JP2016143169A - デバイスモニタ装置及びデバイスモニタ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のデバイスの状態を直感的に把握できる形態で表示することが可能なデバイスモニタ装置及びデバイスモニタ方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るデバイスモニタ装置は、外部機器を制御するための制御プログラムを周期的に実行するとともに該制御プログラムにより参照される記憶領域であるデバイスを含むデータメモリを備えたプログラマブルコントローラとデータ通信することが可能であり、データメモリ内のデバイス値を時系列的に表示する。プログラマブルコントローラのデータメモリから複数のデバイスそれぞれのデバイス値を取得し、デバイスごとに記憶する。記憶されているデバイス値に基づくデバイス波形をデバイスごとに表示する。デバイス波形のデバイス値と所定の基準値とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、PLCの動作状態をユーザが視認可能に表示するデバイスモニタ装置及びデバイスモニタ方法に関する。
プログラマブルコントローラ(以下、PLC)は、FA(Factory Automation)制御システムにおいて広く使用されているシーケンス制御装置であり、ラダープログラムと呼ばれる専用プログラムに従って動作する。また、PLCは、ラダープログラムを実行する運用モード(いわゆるRUNモード)と、ラダープログラムを実行しない非運用モード(いわゆるPROGRAMモード)とがあり、運用モード中は、ラダープログラムのスキャンが繰り返される。
ラダープログラムは、ユーザによって作成された後、PLCに転送される。ラダープログラムのデバッグを行うためには、運用モード中におけるPLC内部のデータの変化を目視で確認できることが望ましい。このため、PLCにデバイスモニタ装置を接続し、運用モード中のPLCから、内部のデータをリアルタイムで取得して表示している。
例えば特許文献1では、平均書込速度と送信速度を含む平均読出速度との速度差に起因して生じるデータ欠落部分を効果的に埋め合わせることが可能なPLC動作表示システムが開示されている。特許文献1では、表示対象として指定されたデバイスごとにデバイス値に基づいて時系列的にデバイス波形が表示される。
特開2008−287559号公報
デバイスモニタ装置に表示されるデバイス波形は、デバイス値に応じて連続的に変化する1本の直線で表示される。そのため、画面中に複数のデバイス波形が並んで表示される場合、各デバイス波形から各デバイスの状態を直感的に把握することが困難であるという問題点があった。
例えば、デバイス値が0であるデバイス波形と、デバイス値が100であるデバイス波形とが並んで表示される場合、あるいはデバイス値が30であるデバイス波形と、デバイス値が70であるデバイス波形とが並んで表示される場合等、使用者が見た瞬間に、デバイス値の大小を直感的に把握することはできない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、複数のデバイス波形から複数のデバイスの状態を直感的に把握できる形態で表示することが可能なデバイスモニタ装置及びデバイスモニタ方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係るデバイスモニタ装置は、外部機器を制御するための制御プログラムを周期的に実行するとともに該制御プログラムにより参照される記憶領域であるデバイスを含むデータメモリを備えたプログラマブルコントローラとデータ通信することが可能であり、前記データメモリ内のデバイス値を時系列的に表示するデバイスモニタ装置において、前記プログラマブルコントローラの前記データメモリから複数のデバイスそれぞれのデバイス値を取得する取得手段と、取得したデバイス値をデバイスごとに記憶する記憶手段と、記憶されているデバイス値に基づくデバイス波形をデバイスごとに表示する波形表示手段とを備え、前記デバイス波形のデバイス値と所定の基準値とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行う強調表示手段を備えることを特徴とする。
また、第2発明に係るデバイスモニタ装置は、第1発明において、前記基準値をデバイスごとに記憶する基準値記憶手段を備えることが好ましい。
また、第3発明に係るデバイスモニタ装置は、第1又は第2発明において、前記基準値の設定をデバイスごとに受け付ける基準値受付手段を備えることが好ましい。
また、第4発明に係るデバイスモニタ装置は、第1乃至第3発明のいずれか1つにおいて、前記基準値は、デバイスごとに設定されている基準デバイス値であることが好ましい。
また、第5発明に係るデバイスモニタ装置は、第1乃至第3発明のいずれか1つにおいて、前記基準値は、デバイスごとに設定されている基準デバイス波形を示す複数のサンプリング値であることが好ましい。
また、第6発明に係るデバイスモニタ装置は、第1乃至第5発明のいずれか1つにおいて、前記強調表示手段は、時系列的にデバイス値が欠落していない部分について強調表示を行うことが好ましい。
また、第7発明に係るデバイスモニタ装置は、第1乃至第5発明のいずれか1つにおいて、前記デバイス値と前記基準値とを比較する比較手段を備え、前記強調表示手段は、前記比較手段の比較結果に応じて強調表示を行うことが好ましい。
また、第8発明に係るデバイスモニタ装置は、第7発明において、前記比較手段の比較結果に応じて前記デバイス波形に対応する多角形からなる図形を生成する図形生成手段を備え、前記強調表示手段は、生成された図形を前記デバイス波形と対応付けて表示することが好ましい。
また、第9発明に係るデバイスモニタ装置は、第8発明において、生成された前記図形が他のオブジェクトと重なり合って表示される場合、重なり合って表示される他のオブジェクトを透過して表示することが好ましい。
また、第10発明に係るデバイスモニタ装置は、第1乃至第9発明のいずれか1つにおいて、前記デバイス波形を表示する画面上の位置の設定を受け付ける表示位置設定受付手段を備えることが好ましい。
また、第11発明に係るデバイスモニタ装置は、第1乃至第10発明のいずれか1つにおいて、表示されたデバイス波形の上下で異なる態様で強調表示を行うことが好ましい。
次に、上記目的を達成するために第12発明に係るデバイスモニタ方法は、外部機器を制御するための制御プログラムを周期的に実行するとともに該制御プログラムにより参照される記憶領域であるデバイスを含むデータメモリを備えたプログラマブルコントローラとデータ通信することが可能であり、前記データメモリ内のデバイス値を時系列的に表示するデバイスモニタ装置で実行することが可能なデバイスモニタ方法において、前記デバイスモニタ装置は、前記プログラマブルコントローラの前記データメモリから複数のデバイスそれぞれのデバイス値を取得する工程と、取得したデバイス値をデバイスごとに記憶する工程と、記憶されているデバイス値に基づくデバイス波形をデバイスごとに表示する工程とを含み、前記デバイス波形のデバイス値と所定の基準値とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行うことを特徴とする。
また、第13発明に係るデバイスモニタ方法は、第12発明において、前記デバイスモニタ装置は、前記基準値をデバイスごとに記憶することが好ましい。
また、第14発明に係るデバイスモニタ方法は、第12又は第13発明において、前記デバイスモニタ装置は、前記基準値の設定をデバイスごとに受け付けることが好ましい。
また、第15発明に係るデバイスモニタ方法は、第12乃至第14発明のいずれか1つにおいて、前記基準値は、デバイスごとに設定されている基準デバイス値であることが好ましい。
