JP2007129578A - ラジオ受信装置及びラジオ受信・出力方法 - Google Patents

ラジオ受信装置及びラジオ受信・出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アナログ音声放送とデジタル音声放送との番組対応表を取得できない場合であっても、デジタル音声放送とアナログ音声放送との共通番組を検索し、相互切り替えを行う。
【解決手段】アナログ放送用チューナー部101と、アナログ放送デコード部102と、アナログ放送番組情報取得部105と、デジタル放送用チューナー部110と、デジタル放送デコード部111と、デジタル番組情報取得部112と、出力部130と、アナログ音声放送番組情報とデジタル音声放送番組情報とに基づいて、アナログ音声放送と同一番組のデジタル音声放送又はデジタル音声放送と同一番組のアナログ音声放送を放送する放送局を検索する検索部106と、出力中のデジタル音声放送から検索されたアナログ音声放送に又は出力中のアナログ音声放送から検索されたデジタル音声放送に出力を切り替える出力切替部120と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラジオ受信装置に関し、特に、別々に取得したデジタル音声放送番組情報とアナログ音声放送番組情報とに基づいて、デジタル音声放送とアナログ音声放送とを切り替えるラジオ受信装置及びラジオ受信・出力方法に関する。
この種の技術に関し、受信するデジタル音声放送の受信状態が悪化した際に、同一番組を放送する別のデジタル音声放送チャネルを検索し、同一番組が別のデジタル音声放送チャネルで放送されていない場合、デジタル音声放送に含まれている番組対応情報(リンク情報)を参照して同一番組を放送するアナログ放送チャネルの受信へ切り替えを行なうデジタル音声放送受信装置が知られている(特許文献1参照)。本受信装置によれば、デジタル音声放送の受信状態が悪化した場合でも継続して同じ内容の放送を出力することができる。
特開2000−224064号公報
しかしながら、従来の受信手法では、デジタル音声放送とアナログ音声放送との番組対応情報(リンク情報)が無い場合、デジタル音声放送番組とアナログ音声放送番組において同一の番組を検索することができず、放送内容を変えることなく、デジタル音声放送とアナログ音声放送との切り替えを行なうことができないという問題があった。
本発明は、以上の課題を鑑みてなされたものであり、アナログ音声放送とデジタル音声放送との番組対応表を取得できない場合であっても、デジタル音声放送とアナログ音声放送における同一番組を検索し、放送内容の同一性を維持したままでデジタル音声放送とアナログ音声放送との相互切り替えを行うラジオ受信装置を提供することを目的とする。
これにより、アナログ音声放送とデジタル音声放送との番組対応表を取得できない場合であっても、デジタル音声放送とアナログ音声放送との相互切り替えを行なうことができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る4つの実施形態のラジオ受信装置について説明する。本ラジオ受信装置は、ユーザが搭乗する車両に搭載され、デジタル音声放送局又はアナログ音声放送局から配信される音声を受信し、ユーザが聴取可能なように出力する装置である。本実施形態のラジオ受信装置100は、アナログ音声放送とデジタル音声放送とを両方向に切り替えることができるが、第1実施形態及び第2実施形態は、デジタル音声放送からアナログ音声放送へ切り替える手法を特徴とし、第3実施形態及び第4実施形態は、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替える手法を特徴とする。
<第1実施形態>
図1に第1実施形態に係るラジオ受信装置100の構成の概要を示した。図1に示すように、ラジオ受信装置100は、アナログ放送用チューナー部(アナログ放送受信部に対応する。以下、同じ)101と、アナログ放送デコード部102(アナログ放送復号部に対応する。以下、同じ)と、アナログ音声記憶部103と、出力タイミング調節部104と、アナログ放送番組情報取得部105と、検索部106と、現在位置取得部107とを有する。また、ラジオ受信装置100は、デジタル放送用チューナー部(デジタル放送受信部)110と、デジタル放送デコード部111と、デジタル放送番組情報取得部112と、ビットエラー率監視部121とを有する。さらに、ラジオ受信装置100は、出力切替部120と、出力部130とを有する。
具体的には、少なくとも、アナログ音声放送の番組情報とデジタル音声放送の番組情報を取得して、同一内容の音声放送を継続できるように、アナログ音声放送の出力とデジタル音声放送の出力を切り替えるプログラムを格納したROM(Read Only Memory)等と、このROM等に格納されたプログラムを実行することで、検索部106、出力切替部120として機能するCPU(Central Processing Unit)等と、アクセス可能な記憶手段として機能するRAM(Random Access Memory)等を備えている。
「アナログ放送用チューナー部101」はアナログ音声放送を受信する。具体的に、アナログ放送用チューナー部101は、アンテナに到達した各種放送信号の中から、所定の周波数成分のみを抽出し、さらに、受信対象となる周波数信号のみを抽出し、抽出したアナログ放送信号をアナログ放送デコード部102へ向けて出力する。
「アナログ放送デコード部102」は、受信されたアナログ音声放送を復号化する。具体的に、アナログ放送デコード部102は、アナログ放送用チューナー部101が抽出したアナログ放送信号に所定の復調処理(FM復調など)を行い、音声信号を取得し、アナログ音声記憶部103へ出力する。
「アナログ音声記憶部103」は、アナログ放送デコード部102によりデコード(復号化)された音声信号(音声放送)を少なくとも一時的に読み込み可能に記憶する。
