JP2016138762A - 検出装置及び記録装置 - Google Patents

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Tetsushi Yoshino
哲史 吉野
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Abstract

【課題】摩耗粉の発生を抑制し、誤検出を抑制できる検出装置及びこの検出装置を備えた記録装置を提供する。【解決手段】被検出物の位置を検出する検出装置は、光を照射する照射部及び前記光の照射方向において前記照射部と離れた位置で前記照射部と対向する受光部を有する光学センサと、前記照射部から照射される前記光を透過する透過部及び前記照射部から照射される前記光を遮断する遮光部が交互に形成されて成る位置検出パターンを備えるスケールと、前記光学センサに対応する位置に配置され、前記スケールの少なくとも一部を受け入れる規制部とを備えている。前記光の照射方向において前記規制部の前記スケールを受け入れる間隔は、前記照射部と前記受光部との間隔よりも狭い。【選択図】図5

Description

本発明は、被検出部の位置を検出する検出装置及びこの検出装置を備える記録装置に関する。
本願において、記録装置には、所定方向に記録ヘッドが移動しながら記録を行うシリアルプリンター、記録ヘッドが移動しないラインプリンター、及びこれらプリンター機能を備える複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
従来、記録装置では、被記録媒体を被記録媒体搬送経路に沿って搬送手段により記録手段に向けて搬送し、前記記録手段により記録を実行している。この際、被記録媒体への記録品質を維持すべく、前記搬送手段において前記搬送経路における前記被記録媒体の位置制御及び速度制御が行われている。
そして、前記記録装置では、検出装置による検出信号を用いて前記搬送手段における前記被記録媒体の位置制御及び速度制御が行われている。この検出装置の一例として、エンコーダーがある。前記記録装置において、搬送ローラーを構成するシャフトの一端にロータリーエンコーダーを備えるものがある(特許文献1参照)。
特開2007−107892号公報
この記録装置におけるロータリーエンコーダーは、前記シャフトの一端に取り付けられた円盤状のスケールであってリング状の位置検出パターンが設けられたロータリースケールと、フォトセンサとを備えている。前記位置検出パターンは光を通す透光部と光を遮る遮光部とを備え、前記透光部と前記遮光部とが交互にロータリースケール上に形成されている。フォトセンサは発光部と受光部とを備えている。
前記ロータリースケールが前記シャフトの駆動により回転すると、前記ロータリースケールに設けられた前記位置検出パターンの前記透光部と前記遮光部とが交互に前記フォトセンサの前記発光部と前記受光部との間を横切ることになる。これにより、前記受光部は、前記発光部からの光を断続的に検出する。この検出情報に基づいて、前記記録装置では前記搬送ローラーの駆動を制御し、前記被記録媒体の前記記録手段への搬送が制御される。
ところで、このロータリーエンコーダーでは、前記フォトセンサの前記透光部と前記遮光部との間の空間部に前記ロータリースケールの一部が位置する構成となっている。装置の小型化を図るべく、前記ロータリースケールを受け入れる空間部の間隔を小さくすると、前記ロータリースケールが前記シャフトの軸線方向に回転や振動等により撓んだ際、前記フォトセンサにおいて前記ロータリースケールに最も近い部位と前記ロータリースケールとが接触する虞がある。
そして、前記フォトセンサと前記ロータリースケールとが接触すると摩擦力により摩耗粉が生じる。この摩耗粉が前記発光部と前記受光部との間に入り込み、前記フォトセンサにおいて誤検出を引き起こす虞がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、摩耗粉の発生を抑制し、誤検出を抑制できる検出装置及びこの検出装置を備えた記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の検出装置は、被検出物の位置を検出する検出装置であって、光を照射する照射部及び前記光の照射方向において前記照射部と離れた位置で前記照射部と対向する受光部を有する光学センサと、前記照射部から照射される前記光を透過する透過部及び前記照射部から照射される前記光を遮断する遮光部が交互に形成されて成る位置検出パターンを備えるスケールと、前記光学センサに対応する位置に配置され、前記スケールの少なくとも一部を受け入れる規制部と、を備え、前記光の照射方向において前記規制部の前記スケールを受け入れる間隔は、前記照射部と前記受光部との間隔よりも狭いことを特徴とする。
尚、本明細書において「光学センサに対応する位置に配置され」とは、前記規制部に受け入れられた前記スケールが前記光学センサの光の照射方向に撓んだ際、その撓みを前記規制部が規制し、前記光学センサの前記照射部及び前記受光部の少なくとも一方に前記撓んだスケールが接触することを抑制できる程度に前記光学センサから離れた位置に前記規制部が設けられていることを意味する。
