JP6461574B2 - 上ノズル引抜装置 - Google Patents

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Description

本発明は、取鍋やタンディッシュ等の溶融金属容器の底部に設置され、溶融金属を排出するためのノズルとして使用される上ノズルを溶融金属容器から引き抜いて取り外すための上ノズル引抜装置に関する。
上ノズルは、取鍋やタンディッシュ等の溶融金属容器から溶融金属を排出するために、溶融金属容器の底部に設置されて使用される。
この上ノズルは、寿命になると新しい上ノズルに交換するために溶融金属容器から取り外さなければならない。例えば、取鍋から上ノズルを取り外すためには、取鍋の内部から押し出す方法と取鍋の外側から引き抜く方法がある。
このうち、上ノズルを取鍋の外側から引き抜く方法として、特許文献1に開示された方法が知られている。この特許文献1の方法は、図8に示すように引抜棒6の先端部に変位部材11を設け、この変位部材11が上ノズル4の溶湯通路を通過してからこれを変位させて上ノズル4と係合させ、次いで引抜棒6を引抜装置の駆動力で引き抜くというものである。引抜装置としては、台板10にシリンダー作動装置7を固設し、この台板10の中心部にシリンダー作動装置7によって移動する筒軸8を設けている。
しかし、特許文献1では、上ノズルを引き抜くために専用のシリンダーを具備し、使用する必要がある。このように上ノズルの引抜作業用の専用のシリンダーを使用する場合、引抜作業時にシリンダーを作動させるために油圧ホースが必要となる。油圧ホースは固くて重いため、ホースの取り出し、移動、着脱、収納等の各作業に手間を要する問題がある。さらに、油圧ホースを床を這わせた場合には作業者がつまずく原因となる可能性もあり、安全の面での問題もある。
実開昭57−122766号公報
本発明が解決しようとする課題は、油圧ホースの着脱や移動が不要であり、簡便で安全な作業が実施可能な上ノズル引抜装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明者らは、溶融金属容器の底部には上ノズルとともにスライディングノズル装置が設置されることが多いことに注目し、このスライディングノズル装置の駆動装置による駆動力を、上ノズルを引き抜くための駆動力として利用しようという着想を得、本発明に想到した。
すなわち本発明の一観点によれば、次の上ノズル引抜装置が提供される。
「溶融金属容器の底部にスライディングノズル装置とともに設置された上ノズルを引き抜くための上ノズル引抜装置であって、
上ノズルに係合可能な係合部を有する引抜ロッドと、駆動方向変換機とを備え、
駆動方向変換機は、
スライディングノズル装置の固定金枠に係合可能である架台と、
プレートの摺動方向への移動が規制され、かつプレートの摺動方向に対して垂直な方向に移動可能であって引抜ロッドを保持可能なロッドホルダーと、
スライディングノズル装置のプレートを摺動させる駆動装置に着脱可能なコッターとを備え、
さらにコッターは、架台に設けた第1の摺動部と摺動接触する第3の摺動部、及びロッドホルダーに設けた第2の摺動部と摺動接触する第4の摺動部を有し、
第1の摺動部と第3の摺動部の組、第2の摺動部と第4の摺動部の組の少なくとも一方が、プレートの摺動方向に対して垂直な方向に向けて傾斜しており、
駆動方向変換機が、スライディングノズル装置のプレートを摺動させる駆動装置による駆動力の方向をプレートの摺動方向に対して垂直な方向に変換して引抜ロッドに伝達する、上ノズル引抜装置。」
本発明によれば、上ノズルを引き抜くための駆動力としてスライディングノズル装置に元々ある駆動装置の駆動力を利用することから、従来のように、上ノズルを引き抜くために専用のシリンダーを具備し使用する必要がなくなり、油圧ホースの着脱や移動が不要となる。したがって、上ノズルの引抜作業の作業負荷が軽減し、作業能率が向上し、しかもより安全な作業が実施可能となる。
本発明の第1実施例に係る上ノズル引抜装置の使用状態を示す斜視図である。 図1の要部の断面図である。 図1の要部の斜視図である。 図1の要部の分解斜視図である。 図1の上ノズル引抜装置における駆動方向変換機の分解斜視図である。 本発明の第2実施例に係る上ノズル引抜装置を示す斜視図である。 図7は図6の要部を拡大した正面図である。 従来(特許文献1)の上ノズル引抜装置を示す説明図である。
(第1実施例)
図1は本発明の第1実施例に係る上ノズル引抜装置の使用状態を示す斜視図、図2は図1の要部の断面図、図3は図1の要部の斜視図、図4は図1の要部の分解斜視図、図5は上ノズル引抜装置における駆動方向変換機の分解斜視図である。
上ノズル引抜装置100は、図1から図3に示すように溶融金属容器である取鍋200の底部に設置された上ノズル300を取鍋200の外側から引き抜くために使用される。取鍋200の底部には上ノズル300とともにスライディングノズル装置400が設置されている。具体的には、上ノズル300の下端にスライディングノズル装置400の上プレートが接続されている。