また、第16発明に係るデバイスモニタ方法は、第12乃至第14発明のいずれか1つにおいて、前記基準値は、デバイスごとに設定されている基準デバイス波形を示す複数のサンプリング値であることが好ましい。
また、第17発明に係るデバイスモニタ方法は、第12乃至第16発明のいずれか1つにおいて、前記デバイスモニタ装置は、時系列的にデバイス値が欠落していない部分について強調表示を行うことが好ましい。
また、第18発明に係るデバイスモニタ方法は、第12乃至第16発明のいずれか1つにおいて、前記デバイスモニタ装置は、前記デバイス値と前記基準値とを比較する工程を含み、比較結果に応じて強調表示を行うことが好ましい。
また、第19発明に係るデバイスモニタ方法は、第18発明において、前記デバイスモニタ装置は、比較結果に応じて前記デバイス波形に対応する多角形からなる図形を生成する工程を含み、生成された図形を前記デバイス波形と対応付けて表示することが好ましい。
また、第20発明に係るデバイスモニタ方法は、第19発明において、前記デバイスモニタ装置は、生成された前記図形が他のオブジェクトと重なり合って表示される場合、重なり合って表示される他のオブジェクトを透過して表示することが好ましい。
また、第21発明に係るデバイスモニタ方法は、第12乃至第20発明のいずれか1つにおいて、前記デバイスモニタ装置は、前記デバイス波形を表示する画面上の位置の設定を受け付けることが好ましい。
また、第22発明に係るデバイスモニタ方法は、第12乃至第21発明のいずれか1つにおいて、前記デバイスモニタ装置は、表示されたデバイス波形の上下で異なる態様で強調表示を行うことが好ましい。
第1発明及び第12発明では、プログラマブルコントローラのデータメモリから複数のデバイスそれぞれのデバイス値を取得し、取得したデバイス値をデバイスごとに記憶し、記憶されているデバイス値に基づくデバイス波形をデバイスごとに表示する。デバイス波形のデバイス値と所定の基準値とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行う。これにより、画面中に複数のデバイス波形が並んで表示される場合であっても、デバイス値と基準値との差分としてデバイス波形が表示されるので、各デバイス波形から対応するデバイスの状態を直感的に把握することが容易となる。なお、データメモリは記憶領域が複数の小領域に分割されており、分割された小領域を「デバイス」と呼ぶ。また、ラダープログラムにより、デバイスに格納されたデータ(デバイス値)に関する演算処理が実行される。
第2発明及び第13発明では、基準値をデバイスごとに記憶しているので、デバイスごとにデバイス値が基準値より大きいのか小さいのかを明確に表示することが可能となる。
第3発明及び第14発明では、基準値の設定をデバイスごとに受け付けるので、デバイスごとにデバイス値の変化を表示するのに適切な基準値を設定することが可能となる。
第4発明及び第15発明では、基準値が、デバイスごとに設定されている基準デバイス値であるので、特に設定を受け付けることなくデバイス値と基準値との差分を算出することが可能となる。
第5発明及び第16発明では、基準値が、デバイスごとに設定されている基準デバイス波形を示す複数のサンプリング値(デバイス値)であるので、基準デバイス波形に対するデバイス波形の差分を算出することができる。
第6発明及び第17発明では、時系列的にデバイス値が欠落していない部分について強調表示を行うので、デバイス値が欠落している部分が明確に表示される。
第7発明及び第18発明では、デバイス値と基準値とを比較した比較結果に応じて強調表示を行うので、画面中に複数のデバイス波形が並んで表示される場合であっても、各デバイスの状態を直感的に把握することが容易となる。
第8発明及び第19発明では、比較結果に応じてデバイス波形に対応する多角形からなる図形を生成し、生成された図形をデバイス波形と対応付けて表示するので、画面中に複数のデバイス波形が並んで表示される場合であっても、各デバイスの状態を直感的に把握することが容易となる。
第9発明及び第20発明では、生成された図形が他のオブジェクトと重なり合って表示される場合、重なり合って表示される他のオブジェクトを透過して表示するので、デバイス値自体を確認しながらデバイス波形を確認することが可能となる。
第10発明及び第21発明では、デバイス波形を表示する画面上の位置の設定を受け付けることができるので、所望の位置にデバイス波形を表示することが可能となる。
第11発明及び第22発明では、表示されたデバイス波形の上下で異なる態様で強調表示を行うので、基準値に対して大きいのか、あるいは小さいのか、一目で確認することが可能となる。
本発明によれば、画面中に複数のデバイス波形が並んで表示される場合であっても、基準値との差分としてデバイス波形が表示されるので、各デバイス波形から対応するデバイスの状態を直感的に把握することが容易となる。
本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置を用いたプログラマブルコントローラの動作表示システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置と接続されているPLCの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置の、CPU等の制御部を用いた場合の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置の機能を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置のデバイス波形の強調表示の例示図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置のデバイス波形の強調表示の画面の例示図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置のデバイス波形の強調表示の他の画面の例示図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置のデバイス波形の強調表示のデータ欠落時の画面の例示図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置のデバイス波形の強調表示に移動平均を用いる場合の画面の例示図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置のデバイス波形の強調表示に移動平均を用いる場合の他の画面の例示図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置のデバイス波形の強調表示に過去データを用いる場合の画面の例示図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置のデバイス波形の強調表示にグラデーションを用いる場合の画面の例示図である。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置に接続されたPLCのCPUのデバイス値取得の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置の制御部のデバイス値取得の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置の制御部のデバイス波形表示制御の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るデバイスモニタ装置の機能を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るデバイスモニタ装置のデバイス波形の表示方法を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係るデバイスモニタ装置の制御部のデバイス波形表示制御の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係るデバイスモニタ装置について、図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置を用いたプログラマブルコントローラ(Programmable Logic Controller:以下、PLC)の動作表示システムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態1では、PLC1にデバイスモニタ装置2が接続されている。