本態様によれば、前記規制部は前記光学センサに対応する位置に配置され、前記光の照射方向において前記規制部の前記スケールを受け入れる間隔は、前記照射部と前記受光部との間隔よりも狭い。これにより、前記スケールに撓みが生じた際、前記規制部と接触することにより前記スケールの前記光学センサへの接触を防止し或いは接触の程度を低減できる。その結果、前記スケールが前記光学センサに接触して生じる摩耗粉の発生を抑制できる。これにより、前記光学センサにおける前記摩耗粉による誤検出を抑制できる。
本発明の第2の態様の検出装置は、第1の態様において、前記規制部は前記透過部と前記遮光部との形成方向に沿って前記光学センサを挟んで複数設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記規制部は前記透過部と前記遮光部との形成方向に沿って前記光学センサを挟んで複数設けられているので、前記スケールが撓んだ際、前記形成方向における前記光学センサの両側で前記規制部が前記スケールの変位を規制することとなり、前記スケールの前記光学センサへの接触をより確実に防止し、或いは接触の程度をより確実に低減できる。
本発明の第3の態様の検出装置は、第1または第2の態様において、前記規制部は前記光の照射方向における前記スケールの一方の側に設けられた第1の規制部と、他方の側に設けられた第2の規制部とを備えていることを特徴とする。
本発明の第4の態様の検出装置は、第3の態様において、前記第2の規制部は前記第1の規制部と対向する位置に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記光の照射方向における前記スケールの一方の側に設けられた第1の規制部と、他方の側に設けられた第2の規制部とが対向しているので、前記スケールが前記光の照射方向に撓んだ際の一方の側及び他方の側への変位を規制できる。その結果、前記スケールが撓んだ際における前記光学センサへの接触を確実に抑制できる。
本発明の第5の態様の検出装置は、第3または第4の態様において、前記スケールは円盤状に形成され、前記位置検出パターンは前記円盤状のスケールの円周方向に沿って設けられ、前記第1の規制部及び前記第2の規制部のいずれか一方は前記スケールの一方側円盤面と対向配置され、他方は前記スケールの他方側円盤面と対向配置されることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1の規制部及び前記第2の規制部のいずれか一方は前記円盤状のスケールの一方側円盤面と対向配置され、他方は前記スケールの他方側円盤面と対向配置される。したがって、前記スケールが回転軸線方向に撓んだ際、前記第1の規制部及び前記第2の規制部が前記スケールと接触することにより前記スケールの撓みを抑制し、前記スケールと前記光学センサとの接触を低減できる。その結果、前記スケールが前記光学センサに接触して生じる摩耗粉の発生を抑制できる。これにより、前記光学センサにおける前記摩耗粉による誤検出を抑制できる。
本発明の第6の態様の検出装置は、第5の態様において、前記スケールの少なくとも一部は、前記位置検出パターンから外れた部分において前記第1の規制部と前記第2の規制部とに挟み込まれることを特徴とする。
本態様によれば、前記スケールにおいて前記位置検出パターンからはずれた部分が前記第1の規制部と前記第2の規制部とに挟み込まれるので、前記スケールが回転軸線方向に撓んだ際、前記位置検出パターンが前記第1の規制部及び前記第2の規制部に接触することを防止できる。その結果、前記位置検出パターンが損傷したり、汚れたりすることを防止でき、前記光学センサにおける誤検出を抑制できる。
本発明の第7の態様の検出装置は、第1から第6のいずれか一の態様において、前記規制部は前記光学センサが取り付けられる保持部材に形成されていることを特徴とする。
本発明の第8の態様の検出装置は、第1から第7のいずれか一の態様において、前記規制部の材質は、前記光学センサにおいて前記スケールに最も近い部位の材質より摺動性が高いことを特徴とする。
本態様によれば、前記規制部の材質は前記光学センサにおいて前記スケールに最も近い部位の材質より摺動性が高いので、前記規制部が前記スケールと接触した際に生じる摩擦力を低減できる。したがって、前記スケールと前記規制部とが相対移動する際において前記スケールと前記規制部とが接触しても負荷を小さくでき、前記スケール及び前記規制部の相対移動を円滑にできる。
本発明の第9の態様の検出装置は、第1から第8のいずれか一の態様において、前記規制部には回動自在なローラー部材が取り付けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記規制部には回動自在なローラー部材が取り付けられているので、前記スケールが前記規制部に接触した際に生じる摩擦力を低減でき、前記規制部と前記スケールとの相対移動を円滑にできる。
本発明の第10の態様の検出装置は、第1から第4のいずれか一の態様において、前記スケールは長尺部材であることを特徴とする。
