JP2016144193A - 放送受信装置および出力制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナウンスメントモードへの切り替え時に、ユーザに与える違和感を低減することが可能な「放送受信装置および出力制御方法」を提供する。【解決手段】FM放送およびDAB放送の各々から、交通情報の放送開始を示すアナウンスメントフラグを検出するフラグ検出部107と、出力制御部106がDAB放送を出力している際に、DAB放送からアナウンスメントフラグを検出した場合、FM放送からアナウンスメントフラグをさらに検出したタイミングをトリガとして、DAB放送の出力モードを交通情報を出力する際のアナウンスメントモードに切り替える切替処理部108とを備えることにより、実際に交通情報の放送が開始されるタイミングにできるだけ近いタイミングで、第2規格の放送の出力モードをアナウンスメントモードに切り替えることができるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、放送受信装置および出力制御方法に関し、特に、第1規格の放送と、第1規格の放送から遅延した第2規格の放送とを選択的に切り替えて出力するようになされた放送受信装置および出力制御方法に用いて好適なものである。
従来、デジタル放送とアナログ放送とを受信して、デジタル放送とアナログ放送とを選択的に切り替えて出力できるようになされた放送受信装置が考案されている。
例えば、下記特許文献1には、DAB(Digital Audio Broadcasting)放送とFM−RDS(Radio Data System)放送とを切り替えて出力することができるようになされた受信機に関し、DAB放送を聞いている場合に、FM−RDS放送で交通情報が始まると、音声出力を自動的に交通情報に切り替える技術が開示されている。特に、下記特許文献1の技術では、交通情報を音声出力しているときに、FM受信回路からのRDSデータの受信状態が悪化した場合であっても、所定の期間後に音声出力をDAB放送に自動的に切り替えることにより、元のDAB放送を聞き続けることができるようになっている。
また、デジタル放送とアナログ放送とを選択的に切り替えて出力できるようになされた放送受信装置においては、デジタル放送については放送局においてデジタル化の処理が必要なため、放送受信装置にて受信されるデジタル放送とアナログ放送との間に時間差が生じること、すなわち、デジタル放送の受信がアナログ放送の受信よりも遅延することが知られている。そこで、従来、このような時間差を解消させるようにした技術が開示されている。
例えば、下記特許文献2には、デジタル放送チューナ部がデジタル音声放送を正常に受信できていない場合には、アナログ音声放送から受信した音声データを、デジタル音声放送から受信した音声データと同期させるために遅延させて出力させる技術が開示されている。特に、下記特許文献2の技術は、アナログ音声放送から緊急放送開始を検出した場合には、アナログ音声放送から受信した音声データを遅延させずに出力するようにしている。受信した緊急放送をできるだけ速やかに出力するためである。
また、下記特許文献3には、デジタル放送再生音声信号と、アナログ放送再生音声信号の時間差を解消させるため、両者の遅延時間差に応じて、アナログ放送再生音声信号を遅延させる技術が開示されている。
なお、下記特許文献4には、DAB放送の選択出力中に、RDS放送の割り込みサービスを受け付けたとき、当該割り込みサービスのスピーカ出力を所定時間保留し、その保留時間内に、DABからの割り込みサービスを受け付けた場合には、DABからの割り込みサービスをスピーカ出力する技術が開示されている。
特開2007−282147号公報 特開2012−085207号公報 特開平10−247855号公報 特許第3529976号公報
ここで、放送受信装置に対し、DAB放送とFM放送との各々から交通情報の放送開始を示すTAフラグ(アナウンスメントフラグ)が送信されてくる場合がある。従来の放送受信装置は、いずれかの放送からTAフラグを検出すると、交通情報の放送開始に備えて、出力音声の出力モードをアナウンスメントモードに切り替えるようになっている。アナウンスメントモードでは、例えば、出力音声の音量が高められる。また、交通情報が放送されていることを通知するために、所定の表示画面がディスプレイに表示される。
しかしながら、一般的に、DAB放送のTAフラグは、実際に交通情報の放送が開始されるよりも所定時間前(例えば、5秒前)に送信されるようになっている。DAB放送はFM放送よりも高品質であるため、ユーザにとってはできるだけDAB放送を聞き続けることが好ましい。しかしながら、DAB放送はFM放送よりも遅延して送信されてくる。このため、DAB放送およびFM放送の双方が、TAフラグを交通情報の開始タイミングで送信してしまうと、放送受信装置が、FM放送のTAフラグを先に受信してしまい、FM放送の出力に切り替えてしまう。そこで、放送受信装置がDAB放送のTAフラグを先に受信できるように、DAB放送のTAフラグをFM放送のTAフラグよりも早めに送信しているからである。
