JP2016142339A - トルク変動吸収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2段階のヒステリシスを発生し得るトルク変動吸収装置において、部品点数の増大および大型化を回避しつつ低ヒステリシスおよび高ヒシテリシスの差を大きくすることを可能とするとともに、材料選択の自由度を増大する。
【解決手段】スライド部材24,25の少なくとも一部を構成するリング板部24a,25aと、リング板部24a,25aを両側から挟む高摩擦部材26,27および低摩擦部材28,29とが、一対のホルダプレート5,6およびドリブンプレート7間にそれぞれ配置され、一方のホルダプレート5と、一方のホルダプレート5側に配置される一方の低摩擦部材28との間に、当該一方の低摩擦部材28に接触する接触面43を有する弾発手段40が介設され、この弾発手段40が発揮する弾発力で一方のホルダプレート5および一方のスライド部材24のリング板部24aが相互に離間する側に付勢される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、相互に結合される一対のホルダプレートと、それらのホルダプレートとの間での動力伝達を可能として一対の前記ホルダプレート間に同軸に配置されるドリブンプレートとを備え、一対の前記ホルダプレートおよび前記ドリブンプレートが2段階のヒステリシスを発生するように相対回転することを可能としたトルク変動吸収装置に関する。
低トルク振動を減衰するとともにエンジン始動および停止時に生じる大きなトルク変動を吸収するために、エンジンから動力が伝達される一対のホルダプレートと、ミッション側に連結されるドリブンプレートとを備え、一対のホルダプレートおよびドリブンプレートが2段階のヒステリシスを発生するように相対回転することを可能として、エンジンおよびミッション間に設けられるようにしたトルク変動吸収装置が、特許文献1および特許文献2で知られている。
特許第4747875号公報 特開2010−230098号公報
上記特許文献1で開示されるものでは、低ヒステリシスおよび高ヒシテリシスの差を大きくするために、ドリブンプレートの両側に多数の皿ばねおよび多数のプレートが配置される構成となっており、部品点数が多くなるととともに大型化するという課題がある。
また上記特許文献2で開示されるものでは、高摩擦部材がドリブンプレートの片側だけに配置される構成となっているので、小型化が可能ではあるが、低ヒステリシスおよび高ヒシテリシスの差が小さくなってしまう。またスライド部材そのものに低摩擦部材としても機能を持たせており、スライド部材は強度も必要とされることからスライド部材を形成する材料の選択の自由度が制限されてしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品点数の増大および大型化を回避しつつ低ヒステリシスおよび高ヒシテリシスの差を大きくすることを可能とするとともに、材料選択の自由度を増大するようにしたトルク変動吸収装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、相互に結合される一対のホルダプレートと、それらのホルダプレートとの間での動力伝達を可能として一対の前記ホルダプレート間に同軸に配置されるドリブンプレートとを備え、一対の前記ホルダプレートおよび前記ドリブンプレートが2段階のヒステリシスを発生するように相対回転することを可能としたトルク変動吸収装置において、前記ホルダプレートとの間での所定角度の相対回転が許容される樹脂製のスライド部材の少なくとも一部を構成するリング板部と、前記スライド部材との相対回転を不能としつつ前記リング板部に接合されて前記ドリブンプレートに接触する高摩擦部材と、前記スライド部材との相対回転を可能としつつ前記高摩擦部材との間に前記リング板部を挟む樹脂製の低摩擦部材とが、一対の前記ホルダプレートおよび前記ドリブンプレート間にそれぞれ配置され、一対の前記ホルダプレートのうち一方のホルダプレートと、前記低摩擦部材のうち前記一方のホルダプレート側に配置される一方の前記低摩擦部材との間に、当該一方の低摩擦部材に接触するとともに前記一方のホルダプレートとともに回転する接触面を有する弾発手段が介設され、該弾発手段は、他方の前記低摩擦部材を他方の前記ホルダプレートに接触させるようにして前記一方のホルダプレートおよび前記一方のスライド部材