スライディングノズル装置400は、取鍋200の底部に固定された固定金枠410と、固定金枠410に対して摺動可能(スライド可能)かつ開閉可能に設けたスライド金枠420と、固定金枠410に対して開閉可能に設けた2つのバネボックス430とを備える。バネボックス430には面圧を負荷するためのバネが設けられている。また、固定金枠410には上プレートが、スライド金枠420には下プレート440が保持固定されている。さらに、固定金枠410にはスライド金枠420(下プレート440)を固定金枠410(上プレート)に対して直線的に摺動させるための駆動装置としての油圧シリンダー450が取り付けられている。すなわち、プレートの摺動方向とは図2に示す矢印Aの方向である。
上ノズル引抜装置100は、図1に示すようにスライディングノズル装置400のスライド金枠420を開いた状態で、固定金枠410に設置して使用する。なお、上ノズル引抜装置100を固定金枠410に設置するときには、固定金枠410に保持固定されている上プレートは取り外す。
ここで、スライディングノズル装置400のスライド金枠420を開閉する作業は、スライディングノズル装置400を鉛直状態に立てた状態で行うので、図1及び図3でもスライディングノズル装置400を鉛直状態に立てた状態で示している。他の図面においても、スライディングノズル装置400を鉛直状態に立てた状態での位置関係で示している。
以下、上ノズル引抜装置100の具体的構成を説明する。
上ノズル引抜装置100は、スライディングノズル装置400の固定金枠410に設置される駆動方向変換機110と引抜ロッド150とからなり、駆動方向変換機110がスライディングノズル装置400の駆動装置である油圧シリンダー450による駆動力の方向をプレートの摺動方向に対して垂直な方向、すなわち上ノズル300を取鍋200の外側から引き抜く方向に変換して引抜ロッド150に伝達する。これにより、上ノズル300を取鍋200の外側から引き抜くことができる。
駆動方向変換機110は、架台120とロッドホルダー130とコッター150とで構成される。
主に図5を参照すると、架台120は、(1)スライディングノズル装置の固定金枠410の底面に係合可能な係合板121と、(2)係合板121から固定金枠410とは反対側に延びる側壁122と、(3)側壁122の端部に係合板121から離間して設けられた上板123と、(4)上板123に設けられた第1の貫通孔123aと、(5)プレートの摺動方向と平行に延びるように上ノズル300のノズル孔の中心軸310を挟んでそれぞれ配置された2つの第1の摺動部124と、(6)プレートの摺動方向に対して垂直な垂直面125aを有し、上ノズル300のノズル孔310の中心軸を挟んで対向し、しかも固定金枠410とは反対側に延びるように設けられた2つの垂直ガイド125とを有する。
係合板121は、上ノズル300を引き抜いて取り出すことができるように開口121aを有し、この開口121aを囲むように側壁122が円筒状に設けられている。係合板121の両端部にはスライディングノズル装置の固定金枠410にプレート(上プレート)を保持固定するためのプレート固定部に係合するための係合部としての溝121bがそれぞれ設けられている。この係合によって、後述するコッター110の摺動時の反力を受けることができ、しかも上ノズル300のノズル孔310の中心軸に対する上ノズル引抜装置の位置決めも容易に行うことができる。
ここで、本発明において架台120(係合板121)に溝121bのような係合部を設ける主たる目的は、コッター150の摺動時の反力を受けることにある。すなわち、係合部(溝121b)は、例えば図2及び図3において、コッター110が駆動装置(油圧シリンダー450)の方向に摺動する際に、架台120も一緒に駆動装置側へ移動することを防止するために設けている。
本実施例においては、上述のように溝121bが係合部であり、固定金枠410側に設けた係合受け部は図示していないが、2つの溝121bに係合する2つの突起である。そして本実施例において係合受け部(2つの突起)は、固定金枠410にプレート(上プレート)を保持固定するためのプレート固定部でもある。
本実施例のようにプレート固定部を係合受け部として利用する場合、係合板121に設ける係合部の態様は、プレートを保持固定するためのプレート固定部の態様、すなわちプレートの固定手段によって異なる。プレートの固定手段としては、固定金枠の側壁を貫通するボルト、押さえブロック、板バネ、磁石、嵌合突起など多様であるが、それぞれに対応して係合板121に係合部を設けることができる。
なお、架台120に設ける係合部と、固定金枠410に設ける係合受け部の態様は、上述のものには限定されない。要するに、コッター110が摺動する際に、架台120も一緒に移動(摺動)することを防止できる係合関係であればよい。
