JP2016146250A - 電線付き端子金具の製造方法、圧着冶具、および電線付き端子金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】電線接続部が部分的に薄くなることを回避できる電線付き端子を提供することを目的とする。【解決手段】端子金具21のワイヤーバレル25を電線11に圧着する圧着冶具30は、底板24および電線11を支持するアンビル31と、アンビル31との間でワイヤーバレル25を挟み付けて湾曲させるクリンパ41とを備え、クリンパ41が、互いに隣接して配置され、アンビル31と反対側に凹となる一対のU字溝45を有するとともに、一対のU字溝45のそれぞれが、U字溝45の延び方向と垂直方向に延びる一対の押圧突部47を有しており、U字溝45の一端部45Aと他端部45Bとの中央位置よりも一端部45Aに近接した位置に一対の押圧突部47のうち一方が、他端部45Bに近接した位置に一対の押圧突部47のうち他方が配置されている。【選択図】図4
Description
本明細書によって開示される技術は、電線付き端子金具の製造方法、圧着冶具、および電線付き端子金具に関する。
電線の端末に端子金具を接続するに際しては、電線の端末において絶縁被覆が皮剥きされて芯線が露出され、この露出された芯線に対して、端子金具に設けられた電線接続部が接続される。電線接続部は、圧着バレル(ワイヤーバレル)を有しており、この圧着バレルが芯線に圧着される。
芯線にワイヤーバレルを圧着するに際しては、端子金具を基台上に載置して、電線接続部に芯線を宛がう。そして、圧着溝を有する圧着冶具を基台に向かって降下させると、圧着バレルが圧着溝の形状に沿って、芯線を包み込むように徐々に変形するとともに、ワイヤーバレルの先端部が芯線を押し潰すように芯線に食い込むことにより、圧着バレルが芯線に圧着される(特許文献1参照)。
上記の構成では、特定の部分に応力が集中するために、電線接続部において、局部的に延ばされて他と比べて薄くなる部分が発生することがあった。
本明細書によって開示される電線付き端子金具の製造方法は、底板部と、前記底板部から立ち上がる一対のワイヤーバレルとを備える端子金具と、前記底板部に沿って配置され、前記ワイヤーバレルによって圧着される電線とを備える電線付き端子金具の製造方法であって、前記底板部に前記電線を配置する工程と、圧着冶具を用いて前記ワイヤーバレルを前記電線に向かって湾曲させる工程とを含み、前記圧着冶具が、前記底板部および前記電線を支持する第1冶具と、前記第1冶具との間で前記ワイヤーバレルを挟み付けて湾曲させる第2冶具とを備え、前記第2冶具が、互いに隣接して配置され、前記第1冶具と反対側に凹となる一対のU字溝を有し、前記一対のU字溝のそれぞれが、U字溝の延び方向と垂直方向に延びる一対の押圧突部を有しており、前記U字溝の一端部と他端部との中央位置よりも一端部に近接した位置に前記一対の押圧突部のうち一方が、他端部に近接した位置に前記一対の押圧突部のうち他方が配置されている。
また、本明細書によって開示される圧着冶具は、底板部と、前記底板部から立ち上がる一対のワイヤーバレルとを備える端子金具と、前記底板部に配置され、前記ワイヤーバレルによって圧着される電線とを備える電線付き端子金具の製造において、前記ワイヤーバレルを前記電線に圧着する圧着冶具であって、前記底板部および前記電線を支持する第1冶具と、前記第1冶具との間で前記ワイヤーバレルを挟み付けて湾曲させる第2冶具とを備え、前記第2冶具が、互いに隣接して配置され、前記第1冶具と反対側に凹となる一対のU字溝を有し、前記一対のU字溝のそれぞれが、U字溝の延び方向と垂直方向に延びる一対の押圧突部を有しており、前記U字溝の一端部と他端部との中央位置よりも一端部に近接した位置に前記一対の押圧突部のうち一方が、他端部に近接した位置に前記一対の押圧突部のうち他方が配置されている。
また、本明細書によって開示される電線付き端子金具は、底板部と、前記底板部から連なる一対のワイヤーバレルとを備える端子金具と、前記底板部に配置され、前記ワイヤーバレルによって圧着される電線とを備え、前記一対のワイヤーバレルのそれぞれが、前記底板部とは反対側に凸となるアーチ状の本体部を有しており、前記本体部が、前記電線の延び方向に対して垂直に延びる一対の押圧溝を有しており、前記本体部における前記電線の延び方向に沿う方向の一端部と他端部との中央位置よりも一端部に近接した位置に前記一対の押圧溝のうち一方が、他端部に近接した位置に前記一対の押圧溝のうち他方が配置されている。