の前記リング板部を相互に離間する弾発力を発揮することを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記スライド部材の前記リング板部および前記高摩擦部材の一方に形成される係合突部を係合させる係止凹部を前記スライド部材および前記高摩擦部材の他方に形成するようにしつつ、前記スライド部材および前記高摩擦部材の一方とともに他方が型成形されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記低摩擦部材が、前記高摩擦部材よりも小さい接触面積で前記リング板部に接触するようにして表裏同形状としつつ、リング状に形成されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記弾発手段が、一対の前記ホルダプレートに連結されるドライブプレートとは前記ドリブンプレートに関して反対側に配置されることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記弾発手段が、前記一方のホルダプレートと同様の表面処理が施されて当該一方のホルダプレートに相対回転不能かつ軸方向移動可能に連結されるとともに前記接触面を有する金属製のセットプレートと、前記一方のホルダプレートおよび前記セットプレート間に介装される皿ばねとで構成され、前記皿ばねの前記セットプレートとの接触部が前記セットプレート側に膨らんだ湾曲形状に形成されることを第5の特徴とする。
本発明は、第5の特徴の構成に加えて、前記皿ばねの前記接触部が、前記ドリブンプレートの半径方向で前記高摩擦部材および前記低摩擦部材の中央に対応する位置に配置されることを第6の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第6の特徴の構成のいずれかに加えて、前記スライド部材および前記ホルダプレートの一方に、相互間に所定角度をなすように傾斜した突部側当接面を周方向側に有する回り止め突部が突設され、前記スライド部材および前記ホルダプレートの所定角度の相対回転を許容して前記回り止め突部を収容する回り止め凹部が、前記突部側当接面がなす角度に対応した角度を相互間になすように傾斜して突部側当接面に当接し得るようにした凹部側当接面を周方向両側に有するようにして前記スライド部材および前記ホルダプレートの他方に形成され、一対の前記ホルダプレートおよび一対の前記スライド部材のうち一方の組の前記回り止め突部の周方向に沿う幅と、他方の組の前記回り止め突部の周方向に沿う幅とが相互に異なって設定されることを第7の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、一対のホルダプレートおよびドリブンプレート間に配置されるリング板部を少なくとも有するスライド部材に対してホルダプレートが所定角度だけ相対回転する間は、低摩擦部材による低ヒステリシスとなり、それ以上の相対回転が生じると低ヒステリシスに加えて高摩擦部材による高ヒステリシスとなり、2段階のヒステリシスを得ることができる。また一対のスライド部材のリング板部の両側に低摩擦部材および高摩擦部材がそれぞれ配設され、一方のホルダプレートと、低摩擦部材のうち一方のホルダプレート側に配置される一方の低摩擦部材との間に弾発手段が介設されているので、部品点数の増大および大型化を回避しつつ、低ヒステリシスおよび高ヒシテリシスの差を大きくすることが可能となる。しかもスライド部材を形成する樹脂としては、高強度で耐摩耗性に優れた樹脂を選択すればよく、材料選択の自由度を増大することができる。さらにスライド部材を樹脂製とすることで、ホルダプレートおよびスライド部材の相対回転が規制される際の衝接音の発生を小さく抑えることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、スライド部材および高摩擦部材の一方とともに他方が型成形されるので、スライド部材に高摩擦部材を接合するための接着剤を不要としたコスト低減を図ることができ、スライド部材のリング板部および高摩擦部材の一方に形成される係合突部がスライド部材および前記高摩擦部材の他方に形成される係止凹部に係合するので、高摩擦部材がスライド部材から剥離する事態がたとえ生じてもスライド部材に対する高摩擦部材の空転が生じることはない。
