JP2016136340A - 携帯端末及び通行支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】自端末の位置を送信する携帯端末において、無駄な電力の消費を低減する。
【解決手段】携帯位置を取得する携帯側位置取得部211と、車両で用いられる車載機と無線通信を行う携帯側無線通信部22と、携帯側無線通信部22からの携帯位置の送信を抑制する送信抑制部213と、送信抑制部213による送信の抑制を解除する抑制解除部214とを備え、抑制解除部214は、車載機から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で受信した場合に、送信抑制部213による送信の抑制を解除する。
【選択図】図3
【解決手段】携帯位置を取得する携帯側位置取得部211と、車両で用いられる車載機と無線通信を行う携帯側無線通信部22と、携帯側無線通信部22からの携帯位置の送信を抑制する送信抑制部213と、送信抑制部213による送信の抑制を解除する抑制解除部214とを備え、抑制解除部214は、車載機から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で受信した場合に、送信抑制部213による送信の抑制を解除する。
【選択図】図3
Description
本発明は、車載機と無線通信を行う携帯端末、及びその携帯端末を含む通行支援システムに関するものである。
従来、歩行者が携帯している携帯端末と車載機との間で通信を行って、車両側の乗員に歩行者の存在を通知する技術が知られている。例えば、特許文献1には、歩行者が携帯している多機能型携帯電話機のGPS受信回路でGPS情報を取得して演算した自身の位置を、車載機に送信することで、車載機で通行人の存在を認識できるようにする技術が開示されている。特許文献1に開示の多機能型携帯電話機は、加速度センサの検出データから歩行者が停止中か否かを判断し、歩行者が停止中と判断するまでは、自身の位置を逐次送信する。
携帯端末は、内蔵バッテリに蓄電しておくことができる電力が比較的少ないため、消費電力の低減が切実な課題となっている。これに対して、特許文献1に開示の多機能型携帯電話機は、無駄な電力を消費してしまうという問題点を有していた。詳しくは、以下の通りである。
多機能型携帯電話機を携帯している歩行者の歩行中であっても、歩行者の周囲に車両が存在しない場合には、多機能型携帯電話機から位置を送信する必要性は低い。特許文献1に開示の多機能型携帯電話機は、上述したような位置を送信する必要性が低い状況か否かに関わらず、位置を逐次送信するので、無駄な電力を消費してしまう。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、自端末の位置を送信する携帯端末において、無駄な電力の消費を低減することにある。
本発明の携帯端末は、自端末の位置を取得する携帯側位置取得部(211)と、車両で用いられる車載機(1)と無線通信を行う携帯側無線通信部(22)とを備え、携帯側位置取得部で取得した自端末の位置を携帯側無線通信部から送信する携帯端末であって、携帯側無線通信部からの送信を抑制する送信抑制部(213)と、送信抑制部による送信の抑制を解除する抑制解除部(214)とを備え、抑制解除部は、車載機から送信される信号を携帯側無線通信部で受信した場合に、送信抑制部による送信の抑制を解除することを特徴としている。
また、本発明の通行支援システムは、車両で用いられる車載機(1)と、自端末の位置を取得する携帯側位置取得部(211)と、車載機と無線通信を行う携帯側無線通信部(22)とを備え、携帯側位置取得部で取得した自端末の位置を携帯側無線通信部から送信する多機能型携帯電話機(2)とを含み、車載機は、携帯端末と無線通信を行う車両側無線通信部(12)と、車両側無線通信部で携帯端末から受信した携帯端末の位置を用いて、携帯端末を携帯する通行人の位置を示す報知を行わせる車両側報知処理部(115)とを備える通行支援システムであって、携帯端末は、無線通信部からの送信を抑制する送信抑制部(213)と、送信抑制部による送信の抑制を解除する抑制解除部(214)とを備え、抑制解除部は、車載機から送信される信号を無線通信部で受信した場合に、送信抑制部による送信の抑制を解除することを特徴としている。
これらの構成によれば、車載機から無線通信で送信される信号を携帯側無線通信部で受信するまでは、送信抑制部で携帯位置の送信を抑制する一方、車載機から無線通信で送信される信号を携帯側無線通信部で受信した場合には、抑制解除部が、送信抑制部による送信の抑制を解除する。
車載機から無線通信で送信される信号を受信していない状況とは、車両で用いられる車載機1からの無線通信の範囲に含まれない程度に、携帯端末が車両から離れた状況である。車載機1からの無線通信の範囲に含まれない程度に携帯端末が車両から離れた状況では、車両のドライバに携帯位置を通知する必要性が低いと考えられる。よって、このような状況では、携帯側無線通信部から携帯端末の位置を送信する必要性も低いと考えられる。送信抑制部は、このように、携帯端末の位置を送信する必要性が低いと考えられる状況において、携帯側無線通信部からの携帯端末の位置の送信を抑制するので、送信による電力消費を抑えることが可能になる。