「出力タイミング調節部104」は、遅れ時間取得機能1041を有する。遅れ時間取得機能1041は、アナログ音声放送の出力に対するデジタル音声信号の出力の遅れ時間に基づいて定義された「遅れ時間」を取得する。出力タイミング調節部104は、この遅れ時間に基づいてアナログ音声放送の出力タイミングを遅延させる。
ここで、「遅れ時間」は、アナログ音声放送がアナログ放送デコード部102で処理されるのに必要な時間と、デジタル音声放送がデジタル放送デコード部111で処理されるのに必要な時間との時間差に基づいて設定されることが好ましい。この時間差は、デジタル放送とアナログ放送の放送局での送出時の処理、および受信装置でのデコード処理の違いによって生じる。一般に、アナログ音声放送とデジタル音声放送とでは、デジタル音声放送の方が遅れて出力される。その原因は、デジタル音声放送は、送出する際にMPEG-2 Audio AAC 規格でのエンコード処理を必要とするとともに、受信後にMPEG-2 Audio AACのデコード処理を必要とするからである。このアナログ音声出力とデジタル音声出力との時間差は、あらかじめ実験結果に基づいて設定することが好ましい。予め設定された「時間差」は記憶しておくことが好ましい。出力タイミング調節部104は、遅れ時間取得機能を起動して、予めメモリに記憶された「遅れ時間」を取得し、一時的に記憶したデコード処理済みのアナログ音声放送をこの遅れ時間分だけ遅延させる。アナログ音声放送は、所定の「遅れ時間」だけ遅延して出力されることにより、デジタル音声放送の出力と同期する。
「アナログ放送番組情報取得部105」は、アナログ音声放送チューナー部105が受信するアナログ音声放送の番組情報を取得する。取得する。番組情報の内容は特に限定されないが、放送局名、番組名、放送エリア、周波数、放送時刻等を含むことが好ましい。アナログ音声放送の番組情報がアナログ音声放送中に含まれていない場合、携帯電話などの通信機能を用い、外部からアナログ音声放送の番組情報を取得する。通信手段は特に限定されず、Hotspotによる無線通信を使っても良い。なお、現在は、アナログ音声放送の番組情報(番組情報:EPG(Electronic Program Guide):電子番組情報)は放送波(デジタルおよびアナログ)によって配信されていないが、今後、アナログ音声放送の番組情報が放送波により配信されるようになれば、放送波により取得してもよい。ちなみに、アナログ放送番組情報取得部105は、アナログ音声放送の番組情報(エリア情報、周波数情報を含む)を取得する際に、ユーザの現在位置(本例ではユーザが搭乗している車両の現在位置)を考慮し、現在位置を含むエリア(例えば神奈川県内)において受信可能なアナログ放送の番組情報に絞って取得処理を行なうことにより、取得に要する時間を短縮することができる。
「現在位置取得部107」は、GPS(Global Positioning System)等を用いて、ラジオ受信装置100を利用するユーザの位置を取得する。この位置情報は、後述するアナログ放送番組情報取得部105又は検索部106へ向けて送出される。
「デジタル放送用チューナー部110」(デジタル放送受信部に対応する。以下、同じ。)は、デジタル音声放送を受信する。具体的に、アンテナに到達した各種放送信号の中から、所定の周波数成分のみを抽出することで、受信対象となる周波数信号のみを抽出し、抽出したデジタル放送信号をデジタル放送デコード部111へ出力する。
「デジタル放送デコード部111」(デジタル放送復号部に対応する。以下、同じ。)は、受信されたデジタル音声放送を復号化する。具体的に、デジタル放送用チューナー部110が抽出したデジタル放送信号に所定のデジタル復調処理(MPEG-2 Audio AAC復調)を行い、音声信号を出力部130へ出力する。また、デジタル放送デコード部111は、デジタル放送用チューナー部110から逐次取得するデジタル放送信号に含まれるデジタル音声放送の番組情報(番組情報:EPG(Electronic Program Guide):電子番組情報)を取得して、デジタル放送番組情報取得部112へ出力する。
「デジタル放送番組情報取得部112」は、デジタル放送用チューナー部110が受信するデジタル音声放送の番組情報を、デジタル放送デコード部111を介して取得する。番組情報の内容は特に限定されないが、放送局名、番組名、放送エリア、周波数、放送時刻等を含むことが好ましい。
「検索部106」は、アナログ放送番組情報取得部105により取得されたアナログ音声放送の番組情報と、デジタル放送番組情報取得部112により取得されたデジタル音声放送の番組情報とに基づいて、アナログ放送用チューナー部101が受信するアナログ音声放送と同一番組のデジタル音声情報を放送する放送局又はデジタル放送用チューナー部110が受信するデジタル音声放送と同一番組のアナログ音声放送を放送する放送局を検索する。同一番組とは、放送内容が実質的に同一の番組である。
具体的に、検索部106は、デジタル放送デコード部111が受信中のデジタル放送信号から抽出した、現在受信中のデジタル放送の番組情報と、アナログ放送番組情報取得部105が外部から取得したアナログ音声放送の番組情報(エリア情報、周波数情報を含む)とを対比し、受信中のデジタル音声放送の番組と同一の番組を放送するアナログ音声放送の放送局を検索する。
本実施形態の検索部106は最適周波数検索機能1061を備える。最適周波数検索機能1061は、所定の地域と当該所定の地域において良好に受信されるアナログ音声放送の周波数とが予め対応づけられた「地域周波数情報」を取得する。地域周波数情報は予め定義されアクセス可能なメモリに記憶されている。アナログ音声放送は、同一の放送局からの放送であっても地域において周波数が異なる場合がある。例えば、同一の放送局から同一の内容の番組が放送されている場合であっても、横浜地域と、小田原地域と、茅ヶ崎地域とでは放送波の周波数が異なる場合がある。本例の「地域周波数情報」は、地図情報における座標値において定義された所定の地域と、その地域内で良い状態で受信できるアナログ音声放送波の周波数とを対応づける。