本発明の第3の特徴によれば、低摩擦部材がリング状であり、スライド部材に対する回り止め等の負荷が生じる部分がないので、低摩擦係数を得ることを優先して低摩擦部材の材料を選択しても低摩擦部材の強度不足が生じることを回避することができ、しかも低摩擦部材が表裏同形状とされるので、一対のスライド部材のいずれにも対応することが可能であり、低摩擦部材が高摩擦部材よりも小さい接触面積でスライド部材に接触するので、より低い低摩擦力が得られるようになる。
本発明の第4の特徴によれば、弾発手段がドライブプレートとはドリブンプレートに関して反対側に配置されるので、遠心力の作用による変形を回避するために回転軸線に直交する平面に極力沿うように設計されることが望ましいトルク変動吸収装置が、弾発手段の配置によって膨らんでしまうことを防止することができる。すなわち弾発手段がドリブンプレートに関してドライブプレート側に配置された場合には、エンジン側回転軸にドライブプレートを締結するためのボルトとの干渉を回避すべくトルク変動吸収装置の中央部をミッション側に膨らませ、トルク変動吸収装置の外周部を軸方向寸法の増加を抑えるためにエンジン側に近づけたクランク型の構造とすることが考えられ、そのような構造にした場合には、回転時に回転軸線と直交する方向に変形させようとする遠心力がトルク変動吸収装置に作用し、トルク変動吸収装置を構成する部材の板厚を増加させる等の対策が必要となるが、弾発手段がドライブプレートとはドリブンプレートに関して反対側に配置されることによってそのような対策が不要となる。
本発明の第5の特徴によれば、弾発手段が、金属製のセットプレートと、一方のホルダプレートおよびセットプレート間に介装される皿ばねとで構成されることによって、皿ばねが低摩擦部材に接触することによる座屈や摩耗を防止することができる。またセットプレートは一方のホルダプレートに相対回転不能かつ軸方向移動可能に連結されており、皿ばねがホルダプレートの周方向に相対移動することはなく、一方のホルダプレートおよびセットプレートと、皿ばねとの接触部で摩耗が生じるのを抑制することができ、皿ばねのセットプレートとの接触部がセットプレート側に膨らんだ湾曲形状に形成されるので、摩耗をより抑えることができる。しかもセットプレートに、一方のホルダプレートと同様の表面処理が施されるので低摩擦部材によって生じる摩擦力をドリブンプレートの両側で均等化することができる。
本発明の第6の特徴によれば、皿ばねが、ドリブンプレートの半径方向で高摩擦部材および低摩擦部材の中央に対応する位置でセットプレートに接触するので、低摩擦部材および高摩擦部材で得られる摩擦力を安定化することができる。
さらに本発明の第7の特徴によれば、スライド部材およびホルダプレートの一方に突設される回り止め突部が、スライド部材およびホルダプレートの他方に形成される回り止め凹部内に収容され、回り止め突部が周方向両側に有する突部側当接面と、突部側当接面に当接することを可能として回り止め凹部が周方向両側に有する凹部側当接面とが、相互間に所定角度をなすように傾斜して形成されるので、突部側および凹部側当接面の接触面積を比較的大きく設定することが可能であり、接触面圧を低下させることができる。また一方の組の回り止め突部の周方向に沿う幅と、他方の組の回り止め突部の周方向に沿う幅とが相互に異なることにより、誤組みが生じることを防止することができる。
トルク変動吸収装置の縦断面図である。 図1の2矢示部拡大図である。 図2の3−3線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図1〜図3を参照しながら説明すると、先ず図1において、このトルク変動吸収装置4は、車両に搭載されるパワーユニットのエンジンおよびミッション間に設けられるものであり、前記エンジンから動力が伝達される第1および第2のホルダプレート5,6と、前記ミッション側に連結されるドリブンプレート7とを備え、第1および第2のホルダプレート5,6と、前記ドリブンプレート7とは2段階のヒステリシスを発生するように相対回転することが可能である。
前記ミッション側に配置される第1のホルダプレート5の外周部ならびに前記エンジン側に配置される第2のホルダプレート6の外周部は、周方向に間隔をあけた配置されるリベット8で相互に締結されており、第2のホルダプレート6には、第1のホルダプレート5の外周よりもさらに半径方向外方に張り出す張り出し部6aが一体に形成される。前記張り出し部6aには、第1のホルダプレート5とは反対側からマスリング9が当接されており、複数のリベット10で前記張り出し部6aおよび前記マスリング9が結合される。またエンジン側回転軸11に複数のボルト12で締結されるドライブプレート13の外周部が前記マスリング9を前記張り出し部6aとの間に挟むように配置され、前記マスリング9および前記ドライブプレート13が複数のボルト14で締結される。