一方、車載機から無線通信で送信される信号を受信した状況とは、車載機1からの無線通信の範囲に含まれる程度に、携帯端末が車両に接近した状況である。車載機1からの無線通信の範囲に含まれる程度に携帯端末が車両に接近した状況では、車両のドライバに携帯端末の位置を通知する必要性が高くなっていると考えられる。よって、このような状況では、携帯側無線通信部から携帯端末の位置を送信する必要性も高くなっていると考えられる。抑制解除部は、このように、携帯端末の位置を送信する必要性が高くなっていると考えられる状況において、送信抑制部での送信の抑制を解除するので、携帯端末の位置を送信する必要性が高いと考えられる状況において携帯端末の位置を送信することが可能になる。その結果、自端末の位置を送信する携帯端末において、無駄な電力消費を低減することが可能になる。
(実施形態1)
<通行支援システム100の概略構成>
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明が適用された通行支援システム100の概略的な構成の一例を示す図である。図1に示す通行支援システム100は、車両Aで用いられる車載機1と、通行人Bに携帯される携帯電話機2とを含んでいる。
<通行支援システム100の概略構成>
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明が適用された通行支援システム100の概略的な構成の一例を示す図である。図1に示す通行支援システム100は、車両Aで用いられる車載機1と、通行人Bに携帯される携帯電話機2とを含んでいる。
車載機1と携帯電話機2とは、無線通信によって情報の送受信を行う。一例として、無線LANによって情報の送受信を行う。無線LANとしては、既存の携帯電話機への適用を容易にするため、既存の携帯電話機で採用されているWiFi(登録商標)といった規格に対応したものを用いることが好ましい。
車載機1は、車両Aに組み込まれる(つまり、搭載される)構成としてもよいし、単に車両Aに持ち込まれてホルダなどに着脱自在に取り付けられる構成としてもよい。また、携帯電話機2は、スマートフォンといった多機能型携帯電話機であって、請求項の携帯端末に相当する。車載機1及び携帯電話機2の詳細については後述する。なお、通行人Bは、歩行者であってもよいし、自転車や車椅子等に乗車した通行人であってもよい。
<車載機1の概略構成>
次に、図2を用いて、車両Aで用いられる車載機1の概略的な構成の一例についての説明を行う。図2に示すように、車載機1は、車両側制御装置11、車両側無線通信部12、及び車両側位置検出器13を備えており、車両側報知部14に接続されている。
次に、図2を用いて、車両Aで用いられる車載機1の概略的な構成の一例についての説明を行う。図2に示すように、車載機1は、車両側制御装置11、車両側無線通信部12、及び車両側位置検出器13を備えており、車両側報知部14に接続されている。
車両側無線通信部12は、送受信用のアンテナを介して、通信範囲内に位置する携帯電話機2と無線LANによって情報の送受信を行う。一例として、無線LANはWiFiに対応したものを用いるものとする。車両側無線通信部12の通信範囲は、例えば半径100mに満たない程度とする。
車両側位置検出器13は、GNSS(Global Navigation Satellite System)に用いられるGNSS受信機を備えており、測位衛星から受信した信号をもとに、車載機1の現在位置(つまり、車両Aの現在位置)を逐次検出する。検出した現在位置(以下、車両位置)は、例えば緯度/経度で表すものとする。
なお、車両側位置検出器13は、車輪速センサから出力されるパルス信号やジャイロセンサで検出されるヨーレートなどによって車両位置を推測する推測航法を用いて検出結果を補完するデッドレコニング(Dead Reckoning)を行う構成としてもよい。
車両側報知部14は、車両Aのドライバに向けて報知を行う。車両側報知部14としては、音声によって報知を行う音声出力装置や表示によって報知を行う表示装置などを用いればよい。
車両側制御装置11は、CPU、ROMやRAM等のメモリ、I/O、及びこれらを接続するバスを備え、ROMに記憶された制御プログラムを実行することで各種の処理を実行する。車両側制御装置11の詳細については後述する。なお、車両側制御装置11が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
<携帯電話機2の概略構成>
続いて、図3を用いて、通行人Bに携帯される携帯電話機2の概略的な構成の一例についての説明を行う。図3に示すように、携帯電話機2は、携帯側制御装置21、携帯側無線通信部22、携帯側位置検出器23、及び携帯側報知部24を備えている。
続いて、図3を用いて、通行人Bに携帯される携帯電話機2の概略的な構成の一例についての説明を行う。図3に示すように、携帯電話機2は、携帯側制御装置21、携帯側無線通信部22、携帯側位置検出器23、及び携帯側報知部24を備えている。
携帯側無線通信部22は、送受信用のアンテナを介して、通信範囲内に位置する車載機1と無線LANによって情報の送受信を行う。一例として、無線LANはWiFiに対応したものを用いるものとする。車両側無線通信部12の通信範囲は、例えば半径100mに満たない程度であって、車両側無線通信部12の通信範囲よりも狭い構成とすればよい。
携帯側位置検出器23は、GNSS受信機を備えており、測位衛星から受信した信号をもとに、携帯電話機2の現在位置を逐次検出する。検出した現在位置(以下、携帯位置)は、例えば緯度/経度で表すものとする。携帯位置は、携帯電話機2を携帯する通行人Bの現在位置と言い換えることもできる。なお、携帯側位置検出器23は、加速度センサで検出される加速度やジャイロセンサで検出されるヨーレートなどによって携帯位置の測位結果を補完する構成としてもよい。