本実施形態の最適周波数検索機能1061は、この地域周波数情報を参照して、現在位置取得部107により取得された現在位置に基づいて、ユーザの現在位置が含まれる地域において受信中のデジタル音声情報と同一番組のアナログ音声情報を受信する際に最適な周波数を検索する。これにより、ラジオ受信装置100を搭載する車両の現在位置に応じて、違和感無くアナログ放送に切り換えることができる。
「出力切替部120」は、出力中のデジタル音声放送から検索部106により検索されたアナログ音声放送に出力を切り替え又は出力中のアナログ音声放送から検索部106により検索されたデジタル音声放送に出力を切り替える。すなわち、出力切替部120は、後述する出力部130による音声出力を切り替えるスイッチであり、アナログ音声放送の音声を出力するか、デジタル音声放送の音声を出力するかの切り替えを行う。特に限定されないが、出力切替部120はデジタル放送用チューナー部110の受信状態又はアナログ放送用チューナー部101の受信状態に基づいて、後述する出力切替部120にデジタル音声放送とアナログ音声情報とを相互に切替えを行なうことが好ましい。たとえば、デジタル音声放送用チューナー部110の受信状態が良好ではない場合、デジタル音声放送からアナログ音声放送へ切り替えを行うことが好ましい。デジタル音声放送の受信状態の良し悪しは、デジタル音声信号の受信信号の受信状態に基づいて判断することが好ましい。また、アナログ音声放送用チューナー部101の受信状態が良好ではない場合、アナログ音声放送からデジタル音声放送への切り替えを行なうことが好ましい。
本実施形態では、デジタル音声放送用チューナー部110が受信するデジタル音声放送のビットエラー率を監視するビットエラー率監視部121を備える。「ビットエラー率監視部121」は、デジタル放送用チューナー部110が受信するデジタル音声放送のビットエラー率を所定のタイミングにおいて経時的に観察し、ビットエラー率が所定の閾値以上となった場合、出力切替部120にその旨を報知する。出力切替部120は、ビットエラー率が所定値以上となった旨の報知に呼応して、出力部130の出力をデジタル音声放送からアナログ音声放送へ切り替えさせる。
「出力部130」は、スピーカ131を有し、出力切替部120の切替指令に従い、復号化されたアナログ音声放送または復号化されたデジタル音声放送をユーザが聴取可能なように出力する。
次に、第1実施形態の制御手順を図2及び図3のフローチャートに基づいて説明する。
本例は、ラジオ受信装置100がデジタル音声放送を出力している状態で開始される。デジタル放送用チューナー部110は、ユーザが指定したデジタル音声放送のチャネル(放送局)の放送を受信し、放送されているデジタル放送信号を抽出し、抽出したデジタル放送信号をデジタル放送デコード部111へ送出する(S201)。デジタル放送デコード部111は、デジタル放送用チューナー部110からのデジタル放送信号を取得し、特定の復号化処理(たとえば、MPEG-2 Audio AAC復調)を行う(S201)。デコード処理後のデジタル放送信号は、出力部130、デジタル放送番組情報取得部112、ビットエラー率を監視する第1切替制御部121、へ向けて送出される(S201)。出力部130は、デコード後のデジタル音声放送をスピーカ131を介して出力する。
デジタル放送番組情報取得部112は、デコード後の放送信号から受信しているデジタル音声放送の番組情報を取得し、アナログ放送番組情報取得部105は携帯電話用通信回線を用いてアナログ音声放送の番組情報を取得する(S202)。
検索部106は、S202で取得したデジタル音声放送の番組情報とアナログ音声放送の番組情報に基づいて、出力中のデジタル音声情報と同一番組を放送するアナログ音声放送の放送局を検索する(S203)。検索手法は特に限定されないが、検索部106は、現在受信中のデジタル放送の番組情報に含まれる番組識別子(番組コード情報)と、アナログ放送の番組情報に含まれる番組識別子(番組コード情報)とを比較して、現在受信中の番組と実質的に同一の番組がアナログ放送で放送されているかを検索する。検索部106は、番組識別子に基づいて実質的に同一であるか否かの判断基準は、予め記憶しておくことが好ましい。
受信中のデジタル音声放送の番組と同じ番組がいずれのアナログ音声放送の放送局によっても放送されていなければ、処理を終了し(S205)、同一番組がアナログ音声放送によって放送されていれば、ステップ206へ進む。
ステップ206において、検索部106は、アナログ放送用チューナー部101が出力中のデジタル音声情報と同一番組を放送するアナログ音声放送を受信できるように、アナログ放送用チューナー部101の受信周波数を設定する(206)。
この処理において、検索部106は最適周波数検索機能1061を起動し、現在位置取得部107が取得したユーザの現在位置に基づいて、地域周波数情報を参照して、出力中のデジタル音声情報と同一番組を放送するアナログ音声放送を受信する際に最適な周波数を特定する処理を行なうことが好ましい。この処理のサブルーチンを図3のフローチャートに示した。図3に示すように、図2のS203の処理後、出力中のデジタル音声放送と同一番組を放送するアナログ音声放送の放送局が検索できた場合(S204でY)、現在位置取得部107はユーザの現在位置を検索する(S233)。検索部106の最適周波数検索機能106は、各放送局の最適周波数と地域情報(緯度経度によって定義された地域情報など)が対応づけられた地域周波数情報を参照する(S234)。最適周波数検索機能106は、現在位置に応じた周波数を決定する(S235)。この処理により、ユーザの現在位置に応じたアナログ音声放送の周波数を決定することができ、切り替え後に確実に音声放送を出力することができる。つまり、デジタル音声放送からアナログ音声放送に切り替えた場合に、現在位置が変化したことに伴って受信放送局の周波数が変化してしまい、受信できないといった事態の発生を防止することができる。決定した周波数をアナログ放送用チューナー部101へ送出して、図2のステップ7へ進む。