前記ドリブンプレート7の内周部は、ミッション側回転軸15に同軸に固定される円筒状のボス部材22の外周に溶接等で固着され、前記ドリブンプレート7は、第1および第2のホルダプレート5,6との間での動力伝達を可能として第1および第2のホルダプレート5,6間に同軸に配置される。
第1および第2のホルダプレート5,6には、相互に軸方向に並んで対をなす外側ガイド孔16,17が周方向に複数個ずつ設けられ、それらの外側ガイド孔16,17間に配置される内側ガイド孔18が前記ドリブンプレート7に設けられる。
前記外側ガイド孔16,17および前記内側ガイド孔18には、それらのガイド孔16,17,18間に跨がるとともに周方向に離隔して配置される一対のばね受け部材19が摺動可能に嵌装されており、それらのばね受け部材19間に縮設されるコイル状のダンパスプリング20内には、そのダンパスプリング20が所定量圧縮変形したときに一対の前記ばね受け部材19によって挟圧されるようにしてゴム製の二次ダンパスプリング21が収容される。
図2を併せて参照して、第1のホルダプレート5および前記ドリブンプレート7間には、第1のホルダプレート5との間での所定角度の相対回転が許容される樹脂製の第1のスライド部材24の少なくとも一部を構成するリング板部24aが配置され、第2のホルダプレート6および前記ドリブンプレート7間には、第2のホルダプレート6との間での所定角度の相対回転が許容される樹脂製の第2のスライド部材25の少なくとも一部を構成するリング板部25aが配置される。
この実施の形態では、第1のスライド部材24は、前記リング板部24aと、そのリング板部24aの内周に直角に連なるとともに前記ドリブンプレート17とは反対側に延びて第1のホルダプレート5の中心部に挿通される円筒部24bとを一体に有し、第2のスライド部材25は、前記リング板部25aと、そのリング板部25aの内周に直角に連なるとともに前記ドリブンプレート17とは反対側に延びて第2のホルダプレート6の中心部に挿通される円筒部25bとを一体に有するものであり、第1および第2のスライド部材24,25は、高強度で耐摩耗性に優れた樹脂で形成される。
第1および第2のスライド部材24,25における前記リング板部24a,25aの軸方向両側には、第1および第2のスライド部材24,25との相対回転を不能としつつ前記リング板部24a,25aにそれぞれ接合されて前記ドリブンプレート7に接触する高摩擦部材26,27と、第1および第2のスライド部材24,25との相対回転を可能としつつ前記高摩擦部材26,27との間に前記リング板部24a,25aを挟む樹脂製の低摩擦部材28,29とがそれぞれ配設され、前記高摩擦部材26,27は、摩擦係数の大きな樹脂で形成され、前記低摩擦部材28,29は、摩擦係数の小さな樹脂で形成される。
第1および第2のスライド部材24,25の前記リング板部24a,25aおよび前記高摩擦部材26,27の一方、この実施の形態ではリング板部24a,25aには係合突部30,31が一体に形成され、前記リング板部24a,25aおよび前記高摩擦部材26,27の他方、この実施の形態では前記高摩擦部材26,27には前記係合突部30,31を係合させる係止凹部32,33が形成されるものであり、第1および第2のスライド部材24,25ならびに前記高摩擦部材26,27の一方の型成形後に、第1および第2のスライド部材24,25ならびに前記高摩擦部材26,27の一方とともに他方が型成形される。
また前記低摩擦部材28,29は、前記高摩擦部材26,27よりもできるだけ小さくした接触面積で、第1および第2のスライド部材24,25の前記リング板部24a,25aに接触するようにして表裏同形状としつつ、リング状に形成される。
