JP2016145099A - エレベータ駆動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のエレベータ駆動機のグリース交換機構では、軸受カバーの下部に排油口を設置するため、液体に分離した油分が染め出し、制動面に到達する問題があった。
【解決手段】エレベータ駆動機は、エレベータ駆動機の綱車の軸を端部で挟持する軸受と、外側面と内側面とを通ずる給油口を有し、軸受を軸方向に支える軸受台と、綱車及び軸受と対向し、軸受台に係止され、軸受の綱車側の一面を保護する第1の軸受カバーと、軸受と対向し、軸受台に係止され、軸受の綱車と反対側の他面を保護する第2の軸受カバーと、を備え、軸受台と第1の軸受カバーとの勘合部に、軸受台に軸の方向に窪んで軸の円周方向に沿って設けた第1の溝と、第1の軸受カバーに窪んで軸の円周方向に沿って設けた第2の溝と、を有する凹部と、軸受台及び第1の軸受カバーの外側面と、凹部とを通ずる開口と、を有するものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、エレベータに関連するものである。
エレベータ駆動機の軸受は、円筒状の綱車の内部に軸受カバーが収まらないように構成されるか、または、省スペース化のために円筒状の綱車の内部に軸受カバーが入り込むように構成される。この軸受のグリースを交換するグリース交換機構では、軸受カバーの上部に給油口が設置され、側部に向く排油口が下部に設けられる。このような装置を用いてグリースを注入または排出する方法では、上部の給油口からグリースを注入し、排油口付近に押し出し、自重によりグリースを落下させる。このグリースの排出方法は、特許文献1または特許文献2に開示されている。
実開昭62−129264号公報 特開平5−256396号公報
しかしながら、特許文献1または特許文献2では、綱車の内部に軸受カバーが入り込む構成の場合、軸受カバーの下部に排油口を設けるため、綱車側の軸受内部のグリースを交換するには、劣化したグリースを全て軸受カバーの下部の排油口付近まで押し出す必要がある。
上記の構造では、側部に向く排油口を軸受カバーの下部に設置するため、液体に分離した油分が染み出し、制動面に到達する問題があった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであって、綱車側の軸受内部のグリースを、軸受カバーの外部へ容易に排出することを目的とする。
この発明に係るエレベータ駆動機は、
エレベータ駆動機の綱車の軸を端部で挟持する軸受と、
外側面と内側面とを通ずる給油口を有し、軸受を軸方向に支える軸受台と、
綱車及び軸受と対向し、軸受台に係止され、軸受の綱車側の一面を保護する第1の軸受カバーと、
軸受と対向し、軸受台に係止され、軸受の綱車と反対側の他面を保護する第2の軸受カバーと、を備え、
軸受台と第1の軸受カバーとの勘合部に、軸受台に軸の方向に窪んで軸の円周方向に沿って設けた第1の溝と、第1の軸受カバーに窪んで軸の円周方向に沿って設けた第2の溝とを有する凹部と、
軸受台及び第1の軸受カバーの外側面と、凹部とを通ずる開口と、を有するものである。
この発明によれば、軸受カバー内部のグリースを軸受カバー外部へ容易に排出できる。
この発明に係る実施の形態1のエレベータ駆動機の軸受部を示す軸方向の縦断面図である。 この発明に係る実施の形態1のプレート群、掻き出し治具、及びエレベータ駆動機の綱車側から見た図1のA−Aの断面図である。 この発明に係る実施の形態2のエレベータ駆動機の綱車側から見た図1のA−A断面図である。 この発明に係る実施の形態3のエレベータ駆動機の綱車側から見たグリースを交換しない時の挿入部材を溝に配置した断面図である。 この発明に係る実施の形態3のエレベータ駆動機の綱車側から見た図1のA−A断面図である。 この発明に係る実施の形態4のエレベータ駆動機の綱車側から見た図1のA−A断面図である。 この発明に係る実施の形態5のエレベータ駆動機の軸受部を示す軸方向の縦断面図である。 この発明に係る実施の形態6のエレベータ駆動機の綱車側から見た図7のB−B断面図である。
実施の形態1.