第1の摺動部124は、プレートの摺動方向と平行に延びるように側壁122の両側に取り付けられ、表面は摺動面となっている。
また、側壁122の端部には、係合板121から離間して係合板121と平行に対向する上板123が設けられている。この上板123には、引抜ロッド170が貫通するための第1の貫通孔123aが設けられている。
さらに、上板123には2つの垂直ガイド125が、上ノズル300のノズル孔310の中心軸を挟んで平行に対向し、しかも固定金枠410とは反対側に延びるように設けられている。各垂直ガイド125は、プレートの摺動方向に対して垂直な垂直面125aと、ガイドレール125bとを有している。なお、一方の垂直ガイド125には上ノズル引抜装置を吊り上げるための保持部126が設けられ、他方の垂直ガイド125には手で持つための把持部127が設けられている。
ロッドホルダー130は、上述した2つの垂直ガイド125(垂直面125a及びガイドレール125b)のガイド作用によって、プレートの摺動方向への移動が規制され、かつプレートの摺動方向に対して垂直方向に移動することが可能となっている。このロッドホルダー130は、引抜ロッド170が貫通するための円筒体131から続く第2の貫通孔132を有し、ロッドホルダー130の固定金枠側にプレートの摺動方向と垂直な方向に向けて傾斜する第2の摺動部として傾斜面133を有している。さらに、ロッドホルダー130のプレートの摺動方向とは垂直な2つの側面134は、それぞれ垂直ガイド125の垂直面125aと摺動接触可能な摺動面(摺動部)となっており、しかも垂直ガイド125のガイドレール125bにガイド(案内)されるための溝135を有している。
コッター140は、プレートの摺動方向とは垂直な基板141からスライディングノズル装置の駆動装置である油圧シリンダー450方向に延びる連結部142を有しており、この連結部142の先端の凹部143によって油圧シリンダー450に着脱可能である。また、基板141から連結部142とは反対方向に2つの平行板144が延びている。この2つの平行板144は、引き抜いた上ノズル300が入るための間隔、さらに本実施例では架台120の側壁122が入る間隔をもって平行に配置されている。この平行板144の固定金枠410側の面は、第1の摺動部124(摺動面)と摺動接触する第3の摺動部としての摺動面145となっており、固定金枠410と反対側の面はロッドホルダー130の第2の摺動部としての傾斜面133と摺動接触する第4の摺動部としての傾斜面146となっている。
引抜ロッド150は、図3及び図4に表れているように、そのロッド本体151の先端部に上ノズル300と係合可能な係合部としてノズル係り部152を有し、中間部にストッパーとしてのハンドル153を有する。このハンドル153はロッド本体151に螺合しており、ハンドル153を回転することでハンドル153のロッド本体151長手方向の位置を変えることができる。
なお、ノズル係り部151は、図8で説明した特許文献1の変位部材11と同様の構成であり、その他、公知のものを使用することができる。
次に、上ノズル300を引き抜く手順について説明する。
まず、駆動方向変換機100(架台120)の係合板121の溝121bをスライディングノズル装置の固定金枠410のプレート固定部に係合させて、駆動方向変換機100を固定金枠410へ取り付けると同時に、コッター140の連結部142を油圧シリンダー450に連結する。そして、引抜ロッド150をロッドホルダー130の第2の貫通孔132から固定金枠410の開口部を通して上ノズル300のノズル孔310内に挿入し、ノズル係り部152を上ノズル300の基端部に係合させる。さらに、引抜ロッド150のハンドル153を回転して、そのハンドル153を上ノズル300側にハンドル153が回転できなくなるまで移動させ、ロッドホルダー130の円筒体131に当接させる。この状態で、スライディングノズル装置の油圧シリンダー450によってコッター140を油圧シリンダー450側へ移動させる。そうすると、ロッドホルダー130の第2の摺動部として傾斜面133とコッター140の第4の摺動部としての傾斜面146との摺動によって、ロッドホルダー130が上ノズル9とは反対方向(プレートの摺動方向に対して垂直な方向)へ移動する。これによって、引抜ロッド150がハンドル153を介して引っ張られ、上ノズル300が引き抜かれる。
なお、本実施例では、ロッドホルダー130の第2の摺動部及びコッター140の第4の摺動部の組をプレートの摺動方向に対して垂直な方向に向けて傾斜する傾斜面としたが、架台120の第1の摺動部124及びコッター140の第3の摺動部(摺動面145)の組をプレートの摺動方向に対して垂直な方向に向けて傾斜する傾斜面としてもよいし、両方の組を傾斜面としてもよい。
(第2実施例)
図6は本発明の第2実施例に係る上ノズル引抜装置を示す斜視図、図7は図6の要部を拡大した正面図である。