PLC1は、各種のセンサ、リレー接点、エンコーダ、スイッチ等の入力装置3と、モータ、ランプ、ソレノイド等の出力装置4とも接続されており、入力装置3からの入力信号に基づいて、出力装置4への出力信号を生成する。PLC1の動作は、PLC1内に記憶されているラダープログラムによって決定される。
より具体的には、PLC1は、PLC1全体の制御を司るCPUユニットと、CPUユニットに着脱可能に接続される一又は複数の拡張ユニットとで構成されている。CPUユニットは、表示部及び操作部を備える。表示部は、CPUユニットに接続されている各拡張ユニットの動作状況等を表示し、表示部の表示内容は、操作部を操作することにより切り替えることができる。表示部には、通常、ラダープログラムにより参照されるデバイスの現在値(デバイス値)、PLC1内で生じたエラー情報等が表示される。つまり、CPUユニットは、操作部を介したユーザ操作に基づいて、表示部に所望のデバイス値を表示させたり、そのデバイス値を他の値(ユーザの所望の値)に変更(編集)したりする機能を有する。
PLC1の動作モードは、ユーザによって運用モード又は非運用モードに切り替えられる。運用モード時には、ラダープログラムが周期的に繰り返し実行され、非運用モード時には、ラダープログラムの実行は停止している。
デバイスモニタ装置2は、動作モード中のPLC1内のデバイス値をリアルタイムで読み出し、波形表示するための端末装置である。専用の端末装置であっても良いし、パーソナルコンピュータに専用ソフトウェアをインストールすることによって実現しても良い。デバイスモニタ装置2を用いて、監視対象となるデバイスを予め指定しておくことにより、動作モード中のPLC1から、指定したデバイスに関し、時系列的に変化するデバイス値を繰り返し読み出して画面表示する。なお、本実施の形態1では、デバイスモニタ装置2はPLC1のCPUユニット(以下、CPU)に接続される構成としているが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、PLC1の拡張ユニットに接続される構成としても良い。
図2は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2と接続されているPLC1の構成例を示すブロック図である。本実施の形態1に係るPLC1は、CPU10、プログラム実行部101、デバイスメモリ102、入力処理部103、出力処理部104、データ書込部105、データ送信部107及びモニタリングメモリ106、トレース設定部110により構成される。PLC1のトレース設定部110は、監視対象となるデバイスの設定、デバイス値を取得する周期の設定等を受け付ける。プログラム実行部101は、記憶されているラダープログラム8に基づいて、デバイスメモリ(データメモリ)102を参照して演算処理を実行し、演算処理結果をデバイスメモリ102に記憶する。なお、デバイスメモリ102には、外部機器から取得したデータが記憶されている。
記憶されているラダープログラム8は、複数の命令コードからなり、シーケンス制御の手順を規定しているプログラムである。ラダープログラム8は、図示しないプログラム作成装置を用いてユーザによって作成され、PLC1へ転送されている。
プログラム実行部101は、記憶されているラダープログラム8に基づいて演算処理を実行する。演算処理は、デバイスメモリ102を参照して行われ、演算処理結果もデバイスメモリ102に記憶される。運用モード時には、プログラム実行部101によって、ラダープログラム8が周期的に繰り返し実行される。ラダープログラム8を1回実行することを「スキャン」と呼び、運用モード中はラダープログラム8のスキャンが繰り返される。一方、非運用モード時には、ラダープログラム8のスキャンは停止される。
デバイスメモリ102は、記憶領域が複数の小領域に分割されている。分割された小領域を「デバイス」と呼び、1つのデバイスは、通常、1ビット又は1ワード若しくは複数ワードの記憶容量からなる。換言すれば、例えばオン/オフのように1ビットのデバイス値を記憶する記憶領域(仮想記憶領域)であるデバイスをリレーデバイスと呼び(ビットデバイスとも呼ぶ)、アナログ値‘150’のように1ワード若しくは複数ワードのデバイス値(アナログ値)を記憶する記憶領域(仮想記憶領域)であるデバイスをワードデバイスと呼ぶ。ラダープログラム8には、参照すべきデバイスが記述されているとともに、デバイスに格納されたデータ(デバイス値)に関する演算処理が記述されている。つまり、ラダープログラム8には、デバイスメモリ102からデバイス値を読み出し、読み出したデバイス値に基づいて演算処理を行い、演算結果をデバイスメモリ102にデバイス値として書き込む手順が記述されている。
入力装置3からの入力信号、及び出力装置4への出力信号は、デバイスメモリ102内のデバイスに予め割り当てられている。そして、入力信号が変化した場合、当該入力信号に対応するデバイスのデバイス値が変化し、出力信号に対応付けられたデバイスのデバイス値が変化した場合、当該出力信号が変化する。また、ラダープログラム8がPLC1の内部状態を保持するために使用するデバイスは、仮想リレーと呼ばれている。なお、入力装置3からの入力信号に対応するデバイス値が格納されるデバイスを入力デバイスと呼び、出力装置4への出力信号に対応するデバイス値が格納されるデバイスを出力デバイスと呼ぶ。
入力処理部103は、入力装置3からの入力信号を監視し、入力信号の状態をデバイスメモリ102内のデバイス値に反映させる。斯かる入力処理は、ラダープログラム8のスキャン周期に同期して行われ、例えば、プログラム実行部101によるラダープログラム8の実行前に行われる。
出力処理部104は、デバイスメモリ102内のデバイス値を出力装置4への出力信号の状態に反映させる。斯かる出力処理は、ラダープログラム8のスキャン周期に同期して行われ、例えば、プログラム実行部101によるラダープログラム8の実行後に行われる。
データ書込部105は、監視対象に指定されたデバイスについて、デバイス値をデバイスメモリ102から読み出し、モニタリングメモリ106へ書き込む。斯かるデータ書込処理は、スキャン周期に同期して、ラダープログラム8の実行後であって入力処理の実行前に行われる。つまり、運用モード中は、監視対象のデバイスのデバイス値が、モニタデータとしてスキャンごとにモニタリングメモリ106へ書き込まれていく。
データ送信部107は、デバイスモニタ装置2からのデータ読出要求に基づいて、モニタリングメモリ106内のモニタデータを読み出してデバイスモニタ装置2へ送信する。ここでは、一定量(例えば4KB)のデータをまとめて読み出し、デバイスモニタ装置2へ出力しているものとする。
