JP4019425B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル音声放送及び/または多重FM放送が受信可能なラジオ受信機に関し、特に、その割り込み放送(交通情報やニュースなど)の出力手段に関する。
デジタル音声放送(主として欧州で実用化されているものはDAB(Digital Audio Broadcasting)と称される。)或いは多重FM放送(主として欧州やアジアの一部地域で実用化されているものはRDS(Radio Data System)と称される。)では、警報、交通情報、ニュースといったアナウンスの割り込み放送が随時付帯して放送されており、従来のDAB用またはRDS用のラジオ受信機では、予めユーザが優先的にDABやRDSの前記割り込み放送を受聴する設定を行っていた場合、或いは、特にその中の特定の情報提供(交通情報のみなど)を受聴する設定を行っていた場合には、ユーザがDABやRDSの通常のサービス放送を聴いているときや他の再生ソース(アナログFM放送やCDなど)を聴取しているときに割り込み放送(DABではアナウンスメントと称する。)が開始されると、制御部が当該割り込み放送を現在聴取中のソース再生の動作モードに割り込んで出力し、割り込み放送終了後は、元のソース再生の動作モードに戻されるようにして、ユーザは希望の割り込み放送を随時聴取できるようにした割り込み放送自動切替手段を備えているものがある。
上記割り込み放送自動切替手段を備えるラジオ受信機の一例として、下記[特許文献1]にその詳細が開示されている。
即ち、[特許文献1]に記載のデジタル放送受信機は、DAB用カーラジオであり、アナウンスメントの割込みを効率化することを目的として、ユーザが自己の理解できる言語を予め指定しておき、アナウンスメントが発生したとき、該アナウンスメントの言語を調べ、その言語が、予め指定してある言語と一致している場合のみ、そのアナウンスメントの割込みを許容するように構成されている。
なお、上記DABの規格は、ETS300401(ETS;European Technical Standard)に規定されている。
また、上記RDSの規格は、EN50067に規定されている。
特開2001−211091号公報
ラジオ放送における人の音声の聴取に困難のある高齢者などのユーザの場合、前記割り込み放送の番組のアナウンスの話速に追従できず、聴き取れない場合がありうる。
一方、アナログAM/FM放送のラジオ受信機その他のオーディオビジュアル機器において、その再生出力される音声(人の会話)の話速をデジタル音声処理技術を応用してリアルタイムに速く或いは遅くして出力する話速変換装置が実用化され普及段階にある。
例えば、特許第3187241号、特許第3187242号、特許第2955247号、特許第3220043号の各特許公報には話速変換装置・方法の詳細な記載があり、既にICチップに組み込まれて一般のアナログ放送のラジオ受信機で実用化されている。
上記話速変換装置は、例えば図11に示される話速変換装置10のような回路構成となっており、音声入力回路1と、CPU回路2と、PROM回路3と、入力バッファ回路4と、処理バッファ回路5と、ファイル回路6と、音声出力回路7と、バス8とを備えている。そして、音声入力回路1によって話速変換対象となる入力音声(原音声)を取り込み、リアルタイム処理で、(a)入力音声の声の高さ(ピッチ周波数)の変化を検出するとともに、この検出結果に基づいて、声の高さの高い部分では話速を緩め、低い部分では話速を速めるという規則で話速を変化させ、全体として緩やかな聴き取りやすい話声にするという話速変換処理、或いは、(b)人の会話における無声期間を適宜圧縮して、その圧縮された期間を利用して有声期間を伸張し、その間の話速を違和感がない程度に緩めるようにして、全体として遅延なく話速の緩い聴き取りやすい音声にするという話速変換(遅延)処理が採用されている。