本実施例は、第1実施例において、ロッドホルダー130の第2の摺動部を傾斜配置されたローラー136とし、コッター140の第3の摺動部をローラー147とした例である。さらに本実施例では、ロッドホルダー130の側面134に垂直板125の垂直面125aに摺動接触する摺動部としてローラー137を設けている。本実施例においても第1実施例と同様の作用効果を奏する。
なお、ロッドホルダー130の第2の摺動部と、コッター140の第3の摺動部のいずれか一方のみをローラーとしてもよい。
100 上ノズル引抜装置
110 駆動方向変換機
120 架台
121 係合板
121a 開口
121b 溝(係合部)
122 側壁
123 上板
123a 第1の貫通孔
124 第1の摺動部
125 垂直ガイド
125a 垂直面
125b ガイドレール
126 保持部
127 把持部
130 ロッドホルダー
131 円筒体
132 第2の貫通孔
133 傾斜面(第2の摺動部)
134 側面(摺動部)
135 溝
136 ローラー(第2の摺動部)
137 ローラー(摺動部)
140 コッター
141 基板
142 連結部
143 凹部
144 平行板
145 摺動面(第3の摺動部)
146 傾斜面(第4の摺動部)
147 ローラー(第3の摺動部)
150 引抜きロッド
151 ロッド本体
152 ノズル係り部(係合部)
153 ハンドル(ストッパー)
200 取鍋(溶融金属容器)
300 上ノズル
310 ノズル孔
400 スライディングノズル装置
410 固定金枠
420 スライド金枠
430 バネボックス
440 下プレート
450 油圧シリンダー(駆動装置)

Claims (5)

  1. 溶融金属容器の底部にスライディングノズル装置とともに設置された上ノズルを引き抜くための上ノズル引抜装置であって、
    上ノズルに係合可能な係合部を有する引抜ロッドと、駆動方向変換機とを備え、
    駆動方向変換機は、
    スライディングノズル装置の固定金枠に係合可能である架台と、
    プレートの摺動方向への移動が規制され、かつプレートの摺動方向に対して垂直な方向に移動可能であって引抜ロッドを保持可能なロッドホルダーと、
    スライディングノズル装置のプレートを摺動させる駆動装置に着脱可能なコッターとを備え、
    さらにコッターは、架台に設けた第1の摺動部と摺動接触する第3の摺動部、及びロッドホルダーに設けた第2の摺動部と摺動接触する第4の摺動部を有し、
    第1の摺動部と第3の摺動部の組、第2の摺動部と第4の摺動部の組の少なくとも一方が、プレートの摺動方向に対して垂直な方向に向けて傾斜しており、
    駆動方向変換機が、スライディングノズル装置のプレートを摺動させる駆動装置による駆動力の方向をプレートの摺動方向に対して垂直な方向に変換して引抜ロッドに伝達する、上ノズル引抜装置。
  2. 架台は、
    固定金枠の底面に係合可能な係合板と、
    この係合板から固定金枠とは反対側に延びる側壁と、
    この側壁の端部に係合板から離間して設けられた上板と、
    この上板に設けられた第1の貫通孔と、
    プレートの摺動方向と平行に延びるように上ノズルのノズル孔の中心軸を挟んでそれぞれ配置された2つの第1の摺動部と、
    プレートの摺動方向に対して垂直な垂直面を有し、上ノズルのノズル孔の中心軸を挟んで対向し、しかも固定金枠とは反対側に延びるように設けられた2つの垂直ガイドとを有し、
    ロッドホルダーは、
    引抜ロッドが貫通可能な第2の貫通孔と、
    プレートの摺動方向に対して垂直な方向に向けて傾斜する第2の摺動部と、
    垂直ガイドの垂直面に摺動接触可能な摺動部を有し、
    コッターは、
    スライディングノズル装置の駆動装置との連結部と、
    2つの第1の摺動部に摺動接触する第3の摺動部と、
    ロッドホルダーの第2の摺動部に摺動接触するようにプレートの摺動方向に対して垂直な方向に向けて傾斜する第4の摺動部とを有し、
    引抜ロッドは、ロッドホルダーの固定金枠とは反対側に当接可能なストッパーを有する、請求項に記載の上ノズル引抜装置。
  3. 係合板は、スライディングノズル装置の固定金枠へ係合可能な係合部を有する、請求項に記載の上ノズル引抜き装置。
  4. 第2の摺動部及び第4の摺動部が、それぞれプレートの摺動方向に対して垂直な方向に向けて傾斜する傾斜面である、請求項又は請求項に記載の上ノズル引抜装置。
  5. 第2の摺動部及び/又は第3の摺動部はローラーであり、第1の摺動部及び第4の摺動部はローラーが摺動接触可能な摺動面であり、かつ第4の摺動部としての摺動面は、プレートの摺動方向に対して垂直な方向に向けて傾斜する傾斜面である、請求項又は請求項に記載の上ノズル引抜装置。
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