上記の電線付き端子金具の製造方法、および、圧着冶具によれば、U字溝に押圧突部が配置されていることにより、圧着の初期において、電線の延び方向の全体において、本体部からの押圧力を均一にすることができる。これにより、電線接続部が部分的に薄くなることを回避し、品質の高い電線付き端子を提供できる。また、上記の電線付き端子金具の製造方法、および、圧着冶具を用いて製造された電線付き端子金具は、電線接続部が部分的に薄くなることが回避されており、品質が高い。
本明細書によって開示される技術によれば、電線接続部が部分的に薄くなることを回避できる電線付き端子を提供できる。
実施形態を、図1〜図12を参照しつつ説明する。
本実施形態の電線付き端子金具10は、圧着冶具30を用いて、電線11の端末に端子金具21を圧着することによって製造される。
本実施形態の電線付き端子金具10は、圧着冶具30を用いて、電線11の端末に端子金具21を圧着することによって製造される。
[電線付き端子金具10]
電線付き端子金具10は、図1に示すように、電線11と、この電線11の端末に圧着される端子金具21とを有している。
電線付き端子金具10は、図1に示すように、電線11と、この電線11の端末に圧着される端子金具21とを有している。
(電線11)
電線11は、金属素線を螺旋状に撚り合わせてなる芯線12と、この芯線12を被覆する樹脂製の絶縁被覆13とを有している。電線11の端末部においては、絶縁被覆13が剥き取られて芯線12が露出されている。
電線11は、金属素線を螺旋状に撚り合わせてなる芯線12と、この芯線12を被覆する樹脂製の絶縁被覆13とを有している。電線11の端末部においては、絶縁被覆13が剥き取られて芯線12が露出されている。
(端子金具21)
端子金具21は、金属板材を打ち抜き加工および曲げ加工して製造された部材である。端子金具の材料となる金属板材としては、例えば、銅または銅合金製であって表面にスズめっきが施されている板材を用いることができる。
端子金具21は、金属板材を打ち抜き加工および曲げ加工して製造された部材である。端子金具の材料となる金属板材としては、例えば、銅または銅合金製であって表面にスズめっきが施されている板材を用いることができる。
この端子金具21は、図1に示すように、相手側の端子金具と接続される端子接続部22と、電線11の端末に圧着される電線接続部23とを備えている。端子接続部22は、相手側の端子金具の雄タブ(図示せず)を内部に受け入れる矩形の筒状の部分である。
電線接続部23は、端子接続部22から連なる底板24(底板部に該当)と、この底板24から連なる一対のワイヤーバレル25と、同じく底板24から連なる一対のインシュレーションバレル29とを備えている。底板24は、端子接続部22の一端から延びる細長い板状の部分であって、電線11に沿って配置されている。
一対のワイヤーバレル25は、底板24から連なり、電線11の端末において絶縁被覆13から露出された芯線12を囲んで配置される部位である。一対のワイヤーバレル25は、互いに向かい合って配置されており、底板24との間で芯線12を押し潰すように、芯線12に密着している。
各ワイヤーバレル25は、底板24から立ち上がる、湾曲された板状の部分であって、本体部26と、テーパ部28A、28Bとを有している。
各本体部26は、図2に示すように、底板24とは反対側に凸となるアーチ状の部分である。より詳しくは、本体部26は、相手側の本体部26と向かい合って配置され、相手側の本体部26に近づくように湾曲されるとともに、立ち上がり端部26E(底板24とは反対側の端部)が芯線12に食い込むように内側に向かって曲げられている。立ち上がり端部26Eは、相手側の立ち上がり端部26Eと突き合わせられている。
2つのテーパ部28A、28Bのうち一方のテーパ部28Aは、ワイヤーバレル25において端子接続部22の方を向く端部に配置され、他方のテーパ部28Bは、ワイヤーバレル25において端子接続部22とは反対側の端部に配置されている。各テーパ部28A、28Bは、本体部26から連なり、外側に拡がるように延びている。