本発明の第11の態様の記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記被記録媒体を前記記録手段へ搬送する搬送ローラーと、第1から第10のいずれか一の態様における検出装置とを備え、前記検出装置のスケールは前記搬送ローラーの軸に取り付けられていることを特徴とする。
本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターの用紙搬送経路をしめす側断面図。 第1の実施例に係るプリンターの構成を示すブロック図。 第1の実施例に係るロータリーエンコーダーの拡大図。 第1の実施例に係るロータリーエンコーダーの斜視図。 第1の実施例に係るロータリーエンコーダーの分解斜視図。 第1の実施例に係る光学センサ及び規制部の拡大斜視図。 第1の実施例に係る光学センサ及び規制部をスケールの半径方向から見た側面図。 第1の実施例に係る規制部を拡大した概略図。 第1の実施例に係る規制部の変更例をしめす概略図。 第2の実施例に係るリニアスケールとリニアエンコーダーを示す概略図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係るプリンターの外観斜視図であり、図2は本発明に係るプリンターの用紙搬送経路をしめす側断面図であり、図3は第1の実施例に係るプリンターの構成を示すブロック図であり、図4は第1の実施例に係るロータリーエンコーダーの拡大図であり、図5は第1の実施例に係るロータリーエンコーダーの斜視図である。
図6は第1の実施例に係るロータリーエンコーダーの分解斜視図であり、図7は第1の実施例に係る光学センサ及び規制部の拡大斜視図であり、図8は第1の実施例に係る光学センサ及び規制部をスケールの半径方向から見た側面図であり、図9は第1の実施例に係る規制部を拡大した概略図であり、図10は第1の実施例に係る規制部の変更例をしめす概略図であり、図11は第2の実施例に係るリニアスケールとリニアエンコーダーを示す概略図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向(装置幅方向)が記録ヘッドの走査方向、Y方向が記録装置の奥行き方向及び用紙搬送方向、Z方向が記録ヘッドと用紙との間の距離(ギャップ)の変化する方向すなわち装置高さ方向を示している。尚、各図において−Y方向を装置前面側とし、+Y方向側を装置背面側とする。
■■■第1の実施例■■■■
<<<プリンターの概要について>>>
図1ないし図3を参照して、記録装置の一例としてのインクジェットプリンター10(以下「プリンター10」という)の構成要素について説明する。プリンター10は、装置本体12と、画像読取装置14とを備えている。
装置本体12は、外観を構成するハウジング16と、該ハウジングの前面において装置本体12に対して着脱可能な媒体収容部18とハウジング16の前面に設けられた、パネル部20とを備えている。図2に示すように媒体収容部18の装置前面側(図2における−Y軸方向側)には媒体収容部18に対して閉じた姿勢(図1参照)と開いた姿勢(図2参照)との間を回動可能なカバー22が取り付けられている。また、画像読取装置14は装置本体12の上部に設けられており、図示しないが載置面に媒体をセットして読み取る、いわゆるスキャナーとして構成されている。
パネル部20は、プリンター10を操作するための電源ボタンや印刷設定ボタン、表示パネル等を備え、プリンター10の操作を行う操作部として構成されている。パネル部20は、不図示の駆動手段によりハウジング16に対して装置前方側に回動可能に構成されている(図2参照)。前記駆動手段は、図示しないが駆動源及び該駆動源からの駆動力をパネル部20に伝達する歯車等の機構により構成されている。
<<<用紙搬送経路について>>>
図2を参照するに、符号Pが付された二点鎖線は媒体収容部18から排出トレイ24に至る用紙Pの搬送経路を示している。用紙Pの搬送経路の最上流側には媒体収容部18が設けられている。媒体収容部18は、「被記録媒体」としての用紙Pを収容する下段側トレイ26及び下段側トレイ26の上側に位置するとともに用紙Pを収容する上段側トレイ28とを備えて構成されている
また、上段側トレイ28は、図示しない駆動機構により装置奥行き方向背面側(図2における+Y軸方向)に駆動され、突き当たり位置すなわち給送可能位置(図2参照)と突き当たり位置から装置奥行き方向における装置前面側に所定量変位した退避位置(不図示)との間を移動可能に構成されている。尚、用紙Pは下段側トレイ26及び上段側トレイ28に収容される被記録媒体の一例である。また、本実施例における用紙Pは、A4サイズ、B5サイズ、写真紙、葉書等のサイズが異なる媒体を含んでいる。
また、装置本体12には用紙搬送経路に沿ってピックアップローラー30、給送ローラー32、搬送ローラー34、キャリッジ36、排出ローラー38が設けられている。ピックアップローラー30は、各トレイ26、28の上方に位置し、各トレイ26、28に収容された用紙Pに対して接離する方向に揺動可能に構成されている。ピックアップローラー30は、下段側トレイ26又は上段側トレイ28に収容された用紙Pの最上位のものと接して回転することにより、当該最上位の用紙Pを下段側トレイ26又は上段側トレイ28から用紙搬送経路へ送り出す。