図3を併せて参照して、第1のホルダプレート5および第1のスライド部材24の一方には第1の回り止め突部34が突設され、第1のホルダプレート5および第1のスライド部材24の他方には、第1のホルダプレート5および第1のスライド部材24の所定角度の相対回転を許容して第1の回り止め突部34を収容する第1の回り止め凹部35が形成され、第2のホルダプレート6および第2のスライド部材25の一方には第2の回り止め突部36が突設され、第2のホルダプレート6および第2のスライド部材25の他方には、第2のホルダプレート6および第2のスライド部材25の所定角度の相対回転を許容して第2の回り止め突部36を収容する第2の回り止め凹部37が形成されるものであり、この実施の形態では、第1のスライド部材24に第1の回り止め突部34が突設され、第1のホルダプレート5に第1の回り止め凹部35が形成され、第2のスライド部材25に第2の回り止め突部36が突設され、第2のホルダプレート6に第2の回り止め凹部37が形成される。
第1および第2の回り止め突部34,36は、第1および第2のスライド部材24,25における前記円筒部24b,25bの周方向に等間隔をあけた複数箇所に一体に設けられて外側方に隆起するように形成されており、第1および第2の回り止め凹部35,37は、第1および第2のホルダプレート5,6の内周の周方向に等間隔をあけた複数箇所に形成される。
第1の回り止め突部34は、相互間に第1の所定角度αをなすように傾斜した第1の突部側当接面34aを周方向側に有するように形成され、第1の回り止め凹部35は、第1の突部側当接面34aと平行かつ第1の突部側当接面34aに当接可能とした第1の凹部側当接面35aを周方向両側に有するように形成される。
また第2の回り止め突部36は、相互間に第2の所定角度βをなすように傾斜した第2の突部側当接面36aを周方向側に有するように形成され、第2の回り止め凹部37は、第2の突部側当接面36aと平行かつ第2の突部側当接面36aに当接可能とした第2の凹部側当接面37aを周方向両側に有するように形成され、第2の所定角度βは、この実施の形態では第1の所定角度αと同一である。
しかも第1のホルダプレート5および第1のスライド部材24の組の前記第1の回り止め突部35の周方向に沿う幅W1と、第2のホルダプレート6および第2のスライド部材25の組の前記第2の回り止め突部36の周方向に沿う幅W2とは相互に異なって設定されており、この実施の形態では、第1の回り止め突部35の第2の回り止め凹部37への収容を不可能とするようにしてW1>W2に設定される。
第1および第2のホルダプレート5,6のうちの一方である第1のホルダプレート5と、前記低摩擦部材28,29のうち第1のホルダプレート5側に配置される一方の低摩擦部材28との間に、当該一方の低摩擦部材28に接触するとともに第1のホルダプレート5とともに回転する接触面43を有する弾発手段40が、前記ドライブプレート13とは前記ドリブンプレート7に関して反対側に配置されるようにして介設され、この弾発手段40は、他方の前記低摩擦部材29を第2のホルダプレート6に接触させるようにして第1のホルダプレート5および第1のスライド部材24を相互に離間する弾発力を発揮する。
前記弾発手段40は、第1のホルダプレート5と同様の表面処理が施されて第1のホルダプレート5に相対回転不能かつ軸方向移動可能に連結されるとともに前記接触面40を有する金属製のセットプレート41と、第1のホルダプレート5および前記セットプレート41間に介装される皿ばね42とで構成される。
前記セットプレート41は、第1のスライド部材24との間に前記低摩擦部材28を挟むようにして当該低摩擦部材28に接触する接触面43を一面に有して当該低摩擦部材28および第1のホルダプレート5間に配置されるリング板状のセットプレート主部41aと、そのセットプレート主部41aの内周の複数箇所たとえば2箇所に直角に連設されて前記低摩擦部材28と反対側に延びる延出腕部41bとを一体に有するように形成され、第1のホルダプレート5の内周部には、前記延出腕部41bを周方向の相対回転を不能として挿通させる規制凹部44が設けられる。
前記皿ばね42の内周端部は、接触部45として前記セットプレート41のセットプレート主部41aに接触するのであるが、この接触部45は、前記セットプレート41側に膨らんだ湾曲形状に形成される。
しかも前記皿ばね42の前記接触部45は、前記ドリブンプレート7の半径方向で第1のスライド部材24の両側の前記高摩擦部材26,27および前記低摩擦部材28,29の中央に対応する位置に配置される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、第1および第2のホルダプレート5,6との間での所定角度の相対回転が許容される樹脂製の第1および第2のスライド部材24,25がそれぞれ有するリング板部24a,25aと、それらのスライド部材24,25との相対回転を不能としつつ前記リング板部24a,25aに接合されてドリブンプレート7に接触する高摩擦部材26,27と、第1および第2のスライド部材24,25との相対回転を可能としつつ前記高摩擦部材26,27との間に前記リング板部24a,25aを挟む樹脂製の低摩擦部材28,29とが、第1および第2のホルダプレート5,6と、前記ドリブンプレート7との間にそれぞれ配置され、第1および第2のホルダプレート5,6のうち第1のホルダプレート5と、前記低摩擦部材28,29のうち第1のホルダプレート5側に配置される一方の低摩擦部材28との間に、当該一方の低摩擦部材28に接触するとともに第1のホルダプレート5とともに回転する接触面43を有する弾発手段40が介設され、該弾発手段40は、他方の低摩擦部材29を第2のホルダプレート6に接触させるようにして第1のホルダプレート5および第1のスライド部材24を相互に離間する弾発力を発揮するので、第1および第2のスライド部材24,25に対して第1および第2のホルダプレート5,6が所定角度だけ相対回転する間は、低摩擦部材28,29による低ヒステリシスとなり、それ以上の相対回転が生じると低ヒステリシスに加えて高摩擦部材26,27による高ヒステリシスとなり、2段階のヒステリシスを得ることができるとともに、部品点数の増大および大型化を回避しつつ、低ヒステリシスおよび高ヒシテリシスの差を大きくすることが可能となる。しかも第1および第2のスライド部材24,25を形成する樹脂としては、高強度で対摩耗性に優れた樹脂を選択すればよく、材料選択の自由度を増大することができ、さらに第1および第2のスライド部材24,25を樹脂製とすることで、第1および第2のホルダプレート5,6と、第1および第2のスライド部材24,25の相対回転が規制される際の衝接音の発生を小さく抑えることができる。
また第1および第2のスライド部材24,25ならびに高摩擦部材26,27の一方に形成される係合突部30,31を係合させる係止凹部32,33を第1および第2のスライド部材24,25ならびに高摩擦部材26,27の他方に形成するようにしつつ、第1および第2のスライド部材24,25ならび前記高摩擦部材26,27の一方とともに他方が型成形されるので、第1および第2のスライド部材24,25に高摩擦部材26,27を接合するための接着剤を不要としたコスト低減を図ることができるとともに、高摩擦部材26,27が第1および第2のスライド部材24,25から剥離する事態がたとえ生じても第1および第2のスライド部材24,25に対する高摩擦部材26,27の空転が生じることはない。
また前記低摩擦部材28,29がリング状に形成されるので、低摩擦部材28,29には、第1および第2のスライド部材24,25に対する回り止め等の負荷が生じる部分がなく、低摩擦係数を得ることを優先して低摩擦部材28,29の材料を選択しても強度不足が生じることはなく、前記高摩擦部材26,27よりも小さい接触面積で低摩擦部材28,29が第1および第2のスライド部材24,25に接触することでより低い低摩擦力が得られるようになる。しかも低摩擦部材28,29が表裏同形状とされるので、第1および第2のスライド部材24,25のいずれにも対応することが可能である。
また前記弾発手段40が、第1および第2のホルダプレート5,6に連結されるドライブプレート13とは前記ドリブンプレート7に関して反対側に配置されるので、遠心力の作用による変形を回避するために回転軸線に直交する平面に極力沿うように設計されることが望ましいトルク変動吸収装置4が、弾発手段40の配置によって膨らんでしまうことを防止することができる。すなわち弾発手段40がドリブンプレート7に関してドライブプレート13側に配置された場合には、エンジン側回転軸11にドライブプレート13を締結するためのボルト12との干渉を回避すべくトルク変動吸収装置4の中央部をミッション側に膨らませ、トルク変動吸収装置4の外周部を軸方向寸法の増加を抑えるためにエンジン側に近づけたクランク型の構造とすることが考えられ、そのような構造にした場合には、回転時に回転軸線と直交する方向に変形させようとする遠心力がトルク変動吸収装置4に作用し、トルク変動吸収装置4を構成する部材の板厚を増加させる等の対策が必要となるが、弾発手段40がドライブプレート13とはドリブンプレート7に関して反対側に配置されることによってそのような対策が不要となる。
また前記弾発手段40が、金属製のセットプレート41と、第1のホルダプレート5およびセットプレート41間に介装される皿ばね42とで構成されており、皿ばね42が低摩擦部材28に接触することによる座屈や摩耗を防止することができる。またセットプレート41は第1のホルダプレート5に相対回転不能かつ軸方向移動可能に連結されており、皿ばね41が第1のホルダプレート5の周方向に相対移動することはなく、第1のホルダプレート5およびセットプレート41と、皿ばね42との接触部で摩耗が生じるのを抑制することができ、皿ばね42のセットプレート41との接触部45がセットプレート41側に膨らんだ湾曲形状に形成されるので、摩耗をより抑えることができる。しかもセットプレート41に、第1および第2のホルダプレート5,6と同様の表面処理が施されるので低摩擦部材28,29によって生じる摩擦力をドリブンプレート7の両側で均等化することができる。
また前記皿ばね42の前記接触部45が、前記ドリブンプレート7の半径方向で前記高摩擦部材26,27および前記低摩擦部材28,29の中央に対応する位置に配置されるので、低摩擦部材28,29および高摩擦部材26,27で得られる摩擦力を安定化することができる。
また第1および第2のスライド部材24,25ならびに第1および第2のホルダプレート5,6の一方である第1および第2のスライド部材24,25に、相互間に第1の所定角度αをなすように傾斜した第1および第2の突部側当接面34a,36aを周方向側に有する第1および第2の回り止め突部34,36が突設され、第1および第2のスライド部材24,25ならびに第1および第2のホルダプレート5,6の所定角度の相対回転を許容して第1および第2の回り止め突部34,36を収容する第1および第2の回り止め凹部35,37が、第1および第2の突部側当接面34a,36aと平行に形成されつつ第1および第2の突部側当接面34a,36aに当接し得るようにした第1および第2の凹部側当接面35a,37aを周方向両側に有するようにして第1および第2のホルダプレート5,6に形成されるので、第1および第2の突部側当接面34a,36aならびに第1および第2の凹部側当接面35a,37aの接触面積を比較的大きく設定することが可能であり、接触面圧を低下させることができる。
さらに第1および第2のホルダプレート5,6ならびに第1および第2のスライド部材24,25のうち一方の組である第1のホルダプレート5および第1のスライド部材24側の第1の回り止め突部34の周方向に沿う幅W1と、他方の組である第2のホルダプレート6および第2のスライド部材25側の第2の回り止め突部36の周方向に沿う幅W2とが相互に異なって設定されるので、誤組みが生じることを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では、弾発手段40がセットプレート41および皿ばね42で構成されるようにしたが、ウエーブワッシャ等のばね部材だけで弾発手段を構成することも可能である。
4・・・トルク変動吸収装置
5,6・・・ホルダプレート
7・・・ドリブンプレート
13・・・ドライブプレート
24,25・・・スライド部材
24a,25a・・・リング板部
26,27・・・高摩擦部材
28,29・・・低摩擦部材
30,31・・・係合突部
32,33・・・係止凹部
34,36・・・回り止め突部
34a,36a・・・突部側当接面
35,37・・・回り止め凹部
35a,37a・・・凹部側当接面
40・・・弾発手段
41・・・セットプレート
42・・・皿ばね
43・・・接触面
45・・・接触部
W1・・・一方の組の回り止め突部の周方向に沿う幅
W2・・・他方の組の回り止め突部の周方向に沿う幅

Claims (7)