図2に戻り、ステップ7において、アナログ放送用チューナー部101は、設定された周波数で受信を開始する。アナログ放送デコード部102は、受信したアナログ放送信号のデコード(FM復調など)を開始する(S207)。デコードされたアナログ音声信号は、アナログ音声記憶部103に送出され、記憶される(S208)。遅れ時間差取得部1041がアクセス可能なメモリは、アナログ音声放送の出力に対するデジタル音声放送の出力の遅れ時間を予め記憶している。遅れ時間差取得部1041はこの記憶された遅れ時間をメモリから読み出して取得する(S209)。出力タイミング調節部104は遅れ時間差取得部1041が取得した遅れ時間に基づいてアナログ音声記憶部103に記憶されたアナログ音声放送が出力される出力開始タイミングを遅延させる。これにより、出力部130に入るアナログ音声とデジタル音声とを同期させる(S210)。アナログ音声情報の出力が結果的に遅れ時間差だけ遅延させるように調節できれば、出力タイミングの調整手法は特に限定されず、アナログ音声記憶部103から出力部130への出力タイミングを遅れ時間差だけ遅らせるように調節してもよいし、出力部130によるアナログ音声記憶部103への読み出しタイミングを遅れ時間差だけ遅らせるように調節してもよい。
デジタル音声放送受信開始とともに、ビットエラー率監視部121は、デジタル放送用チューナー部110が受信するデジタル音声放送のビットエラー率を監視する(S214)。ビットエラー率監視部121は、ビットエラー率が所定の閾値以上となった場合(S215でY)、その旨を出力切替部120に向けて出力する(S216)。
出力切替部120は、アナログ放送用チューナー部101の受信状態又はデジタル放送用チューナー部110の受信状態に基づいて、出力部130におけるデジタル音声放送とアナログ音声放送とを切り替えることができる。本実施形態の出力切替部120は、ビットエラー率監視部121からのビットエラー率が所定値以上となった旨の情報を受け付けると(S211でY)、デジタル音声放送からアナログ音声放送へ出力を切り替えるための切り替え信号を出力部130に出力する(S212)。出力切替部120から切り替え信号を受信すると、出力部130は、音声出力をデジタル音声からアナログ音声に切り替える(S213)。
本実施形態によれば、アナログ音声放送の番組情報とデジタル音声放送の番組情報とに基づいて、同一内容の番組を検索することができ、同一内容の番組をユーザに提供しながら、アナログ音声放送とデジタル音声放送とを相互に切り替えることができる。このため、デジタル音声放送とアナログ音声放送とが切り替わっても、ユーザに違和感を与えることがない。
デジタル音声放送からアナログ音声放送に出力を切り替える場合に、受信したアナログ音声放送を一次的に記憶して、所定の遅れ時間分だけ遅延して出力することから、アナログ音声放送のデコード処理時間とデジタル音声放送のデコード処理時間の差によって生じる時間差を解消することができ、デジタル音声放送とアナログ音声放送のつなぎ目をユーザに感じさせない(シームレス)な音声放送の出力を実現することができる。
本実施形態によれば、デジタル放送用チューナー部110の受信状態に基づいてデジタル音声放送からアナログ音声情報へ出力を切り替えるため、デジタル音声放送の受信環境が悪化しても、アナログ音声放送によって同一内容の番組を聴取しつづけることができる。特に、本実施形態では、ビットエラー率監視部121を設け、ビットエラー率に基づいてデジタル音声放送の受信環境の悪化を正確に判断することができるため、ユーザは受信環境の悪化にかかわらず、同一内容のラジオ放送を聴取し続けることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態について、図4及び図5に基づいて説明する。本実施形態は、アナログ音声放送の出力に対するデジタル音声放送の出力の遅れ時間を算出する点を特徴とし、この遅れ時間を予め記憶していた第1実施形態とは異なる。
図4に本実施形態のブロック構成を示した。図4に示すように、本実施形態のラジオ受信装置200の出力タイミング調節部104は、遅れ時間算出機能1042を備えている。他の構成については、第1実施形態のラジオ受信装置100と共通するため、ここでは異なる点を中心に説明する。
遅れ時間算出機能1042は、デコード処理されたアナログ音声信号とデジタル音声信号の出力波形を比較し、アナログ音声放送の出力に対するデジタル音声放送の出力の遅れ時間を算出する。出力タイミング調節部104は、遅れ時間算出機能1042は算出された遅れ時間に基づいて、アナログ音声記憶部103に記憶されたアナログ音声放送の出力タイミングを遅延させて出力する。
本実施形態の処理手順を、図5のフローチャートに示した。
図5に示すように、第1実施形態の図2のステップ209に代わって、ステップ219が実行される。ステップ219において、遅れ時間算出機能1041はデコード処理されたアナログ音声信号とデジタル音声信号の出力波形を比較し、アナログ音声放送の出力に対するデジタル音声放送の出力の遅れ時間を算出する。その前後の処理は第1実施形態と共通する。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、遅れ時間算出機能1042が個別に遅れ時間を算出することにより、第1実施形態では対応できなかった、アナログ放送用チューナー部101及びデジタル放送用チューナー部110の各受信装置の個々の機能差による遅れ時間の相違、デコード処理の開始タイミングの相違による遅れ時間の相違、又は放送送出側のエンコード処理能力の向上により送出時の時間差が短縮された場合に生じる遅れ時間の相違についても対応することができる。つまり、このような場合においても、デジタル音声放送からアナログ音声放送へシームレス(ユーザに切れ目を感得させないように)に切り替えることができる。