用紙搬送経路上においてピックアップローラー30の下流側には給送ローラー32が設けられている。給送ローラー32の周囲には複数の給送従動ローラー40が設けられている。ピックアップローラー30により媒体収容部18から送り出された用紙Pは、給送ローラー32と複数の給送従動ローラー40とにニップされて用紙搬送経路下流側に搬送される。
また、給送ローラー32の用紙搬送経路下流側には、図示しない駆動モーターにより駆動される搬送ローラー34と該搬送ローラーに圧接して従動回転する搬送従動ローラー42とが設けられている。給送ローラー32により送られた用紙Pは、搬送ローラー34及び搬送従動ローラー42にニップされて用紙搬送経路下流側に搬送される。
搬送ローラー34の下流側には、キャリッジ36が設けられている。キャリッジ36の底部には記録ヘッド44が設けられている。キャリッジ36の下方には記録ヘッド44と対向し、用紙Pを支持するプラテン46が設けられている。キャリッジ36は、図示しない駆動モーターにより図2における装置幅方向(X軸方向)に往復動する様に駆動される。
プラテン46は、用紙Pを支持し、プラテン46と記録ヘッド44との距離すなわちギャップPGを規定する。そしてプラテン46の下流側には、記録の行われた用紙Pを送り出す排出ローラー38と、当該排出ローラーに接して従動回転する排出従動ローラー48とが設けられている。排出ローラー38は、図示しない駆動モーターによって回転駆動される。
記録ヘッド44により記録の行われた用紙Pは、排出ローラー38と排出従動ローラー48とにニップされ、搬送方向下流側に送られる。そして、用紙Pは、装置本体12の前面側(図2における+Y軸方向側)に設けられた排出トレイ24へ排出される。
尚、排出トレイ24は、不図示の排出トレイ駆動手段により、装置本体12内に収容される位置(図2二点鎖線部参照)と、装置本体12から装置奥行き方向前方側に突出した位置(図2実線部参照)との間を移動可能に構成されている。
また、プリンター10において用紙Pの両面に記録を行う場合には、記録ヘッド44によって用紙Pの第1面に記録が行われた後、用紙Pは搬送ローラー34及び排出ローラー38の逆送り動作により前記第1面に記録が実行された際に用紙後端となっていた側が先端となって搬送ローラー34の上流側に戻される。さらに用紙Pは、搬送ローラー34の逆戻り動作により反転経路50へと送られる。反転経路50内に送られた用紙Pは、給送ローラー32と反転ローラー52とによりニップされ、再度用紙搬送経路に戻される。
用紙搬送経路に戻された用紙Pは、給送ローラー32により用紙搬送経路下流側の搬送ローラー34へと再度送られる。このとき、用紙Pの第1面と第2面とは湾曲反転させられ、該第2面が記録ヘッド44と対向する。用紙Pは、搬送ローラー34により記録ヘッド44の下方において記録ヘッド44と対向する位置へ送られる。記録ヘッド44により前記第2面の記録が行われた用紙Pは、排出ローラー38により排出トレイ24へ排出される。
<<<制御部について>>>
装置本体12は、複数の電子部品から構成される電気回路としての制御部54(図3参照)を備えている。制御部54は、パネル部20からの入力指令に応じて、画像読取装置14、媒体収容部18、パネル部20の駆動手段(不図示)、ピックアップローラー30、給送ローラー32、搬送ローラー34、キャリッジ36、排出ローラー38、記録ヘッド44及び排出トレイ駆動手段(不図示)における用紙Pの給送、搬送、排出、記録動作、原稿読取動作等のプリンター10の記録及び画像読取の実行に必要な動作、パネル部20及び排出トレイ24の動作を制御している。
また、後述するが制御部54は、ロータリーエンコーダー56から送信される検出信号を受信し、該検出信号に基づいて用紙Pの一制御及び速度制御を行う様に構成されている。
また、パネル部20からの入力指令に代えて、外部(PCなど)からの指示で原稿読取動作等のプリンター10の記録及び画像読取の実行に必要な動作を制御してもよい。また、制御部54は、キャリッジ36の走査方向(図2におけるX軸方向)への移動及び記録ヘッド44におけるインクの吐出を制御する。
<<<ロータリーエンコーダーについて>>>
図2、図4ないし図9を参照して第1の実施例に係る「検出装置」としてのロータリーエンコーダー56について説明する。ロータリーエンコーダー56は、光学センサ58と、ロータリースケール60と、規制部62、62と、保持部材64とを備えている。
ロータリースケール60は、装置本体12内において装置幅方向に延びるシャフトの+X軸方向側の端部に取り付けられている。このシャフトは搬送ローラー34を構成している。つまり、ロータリースケール60はシャフト状の搬送ローラー34の端部に取り付けられている。
また、装置本体12内には、駆動モーター(不図示)が設けられ、該駆動モーターの駆動力を搬送ローラー34に伝達する搬送ローラー駆動手段66が設けられている。搬送ローラー駆動手段66は、複数のギヤ68A、68B、68C、68D、68E、68F、68G、68H、68Jを備えている。ギヤ68Gは、搬送ローラー34に軸着されており、搬送ローラー34と一体に回転する。
