JP2016142905A - レンズ鏡胴 - Google Patents

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【課題】本発明は、カム筒の固定筒に対する回動位置を正確に検出でき、しかも、レンズ鏡胴全体の光軸方向の長さが長くなることを抑えることができるレンズ鏡胴の提供を目的とする。【解決手段】固定筒1と、カム筒2と、カム筒2と係合した第1レンズ保持部材41と、固定筒1に対するカム筒2の回動位置を検出する検出部材6とを備える。検出部材6は、検出部材本体61と、カム筒2の回動に応じて光軸方向に移動し得るようにカム筒2と係合した係合片62とを備える。第1レンズ保持部材41は、この第1レンズ保持部材41における光軸方向の像側の端面に凹まされるように形成されており、第1レンズ保持部材41の光軸方向への移動に際して検出部材6を受容する。【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ鏡胴に関するものである。
近年、デジタルカメラの撮像レンズは高精度な性能が要求される。又、撮像レンズは携行性の点から軽量・コンパクトであることも求められている。特にカメラボディがコンパクトに構成できるミラーレスカメラシステムにおいては、よりコンパクトであることが求められる。
このような撮像レンズを有するレンズ鏡胴が、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示されたレンズ鏡胴は、筒状の固定筒本体及び固定筒本体の内周側に配置された筒状のガイド筒を有する固定筒と、固定筒のガイド筒に光軸方向移動可能に保持されたレンズ保持部材と、レンズ保持部材と移動可能に係合し固定筒本体の径方向における固定筒本体とガイド筒との間に回動自在に配置されたカム筒と、カム筒と連結ピンによる連結部で固定的に連結され固定筒本体の外周に回動自在に保持されたズーム操作環と、固定筒に対するカム筒の回動位置を検出する検出部材とを備えている。又、検出部材は、固定筒本体の外周に固定された検出部材本体と、ズーム操作環と係合した係合片とを備えている。そして、ズーム操作環が回動操作されると、カム筒が回動し、カム筒の回動に応じてレンズ保持部材が光軸方向に移動する。又、ズーム操作環の回動位置を検出部材で検出することによって、ズーム操作環と連結部で連結したカム筒の固定筒に対する回動位置を間接的に検出するようにしている。
特開2013−242356号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ズーム操作環の回動位置を検出部材で検出することによって、カム筒の固定筒に対する回動位置を間接的に検出しているため、カム筒とズーム操作環との連結部におけるクリアランスによってバックラッシが生じ、カム筒とズーム操作環との位置がずれる場合がある。その結果、検出部材で検出されるズーム位置に誤差が生じるおそれが高くなる。
又、この場合に、検出部材の係合片とカム筒とを直接係合してカム筒の固定筒に対する回動位置を直接的に検出することが考えられる。しかし、その場合、検出部材が固定筒本体の径方向におけるカム筒と固定筒本体との間に配置されているため、例えばレンズ保持部材の一部を固定筒本体の径方向におけるカム筒と固定筒本体との間に配置した場合には、レンズ保持部材が光軸方向の像側に移動する際にレンズ保持部材の一部が検出部材に干渉するおそれがある。そのため、レンズ保持部材が光軸方向の像側へ移動する際に検出部材に干渉しないように前記像側への移動を制限する必要があり、その結果、レンズ鏡胴全体の光軸方向の長さが長くなってしまい、レンズ鏡胴全体が大型化してしまう。
本発明は、カム筒の固定筒に対する回動位置を正確に検出でき、しかも、レンズ鏡胴全体の光軸方向の長さが長くなることを抑えることができるレンズ鏡胴の提供を目的とする。