<第3実施形態>
第3実施形態について、図6及び図7に基づいて説明する。第3実施形態は、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替える手法を特徴とする。第3実施形態では、デジタル音声放送の遅れ時間だけアナログ音声放送を起動時から遅らせて出力しておくことにより、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ出力を切り替える際のデジタル音声放送の遅れを解消する。
第3実施形態の構成を図6に示した。図6に示すように、第3実施形態に係るラジオ受信装置300は、第1実施形態と同様に、アナログ放送用チューナー部(アナログ放送受信部に対応する。以下、同じ)101と、アナログ放送デコード部102と、アナログ音声記憶部103と、出力タイミング調節部104と、アナログ放送番組情報取得部105と、検索部106と、現在位置取得部107と、デジタル放送用チューナー部(デジタル放送受信部)110と、デジタル放送デコード部111と、デジタル放送番組情報取得部112と、ビットエラー率監視部121と、出力切替部120と、出力部130とを有する。各構成の機能は、第1実施形態のそれらと基本的に共通する。
本実施形態の出力タイミング調節部104は、アナログ音声記憶部103に一次的に記憶されたデコード済みのアナログ音声信号を、所定の遅れ時間分だけ遅延させて出力する。出力当初からアナログ音声放送の出力処理時間に対するデジタル音声放送の出力処理時間の時間差に応じた遅れ時間分だけアナログ音声放送を遅延させるため、出力時においてアナログ音声放送とデジタル音声放送とは同期する。
また、本実施形態は、アナログ音声放送からデジタル音声放送への切り替えであるので、検索部106に関連する情報の動きを示す矢印の向きが第1実施形態のそれとは逆である。この検索部106は、アナログ放送用チューナー部101が抽出した特定周波数の放送信号と、アナログ放送番組情報取得部105が取得した番組情報(EPG:Electronic Program Guide:電子番組情報)に基づいて、現在受信しているアナログ音声放送と同一番組のデジタル音声放送を放送する放送局を検索する。デジタル放送用チューナー部110は、検索部106が検索した放送局のチャネルのデジタル音声放送を抽出して受信する。先述したとおり、必要とするデコード処理の相違からデジタル音声放送の出力は、アナログ音声放送の出力よりも遅れる。しかし、本実施形態ではアナログ音声放送の出力をその処理時間の遅れに応じた遅れ時間分だけ遅延して出力されているから、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替えた際にも、時間的な差が生じない。
本実施形態では、ビットエラー率監視部121がデジタル放送用チューナー部110のビットエラー率が所定の閾値未満となった場合、出力切替部120がすなわちデジタル放送を受信する環境が良好である場合に、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ出力を切り替える。
第3実施形態に係るラジオ受信装置300の制御手順を図7に示した。
まず、ラジオ受信装置300が起動されると、アナログ放送用チューナー部101は、アンテナに到達した各種放送信号から、指定された特定周波数成分のみの抽出開始し、アナログ音声放送の受信を開始する(S301)。アナログ放送デコード部102は、アナログ放送用チューナー部101が送出する特定のアナログ音声放送信号の復調処理(FM復調など)を開始し、復調処理された音声信号をアナログ音声記憶部103に一時的に記憶する(S302)。
出力タイミング調節部104は、アナログ音声出力に対するデジタル音声出力の遅れ時間を取得する(S303)。この遅れ時間は、予めメモリに記憶された遅れ時間データを遅れ時間取得機能1041により取得させたものであってもよいし、遅れ時間算出機能1041により算出させてもよい。遅れ時間の取得手法は第1実施形態の手法を用いることができる。出力タイミング調節部104が、アナログ音声記憶部103に記憶されたアナログ音声信号を、遅れ時間分だけ遅延させて出力する(S304)。
アナログ放送番組情報取得部105はアナログ音声放送の番組情報を取得し、デジタル放送番組情報取得部112はデジタル音声放送の番組情報を取得する(S305)。
検索部106は、アナログ音声放送の番組情報に含まれる番組識別子とデジタル音声放送の番組情報に含まれる番組識別子に基づいて、現在受信中のアナログ音声放送と同一の番組を放送するデジタル音声放送の放送局を検索する(S306)。受信中のアナログ音声放送と同一番組を放送するデジタル音声放送が検索できなかった場合は終了し(S308)、受信中のアナログ音声放送と同一番組を放送するデジタル音声放送が検索できた場合はS309へ進む。デジタル放送用チューナー部110は、検索部106が検索した放送局の周波数に基づいて、受信周波数を設定する(S309)。ステップ309においては、図2及び図3で説明したS109と同様の手法を用いて周波数の設定を行なってもよい。
デジタル放送用チューナー部110は、設定されたチャネルCHのデジタル音声放送を受信し、デジタル放送デコード部111は受信したデジタル音声放送情報をデコードする(S310)。
アナログ音声放送受信開始とともに、ビットエラー率監視部121は、デジタル放送用チューナー部110が受信するデジタル音声放送のビットエラー率を監視する(S314)。ビットエラー率監視部121は、ビットエラー率が所定の閾値未満となった場合(S315でY)、その旨を出力切替部120に向けて出力する(S316)。本実施形態のビットエラー率の所定の閾値は任意に定義することができ、第1実施形態における所定の閾値と同値であってもよいし、異なる値でもよい。