モニタリングメモリ106は、データ書込部12によって書き込まれたデータを記憶する。モニタリングメモリ106には、例えばリングバッファが用いられる。リングバッファとは、連続する有限のメモリ空間の両端を仮想的につないで、無限に連続するメモリ空間として使用するバッファである。例えば、アドレスを順にインクリメントしてアクセスしていく場合、最後のアドレスに対しアクセスした後は、再び最初のアドレスに戻り、当該最初のアドレスに対しアクセスするという使い方がなされる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2の、CPU等の制御部を用いた場合の構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2は、少なくとも制御部(CPU)21、メモリ22、ハードディスク等の記憶装置23、I/Oインタフェース24、ビデオインタフェース25、通信インタフェース26、可搬型ディスクドライブ27及び上述したハードウェアを接続する内部バス28で構成されている。
制御部21は、内部バス28を介してデバイスモニタ装置2の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部の動作を制御するとともに、記憶装置23に記憶しているコンピュータプログラム100に従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。メモリ22は、SRAM、SDRAM等の揮発性メモリで構成され、コンピュータプログラム100の実行時にロードモジュールが展開され、コンピュータプログラム100の実行時に発生する一時的なデータ等を記憶する。また、メモリ22は記憶領域が、PLC1のデバイスと同じ大きさの複数の小領域(以下、デバイス)に分割されている。
記憶装置23は、内蔵される固定型記憶装置(ハードディスク)、ROM等で構成されている。記憶装置23に記憶しているコンピュータプログラム100は、プログラム及びデータ等の情報を記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体90から、可搬型ディスクドライブ27によりダウンロードされ、実行時には記憶装置23からメモリ22へ展開して実行される。もちろん、通信インタフェース26を介してネットワークに接続されている外部のコンピュータからダウンロードされたコンピュータプログラムであっても良い。
I/Oインタフェース24は、キーボード241、マウス242等の入力装置と接続され、データの入力を受け付ける。また、ビデオインタフェース25は、CRTモニタ、LCD等の表示装置251と接続され、所定の画像を表示する。
通信インタフェース26は内部バス28に接続されており、インターネット、LAN、WAN等の外部のネットワークに接続されることにより、外部のコンピュータ等とデータ送受信することが可能となっている。また、通信線を介してPLC1へデータ送受信することが可能となっている。
図4は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2の機能を示す機能ブロック図である。図4において、デバイスモニタ装置2のデバイス値取得部201は、PLC1へデータ読出要求を送信し、PLC1内のモニタリングメモリ106からモニタデータを取得する。デバイス値記憶部202は、PLC1から取得したモニタデータをデバイスごとにメモリ22に記憶する。
波形表示部203は、メモリ22に記憶されているモニタデータを時系列的に表示する。波形表示部203は、監視対象に指定されたデバイス221ごとに波形を表示する。言い換えると、波形表示部203は、記憶されているデバイス値に基づいて、複数のデバイス値を時系列的に並べて表示することで、デバイス値の点列を含むデバイス波形をデバイスごとに表示する(詳細は後述するとおり、デバイス波形では各点の間は線形補間されている)。
波形表示部203は、強調表示部204を備えている。強調表示部204は、デバイス波形のデバイス値と所定の基準値とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行う。具体的には、事前にデバイスごとの所定の基準値を基準値記憶部206により記憶しておき、デバイス波形のデバイス値との差分に応じて強調表示する。本実施の形態1では、基準値は、固定値‘0’として事前に記憶されている。これにより、ユーザが基準値の設定作業をすることは不要になり、強調表示の使い勝手を高めることができる。なお、例えば図4の機能ブロック図に例示しているように、基準値受付部205を設けておき、デバイスごとに基準値の設定を受け付けても良い。これにより、ユーザは、所望の基準値を設定することができる。
その他の変形例として、記憶されている基準値としては、デバイスごとに設定されている基準デバイス値(‘0’等)であっても良い(つまり、デバイス値に対応付けた基準値を設定するようにしても良い)。基準デバイス値との変化度合としてデバイス波形を表示することができるからである。また、記憶されている基準値としては、本実施の形態1のように固定値‘0’以外にも、デバイス値の範囲の上限値を基準値とすることも可能である。例えば、ビットデバイスの場合には、デバイス値として‘0’又は‘1’を基準値として採用できるが、上限値の‘1’を基準値としても良い。また、ワードデバイスの場合には、例えば上限値が‘100’であるとき、上限値‘100’を基準値としても良い。
図4に示す強調表示部204は、繰り返し述べるが、デバイス波形のデバイス値と所定の基準値とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行う機能を有している。ここで「両者の差分に応じた」とあるが、本実施の形態1では、デバイス値が固定値‘0’からどの程度離れているのかに応じて、強調表示を行うようにしている。詳細は図5を用いて詳述するが、本実施の形態1では、例えば基準値以上でデバイス値以下の領域、つまり、デバイス波形の下方領域を半透明に塗り潰す強調表示を行っている。
例えばデバイス値が‘5’であれば、固定値‘0’からデバイス値‘5’までの間を塗り潰し、デバイス値が‘10’であれば、固定値‘0’からデバイス値‘10’までの間を塗り潰している。要するに、各デバイス値が固定値‘0’からどの程度離れているかに応じて、離れている部分を塗り潰す表示処理をしている。このように、固定値‘0’から各デバイス値までの間を塗り潰す、といった表示処理をすることで、演算処理が高負荷になるのを防ぎつつ、強調表示を行うことができる。デバイス値が‘0’の場合には、固定値‘0’からデバイス値‘0’までの間を塗り潰すことはできないので、強調表示は行わない。
なお、各デバイス値から固定値の差分を算出する処理(例えばデバイス値‘10’、固定値‘0’の場合、10−0=10)を行い、算出された差分に応じて強調表示をしても良い。例えば、塗り潰す部分に対応する半透明図形を表示する場合には、半透明図形の図形を生成するために(つまり、図形の高さを計算するために)、各デバイス値と固定値との差分を算出するようにしても良い。
また、デバイスモニタ装置2は、図4に示すように、デバイス値と基準値とを比較する比較部207を備えても良く、強調表示部204は、比較部207における比較結果に応じて強調表示を行っても良い。比較部207を備えることにより、単純な差分表示だけでなく、例えばデバイス値が基準値より大きい場合と小さい場合とで表示態様を変えて表示することもできる。具体的には、表示されたデバイス波形の上下で異なる態様で強調表示を行うことにより、デバイス値が基準値より大きいか、小さいかを一目で判別することができる。このように、デバイス値と基準値との比較結果に応じて強調表示を行うことも、「両者の差分に応じた」強調表示を行う概念に含まれる。要するに、「両者の差分に応じた」とは、各デバイス値と固定値との間で、本実施の形態1のように、単に固定値からデバイス値までの間を塗り潰すような表示処理をするもの、他にも、差分を算出して、算出した差分に応じて表示処理をするもの、比較処理を行って、比較結果に応じて表示処理をするもの等、各種表示処理が含まれる概念である。