本発明の一態様に係るレンズ鏡胴は、固定筒と、前記固定筒に回動自在に保持されたカム筒と、1又は複数のレンズを保持し前記カム筒の回動に応じて光軸方向に移動可能に前記カム筒と係合した第1レンズ保持部材と、前記固定筒に対する前記カム筒の回動位置を検出する検出部材とを備え、前記検出部材は、前記固定筒に固定された検出部材本体と、前記検出部材本体に移動可能に保持された係合片とを備え、前記係合片は、前記カム筒の回動に応じて前記光軸方向に移動し得るように前記カム筒と係合し、前記第1レンズ保持部材は、前記検出部材を受容し得る検出部材受容凹部を備え、前記検出部材受容凹部は、前記第1レンズ保持部材における前記光軸方向の像側の端面に凹まされるように形成されていることを特徴とする。
これによれば、検出部材の係合片がカム筒と直接係合することで誤差を極力少なくして高精度なカム筒の回動位置を検出できる。又、検出部材を受容し得る検出部材受容凹部を光軸方向の像側の端面に備えているため、第1レンズ保持部材が光軸方向の像側への移動に際して検出部材受容凹部が検出部材を受容できる。この結果、検出部材によって光軸方向の像側への第1レンズ保持部材の移動が制限されることがなく、レンズ鏡胴全体の光軸方向の長さが長くなることを抑えることができ、レンズ鏡胴全体がコンパクトになる。
他の一態様では、前記レンズ鏡胴において、前記固定筒は、筒状の固定筒本体を備え、前記固定筒本体は、当該固定筒本体の内周と前記カム筒の外周との間に間隙が形成できるように、前記カム筒の外周側に配置され、前記カム筒は、前記係合片を移動可能に係合する係合片用カム溝を備え、前記第1レンズ保持部材は、前記カム筒と係合し前記間隙に配置された係合筒を備え、前記検出部材本体は、前記固定筒本体に固定され、前記係合片は、前記検出部材本体から前記係合片用カム溝まで前記固定筒本体の径方向内側に延され、前記検出部材受容凹部は、前記係合片を受容可能に、前記係合筒における前記光軸方向の像側の端面に形成されていることを特徴とする。
これによれば、検出部材受容凹部は係合片を受容するため、検出部材受容凹部の大きさが小さく抑えられ、係合筒の強度が低下することを抑えることができる。
他の一態様では、前記レンズ鏡胴において、前記固定筒は、筒状の固定筒本体を備え、前記固定筒本体は、前記固定筒本体の内周と前記カム筒の外周との間に間隙を形成するように、前記カム筒の外周側に配置され、前記カム筒は、前記係合片を移動可能に係合する係合片用カム溝を備え、前記第1レンズ保持部材は、前記カム筒と係合し前記間隙に配置された係合筒を備え、前記検出部材本体は、前記固定筒本体から前記間隙に突出するように前記固定筒本体に固定され、前記係合片は、前記検出部材本体から前記係合片用カム溝まで前記固定筒本体の径方向内側に延され、前記検出部材受容凹部は、前記検出部材本体を受容可能に、前記係合筒における前記光軸方向の像側の端面に形成されていることを特徴とする。
これによれば、検出部材本体の外周が第1レンズ保持部材の係合筒の外周から径方向外側に突出しないように検出部材本体が固定筒本体に固定され易くなり、レンズ鏡胴全体の径方向の大きさが抑えられる。
他の一態様では、前記レンズ鏡胴において、前記カム筒は、前記第1レンズ保持部材と移動可能に係合するレンズ保持部材用カム溝を備え、前記係合片用カム溝は、当該係合片用カム溝に案内されて移動する前記係合片の移動方向と前記レンズ保持部材用カム溝に案内されて移動する前記第1レンズ保持部材の移動方向とが同一方向になるように形成されていることを特徴とする。
これによれば、レンズ保持部材用カム溝の配置に対して係合片用カム溝が形成し易く、係合片用カム溝の配置の自由度が高くなる。
他の一態様では、前記レンズ鏡胴において、前記係合片用カム溝における対向する2つの内側面の何れか一方の内側面に前記係合片を押し付ける付勢部材を、更に備えていることを特徴とする。
これによれば、係合片と係合片用カム溝の内側面とを常時当接状態にでき、高精度なカム筒の回動位置検出が可能となる。
他の一態様では、前記レンズ鏡胴において、前記付勢部材は、トーションばねであることを特徴とする。
これによれば、狭小なスペースにおいてもトーションばねによって係合片を付勢可能にできる。