尤も、仮に上記話速変換装置を内蔵したデジタル音声放送または多重FM放送が受信可能なラジオ受信機であっても、この話速変換装置を使用した場合、交通情報その他のアナウンスの割り込み放送を聴き取りやすくするための話速遅延化には効果があるが、音楽ソースの場合は逆に非常に違和感が生じることになる。この場合、ユーザは番組あるいはソースに合わせて入力装置の手動スイッチ操作により話速変換装置のON/OFFを行わなければならず非常に煩雑になって、安全運転にも支障を来たすことになりかねない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、デジタル音声放送または前記多重FM放送における割り込み放送の開始、終了を検知して、自動的にその番組のアナウンスの話速を老齢者にも聴き取りやすい緩い速度に変換して出力するようにしたラジオ受信機を提供することを目的とする。
本発明は、デジタル音声放送(典型としてDAB)または多重FM放送(典型としてRDS)が受信可能であるとともに前記デジタル音声放送または前記多重FM放送における割り込み放送Wの開始を検知して自動的に前記割り込み放送の受信・再生を行う割り込み動作を開始させ、前記割り込み放送の終了を検知すると前記割り込み動作を解除させるように制御を行う制御手段を備えるラジオ受信機において、入力された音声信号S1をリアルタイムに話速変換処理して出力する話速変換装置12を設けるとともに、前記制御手段は、デジタル音声放送または多重FM放送における割り込み放送Wの開始を検知すると割り込み放送の開始したデジタル音声放送または多重FM放送に再生ソースを自動的に切り替えて割り込み動作を開始させ、さらに前記話速変換装置12を自動的に起動させて音声入力された前記割り込み放送Wの話速を遅延させて出力する話速変換処理を行わせ、前記割り込み放送Wの終了を検知すると元の動作モードに復帰させるとともに自動的に前記話速変換処理を停止させるように前記話速変換装置12を制御する割り込み放送の話速自動変換機能を備えることを特徴とするラジオ受信機50を提供することにより、上記課題を解決する。
なお、上記割り込み放送Wとは、デジタル音声放送(典型としてDAB)または多重FM放送(典型としてRDS)に備わる随時に放送される交通情報や警報その他のニュース番組等の情報提供サービスであり、本発明では人のアナウンス(会話)による割り込み放送を対象とする。
本発明に係るラジオ受信機は、上記のように構成されているため、デジタル音声放送(典型としてDAB)または多重FM放送(典型としてRDS)における割り込み放送の開始、終了を検知して、自動的に話速変換装置がその間のみ動作して交通情報や警報その他のニュース番組等の情報提供サービスのアナウンスの話速を緩やかにして出力するため、老齢者などのユーザにも楽に割り込み放送のアナウンスの言葉が聴き取れるとともに、音楽などの通常の放送には話速変換は働かないので、手動で話速変換装置のON/OFFを切り替える必要がない。
特に、車載用では運転中の話速変換装置のON/OFFのスイッチ操作が不要となって煩わしさが解消し、運転に支障を来たさないので安全運転に資することになる。
本発明に係るラジオ受信機の実施の形態について、デジタル音声放送の典型である前記DABと多重FM放送の典型である前記RDSを例に図面に基づいて説明する。なお、公知技術であるDAB用ラジオ受信機、RDS用ラジオ受信機の構成は概説に留め、本発明に係る割り込み放送の開始・終了の検知手段、話速変換装置の制御について説明する。
図1は本発明に係るDABとRDSが受信可能なラジオ受信機のブロック構成を示す図である。図2は本発明に係る話速自動変換手段の制御部が行う処理フローを説明するための図である。図3はDABの送信フレームの構造を示す図である。図4はFIBの構造図である。図5はFIGタイプが0のFIGデータ領域の構造図である。図6はFIG0/19のフォーマットを示す図である。図7はDABのサービス成分構造の例を説明するための図である。図8はRDSにおけるタイプ0Aグループ(基本チューニングとスイッチング情報のフォーマット)のフォーマットを示す図である。図9はRDSにおけるタイプ0Bグループ(基本チューニングとスイッチング情報)のフォーマットを示す図である。図10はRDSにおけるタイプ14Bグループ(強化された他のネットワーク情報)のフォーマットを示す図である。なお、図3〜図7はDAB規格ETS300401からの抜粋であり、図8〜図10はRDSの規格EN50067からの抜粋である。
