JP2016143926A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子ビューファインダーの内部の異物の除去を容易に行うことができる電子機器を提供すること。【解決手段】電子ビューファインダーを搭載した電子機器において、光学画像を表示する表示素子と、前記表示素子から出力された光束を観察者の眼球に結像するように導くレンズ部と、前記表示素子と前記レンズ部の間に光束を透過する透過部材を有し、前記透過部材は光軸に対して直交しな位置関係にあり、前記レンズ部と前記透過部材の間に異物除去開口を有し、前記異物除去開口と前記透過部材は角度を有し対面する位置関係にあることを特徴とする。【選択図】図4
Description
本発明は、ビデオカメラまたはデジタルカメラ等の電子ビューファインダーが設置される電子機器に関する。
ビデオカメラやデジタルカメラ等に搭載されている電子ビューファインダーにおいては、電子ビューファインダー内の有機ELパネル等の表示素子から出力された画像はレンズ等で拡大されることにより視認可能な構成となっている。表示素子付近に埃や塵等の細かい異物が付着した場合、拡大されて表示されてしまい、使用者に不快感を与えてしまうといった問題点がある。
電子ビューファインダー内部の表示素子付近に付着している異物が視認されたとしても、その異物の除去は容易ではない。そこで、表示素子に回動機構を設け、異物が付着した際は表示素子を回動させて、内部にある異物を除去する技術が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載されている表示素子を回動させる機構を電子ビューファインダーに設けると、表示素子の表示面とレンズの光軸のずれの懸念や、表示素子そのものを回動させるといった煩雑な作業をしなければいけないといった、問題点がある。
本発明は、上記課題に省みてなされたものであり、電子ビューファインダーの内部の異物の除去を容易に行うことができるあることを特徴とするを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の電子機器は、
では光学画像を表示する表示素子と、上記表示素子から出力された光束を観察者の眼球に結像するように導くレンズ部と、上記表示素子と上記レンズ部の間に光束を透過する透過部材と、上記透過部材は光軸に対して直交しない位置関係にあり、上記光学系と上記透過部材の間に異物除去開口を有し、上記異物除去開口と上記透過部材は角度を有し対面する位置関係にあることを特徴とする。
では光学画像を表示する表示素子と、上記表示素子から出力された光束を観察者の眼球に結像するように導くレンズ部と、上記表示素子と上記レンズ部の間に光束を透過する透過部材と、上記透過部材は光軸に対して直交しない位置関係にあり、上記光学系と上記透過部材の間に異物除去開口を有し、上記異物除去開口と上記透過部材は角度を有し対面する位置関係にあることを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、電子ビューファインダーの透過部材に付着した異物を容易に除去することができる。
以下に、本発明の実施形態を添付の図を基に詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る電子機器1を上面側から見た外観斜視図である。この電子機器1は、レンズ交換式のデジタルビデオカメラとして構成されている。
図1に示すように、電子機器1はカメラ本体部200に交換可能なレンズユニットを着脱できるレンズマウント部201を有する。カメラ本体部200の上方には備え付けの電子ビューファインダー100を有する。
図2は電子ビューファインダー100の外観構成を示す斜視図である。特に図2(a)は電子ビューファインダー100をカメラ本体部200側から見た外観斜視図であり、図2(b)は電子ビューファインダー100を接眼側から見た外観斜視図である。
電子ビューファインダー100は、カメラ本体部200に接続するためのカメラ本体接続ヒンジ102、及びカメラ本体部200から画像信号を受け取るためのビューファインダー接続FPC103とを備える。電子ビューファインダー100では後述する表示素子の高寿命化及び省電力化の為に、接眼時のみ作動させ、それ以外は停止させるための接眼検知部105を設置している。
図3は電子ビューファインダー100の内部構成を示す断面図であり、図3(a)は断面位置を示す図である。その切り口を示した断面図が図3(b)である。
カメラ本体部200からビューファインダー接続FPC103を通り送られた画像信号は、電子ビューファインダー基板106を経由して表示素子104に送られ光学画像として表示される。また電子機器1においては表示素子104は有機ELパネルを使用している。表示素子104により表示された光学画像の光束は、表示素子保護部材107を透過し、レンズ部108によって拡大される。レンズ部108を通った光束はレンズ保護板109を透過し、観察者の眼球へと導かれ画像として視認される。また、レンズ保護板109は光束が通過する開口を有するレンズ保護板押さえ部材110により電子ビューファインダー100に固定される。電子ビューファインダー100では観察者の眼球とレンズ部108の光軸150を合わせやすくするためにアイカップ111を備えている。
電子ビューファインダー100では表示素子保護部材107及び表示素子及びレンズ部保持部材112、表示素子封止部材113、表示素子シーリング部材114により、表示素子104が設置されている空間は密閉されているため、この密閉されている空間の中では、埃や塵等の異物が表示素子104や表示素子保護部材107の表示素子104側の面に付着することはない。
次に、電子ビューファインダー100では視度調整用ノブ115を図3(b)の紙面に垂直方向にスライドすることにより、表示素子及びレンズ部保持部材112に保持されたレンズ部108が光軸150方向にレンズ保護板109と表示素子保護部材107の間をスライドし、視度を調整する機構となっている。このレンズ部108が移動する範囲の空間も表示素子及びレンズ部保持部材112により密閉を行っているが、製造時にこの空間に入ってしまった埃や塵等の異物や、レンズ部108が視度調整のためにスライドすることにより磨耗して発生してしまう異物が、この空間の中に存在することが考えられる。視度調整によるレンズ部108のスライドにより、これらの異物が舞ってしまい、表示素子保護部材107に付着することが起こってしまう。