他の一態様では、前記レンズ鏡胴において、前記固定筒と前記検出部材本体との何れか一方は、組付補助ガイド軸を備え、前記固定筒と前記検出部材本体との何れか他方は、前記組付補助ガイド軸が移動可能に嵌挿する嵌挿部を備え、前記組付補助ガイド軸は、前記係合片の先端が前記カム筒の外周面よりも径方向外側に位置して前記係合片用カム溝に入り込んでいない状態から前記係合片用カム溝に入り込んだ状態になるまで、前記何れか他方が前記組付補助ガイド軸に沿ってガイドされるように形成されていることを特徴とする。
これによれば、例えば組付補助ガイド軸を嵌挿部に入れる。その際に、係合片用カム溝と係合片との位置が合っている場合には、検出部材の重力によって嵌挿部を有する他方が組付補助ガイド軸に沿ってガイドされ係合片が係合片用カム溝に入り込んで係合する。一方、係合片用カム溝と係合片との位置が合っていない場合には、係合片の先端がカム筒の外周面に当接した状態になる。そして、この状態から、カム筒が回動されて係合片用カム溝と係合片との位置が合致すると、検出部材の重力によって嵌挿部を有する他方が組付補助ガイド軸に沿ってガイドされて係合片が係合片用カム溝に入り込んで係合する。
従って、係合片が目視できない場合でも、係合片が係合片用カム溝に容易に入り込んで係合し、係合片と係合片用カム溝とを係合させて組み付ける作業を容易にできる。
本発明のレンズ鏡胴は、カム筒の固定筒に対する回動位置を正確に検出でき、しかも、レンズ鏡胴全体の光軸方向の長さが長くなることを抑えることができる。
本発明の一実施の形態のレンズ鏡胴の断面図である。 図1のレンズ鏡胴に用いられる固定筒の斜視図である。 図1のレンズ鏡胴に用いられるカム筒の斜視図である。 図3のカム筒を展開した状態の平面図である。 図1のレンズ鏡胴に用いられる第1レンズ保持部材の係合筒の検出部材受容凹部に検出部材が受容された状態の説明図である。 第1レンズ保持部材が光軸方向の対物側に移動した状態の断面図である。 図6の状態における第1レンズ保持部材の係合筒の検出部材受容凹部と検出部材との位置関係を示す説明図である。 (a)は、検出部材の斜視図、(b)は、検出部材の係合片が図8(a)の状態から移動した状態の斜視図である。 トーションばねによって検出部材の係合片を付勢した状態の要部の拡大斜視図である。 図9の平面図である。 図9の状態から検出部材の係合片が係合片用カム溝を移動した状態の平面図である。 図9の側面図である。 組付補助ガイド軸の先端が嵌挿孔に入った状態の要部拡大斜視図である。 図13の断面図である。 図13の状態から組付補助ガイド軸が更に嵌挿孔に入った状態の要部拡大斜視図である。 図15の断面図である。 検出部材の係合片のみが固定筒本体の内周側に突出するように、検出部材本体が固定軸本体部に組付け固定された状態の斜視図である。 他の実施形態の検出部材受容凹部を有する第1レンズ保持部材が光軸方向の対物側に移動した状態の固定筒本体を省略した斜視図である。 図18の他の実施形態の検出部材受容凹部に検出部材の係合片が受容された状態の要部の斜視図である。 図18の他の実施形態の検出部材受容凹部に検出部材の係合片が受容された状態の要部の断面図である。 図18の状態から、他の実施形態の検出部材受容凹部を有する第1レンズ保持部材が光軸方向の像側に移動して検出部材受容凹部に検出部材の係合片が受容された状態の固定筒本体を省略した斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態のレンズ鏡胴の断面図である。尚、図のX方向を対物側とし、図のY方向を像側として説明する。
この実施形態のレンズ鏡胴100は、固定筒1と、円筒状のカム筒2と、レンズ群31〜34を保持したレンズ保持部材41〜44と、円筒状のカム筒操作部材5と、検出部材6とを備えている。
固定筒1は、円筒状の固定筒本体10と、レンズ保持部材41〜44を光軸方向に移動可能に保持した円筒状のガイド筒12とを備えている。