これに応じて、従来の放送受信装置は、DAB放送を出力している際に、DAB放送のTAフラグを検出すると、直ちにDAB放送の出力モードを交通情報を出力する際のアナウンスメントモードに切り替えるようになっている。しかしながら、このようにDAB放送のTAフラグの検出により直ちにアナウンスメントモードに切り替えてしまうと、交通情報の放送が開始されていないにも関わらず、出力音声の音量が高められたり、所定の表示画面がディスプレイに表示されたりしてしまうといった問題が生じてしまう。
図11は、従来の放送受信装置によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。この例では、FM放送およびDAB放送のいずれにおいても、通常の音声放送のデータが「-2」, 「-1」,「0」,「1」,「2」,「3」,「4」と放送された後に、交通情報のデータが「T1」,「T2」,「T3」,「T4」,・・・と放送される例を説明する。ここでは、データの1コマを所定時間(例えば、1秒)の放送データとして、模式的に示している。
図11に示すように、DAB放送とFM放送とは同じ内容ではあるが、DAB放送は、FM放送よりも遅延して放送局から送信される。また、図11の点線矢印が示すように、FM放送では、交通情報の放送開始タイミングと同時にTAフラグが送信される。一方、図11の実線矢印が示すように、DAB放送では、交通情報の放送開始タイミングよりも所定時間前(図11の例では5データ前)にTAフラグが送信される。
そして、図11に示すように、従来の放送受信装置は、DAB放送のTAフラグを検出したタイミングで、直ちに、アナウンスメントモードへの切り替えを行うようになっている。このため、TAフラグを検出したタイミングから、実際に交通情報の放送が開始されるタイミングまで(図11の例では5データ分)、通常の音声放送のデータがアナウンスメントモードで出力されてしまう。
このように、従来の放送受信装置は、DAB放送が出力されているとき、実際に交通情報の放送が開始されるよりも早いタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えがなされてしまう。このため、未だ通常の音声放送が出力されているにも関わらず、出力音声の音量が急に大きくなったり、交通情報が放送されていることを通知するための表示画面が突然表示されたりしてしまい、ユーザに違和感を与えてしまうといった問題が生じていた。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、アナウンスメントモードへの切り替え時に、ユーザに与える違和感を低減することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、第1規格の放送を受信する第1受信部と、第1規格の放送から遅延した第2規格の放送を受信する第2受信部と、第1受信部によって受信された第1規格の放送と、第2受信部によって受信された第2規格の放送とを選択的に切り替えて出力する出力制御部とを備えた放送受信装置において、第2規格の放送を出力している際に、第2規格の放送のアナウンスメントフラグを検出した場合、第1規格の放送のアナウンスメントフラグをさらに検出したタイミングをトリガとして、第2規格の放送の出力モードをアナウンスメントを出力する際のアナウンスメントモードに切り替えるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、第2規格の放送のアナウンスメントフラグを検出した後も、少なくとも第1規格の放送のアナウンスメントフラグを検出するまでは、第2規格の放送の出力モードをアナウンスメントモードに切り替えず、実際にアナウンスメントの放送が開始されるタイミングにできるだけ近いタイミングで、アナウンスメントモードに切り替えることができる。すなわち、第2規格の放送の通常放送がアナウンスメントモードで放送されてしまう期間をできるだけ短くすることができる。このため、本発明によれば、アナウンスメントモードへの切り替え時に、ユーザに与える違和感を低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る放送受信装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る放送受信装置による処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る放送受信装置によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る放送受信装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る放送受信装置による処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る放送受信装置によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る放送受信装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る放送受信装置によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る放送受信装置によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの変形例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る放送受信装置によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。 