図5は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2のデバイス波形の強調表示の例示図である。図5(a)は、オン/オフなどの1ビットのデバイス値を記憶するビットデバイスのデバイス波形の強調表示についての例示図であり、図5(b)は、アナログ値などのデバイス値を記憶するワードデバイスのデバイス波形の強調表示についての例示図である。図5(a)の例では、3つのデバイス波形A、B、Cが並んで表示されている。デバイス波形Bがオフ状態、すなわちデバイス値‘0’を示している。この場合、デバイス波形Bについては強調表示されない。また、デバイス波形Cについては、デバイス値として、オン(=1)とオフ(=0)が交互に切り替わっている。
図5(a)において、デバイス波形A、Cには、デバイス値が1のときの下部にハッチング領域81、82が強調表示されている。これにより、デバイス波形A、Cは、特定の区間でデバイス値として‘1’となっており、デバイス波形Bは、その特定の区間でデバイス値が常時‘0’となっていることが分かる。このように、デバイス値として‘0’か‘1’のいずれかであるビットデバイスを考えた場合、デバイス値が‘1’となる区間があるか否か、つまりデバイスの状態を直感的に把握することができる。
次に、図5(b)において、デバイス波形B’は特定の区間で常に‘0’であるが、デバイス波形A’とC’は、その特定の区間で‘0’ではない値となっている。加えて、デバイス波形C’のハッチング領域82’の方が、デバイス波形A’のハッチング領域81’よりも広い(大きい)ことが画面表示から直感的に確認でき、直線状のデバイス波形が縦に複数並んで表示されているだけでは判別し難いデバイス値の大小を判断することができる。
また、デバイス波形B’にはハッチング領域が存在しないので、デバイス波形B’が基準値(固定値‘0’)であることも直感的に判断することができる。したがって、図5(b)の例では、デバイス値は、デバイス波形B’<デバイス波形A’<デバイス波形C’であることが画面表示だけから読み取ることが可能となる。
なお、図5(a)において、基準値を固定値‘0’としているため、強調表示の態様として、ハッチング領域81、82があるか否かの2段階表示となっているが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、例えば、2つの基準値を設けて、3段階表示となるようにしても良い。具体的には、基準値を固定値‘0’及び固定値‘0.5’の2つとし、強調表示として、デバイス値が‘0’〜‘0.5’のときと、デバイス値が‘0.5’〜‘1’のときとで表示態様を変えても良い。要するに、複数の基準値を設け、複数段階で強調表示するようにしても良い。
図6は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2のデバイス波形の強調表示の画面の例示図である。図6に示すように、デバイス波形表示領域31に、監視対象となるデバイスのデバイス波形が並べて表示されている。より具体的には、デバイス波形表示領域31に表示する対象のデバイスを選択する選択画面(図示せず)を表示させる。ユーザは、その選択画面上で、デバイス「MR00000」、「MR00001」、「MR00002」、「CR2004」、「EM00000」、「EM00001」を選択する。すると、図6の左欄に、選択したデバイスが一覧で表示される。また、各デバイスの左方にはチェックボックスが設けられ、ユーザがチェックを外したデバイスについてはデバイス波形表示領域31での表示が非表示となる。
図6では、選択された全てのデバイスについてチェックが入っており、「MR00000」、「MR00001」、「MR00002」、「CR2004」、「EM00000」、「EM00001」の各デバイス波形が上から順番にデバイス波形表示領域31に表示されている。デバイス波形の右方には、デバイス名称を示すインジケータが表示されており、ユーザは、デバイス波形表示領域31上にて、インジケータ(又はデバイス波形そのもの)をドラッグアンドドロップすることにより、インジケータに対応するデバイス波形の表示位置を自由に変更することができる。例えば、デバイス「MR00000」のインジケータをドラッグし、そのまま下方に移動させ、「MR00000」のデバイス波形と「CR2004」のデバイス波形とを重ね合わせることも可能である。
本実施の形態1では、詳細は後述するように、デバイス値=‘0’(固定値)を所定の基準値としており、基準値とデバイス値との間の領域(ハッチング部)93が透過性を有するようになっている(半透過の状態。デバイス波形の包絡線については透過性の有無は問わない)。そのため、「MR00000」のデバイス波形と「CR2004」のデバイス波形とを重ね合わせた場合、例えば両者のオン/オフのタイミング(タイミングのずれがあるか否か等)を比較しやすい。
なお、表示されているデバイス波形の縦軸はデバイス値を、横軸はスキャン回数を示している。例えば図6では、横軸について、左から‘12800’、‘13200’,‘13600’、‘14000’、‘14400’と表示されており、この近辺のスキャン回数におけるデバイス波形が表示されている。これにより、ラダープログラムのロジックチェックを行うことができる。例えばデバイス値が変化しない場合、デバイス波形32は直線状に表示される。
図6では、右下方に「200pts/Div」と表示されており、これは、横軸1区間でデバイス値を200点表示させる例を示している。この1区間でデバイス値を何点表示させるかについては、図示しない設定画面にて変更することができる。例えば、より多いスキャン回数におけるデバイス波形を視認したい場合には、「400pts/Div」と設定すれば良いし、より少ないスキャン回数におけるデバイス波形を視認したい場合には、「100pts/Div」と設定すれば良い。
図6にて示されるデバイス波形は、各々のスキャン回数に対応するデバイス値を時系列的に点列(ドット列)表示させるとともに、各点の間を線形補間して表示させている。これにより、単に点列表示させる場合と比べて、デバイス波形が滑らかに表示されることになり、直感的な波形の視認性を高めることができる。なお、図6では線形補間を採用しているが、他にも二次補間や三次補間等を採用しても良いし、あるいは、そもそも補間しない(つまり点列表示のみの)表示態様としても良い。
図6にて表示される各デバイス波形は、それぞれを一見して見分けやすいように、カラー表示されている。具体的には、「MR00000」のデバイス波形は波形931、「MR00001」のデバイス波形は波形932、「MR00002」のデバイス波形は波形933、「CR2004」のデバイス波形は波形934、「EM00000」のデバイス波形は波形935、「EM00001」のデバイス波形は波形936につき、それぞれ色付け表示すれば良い。これらの色の割り当ては、強調表示部204によって、各デバイス波形で異なる色となるように自動的に行われる。これにより、各デバイス波形の視認性が良くなる。
図6の例では、破線91で囲った領域において複数のデバイス値が点列で直線状に表示され、その結果、直線状のデバイス波形として表示されていることから、デバイス値はオフ状態、すなわちデバイス値‘0’であることがわかる。
図7は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2のデバイス波形の強調表示の他の画面の例示図である。図7の例では、破線92で囲った領域において各デバイス値と基準値(本実施の形態1では固定値‘0’)との点列が直線状に表示されるとともに、デバイス値と基準値との間の領域(ハッチング部)93が重なり合う部分が透過可能な状態、いわゆる半透明状態で表示されている。したがって、デバイス波形931、932、934、935、936の存否により、デバイス値がオフ状態であるか否かを一目で判別することができる。