  1. 相互に結合される一対のホルダプレート(5,6)と、それらのホルダプレート(5,6)との間での動力伝達を可能として一対の前記ホルダプレート(5,6)間に同軸に配置されるドリブンプレート(7)とを備え、一対の前記ホルダプレート(5,6)および前記ドリブンプレート(7)が2段階のヒステリシスを発生するように相対回転することを可能としたトルク変動吸収装置において、前記ホルダプレート(5,6)との間での所定角度の相対回転が許容される樹脂製のスライド部材(24,25)の少なくとも一部を構成するリング板部(24a,25a)と、前記スライド部材(24,25)との相対回転を不能としつつ前記リング板部(24a,25a)に接合されて前記ドリブンプレート(7)に接触する高摩擦部材(26,27)と、前記スライド部材(24,25)との相対回転を可能としつつ前記高摩擦部材(26,27)との間に前記リング板部(24a,25a)を挟む樹脂製の低摩擦部材(28,29)とが、一対の前記ホルダプレート(5,6)および前記ドリブンプレート(7)間にそれぞれ配置され、一対の前記ホルダプレート(5,6)のうち一方のホルダプレート(5)と、前記低摩擦部材(28,29)のうち前記一方のホルダプレート(5)側に配置される一方の前記低摩擦部材(28)との間に、当該一方の低摩擦部材(28)に接触するとともに前記一方のホルダプレート(5)とともに回転する接触面(43)を有する弾発手段(40)が介設され、該弾発手段(40)は、他方の前記低摩擦部材(29)を他方の前記ホルダプレート(6)に接触させるようにして前記一方のホルダプレート(5)および前記一方のスライド部材(24)の前記リング板部(24a)を相互に離間する弾発力を発揮することを特徴とするトルク変動吸収装置。
  2. 前記スライド部材(24,25)の前記リング板部(24a,25a)および前記高摩擦部材(26,27)の一方に形成される係合突部(30,31)を係合させる係止凹部(32,33)を前記スライド部材(24,25)および前記高摩擦部材(26,27)の他方に形成するようにしつつ、前記スライド部材(24,25)および前記高摩擦部材(26,27)の一方とともに他方が型成形されることを特徴とする請求項1に記載のトルク変動吸収装置。
  3. 前記低摩擦部材(28,29)が、前記高摩擦部材(26,27)よりも小さい接触面積で前記リング板部(24a,25a)に接触するようにして表裏同形状としつつ、リング状に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のトルク変動吸収装置。
  4. 前記弾発手段(40)が、一対の前記ホルダプレート(5,6)に連結されるドライブプレート(13)とは前記ドリブンプレート(7)に関して反対側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のトルク変動吸収装置。
  5. 前記弾発手段(40)が、前記一方のホルダプレート(5)と同様の表面処理が施されて当該一方のホルダプレート(5)に相対回転不能かつ軸方向移動可能に連結されるとともに前記接触面(43)を有する金属製のセットプレート(41)と、前記一方のホルダプレート(5)および前記セットプレート(41)間に介装される皿ばね(42)とで構成され、前記皿ばね(42)の前記セットプレート(41)との接触部(45)が前記セットプレート(41)側に膨らんだ湾曲形状に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトルク変動吸収装置。
  6. 前記皿ばね(42)の前記接触部(45)が、前記ドリブンプレート(7)の半径方向で前記高摩擦部材(26,27)および前記低摩擦部材(28,29)の中央に対応する位置に配置されることを特徴とする請求項5に記載のトルク変動吸収装置。
  7. 前記スライド部材(24,25)および前記ホルダプレート(5,6)の一方に、相互間に所定角度をなすように傾斜した突部側当接面(34a,36a)を周方向側に有する回り止め突部(34,36)が突設され、前記スライド部材(24,25)および前記ホルダプレート(5,6)の所定角度の相対回転を許容して前記回り止め突部(34,36)を収容する回り止め凹部(35,37)が、前記突部側当接面(34a,36a)と平行に延びて前記突部側当接面(34a,36a)に当接し得るようにした凹部側当接面(35a,37a)を周方向両側に有するようにして前記スライド部材(24,25)および前記ホルダプレート(5,6)の他方に形成され、一対の前記ホルダプレート(5,6)および一対の前記スライド部材(24,25)のうち一方の組の前記回り止め突部(34)の周方向に沿う幅(W1)と、他方の組の前記回り止め突部(36)の周方向に沿う幅(W2)とが相互に異なって設定されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のトルク変動吸収装置。
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