従来の放送受信装置によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る放送受信装置10の機能構成例を示すブロック図である。図1に示す放送受信装置10は、FM放送(第1規格の放送の一例)と、DAB放送(第2規格の放送の一例)とを受信して、受信したFM放送の音声とDAB放送の音声とを選択的に切り替えてスピーカ12に出力することが可能な装置である。
図1に示すように、放送受信装置10は、第1受信部101、FM復調部102、第2受信部103、DAB復調部104、バッファ部105、出力制御部106、フラグ検出部107および切替処理部108を備えている。
上記各機能ブロック101〜108は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック101〜108は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
第1受信部101は、FM放送を受信する。FM復調部102は、第1受信部101によって受信されたFM放送のアナログ音声信号を復調する。バッファ部105は、第1受信部101によって受信されたFM放送(FM復調部102による復調後のFM放送)のアナログ音声信号を一定時間遅延させる。
第2受信部103は、DAB放送を受信する。DAB復調部104は、第2受信部103によって受信されたDAB放送のデジタル音声信号を復調する。第2受信部103によって受信されるDAB放送は、第1受信部101によって受信されるFM放送と同一の内容である。但し、第2受信部103によって受信されるDAB放送は、第1受信部101によって受信されたFM放送よりも遅延して受信される。
出力制御部106は、第1受信部101によって受信されたFM放送(FM復調部102による復調後のFM放送)のアナログ音声信号と、第2受信部103によって受信されたDAB放送(DAB復調部104による復調後のDAB放送)のデジタル音声信号とを選択的に切り替えて出力する。例えば、出力制御部106は、DAB放送の受信信号強度が所定の閾値よりも高い場合には、DAB放送に切り替えて出力する。一方、出力制御部106は、DAB放送の受信信号強度が所定の閾値を下回った場合には、FM放送に切り替えて出力する。すなわち、出力制御部106は、FM放送よりも高品質なDAB放送を、優先的に出力するようにしている。
出力制御部106は、FM放送については、FM復調部102によるアナログ音声信号の復調後、バッファ105により一定時間を遅延したタイミングでアナログ音声信号を出力する。一方、出力制御部106は、DAB放送については、DAB復調部104によるデジタル音声信号の復調後、直ちにデジタル音声信号を出力する。これにより、出力制御部106は、FM放送の出力タイミングとDAB放送の出力タイミングとを同期させることができるようになっている。
フラグ検出部107は、第1受信部101によって受信されたFM放送および第2受信部103によって受信されたDAB放送の各々から、交通情報(アナウンスメントの一例)の放送開始を示すTAフラグ(アナウンスメントフラグの一例)を検出する。
切替処理部108は、フラグ検出部107によってTAフラグが検出されたことに応じて、出力制御部106が出力する放送(FM放送またはDAB放送)の出力モードをアナウンスメントモードに切り替える。
特に、本実施形態では、切替処理部108は、出力制御部106がDAB放送を出力している際に、フラグ検出部107がDAB放送からTAフラグを検出した場合、フラグ検出部107がFM放送からTAフラグをさらに検出したタイミングで、DAB放送の出力モードをアナウンスメントモードに切り替えるようにしている。
DAB放送の出力モードがアナウンスメントモードに切り替えられると、出力制御部106は、DAB放送の出力音声の音量を高める。また、出力制御部106は、交通情報が放送されていることを通知するための所定の表示画面をディスプレイ14に表示させる。これにより、ユーザは、交通情報をより大きな音量で聞くことができるとともに、ディスプレイ14に表示された所定の表示画面によって、交通情報が放送されていることを把握することができる。
〔放送受信装置10による処理の一例〕
図2は、本発明の第1実施形態に係る放送受信装置10による処理の一例を示すフローチャートである。図2に示す処理は、例えば、出力制御部106がDAB放送を出力している間、繰り返し実行される。
まず、切替処理部108が、フラグ検出部107によってDAB放送からTAフラグが検出されたか否かを判断する(ステップS202)。ここで、DAB放送からTAフラグが検出されていないと切替処理部108が判断した場合(ステップS202:No)、切替処理部108は、ステップS202の判断処理を再度実行する。
