限定はないが、例えば500mgが挙げられる。脂質としては、ワサビノキ種子の粉末(A)100g中にベヘン酸を0.1g以上含有するのが好ましい。ベヘン酸量の上限としては特に限定はないが、例えば10gが挙げられる。
粉砕する方法は特に限定されないが、成分保持の観点から、粉砕機などの機器を用いることが好ましい。また、必要に応じて粉砕の前後の任意のタイミングで、低温乾燥機(80℃以下)、真空乾燥器などを用いてワサビノキ種子、またはワサビノキ種子の粉末(A)を乾燥することも好ましい。また、粉砕後、粒径をそろえるために、ふるいにかけることも好ましい。
前記ワサビノキ種子の粉末(A)の形状及び大きさは特に限定されないが、スクラブ剤としての使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、メディアン径が50〜600μmの範囲が好ましく、200〜500μmが特に好ましい。また、90%径は150〜850μmの範囲が好ましく、400〜700μmが特に好ましい。メディアン径、または90%径が小さいものは敏感肌のケアに、大きいものは膝、肘、足などのケアに好適である。粒径が大き過ぎると、皮膚を滑らかにする効果が高くなるが、使用の際や使用の後に痛みを感じる場合がある。逆に粒径が小さ過ぎると皮膚を滑らかにする効果が充分でない。また、粉末の形状は効果及び使いやすさの観点から球形に近い形であることが好ましい。
第一の態様のスキンケア化粧料100質量%中の、ワサビノキ種子の粉末(A)の配合量は、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、10〜80質量%が好ましく、30〜75質量%が特に好ましい。
第二の態様のスキンケア化粧料100質量%中の、ワサビノキ種子の粉末(A)の配合量は、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、1〜30質量%が好ましく、1〜10質量%が特に好ましい。
第三の態様のスキンケア化粧料100質量%中の、ワサビノキ種子の粉末(A)の配合量は、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、10〜80質量%が好ましく、30〜75質量%が特に好ましい。
第一の態様のスキンケア化粧料では、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、粉末(A):液状油の質量比は1:0.2〜1:1.5であることが好ましく、1:0.3〜1:1であることが特に好ましい。
第二の態様のスキンケア化粧料では、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、粉末(A):液状油、水、および界面活性剤の合計の質量比は1:2〜1:40の範囲が好ましく、1:10〜1:40が特に好ましい。
第三の態様のスキンケア化粧料では、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、粉末(A):水の質量比は1:0.25〜1:2.5であることが好ましく、1:0.5〜1:1.5であることが特に好ましい。
〈液状油〉
第一の態様、および第二の態様のスキンケア化粧料には、液状油が含まれる。本発明において液状油とは、1気圧下、25℃にて流動性を有する状態の油剤であり、植物油でも合成油でもよく、エッセンシャルオイル(精油)であってもよい。前記液状油は1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。第一の態様、および第二の態様のスキンケア化粧料への液状油の配合量は、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、5〜65質量%が好ましく、13〜55質量%が特に好ましい。
エッセンシャルオイルは、揮発性の芳香化合物を含む、疎水性液体である。本発明で使用可能なエッセンシャルオイルは、特に限定されず、例えば国際標準化機構ISO 4720:2018に列挙されているものであり、植物由来、又は合成であり得る。具体的には、ローズマリー、オレンジ、スウィートオレンジ、グレープフルーツ、ゆず、ベルガモット、ローズ、ラベンダー、シナモン、ユーカリ、サンダルウッド、ライム、レモン、レモングラス、フランキンセンス、ティーツリー、ムスク、セージ、コーヒー、イランイラン、カモミール、ゼラニウム、バニラ、ネロリが挙げられ、これらの中でも使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、ローズ、ゆず、ラベンダー、オレンジ、ゼラニウム、ローズマリー、ベルガモットが好ましい。エッセンシャルオイルを用いる場合には、液状油の一部として用いることが使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から好ましく、エッセンシャルオイルの配合量は、0.1〜1.0量%が好ましく、0.2〜0.5質量%が特に好ましい。
エッセンシャルオイル以外の液状油は、具体的にはワサビノキ種子オイル、ホホバオイル、なたねオイル、ひましオイル、マルラオイル、アプリコットオイル、バオバブオイル、アルガンオイル、ココナツオイル、メドウフォームシードオイル、アビシニアンオイル、アボカドオイル、アーモンドオイル、スウィートアーモンドオイル、オリーブオイル、イブニングプリミローズオイル、ヒマワリオイル、グレープシードオイル、パッションフラワーオイル、月見草オイル、ワイルドアフリカンカラバシュオイル、ザクロオイル、ローズヒップオイル、シーバックソーンオイル、ハイビスカスオイル、クランベリーオイル、ラズベリーオイル、アボカドオイル、マカダミアオイル、ニームオイル、ウチワサボテンオイル、米オイル、セサミオイル、バラニテスオイル、ヘンプシードオイル、アムラオイル等の植物油;流動パラフィン等の炭化水素油;トリオクタン酸グリセリル、ミンク油等のトリグリセリド;オレイン酸、イソステアリン酸等の脂肪酸;2−オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール等の分岐又は不飽和の1価の高級アルコール;ジメチルポリシロキサンなどのシリコーン油を挙げることができる(合成エステル油を除く)。これらは1種又は2種以上用いることができる。これらの中でも、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、バオバブオイル、マルラオイル、ホホバオイル、スウィートアーモンドオイル、ワサビノキ種子オイル、なたねオイル、オリーブオイル、ひましオイル、アルガンオイル、流動パラフィンが好ましい。
エッセンシャルオイルを配合しない場合、エッセンシャルオイル以外の液状油の配合量は、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、5〜65質量%が好ましく、13〜55質量%が特に好ましい。エッセンシャルオイルを配合する場合は、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、エッセンシャルオイル以外の液状油とエッセンシャルオイルを合計して5〜65質量%配合するのが好ましく、13〜55質量%が特に好ましい。
使用感および皮膚を滑らかにする効果の点から、エッセンシャルオイルと、エッセンシャルオイル以外の液状油を組み合わせて用いるのが好ましい。
また、第三の態様のスキンケア化粧料は、液状油を実質的に含まないことが好ましい。液状油を実質的に含まないとは、液状油を含む場合であっても少量であることを意味し、具体的には、スキンケア化粧料100質量%中、液状油を通常は0〜5質量%、好ましくは0〜3質量%、より好ましくは0〜1質量%含むことを意味する。
〈スクラブ剤(B)〉
本発明のスキンケア化粧料には、任意成分として、スクラブ剤(B)(但し、粉末(A)を除く)が含まれていてもよい。スクラブ剤(B)(但し、粉末(A)を除く)とは、前記粉末(A)以外のスクラブ剤であり、マッサージ効果や洗浄効果を増強し、皮膚を滑らかにする効果を高めるために配合される粒子状物質である。
スクラブ剤(B)は、処方や使用目的に応じて、単独で用いてもよく、粒径、形状、硬さの等の異なるものを、2種以上を組み合わせて用いてもよい。スクラブ剤(B)は、通常の化粧料に用いられるものであれば特に制限されず、例えば、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化物;炭酸水素ナトリウム、リン酸カルシウム等の無機塩;ショ糖、デキストリン等の糖類;シリカ、酸化チタン、タルク等の無機顔料;ワサビノキ葉粉末、米粉末、ヘンプ粉末、バオバブ果実粉末、マルラ果実粉末、オーツ麦粉末、アンズ核粉末、くるみ殻粉末等の植物の葉、根、果実、茎等由来物;甲殻類の甲羅、卵殻等の生体由来物;海水乾燥物;キャンデリラワックス、ビーズワックス等のワックス類;炭粉末、火山灰、火山岩;およびこれらを単独で又は組み合わせて造粒した粒子等が挙げられる。
これらの中でも使用感および皮膚を滑らかにする効果の点から第一の態様のスキンケア化粧料においては、ワサビノキ葉粉末、米粉末、ヘンプ粉末、バオバブ果実粉末、マルラ果実粉末、炭粉末、ショ糖および塩化ナトリウムから選択される少なくとも1種のスクラブ剤であることが好ましい。また、これらの中でも使用感および皮膚を滑らかにする効果の点および水に溶けないとの観点から第二の態様、および第三の態様のスキンケア化粧料においては、ワサビノキ葉粉末、米粉末、ヘンプ粉末、バオバブ果実粉末、およびマルラ果実粉末、炭粉末から選択される少なくとも1種のスクラブ剤であることが好ましい。
第一の態様のスキンケア化粧料が前記スクラブ剤(B)を含有する場合には、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、前記スクラブ剤(B)の含有量は10〜60質量%が好ましく、35〜45質量%が特に好ましい。
第二の態様のスキンケア化粧料が前記スクラブ剤(B)を含有する場合には、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、前記スクラブ剤(B)の含有量は1〜10質量%が好ましく、1〜5質量%が特に好ましい。
第三の態様のスキンケア化粧料が前記スクラブ剤(B)を含有する場合には、使用感及び皮膚を滑らかにする効果の点から、前記スクラブ剤(B)の含有量は10〜60質量%が好ましく、35〜45質量%が特に好ましい。
本発明のスクラブ剤(B)の好ましい粒径の範囲は50〜270μm、より好ましくは、75〜200μmである。この範囲では適度なマッサージ感があり過度の刺激や違和感がなくて使用感が良く、皮膚を滑らかにする効果も優れている。
本発明で用いるワサビノキ葉粉末は、ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)の葉を一般的な方法で粉末化したものである。
本発明で用いる米粉末は、イネ(Oryza sativa)の収穫物を一般的な方法で粉末化したものであり、製法は限定されない。また、ジャポニカ種、インディカ種、うるち米、もち米、有色米などのイネの品種も限定されず、胚芽はついたままでも、除去してもよく、加熱、脱脂等の前処理をしてから供してもよい。
本発明で用いるヘンプ粉末はヘンプ(Cannabis sativa)の種子を一般的な方法で粉末化したものである。種皮はついたままでも、除去してもよく、加熱、脱脂等の前処理をしてから供してもよい。
本発明で用いるバオバブ果実は、バオバブ(Adansonia Digitata)の果実を一般的な方法で粉末化したものを指す。
本発明で用いるマルラ果実粉末は、マルラ(Sclerocarya birrea)の果実を一般的な方法で粉末化したものを指す。
〈水〉
第二の態様、および第三の態様のスキンケア化粧料は、水を含む。水としては、特に限定はないが、例えば水道水、イオン交換水、蒸留水、精製水および天然水、芳香蒸留水(ハイドロゾル、フローラルウォーター、エッセンシャルウォーターともいう)が挙げられ、殺菌済みのものが好ましい。第三の態様のスキンケア化粧料に用いる水は、芳香蒸留水が好ましい。芳香蒸留水としては、ローズ、カモミール、ラベンダー、ヘリクリサム、ペッパーミント、ティーツリー、ゼラニウム、レモンバーム、レモングラス、キュウリ、ネロリ、ローズマリー、アロエ、セージ、シーダーウッド、パイン、オレンジ、フランキンセンス、ベルガモット、カレンジュラ、ブルーエ、茶、ジャスミン、サンダルウッド、タイム、イランイラン、ユーカリなどを原料とするものが挙げられ、使用感および皮膚を滑らかにする効果の観点から、ローズが好ましい。これらの芳香蒸留水は、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよいし、天然水等と組み合わせて用いてもよい。
第二の態様のスキンケア化粧料中の水の含有量は、使用感の観点から、スキンケア化粧料100質量%中、10〜80質量%が好ましく、20〜70質量%がより好ましい。
第三の態様のスキンケア化粧料中の水の含有量は、使用感の観点から、スキンケア化粧料100質量%中、30〜70質量%が好ましく、40〜60質量%がより好ましい。
また、第一の態様のスキンケア化粧料は、水を実質的に含まないことが好ましい。水を実質的に含まないとは、水を含む場合であっても少量であることを意味し、具体的には、スキンケア化粧料100質量%中、水を通常は0〜5質量%、好ましくは0〜3質量%、より好ましくは0〜1質量%含むことを意味する。
〈界面活性剤〉
第二の態様のスキンケア化粧料は、界面活性剤を含み、第一の態様、および第三の態様のスキンケア化粧料は、任意成分として界面活性剤を含んでいてもよい。
本発明において、界面活性剤は、通常化粧料に用いられている界面活性剤であれば特に制限されないが、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が用いられる。
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキルエーテル共変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン系界面活性剤;ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコール(EO:2〜40)等のポリエチレングリコールジポリヒドロキシ脂肪酸エステル;ステアリン酸グリセリル等のグリセリン脂肪酸エステルおよびそのアルキレングリコール付加物;ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびそのアルキレングリコール付加物;プロピレングリコール脂肪酸エステルおよびそのアルキレングリコール付加物;ソルビタン脂肪酸エステルおよびそのアルキレングリコール付加物;ソルビトールの脂肪酸エステルおよびそのアルキレングリコール付加物;ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル;ポリオキシアルキレンアルキルエーテル;グリセリンアルキルエーテル;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;ラノリンのアルキレングリコール付加物;ヘキサデシルアルコール(セタノール)、ラウリルアルコール等の高級アルコール等が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、ポリオキシエチレンセルルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム等の脂肪酸せっけん、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸ナトリウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、例えば、大豆リン脂質、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
これらの界面活性剤は、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。またこれらの中でも、乳化安定性の面で、ヘキサデシルアルコールが好適であり、特に高級アルコール等の非イオン性界面活性剤およびベタイン等の両性界面活性剤が好ましい。
第二の態様のスキンケア化粧料中の界面活性剤の含有量は、洗浄効果、および皮膚を滑らかにする効果の観点から、スキンケア化粧料100質量%中、0.1〜20質量%が好ましく、1.0〜4.0質量%がより好ましい。
第一の態様、または第三の態様のスキンケア化粧料が、界面活性剤を含有する場合には、界面活性剤の含有量は、洗浄効果、および皮膚を滑らかにする効果の観点から、スキンケア化粧料100質量%中、0.1〜60質量%が好ましく、3.0〜10質量%がより好ましい。
〈保湿剤〉
本発明のスキンケア化粧料は、任意成分として保湿剤を含んでいてもよい。
保湿剤としては、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、オレイン酸イソデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリル、イソノナン酸イソノニル、セバシン酸ジイソプロピル、安息香酸アルキル(C12〜C15)、サリチル酸エチルヘキシル等の1気圧下、25℃にて流動性を有する合成エステル油;ペンチレングリコール、アルカンジオール、カプリリルグリコール、ヘキサンジオール、ペンチレングリコール、イソプレングリコール、エリスリトール、グリセリン、オクトキシグリセリン、キシリトール、キシロビオース、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、ソルビトール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレングリセリン、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリグリセリン、マルチトール、マンニトール、イソペンチルジオールPOEメチルグルコシドといった多価アルコール等が挙げられる。
これらの保湿剤は、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの中でも保湿剤としての効果が高く、使用感および皮膚を滑らかにする効果の点から、ミリスチン酸イソプロピル又はカプリリルグリコールが好ましい。本発明のスキンケア化粧料が保湿剤を含む場合には、1〜20質量%含むことが好ましく、5〜15質量%含むことがより好ましい。
〈抗酸化剤〉
本発明のスキンケア化粧料は、任意成分として抗酸化剤を含んでいてもよい。
抗酸化剤としては、具体的にはテトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビル、トコフェロール類、ローズマリー抽出物、茶抽出物、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、フェノール系酸化防止剤が挙げられる。
これらの抗酸化剤は、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの中でも酸化安定性が高く、製剤にした際の香りや色への影響が少ないことなどから、トコフェロール、および酢酸トコフェロールが好ましい。本発明のスキンケア化粧料が抗酸化剤を含む場合には、0.05〜1.5質量%含むことが好ましく、0.1〜0.8質量%含むことがより好ましい。
〈防腐剤〉
本発明のスキンケア化粧料は、任意成分として防腐剤を含んでいてもよい。
防腐剤としては、安息香酸、安息香酸塩類、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、感光素、クロルクレゾール、クロロブタノール、サリチル酸、サリチル酸塩類、ソルビン酸およびその塩類、デヒドロ酢酸およびその塩類、トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル(別名トリクロサン)、パラオキシ安息香酸エステルおよびそのナトリウム塩、フェノキシエタノール、フェネチルアルコール、フェノール、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、レゾルシン、亜鉛・アンモニア・銀複合置換型ゼオライト、安息香酸パントテニルエチルエーテル、イソプロピルメチルフェノール、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン、オルトフェニルフェノール、オルトフェニルフェノールナトリウム、銀−銅ゼオライト、グルコン酸クロルヘキシジン、クレゾール、クロラミンT、クロルキシレノール、クロルフェネシン、クロルヘキシジン、1,3−ジメチロール−5,5−ジメチルヒダントイン、臭化アルキルイソキノリニウム、チアントール、チモール、トリクロロカルバニリド、パラクロルフェノール、ハロカルバン、ヒノキチオール、ピリチオン亜鉛、ピロクトンオラミン、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ポリアミノプロピルビグアナイド、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液、N,N’−メチレンビス[N’−(3−ヒドロキシメチル−2,5−ジオキソ−4−イミダゾリジニル)ウレア]、ヨウ化パラジメチルアミノスチリルヘプチルメチルチアゾリウム等が挙げられる。
これらの防腐剤は、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの中でも防腐剤としての効果が高く、製剤にした際の香りや色への影響が少ないことなどから、フェネチルアルコール、フェノキシエタノール、パラオキシ安息香酸ベンジル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸メチルが好ましい。本発明のスキンケア化粧料が防腐剤を含む場合には、0.01〜0.7質量%含むことが好ましく、0.05〜0.6質量%含むことがより好ましい。
〈香料〉
本発明のスキンケア化粧料は、任意成分として香料を含んでいてもよい。
香料としては、具体的には、安息香酸ベンジル、リナロール、リモネン、β-カリオフィレン、シス-3-ヘキセノール、ファルネソール、β-フェニルエチルアルコール、2,6-ノナジエナール、シトラール、α-ヘキシルシンナミックアルデヒド、β-イオノン、ι-カルボン、シクロペンタデカノン、リナリルアセテート、ベンジルベンゾエート、γ-ウンデカラクトン、オイゲノール、ローズオキサイド、インドール、フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール、オーランチオールが挙げられ、リモネンが好ましい。
これらの香料は、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のスキンケア化粧料が香料を含む場合には、0.01〜0.6質量%含むことが好ましく、0.1〜0.5質量%含むことがより好ましい。
〈植物エキス〉
本発明のスキンケア化粧料は、任意成分として植物エキスを含んでいてもよい。
植物エキスとしては、具体的には、オーツ麦エキス、アロエエキス、アロエベラ葉エキス、ハトムキ種子エキス、チャ葉エキス、コメヌカエキス、カモミール花エキス、ハマメリスエキス、ユキノシタエキス、ヒナギク花エキス、オリーブ葉エキス、カミツレエキス、アスナロエキス、シャクヤク根エキス、ユズ果実エキス、ダイズ種子エキス、ブドウ種子エキス、セージ葉エキス、ローズマリー葉エキス、ラベンダー花エキス、モモ種子エキス、ダイズ種子エキスが挙げられ、アロエエキスが好ましい。
これらの植物エキスは、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のスキンケア化粧料が植物エキスを含む場合には、0.01〜2質量%含むことが好ましく、0.1〜1.5質量%含むことがより好ましい。
〈固形油〉
本発明のスキンケア化粧料は、任意成分として固形油を含んでいてもよい。本発明において固形油とは1気圧下、25℃にて固形状の油剤である。
固形油の具体例としてはココアバター、シアバター、マンゴバター、ムルムルバター、クパスバター、コクムバター、アボガドバター、米ワックス、カルナウバロウ、キャンデリラワックスなどの植物性固形油、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、モンタンワックス、ポリエチレンワックス等の合成固形油が挙げられる。使用感および皮膚を滑らかにする効果の点から、植物性の固形油が好ましく、ココアバター、シアバター、米ワックスが特に好ましい。
これらの固形油は、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のスキンケア化粧料が前記固形油を含む場合には、1〜15質量%含むことが好ましく、3〜10質量%含むことがより好ましい。
〈水溶性高分子〉
本発明のスキンケア化粧料は、任意成分として水溶性高分子を含んでいてもよい。本発明に用いる水溶性高分子としては、非イオン性水溶性高分子又はアニオン性水溶性高分子を用いることができる。
非イオン性水溶性高分子としては、クインスシードエキス、ポリビニルアルコール及びその非イオン性誘導体、ポリグルコシルオキシエチルメタクリレート(p−GEMA)等のポリ(メタ)アクリル酸誘導体、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース等の非イオン性セルロース誘導体、ヒドロキシエチルスターチ等の非イオン性でんぷん誘導体等を上げる事ができる。
本発明に用いるアニオン性水溶性高分子としては、ヒアルロン酸、キサンタンガム、コンドロイチン硫酸、ポリグルタミン酸、ポリアスパラギン酸、カルボキシメチルセルロース、アルカリゲネスレータスB−16ポリマー、カルボキシビニルポリマー(CV)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体等を上げる事ができ、キサンタンガム、ヒアルロン酸、カルボキシビニルポリマーが好ましく、特にキサンタンガムが好ましい。
前記水溶性高分子の分子量は特に限定されず、通常使用されている分子量範囲のものを使用することができる。
前記水溶性高分子は、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のスキンケア化粧料が前記水溶性高分子を含む場合には、0.01〜3質量%含むことが好ましく、0.1〜2質量%含むことがより好ましい。
〈その他成分〉
本発明のスキンケア化粧料は、pH調整剤、キレート剤、清涼剤、紫外線吸収剤、色素等、通常化粧料に配合されるものであれば、本発明の効果を損なわない範囲でその他の成分を含んでもよい。
〈製造方法〉
本発明のスキンケア化粧料を製造する方法は、原材料を混合、攪拌できればいずれの方法であってもよい。本発明のスキンケア化粧料を製造するための機器・道具も限定されず、ホモジナイザー、ディスパーザー、ディスパミキサー、プロペラミキサー、タービンミキサー、コロイドミル等の一般的な機器を用いてもよいし、機器を用いずに手作業で行ってもよい。製造は常温で行ってもよく、必要に応じて加温してもよい。
第一の態様のスキンケア化粧料は、粉末およびエッセンシャルオイル以外の成分を予め混合し、ここにワサビノキ種子の粉末(A)や任意に使用されるスクラブ剤(B)を添加して混合することにより製造するのが好ましい。
第二の態様のスキンケア化粧料は、液状油、水、界面活性剤を予め混合して乳液、クリーム等のエマルションを製造し、そこにワサビノキ種子の粉末(A)や、スクラブ剤(B)を添加して混合することにより製造するのが好ましい。前記エマルションは、W/O、O/Wでもよく、マルチプルエマルションであってもよい。前記エマルションの製造方法は、特に制限されず凝集法でも分散法でも良く、機械乳化、転相乳化、液晶乳化、PIT乳化、D相乳化等を用いることができる。
第三の態様のスキンケア化粧料は、粉末以外の成分を予め混合し、ここにワサビノキ種子の粉末(A)や任意に使用されるスクラブ剤(B)を添加して混合することにより製造するのが好ましい。
次に本発明について実施例を示してさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
〔製造例1〕ワサビノキ種子の粉末の製造
(製造方法)
西アフリカ産のワサビノキの果実から種子を取り出し、翼を取り除いた。
100gのワサビノキ種子をオイルプレスで圧搾してワサビノキ種子油を得た後に91gの残渣が残った。この残渣50gを粉砕機で粉砕し、ワサビノキ種子の粉末30gを得た。この粉末を目開き310μm、381μm、500μmのふるいに順次かけ、粒径が異なる4つのグループ、S、M、L、XLに分けた。また、M、L、XLを1:1:1の質量比で混合したものをMix品とした。得られた5種類の粒度分布をマイクロトラックMT3300EXIIで測定した。結果を表1に示す。
Median径(累積平均径)とは、粉末の集団の全体積を100%とし累積カーブを求めた際、その累積カーブが50%となる点の粒径であり、粉体をある粒子径から2つに分けたとき、大きい側と小さい側が等量となる径のことである。粒度分布を評価する一般的な指標の一つである。90%径とは、粉末の集団の全体積を100%とし累積カーブを求めた際、その累積カーブが90%となる点の粒径である。SDは、標準偏差で、粒度分布のバラつきの目安となる数値である。
〔製造例2〕ワサビノキ種子の粉末の製造
製造例1のMと同様にしてワサビノキ種子の粉末を製造した。異なるロットのワサビノキ種子を用いて合計3回製造し、それぞれをサンプル1、2、3とした。
上記のようにして得られたワサビノキ種子の粉末の成分をHPLCにより分析した。結果を表2に示す。
〔実施例1〕ペースト状スキンケア化粧料
(処方)
成分名 配合量
ワサビノキ種子の粉末(Celmyon社製・製造例1のL) 75g
バオバブオイル(Celmyon社製) 25g
合計 100g
(製造方法)
バオバブオイルを製造容器に入れ、そこにワサビノキ種子粉末を加えて混合した。
(皮膚の滑らかさの評価)
ANTERA 3D(ガデリウス メディカル社製)を用いて、被験者の肘の皮膚の凹凸を測定した。その後、実施例1のペースト状スキンケア化粧料を被験者の肘に5g塗布し、1分間皮膚をマッサージした後、液状スキンケア化粧料を水で洗い流した。再びANTERA 3Dを用いて、被験者の皮膚の凹凸を測定し、このデータをペースト状スキンケア化粧料使用後とした。Flat ViewとSpot-onTMモードで測定したときの、1.0mm以下の大きさ(横方向)の凹凸をスキンラフネスとし、ペースト状スキンケア化粧料の使用前後で比較した結果を図2に示す。1mm以下のシワと小ジワが多くなると皮膚の凹凸が目立つことから、小ジワとシワを評価対象とするために、横方向で1.0mm以下の大きさの皮膚の凹凸を測定した。
液状スキンケア化粧料の使用により、皮膚の凹凸が減少し、皮膚が滑らかになったことがわかる。
〔実施例2〕ペースト状スキンケア化粧料
(処方)
成分名 配合量
ワサビノキ種子の粉末(Celmyon社製・製造例1のL) 75g
バオバブオイル(Celmyon社製) 8g
マルラオイル(Celmyon社製) 8g
ホホバオイル(Jojoba Campany社製) 8g
エッセンシャルオイル(Celmyon社製) 0.5g
トコフェロール(Celmyon社製) 0.5g
合計 100g
(製造方法)
ワサビノキ種子の粉末およびエッセンシャルオイル以外の成分を製造容器に入れ、よく攪拌した。そこにワサビノキ種子の粉末を加えて混合した後、エッセンシャルオイルを加え、軽くかき混ぜて混合した。
〔実施例3〕クリーム状スキンケア化粧料
(処方)
成分名 配合量
ワサビノキ種子の粉末(Celmyon社製・製造例1のM) 50g
バオバブオイル(Celmyon社製) 7g
ホホバオイル(Jojoba Campany社製) 8g
ワサビノキ種子オイル(Celmyon社製) 5g
なたねオイル(Kirkland社製) 8g
ヒマシオイル(Celmyon社製) 5g
オリーブオイル(Celmyon社製) 2g
エッセンシャルオイル(Celmyon社製) 0.5g
ミリスチン酸イソプロピル(東京化成工業(株)社製) 7g
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(高級アルコール工業(株)社製)2g
サリチル酸エチルヘキシル(東京化成工業(株)社製) 2g
カプリリルグリコール(Haihang Industry(株)社製) 1g
酢酸トコフェロール(Celmyon社製) 1g
アロエエキス(Natural Cosmetic Lab社製) 1g
安息香酸ベンジル(東京化成工業(株)社製) 0.5g
合計 100g
(製造方法)
ワサビノキ種子の粉末及びエッセンシャルオイル以外の成分を製造容器に入れ、よく攪拌した。そこにワサビノキ種子の粉末を加えて混合した後、エッセンシャルオイルを加え、軽くかき混ぜて混合した。
〔実施例4〕ペースト状スキンケア化粧料
(処方)
成分名 配合量
ワサビノキ種子の粉末(Celmyon社製・製造例1のM) 30g
スウィートアーモンドオイル(Celmyon社製) 25g
シアバター(Celmyon社製) 2g
ココアバター(Celmyon社製) 2g
酢酸トコフェロール(Celmyon社製) 0.75g
グラニュー糖(三井製糖(株)社製) 20g
食塩(Celmyon社製、粒径0.5mm) 15g
竹炭(Celmyon社製) 5g
エッセンシャルオイル(Celmyon社製) 0.25g
合計 100g
(製造方法)
ワサビノキ種子の粉末、ショ糖、食塩、竹炭及びエッセンシャルオイル以外の成分を製造容器に入れ、よく攪拌した。そこにワサビノキ種子の粉末、ショ糖、食塩、竹炭を加えて混合した後、エッセンシャルオイルを加え、軽くかき混ぜて混合した。
〔実施例5〕固形石鹸
(処方)
成分名 配合量
1.ワサビノキ種子の粉末(Celmyon社製・製造例1のM) 5.0g
2.オリーブオイル(Celmyon社製) 11.5g
3.アルガンオイル(Celmyon社製) 10.0g
4.バオバブオイル(Celmyon社製) 10.0g
5.アプリコットオイル(Celmyon社製) 10.0g
6.スウィートアーモンドオイル(Celmyon社製) 5.0g
7.ココナツオイル(Celmyon社製) 5.0g
8.シアバター(Celmyon社製) 5.0g
9.ココアパウダー(Celmyon社製) 3.0g
10.米ワックス(ボーソー油脂株式会社製) 2.0g
11.エッセンシャルオイル(Celmyon社製) 0.5g12.水 25.0g
13.苛性ソーダ(日本ガーリック株式会社製) 8.0g
合計 100g
(製造方法)
A.苛性ソーダに水を加え、混合し、苛性ソーダが溶解した後、放冷した。