図示しない駆動モーターが制御部54により駆動させられると、搬送ローラー駆動手段66のギヤ68A、68B、68C、68D、68E、68F、68Gに前記駆動モーターの駆動力が伝達され、搬送ローラー34が回転駆動させられる。したがって、搬送ローラー34に取り付けられているロータリースケール60も搬送ローラー34とともに同じ回転方向に回転する。尚、ギヤ68H、68Jはギヤ68Gを介して前記駆動モーターの駆動力を排出ローラー38へと伝達する。
ロータリースケール60は円盤状に形成され、透明な材質により形成されている。本実施例では一例として、PET(ポリエチレンテレフタート)樹脂で構成されている。また、ロータリースケール60の一方側の円盤面60aには、リング状の位置検出パターン70が設けられている。
リング状の位置検出パターン70は、光を透過する複数の透過部70aと、光を遮断する複数の遮光部70bとを備えている。透過部70aと遮光部70bとは交互に形成されている。本実施例では、透過部70aと遮光部70bとは同一の幅寸法、すなわち同一のピッチで形成されている。尚、透過部70a及び遮光部70bの幅寸法は必ずしも同一寸法である必要は無いが、透過部70aと遮光部70bとが繰り返されるピッチは位置検出パターン70の周方向の全てにおいて同一である必要がある。
本実施例において遮光部70bは、黒色かつ光を透過させない程度の厚みを有する黒色の印刷をロータリースケール60の一方側円盤面60aに施すことにより形成される。また、本実施例においてロータリースケール60は厚さ寸法L1で形成されている。
<<<光学センサについて>>>
また、装置本体12には保持部材64が設けられている。保持部材64には光学センサ58が取り付けられている(図5及び図6参照)。光学センサ58は、センサ本体58aと、照射部58bと受光部58cとを備えている。センサ本体58aには、照射部58bと受光部58cとが互いに対向しつつかつ間隔をおいて設けられている。本実施例において、照射部58bと受光部58cとの間は間隔L2で形成されている。
本実施例では一例として、照射部58bは発光素子等の光源を用いて光を発する発光部として形成されている。受光部58cは、例えばフォトトランジスタ、フォトダイオード等の受光した光を、その光量に応じた電気信号に変換可能な受光素子を備えている。光学センサ58において照射部58bから光が照射されると前記光の照射方向に位置する受光部58cで前記光を受光する。これにより、光学センサ58は検出状態となる。一方で照射部58bからの光を遮り、受光部58cで受光できない状態では光学センサ58は非検出状態となる。
本実施例において照射部58bと受光部58cとの間の隙間には、少なくともロータリースケール60の一部が位置するように配置される。より具体的には、ロータリースケール60の位置検出パターン70が照射部58bと受光部58cとの間に位置する。
すなわち、搬送ローラー34が搬送ローラー駆動手段66により回転駆動させられると、ロータリースケール60も搬送ローラー34と同じ回転方向に回転駆動させられる。ロータリースケール60が回転すると、照射部58bと受光部58cとの間において照射部58bから照射される光の光軸上を透過部70aと遮光部70bとが交互に横切っていくことになる。
したがって、前記光軸上に透過部70aが位置すると、照射部58bからの光は透過部70aを透過して受光部58cに受光され検出状態となる。一方、前記光軸上に遮光部70bが位置すると、照射部58bからの光を遮り、受光部58cにおいて照射部58bからの光が受光されないので非検出状態となる。
制御部54は、光学センサ58の受光部58cにおいて光が検出されると前記受光素子により電気信号に変換され、前記電気信号を検出信号として受信する。制御部54は前記検出信号に基づいて不図示の駆動モーター及び搬送ローラー駆動手段66を介して搬送ローラーの回転数及び回転速度を制御する。これにより、制御部54は用紙搬送経路に沿って搬送される用紙Pの搬送経路における位置制御及び搬送速度制御を行う。
また、本実施例では一例として光学センサ58は少なくともロータリースケール60に最も近い部位がABS樹脂で形成されている。本実施例においてロータリースケール60に最も近い部位とは照射部58b及び受光部58cを含んでいる。
<<<規制部について>>>
また、再度図4ないし図9を参照するに、保持部材64には規制部62、62が一体的に形成されている。本実施例において、保持部材64には2つの規制部62、62が形成されている。2つの規制部62、62は、ロータリースケール60の円周方向つまり位置検出パターン70において透過部70aと遮光部70bとの形成方向に沿って光学センサ58を間に挟んで保持部材64上に配置されている(図7参照)。
図7ないし図9を参照して規制部62について詳説する。規制部62は保持部材64から突出する基体部62aと基体部62aから突出して基体部62aの上方に位置し、基体部62aと対向する庇状部62bとを備えている。庇状部62bの先端側には、基体部62a側に向けて突出する第1の規制部72が形成されている。また、基体部62aには、庇状部62bに向けて突出する第2の規制部74が形成されている。