一方、DAB放送からTAフラグが検出されたと切替処理部108が判断した場合(ステップS202:Yes)、切替処理部108が、フラグ検出部107によってFM放送からTAフラグが検出されたか否かを判断する(ステップS204)。ここで、FM放送からTAフラグが検出されていないと切替処理部108が判断した場合(ステップS204:No)、切替処理部108は、ステップS204の判断処理を再度実行する。
一方、FM放送からTAフラグが検出されたと切替処理部108が判断した場合(ステップS204:Yes)、切替処理部108は、出力制御部106によるDAB放送の出力モードをアナウンスメントモードへ切り替える(ステップS206)。そして、放送受信装置10は、図2に示す一連の処理を終了する。
〔アナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例〕
図3は、本発明の第1実施形態に係る放送受信装置10によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。この例では、FM放送およびDAB放送のいずれにおいても、通常の音声放送のデータが「-2」, 「-1」,「0」,「1」,「2」,「3」,「4」と放送された後に、交通情報のデータが「T1」,「T2」,「T3」,「T4」,・・・と放送される例を説明する。ここでは、データの1コマを所定時間(例えば、1秒)の放送データとして、模式的に示している。
図3に示すように、DAB放送とFM放送とは同じ内容ではあるが、DAB放送は、FM放送よりも遅延して放送局から送信される。また、図3の点線矢印が示すように、FM放送では、交通情報の放送開始タイミングと同時にTAフラグが送信される。一方、図3の実線矢印が示すように、DAB放送では、交通情報の放送開始タイミングよりも所定時間前(図3の例では5データ前)にTAフラグが送信される。
そして、図3に示すように、第1実施形態の放送受信装置10は、DAB放送のTAフラグを検出したタイミングでは、アナウンスメントモードへの切り替えを行わず、FM放送のTAフラグをさらに検出したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行うようになっている。図3に示す例では、DAB放送からTAフラグを検出したタイミングから、2データ分後に、FM放送からTAフラグを検出しており、このFM放送のTAフラグを検出したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行っている。
これにより、第1実施形態の放送受信装置10は、従来の放送受信装置(図11参照)よりも、実際に交通情報の放送が開始されるタイミングに2データ分近いタイミングで、アナウンスメントモードに切り替えることができるようになっている。すなわち、DAB放送の通常放送がアナウンスメントモードで放送されてしまう期間を2データ分短くすることができる。このため、第1実施形態の放送受信装置10によれば、アナウンスメントモードへの切り替え時に、ユーザに与える違和感を低減することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図4〜6を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る放送受信装置10’の機能構成例を示すブロック図である。図4に示す放送受信装置10’は、遅延時間算出部109をさらに備えている点、および、切替処理部108の代わりに切替処理部108’を備えている点で、第1実施形態の放送受信装置10(図1参照)と異なる。
遅延時間算出部109は、FM放送からのDAB放送の遅延時間を算出する。例えば、遅延時間算出部109は、FM放送のあるアナログ音声信号がFM復調部102から出力されてバッファ部105に格納されたタイミングと、DAB放送の同じ内容のデジタル音声信号がDAB復調部104から出力されたタイミングとの時間差分を、FM放送からのDAB放送の遅延時間として算出する。
切替処理部108’は、出力制御部106がDAB放送を出力している際に、フラグ検出部107がDAB放送からTAフラグを検出した場合、フラグ検出部107がFM放送からTAフラグをさらに検出したタイミングから、遅延時間算出部109によって算出された遅延時間が経過したタイミングで、DAB放送の出力モードをアナウンスメントモードに切り替える。
〔放送受信装置10’による処理の一例〕
図5は、本発明の第2実施形態に係る放送受信装置10’による処理の一例を示すフローチャートである。図5に示す処理は、例えば、出力制御部106がDAB放送を出力している間、繰り返し実行される。
まず、遅延時間算出部109が、FM放送からのDAB放送の遅延時間を算出する(ステップS502)。次に、切替処理部108’が、フラグ検出部107によってDAB放送からTAフラグが検出されたか否かを判断する(ステップS504)。ここで、DAB放送からTAフラグが検出されていないと切替処理部108’が判断した場合(ステップS504:No)、切替処理部108’は、ステップS504の判断処理を再度実行する。