固定筒本体10は、図2に示すように光軸方向の像側(Y方向側)の端部に、検出部材6を固定する検出部材固定部101を備えている。又、固定筒本体10は、光軸方向の像側の端部に、マウント11及びガイド筒12と連結された連結部102を備えている。
マウント11は、図1に示すようにカメラ本体110に着脱自在に取り付けられるようになっており、これにより、レンズ鏡胴100がマウント11を介してカメラ本体110に着脱自在に取り付けられる。
ガイド筒12は、周方向に等間隔に形成された3つの第1ガイド溝121及び3つの第2ガイド溝122を備えている(図4参照)。各第1ガイド溝121は、光軸方向であるガイド筒12の軸方向に沿って延ばされている。又、各第2ガイド溝122は、第1ガイド溝121と周方向に間隔を隔てて第1ガイド溝121と平行に形成されている。
そして、このガイド筒12は、図1に示すように固定筒本体10の内周側に、固定筒本体10の内周とガイド筒12の外周との間に隙間ができるように配置されている。
カム筒2は、図3、図4に示すようにレンズ保持部材41〜44と係合するレンズ保持部材用カム溝21〜23と、検出部材6と係合する1つの係合片用カム溝24とを備えている。
レンズ保持部材用カム溝は、最も長さの長い第1レンズ保持部材用カム溝21と、第2レンズ保持部材用カム溝22と、第3レンズ保持部材用カム溝23との形状の異なる3種類のカム溝からなる。
これらの第1レンズ保持部材用カム溝21、第2レンズ保持部材用カム溝22、及び第3レンズ保持部材用カム溝23は、それぞれ、カム筒2の周方向に等間隔に形成された3つからなる。
又、これらの第1レンズ保持部材用カム溝21、第2レンズ保持部材用カム溝22、及び第3レンズ保持部材用カム溝23は、それぞれ、ガイド筒12のガイド溝121に交差するように、カム筒2を展開した図4の状態で、光軸方向に角度を持って形成されている。
係合片用カム溝24は、第1レンズ保持部材用カム溝21と同様に、カム筒2を展開した図4の状態で、光軸方向に角度を持って形成されている。
又、この実施形態では、係合片用カム溝24は、この係合片用カム溝24に案内されて移動する後述の係合片の移動方向と第1レンズ保持部材用カム溝21に案内されて移動する第1レンズ保持部材の移動方向とが同一方向になるように形成されている。これにより、第1レンズ保持部材用カム溝21の配置に対して係合片用カム溝24が形成し易く、係合片用カム溝24の配置の自由度が高くなる。
カム筒2は、光軸方向の像側の端部に、カム筒操作部材5と連結する連結軸25を備えている。連結軸25は、この実施形態では、カム筒2の周方向に間隔を隔てて形成された2つからなる。各連結軸25は、カム筒2の外周から径方向外側に突設されている。尚、連結軸25は、2つに限らず、1つ又は3つ以上でもよい。
このように構成されたカム筒2は、図1に示すように固定筒本体10の径方向における固定筒本体10とガイド筒12との間に、回動自在に配置されている。又、カム筒2は、カム筒2の外周と固定筒本体10の内周との間に、後述の第1レンズ保持部材41の係合筒412が入るだけの係合筒配設用間隙(間隙)20ができるように配置されている。
レンズ保持部材41〜44は、レンズ群31〜34を保持している。この実施形態では、レンズ群は、対物側から像側に順に配置された、第1レンズ群31、第2レンズ群32、第3レンズ群33及び第4レンズ群34からなる。そして、レンズ保持部材は、第1レンズ群31を保持した第1レンズ保持部材41と、第2レンズ群32を保持した第2レンズ保持部材42と、第3レンズ群33を保持した第3レンズ保持部材43と、第4レンズ群34を保持した第4レンズ保持部材44とを備えている。
第1レンズ保持部材41は、第1レンズ群31を保持した保持部材本体411と、カム筒2に係合された筒状の係合筒412とを備えている。
係合筒412は、光軸方向の像側の端部に、検出部材6を受容する検出部材受容凹部414を備えている。検出部材受容凹部414は、後述の検出部材6の検出部材本体61を受容できるように、周方向に所定長さで係合筒412の光軸方向の像側の端面から光軸方向に所定の深さで形成されている。