出力切替部120は、アナログ放送用チューナー部101の受信状態又はデジタル放送用チューナー部110の受信状態に基づいて、出力部130におけるデジタル音声放送とアナログ音声放送とを切り替えることができる。本実施形態の出力切替部120は、ビットエラー率監視部121からのビットエラー率が所定値未満となった旨の情報を受け付けると(S311でY)、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ出力を切り替えるための切り替え信号を出力部130に出力する(S312)。出力切替部120から切り替え信号を受信すると、出力部130は、音声出力をアナログ音声からデジタル音声に切り替える(S313)。
本実施形態によれば、アナログ音声放送の番組情報とデジタル音声放送の番組情報とに基づいて、同一内容の番組を検索することができ、同一内容の番組をユーザに提供しながら、アナログ音声放送とデジタル音声放送とを相互に切り替えることができる。このため、デジタル音声放送とアナログ音声放送とが切り替わっても、ユーザに違和感を与えることがない。
アナログ音声放送からデジタル音声放送に出力を切り替える場合に、受信したアナログ音声放送を一次的に記憶して、起動時から所定の遅れ時間分だけ遅延させて出力することから、アナログ音声放送のデコード処理時間とデジタル音声放送のデコード処理時間の差によって生じる時間差を解消することができ、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替える際のつなぎ目をユーザに感じさせない(シームレス)な音声放送の出力を実現することができる。
このように、アナログ音声放送からデジタル音声放送に切り替える際に、デジタル音声が遅れていても、シームレスに切り替えることができるラジオ受信装置ができる。
<第4実施形態>
第4実施形態について、図8及び図9に基づいて説明する。第4実施形態のラジオ受信装置400は、アナログ音声放送中の無音区間を検出し、その無音区間に対応するタイミングでアナログ音声放送からデジタル音声放送へ出力を切り替える点を特徴とする。具体的に、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替えるタイミングポイントを、番組本編と番組提供クレジットとの間に形成される無音区間や、番組本編と放送局ジングルとの間に形成される無音区間その他の無音区間にすることで、アナログ音声出力とデジタル音声出力との間に時間差が生じる場合であっても、ユーザに違和感を与えることなくアナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替えることができる。
第4実施形態の構成を図8に示した。図8に示すように、第4実施形態に係るラジオ受信装置400は、第1実施形態と同様に、アナログ放送用チューナー部(アナログ放送受信部に対応する。以下、同じ)101と、アナログ放送デコード部102と、アナログ放送番組情報取得部105と、検索部106と、現在位置取得部107と、デジタル放送用チューナー部(デジタル放送受信部)110と、デジタル放送デコード部111と、デジタル放送番組情報取得部112と、ビットエラー率監視部121と、出力切替部120と、出力部130とを有する。各構成の機能は、第1実施形態のそれらと共通する。
第4実施形態のラジオ受信装置400は、アナログ放送受信部が受信するアナログ音声放送中の無音区間を検出する無音区間検出部108をさらに備える。無音区間検出部108は、アナログ放送デコード部102が出力するアナログ音声信号をモニタリングし、番組本編と番組提供クレジットとの間に形成される無音区間や、番組本編と放送局ジングルとの間に形成される無音区間その他のアナログ音声信号中に存在するごく短い無音区間を検出し、この無音区間が出力されるタイミングに応じた切り替えタイミングポイントを示す情報を出力切替部120に送出する。
出力切替部120は、無音区間検出部108により検出された無音区間においてアナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替える。具体的に、出力切替部120は、無音区間検出部108から取得した切り替えタイミングポイントでアナログ音声放送の出力をデジタル音声放送の出力に切り替える。
本実施形態は、アナログ音声放送信号をメモリ(アナログ音声記憶部103)などに一時的に記憶(バッファ記憶)し、アナログ音声とデジタル音声の同期をとってシームレスに切り替えを行っていた第1〜第3実施形態と異なり、アナログ音声をバッファ記憶して出力を遅延させて出力する手法ではなく、アナログ音声放送からデジタル音声放送に切り替えるタイミングポイントを特定のタイミングに調節するという手法により、ユーザに違和感を与えることなく、シームレスに切り替えを行なう。
第4実施形態に係るラジオ受信装置400の制御手順を図9に基づいて説明する。
まず、ラジオ受信装置300が起動されると、アナログ放送用チューナー部101は、アンテナに到達した各種放送信号から、指定された特定周波数成分のみの抽出開始し、アナログ音声放送の受信を開始する(S401)。アナログ放送デコード部102は、アナログ放送用チューナー部101が送出する特定のアナログ音声放送信号の復調処理(FM復調など)を開始する(S402)。
アナログ放送番組情報取得部105はアナログ音声放送の番組情報を取得し、デジタル放送番組情報取得部112はデジタル音声放送の番組情報を取得する(S405)。
検索部106は、アナログ音声放送の番組情報に含まれる番組識別子とデジタル音声放送の番組情報に含まれる番組識別子に基づいて、現在受信中のアナログ音声放送と同一の番組を放送するデジタル音声放送の放送局を検索する(S406)。受信中のアナログ音声放送と同一番組を放送するデジタル音声放送が検索できなかった場合は終了し(S408)、受信中のアナログ音声放送と同一番組を放送するデジタル音声放送が検索できた場合はS409へ進む。デジタル放送用チューナー部110は、検索部106が検索した放送局の周波数に基づいて、受信周波数を設定する(S409)。ステップ409においては、第1実施形態と同様の手法を用いて周波数の設定を行なってもよい。
