JP2016141433A - 塗布容器 - Google Patents
塗布容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016141433A JP2016141433A JP2015017946A JP2015017946A JP2016141433A JP 2016141433 A JP2016141433 A JP 2016141433A JP 2015017946 A JP2015017946 A JP 2015017946A JP 2015017946 A JP2015017946 A JP 2015017946A JP 2016141433 A JP2016141433 A JP 2016141433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- communication hole
- container body
- cylinder
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
【解決手段】塗布容器1は、被塗布部に塗布する内容物Lが収容されるとともに、弾性変形自在に形成された胴部2aを有する容器本体2と、容器本体2の口部3に装着され、容器本体2内に連通する内側連通孔5が形成された中栓部材4と、中栓部材4との間に、内側連通孔5を通して容器本体2内に連通する計量室6を形成するとともに、頂部19に計量室6に連通する外側連通孔8が形成された計量筒部材7と、上端開口部9aが中栓部材4に連結され、かつ下端開口部9bが容器本体2の底部2bに開口し、内側連通孔5と容器本体2内と連通するパイプ9と、を備えている。そして、計量筒部材7の頂部のうち、外側連通孔8より容器軸O方向に沿う容器本体2の底部2b側に位置する部分には、容器本体2内の加圧時に押し上げられて外側連通孔8を閉塞する弁体31が配設されている。
【選択図】図1
Description
また前記弁部材は、前記挿通孔と前記計量室との連通を遮断し、かつ前記計量室と前記連通孔とを連通させる計量位置と、前記計量位置よりも容器軸方向に沿う前記容器本体の底部側に位置するとともに、前記計量室と前記連通孔との連通を遮断し、かつ前記挿通孔と前記計量室とを連通させる塗布位置と、の間を容器軸方向に移動自在に配設されている。
本発明の被塗布部に塗布する内容物が収容されるとともに、弾性変形自在に形成された胴部を有する容器本体と、前記容器本体の口部に装着され、該容器本体内に連通する内側連通孔が形成された中栓部材と、前記中栓部材との間に、前記内側連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を形成するとともに、頂部に前記計量室に連通する外側連通孔が形成された計量筒部材と、一端開口部が前記中栓部材に連結され、かつ他端開口部が前記容器本体の底部に開口し、前記内側連通孔と前記容器本体内と連通するパイプと、を備え、前記頂部のうち、前記外側連通孔より容器軸方向に沿う前記容器本体の前記底部側に位置する部分には、前記容器本体内の加圧時に押し上げられて前記外側連通孔を閉塞する弁体が配設されていることを特徴とする。
この構成によれば、容器本体を、口部が鉛直方向の上方に位置し、かつ底部が鉛直方向の下方に位置する正立姿勢とした状態で、容器本体の胴部を圧縮変形しその内部を加圧すると、容器本体内の内容物がパイプ内および内側連通孔を通して計量室内に流入する。この際、計量室内が内容物で満たされ、内容物が外側連通孔に到達しようとしたときに、弁体が内容物により押し上げられて外側連通孔が弁体により閉塞される。これにより、計量時に内容物が不意に吐出されるのを防止することができる。
そして、容器本体の胴部の圧縮変形を解除して復元変形させると、パイプ内の内容物が、計量室内の内容物の余剰分と共に、パイプの他端開口部を通して容器本体内に戻される。これにより、内容物の計量が完了する。
次に、容器本体を、口部が鉛直方向の下方に位置し、かつ底部が鉛直方向の上方に位置する倒立姿勢、または傾斜姿勢にすると、計量室内の計量された内容物が、外側連通孔に向けて流動する一方、パイプの他端開口部が、容器本体内において内容物中から露出する。
これにより、計量室内の計量された内容物のみを、外側連通孔から吐出することができる。
以上により、内容物の計量に際し、容器本体を前述の倒立姿勢、または傾斜姿勢にしなくても、正立姿勢にしたままにしておくことが可能となり、操作性を向上させることができる。したがって、操作性に優れた塗布容器を提供できる。
この構成によれば、吐出膜部材を被塗布部に押し当てて弾性変形させると、内容物の通過可能な開口が形成されるので、その押し当て力を変化させることで、内容物の吐出量を調整することが可能となり、操作性を確実に向上させることができる。
また、吐出膜部材を被塗布部に押し当てて弾性変形させたときに、吐出膜部材と頂部との間の空間が加圧されるので、その内圧によって弁体を変位させることで、弁体と外側連通孔との距離を変動させることが可能になり、計量室内から外側連通孔を通して前記空間内に流入する内容物の量を調整することもできる。
この構成によれば、弁体が、弁筒体内に容器軸方向に移動自在に配設されているので、簡易な構成で前述の作用効果を奏功させることができる。
この塗布容器1には、例えば人体の頭皮や皮膚等の被塗布部Sに塗布される育毛剤や薬液等の内容物Lが収容される。
図1に示すように、塗布容器1は、被塗布部Sに塗布する内容物Lが収容されるとともに、弾性変形自在に形成された胴部2aを有する容器本体2と、容器本体2の口部3に装着され、容器本体2内に連通する内側連通孔5が形成された中栓部材4と、中栓部材4との間に、内側連通孔5を通して容器本体2内に連通する計量室6を形成するとともに、頂部19に計量室6に連通する外側連通孔8が形成された計量筒部材7と、上端開口部9a(一端開口部)が中栓部材4に連結され、かつ下端開口部9b(他端開口部)が容器本体2の底部に開口するパイプ9と、外側連通孔8を覆う吐出膜部材10と、計量筒部材7の頂部19のうち、外側連通孔8より容器本体2の底部2b側に位置する部分に配設され、容器本体2内の加圧時に押し上げられて外側連通孔8を閉塞する弁体31と、計量筒部材7に装着されて吐出膜部材10を係止する押さえ部材11と、容器本体2の口部3に着脱自在に装着されて吐出膜部材10の先端を覆うオーバーキャップ12と、を備えている。