一方、DAB放送からTAフラグが検出されたと切替処理部108’が判断した場合(ステップS504:Yes)、切替処理部108’が、フラグ検出部107によってFM放送からTAフラグが検出されたか否かを判断する(ステップS506)。ここで、FM放送からTAフラグが検出されていないと切替処理部108’が判断した場合(ステップS506:No)、切替処理部108’は、ステップS506の判断処理を再度実行する。
一方、FM放送からTAフラグが検出されたと切替処理部108’が判断した場合(ステップS506:Yes)、切替処理部108’は、ステップS506でFM放送からTAフラグが検出されたタイミングから、ステップS502で算出された遅延時間が経過したか否かを判断する(ステップS508)。ここで、遅延時間が経過していないと切替処理部108’が判断した場合(ステップS508:No)、切替処理部108’は、ステップS508の判断処理を再度実行する。
一方、遅延時間が経過したと切替処理部108’が判断した場合(ステップS508:Yes)、切替処理部108’は、出力制御部106によるDAB放送の出力モードをアナウンスメントモードへ切り替える(ステップS510)。そして、放送受信装置10’は、図5に示す一連の処理を終了する。
〔アナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例〕
図6は、本発明の第2実施形態に係る放送受信装置10’によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。図6において、DAB放送およびFM放送から送信されるデータの内容や、DAB放送およびFM放送からTAフラグが送信されるタイミングについては、第1実施形態(図3)と同様であるため、説明を省略する。
図6に示すように、第2実施形態の放送受信装置10’は、DAB放送のTAフラグを検出したタイミングでは、アナウンスメントモードへの切り替えを行わず、FM放送のTAフラグをさらに検出したタイミングから、遅延時間算出部109によって算出された遅延時間dが経過したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行うようになっている。図6に示す例では、DAB放送からTAフラグを検出したタイミングから、2データ分後に、FM放送からTAフラグを検出しており、さらに遅延時間d(図6の例では3データ分)が経過したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行っている。
これにより、第2実施形態の放送受信装置10’は、実際に交通情報の放送が開始されるタイミングで、アナウンスメントモードに切り替えることができるようになっている。すなわち、DAB放送の通常放送がアナウンスメントモードで放送されてしまう期間をゼロとすることができる。このため、第2実施形態の放送受信装置10’によれば、アナウンスメントモードへの切り替え時に、ユーザに与える違和感を解消することができる。
〔第3実施形態〕
次に、図7〜9を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図7は、本発明の第3実施形態に係る放送受信装置20の機能構成例を示すブロック図である。図7に示す放送受信装置20は、DAB放送(第1規格の放送の一例)と、IP(Internet Protocol)放送(第2規格の放送の一例)とを受信して、受信したDAB放送の音声とIP放送の音声とを選択的に切り替えてスピーカ12に出力することが可能な装置である。
図7に示すように、放送受信装置20は、第1受信部201、DAB復調部202、第2受信部203、IP復調部204、バッファ部205、出力制御部206、フラグ検出部207、切替処理部208および遅延時間算出部209を備えている。
上記各機能ブロック201〜209は、第2実施形態(図4)に示した各機能ブロック101〜107,108’,109のうちの同名の機能ブロックと同様の機能を有しているため、詳細な機能説明を省略する。但し、第2実施形態において「FM放送」と記載したところは、第3実施形態において「DAB放送」と読み替えることとする。また、第2実施形態において「DAB放送」と記載したところは、第3実施形態において「IP放送」と読み替えることとする。
〔アナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例〕
図8は、本発明の第3実施形態に係る放送受信装置20によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。この例では、DAB放送およびIP放送のいずれにおいても、通常の音声放送のデータが「-2」, 「-1」,「0」,「1」,「2」,「3」,「4」と放送された後に、交通情報のデータが「T1」,「T2」,「T3」,「T4」,・・・と放送される例を説明する。ここでは、データの1コマを所定時間(例えば、1秒)の放送データとして、模式的に示している。