なお、図7では、上述したように、基準値の点列が直線状に表示されるとともに、デバイス波形と同様、各点の間を直線補間して表示するようにしている。これにより、基準値の点列から構成される基準値波形が滑らかに表示されることになり、直感的な波形の視認性を高めることができる。なお、デバイス波形のときと同様に、基準値が固定値でない場合には二次補間や三次補間を採用しても良いし、そもそも補間しない表示態様としても良い。
また、図7の例示図では、デバイス「MR00000」、「MR00001」、「CR2004」、「EM00000」、「EM00001」の5つのデバイス波形931、932、934、935、936が上から順番に表示されているが、図6を用いて上述したように、各デバイス波形が異なる色となるように色付け表示しても良く、また、各デバイス波形の表示位置はユーザが上下に変更することができる。
また、時系列的にデバイス値が欠落している部分については、強調表示はされない。対比するデバイス値が存在しない(デバイスモニタ装置2に格納されていない)のであるから、強調表示のしようがないからである。このデバイス値の欠落について、以下に詳述する。
デバイスモニタ装置2が、監視対象の各デバイスのデバイス値をPLC1から読み出すのに必要な平均時間は、デバイスモニタ装置2の制御部(CPU)の負荷状況(デバイス数、トレース周期等)、PLC1及びデバイスモニタ装置2間の通信速度等により左右される。しかし、通常、監視対象の各デバイスのデバイス値をPLC1から読み出すのに必要な平均時間は、PLC1内部でラダープログラムが繰り返し実行される周期に比べて遙かに長い。このため、運用モード中のPLC1から、監視対象のデバイスについて、時系列的に変化するデバイス値の全てを読み出すことはできない。つまり、時系列上において一部のデータが欠落した不連続のデバイス値をPLC1から取得することになるので、一部が途切れた波形が表示される。
図8は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2のデバイス波形の強調表示のデータ欠落時の画面の例示図である。図8の例では、並んで複数表示されているデバイス波形の両側に、値が何も表示されていない不表示領域94が存在する。すなわち、データが欠落している部分については不表示領域94として表示される。換言すれば、デバイス波形表示領域31に、デバイス波形の一部が途切れた一部デバイス波形95が表示される。
以上、図5から図8を用いて説明したように、本実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2によれば、各デバイス波形から対応するデバイスの状態を直感的に把握することができる。すなわち、従来のデバイスモニタ装置では、デバイス値が変化せずに一定値である場合、例えば定常的にオン状態である場合、定常的にオフ状態である場合等には、表示されているデジタル波形のみからオン状態であるのか、オフ状態であるのかを、即座に判別することができない。また、ノイズが多く含まれるデータである場合、平均値からのずれ等は直感的に把握することが困難である。さらに、プログラムをチューニングした場合、その前後で起動レスポンス等が改善されているか否か等を直感的に把握することも困難である。これに対して、本実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2によれば、デバイス波形を構成する各デバイス値と所定の基準値(固定値‘0’)とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行うようにしているので、各デバイス波形から対応するデバイスの状態を直感的に把握することができる。
ここで、「所定の基準値」について補足する。本実施の形態1では、単に固定値‘0’を用いているが、基準値は特にこれに限定されるものではなく、例えばデバイスごとに設定されている基準デバイス波形を構成する複数のサンプリング値(デバイス値)であっても良い。これにより、基準デバイス波形からの乖離の程度を目視で確認することが可能となる。
また、このほかにも基準値として、様々なバリエーションが存在する。図9は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2のデバイス波形の強調表示に移動平均を用いる場合の画面の例示図である。
図9の例では、デバイス波形122のデバイス値に対して基準値として移動平均値121を用いる。これにより、移動平均値121より大きい部分と小さい部分とで表示態様を変えることができ、デバイス値の大小を容易に確認することができる。なお、データ欠落による不表示領域94についても、移動平均値121は容易に推定することができる。したがって、不表示領域94についても、基準値の推定値123を表示することが可能となる。
また、図10は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2のデバイス波形の強調表示に移動平均を用いる場合の他の画面の例示図である。
図10の例では、デバイス波形122のデバイス値に対して基準値として2つの移動平均値121a、121bを用いている。例えば最大値の基準値121aと最小値の基準値121bとすることにより、変化可能な範囲を示すことができる。これにより、移動平均値121aより大きい部分、あるいは移動平均値121bより小さい部分について表示態様を変えることができ、デバイス値の妥当性を容易に確認することができる。
さらに、図11は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2のデバイス波形の強調表示に過去データを用いる場合の画面の例示図である。
図11の例では、2つのデバイス波形122のデバイス値に対して、基準値として2つの過去データ141、142を用いている。例えば過去データ141、142よりもデバイス波形122のデバイス値の方が小さい部分と、デバイス波形122のデバイス値よりも過去データ141、142の方が小さい部分とで表示態様を変えることができる。
図9乃至11は、基準値とデバイス波形のデバイス値との大小比較に応じて、表示態様を変えている。図9乃至11では、ハッチング部分がいわゆる半透明に表示されているが、表示態様はこれに限定されるものではなく、デバイス波形を示す線分の表示色を変更するだけでも良い。
あるいは、デバイス波形を示す線分にグラデーションを施して表示しても良い。図12は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2のデバイス波形を示す線分の強調表示にグラデーションを用いる場合の画面の例示図である。図12に示すように、デバイス値と基準値との差分が大きい部分ほど濃く表示されている。
なお、図4に示すように、デバイス波形を表示する画面上の位置の設定を受け付ける表示位置設定受付部209を設けても良い。デバイス波形を表示する画面上の位置を自由に設定することができるので、例えば2つのデバイス波形を重ね合わせて表示することで、デバイス間の比較も直感的に容易に行うことができる。
図13は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2に接続されたPLC1のCPU10のデバイス値取得の処理手順を示すフローチャートである。図13の例では、デバイスメモリ102にリングバッファを用いている場合について説明する。
図13において、PLC1のCPU10は、事前に設定された設定タイミングであるか否かを判断する(ステップS1301)。CPU10が、設定タイミングではないと判断した場合(ステップS1301:NO)、CPU10は、タイミング到達待ち状態となる。
CPU10が、設定タイミングであると判断した場合(ステップS1301:YES)、CPU10は、デバイスメモリ(リングバッファ)102にデバイス値を書き込む(ステップS1302)。CPU10は、記憶されているデバイス値の容量がリングバッファ容量を超えたか否かを判断する(ステップS1303)。
CPU10が、リングバッファ容量を超えていないと判断した場合(ステップS1303:NO)、CPU10は、処理をステップS1301へ戻し、上述した処理を繰り返す。CPU10が、リングバッファ容量を超えたと判断した場合(ステップS1303:YES)、CPU10は、デバイスメモリ102に記憶されている最も古いデバイス値に上書きし(ステップS1304)、処理をステップS1301へ戻し、上述した処理を繰り返す。
図14は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2の制御部21のデバイス値取得の処理手順を示すフローチャートである。図14の例では、メモリ22にリングバッファを用いている場合について説明する。
図14において、デバイスモニタ装置2の制御部21は、PLC1との通信を確立し(ステップS1401)、PLC1のデバイスメモリ102に記憶されているデバイス値を受信する(ステップS1402)。制御部21は、受信したデバイス値をメモリ(リングバッファ)22に書き込む(ステップS1403)。
制御部21は、記憶されているデバイス値の容量がリングバッファ容量を超えたか否かを判断する(ステップS1404)。制御部21が、リングバッファ容量を超えていないと判断した場合(ステップS1404:NO)、制御部21は、処理をステップS1402へ戻し、上述した処理を繰り返す。制御部21が、リングバッファ容量を超えたと判断した場合(ステップS1404:YES)、制御部21は、メモリ22に記憶されている最も古いデバイス値に上書きし(ステップS1405)、処理をステップS1402へ戻し、上述した処理を繰り返す。
図15は、本発明の実施の形態1に係るデバイスモニタ装置2の制御部21のデバイス波形表示制御の処理手順を示すフローチャートである。図15の例では、メモリ22にリングバッファを用いている場合について説明する。
図15において、デバイスモニタ装置2の制御部21は、メモリ(リングバッファ)22に記憶されているデバイス値の中から表示対象となるデバイスのデバイス値を読み出す(ステップS1501)。制御部21は、記憶されている基準値を読み出す(ステップS1502)。
制御部21は、デバイス値と基準値とが一致するか否かを判断する(ステップS1503)。制御部21が、両者が一致すると判断した場合(ステップS1503:YES)、制御部21は、デバイス値をそのまま波形表示し(ステップS1504)、処理をステップS1501へ戻し、上述した処理を繰り返す。制御部21が、両者が一致しないと判断した場合(ステップS1503:NO)、制御部21は、デバイス値の大小に応じてデバイス波形を強調表示し(ステップS1505)、処理をステップS1501へ戻し、上述した処理を繰り返す。
以上のように本実施の形態1によれば、画面中に複数のデバイス波形が並んで表示される場合であっても、デバイスごとにデバイス値と基準値との差分としてデバイス波形が表示されるので、各デバイス波形から対応するデバイスの状態を直感的に把握することが容易となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るデバイスモニタ装置2を用いたPLC1の動作表示システムの構成、デバイスモニタ装置2の構成、デバイスモニタ装置2と接続されているPLC1の構成は、実施の形態1と同様であるので、同一の符号を付することにより詳細な説明を省略する。本実施の形態2は、強調表示する場合に、図形を生成して、生成された図形を重畳して表示する点で実施の形態1と相違する。
図16は、本発明の実施の形態2に係るデバイスモニタ装置2の機能を示す機能ブロック図である。図16において、デバイスモニタ装置2のデバイス値取得部201は、PLC1へデータ読出要求を送信し、PLC1内のモニタリングメモリ106からモニタデータを取得する。デバイス値記憶部202は、PLC1から取得したモニタデータをメモリ22のデバイス221ごとに記憶する。
波形表示部203は、メモリ22の各デバイスに記憶されているモニタデータを時系列的に表示する。波形表示部203は、監視対象に指定されたデバイス221ごとに波形を表示する。
波形表示部203は、強調表示部204を備えている。強調表示部204は、デバイス波形のデバイス値と所定の基準値とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行う。具体的には、事前にデバイスごとの所定の基準値を基準値記憶部206が記憶しておき、デバイス波形のデバイス値との差分に応じて強調表示する。基準値は、事前に記憶しておいても良いし、基準値受付部205を設けて、デバイスごとに基準値の設定を受け付けても良い。
記憶されている基準値としては、デバイスごとに設定されている基準デバイス値(‘0’等)であることが好ましい。基準デバイス値との変化度合としてデバイス波形を表示することができるからである。
つまり、デバイス値と基準値とを比較する比較部207を備え、強調表示部204は、比較部207における比較結果に応じて強調表示を行っても良い。比較部207を備えることにより、単純な差分表示だけでなく、例えばデバイス値が基準値より大きい場合と小さい場合とで表示態様を変えて表示することもできる。具体的には、表示されたデバイス波形の上下で異なる態様で強調表示を行うことにより、デバイス値が基準値より大きいか、小さいかを一目で判別することができる。
また、図形生成部208は、比較部207における比較結果に応じてデバイス波形に対応する多角形からなる図形を生成する。強調表示部204は、生成された図形をデバイス波形と対応付けて表示する。具体的には、生成された図形が他のオブジェクト、例えば他のデバイスのデバイス波形と重なり合って表示される場合、重なり合って表示される他のデバイスのデバイス波形を透過して表示する。したがって、図形を重畳して表示した場合であっても、各デバイスのデバイス波形が見えなくなることはない。
図17は、本発明の実施の形態2に係るデバイスモニタ装置2のデバイス波形の表示方法を示す模式図である。図17(a)に示すデバイス波形を表示した時点で、図17(b)に示すように、図形生成部208は、デバイス値と基準値200との差分を示す鋸型の図形を生成している。そして、強調表示部204が、図17(a)と図17(b)とを重畳して表示することで、図17(c)に示すように、実施の形態1のハッチング部分のように強調表示を行うことができる。また、生成された図形は半透明であるので、デバイス波形自体は図形に隠れることなく表示される。
図18は、本発明の実施の形態2に係るデバイスモニタ装置2の制御部21のデバイス波形表示制御の処理手順を示すフローチャートである。図18の例では、メモリ22にリングバッファを用いている場合について説明する。
図18において、デバイスモニタ装置2の制御部21は、メモリ(リングバッファ)22に記憶されているデバイス値の中から表示対象となるデバイスのデバイス値を読み出す(ステップS1801)。制御部21は、記憶されている基準値を読み出す(ステップS1802)。
制御部21は、デバイス値と基準値とが一致するか否かを判断する(ステップS1803)。制御部21が、両者が一致すると判断した場合(ステップS1803:YES)、制御部21は、デバイス値をそのまま波形表示し(ステップS1804)、処理をステップS1801へ戻し、上述した処理を繰り返す。
制御部21が、両者が一致しないと判断した場合(ステップS1803:NO)、制御部21は、デバイス値に対応する図形を生成して(ステップS1805)、デバイス値を表示するデバイス波形と図形とを重ねて強調表示し(ステップS1806)、制御部21は、処理をステップS1801へ戻し、上述した処理を繰り返す。
なお、実施の形態2においても、実施の形態1と同様、各種のバリエーションにて強調表示すれば良い。生成される図形の形状が変化するだけである。
以上のように本実施の形態2によれば、一画面中に複数のデバイス波形が並んで表示される場合であっても、各デバイスの状態を直感的に把握することが容易となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内であれば多種の変更、改良等が可能である。例えば、実施の形態1及び2では、PLC1のデバイスメモリ102及びデバイスモニタ装置2のメモリ22にリングバッファを用いているが、特にこれに限定されるものではなく、通常のメモリであっても良い。この場合、メモリ容量に対して記憶量を常時把握しておき、書き込むデバイス値のヘッダ情報等からメモリ容量を超えるか否かを判断すれば良い。
1 PLC
2 デバイスモニタ装置
10 CPU
21 制御部
22 メモリ
102 デバイスメモリ(データメモリ)

Claims (22)

  1. 外部機器を制御するための制御プログラムを周期的に実行するとともに該制御プログラムにより参照される記憶領域であるデバイスを含むデータメモリを備えたプログラマブルコントローラとデータ通信することが可能であり、前記データメモリ内のデバイス値を時系列的に表示するデバイスモニタ装置において、
    前記プログラマブルコントローラの前記データメモリから複数のデバイスそれぞれのデバイス値を取得する取得手段と、
    取得したデバイス値をデバイスごとに記憶する記憶手段と、
    記憶されているデバイス値に基づくデバイス波形をデバイスごとに表示する波形表示手段と
    を備え、
    前記デバイス波形のデバイス値と所定の基準値とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行う強調表示手段を備えることを特徴とするデバイスモニタ装置。
  2. 前記基準値をデバイスごとに記憶する基準値記憶手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデバイスモニタ装置。
  3. 前記基準値の設定をデバイスごとに受け付ける基準値受付手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のデバイスモニタ装置。
  4. 前記基準値は、デバイスごとに設定されている基準デバイス値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデバイスモニタ装置。
  5. 前記基準値は、デバイスごとに設定されている基準デバイス波形を示す複数のサンプリング値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデバイスモニタ装置。
  6. 前記強調表示手段は、時系列的にデバイス値が欠落していない部分について強調表示を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のデバイスモニタ装置。
  7. 前記デバイス値と前記基準値とを比較する比較手段を備え、
    前記強調表示手段は、前記比較手段の比較結果に応じて強調表示を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のデバイスモニタ装置。
  8. 前記比較手段の比較結果に応じて前記デバイス波形に対応する多角形からなる図形を生成する図形生成手段を備え、
    前記強調表示手段は、生成された図形を前記デバイス波形と対応付けて表示することを特徴とする請求項7に記載のデバイスモニタ装置。
  9. 生成された前記図形が他のオブジェクトと重なり合って表示される場合、重なり合って表示される他のオブジェクトを透過して表示することを特徴とする請求項8に記載のデバイスモニタ装置。
  10. 前記デバイス波形を表示する画面上の位置の設定を受け付ける表示位置設定受付手段を備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のデバイスモニタ装置。
  11. 表示されたデバイス波形の上下で異なる態様で強調表示を行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のデバイスモニタ装置。
  12. 外部機器を制御するための制御プログラムを周期的に実行するとともに該制御プログラムにより参照される記憶領域であるデバイスを含むデータメモリを備えたプログラマブルコントローラとデータ通信することが可能であり、前記データメモリ内のデバイス値を時系列的に表示するデバイスモニタ装置で実行することが可能なデバイスモニタ方法において、
    前記デバイスモニタ装置は、
    前記プログラマブルコントローラの前記データメモリから複数のデバイスそれぞれのデバイス値を取得する工程と、
    取得したデバイス値をデバイスごとに記憶する工程と、
    記憶されているデバイス値に基づくデバイス波形をデバイスごとに表示する工程と
    を含み、
    前記デバイス波形のデバイス値と所定の基準値とに基づいて、両者の差分に応じた強調表示を行うことを特徴とするデバイスモニタ方法。
  13. 前記デバイスモニタ装置は、前記基準値をデバイスごとに記憶することを特徴とする請求項12に記載のデバイスモニタ方法。
  14. 前記デバイスモニタ装置は、前記基準値の設定をデバイスごとに受け付けることを特徴とする請求項12又は13に記載のデバイスモニタ方法。
  15. 前記基準値は、デバイスごとに設定されている基準デバイス値であることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一項に記載のデバイスモニタ方法。
  16. 前記基準値は、デバイスごとに設定されている基準デバイス波形を示す複数のサンプリング値であることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一項に記載のデバイスモニタ方法。
  17. 前記デバイスモニタ装置は、時系列的にデバイス値が欠落していない部分について強調表示を行うことを特徴とする請求項12乃至16のいずれか一項に記載のデバイスモニタ方法。
  18. 前記デバイスモニタ装置は、前記デバイス値と前記基準値とを比較する工程を含み、
    比較結果に応じて強調表示を行うことを特徴とする請求項12乃至16のいずれか一項に記載のデバイスモニタ方法。
  19. 前記デバイスモニタ装置は、比較結果に応じて前記デバイス波形に対応する多角形からなる図形を生成する工程を含み、
    生成された図形を前記デバイス波形と対応付けて表示することを特徴とする請求項18に記載のデバイスモニタ方法。
  20. 前記デバイスモニタ装置は、生成された前記図形が他のオブジェクトと重なり合って表示される場合、重なり合って表示される他のオブジェクトを透過して表示することを特徴とする請求項19に記載のデバイスモニタ方法。
  21. 前記デバイスモニタ装置は、前記デバイス波形を表示する画面上の位置の設定を受け付けることを特徴とする請求項12乃至20のいずれか一項に記載のデバイスモニタ方法。
  22. 前記デバイスモニタ装置は、表示されたデバイス波形の上下で異なる態様で強調表示を行うことを特徴とする請求項12乃至21のいずれか一項に記載のデバイスモニタ方法。
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