鍔部16は、容器本体2の口部3の上端開口縁に、その上側から当接している。
嵌合筒17は、鍔部16の外周縁部から上側へ向けて突設されている。
装着筒部18の天壁は、嵌合筒17の上端開口縁に全周にわたって、その上側から当接する環状に形成されている。また、装着筒部18の天壁の内周縁部には、中栓部材4の嵌合筒17内に液密に嵌合されるシール筒部21が垂下設されている。シール筒部21の内径は、中栓部材4のシール筒14の内径と略同一となっている。
大径部22の内径は、シール筒部21の内径と同等となっている。大径部22の上端部は、内側連通孔5の上端部よりも下側に位置するとともに内側連通孔5の下端縁よりも上側に位置している。
連結部24の外周縁部には、外筒部25が上側に向かって突設されている。外筒部25の内径は、大径部22の内径よりも小さくなっている。外筒部25の外周面は、下部が大径部22の外周面と面一に形成されているとともに、上部が縮径されている。外筒部25の上部には、径方向外側へ向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状の突起25aが形成されている。
鍔部10dの上面は、計量筒部材7の外筒部25の上端縁と面一とされている。鍔部10dの下面は、計量筒部材7の小径部23の上端縁に当接し、吐出膜部材10と計量筒部材7との連結部分の液密性を確保している。
塗布容器1を用いて、内容物Lを被塗布部Sに塗布するには、まず、容器本体2の口部3からオーバーキャップ12を取り外し、吐出膜部材10を容器外部に露出させる。
この際、吐出膜部材10を被塗布部Sに押し当てる力を調整することで、形成されるスリット32の開口の大きさ、つまり内容物Lの吐出量を調整することが可能になり、操作性を確実に向上させることができる。
例えば、上記実施形態では、塗布容器1は吐出膜部材10を備えていたが、これに限られるものではなく、外側連通孔8が露出する構成としてもよい。
また弁体は、いわゆる1点弁や3点弁等であってもよい。
さらに上記実施形態では、外側連通孔8は容器軸Oと同軸に配置されているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば外側連通孔が、容器軸Oに対して径方向にずらされていてもよい。また外側連通孔の軸線が、容器軸O方向に対して傾斜して延在していてもよい。
また、オーバーキャップ12が、容器本体2の口部3に装着される代わりに、計量筒部材7に対して着脱可能に装着されていてもよい。
また、オーバーキャップ12が設けられていなくてもよい。
Claims (3)
- 被塗布部に塗布する内容物が収容されるとともに、弾性変形自在に形成された胴部を有する容器本体と、
前記容器本体の口部に装着され、該容器本体内に連通する内側連通孔が形成された中栓部材と、
前記中栓部材との間に、前記内側連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を形成するとともに、頂部に前記計量室に連通する外側連通孔が形成された計量筒部材と、
一端開口部が前記中栓部材に連結され、かつ他端開口部が前記容器本体の底部に開口し、前記内側連通孔と前記容器本体内と連通するパイプと、を備え、
前記頂部のうち、前記外側連通孔より容器軸方向に沿う前記容器本体の前記底部側に位置する部分には、前記容器本体内の加圧時に押し上げられて前記外側連通孔を閉塞する弁体が配設されていることを特徴とする塗布容器。 - 前記外側連通孔を覆い、かつ弾性変形することで前記計量室内の内容物が通過可能な開口が形成される吐出膜部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の塗布容器。
- 前記計量筒部材の前記頂部には、前記容器軸方向に延びる弁筒体が配設され、
前記弁体は、前記弁筒体内に前記容器軸方向に移動自在に配設され、
前記外側連通孔は、前記弁筒体における前記容器軸方向に沿う前記容器本体の前記底部側と反対側の開口部となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の塗布容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015017946A JP6482300B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 塗布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015017946A JP6482300B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 塗布容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016141433A true JP2016141433A (ja) | 2016-08-08 |
JP6482300B2 JP6482300B2 (ja) | 2019-03-13 |
Family
ID=56569041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015017946A Active JP6482300B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 塗布容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6482300B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019081609A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5743855U (ja) * | 1980-08-20 | 1982-03-10 | ||