デジタル放送用チューナー部110は、設定されたチャネルCHのデジタル音声放送を受信し、デジタル放送デコード部111は受信したデジタル音声放送情報をデコードする(S410)。
アナログ音声放送受信開始とともに、ビットエラー率監視部121は、デジタル放送用チューナー部110が受信するデジタル音声放送のビットエラー率を監視する(S414)。ビットエラー率監視部121は、ビットエラー率が所定の閾値未満となった場合(S415でY)、その旨を出力切替部120に向けて出力する(S416)。本実施形態のビットエラー率の所定の閾値は任意に定義することができ、第1実施形態における所定の閾値と同値であってもよいし、異なる値でもよい。
出力切替部120は、アナログ放送用チューナー部101の受信状態又はデジタル放送用チューナー部110の受信状態に基づいて、出力部130におけるデジタル音声放送とアナログ音声放送とを切り替えることができる。本実施形態の出力切替部120は、ビットエラー率監視部121からのビットエラー率が所定値未満となった旨の情報を受け付けると(S411でY)、無音区間検出部108は無音区間を検出する(S420)。無音区間が検出されたら、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ出力を切り替えるための切り替え信号を出力部130に出力する(S412)。出力切替部120から切り替え信号を受信すると、出力部130は、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ出力を切り替える(S413)。
本実施形態のラジオ受信装置400は、アナログ音声放送からデジタル音声放送への切替を、番組本編と番組提供クレジットとの間に形成される無音区間や、番組本編と放送局ジングルとの間に形成される無音区間などに実行し、パーソナリティのトークの途中や、音楽の途中で切り替えを行なわないので、ユーザに違和感を与えることなくアナログ音声放送からデジタル音声放送に切り替えることができる。これにより、アナログ音声出力とデジタル音声出力との間に時間差が生じる場合であっても、ユーザに違和感を与えることなくアナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替えることができる。また、ビットエラー率が所定値未満となった場合にアナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替えるため、受信状態が良好な環境下においてデジタル音声放送を受信することができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
第1実施形態のラジオ受信装置のブロック構成図である。 第1実施形態のラジオ受信装置の制御手順を示すフローチャート図である。 周波数設定処理に係る制御手順を示すフローチャート図である。 第2実施形態のラジオ受信装置のブロック構成図である。 第2実施形態に係る地図信頼度算出装置の制御手順を示す図である。 第3実施形態のラジオ受信装置のブロック構成図である。 第3実施形態に係る地図信頼度算出装置の制御手順を示す図である。 第4実施形態のラジオ受信装置のブロック構成図である。 第4実施形態に係る地図信頼度算出装置の制御手順を示す図である。
符号の説明
100,200,300,400…ラジオ受信装置
101…アナログ放送用チューナー部
102…アナログ放送デコード部
103…アナログ放送デコード部
104…出力タイミング調節部
1041…遅れ時間取得機能
1042…遅れ時間算出機能
105…アナログ放送番組情報取得部
106…検索部
1061…最適周波数検索機能
107…現在位置取得部
110…デジタル放送用チューナー部
111…デジタル放送デコード部
112…デジタル放送番組情報取得部
120…出力切替部
121…ビットエラー率監視部
130…出力部

Claims (14)

  1. アナログ音声放送を受信するためのアナログ放送受信部と、
    前記受信されたアナログ音声放送を復号化するアナログ放送復号部と、
    前記アナログ放送受信部が受信するアナログ音声放送の番組情報を取得するアナログ放送番組情報取得部と、
    デジタル音声放送を受信するためのデジタル放送受信部と、
    前記受信されたデジタル音声放送を復号化するデジタル放送復号部と、
    前記デジタル放送受信部が受信するデジタル音声放送の番組情報を取得するデジタル番組情報取得部と、
    前記復号化されたアナログ音声放送又は前記復号化されたデジタル音声放送を出力する出力部と、
    前記アナログ番組情報取得部により取得されたアナログ音声放送番組情報と前記デジタル番組情報取得部により取得されたデジタル音声放送番組情報とに基づいて、前記アナログ放送受信部が受信するアナログ音声放送と同一番組のデジタル音声放送を放送する放送局又は前記デジタル放送受信部が受信するデジタル音声放送と同一番組のアナログ音声放送を放送する放送局を検索する検索部と、
    前記出力中のデジタル音声放送から前記検索部により検索された放送局のアナログ音声放送に出力を切り替え又は前記出力中のアナログ音声放送から前記検索部により検索された放送局のデジタル音声放送に出力を切り替える出力切替部と、を有するラジオ受信装置。
  2. 前記復号化されたアナログ音声放送を少なくとも一時的に記憶しておくアナログ音声記憶部と、
    前記アナログ音声放送の出力に対する前記デジタル音声放送の出力の遅れ時間に応じて、前記アナログ音声記憶部に記憶されたアナログ音声放送の出力タイミングを遅延させる出力タイミング調節部とを、さらに備える請求項1に記載のラジオ受信装置。