又、係合筒412は、図1に示すように光軸方向の像側の端部に、第1カムフォロア413を備えている。そして、この係合筒412は、光軸方向の対物側(X方向側)の端部が保持部材本体411に連結されて、係合筒配設用間隙20に光軸方向移動可能に配置されている。
又、この状態で、図4に示すように第1カムフォロア413が第1ガイド溝121及び第1レンズ保持部材用カム溝21に入れられて第1レンズ保持部材用カム溝21と係合している。
第2レンズ保持部材42は、図1、図4に示すように第2カムフォロア423を備えている。この第2カムフォロア423は、第2ガイド溝122及び第2レンズ保持部材用カム溝22に入れられて第2レンズ保持部材用カム溝22と係合している。
第3レンズ保持部材43は、第3カムフォロア433を備えている。この第3カムフォロア433は、第2ガイド溝122及び第3レンズ保持部材用カム溝23に入れられて第3レンズ保持部材用カム溝23と係合している。
又、第3レンズ保持部材43は、光軸方向の像側に、第4レンズ保持部材44を支持するレンズ支持部434を備えている。
第4レンズ保持部材44は、第3レンズ保持部材43のレンズ支持部434に光軸方向に移動可能に支持されている。そして、第3レンズ保持部材43に設けられた図示しないアクチュエータにより第4レンズ保持部材44が駆動されることで、フォーカス機能及びズームに際して第3レンズ群33と相対的に移動することでズームポジションごとの光学性能を維持する機能を有している。
尚、第1レンズ群31、第2レンズ群32、第3レンズ群33及び第4レンズ群34は、それぞれ、1又は複数のレンズからなる。
次に、カム筒操作部材5について説明する。カム筒操作部材5は、光軸方向の像側に、カム筒2の連結軸25が嵌挿する連結軸嵌挿部51を備えている。このように構成されたカム筒操作部材5は、連結軸嵌挿部51にカム筒2の連結軸25が嵌挿した状態で、固定筒本体10の外周に回動自在に保持されており、これにより、カム筒操作部材5の回動に伴ってカム筒2が共に回動するようになっている。
次に、検出部材6について説明する。検出部材6は、この実施形態では、リニアセンサから構成されており、図8に示すように検出部材本体61と、検出部材本体61に対して移動する係合片62とを備えている。
検出部材本体61は、厚さ方向の一方面に、係合片62が移動可能に挿通した長溝611を備えている。この検出部材本体61は、長溝611における係合片62の位置に応じて抵抗値が変化するように形成されている。係合片62は、検出部材本体61の長溝611から所定の長さだけ突出している。
このように形成された検出部材6は、係合片62が固定筒本体10の径方向内側を向くとともに、長溝611の長手方向が固定筒本体10の軸方向(光軸方向)に一致するようにして、検出部材本体61が固定筒本体10の検出部材固定部101に固定ボルト63によって固定されている。又、検出部材本体61は、レンズ鏡胴100に設けられた図示しない制御部に電気的に接続されている。
又、この実施形態では、検出部材本体61の厚さ方向の他方面が固定筒本体10の外周よりも径方向内側に所定量だけ沈み込んだ状態で固定され、検出部材本体61の一方面が係合筒配設用間隙20に突出している。
又、固定された検出部材6の係合片62は、カム筒3の係合片用カム溝24に移動可能に入り込んでカム筒3と係合している。
次に、このレンズ鏡胴100の動作について説明する。図1に示す広角端の状態から、カム筒操作部材5が一方向側に回動操作されると、それに連結されたカム筒3が一方向側に回動する。このカム筒3の回動に応じて、第1カムフォロア413、第2カムフォロア423及び第3カムフォロア433が、それぞれ、第1レンズ保持部材用カム溝21、第2レンズ保持部材用カム溝22、第3レンズ保持部材用カム溝23のそれぞれに案内されて、第1ガイド溝121、第2ガイド溝122に沿って光軸方向の対物側に移動し、図6、図7に示すように望遠端の状態になる。
又、このカム筒3の回動に伴い、検出部材6の係合片62が係合片用カム溝24に案内されて検出部材本体61の長溝611を、図8(a)に示す状態から光軸方向の対物側に移動する(図8(b)参照)。この係合片62の移動に際し、検出部材本体61が長溝611における係合片62の位置を検出して制御部に送信する。
これにより、固定筒1に対するカム筒3の回動位置(回動量)が検出部材6によって検出される。その際、検出部材6の係合片62が係合片用カム溝24に入り込んでカム筒3と直接係合しているため、カム筒3の回動位置(回動量)を直接的に検出でき、カム筒3の回動位置(回動量)を正確に検出できる。
一方、図6、図7に示す望遠端の状態から、カム筒操作部材5が他方向側に回動操作されると、それに連結されたカム筒3が他方向側に回動し、このカム筒3の回動に応じて、第1カムフォロア413、第2カムフォロア423及び第3カムフォロア433が、それぞれ、第1レンズ保持部材用カム溝21、第2レンズ保持部材用カム溝22、第3レンズ保持部材用カム溝23のそれぞれに案内されて、第1ガイド溝121、第2ガイド溝122に沿って光軸方向の像側に移動し、図1に示す広角端の状態になる。
その際、第1レンズ保持部材41が、第1カムフォロア413に従って光軸方向の像側に移動していくと、図5に示すように第1レンズ保持部材41の検出部材受容凹部414に検出部材6の検出部材本体61が相対的に入り込んでいき、図1に示す広角端の状態で検出部材本体61を含む検出部材6の全体が検出部材受容凹部414に受容される。
従って、第1レンズ保持部材41は、検出部材6と干渉することなく、像側に移動でき、広角端の状態におけるレンズ鏡胴100の光軸方向の長さが長くなることを抑えることができる。
又、このカム筒3の回動に応じて、検出部材6の係合片62が係合片用カム溝24に案内されて検出部材本体61の長溝611を、図8(b)に示す状態から光軸方向の像側に移動する(図8(b)参照)。この係合片62の移動に際し、検出部材本体61が長溝611における係合片62を検出して制御部に送信する。
この場合も、検出部材6の係合片62がカム筒3と直接係合しているため、カム筒3の回動位置(回動量)を直接的に検出でき、カム筒3の回動位置(回動量)を正確に検出できる。
以上のように構成されたレンズ鏡胴100によれば、検出部材受容凹部は係合筒の光軸方向の一方端面に検出部材本体を受容可能に形成されているため、検出部材本体の外周が第1レンズ保持部材の係合筒の外周から径方向外側に突出しないように検出部材本体が固定筒本体に固定され易くなり、レンズ鏡胴全体の径方向の大きさが抑えられる。
尚、上記実施形態では、検出部材6の係合片62は、係合片用カム溝24に入れられているだけであるが、例えば係合片62を係合片用カム溝24の内側面に押し付ける付勢部材を設けてもよく、適宜変更できる。
例えば図9〜図13に示すように、例えばレンズ鏡胴100は、固定筒本体10の検出部材固定部101に、付勢部材としてのトーションばね7を備えている。トーションばね7は、コイル部71と、コイル部71からコイル部71の径方向に突設された第1突片72a及び第2突片72bとを備えている。
そして、このトーションばね7は、コイル部71内に、検出部材固定部101に設けられた保持軸103が入れられることにより検出部材固定部101に保持されている。又、第1突片72aは、検出部材固定部101を区画形成した区画壁面101aに当接し、第2突片72bは、図10の広角端の状態から図11の望遠端の状態に至る係合片62の移動範囲で、係合片62の像側から当接して係合片62に対物方向成分力(X方向成分力)をかけ、これにより、係合片62が係合片用カム溝24における対物側の内側面24aに常時押し付けられている。
このように構成されることにより、係合片62と係合片用カム溝24の内側面24aとが常時当接状態になり、高精度なカム筒3の回動位置検出が可能となる。