JPS59129744U (ja) * | 1983-02-21 | 1984-08-31 | 吉田工業株式会社 | チユ−ブ定量栓 |
JPH0429961U (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-10 | ||
JP2008137685A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 押出容器 |
JP2014080234A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-05-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 塗布容器 |
-
2015
- 2015-01-30 JP JP2015017946A patent/JP6482300B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5743855U (ja) * | 1980-08-20 | 1982-03-10 | ||
JPS59129744U (ja) * | 1983-02-21 | 1984-08-31 | 吉田工業株式会社 | チユ−ブ定量栓 |
JPH0429961U (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-10 | ||
JP2008137685A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 押出容器 |
JP2014080234A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-05-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 塗布容器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019081609A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
JP7080156B2 (ja) | 2017-10-31 | 2022-06-03 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6482300B2 (ja) | 2019-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5229542B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP6076863B2 (ja) | 計量注出容器 | |
US10138029B2 (en) | Container lid having measuring function | |
JP6496655B2 (ja) | 計量注出塗布容器 | |
JP6200751B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP2017095117A (ja) | 液体注出塗布容器 | |
JP6482300B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP6356942B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP6639322B2 (ja) | 定量注出容器 | |
JP5545641B2 (ja) | 刷毛付き塗布容器 | |
JP6407049B2 (ja) | 計量塗布容器 | |
KR200477737Y1 (ko) | 내용물 누출 방지 노즐이 구비된 화장품 용기 | |
JP2008137692A (ja) | 詰め替え用容器 | |
JP6679168B2 (ja) | 定量注出容器 | |
JP4449412B2 (ja) | 定量注出塗布容器 | |
JP2017154769A (ja) | 計量塗布容器 | |
JP6679167B2 (ja) | 定量注出容器 | |
JP2014227193A (ja) | 定量吐出容器及びこれを用いた計量方法 | |
JP6671734B2 (ja) | 計量注出塗布容器 | |
JP4367698B2 (ja) | 定量塗布容器 | |
JP2016011149A (ja) | 液体計量栓 | |
KR20150044869A (ko) | 화장용 튜브용기 | |
JP5922005B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP7154033B2 (ja) | 吐出具 | |
JP6695786B2 (ja) | 塗布容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170803 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180821 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181012 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181016 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6482300 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |