JP2016143860A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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治彦 森田
忍 加藤
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忍 加藤
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Abstract

【課題】MRAMにおける磁気歪みによる悪影響を抑えることが可能な半導体装置及びその製造方法の提供を目的とする。【解決手段】本発明の半導体装置10では、MRAM55が、基板30のコア基板11に形成されたキャビティ16に収容されている。MRAM55は、基板30の厚さ方向から透視されるとMPU50に全体が重なる位置又はその近傍に配置されている。また、基板30のコア基板11のF面11F側の第1導体層22がS面11S側の第1導体層22よりも厚くなっていて、基板30のうちのコア基板11のF面11F側の導体の総体積がS面11S側の導体の総体積よりも大きくなっている。【選択図】図2

Description

本発明は、基板にMPU(Micro−processing unit)と半導体メモリとが搭載されている半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、DRAM等の揮発性の半導体メモリに代わる不揮発性の半導体メモリとして、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)の開発が行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−023062号公報(段落[0002]、段落[0005]、図5)
しかしながら、MRAMは、DRAMでは問題にならなかった磁気歪みの悪影響を受けることが考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、MRAMにおける磁気歪みによる悪影響を抑えることが可能な半導体装置及びその製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る半導体装置は、基板と、基板に搭載される少なくとも1つのMPUと、基板に搭載されかつMPUに接続される複数のMRAMと、を備える半導体装置であって、MPUは、基板の表面に実装され、複数のMRAMの全ては、基板のうち基板の厚さ方向から透視されるとMPUと重なる部分又はその近傍に内蔵されている。
本発明の第1実施形態に係る半導体装置の平面図 図1のA−A切断面における半導体装置の側断面図 半導体装置のキャビティ周辺の平断面図 半導体装置の製造工程を示す側断面図 半導体装置の製造工程を示す側断面図 半導体装置の製造工程を示す側断面図 半導体装置の製造工程を示す側断面図 半導体装置の製造工程を示す側断面図 半導体装置の製造工程を示す側断面図 基板の反りの概念図 変形例に係る半導体装置のキャビティ周辺の平断面図 変形例に係る半導体装置のキャビティ周辺の平断面図 変形例に係る半導体装置のキャビティ周辺の平断面図 変形例に係る半導体装置のキャビティ周辺の平断面図 変形例に係る半導体装置のキャビティ周辺の平断面図 変形例に係る半導体装置のキャビティ周辺の平断面図
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜9に基づいて説明する。本実施形態の半導体装置10は、例えば、携帯電話、スマートフォン用のマザーボードとして使用されるもので、図1に示すように、基板30に、MPU50、MRAM55、その他の各種電子部品60を搭載してなる。MRAM55とMPU50とは、後述するビア導体21D,23D及び導体層22,24(図2参照)等を介して電気的に接続されている。
図2には、MPU50及びMRAM55が配置された部分で切断された半導体装置10の断面構造が拡大して示されている。同図に示すように、半導体装置10における基板30は、コア基板11の表裏の両面にビルドアップ層20,20を有する構造になっている。コア基板11は、絶縁性部材で構成されている。コア基板11の表側の面であるF面11Fと、コア基板11の裏側の面であるS面11Sとには、導体回路層12がそれぞれ形成されている。また、コア基板11には、複数の導電用貫通孔14が形成されている。各導電用貫通孔14内にはめっきが充填されて複数のスルーホール導電導体15がそれぞれ形成され、それらスルーホール導電導体15によってF面11Fの導体回路層12とS面11Sの導体回路層12との間が接続されている。
コア基板11のF面11F側のビルドアップ層20も、S面11S側のビルドアップ層20も共に、コア基板11側から順番に、第1絶縁樹脂層21、第1導体層22、第2絶縁樹脂層23、第2導体層24を積層してなり、第2導体層24上には、ソルダーレジスト層25が積層されている。
第1絶縁樹脂層21及び第2絶縁樹脂層23には、それぞれ複数のビアホール21H,23Hが形成されている。これらビアホール21H,23H内にめっきが充填されて複数のビア導体21D,23Dが形成されている。そして、第1絶縁樹脂層21のビア導体21Dによって、導体回路層12と第1導体層22との間が接続され、第2絶縁樹脂層23のビア導体23Dによって、第1導体層22と第2導体層24との間が接続されている。
コア基板11のF面11F側の第1導体層22は、S面11S側の第1導体層22よりも厚くなっている。これにより、基板30のうちのコア基板11のF面11F側の導体の総体積がS面11S側の導体の総体積よりも大きくなっている。
ソルダーレジスト層25には、複数のパッド用孔が形成され、第2導体層24の一部がパッド用孔内に位置してパッド26になっている。同図に示すように、基板30のF面30F側の複数のパッド26上には半田バンプ27がそれぞれ形成されていて、MPU50は、これら半田バンプ27群に半田付けされている。
MPU50が基板30に表面実装されているのに対し、MRAM55は、基板30に内蔵されている。詳細には、図3に示すように、コア基板11に4つのキャビティ16が形成されている。これらキャビティ16のうち1つは基板30のうちのMPU50の真下の領域に全体が収まるように配置され、2つは、MPU50の真下の領域に一部が重なるように配置され、残りの一つは、MPU50の真下の領域の近傍でかつMPU50の真下の領域と重ならない位置に配置されている。そして、これら4つのキャビティ16にMRAM55が1つずつ収容されている。つまり、4つのMRAM55が内蔵されている位置は、基板30の厚さ方向から透視されるとMPU50に重なる位置又はその近傍位置となっている。
次に、本実施形態の半導体装置10の製造方法について説明する。まず、基板30は、以下のようにして製造される。
(1)図4(A)に示すように、コア基板11としてエポキシ樹脂又はBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂とガラスクロスなどの補強材からなる絶縁性基材11Kの表裏の両面に、銅箔11Cがラミネートされているものが用意される。
(2)図4(B)に示すように、コア基板11にF面11F側から例えばCO2レーザが照射されて導電用貫通孔14を形成するためのテーパー孔14Aが穿孔される。
(3)図4(C)に示すように、コア基板11のS面11Sのうち前述したF面11F側のテーパー孔14Aの真裏となる位置にCO2レーザが照射されてテーパー孔14Aが穿孔され、それらテーパー孔14A,14Aから導電用貫通孔14が形成される。
(4)無電解めっき処理が行われ、銅箔11C上と導電用貫通孔14の内面に無電解めっき膜(図示せず)が形成される。
(5)図4(D)に示すように、銅箔11C上の無電解めっき膜上に、所定パターンのめっきレジスト33が形成される。
(6)電解めっき処理が行われ、図5(A)に示すように、電解めっきが導電用貫通孔14内に充填されてスルーホール導電導体15が形成されると共に、銅箔11C上の無電解めっき膜(図示せず)のうちめっきレジスト33から露出している部分に電解めっき膜34が形成される。
(7)めっきレジスト33が剥離されると共に、めっきレジスト33の下方の無電解めっき膜(図示せず)及び銅箔11Cが除去され、図5(B)に示すように、残された電解めっき膜34、無電解めっき膜及び銅箔11Cにより、コア基板11のF面11F上に導体回路層12が形成されると共に、コア基板11のS面11S上に導体回路層12が形成される。そして、F面11Fの導体回路層12とS面11Sの導体回路層12とがスルーホール導電導体15によって接続された状態になる。
(8)図5(C)に示すように、コア基板11に、ルーター又はCO2レーザによってキャビティ16が形成される。
(9)図5(D)に示すように、キャビティ16が塞がれるように、PETフィルムからなるテープ90がコア基板11のS面11S上に張り付けられる。
(10)MRAM55が用意される。
(11)図6(A)に示すように、MRAM55がマウンター(図示せず)によってキャビティ16に収められる。
(12)図6(B)に示すように、コア基板11のF面11F上の導体回路層12上に、第1絶縁樹脂層21としてのプリプレグ(心材を樹脂含浸してなるBステージの樹脂シート)と銅箔37が積層されてから、加熱プレスされる。その際、コア基板11のF面11Fの導体回路層12,12同士の間がプリプレグにて埋められ、プリプレグから染み出た熱硬化性樹脂がキャビティ16の内面とMRAM55との隙間に充填される。
(13)図6(C)に示すように、テープ90が除去される。
(14)図6(D)に示すように、コア基板11のS面11S上の導体回路層12上に第1絶縁樹脂層21としてのプリプレグと銅箔37が積層されてから、加熱プレスされる。その際、コア基板11のS面11Sの導体回路層12,12同士の間がプリプレグにて埋められ、プリプレグから染み出た熱硬化性樹脂がキャビティ16の内面とMRAM55との隙間に充填される。
なお、第1絶縁樹脂層21としてプリプレグの代わりに心材を含まない樹脂フィルムを用いてもよい。その場合は、銅箔を積層することなく、樹脂フィルムの表面に、直接、セミアディティブ法で導体回路層を形成することができる。また、第1絶縁樹脂層21として、層間絶縁用フィルム(味の素(株)製:商品名;ABF−45SH)を用いてもよい。
(15)図7(A)に示すように、上記したプリプレグによって形成されたコア基板11の表裏の両側の第1絶縁樹脂層21,21にCO2レーザが照射されて、複数のビアホール21Hが形成される。それら複数のビアホール21Hの一部のビアホール21Hは、導体回路層12上に配置され、他の一部のビアホール21HはMRAM55上に配置される。
(16)無電解めっき処理が行われ、第1絶縁樹脂層21,21上と、ビアホール21H,21H内とに無電解めっき膜(図示せず)が形成される。
(17)図7(B)に示すように、銅箔37上の無電解めっき膜上に、所定パターンのめっきレジスト40が形成される。
(18)電解めっき処理が行われ、図7(C)に示すように、めっきがビアホール21H,21H内に充填されてビア導体21D,21Dが形成され、さらには、第1絶縁樹脂層21,21上の無電解めっき膜(図示せず)のうちめっきレジスト40から露出している部分に電解めっき膜39,39が形成される。
このとき、電解銅めっき液に浸漬されるコア基板11のうちF面11F側の無電解めっき膜に通電される電流がS面11S側の無電解めっき膜に通電される電流よりも大きくなっている。これにより、F面11F側の電解めっき膜39がS面11S側の電解めっき膜39よりも厚くなる。
(19)めっきレジスト40が剥離されると共に、めっきレジスト40の下方の無電解めっき膜(図示せず)及び銅箔37が除去され、図8(A)に示すように、残された電解めっき膜39、無電解めっき膜及び銅箔37により、コア基板11の表裏の各第1絶縁樹脂層21上に第1導体層22が形成される。そして、コア基板11の表裏の各第1導体層22の一部と導体回路層12とがビア導体21Dによって接続されると共に、各第1導体層22の他の一部とMRAM55とがビア導体21Dによって接続された状態になる。
(20)上記した(12)〜(19)と同様の処理により、図8(B)に示すように、コア基板11の表裏の各第1導体層22上に第2絶縁樹脂層23と第2導体層24とが形成されて、各第2導体層24の一部と第1導体層22とがビア導体23Dによって接続された状態になる。なお、本実施形態では、第2導体層24を形成する際の電解めっき処理において、F面11F側の無電解めっき膜に通電される電流とS面11S側の無電解めっき膜に通電される電流とを同じとすることで、F面11F側の第2導体層24とS面11S側の第2導体層24とが同じ厚さになっている。
(21)図8(C)に示すように、コア基板11の表裏の各第2導体層24上にソルダーレジスト層25,25が積層される。
(22)図9(A)に示すように、コア基板11の表裏のソルダーレジスト層25,25の所定箇所にテーパー状のパッド用孔が形成され、コア基板11の表裏の各第2導体層24のうちパッド用孔から露出した部分がパッド26になる。
(23)パッド26上に、ニッケル層、パラジウム層、金層の順に積層されて図9(B)に示した金属膜41が形成される。以上で基板30が完成する。
次に、以下のようにして、基板30にMPU50が実装される。
(1)MPU50が用意される。
(2)基板30の有するパッド26に、半田バンプ27が形成される。
(3)基板30の半田バンプ27群上にMPU50が配置される。