尚、付勢部材は、トーションばね7から構成されるものに限らず、適宜変更できる。又、付勢部材は、係合片62を係合片用カム溝24における対物側の内側面24aに押し付ける形態のものに限らず、係合片用カム溝24における対向する2つの内側面の一方に押し付ければよく、適宜変更できる。
又、固定筒1と検出部材本体61との何れか一方が組付補助ガイド軸81を備え、何れか他方が、組付補助ガイド軸81が嵌挿する嵌挿部82を備えたものとし、組み付けにおける検出部材6の係合片62を係合片用カム溝24に入れて組み付ける際の操作を容易にしてもよい。
詳しくは、例えば図13〜図16に示すように、固定筒1の固定筒本体10は、固定ボルト63が螺合するネジ孔104を備えており、ネジ孔104を挟んだ両側に、組付補助ガイド軸81を更に備えている。一方、検出部材本体61は、固定ボルト63が挿通するネジ挿通孔64を備えており、ネジ挿通孔64を挟んだ両側に、組付補助ガイド軸81が嵌挿する嵌挿部としての嵌挿孔65を備えている。
組付補助ガイド軸81は、係合片62の先端62aがカム筒2の外周面よりも径方向外側に位置して係合片用カム溝24に入り込んでいない状態から係合片用カム溝24に入り込んだ状態になるまで、嵌挿孔65を有する検出部材本体61が組付補助ガイド軸81に沿ってガイドされるように形成されている。
そして、検出部材6の係合片62が固定筒本体10の径方向内側を向くようにして、嵌挿孔65に組付補助ガイド軸81を入れる。その際、係合片62とカム筒3の係合片用カム溝24とが位置合わせできていない場合は、図13、図14に示すように、係合片62の先端62aがカム筒3の外周に当接した状態になり、組付補助ガイド軸81の先端部だけが嵌挿孔65に入った状態になる。尚、この状態では、固定ボルト63は、ネジ孔104に締め付けられていない。
この状態から、カム筒3を徐々に回動していく。そして、係合片62とカム筒3の係合片用カム溝24とが合致すると、検出部材6の自重によって、嵌挿孔65を有する固定筒本体10が組付補助ガイド軸81に沿って移動しながら、係合片62がカム筒3の係合片用カム溝24に入り込む。この状態で、固定ボルト63がネジ孔104に締め付けられる。
従って、組み付けに際して、検出部材6の係合片62及び係合片用カム溝24が目視できない場合でも、検出部材6の係合片62を係合片用カム溝24に容易に入れることができ、組み付け操作を容易に行うことができる。
又、上記実施形態では、第1レンズ保持部材41の係合筒412の検出部材受容凹部は、検出部材6の検出部材本体61を受容できるように形成されたが、この形態のものに限らず、例えば検出部材受容凹部は、検出部材6の係合片62だけを受容できるものであってもよく、適宜変更できる。
詳しくは、図18〜図20に示すように、検出部材受容凹部414aは、係合筒412における光軸方向の像側の端面に、周方向に、係合片62の外径と同程度の長さで、端面から軸方向に所定の深さで形成されている。
又、検出部材本体61は、係合筒配設用間隙20に突出せず、係合片62だけが係合筒配設用間隙20に突出した状態で固定筒本体10に固定されている。
そして、図19に示す状態から第1レンズ保持部材41の係合筒412が像側に移動すると、図20、図21に示すように係合片62を検出部材受容凹部414aが受容しながら像側に移動し、図18に示す望遠端の状態になる。
このように構成することにより、検出部材受容凹部414aの大きさを、上述の検出部材本体61を受容する図7に示す検出部材受容凹部414よりも小さくでき、係合筒412の強度低下を抑えることができる。
1 固定筒
2 カム筒
5 カム筒操作部材
6 検出部材
10 固定筒本体
12 ガイド筒
41 第1レンズ保持部材
42 第2レンズ保持部材
43 第3レンズ保持部材
44 第4レンズ保持部材
412 係合筒
414、414a 検出部材受容凹部

Claims (7)

  1. 固定筒と、前記固定筒に回動自在に保持されたカム筒と、1又は複数のレンズを保持し前記カム筒の回動に応じて光軸方向に移動可能に前記カム筒と係合した第1レンズ保持部材と、前記固定筒に対する前記カム筒の回動位置を検出する検出部材とを備え、
    前記検出部材は、前記固定筒に固定された検出部材本体と、前記検出部材本体に移動可能に保持された係合片とを備え、
    前記係合片は、前記カム筒の回動に応じて前記光軸方向に移動し得るように前記カム筒と係合し、
    前記第1レンズ保持部材は、前記検出部材を受容し得る検出部材受容凹部を備え、
    前記検出部材受容凹部は、前記第1レンズ保持部材における前記光軸方向の像側の端面に凹まされるように形成されていることを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 前記固定筒は、筒状の固定筒本体を備え、
    前記固定筒本体は、当該固定筒本体の内周と前記カム筒の外周との間に間隙が形成できるように、前記カム筒の外周側に配置され、
    前記カム筒は、前記係合片を移動可能に係合する係合片用カム溝を備え、
    前記第1レンズ保持部材は、前記カム筒と係合し前記間隙に配置された係合筒を備え、
    前記検出部材本体は、前記固定筒本体に固定され、
    前記係合片は、前記検出部材本体から前記係合片用カム溝まで前記固定筒本体の径方向内側に延され、
    前記検出部材受容凹部は、前記係合片を受容可能に、前記係合筒における前記光軸方向の像側の端面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡胴。
  3. 前記固定筒は、筒状の固定筒本体を備え、
    前記固定筒本体は、前記固定筒本体の内周と前記カム筒の外周との間に間隙を形成するように、前記カム筒の外周側に配置され、
    前記カム筒は、前記係合片を移動可能に係合する係合片用カム溝を備え、
    前記第1レンズ保持部材は、前記カム筒と係合し前記間隙に配置された係合筒を備え、
    前記検出部材本体は、前記固定筒本体から前記間隙に突出するように前記固定筒本体に固定され、
    前記係合片は、前記検出部材本体から前記係合片用カム溝まで前記固定筒本体の径方向内側に延され、
    前記検出部材受容凹部は、前記検出部材本体を受容可能に、前記係合筒における前記光軸方向の像側の端面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡胴。
  4. 前記カム筒は、前記第1レンズ保持部材と移動可能に係合するレンズ保持部材用カム溝を備え、
    前記係合片用カム溝は、当該係合片用カム溝に案内されて移動する前記係合片の移動方向と前記レンズ保持部材用カム溝に案内されて移動する前記第1レンズ保持部材の移動方向とが同一方向になるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のレンズ鏡胴。
  5. 前記係合片用カム溝における対向する2つの内側面の何れか一方の内側面に前記係合片を押し付ける付勢部材を、更に備えていることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載のレンズ鏡胴。
  6. 前記付勢部材は、トーションばねであることを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡胴。
  7. 前記固定筒と前記検出部材本体との何れか一方は、組付補助ガイド軸を備え、
    前記固定筒と前記検出部材本体との何れか他方は、前記組付補助ガイド軸が移動可能に嵌挿する嵌挿部を備え、
    前記組付補助ガイド軸は、前記係合片の先端が前記カム筒の外周面よりも径方向外側に位置して前記係合片用カム溝に入り込んでいない状態から前記係合片用カム溝に入り込んだ状態になるまで、前記何れか他方が前記組付補助ガイド軸に沿ってガイドされるように形成されていることを特徴とする請求項2〜6の何れか一項に記載のレンズ鏡胴。
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