  3. ラジオ受信装置を利用するユーザの現在位置を取得する現在位置取得部をさらに有し、
    前記検索部は、前記現在位置取得部により取得された現在位置に基づいて、所定の地域と当該地域において良好に受信されるアナログ音声放送の周波数とが予め対応づけられた地域周波数情報を参照して、前記ユーザの現在位置が含まれる地域において、前記デジタル放送受信部が受信するデジタル音声放送と同一番組のアナログ音声放送を受信する際に最適な周波数を検索することを特徴とする請求項1又は2に記載のラジオ受信装置。
  4. 前記アナログ放送受信部が受信するアナログ音声放送中の無音区間を検出する無音区間検出部をさらに備え、
    前記出力切替部は、前記無音区間検出部により検出された無音区間において前記アナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替える請求項1に記載のラジオ受信装置。
  5. 前記出力切替部は、前記アナログ放送受信部の受信状態又は前記デジタル放送受信部の受信状態に基づいて、前記出力部のおけるデジタル音声放送とアナログ音声放送とを相互に切り替えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のラジオ受信装置。
  6. 前記デジタル放送受信部が受信するデジタル音声放送のビットエラー率を監視するビットエラー監視部をさらに備え、
    前記出力切替部は、前記ビットエラー率が所定の閾値以上となった場合、デジタル音声放送からアナログ音声放送へ切り替えさせる請求項5に記載のラジオ受信装置。
  7. 前記デジタル放送受信部が受信するデジタル音声放送のビットエラー率を監視するビットエラー監視部をさらに備え、
    前記出力切替部は、デジタル放送受信部が受信するデジタル音声放送のビットエラー率が所定の閾値未満となった場合、前記出力切替部にアナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替える請求項5に記載のラジオ受信装置。
  8. アナログ音声放送を受信するステップと、
    前記受信されたアナログ音声放送を復号化するステップと、
    前記受信されたアナログ音声放送の番組情報を取得するステップと、
    前記アナログ音声放送の受信と同時又は異なるタイミングで、デジタル音声放送を受信するステップと、
    前記受信されたデジタル音声放送を復号化するステップと、
    前記受信されたデジタル音声放送の番組情報を取得するステップと、
    前記復号化されたアナログ音声放送又は前記復号化されたデジタル音声放送を出力するステップと、
    前記取得されたアナログ音声放送番組情報と前記取得されたデジタル音声放送番組情報とに基づいて、前記受信されるアナログ音声放送と同一番組のデジタル音声放送を放送する放送局又は前記受信されるデジタル音声放送と同一番組のアナログ音声放送を放送する放送局を検索するステップと、
    前記出力中のデジタル音声放送から前記検索されたアナログ音声放送に出力を切り替え又は前記出力中のアナログ音声放送から前記検索されたデジタル音声放送に出力を切り替えるステップと、を有するラジオ受信・出力方法。
  9. 前記復号化されたアナログ音声放送を少なくとも一時的に記憶するステップと、
    前記アナログ音声放送の出力に対する前記デジタル音声放送の出力の遅れ時間に応じて、前記記憶されたアナログ音声放送の出力タイミングを遅延させるステップとを、さらに有する請求項8に記載のラジオ受信・出力方法。
  10. ラジオ受信装置を利用するユーザの現在位置を取得するステップと、
    前記取得された現在位置に基づいて、所定の地域と当該地域において良好に受信されるアナログ音声放送の周波数とが予め対応づけられた地域周波数情報を参照して、前記ユーザの現在位置が含まれる地域において、前記デジタル放送受信部が受信するデジタル音声放送と同一番組のアナログ音声放送を受信する際に最適な周波数を検索するステップとをさらに有することを特徴とする請求項8又は9に記載のラジオ受信・出力方法。
  11. 前記受信するアナログ音声放送中の無音区間を検出するステップをさらに有し、
    前記出力中のアナログ音声放送から前記検索されたデジタル音声放送に出力を切り替えるステップは、前記検出された無音区間において前記アナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替える請求項8に記載のラジオ受信・出力方法。
  12. 前記出力中のデジタル音声放送から前記検索されたアナログ音声放送に出力を切り替え又は前記出力中のアナログ音声放送から前記検索されたデジタル音声放送に出力を切り替えるステップは、前記アナログ放送受信部の受信状態又は前記デジタル放送受信部の受信状態に基づいて、前記デジタル音声放送とアナログ音声放送とを相互に切り替えることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載のラジオ受信・出力方法。
  13. 前記受信されたデジタル音声放送のビットエラー率を監視するステップをさらに有し、
    前記出力中のデジタル音声放送から前記検索されたアナログ音声放送に出力を切り替えるステップは、前記ビットエラー率が所定の閾値以上となった場合、デジタル音声放送からアナログ音声放送へ切り替えさせる請求項12に記載のラジオ受信・出力方法。
  14. 前記受信されたデジタル音声放送のビットエラー率を監視するステップをさらに有し、
    前記出力中のアナログ音声放送から前記検索されたデジタル音声放送に出力を切り替えるステップは、デジタル放送受信部が受信するデジタル音声放送のビットエラー率が所定の閾値未満となった場合、アナログ音声放送からデジタル音声放送へ切り替える請求項12に記載のラジオ受信・出力方法。
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