携帯側報知部24は、通行人Bに向けて報知を行う。携帯側報知部24としては、音声によって報知を行う音声出力装置や表示によって報知を行う表示装置などを用いればよい。
携帯側制御装置21は、CPU、ROMやRAM等のメモリ、I/O、及びこれらを接続するバスを備え、ROMに記憶された制御プログラムを実行することで各種の処理を実行する。携帯側制御装置21の詳細については後述する。なお、携帯側制御装置21が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
<車両側制御装置11の概略構成>
図2に戻って、車両側制御装置11の概略的な構成の一例について説明を行う。図2に示すように、車両側制御装置11は、車両側位置取得部111、車両側送信処理部112、携帯位置特定部113、車両側要否判定部114、及び車両側報知処理部115を備えている。
図2に戻って、車両側制御装置11の概略的な構成の一例について説明を行う。図2に示すように、車両側制御装置11は、車両側位置取得部111、車両側送信処理部112、携帯位置特定部113、車両側要否判定部114、及び車両側報知処理部115を備えている。
車両側位置取得部111は、車両側位置検出器13で逐次検出される車両位置を取得する。車両側送信処理部112は、車両側位置取得部111で取得した車両位置を、車両側無線通信部12から逐次送信させる。例えば、100msecごとなどの所定周期で送信させればよい。携帯位置特定部113は、車両側無線通信部12で携帯電話機2から受信する前述の携帯位置から、通信相手の携帯電話機2の携帯位置を特定する。
車両側要否判定部114は、車両側位置取得部111で取得した車両位置と、携帯位置特定部113で特定した携帯位置とを用いて、車両側報知部14での報知の要否を判定する。詳しくは、車両Aと携帯電話機2を携帯する通行人Bとが近接する可能性の高い位置関係にあるか否かによって、車両側報知部14での報知の要否を判定する。
一例として、車両Aの進行方向前方の所定角範囲内に携帯位置(つまり、通行人Bの現在位置)が含まれる場合に、報知が必要と判定する一方、その所定角範囲内に携帯位置が含まれない場合には、報知が不要と判定する。車両Aの進行方向については、車両側位置取得部111で逐次取得した車両位置の時系列データから特定すればよい。また、所定角範囲は、任意に設定可能であって、車両Aが将来的に通行する可能性が高い範囲を考慮して定めればよい。
車両側報知処理部115は、車両側要否判定部114で報知が必要と判定した場合に、携帯位置を示す報知を、車両側報知部14から行わせる。一例として、車両位置と携帯位置とを電子地図上に表示させたり、車両位置から見た携帯位置の方向をテキストや音声で報知させたりすればよい。
<携帯側制御装置21の概略構成>
続いて、携帯側制御装置21の概略的な構成の一例について説明を行う。図3に示すように、携帯側制御装置21は、携帯側位置取得部211、携帯側送信処理部212、送信抑制部213、抑制解除部214、車両位置特定部215、携帯側要否判定部216、及び携帯側報知処理部217を備えている。
続いて、携帯側制御装置21の概略的な構成の一例について説明を行う。図3に示すように、携帯側制御装置21は、携帯側位置取得部211、携帯側送信処理部212、送信抑制部213、抑制解除部214、車両位置特定部215、携帯側要否判定部216、及び携帯側報知処理部217を備えている。
携帯側位置取得部211は、携帯側位置検出器23で逐次検出される携帯位置を取得する。携帯側送信処理部212は、携帯側位置取得部211で取得した携帯位置を、携帯側無線通信部22から送信させる。送信周期は例えば100msecごととすればよい。
送信抑制部213は、携帯側送信処理部212に指示を行って、携帯側無線通信部22からの携帯位置の送信を抑制させる。本実施形態では、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する際の送信出力を、抑制を行わないデフォルトの送信出力の値よりも低く下げることで送信を抑制するものとする。送信抑制部213によって送信出力を下げた場合、携帯側無線通信部22の通信範囲は、送信出力を下げない場合の通信範囲よりも狭くなる。送信抑制部213で送信の抑制を行うタイミングについては後述する。
抑制解除部214は、送信抑制部213が行う送信の抑制を解除する。抑制解除部214で抑制の解除を行うタイミングについては後述する。車両位置特定部215は、携帯側無線通信部22で車載機1から受信する前述の車両位置から、車載機1を用いる車両Aの車両位置を特定する。
携帯側要否判定部216は、車両側要否判定部114と同様にして、携帯側位置取得部211で取得した携帯位置と、車両位置特定部215で特定した車両位置とを用いて、携帯側報知部24での報知の要否を判定する。一例として、車載機1を用いる車両Aの進行方向前方の所定角範囲内に携帯位置が含まれる場合に、報知が必要と判定する一方、その所定角範囲内に携帯位置が含まれない場合には、報知が不要と判定する。
車両Aの進行方向については、車両位置特定部215で逐次特定した車両位置の時系列データから特定すればよい。所定角範囲については、車両側要否判定部114の説明において示したのと同様である。なお、携帯側要否判定部216が請求項の要否判定部に相当する。
携帯側報知処理部217は、携帯側要否判定部216で報知が必要と判定した場合に、車両位置を示す報知を、携帯側報知部24から行わせる。一例として、車両位置と携帯位置とを電子地図上に表示させたり、携帯位置から見た車両位置の方向をテキストや音声で報知させたりすればよい。
<携帯電話機2での送信抑制関連処理>
続いて、図4のフローチャートを用いて、携帯電話機2での送信抑制関連処理の流れの一例について説明を行う。送信抑制関連処理とは、携帯側無線通信部22からの携帯位置の送信の抑制及びその抑制の解除に関連する処理である。
続いて、図4のフローチャートを用いて、携帯電話機2での送信抑制関連処理の流れの一例について説明を行う。送信抑制関連処理とは、携帯側無線通信部22からの携帯位置の送信の抑制及びその抑制の解除に関連する処理である。
図4のフローチャートは、携帯電話機2の電源がオンになっており、且つ、携帯位置を送信するアプリケーション(以下、携帯位置送信アプリ)が起動したときに開始する構成とすればよい。本実施形態の例では、携帯位置送信アプリが起動したときに、送信抑制部213は送信の抑制を行うものとする。
まず、ステップS1では、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で受信した場合(S1でYES)には、ステップS2に移る。一方、受信していない場合(S1でNO)には、ステップS6に移る。この車載機1から送信された車両位置が、請求項の車載機から送信される信号に相当する。
ステップS2では、抑制解除部214が、送信抑制部213による送信の抑制を解除する。送信の抑制が解除されると、携帯側送信処理部212は、抑制を行わないデフォルトの送信出力で、携帯位置を携帯側無線通信部22から送信させる。
ステップS3では、車載機1から車両位置を前回受信したタイミングから一定期間以内に、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で再度受信した場合(S3でYES)には、ステップS4に移る。一方、一定期間以内に再度受信できなかった場合(S3でNO)には、ステップS5に移る。ここで言うところの一定期間とは、車載機1から車両位置の送信周期よりも長い期間であって、任意に設定可能な期間である。
ステップS4では、送信抑制関連処理の終了タイミングであった場合(S4でYES)には、送信抑制関連処理を終了する。一方、送信抑制関連処理の終了タイミングでなかった場合(S4でNO)には、S3に戻って処理を繰り返す。送信抑制関連処理の終了タイミングとしては、携帯電話機2の電源がオフになるなどして携帯位置送信アプリが終了されたときが挙げられる。
S3で車両位置を一定期間以内に再度受信できなかった場合のステップS5では、送信抑制部213が、携帯位置の送信の抑制を行う。送信の抑制が行われると、携帯側送信処理部212は、抑制を行わないデフォルトの送信出力よりも低く下げた送信出力で、携帯位置を携帯側無線通信部22から送信させる。
ステップS6では、S4と同様にして、送信抑制関連処理の終了タイミングであった場合(S6でYES)には、送信抑制関連処理を終了する。一方、送信抑制関連処理の終了タイミングでなかった場合(S6でNO)には、S3に戻って処理を繰り返す。送信抑制関連処理の終了タイミングとしては、S1に戻って処理を繰り返す。
なお、携帯位置送信アプリの実施の有無は、例えばユーザの操作入力に従って切り替え可能とすればよい。
<携帯電話機2での報知関連処理>
続いて、図5のフローチャートを用いて、携帯電話機2での車両位置を示す報知に関連する報知関連処理の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、携帯電話機2の電源がオンになっており、且つ、車両位置を報知するアプリケーション(以下、車両位置報知アプリ)が起動したときに開始する構成とすればよい。
続いて、図5のフローチャートを用いて、携帯電話機2での車両位置を示す報知に関連する報知関連処理の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、携帯電話機2の電源がオンになっており、且つ、車両位置を報知するアプリケーション(以下、車両位置報知アプリ)が起動したときに開始する構成とすればよい。
まず、ステップS21では、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で受信した場合(S21でYES)には、ステップS22に移る。一方、受信していない場合(S21でNO)には、ステップS28に移る。ステップS22では、車両位置特定部215が、S21で受信した車両位置から、車載機1を用いる車両Aの車両位置を特定する。
ステップS23では、携帯側位置取得部211が、携帯側位置検出器23で検出された直近の携帯位置を取得する。なお、車載機1から送信される車両位置に、この車両位置を検出した時刻を示すタイムスタンプが付与されている場合には、このタイムスタンプをもとに、車両位置を検出した時刻と略同時刻に検出された携帯位置を携帯側位置取得部211が取得する構成としてもよい。
ステップS24では、携帯側要否判定部216が、S23で取得した携帯位置と、S22で特定した車両位置とを用いて、車載機1を用いる車両Aの進行方向前方の所定角範囲内に携帯位置が含まれる場合に、報知が必要と判定する一方、その所定角範囲内に携帯位置が含まれない場合には、報知が不要と判定する。
ステップS25では、S24で報知が必要と判定した場合(S25でYES)には、ステップS26に移る。一方、S24で報知が不要と判定した場合(S25でNO)には、ステップS27に移る。
ステップS26では、携帯側報知処理部217が、車両位置を示す報知を携帯側報知部24から行わせ、ステップS28に移る。一方、ステップS27では、車両位置を示す報知を携帯側報知部24から行わせず、ステップS28に移る。
ステップS28では、報知関連処理の終了タイミングであった場合(S28でYES)には、報知関連処理を終了する。一方、報知関連処理の終了タイミングでなかった場合(S28でNO)には、S21に戻って処理を繰り返す。報知関連処理の終了タイミングとしては、携帯電話機2の電源がオフになるなどして車両位置報知アプリが終了されたときが挙げられる。なお、車両位置報知アプリの実施の有無は、例えばユーザの操作入力に従って切り替え可能とすればよい。
<送信の抑制から解除へ遷移するシーンについて>
ここで、図6を用いて、携帯電話機2において携帯位置の送信の抑制から抑制の解除へ遷移するシーンの一例について説明を行う。図6のAが車載機1を用いる車両A、Bが携帯電話機2を携帯する通行人B、ArAが車載機1の通信範囲、ArBが携帯電話機2の通信範囲を示している。また、図6の矢印が時間の経過を示している。
ここで、図6を用いて、携帯電話機2において携帯位置の送信の抑制から抑制の解除へ遷移するシーンの一例について説明を行う。図6のAが車載機1を用いる車両A、Bが携帯電話機2を携帯する通行人B、ArAが車載機1の通信範囲、ArBが携帯電話機2の通信範囲を示している。また、図6の矢印が時間の経過を示している。
まず、通行人Bの周辺に車両Aが存在せず、携帯電話機2の携帯側無線通信部22で、車載機1から送信される車両位置を受信していない状況では、送信抑制部213によって携帯側無線通信部22の送信出力が低く抑えられており、携帯電話機2の通信範囲も狭くなっている。
続いて、通行人Bに車両Aが接近し、携帯電話機2の携帯側無線通信部22で、車載機1から送信される車両位置を受信すると、送信抑制部213による送信の抑制が抑制解除部214によって解除される。
送信抑制部213による送信の抑制が抑制解除部214によって解除されると、携帯電話機2の通信範囲が、送信の抑制のない場合のデフォルトの通信範囲まで広がる。これによって、携帯電話機2の携帯側無線通信部22から送信される携帯位置も車載機1で受信されるようになり、車載機1で携帯位置を示す報知を行うことが可能になる。
<実施形態1のまとめ>
実施形態1の構成によれば、車載機1からWiFiに対応した無線LANによって送信される車両位置を、携帯側無線通信部22で受信するまでは、送信抑制部213が携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する送信出力をデフォルトの値よりも低く抑制する。携帯電話機2を携帯した通行人Bが車載機1の通信範囲内に入り、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で受信するまでは、車両Aと通行人Bとの間に十分な距離があるため、携帯電話機2から車載機1に携帯位置を通知する必要性が低い。よって、実施形態1の構成によれば、携帯電話機2から車載機1に携帯位置を通知する必要性が低い場合には、携帯側無線通信部22の送信出力をデフォルトの値よりも低く抑え、携帯電話機2の電力消費を低減することができる。
実施形態1の構成によれば、車載機1からWiFiに対応した無線LANによって送信される車両位置を、携帯側無線通信部22で受信するまでは、送信抑制部213が携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する送信出力をデフォルトの値よりも低く抑制する。携帯電話機2を携帯した通行人Bが車載機1の通信範囲内に入り、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で受信するまでは、車両Aと通行人Bとの間に十分な距離があるため、携帯電話機2から車載機1に携帯位置を通知する必要性が低い。よって、実施形態1の構成によれば、携帯電話機2から車載機1に携帯位置を通知する必要性が低い場合には、携帯側無線通信部22の送信出力をデフォルトの値よりも低く抑え、携帯電話機2の電力消費を低減することができる。
一方、車載機1からWiFiに対応した無線LANによって送信される車両位置を、携帯側無線通信部22で受信した場合には、抑制解除部214が、送信抑制部213による送信の抑制を解除し、低く抑えていた携帯側無線通信部22からの送信出力をデフォルトの値まで戻す。携帯電話機2を携帯した通行人Bが車載機1の通信範囲内に入り、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で受信した状況では、車両Aと通行人Bとが近接する可能性が高まっているので、携帯電話機2から車載機1に携帯位置を通知する必要性が高い。よって、実施形態1の構成によれば、携帯電話機2から車載機1に携帯位置を通知する必要性が高い場合には、低く抑えていた携帯側無線通信部22の送信出力をデフォルトの値まで戻して通信範囲を広げ、より迅速、且つ、より確実に携帯位置が車載機1に受信されるようにすることができる。その結果、携帯位置を送信する携帯電話機2において、無駄な電力消費を低減することが可能になる。
さらに、実施形態1の構成によれば、携帯側要否判定部216が、携帯側位置取得部211で取得した携帯位置と、車両位置特定部215で特定した車両位置とを用いて、携帯側報知部24での報知の要否を判定する。そして、携帯側要否判定部216で報知が不要と判定した場合には、車載機1から携帯側無線通信部22で車両位置を受信した場合であっても、携帯側報知処理部217は携帯側報知部24に車両位置を示す報知を行わせない。よって、車載機1から携帯側無線通信部22で車両位置を受信した場合であっても、車両位置を示す報知が不要な場合には携帯電話機2で車両位置を示す報知を行わせず、無駄な報知で通行人Bを煩わせないで済む。
また、車載機1でも同様に、車両側要否判定部114で報知が不要と判定した場合には、携帯電話機2から車両側無線通信部12で携帯位置を受信した場合であっても、車両側報知処理部115が車両側報知部14に携帯位置を示す報知を行わせない。よって、携帯電話機2から車両側無線通信部12で携帯位置を受信した場合であっても、携帯位置を示す報知が不要な場合には車両側報知部14で携帯位置を示す報知を行わせず、無駄な報知で車両Aのドライバを煩わせないで済む。
他にも、実施形態1では、WiFiに対応した無線LANによって車載機1と携帯電話機2とが情報の送受信を行う。WiFiに対応した無線LANでは認証が不要であるため、より迅速に情報のやり取りを行うことができる。よって、車両Aの車載機1と通行人Bの携帯電話機2といった移動する機器同士でお互いの位置を通知する支援といった、緊急性を要する支援をより容易に実現することが可能になる。
また、多機能型携帯電話機は、種々の機能を備えている分だけ消費電力が多いため、消費電力の低減が切実な課題となっている。よって、実施形態1の構成による消費電力の低減が非常に有効と考えられる。
(変形例1)
実施形態1では、抑制解除部214で送信抑制部213による送信の抑制を解除した後、車載機1から車両位置を前回受信したタイミングから一定期間以内に、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で再度受信できなかった場合に、送信抑制部213が送信の抑制を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、抑制解除部214で送信抑制部213による送信の抑制を解除した後、車載機1から車両位置を前回受信したタイミングから一定期間以内に、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で再度受信した場合であっても、一定の条件下で送信抑制部213が送信の抑制を行う構成としてもよい。
実施形態1では、抑制解除部214で送信抑制部213による送信の抑制を解除した後、車載機1から車両位置を前回受信したタイミングから一定期間以内に、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で再度受信できなかった場合に、送信抑制部213が送信の抑制を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、抑制解除部214で送信抑制部213による送信の抑制を解除した後、車載機1から車両位置を前回受信したタイミングから一定期間以内に、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で再度受信した場合であっても、一定の条件下で送信抑制部213が送信の抑制を行う構成としてもよい。
一例として、携帯側位置取得部211で逐次取得する携帯位置と、車両位置特定部215で逐次特定する車両位置とから、携帯位置と車両位置とが接近する関係にあるか否かを携帯側制御装置21で判定し、接近する関係にないと判定した場合に、送信抑制部213が送信の抑制を行う構成とすればよい。
(変形例2)
実施形態1では、携帯位置送信アプリと車両位置報知アプリとをそれぞれ別のアプリケーションとして示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、携帯位置送信アプリと車両位置報知アプリとの両方の機能を備えたアプリケーションを用いる構成としてもよい。
実施形態1では、携帯位置送信アプリと車両位置報知アプリとをそれぞれ別のアプリケーションとして示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、携帯位置送信アプリと車両位置報知アプリとの両方の機能を備えたアプリケーションを用いる構成としてもよい。
(変形例3)
実施形態1では、送信抑制部213が、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する際の送信出力をデフォルトの値よりも低く下げることで送信を抑制する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、送信抑制部213が、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信するのを休止させることで送信を抑制する構成(以下、変形例3)としてもよい。
実施形態1では、送信抑制部213が、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する際の送信出力をデフォルトの値よりも低く下げることで送信を抑制する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、送信抑制部213が、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信するのを休止させることで送信を抑制する構成(以下、変形例3)としてもよい。
変形例3では、抑制解除部214が送信抑制部213による送信の抑制を解除する場合に、休止させていた送信を再開させる構成とすればよい。変形例3は、送信の抑制の方法が実施形態1と異なっているが、送信を休止させることでも携帯電話機2の電力消費を低減することができるので、実施形態1と同様に、携帯位置を送信する携帯電話機2において、無駄な電力消費を低減することが可能になる。
なお、変形例3では、送信抑制部213が、携帯位置の送信を休止させるのに止まらず、携帯位置送信アプリ自体を終了や休止させる構成としてもよい。この構成においては、携帯側無線通信部22で車載機1から送信される車両位置(つまり、信号)を受信した場合に、携帯位置送信アプリを起動させる構成とすればよい。
(変形例4)
また、送信抑制部213が、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する頻度を、抑制を行わない場合のデフォルトの値よりも低く下げることで送信を抑制する構成(以下、変形例4)としてもよい。言い換えると、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する送信周期をデフォルトの間隔よりも長くすることで送信を抑制する構成としてもよい。
また、送信抑制部213が、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する頻度を、抑制を行わない場合のデフォルトの値よりも低く下げることで送信を抑制する構成(以下、変形例4)としてもよい。言い換えると、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する送信周期をデフォルトの間隔よりも長くすることで送信を抑制する構成としてもよい。
変形例4では、抑制解除部214が送信抑制部213による送信の抑制を解除する場合に、携帯側無線通信部22から携帯位置を送信する頻度を、抑制を行わない場合のデフォルトの値に戻す構成とすればよい。つまり、送信周期をデフォルトの間隔に戻す構成とすればよい。
変形例4は、送信の抑制の方法が実施形態1と異なっているが、送信頻度を下げることでも携帯電話機2の電力消費を低減することができるので、実施形態1と同様に、携帯位置を送信する携帯電話機2において、無駄な電力消費を低減することが可能になる。
(変形例5)
実施形態1では、携帯位置送信アプリが起動したときに、送信抑制部213は送信の抑制を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、携帯位置送信アプリが起動したときに、送信抑制部213が送信の抑制を行わない構成(以下、変形例5)としてもよい。変形例5では、携帯位置送信アプリが起動してから前述の一定期間以内に、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で受信できなかった場合に、送信抑制部213が送信の抑制を行う構成とすればよい。
実施形態1では、携帯位置送信アプリが起動したときに、送信抑制部213は送信の抑制を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、携帯位置送信アプリが起動したときに、送信抑制部213が送信の抑制を行わない構成(以下、変形例5)としてもよい。変形例5では、携帯位置送信アプリが起動してから前述の一定期間以内に、車載機1から送信される車両位置を携帯側無線通信部22で受信できなかった場合に、送信抑制部213が送信の抑制を行う構成とすればよい。
(変形例6)
実施形態1では、請求項の携帯端末として多機能型携帯電話機を用いる例を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、通話機能を備えていない携帯端末を用いる構成としてもよい。
実施形態1では、請求項の携帯端末として多機能型携帯電話機を用いる例を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、通話機能を備えていない携帯端末を用いる構成としてもよい。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 車載機、2 携帯電話機(携帯端末、多機能型携帯電話機)、12 車両側無線通信部、22 携帯側無線通信部、24 携帯側報知部、100 通行支援システム、115 車両側報知処理部、211 携帯側位置取得部、213 送信抑制部、214 抑制解除部、216 携帯側要否判定部(要否判定部)
Claims (8)
- 自端末の位置を取得する携帯側位置取得部(211)と、
車両で用いられる車載機(1)と無線通信を行う携帯側無線通信部(22)とを備え、
前記携帯側位置取得部で取得した自端末の位置を前記携帯側無線通信部から送信する携帯端末であって、
前記携帯側無線通信部からの送信を抑制する送信抑制部(213)と、
前記送信抑制部による送信の抑制を解除する抑制解除部(214)とを備え、
前記抑制解除部は、前記車載機から送信される信号を前記携帯側無線通信部で受信した場合に、前記送信抑制部による送信の抑制を解除することを特徴とする携帯端末。 - 請求項1において、
前記携帯側無線通信部は、前記車載機から前記無線通信によって送信された、前記車載機を用いる前記車両の位置を受信するものであり、
前記携帯側無線通信部で受信した前記車両の位置を用いて、前記車両の位置を示す報知を行う携帯側報知部(24)を備えることを特徴とする携帯端末。 - 請求項2において、
前記携帯側位置取得部で取得した自端末の位置と、前記携帯側無線通信部で受信した前記車両の位置とを用いて、前記報知の要否を判定する要否判定部(216)を備え、
前記携帯側報知部は、前記要否判定部で前記報知が必要と判定した場合には前記報知を行う一方、前記要否判定部で前記報知が不要と判定した場合には前記報知を行わないことを特徴とする携帯端末。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
前記送信抑制部は、前記携帯側無線通信部から送信する際の送信出力を下げることで、前記携帯側無線通信部からの送信を抑制することを特徴とする携帯端末。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
前記送信抑制部は、前記携帯側無線通信部からの送信を休止することで、前記携帯側無線通信部からの送信を抑制することを特徴とする携帯端末。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
前記送信抑制部は、前記携帯側無線通信部からの送信の頻度を下げることで、前記携帯側無線通信部からの送信を抑制することを特徴とする携帯端末。 - 請求項1〜6のいずれか1項において、
多機能型携帯電話機であることを特徴とする携帯端末。 - 車両で用いられる車載機(1)と、
自端末の位置を取得する携帯側位置取得部(211)と、前記車載機と無線通信を行う携帯側無線通信部(22)とを備え、前記携帯側位置取得部で取得した自端末の位置を前記携帯側無線通信部から送信する携帯端末(2)とを含み、
前記車載機は、
前記携帯端末と前記無線通信を行う車両側無線通信部(12)と、
前記車両側無線通信部で前記携帯端末から受信した前記携帯端末の位置を用いて、前記携帯端末を携帯する通行人の位置を示す報知を行わせる車両側報知処理部(115)とを備える通行支援システムであって、
前記携帯端末は、
前記携帯側無線通信部からの送信を抑制する送信抑制部(213)と、
前記送信抑制部による送信の抑制を解除する抑制解除部(214)とを備え、
前記抑制解除部は、前記車載機から送信される信号を前記携帯側無線通信部で受信した場合に、前記送信抑制部による送信の抑制を解除することを特徴とする通行支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015011467A JP2016136340A (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | 携帯端末及び通行支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015011467A JP2016136340A (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | 携帯端末及び通行支援システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016136340A true JP2016136340A (ja) | 2016-07-28 |
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ID=56512554
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JP2015011467A Pending JP2016136340A (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | 携帯端末及び通行支援システム |
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JP (1) | JP2016136340A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10106115B2 (en) | 2015-08-05 | 2018-10-23 | Denso Corporation | Position detection apparatus, position detection method, and position detection system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009104230A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Hitachi Ltd | 車車間及び人車間通信システム、車載通信装置、携帯通信装置 |
JP2011253403A (ja) * | 2010-06-03 | 2011-12-15 | Advanced Telecommunication Research Institute International | 歩車間通信システム |
-
2015
- 2015-01-23 JP JP2015011467A patent/JP2016136340A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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