図1において、ラジオ受信機50は、DABフロントエンド16、DABベースバンド処理部17、MPEGオーディオデコーダ部18、FICデータデコーダ部14、FM/AMフロントエンド部21、FM/AM復調ステレオ復調部22、RDSデータデコーダ部15などを備え、デジタル音声放送のDABと多重FM放送のRDSの双方がデジタルオーディオセレクタ部13の制御部11(制御マイコン)の切替制御によって受信可能であるとともに前記デジタル音声放送DABまたは前記多重FM放送RDSにおける割り込み放送Wを前記FICデータデコーダ部14または前記RDSデータデコーダ部15から前記制御部11へのデータ取り込みによって、その開始を検知して自動的に前記割り込み放送Wの受信・再生を行う割り込み動作を開始させ、前記割り込み放送Wの終了を検知すると前記割り込み動作を解除させるように制御を行う制御手段として前記制御部11を備えるラジオ受信機であって、特に、入力された音声信号S1(デジタル信号)をリアルタイムに話速変換処理してデジタル音声信号S2として出力する話速変換装置12を設けるとともに(話速変換されたデジタル音声信号S2はD/Aコンバータ24でアナログ音声信号S3に変換されて図示されないスピーカから出力される。)、前記制御手段としての制御部11は、割り込み放送Wの開始を検知して割り込み動作を開始させた場合に、前記話速変換装置12を自動的に起動させて音声入力された前記割り込み放送Wのアナウンスの音声信号S1(デジタル信号)の話速を遅延させて出力する話速変換処理を行わせ、前記割り込み放送Wの終了を検知すると自動的に前記話速変換処理を停止させるように前記話速変換装置12を制御する割り込み放送Wの話速自動変換機能を備える構成となっている。
上記構成によれば、ユーザは予め入力装置25のスイッチ操作でDABやRDSの割り込み放送W(或いはその中の特定の番組)を受信した場合のみ、自動的にそのアナウンスの聴取状態にするとともにその話速を緩やかにして老齢者にも聴き取りやすい設定にしておくことができる。
具体的には、DABは図7のサービス構造の例を示す階層図に示されるように、アンサンブルラベルがDAB ENSEMBLE ONEのアンサンブルは、サービスラベルが“ALPHA1 RADIO”、“BETA RADIO”、“ALPHA2 RADIO”等々の複数のServiceを含む。ユーザは任意に各放送局(サービス)に割り当てられた個別のSId(Service Identifier)を選択することで希望するサービスを再生することになる。
“ALPHA1 RADIO”はサービス成分(Service Components)としてプライマリーサービスを1個、セカンダリーサービスを2個有している。プライマリーサービスはAudioであり、セカンダリーサービスは交通メッセージチャネル(TMC;Traffic Message Channel)及びサービス情報(SI;Service Information)である。前記AudioとSIはMSC(Main Service Channel)内の別個のサブチャネルSubChaとSubCh63で各々伝送され、前記TMCはFIC(Fast Information Channel)内のFIDC(Fast Information Data Channel)で伝送される。
“BETA RADIO”はサービス成分としてプライマリーサービスのAudioとセカンダリーサービス(2nd-ry)のAudioの2個を持ち、両方はMSCのサブチャネルSubChbとSubChdで各々伝送される。
“ALPHA2 RADIO”は“ALPHA1 RADIO”と同一のTMC及びSIを持ち、且つ独自のAudioをSubChcまたはスイッチ切り換えで時間によっては“ALPHA1 RADIO”と同じAudioをSubChaで伝送し得るサービスプログラムの構成になっている。
そして、DABのFICには割り込み放送Wのタイプ(アナウンスメントタイプ)に関する情報が含まれており、伝送信号から割り込み放送のタイプ情報を抽出して(換言すれば、アナウンスメントAnnの開始信号となるAsw flags=1を検出して)、当該割り込み放送Wの開始とそのタイプを知ることができる。即ち、前記制御部11の制御マイコンは復元された図3のような構造のDABデータ伝送フレーム中のFIC(Fast Information Channel)データ中の図4に示されるような構造のFIB(Fast Information Block)中の図5に示されるような構造のFIG(Fast Information Group)へと分解し解析する。図5ではFIG0(Type 0 data field)の構成を示している。
図6は上記FIGの一つであるFIG0/19(拡張19のためのタイプ0フィールド)のフォーマットであるが、その中のAsw flagsのb0〜b15の内訳が下記[表1]に表された前記アナウンスメントタイプの情報となっている。
Figure 0004019425
DABでは上記割り込み放送のアナウンスメントタイプとして警報(b0:Alarm)、道路交通情報(b1:Road Traffic flash)、公共輸送機関情報(b2:Transport flash)、注意(b3:Warning/Service)などが定義されている。
ユーザは予め前記入力装置25によってDABのアナウンスメントのタイプ全般につき話速変換装置12を自動で働かせる設定をすることもできれば、アナウンスメントの特定のタイプのみについて話速変換装置12を自動で働かせることもできる。何れもAsw flagsのb0〜b15の1/0で検出できる。
次に、RDSの場合の割り込み放送の交通情報TA(Traffic Announcement)を自動的に割り込ませる場合について説明する。
図8〜図10に示されるRDSデータ伝送フレームの中のグループタイプ0A、0B、14Bのフレームフォーマット図から判るように、交通情報送信中にセットされるTA(Traffic Announcement)フラグがグループタイプ0A、0B、14Bに含まれており、現在受信中の放送で交通情報が開始された場合は、このTAフラグが1となるので、TA=1のフラグを検知することにより割り込みをスタートさせることができる。
また、割り込みの終了は、TA=0のフラグを検知することにより判断できる。更に、受信中の放送とネットワークを組む放送(他局)で交通情報が開始された場合は、グループタイプ14Bに含まれるTA(ON:Other Network)が1になり、同フレーム内に含まれるPI(ON)の放送に受信変更することにより割り込みをスタートさせる(ここで、PIはProgramme Idenificationの略である。)。この場合、終了は割り込み先の放送で送信されるTA=0のフラグを検知することにより判断され、その後、割り込み元の放送に受信を戻す。
本発明の実際のアナウンスメントの割り込み動作は、図2のフロー図に示されるように制御部11の制御マイコンでプログラムソフト制御で行われる。
即ち、DABの場合、アンサンブル内のいずれかの番組の聴取中にアナウンスメントが開始された場合、その番組のサブチャンネルID(SubChId)と該当するアナウンスメントタイプのAsw flag(=1)がFIG0/19にて送信される(図6参照)。その後、受信機がそのサブチャンネルIDの番組を受信することにより、アナウンスメント割り込み動作を行うことができる。また、割り込みの終了はAsw flag(=0)の情報より得ることができる。
そして、本発明では、前記デジタル音声放送のDABの場合は、そのFICデータに含まれるFIG0/19によるアナウンスメント(交通情報を含む)Ann開始信号を受信したとき、前記多重FM放送のRDSの場合は、そのTAデータ=1を受信した場合、ユーザが予めアナウンスメント(交通情報を含む)の聴取を希望している状態(Ann/TAスタンバイモードアクティブの状態)にあれば、再生ソースを自動的にDABまたはRDSに切り替え、アナウンスメントAnnまたは交通情報TAの受信状態となるが、その際、話速変換装置12を同時に動作開始させる設定(話速変換機能アクティブ)にあれば話速変換による話速の遅延化を起動させてAnn/TAの割り込みを行う。