以下、図1と図2を用いてこの発明の実施の形態1について説明する。この実施の形態1では、綱車側の軸受内部の余剰なグリースを軸受カバーの外部へ容易に排出できる。なお、この実施の形態1によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、この発明の実施の形態1のエレベータ駆動機の軸受部を示す軸方向の縦断面図である。1は、駆動機(図示せず)の軸である。2は、駆動機の軸1に固定された円筒状の綱車である。3は、円筒状の綱車2に設けられた穴である。この穴3は2か所に設けられる。4は、基台である。5は、この基台4に固定された軸受台である。6は、軸1を端部で挟持され、この軸受台5で軸1方向に支える軸受である。7は、軸1に固定された内輪である。8は、軸受台5に固定された外輪である。9は、内輪7と外輪8との間に転動自在に設けられたコロである。軸受6は、内輪7、外輪8、及びコロ9で構成される。10aは、綱車2及び軸受6と対向し、軸受台5に係止され、軸受6の綱車2側の一面を保護する綱車側軸受カバーである。この綱車側軸受カバー10aは第1の軸受カバーである。10bは、軸受6と対向し、軸受台5に係止され、軸受6の綱車と反対側の他面を保護する反綱車側軸受カバーである。この反綱車側軸受カバー10bは第2の軸受カバーである。ここでの軸受カバー10は、軸受台5前後に軸受6を保護する綱車側軸受カバー10aと反綱車側軸受カバー10bとで構成される。また、軸受6と軸受カバー10を合わせて軸受部と称す。この軸受部の外周を離間して綱車2が覆っている。
11は、軸受6にグリースを供給するグリースニップルである。グリースニップル11は給油口と称す。12は、軸受台5と軸受6と軸受カバー10とに囲われた空間である。この空間12には、グリースが溜まる。13は、軸受台5と第1の軸受カバー10aとの勘合部に、軸受台5に軸1の方向に窪んで軸1の円周方向に沿って設けた第1の溝と、第1の軸受カバー10aに窪んで軸1の円周方向に沿って設けた第2の溝とを有する凹部である。つまり、この凹部13は、空間12と貫通し、軸1の方向に窪み、軸1の円周方向に沿って形成される。14aは、反綱車側軸受カバー10bに設けられ、余剰なグリースを排出する反綱車側の排油口である。
15は、軸受台5と綱車側軸受カバー10aとに設けられた凹部13に勘合する連結部材である。ここでの連結部材15はピンである。16は、プレートである。ポケット17は、プレート16に固定され、空間12に溜まったグリースをすくう。また、ピン15、プレート16、及びポケット17で、掻き出し治具200は構成される。
図1を用いてグリースの給油と排出の方法を説明する。まず、グリースは給油口11から注入される。注入されたグリースは、空間12に溜まる。そして、掻き出し治具200が凹部13の一方の開口(図示なし)から凹部13に沿って挿入され、空間12に溜まった余剰なグリースをポケット17ですくい、凹部13の他方の開口(図示なし)から掻き出し治具を引き抜き、グリースを排出する。
図2は、この発明の実施の形態1のプレート群、掻き出し治具、及び綱車2側から見た図1のA−A断面図である。
図2aは、プレート群を示す図である。図2aに示すように、プレート16は、長方体の長手方向の一端に凸型を設け、他端に凹型を設けた形状である。個々のプレート16の一端の凸型は、他のプレート16の他端の凹型に勘合する。また、ピン15は、個々の二つのプレート16を勘合する両側を貫通する。ここで、プレート16の形状及びプレート16両端の形状は限定されない。また、ピン15も限定されなく、二つのプレート16を連結できる連結部材であればよい。これにより、図2bに示すように、複数のプレート16がピン15で連結され、帯状のプレート群100を形成する。
図2cは、掻き出し治具を示す図である。図2cに示すように、掻き出し治具200は、プレート群100、及びポケット17で構成される。複数のプレート16をピン15で連結したプレート群100には、ポケット17が設けられている。このポケット17は、複数であり、余剰なグリースをすくうものである。複数のポケット17は吸油部である。ポケット17の数量、形状及び材料は限定されず、グリースをすくうものであればよい。
図2dは、綱車2側から見た図1のA−A断面図である。図2dにおいて、開口14bと14cは、綱車2に設けられた2か所の穴3に合わせた位置で上面を向いて凹部13と軸受台5及び第1の軸受カバー10aの外部とを連通する。貫通したピン15の両端は、凹部13に勘合する。プレート群100、及びポケット17で構成された掻き出し治具200は、綱車2の穴3を介して一方の開口14bから凹部13に沿って挿入され、綱車2の他方の穴3を介して他方の開口14cから引き抜ける。
次に、図2dを用いてこの実施の形態1における駆動機のグリースを排出する動作を説明する。
グリース排出時は、綱車2の穴3から一方の開口14bを通し、掻き出し治具を凹部13に勘合するように挿入する。プレート群100が凹部13に沿って挿入する時に、プレート群100を連結する各々のピン15は、凹部13をガイドとしてプレート群100を送り込む。これによって、他方の開口14cまで掻き出し治具を挿入する。つまり、このプレート群100は、他方の開口14cまで挿入された後、他方の開口14cに対応する綱車2の穴3から引き抜かれる。掻き出し治具を凹部13に挿入する時、プレート群100に設けた複数のポケット17は、グリースをすくいながら、プレート群100の挿入と共に他方の開口14c、穴3を介して外部まで移動する。ポケット17がすくったグリースは、上記で説明したとおり、掻き出し治具のプレート群100が穴3から引き抜かれることにより、駆動機外に排出される。この結果、掻き出し治具200を用いて余剰なグリースを容易に掻き取ることができる。
この実施の形態1では、給油口11は軸受台5の上部に設けられ、綱車2側の開口14b、14cも上側に向けて配置される。このことにより、液状に分離した油分が染み出し、制動面に到達しない。また、綱車側軸受カバー10a内部のグリースを軸受カバー外部へ容易に排出できる。
実施の形態2.
以下、図3を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1と共通する構成要素については、同符号を付して説明を省略する。実施の形態1はプレート群100を凹部13に挿入する時にグリースが抵抗となる。このため、この実施の形態2は、挿入時にグリースの抵抗を低減し、挿入しづらいことを解消するものである。
図3は、この実施の形態2の綱車2側から見た図1のA−A断面図である。図3に示すように、挿入部材18は、薄板状のプレートである。また、挿入部材18は、薄板状のプレートに限定せず、挿入時にグリースの抵抗を低減させ、プレート群100の挿入がガイドできるものであればよい。挿入部材18の材質は、金属または樹脂である。
また、挿入部材18は、プレート群100の一端に設けた連結部(図示なし)と連結される。挿入部材18は、凹部13に沿ってガイドとして先行に他方の開口14cまで挿入される。そして、他方の開口14cから挿入部材18の先端を引き出す。これにより、プレート群100を凹部13に引き入れる抵抗は解消される。
この実施の形態2では、軸受内部のグリースを軸受カバー外部へ容易に排出できる。また、実施の形態1の挿入時にグリースが抵抗となり、挿入しづらいことを解消する。
実施の形態3.
以下、図4と図5を用いてこの発明の実施の形態3について説明する。実施の形態2と共通する構成要素については、同符号を付して説明を省略する。この実施の形態3は、実施の形態2で説明した挿入部材18を容易に引き抜くことができるものである。
図4は、グリースを交換しない時(常時)に、この実施の形態3の綱車2側から見た挿入部材を凹部13に配置した断面図である。図4に示すように、開口カバー19は、開口14b、14cの上面をふさいでいる。一方の開口カバー19aは、挿入部材18の一端に設けられた締結部18aと連結されていない。他方の開口カバー19bは、挿入部材18の他端に設けられた締結部18bと、常時、連結される。また、図4に示すように、挿入部材18は常時、凹部13に設置することも可能である。
図5は、グリースが排出される時に、この実施の形態3の綱車2側から見た図1のA−A断面図である。
図4と図5を用いてグリース排出の動作について説明する。まずはじめ、グリースを排出する時に、挿入部材18の締結部18aと連結されていない開口カバー19aを外す。そして、挿入部材18の一端の締結部18aを、掻き出し治具200のプレート群100の先端と連結する。
次に、図5に示すように、開口カバー19bを外して外部からの力で上に引き上げると、開口カバー19bと締結部18bとは連結されているので、締結部18bも上に引き上げられる。綱車2の穴3を介して挿入部材18を引き上げる一方で、掻き出し治具のプレート群100を、一方の開口14bを介して凹部13に嵌め込む。さらに、挿入部材18が引き抜かれることにより、嵌め込んだ掻き出し治具200を他方の開口14cに向って移動させる。一方、プレート群100を凹部13に嵌め込んだ時に、掻き出し治具200のポケット17でグリースをすくい、プレート群100が移動することに伴い、グリースが付着したポケット17は凹部13から引き抜かれる。このような動作により、余剰なグリースを排出できる。
この実施の形態3では、実施の形態1及び実施の形態2と同様の効果を得られる。さらに、実施の形態3では、挿入部材18の一端が開口カバー19bと常に連結する構造であるため、挿入部材18の引き抜きが便利になる。また、開口14a、14bは上に向いているため、開口カバー19a、19bを開ける際に、液状に分離した油分が溢れ出る危険もない。
実施の形態4.
以下、図6を用いてこの発明の実施の形態4について説明する。実施の形態1と共通する構成要素については、同符号を付して説明を省略する。この実施の形態4は、実施の形態3のプレート群100には、挿入部材18と逆側に連結部20を設けるものである。
図6は、この実施の形態4の綱車2側から見た図1のA−A断面図である。図6において、挿入部材18の一端がプレート群100の一端と連結され、挿入部材18の他端が開口カバー19bに固定される。プレート群100の他端(開口14b側)に連結部20は設けられる。この連結部20を設けた掻き出し治具200は、常時(グリースを交換しない時)、軸受台5の内部に設置される。
連結部20の形状などは限定されなく、2つの連結部20を連結すればよい。
次に、グリース交換の動作について、図6を用いて説明する。グリースを交換する場合、別の掻き出し治具200を用意し、用意した掻き出し治具200の連結部20と軸受台5の内部に配置されたプレート群100の連結部20とを連結する。開口カバー19bを外すと共に、挿入部材18を引き抜く。これにより、軸受台5の内部の掻き出し治具200を引き出し、用意した別の掻き出し治具を軸受台5の内部に引き入れる。
この実施の形態4は、プレート群100に連結部20を設けることにより、掻き出し治具200のプレート群100の間を接続する作業が簡単になり、全体の作業効率をさらに向上させる。
実施の形態5.
以下、図7と図8を用いてこの発明の実施の形態5について説明する。実施の形態1と共通する構成要素については、同符号を付して説明を省略する。実施の形態1では、プレート群に複数のポケット17を設けた。これに対し、この実施の形態5は、ポケット17を設けることなく、一端を塞いだ1本のゴムチューブ21をプレート群に固定するものである。
図7は、この実施の形態5の軸受部を示す軸方向の縦断面図である。図8は、綱車2側から見た図7のB−B断面図である。図7において、プレート群100のうち、数プレートに取付け用の突起を設け、ゴムチューブ21の一端はこの突起とビス止めする。図8において、ゴムチューブ21の長さは、少なくとも軸受6の1周分が必要のため、軸受6の1周分以上とする。また、ゴムチューブ21内に空気を送る空気の送り口を有し、この空気の送り口を止める止め金具22は一方の開口14bに設置される。
図7と図8を用いて合わせてグリース交換を説明する。プレート群100は、一方の開口14bから凹部13に沿って送り込まれ、凹部13に沿って軸受6の側部を一周させるようにする。グリース交換時に、止め金具22を外し、ゴムチューブ21内に空気を送り、ゴムチューブ21を点線の円I1から実線の円I2までにふくらませる。これにより、軸受6と綱車側軸受カバー10aとの間の空間12を埋めるため、余剰なグリースを軸受6内部へ押し出す。また、空気の送り口を止め金具22で塞ぎ、軸受6を回転させることにより、軸受6内の余剰なグリースを反綱車側軸受カバー10b側へ送り出す。グリースニップル11から新しいグリースを注入し、再度軸受6を回転させることにより、余剰なグリースも反綱車側軸受カバー10b側へ送り出される。そして、軸受6から反綱車側軸受カバー10b側へ排出された余剰なグリースも反綱車側の排油口14aから掻き出す。
その後、ゴムチューブ21内に空気を抜き、プレート群100が引き出される。プレート群100を引き出すことにより、軸受6と綱車側軸受カバー10aとの間の空間12を復元する。上記の説明により、グリースを交換でき、グリースの撹拌抵抗を適正な状態とすることができる。
この実施の形態5では、ゴムチューブ21をふくらませることにより、余剰なグリースを外部へ押し出すことができる。さらに、軸受6を回転させることにより、実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