(4)基板30が炉内で加熱され(以下、適宜「リフロー」という)、その後、冷却される。以上で半導体装置10が完成する。
ところで、基板30のリフロー及び冷却を行うと、図10に示す概念図のように、基板30のうちのMPU50の周辺領域SがMPU50を中心に隆起する丘陵形状に反ってしまうことが起こり得る。
この基板30の反りは以下のように生じるものだと考えられる。即ち、基板30に含まれる導体が、基板30の加熱により熱膨張し、基板30の冷却により収縮する。このとき、基板30のF面30F側の導体の収縮がF面30Fに実装されたMPU50により阻害されるため、S面30S側の導体の収縮量がF面30F側の導体の収縮量よりも大きくなる。この導体の収縮量の差により、基板30のうちのMPU50の周辺領域SがF面30F側に向かって突出した丘陵形状となると考えられる。
また、リフロー及び冷却後の基板30においては、図10に示すように、MPU50が配置される部分の反りが比較的小さくなる一方、その外方部分の反りが比較的大きくなると考えられる。
ここで、仮にMRAM55を基板30のうちの反りが大きい領域に配置すると、基板30の反りによりMRAM55が変形してMRAM55内で磁気歪みが発生し、MRAM55が磁気歪みによる悪影響を受けるという不具合が生じることが考えられる。これに対し、本実施形態の半導体装置10では、MRAM55が、基板30のうちの、反りが比較的小さいMPU50の下方領域(つまり、基板30の厚さ方向から透視されたときにMPU50に重なる位置)又はその近傍に内蔵されているため、MRAM55が基板30の反りの影響を受けることを抑制することができ、MRAM55における磁気歪みによる悪影響を抑えることができる。
また、本実施形態では、上述したように、基板30のF面30F側の導体の総体積が、S面30S側の導体の総体積よりも大きくなっているため、F面30F側の導体の収縮量をS面30S側の導体の収縮量に近づけることができ、基板30が丘陵形状に反ることを緩和することができる。これによっても、MRAM55が基板30の反りの影響を受けることを抑制することができ、MRAM55における磁気歪みによる悪影響を抑えることができる。また、F面30F側の導体の総体積とS面30S側の導体の総体積とが第1導体層22の厚さにより調整されているので、回路パターンの変更を行わなくてもよい。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、基板30のF面30F側の導体の総体積とS面30S側の導体の総体積とを異ならせるために、F面30F側とS面30S側とで導体層の厚さを異ならせていたが、導体層の厚さを等しくし、残銅率(即ち、回路パターンの面積/総面積)を異ならせる構成であってもよい。また、導体層の厚さと残銅率との両方を異ならせる構成であってもよい。
(2)上記実施形態では、基板30のF面30F側とS面30S側とにおいて厚さが異なる導体層が第1導体層22であったが、第2導体層24であってもよい。また、第1導体層22と第2導体層24との両方で厚さを異ならせてもよい。さらに、導体回路層12の厚さを異ならせてもよい。
(3)上記実施形態では、基板30の厚さ方向から透視されるとMPU50と全体が重なるMRAM55が1つ設けられていたが、図11及び図12に示すように、MPU50の全体と重なるMRAM55が設けられていなくてもよい。
(4)上記実施形態では、4つのMRAM55がそれぞれ別個のキャビティ16に収容されていたが、図13(A),(B)に示すように1つのキャビティ16にまとめて収容されていてもよい。このとき、図13(B)に示すように、キャビティ16内にMRAM55同士の接触を防ぐ突起16Tが形成されていてもよい。
(5)上記実施形態では、キャビティ16の平面形状がMRAM55の平面形状に対応した四角形をなしていたが、キャビティ16の平面形状とMRAM55の平面形状とが異なっていてもよい。例えば、キャビティ16の平面形状が楕円形等であってもよい。
(6)MPU50とMRAM55との平面形状は、正方形であってもよい。
(7)上記実施形態では、MPU50と接続されるMRAM55の数が4つであったが、これ以外の数(例えば、図14に示すように9つ、図15に示すように2つ)であってもよい。
(8)上記実施形態では、MRAM55がMPU50よりも小さかったが、MPU50と同じ大きさであってもよいし、MPU50より大きくてもよい。
(9)図16に示すように、基板30の厚さ方向から透視されるとMPU50と4つのMRAM55の全体が重なる配置になっていてもよい。