図8に示すように、DAB放送とIP放送とは同じ内容ではあるが、IP放送は、DAB放送よりも遅延して放送局から送信される。また、図8の点線矢印が示すように、DAB放送では、交通情報の放送開始タイミングよりも所定時間前(図8の例では5データ前)にTAフラグが送信される。一方、図8の実線矢印が示すように、IP放送では、交通情報の放送開始タイミングよりも所定時間前(図8の例では10データ前)にTAフラグが送信される。
そして、図8に示すように、第3実施形態の放送受信装置20は、IP放送のTAフラグを検出したタイミングでは、アナウンスメントモードへの切り替えを行わず、DAB放送のTAフラグをさらに検出したタイミングから、遅延時間算出部209によって算出された遅延時間d’が経過したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行うようになっている。図8に示す例では、IP放送からTAフラグを検出したタイミングから、2データ分後に、DAB放送からTAフラグを検出しており、さらに遅延時間d’(図8の例では3データ分)が経過したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行っている。
これにより、第3実施形態の放送受信装置20は、IP放送からTAフラグを検出したタイミングでアナウンスメントモードへの切り替えを行う構成よりも、実際に交通情報の放送が開始されるタイミングに5データ分近いタイミングで、アナウンスメントモードに切り替えることができるようになっている。すなわち、IP放送の通常放送がアナウンスメントモードで放送されてしまう期間を5データ分短くすることができる。このため、第3実施形態の放送受信装置20によれば、アナウンスメントモードへの切り替え時に、ユーザに与える違和感を低減することができる。
〔アナウンスメントモードへの切り替えタイミングの変形例〕
図9は、本発明の第3実施形態に係る放送受信装置20によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの変形例を示す図である。この変形例では、放送受信装置20は、遅延時間算出部209(図7参照)を備えていない構成となっている。図9において、DAB放送およびIP放送から送信されるデータの内容や、DAB放送およびIP放送からTAフラグが送信されるタイミングについては、図8と同様であるため、説明を省略する。
そして、図9に示すように、この第3実施形態の変形例では、放送受信装置20は、IP放送のTAフラグを検出したタイミングでは、アナウンスメントモードへの切り替えを行わず、DAB放送のTAフラグをさらに検出したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行うようになっている。図9に示す例では、IP放送からTAフラグを検出したタイミングから、2データ分後に、DAB放送からTAフラグを検出しており、このDAB放送のTAフラグを検出したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行っている。
これにより、第3実施形態の変形例の放送受信装置20は、IP放送からTAフラグを検出したタイミングでアナウンスメントモードへの切り替えを行う構成よりも、実際に交通情報の放送が開始されるタイミングに2データ分近いタイミングで、アナウンスメントモードに切り替えることができるようになっている。すなわち、IP放送の通常放送がアナウンスメントモードで放送されてしまう期間を2データ分短くすることができる。このため、第3実施形態の変形例の放送受信装置20によれば、アナウンスメントモードへの切り替え時に、ユーザに与える違和感を低減することができる。
〔第4実施形態〕
次に、図10を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、FM放送を第1規格の放送とし、IP放送を第2の規格の放送とする点で、第1,第2実施形態と異なる。その他については、第1,第2実施形態と同様である。すなわち、第1,第2実施形態において「DAB放送」と記載したところを、「IP放送」と読み替えることにより、第4実施形態の説明とすることができる。
〔アナウンスメントモードへの切り替えタイミングの変形例〕
図10は、本発明の第4実施形態に係る放送受信装置によるアナウンスメントモードへの切り替えタイミングの一例を示す図である。
図10(a)に示す例では、第4実施形態の放送受信装置は、IP放送のTAフラグを検出したタイミングでは、アナウンスメントモードへの切り替えを行わず、FM放送のTAフラグをさらに検出したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行うようになっている。図10(a)に示す例では、IP放送からTAフラグを検出したタイミングから、4データ分後に、FM放送からTAフラグを検出しており、このFM放送のTAフラグを検出したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行っている。