また、上記の実施の形態1から実施の形態5までの任意な実施の形態を組み合わせてもよい。掻き出し治具は、常時、軸受台5に配置されなく、グリースを交換する時のみ、配置しもよい。または、挿入部材18は、常時、凹部13に配置されなくてもよい。
この発明は、エレベータの駆動機に利用されるものである。
1 軸、2 綱車、3 穴、4 基台、5 軸受台、6 軸受、7 内輪、8 外輪、9 コロ、10 軸受カバー、10a 綱車側軸受カバー、10b 反綱車側軸受カバー、11 グリースニップル(給油口)、12 空間、13 凹部、14a 排油口、14b 一方の開口、14c 他方の開口、15 ピン、16 プレート、17 ポケット、18 挿入部材、18a 一端の締結部、18b 他端の締結部、19a 開口カバー、19b 開口カバー、20 連結部、21 ゴムチューブ、22 止め金具

Claims (10)

  1. エレベータ駆動機の綱車の軸を端部で挟持する軸受と、
    外側面と内側面とを通ずる給油口を有し、前記軸受を前記軸方向に支える軸受台と、
    前記綱車及び前記軸受と対向し、前記軸受台に係止され、前記軸受の綱車側の一面を保護する第1の軸受カバーと、
    前記軸受と対向し、前記軸受台に係止され、前記軸受の綱車と反対側の他面を保護する第2の軸受カバーと、を備えるエレベータ駆動機であって、
    前記軸受台と前記第1の軸受カバーとの勘合部に、前記軸受台に前記軸の方向に窪んで前記軸の円周方向に沿って設けた第1の溝と、前記第1の軸受カバーに窪んで前記軸の円周方向に沿って設けた第2の溝とを有する凹部と、
    前記軸受台及び前記第1の軸受カバーの外側面と、前記凹部とを通ずる開口と、を有することを特徴とするエレベータ駆動機。
  2. 前記開口は上に向いて2か所設けられることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ駆動機。
  3. 前記軸受内のグリースを排出する掻き出し治具を備え、
    前記掻き出し治具は、一方の前記開口から前記凹部に沿って挿入され、他方の前記開口から引き抜かれることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ駆動機。
  4. 前記掻き出し治具は、前記凹部に沿って勘合する複数のプレートを有し、
    前記プレート同士を連結部材でプレート群に連結することを特徴とする請求項3に記載のエレベータ駆動機。
  5. 前記掻き出し治具は、前記プレート群に配置される吸油部を有し、
    前記吸油部は、グリースをすくうため、複数のポケットで構成されることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ駆動機。
  6. 前記プレート群の一端に連結部は設けられ、この連結部と連結する挿入部材を備えることを特徴とする請求項3から請求項5までいずれか1項に記載のエレベータ駆動機。
  7. 前記開口を塞ぐ開口カバーを有し、
    少なくとも1つの前記開口カバーは、前記挿入部材と連結されることを特徴とする請求項6に記載のエレベータ駆動機。
  8. 前記掻き出し治具は、伸縮性を有するゴム状のチューブを備えることを特徴とする請項4に記載のエレベータ駆動機。
  9. 前記チューブ内に空気を送る空気の送り口を止める止め金具を備えることを特徴とする請求項8に記載のエレベータ駆動機。
  10. 前記掻き出し治具は、グリースを交換しない場合、前記凹部に配置しなくてもよいことを特徴とする請求項3から請求項9までにいずれか1項に記載のエレベータ駆動機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020261330A1 (ja) * 2019-06-24 2020-12-30 三菱電機株式会社 エレベーターの巻上機

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