本実施例では、図9に示すように第1の規制部72はロータリースケール60の一方側円盤面60aと対向して配置され、第2の規制部74はロータリースケール60の他方側円盤面60bと対向して配置されている。本実施例において、第1の規制部72と第2の規制部74とは、光学センサ58の照射部58bから照射される光の照射方向において間隔L3をおいて配置されている。また、本実施例において位置検出パターン70は、ロータリースケール60の半径方向において第1の規制部72及び第2の規制部74と対向する領域から外れた位置に設けられている。
尚、本実施例では、一例として第1の規制部72と第2の規制部74とはロータリースケール60の周方向においてずれて配置されている(図7参照)。また、第1の規制部72及び第2の規制部74は、ロータリースケール60と接触した際、ロータリースケール60と摺動しつつ、ロータリースケール60をガイドするガイド部として機能する。
ここで、図8を参照して照射部58bから照射される前記光の照射方向において、ロータリースケール60の厚さ寸法L1、光学センサ58における照射部58bと受光部58cとの間隔L2及び第1の規制部72と第2の規制部74との間隔L3の関係をまとめると、L2>L3>L1の関係が成り立つ。
つまり、照射部58bから照射される光の照射方向において規制部62のロータリースケール60を受け入れる間隔L3は、光学センサ58の照射部58bと受光部58cとの間隔L2よりも狭い。これにより、ロータリースケール60に撓みが生じた際、規制部62と接触することによりロータリースケール60の光学センサ58への接触を防止し或いは接触の程度を低減できる。その結果、ロータリースケール60が光学センサ58に接触して生じる摩耗粉の発生を抑制できる。これにより、光学センサ58における前記摩耗粉による誤検出を抑制できる。
また、本実施例では規制部62は透過部70aと遮光部70bとの形成方向に沿って光学センサ58を挟んで複数設けられているので、ロータリースケール60が撓んだ際、透過部70a及び遮光部70bの形成方向における光学センサ58の両側で規制部62がロータリースケール60の変位を規制することとなり、ロータリースケール60の光学センサ58への接触をより確実に防止し、或いは接触の程度をより確実に低減できる。尚、本実施例において2つの規制部62、62はロータリースケール60の光学センサ58への接触を防止できるように光学センサ58の周辺に設けられている。
また、本実施例では第1の規制部72及び第2の規制部74のいずれか一方は円盤状のロータリースケール60の一方側円盤面60aと対向配置され、他方はロータリースケール60の他方側円盤面60bと対向配置される。したがって、ロータリースケール60が回転軸線方向に撓んだ際、第1の規制部72及び第2の規制部74がロータリースケール60と接触することによりロータリースケール60の撓みを抑制し、ロータリースケール60と光学センサ58との接触を低減できる。その結果、ロータリースケール60が光学センサ58に接触して生じる摩耗粉の発生を抑制できる。これにより、光学センサ58における摩耗粉による誤検出を抑制できる。
また、本実施例では、ロータリースケール60において位置検出パターン70からはずれた部分が第1の規制部72と第2の規制部74とに挟み込まれるので、ロータリースケール60が回転軸線方向に撓んだ際、位置検出パターン70が第1の規制部72及び第2の規制部74に接触することを防止できる。その結果、位置検出パターン70が損傷したり、汚れたりすることを防止でき、光学センサ58における誤検出を抑制できる。
また、本実施例において規制部62、少なくとも第1の規制部72及び第2の規制部74は、光学センサ58のロータリースケール60に最も近い部位の材質より摺動性が高い材質で構成されている。本実施例において第1の規制部72及び第2の規制部74は、一例としてPOM(ポリオキシメチレン)樹脂で構成されている。
規制部62の材質(POM樹脂)は光学センサ58においてロータリースケール60に最も近い部位である照射部58b及び受光部58cの材質(ABS樹脂)より摺動性が高いので、規制部62がロータリースケール60と接触した際に生じる摩擦力を低減できる。したがって、ロータリースケール60と規制部62とが相対移動する際においてロータリースケール60と規制部62とが接触しても負荷を小さくでき、ロータリースケール60及び規制部62の相対移動を円滑にできる。
<<<第1の実施例の変更例>>>
(1)本実施例において第1の規制部72は庇状部62bから突出する規制部として構成し、第2の規制部74は基体部62aから突出する規制部として構成したが、この構成に代えて、図9に示すように第1の規制部72及び第2の規制部74にそれぞれローラー部材76を回動可能に取り付ける構成としてもよい。
本変更例では、規制部62において第1の規制部72及び第2の規制部74には回動自在なローラー部材76が取り付けられているので、ロータリースケール60が規制部62に接触した際に生じる摩擦力を低減でき、規制部62とロータリースケール60との相対移動を円滑にできる。
(2)本実施例において、規制部62はロータリースケール60の円周方向において光学センサ58を間に挟んで2箇所設ける構成としたが、この構成に代えて1箇所または3箇所以上に規制部62を設ける構成としてもよい。