一方、図10(b)に示す例では、第4実施形態の放送受信装置は、IP放送のTAフラグを検出したタイミングでは、アナウンスメントモードへの切り替えを行わず、FM放送のTAフラグをさらに検出したタイミングから、遅延時間算出部109(図4参照)によって算出された遅延時間d’’が経過したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行うようになっている。図10(b)に示す例では、IP放送からTAフラグを検出したタイミングから、4データ分後に、FM放送からTAフラグを検出しており、さらに遅延時間d’’(図10(b)の例では6データ分)が経過したタイミングで、アナウンスメントモードへの切り替えを行っている。
このように、第4実施形態の放送受信装置は、IP放送が出力されているとき、実際に交通情報の放送が開始されるタイミングにできるだけ近いタイミングで、アナウンスメントモードに切り替えることができるようになっている。すなわち、IP放送の通常放送がアナウンスメントモードで放送されてしまう期間をできるだけ短くすることができる。このため、第4実施形態の放送受信装置によれば、アナウンスメントモードへの切り替え時に、ユーザに与える違和感をできるだけ低減することができる。
なお、上記第2〜第4実施形態では、第1の規格の放送(第2,第4実施形態ではFM放送、第3実施形態ではDAB放送)からの第2の規格の放送(第2実施形態ではDAB放送、第3,第4実施形態ではIP放送)の遅延時間を算出して、第1の規格の放送のTAフラグを検出したタイミングから、算出された遅延時間が経過したタイミングで、アナウンスメントモードに切り替えるようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、遅延時間が予め決められている場合は、第1の規格の放送のTAフラグを検出したタイミングから、所定時間(遅延時間に相当)が経過したタイミングで、アナウンスメントモードに切り替えるようにしてもよい。また、例えば、第2の規格の放送において、TAフラグを受信してから交通情報の放送が開始されるまでの期間が予め決められている場合は、第2の規格の放送のTAフラグを検出したタイミングから、その期間が経過したタイミングで、アナウンスメントモードに切り替えるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、アナウンスメントの一例として交通情報を用いているが、本発明はこれに限らない。また、第1規格の放送と第2規格の放送との組み合わせは、上記各実施形態で説明したものに限らない。少なくとも、第2規格の放送が第1規格の放送よりも遅延しており、且つ、第2規格の放送のアナウンスメントフラグが第1規格の放送のアナウンスメントフラグよりも先に放送されるものであれば、どのような組み合わせであってもよい。
また、上記各実施形態において、フラグ検出部107(またはフラグ検出部207)が第2規格の放送(第1,第2実施形態ではDAB放送、第3,第4実施形態ではIP放送)からTAフラグを検出したタイミングから所定時間前までの間に、フラグ検出部107が第1の規格の放送(第1,第2,第4実施形態ではFM放送、第3実施形態ではDAB放送)からTAフラグを既に検出している場合、切替処理部108(または切替処理部108’,208)は、フラグ検出部107が第2規格の放送からTAフラグを検出したタイミングで、第2規格の放送の出力モードをアナウンスメントモードに切り替えるようにしてもよい。これにより、少なくとも一部の放送局において、先に第1規格の放送のTAフラグを送信し、その後、第2規格の放送の交通情報の放送が開始される際に第2規格の放送のTAフラグを送信するような場合であっても、切替処理部108は、第2規格の放送の交通情報の放送が開始されると同時に、第2規格の放送の出力モードをアナウンスメントモードに切り替えることができるようになる。
その他、上記各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10,10’,20 放送受信装置
12 スピーカ
14 ディスプレイ
101 第1受信部
102 FM復調部
103 第2受信部
104 DAB復調部
105 バッファ部
106 出力制御部
107 フラグ検出部
108,108’ 切替処理部
109 遅延時間算出部
201 第1受信部
202 DAB復調部
203 第2受信部
204 IP復調部
205 バッファ部
206 出力制御部
207 フラグ検出部
208 切替処理部
209 遅延時間算出部

Claims (10)

  1. 第1規格の放送を受信する第1受信部と、
    前記第1規格の放送から遅延した第2規格の放送を受信する第2受信部と、
    前記第1受信部によって受信された前記第1規格の放送と、前記第2受信部によって受信された前記第2規格の放送とを選択的に切り替えて出力する出力制御部と、
    前記第1規格の放送および前記第2規格の放送の各々から、アナウンスメントの放送開始を示すアナウンスメントフラグを検出するフラグ検出部と、
    前記出力制御部が前記第2規格の放送を出力している際に、前記フラグ検出部が前記第2規格の放送から前記アナウンスメントフラグを検出した場合、前記フラグ検出部が前記第1規格の放送から前記アナウンスメントフラグをさらに検出したタイミングをトリガとして、前記第2規格の放送の出力モードを前記アナウンスメントを出力する際のアナウンスメントモードに切り替える切替処理部と