(10)上記実施形態では、半導体装置10がコア基板11を有していたが、コア基板を有さないコアレス構造であってもよい。
(11)上記実施形態では、キャビティ16が貫通孔であったが、凹部であってもよい。
(12)MRAM55を、MPU50の周辺領域SのうちMPU50の対角線L(図10参照)の延長線と重ならない位置に配置すれば、MRAM55が基板30の反りの影響を受けることをより抑制することができ、MRAM55における磁気歪みによる悪影響をより効果的に抑えることができる。
10 半導体装置
11 コア基板
21 第1絶縁樹脂層
22 第1導体層
23 第2絶縁樹脂層
24 第2導体層
27 半田バンプ
30 基板
50 MPU
55 MRAM

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板に搭載される少なくとも1つのMPUと、
    前記基板に搭載されかつ前記MPUに接続される複数のMRAMと、を備える半導体装置であって、
    前記MPUは、前記基板の表面に実装され、
    前記複数のMRAMの全ては、前記基板のうち前記基板の厚さ方向から透視されると前記MPUと重なる部分又はその近傍に内蔵されている。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記基板は、コア基板と、前記コア基板の表裏に積層されるビルドアップ層と、を有してなり、
    前記MPUが搭載されている一方側の前記ビルドアップ層に含まれる導体の総体積が、他方側の前記ビルドアップ層に含まれる導体の総体積より大きい。
  3. 請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記一方側のビルドアップ層に含まれる導体層が、前記他方側のビルドアップ層に含まれる導体層より厚い。
  4. 請求項2又は3に記載の半導体装置であって、
    前記一方側のビルドアップ層に含まれる導体層の導体占有面積が、前記他方側のビルドアップ層に含まれる導体層の導体占有面積より大きい。
  5. 請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の半導体装置であって、
    前記基板は、コア基板と、前記コア基板の表裏に積層されるビルドアップ層と、を有してなり、
    前記複数のMRAMの全ては、前記コア基板に形成されているキャビティに収容されている。
  6. 基板と、前記基板に搭載される少なくとも1つのMPUと、前記基板に搭載されかつ前記MPUに接続される複数のMRAMと、を備える半導体装置の製造方法であって、
    前記MPUを前記基板の表面に実装することと、
    前記複数のMRAMの全てを、前記基板のうち前記基板の厚さ方向から透視されると前記MPUと重なる部分又はその近傍に内蔵することとを行う。
  7. 請求項6に記載の半導体装置の製造方法であって、
    コア基板の表裏にそれぞれビルドアップ層を形成することと、
    前記MPUが搭載される一方側の前記ビルドアップ層に含まれる導体の総体積を、他方側の前記ビルドアップ層に含まれる導体の総体積より大きくすることとを行う。
  8. 請求項7に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記一方側のビルドアップ層と前記他方側のビルドアップ層とにそれぞれ含まれる絶縁層に無電解めっき層をそれぞれ積層することと、
    めっき液に前記コア基板を浸漬して、前記一方側のビルドアップ層の前記無電解めっき層に通電する電流を、前記他方側のビルドアップ層の前記無電解めっき層に通電する電流より大きくして、それぞれの無電解めっき層の上に電解めっき層を積層することとを行う。
  9. 請求項7又は8に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記一方側のビルドアップ層に含まれる導体層の導体占有面積を、前記他方側のビルドアップ層に含まれる導体層の導体占有面積より大きくする。
  10. 請求項6乃至9の何れか1の請求項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    コア基板の表裏にそれぞれビルドアップ層を形成することと、
    前記複数のMRAMの全てを、前記コア基板に形成されているキャビティに内蔵することとを行う。
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