(3)本実施例において第1の規制部72と第2の規制部74とはロータリースケール60の周方向においてずれて配置する構成としたが、この構成に代えて、第1の規制部72と第2の規制部74とをロータリースケール60の周方向、つまり透過部70aと遮光部70bとの形成方向に沿って略同じ位置に設ける構成としてもよい。
(4)本実施例において第1の規制部72と第2の規制部74とはロータリースケール60の半径方向において対向する位置に配置する構成としたが、この構成に代えて、ロータリースケール60の半径方向においてずれて配置する構成としてもよい。
■■■第2の実施例■■■■
次いで図10を参照して第2の実施例に係る「検出装置」であるリニアエンコーダー78について説明する。本実施例では、スケールが円盤状部材ではなく長尺部材として構成されている点で第1の実施例と異なる。尚、図10では、位置検出パターン70及び装置本体12への取り付け等の図示は省略している。
本実施例においてリニアスケール80は長尺部材として構成されている。尚、本実施例において図示しないがリニアスケール80は装置本体12において装置幅方向に延びるフレームに取り付けられている。また、キャリッジ36は、図示しない駆動手段により装置幅方向に往復動可能に構成されている。
リニアエンコーダー78はキャリッジ36の装置奥行き方向における背面側端部に設けられている。本実施例においてもリニアエンコーダー78は、第1の実施例と同様に光学センサ58及びリニアスケールの延びる方向において光学センサ58の両側に規制部82、82を備えている。尚、本実施例において光学センサ58における光の照射方向は装置奥行き方向に設定されている。
本実施例において、規制部82はリニアスケール80の一方の側80aに設けられ、一方の側80aと対向する第1の規制部82aと、リニアスケール80の他方の側80bに設けられ、他方の側80bと対向する第2の規制部82bとを備えている。また、光の照射方向におけるリニアスケール80の厚さ寸法、光学センサ58の照射部58bと受光部58cとの間隔及び第1の規制部82aと第2の規制部82bとの間隔は、第1の実施例と同じ関係を有している。
光学センサ58における光の照射方向においてリニアスケール80の一方の側80aに設けられた第1の規制部82aと、他方の側80bに設けられた第2の規制部82bとが対向しているので、リニアスケール80が光の照射方向に撓んだ際の一方の側80a及び他方の側80bへの変位を規制できる。その結果、リニアスケール80が撓んだ際における光学センサ58への接触を確実に抑制できる。
上記説明をまとめると、本実施例における検出装置であるエンコーダー56、78は、
被検出物の位置を検出する検出装置であって、光を照射する照射部58b及び光の照射方向において照射部58bと離れた位置で照射部58bと対向する受光部58cを有する光学センサ58と、照射部58bから照射される光を透過する透過部70a及び照射部58bから照射される光を遮断する遮光部70bが交互に形成されて成る位置検出パターン70を備えるスケール60、80と、光学センサ58に対応する位置に配置され、スケール60、80の少なくとも一部を受け入れる規制部62、82とを備えている。光の照射方向において規制部62、82のスケール60、80を受け入れる間隔L3は、照射部58bと受光部58cとの間隔L3よりも狭い。
規制部62、82は透過部70aと遮光部70bとの形成方向に沿って光学センサ58を挟んで複数設けられている。規制部62、82は光の照射方向におけるスケール60、80の一方の側に設けられた第1の規制部72、82aと、他方の側に設けられた第1の第2の規制部74、82bとを備えている。第2の規制部74、82bは第1の規制部72、82aと対向する位置に設けられている。
ロータリースケール60は円盤状に形成され、位置検出パターン70は円盤状のロータリースケール60の円周方向に沿って設けられ、第1の規制部72及び第2の規制部74のいずれか一方はロータリースケール60の一方側円盤面60aと対向配置され、他方はロータリースケール60の他方側円盤面60bと対向配置される。ロータリースケール60の少なくとも一部は、位置検出パターン70から外れた部分において第1の規制部72と第2の規制部74とに挟み込まれる。
エンコーダー56、78において規制部62、62は光学センサ58が取り付けられる保持部材64に形成されている。規制部62の材質は、光学センサ58においてロータリースケール60に最も近い部位である照射部58b及び受光部58cの材質より摺動性が高い。
エンコーダー56、78において規制部62には回動自在なローラー部材76が取り付けられていてもよい。また、エンコーダー78においてリニアスケール80は長尺部材である。
プリンター10は、用紙Pに記録を行う記録ヘッド44と、用紙Pを記録ヘッド44へ搬送する搬送ローラー34と、上記説明のロータリーエンコーダー56とを備えている。
ロータリーエンコーダー56のロータリースケール60は搬送ローラー34の軸に取り付けられている。
また、本実施形態では本発明に係るエンコーダー56、78を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 プリンター、12 装置本体、14 画像読取装置、16 ハウジング、
18 媒体収容部、20 パネル部、22 カバー、24 排出トレイ、