    を備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記第1規格の放送からの前記第2規格の放送の遅延時間を算出する遅延時間算出部をさらに備え、
    前記切替処理部は、前記出力制御部が前記第2規格の放送を出力している際に、前記フラグ検出部が前記第2規格の放送から前記アナウンスメントフラグを検出した場合、前記フラグ検出部が前記第1規格の放送から前記アナウンスメントフラグをさらに検出したタイミングから、前記遅延時間算出部によって算出された前記遅延時間が経過したタイミングで、前記第2規格の放送の出力モードを前記アナウンスメントモードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記切替処理部は、前記出力制御部が前記第2規格の放送を出力している際に、前記フラグ検出部が前記第2規格の放送から前記アナウンスメントフラグを検出した場合、前記フラグ検出部が前記第1規格の放送から前記アナウンスメントフラグをさらに検出したタイミングで、前記第2規格の放送の出力モードを前記アナウンスメントモードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 前記フラグ検出部が前記第2規格の放送から前記アナウンスメントフラグを検出したタイミングから所定時間前までの間に、前記フラグ検出部が前記第1規格の放送から前記アナウンスメントフラグを既に検出している場合、前記切替処理部は、前記フラグ検出部が前記第2規格の放送から前記アナウンスメントフラグを検出したタイミングで、前記第2規格の放送の出力モードを前記アナウンスメントモードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の放送受信装置。
  5. 前記第1規格の放送はFM放送であり、前記第2規格の放送はDAB放送であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の放送受信装置。
  6. 前記第1規格の放送はDAB放送であり、前記第2規格の放送はIP放送であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の放送受信装置。
  7. 前記第1規格の放送はFM放送であり、前記第2規格の放送はIP放送であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の放送受信装置。
  8. 前記切替処理部は、前記出力制御部が前記第2規格の放送を出力している際に、前記フラグ検出部が前記第2規格の放送から前記アナウンスメントフラグを検出した場合、前記フラグ検出部が前記第1規格の放送から前記アナウンスメントフラグをさらに検出してから所定時間が経過したタイミングで、前記第2規格の放送の出力モードを前記アナウンスメントを出力する際のアナウンスメントモードに切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  9. 第1規格の放送を受信する第1受信部と、
    前記第1規格の放送から遅延した第2規格の放送を受信する第2受信部と、
    前記第1受信部によって受信された前記第1規格の放送と、前記第2受信部によって受信された前記第2規格の放送とを選択的に切り替えて出力する出力制御部と、
    前記第1規格の放送および前記第2規格の放送の各々から、アナウンスメントの放送開始を示すアナウンスメントフラグを検出するフラグ検出部と、
    前記出力制御部が前記第2規格の放送を出力している際に、前記フラグ検出部が前記第2規格の放送から前記アナウンスメントフラグを検出した場合、その検出から所定時間が経過したタイミングで、前記第2規格の放送の出力モードを前記アナウンスメントを出力する際のアナウンスメントモードに切り替える切替処理部と
    を備えたことを特徴とする放送受信装置。
  10. 第1規格の放送と、前記第1規格の放送から遅延した第2規格の放送とを選択的に切り替えて出力する出力制御部を備えた放送受信装置による出力制御方法であって、
    前記放送受信装置のフラグ検出部が、アナウンスメントの放送開始を示すアナウンスメントフラグを前記第2規格の放送から検出する第1のフラグ検出工程と、
    前記放送受信装置のフラグ検出部が、前記アナウンスメントフラグを前記第1規格の放送から検出する第2のフラグ検出工程と、
    前記放送受信装置の切替処理部が、前記出力制御部が前記第2規格の放送を出力している際に、前記第1のフラグ検出工程にて第2規格の放送の前記アナウンスメントフラグが検出された場合、前記第2のフラグ検出工程にて前記第1規格の放送の前記アナウンスメントフラグがさらに検出されたタイミングをトリガとして、前記第2規格の放送の出力モードを前記アナウンスメントを出力する際のアナウンスメントモードに切り替える切替処理工程と
    を含むことを特徴とする出力制御方法。
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