本体部26は、図1に示すように、2本の押圧溝27を有している。各押圧溝27は、ワイヤーバレル25の延び方向に沿って(つまり、ワイヤーバレル25に圧着されている電線11の延び方向と垂直方向に)延びる細い溝状の凹みである。本体部26の一端部26S1(端子接続部22側の端部)と他端部26S2(インシュレーションバレル29側の端部)との中央位置よりも一端部26S1に近接した位置に、2本の押圧溝27のうち1本が配置されており、他端部26S2に近接した位置に、もう1本の押圧溝27が配置されている。言い換えれば、本体部26における電線11の延び方向に沿う方向の一端部26S1と他端部26S2との中央位置よりも一端部26S1に近接した位置に一対の押圧溝27のうち一方が、他端部26S2に近接した位置に一対の押圧溝27のうち他方が配置されている。一方のワイヤーバレル25が有する押圧溝27と、他方のワイヤーバレル25が有する押圧溝27とは、互いに連なるように配置されている。
一対のインシュレーションバレル29は、図1に示すように、電線11において芯線12が絶縁被覆13に覆われた部分に圧着される部位である。一対のインシュレーションバレル29は、一対のワイヤーバレル25よりも端子接続部22から離間して配置されている。
[圧着冶具30]
圧着冶具30は、図4に示すように、アンビル31(第1冶具に該当)と、クリンパ41(第2冶具に該当)とで構成されている。アンビル31は、端子金具21が載置される基台であり、クリンパ41は、アンビル31と対向して配され、アンビル31との間でワイヤーバレル25を挟み付けて湾曲させ、芯線12に圧着させる部材である。
圧着冶具30は、図4に示すように、アンビル31(第1冶具に該当)と、クリンパ41(第2冶具に該当)とで構成されている。アンビル31は、端子金具21が載置される基台であり、クリンパ41は、アンビル31と対向して配され、アンビル31との間でワイヤーバレル25を挟み付けて湾曲させ、芯線12に圧着させる部材である。
アンビル31は、金属製の基台であって、図4に示すように、その上面が、端子金具21が載置される載置面32となっている。
クリンパ41は、図4に示すように、アンビル31の上方に、アンビル31と対向して配置される、金属製の厚板状の部材であって、アンビル31に対して縦置き(アンビル31の載置面32に対して垂直となる向き)に配置されている。クリンパ41は、図9に示すように、アンビル31の載置面32に対して垂直な一対の側面41S1、41S2と、アンビル31と対向する対向面41Uとを有している。
クリンパ41は、バレル押圧部42を有している。バレル押圧部42は、図4に示すように、電線11に端子金具21を圧着する際に、端子金具21およびアンビル31の一部を内部に受け入れるトンネル状の部分であって、対向面41Uを基準として上側(アンビル31と反対側)に向かって凹み、かつ、クリンパ41の一方の側面41S1から他方の側面41S2まで(アンビル31に向かう方向に対して垂直方向に)貫通している。
バレル押圧部42の内壁は、天壁部43と、一対の側壁部44と、2つのテーパ壁部48A、48Bとを有している。
天壁部は、対向面41Uに対して上方(アンビル31と反対側)に離れて位置する壁部である。天壁部43は、図4および図5に示すように、クリンパ41の厚さ方向に沿って延びる2つのU字溝45を、クリンパ41の幅方向(バレル押圧部42の貫通方向と垂直方向)に並列配置した形状となっている。2つのU字溝45に挟まれた部分は、下方に(アンビル31に向かって)突出し、クリンパ41の一方の側面41S1から他方の側面41S2まで連なる突出部46となっている。
一対の側壁部44のそれぞれは、図4および図10に示すように、各U字溝45において、相手側のU字溝45とは反対側の端縁から、対向面41Uまで延びる壁部である。一対の側壁部44は、互いに向かい合って配置されている。
2つのテーパ壁部48A、48Bのうち一方のテーパ壁部48Aは、図5および図8に示すように、天壁部43および側壁部44から一方の側面41S1に向かって、外側に拡がるように延びる壁部であり、他方のテーパ壁部48Bは、図5におよび図8示すように、天壁部43および側壁部44から他方の側面41S2に向かって、外側に拡がるように延びる壁部である。
各U字溝45の内面には、2本の押圧突部47が配置されている。各押圧突部47は、U字溝45の延び方向と垂直方向に延びる細長い突部である。U字溝45の一端部45A(一方の側面41S1に近い端部)と他端部45B(他方の側面41S2に近い端部)との中央位置よりも一端部45Aに近接した位置に、2本の押圧突部47のうち一方が配置され、他端部45Bに近接した位置にもう1本の押圧突部47が配置されている。一方のU字溝45が有する押圧突部47と、他方のU字溝45が有する押圧突部47は、互いに連なるように配置されている。