26 下段側トレイ、28 上段側トレイ、30 ピックアップローラー、
32 給送ローラー、34 搬送ローラー、36 キャリッジ、38 排出ローラー、
40 給送従動ローラー、42 搬送従動ローラー、44 記録ヘッド、46 プラテン、
48 排出従動ローラー、50 反転経路、52 反転ローラー、54 制御部、
56 ロータリーエンコーダー、58 光学センサ、58a センサ本体、
58b 照射部、58c 受光部、60 ロータリースケール、60a 一方側円盤面、
60b 他方側円盤面、62、82 規制部、62a 基体部、62b 庇状部、
64 保持部材、66 搬送ローラー駆動手段、
68A、68B、68C、68D、68E、68F、68G、68H、68J ギヤ、
70 位置検出パターン、70a 透過部、70b 遮光部、
72、82a 第1の規制部、74、82b 第2の規制部、76 ローラー部材、
78 リニアエンコーダー、80 リニアスケール、80a 一方側、80b 他方側、L1 厚さ寸法、L2、L3 間隔、P 用紙、PG ギャップ

Claims (11)

  1. 被検出物の位置を検出する検出装置であって、
    光を照射する照射部及び前記光の照射方向において前記照射部と離れた位置で前記照射部と対向する受光部を有する光学センサと、
    前記照射部から照射される前記光を透過する透過部及び前記照射部から照射される前記光を遮断する遮光部が交互に形成されて成る位置検出パターンを備えるスケールと、
    前記光学センサに対応する位置に配置され、前記スケールの少なくとも一部を受け入れる規制部と、
    を備え、
    前記光の照射方向において前記規制部の前記スケールを受け入れる間隔は、前記照射部と前記受光部との間隔よりも狭い、
    ことを特徴とする検出装置。
  2. 請求項1に記載の検出装置において、前記規制部は前記透過部と前記遮光部との形成方向に沿って前記光学センサを挟んで複数設けられている、
    ことを特徴とする検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の検出装置において、前記規制部は前記光の照射方向における前記スケールの一方の側に設けられた第1の規制部と、他方の側に設けられた第2の規制部とを備えている、
    ことを特徴とする検出装置。
  4. 請求項3に記載の検出装置において、前記第2の規制部は前記第1の規制部と対向する位置に設けられている、
    ことを特徴とする検出装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の検出装置において、前記スケールは円盤状に形成され、前記位置検出パターンは前記円盤状のスケールの円周方向に沿って設けられ、前記第1の規制部及び前記第2の規制部のいずれか一方は前記スケールの一方側円盤面と対向配置され、他方は前記スケールの他方側円盤面と対向配置される、
    ことを特徴とする検出装置。
  6. 請求項5に記載の検出装置において、前記スケールの少なくとも一部は、前記位置検出パターンから外れた部分において前記第1の規制部と前記第2の規制部とに挟み込まれる、
    ことを特徴とする検出装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の検出装置において、前記規制部は前記光学センサが取り付けられる保持部材に形成されている、
    ことを特徴とする検出装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の検出装置において、前記規制部の材質は、前記光学センサにおいて前記スケールに最も近い部位の材質より摺動性が高い、
    ことを特徴とする検出装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項において、前記規制部には回動自在なローラー部材が取り付けられている、
    ことを特徴とする検出装置。
  10. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の検出装置において、前記スケールは長尺部材である、
    ことを特徴とする検出装置。
  11. 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記被記録媒体を前記記録手段へ搬送する搬送ローラーと、
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載された検出装置と、
    を備え、
    前記検出装置のスケールは前記搬送ローラーの軸に取り付けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
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JP2021028125A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 セイコーエプソン株式会社 印刷装置

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