電子ビューファインダー100では表示素子104上の画像をレンズ部108により拡大し表示する光学系を採用しているため、表示素子104付近の光路内に付着してしまった異物は拡大されて視認されてしまうので、使用者に不快感を与えてしまう恐れがある。
前述のように表示素子保護部材107の表示素子104側は密閉されており、中に移動する機構も存在しないので異物が付着することは考えにくいが、表示素子保護部材107のレンズ部108側は密閉されているが、レンズ部108のスライドにより異物が舞って付着する恐れがある。
これらの異物を電子ビューファインダー100を分解することにより除去を行うのでは煩雑な作業が必要になってしまうので、表示素子保護部材107のレンズ部108側の異物を容易に除去することができる機構が必要となる。
そこで、電子ビューファインダー100ではアイカップ111を取り外し、異物除去開口封止部材116を取り外すと、表示素子及びレンズ部保持部材112にある異物除去開口117が露出する。この異物除去開口117からブロア等により風を送り表示素子保護部材107のレンズ部108側の異物を除去できる機構を搭載している。
図4はアイカップ111及び、異物除去開口封止部材116を外し異物を除去した状態の内部構成を示す断面図である。図4(a)は断面位置を示す図であり、その切り口を示した断面図が図4(b)である。
図4(b)に示す通り、電子ビューファインダー100では表示素子保護部材107を光軸150に対して垂直ではない位置関係で設置している。これは光軸150に対して、垂直な位置関係に表示素子保護部材107を設置した場合では異物除去開口117より異物を視認することが難しく、また、異物除去開口117からブロア等で風を送り異物を除去する場合では、表示素子保護部材107に平行な方向の風しか送ることができず、異物に風があたりにくいといった問題点がある。
そこで、電子ビューファインダー100では、表示素子保護部材107を光軸150と垂直より傾け、表示素子保護部材107と角度を有して対面する位置関係に異物除去開口117を設置している。電子ビューファインダー100では光軸150と垂直な面に対して表示素子保護部材107を5度傾けている。
このため、電子ビューファインダー100では異物除去開口117から異物を視認しやすく、また、異物除去開口117から異物に直接風を当てることができるため、容易に表示素子保護部材107の異物を除去できる構成となっている。
電子ビューファインダー100では、表示素子保護部材107が上面を向くように光軸150と垂直な面から傾け、表示素子保護部材107と角度を有して対面するように、異物除去開口117を上面に配置しているが、この位置関係に限らず、表示素子保護部材107を光軸に対して垂直な位置から傾け、表示素子保護部材107と異物除去開口117が角度を有して対面する位置関係であれば、光軸150の周方向のどの位置に設置しても同等の効果が得られる。
また、電子ビューファインダー100では、ブロア等により吹き飛ばした異物が再度、表示素子保護部材107に付着しないように、吹き飛ばした異物を吸着させる為の異物吸着部材118を表示素子及びレンズ部保持部材112の、 表示素子保護部材107とレンズ部108の間の、異物除去開口117と対向する位置に設置している。電子ビューファインダー100では異物吸着部材118は異物除去開口117と対向する位置であるが、表示素子保護部材107とレンズ部108の間の異物除去開口117がない光軸150の周方向の位置であればどの位置に設置しても同等の効果が得られる。
以上のように、表示素子保護部材107を光軸150と垂直ではない位置関係に傾けて設置し、表示素子保護部材107と異物除去開口117を角度を有して対面する位置関係に配置することにより、表示素子保護部材107に付着した異物を容易に除去することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限られず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
104 表示素子、107 表示素子保護部材、108 レンズ部、
112 表示素子及びレンズ部保持部材、117 異物除去開口、118 異物吸着部材
112 表示素子及びレンズ部保持部材、117 異物除去開口、118 異物吸着部材
Claims (2)
- 光学画像を表示する表示素子を有する電子ビューファインダーにおいて、
前記表示素子から出力された光束を観察者の眼球に結像する様に導くレンズ部と、
前記表示素子と前記レンズ部の間に、光束を透過する透過部材を有し、
前記レンズ部と前記透過部材を保持するレンズ部保持部材を有し、
前記透過部材は光軸に対して直交しない位置関係にあり、
前記レンズ部保持部材は前記レンズ部と前記透過部材の間に異物除去開口を有し、
前記異物除去開口は前記透過部材と角度を有して対面する位置関係にあることを特徴とする電子機器。 - 前記レンズ保持部材の、前記レンズ部と前記透過部材の間の、前記異物除去開口が設置されない前記レンズ部の光軸周方向の位置に、異物吸着部材を配置したことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016157A JP2016143926A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016157A JP2016143926A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016143926A true JP2016143926A (ja) | 2016-08-08 |
Family
ID=56570845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015016157A Pending JP2016143926A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016143926A (ja) |
-
2015
- 2015-01-30 JP JP2015016157A patent/JP2016143926A/ja active Pending
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