[圧着冶具30により電線11の端末に端子金具21を圧着する工程]
圧着治具30を用いて電線11に端子金具21を圧着する際には、まず、電線11における端末部分の絶縁被覆13を剥がして芯線12の一部を露出させる。この電線11を、図9に示すように、底板24に沿わせるようにして配置する。次に、図9および図10に示すように、電線11を載置した端子金具21を、アンビル31上に位置決めして配置する。電線11に圧着される前の状態では、各ワイヤーバレル25は、図10に示すように、平板状となっており、相手側のワイヤーバレル25と向かい合う姿勢で、底板24からクリンパ41に向かって立ち上がっている。
圧着治具30を用いて電線11に端子金具21を圧着する際には、まず、電線11における端末部分の絶縁被覆13を剥がして芯線12の一部を露出させる。この電線11を、図9に示すように、底板24に沿わせるようにして配置する。次に、図9および図10に示すように、電線11を載置した端子金具21を、アンビル31上に位置決めして配置する。電線11に圧着される前の状態では、各ワイヤーバレル25は、図10に示すように、平板状となっており、相手側のワイヤーバレル25と向かい合う姿勢で、底板24からクリンパ41に向かって立ち上がっている。
次いで、クリンパ41をワイヤーバレル25に向かって下降させる。すると、一対のワイヤーバレル25が、クリンパ41の側壁部44および天壁部43に突き当たり、立ち上がり端部26Eから徐々に、天壁部43に沿うような形に湾曲していく。クリンパ41がさらに降下していくと、ワイヤーバレル25の立ち上がり端部26Eが芯線12側に向きを変え、芯線12に食い込む。このようにして、芯線12にワイヤーバレル25が圧着される。
[作用効果]
本実施形態の圧着冶具30を用いて電線11にワイヤーバレル25を圧着すると、電線接続部23が部分的に薄くなることを回避できる。その理由は、以下のようであると考えられる。
本実施形態の圧着冶具30を用いて電線11にワイヤーバレル25を圧着すると、電線接続部23が部分的に薄くなることを回避できる。その理由は、以下のようであると考えられる。
従来の、押圧突部47を有しない圧着冶具を用いて芯線100にワイヤーバレル102を圧着した場合、図12に示すように、底板101の一部に、他の部分よりも薄くなる部分101Tが生じる。この原因は、以下のようであると考えられる。
ワイヤーバレル102からの押圧力により、芯線100には軸方向(図12の左右方向)への延びが発生する。ここで、芯線100において、ワイヤーバレル102における本体部103の両側縁部103Sのそれぞれに押圧される部分100Eは、その延び分を本体部103の外側に逃がすことができる。これに対し、本体部103の両側縁部103Sの間の中央部分に押圧される部分100Cは、その外側に側縁部103Sに押圧される部分100Eが存在するために、延び分を逃がすことができない。このため、圧着の初期においては、本体部103の側縁部103Sが、両側縁部103Sの間の中央部分よりも先に芯線100に沈み込んでしまうと考えられる。この状態から圧着が進行すると、本体部103の中央部分も芯線100に向かって徐々に押圧されていき、本体部103の中央部分に押圧される部分100Cよりもやや外側において、強く圧縮された芯線100の応力によって底板101の一部が凹まされると考えられる。
これに対し、本実施形態では、クリンパ41が押圧突部47を有している。このため、圧着の初期において、本体部26の一端部26S1および他端部26S2が、中央部分よりも先に芯線12に沈み込んでしまうことを避け、芯線12の延び方向の全体において、本体部26からの押圧力を均一にすることができると考えられる。これにより、芯線12の応力によって底板24の一部が凹まされ、薄くなることを回避できる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、端子金具21は、相手側の端子金具の雄タブを内部に受け入れる筒状の端子接続部22を有する雌端子金具とされているが、これに限られず、例えば雄タブを有する雄端子金具、貫通孔を有する板状の端子接続部を有するいわゆるLA端子等、必要に応じて任意の形状の端子金具とすることができる。
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、端子金具21は、相手側の端子金具の雄タブを内部に受け入れる筒状の端子接続部22を有する雌端子金具とされているが、これに限られず、例えば雄タブを有する雄端子金具、貫通孔を有する板状の端子接続部を有するいわゆるLA端子等、必要に応じて任意の形状の端子金具とすることができる。
(2)端子金具の材料となる金属板材としては、銅または銅合金製であって表面にスズめっきが施されている板材を例示したが、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金等からなる金属板材であっても構わない。また、スズめっきが施されていない板材であっても構わない。
10…電線付き端子金具
11…電線
21…端子金具
24…底板(底板部)
25…ワイヤーバレル
26…本体部
27…押圧溝
30…圧着冶具
31…アンビル(第1冶具)
41…クリンパ(第2冶具)
45…U字溝
47…押圧突部
11…電線
21…端子金具
24…底板(底板部)
25…ワイヤーバレル
26…本体部
27…押圧溝
30…圧着冶具
31…アンビル(第1冶具)
41…クリンパ(第2冶具)
45…U字溝
47…押圧突部
Claims (3)
- 底板部と、前記底板部から立ち上がる一対のワイヤーバレルとを備える端子金具と、前記底板部に沿って配置され、前記ワイヤーバレルによって圧着される電線とを備える電線付き端子金具の製造方法であって、
前記底板部に前記電線を配置する工程と、
圧着冶具を用いて前記ワイヤーバレルを前記電線に向かって湾曲させる工程とを含み、
前記圧着冶具が、
前記底板部および前記電線を支持する第1冶具と、前記第1冶具との間で前記ワイヤーバレルを挟み付けて湾曲させる第2冶具とを備え、
前記第2冶具が、互いに隣接して配置され、前記第1冶具と反対側に凹となる一対のU字溝を有し、
前記一対のU字溝のそれぞれが、U字溝の延び方向と垂直方向に延びる一対の押圧突部を有しており、
前記U字溝の一端部と他端部との中央位置よりも一端部に近接した位置に前記一対の押圧突部のうち一方が、他端部に近接した位置に前記一対の押圧突部のうち他方が配置されている、電線付き端子金具の製造方法。 - 底板部と、前記底板部から立ち上がる一対のワイヤーバレルとを備える端子金具と、前記底板部に配置され、前記ワイヤーバレルによって圧着される電線とを備える電線付き端子金具の製造において、前記ワイヤーバレルを前記電線に圧着する圧着冶具であって、
前記底板部および前記電線を支持する第1冶具と、前記第1冶具との間で前記ワイヤーバレルを挟み付けて湾曲させる第2冶具とを備え、
前記第2冶具が、互いに隣接して配置され、前記第1冶具と反対側に凹となる一対のU字溝を有し、
前記一対のU字溝のそれぞれが、U字溝の延び方向と垂直方向に延びる一対の押圧突部を有しており、
前記U字溝の一端部と他端部との中央位置よりも一端部に近接した位置に前記一対の押圧突部のうち一方が、他端部に近接した位置に前記一対の押圧突部のうち他方が配置されている圧着冶具。 - 底板部と、前記底板部から連なる一対のワイヤーバレルとを備える端子金具と、
前記底板部に配置され、前記ワイヤーバレルによって圧着される電線とを備える電線付き端子金具であって、
前記一対のワイヤーバレルのそれぞれが、前記底板部とは反対側に凸となるアーチ状の本体部を有しており、
前記本体部が、前記電線の延び方向に対して垂直に延びる一対の押圧溝を有しており、
前記本体部における前記電線の延び方向に沿う方向の一端部と他端部との中央位置よりも一端部に近接した位置に前記一対の押圧溝のうち一方が、他端部に近接した位置に前記一対の押圧溝のうち他方が配置されている電線付き端子金具。
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WO2018092585A1 (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 圧着端子及び端子付き電線 |
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WO2018092585A1 (ja) * | 2016-11-16 | 2018-05-24 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 圧着端子及び端子付き電線 |
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