次に、DSBのFIG0/19によリアナウンスメントAnn終了信号を受信したとき、または、RDSのTAデータ=0を受信した場合、若しくはユーザの操作等によりアナウンスメントAnnまたは交通情報TAの受信状態が終了した場台、話速変換装置12の動作を停止させて、元の動作モードに復帰させる。
なお、本発明で用いる話速変換装置12については、前述の(b)人の会話における無声期間を適宜圧縮して、その圧縮された期間を利用して有声期間を伸張し、その間の話速を違和感がない程度に緩めるようにして、全体として遅延なく話速の緩い聴き取りやすい音声にするという話速変換(遅延)処理が採用されているICチップ化された前述の公知技術としての図11に示される話速変換装置10を利用するのが好ましいが、勿論、本発明の主旨であるDABのアナウンスメントAnnやRDSの交通情報TAのアナウンスの話速を遅延させて出力することにより、アナウンスの内容を老齢者にも聴き取りやすくするという目的を達成するものであればその話速変換の手段はリアルタイム処理するという以外は問わない。
また、念のために付言すれば、上記実施の形態はDABとRDSが受信可能なラジオ受信機の例であるが、勿論、本発明はDAB以外の規格のデジタル音声放送やRDS以外の規格の多重FM放送を受信するラジオ受信機に対しても適用可能である。
本発明に係るDABとRDSが受信可能なラジオ受信機のブロック構成を示す図である。 本発明に係る話速自動変換手段の制御部が行う処理フローを説明するための図である。 DABの送信フレームの構造を示す図である。 FIBの構造を示す図である。 FIGタイプが0のFIGデータ領域の構造図である。 FIG0/19のフォーマットを示す図である。 DABのサービス成分構造の例を説明するための図である。 RDSにおけるタイプ0Aグループのフォーマットを示す図である。 RDSにおけるタイプ0Bグループのフォーマットを示す図である。 RDSにおけるタイプ14Bグループのフォーマットを示す図である。 公知技術の話速変換装置の構成を示すブロック回路図である。
符号の説明
1 音声入力回路
2 CPU回路
3 PROM回路
4 入力バッファ回路
5 処理バッファ回路
6 ファイル回路
7 音声出力回路
8 バス
10、12 話速変換装置
11 制御部(制御マイコン)
13 デジタルオーディオセレクタ部
14 FICデータデコーダ部
15 RDSデータデコーダ部
16 DABフロントエンド
17 DABベースバンド処理部
18 MPEGオーディオデコーダ部
21 FM/AMフロントエンド部
22 FM/AM復調ステレオ復調部
24 D/Aコンバータ
25 入力装置
50 DABとRDSが受信可能なラジオ受信機
W 割り込み放送
S1 音声信号S1(デジタル信号)
S2 デジタル音声信号
S3 アナログ音声信号



Claims (1)

  1. デジタル音声放送または多重FM放送が受信可能であるとともに前記デジタル音声放送または前記多重FM放送における割り込み放送の開始を検知して自動的に前記割り込み放送の受信・再生を行う割り込み動作を開始させ、前記割り込み放送の終了を検知すると前記割り込み動作を解除させるように制御を行う制御手段を備えるラジオ受信機において、
    入力された音声信号をリアルタイムに話速変換処理して出力する話速変換装置を設けるとともに、前記制御手段は、デジタル音声放送または多重FM放送における割り込み放送の開始を検知すると割り込み放送の開始したデジタル音声放送または多重FM放送に再生ソースを自動的に切り替えて割り込み動作を開始させ、さらに前記話速変換装置を自動的に起動させて音声入力された前記割り込み放送の話速を遅延させて出力する話速変換処理を行わせ、前記割り込み放送の終了を検知すると元の動作モードに復帰させるとともに自動的に前記話速変換処理を停止させるように前記話速変換装置を制御する割り込み放送の話速自動変換機能を備えることを特徴とするラジオ受信機。
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