B.2〜11をボウルに入れて攪拌した。
C.BにAを徐々に添加した。
D.Cにワサビノキ種子の粉末を添加し、20分間攪拌した。
E.型にDに流し込んだ。
F.保温箱に入れて石けんを寝かせた。
〔実施例6〕クリーム状スキンケア化粧料
(処方)
成分名 配合量
1.グリセリン(大洋製薬株式会社製) 4.0g
2.キサンタンガム 0.3g
3.ココアバター(Celmyon社製) 5.0g
4.シアバター(Celmyon社製) 3.0g
5.カプリリルグリコール(Haihang Industry社製) 3.0g
6.ホホバオイル(Celmyon社製) 3.0g
7.ワサビノキ種子オイル(Celmyon社製) 2.0g
8.グレープシードオイル(Celmyon社製) 2.0g
9.バオバブオイル(Celmyon社製) 2.0g
10.メドウフォームシードオイル(Celmyon社製) 2.0g
11.イブニングプリミローズオイル(Celmyon社製) 2.0g
12.ミリスチン酸イソプロピル(東京化成工業株式会社製) 2.0g
13.ステアリン酸グリセリル(富士フイルムワコーケミカル社製) 1.5g
14.ヘキサデシルアルコール(東京化成工業株式会社製) 1.0g
15.米ワックス(ボーソー油脂株式会社製) 0.5g
16.フェネチルアルコール(東京化成工業株式会社製) 0.5g
17.苛性ソーダ(日本ガーリック株式会社製) 1.0g
18.水 60.0g
19.ワサビノキ種子の粉末(Celmyon社製・製造例1のM) 2.0g
20.オーツ麦パウダー(Yamaya Store社製) 2.0g
21.竹炭パウダー(Celmyon社製) 0.5g
22.トコフェロール(Celmyon社製) 0.2g
23.エッセンシャルオイル(Celmyon社製) 0.5g
合計 100g
(製造方法)
A.1を入れた容器に2を加え、ペースト状になるまで激しく攪拌した後、暖かい場所に保管した。
B.3〜16を湯煎で溶解させた。
C.17、18を70℃に加熱した。
D.BにCを添加し、激しく攪拌した。
E.DにAを添加した。
F.Eに19〜21を添加し、ブレンダーで2分間攪拌した。
G.40℃以下になるまで攪拌した後、22を添加して1分間、さらに23を添加して1分間攪拌した。
H.35℃になるまで攪拌し、低温で保存した。
〔実施例7〕ペースト状スキンケア化粧料
(処方)
成分名 配合量
1.ワサビノキ種子の粉末(Celmyon社製・製造例1のM) 50.0g
2.水 25.0g
3.ローズウォーター(Celmyon社製) 25.0g
合計 100g
(製造方法)
あらかじめ混合した2と3に1を加えて攪拌した。
〔考察〕
実施例1〜7のスキンケア化粧料を皮膚に使用した後、水で洗い流した。いずれも使用の際および使用の後に痛みを感じることはなく使用感に優れたものであった。また、皮膚を滑らかにする効果も高いものであった。

Claims (9)

  1. ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)と、液状油とを含み、
    前記粉末(A)と、液状油との質量比(粉末(A):液状油)が1:0.1〜1:2である、スキンケア化粧料。
  2. スクラブ剤(B)(但し、粉末(A)を除く)を含む、請求項1に記載のスキンケア化粧料。
  3. スクラブ剤(B)として、ワサビノキ葉粉末、米粉末、ヘンプ粉末、バオバブ果実粉末、マルラ果実粉末、ショ糖および塩化ナトリウムから選択される少なくとも1種のスクラブ剤を含む、請求項1または2に記載のスキンケア化粧料。
  4. ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)、液状油、水、および界面活性剤を含み、
    前記粉末(A)と、液状油、水、および界面活性剤の合計との質量比(粉末(A):液状油、水、および界面活性剤の合計)が1:0.2〜1:40である、スキンケア化粧料。
  5. スクラブ剤(B)(但し、粉末(A)を除く)を含むことを特徴とする請求項4に記載のスキンケア化粧料。
  6. スクラブ剤(B)としてワサビノキ葉粉末、米粉末、ヘンプ粉末、バオバブ果実粉末、およびマルラ果実粉末から選択される少なくとも1種のスクラブ剤を含むことを特徴とする請求項4または5に記載のスキンケア化粧料。
  7. ワサビノキ(Moringa Oleifera Lam.)種子の粉末(A)および水を含み、
    前記粉末(A)と水との質量比(粉末(A):水)が1:0.1〜1:4である、スキンケア化粧料。
  8. スクラブ剤(B)(但し、粉末(A)を除く)を含むことを特徴とする請求項7に記載のスキンケア化粧料。
  9. スクラブ剤(B)としてワサビノキ葉粉末、米粉末、ヘンプ粉末、バオバブ果実粉末、およびマルラ果実粉末から選択される少なくとも1種のスクラブ剤を含むことを特徴とする請求項7または8に記載のスキンケア化粧料。
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