JP2016135941A - 吸引浚渫装置および吸引浚渫方法 - Google Patents

吸引浚渫装置および吸引浚渫方法 Download PDF

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Abstract

【課題】湖沼・河川などの底質を浚渫する際に、底質の周囲への拡散を防止しながら効率よく浚渫を行うことができる吸引浚渫装置・方法を提供する。
【解決手段】この吸引浚渫装置10は、浚渫のため開閉自在な一対のシェル11,12を有するグラブバケット20と、グラブバケットの吸引口32に接続された吸引手段30と、グラブバケットの攪拌口に接続された攪拌手段40と、グラブバケットに設けられた給水口50と、一対のシェルが閉じた状態でグラブバケット内における給水口から吸引口への流れ方向断面積を調整するように設けられた仕切部材51と、を備え、シェルが水中で閉じることで浚渫対象の土砂をその近傍の水とともにグラブバケット内に保持した状態で、グラブバケット内において土砂と水を攪拌手段により攪拌し、攪拌による土砂と水との混合物を吸引手段により吸引して外部へと排出し、その吸引に応じて給水口から外部の水が供給されながら攪拌手段による攪拌と吸引手段による吸引・排出とを続行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、グラブバケットを用いて吸引浚渫を行う吸引浚渫装置および吸引浚渫方法に関する。
特許文献1は、一対のシェル間に掴み取った土砂を押込板前方の土砂収容室に閉じ込めるようにして一対のシェルを閉成した状態で、押込板を土砂収容室の他側から一側へ回動させることにより、土砂収容室の土砂を押込板により輸送管内に強制的に圧送することでグラブバケットを揚土のため水上まで吊り上げる必要がないようにしたグラブバケット式揚土装置を開示する(請求項1、図15)。
特許文献2は、一対のシェルの一方に水中ポンプを設け他方に揚土パイプを接続し、水中ポンプにより吸引、加圧した水中の水を、その吐出口から閉成したグラブバケット内の密閉状収容室内に噴入し、その噴入加圧水により一対のシェル内の浚渫物を攪拌し巻き込んで、その噴入加圧水と共に揚土パイプに圧送するようにし、水中ポンプは、その吸込口から浚渫物などの異物を吸い込まないように、一方のシェルの、浚渫物を掴み取るための出入口と対面する背面の外側に設けられたグラブバケット式揚土装置を開示する(請求項1、図1)。
特許文献3は、グラブバケットで水底の土砂を掘削し、次いでグラブバケットを閉じた状態でグラブバケット内部に水を噴出して土砂を攪拌し、攪拌した土砂をグラブバケット内部のサンドポンプで水上に搬送することを繰り返すようにした浚渫方法を開示する(請求項3)。
特許第4944541号公報 特許第5171446号公報 特開2005-30135号公報
陸域の汚染物質が雨などにより湖沼や河川や海などの水域へと流出し、水域の底質の表層に高濃度に蓄積されてしまう問題に対し、湖沼・河川などの底質の薄層について浚渫を行うことで汚染物質を除去することが提案されている。この浚渫にあたっては、底質を掻き乱すと、汚染物質を拡散させ汚染範囲が拡大するおそれがあるため拡散防止対策が必要である。このため、汚染物質を高濃度に含む底質の薄層を除去しつつ汚染物質の拡散防止を図るために特許文献1〜3の装置・方法を適用することが考えられるが、次のような問題点がある。
特許文献1のグラブバケット式揚土装置によれば、一対のシェルを閉じた状態で、押込板を土砂収容室の他側から一側へ回動させることにより、土砂収容室の土砂を押込板により輸送管内に強制的に圧送するが、土砂収容室(グラブバケット)内で押込板を回動させるため、土砂の性状によっては土砂を充分に搬送できずに浚渫の効率が低下するおそれがあり、また、グラブバケット内に比較的大きな木片や石などの障害物が紛れ込んだ場合、押込板の駆動に支障が生じるおそれがある。また、土砂収容室内での押込板の駆動であるため、駆動部分の故障が起きると、修理・復帰に手間取ってしまう。
また、特許文献2のグラブバケット式揚土装置によれば、一対のシェルの一方に水中ポンプを設け他方に揚土パイプを接続し、水中ポンプにより吸引、加圧した水中の水を、その吐出口から閉じたグラブバケット内の密閉状収容室内に噴入し、その噴入加圧水により一対のシェル内の浚渫物を攪拌し巻き込んで、その噴入加圧水と共に揚土パイプに圧送するが、シェル内の浚浚渫物を移動させるのは、水中ポンプにより吸引し加圧し密閉状収容室に噴入させた噴入加圧水であるので、充分な圧送力を得難い場合があり、浚渫の効率が低下するおそれがある。
また、特許文献3の浚渫方法によれば、グラブバケットを閉じた状態でグラブバケット内部に水を噴出して浚渫した土砂を攪拌し、攪拌した土砂をグラブバケット内部のサンドポンプで水上に搬送するが、攪拌が終了してからサンドポンプで搬送するので、時間がかかり、浚渫の効率が低下するおそれがある。
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、たとえば、湖沼・河川などの底質を浚渫する際に、底質の周囲への拡散を防止しながら効率よく浚渫を行うことができる吸引浚渫装置および吸引浚渫方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための吸引浚渫装置は、浚渫のため開閉自在な一対のシェルを有するグラブバケットと、前記グラブバケットの吸引口に接続された吸引手段と、前記グラブバケットの攪拌口に接続された攪拌手段と、前記グラブバケットに設けられた給水口と、前記一対のシェルが閉じた状態で前記グラブバケット内における前記給水口から前記吸引口への流れ方向断面積を調整するように設けられた仕切部材と、を備え、前記シェルが水中で閉じることで浚渫対象の土砂をその近傍の水とともに前記グラブバケット内に保持した状態で、前記グラブバケット内において前記土砂と前記水を前記攪拌手段により攪拌し、前記攪拌による土砂と水との混合物を前記吸引手段により吸引して外部へと排出し、前記吸引に応じて前記給水口から外部の水が供給されながら前記攪拌手段による攪拌と前記吸引手段による吸引・排出とを続行する。
この吸引浚渫装置によれば、一対のシェルが水中で閉じて浚渫対象の土砂とその近傍の水をグラブバケット内に保持した状態で、グラブバケット内において土砂と水とを攪拌手段により攪拌しながら、土砂と水の混合物を吸引手段により吸引して外部へと排出することができる。このように、土砂と水とを混合しスラリ化する攪拌と、その混合物の吸引・排出とを別々の手段で行い、攪拌しながら吸引を行うとともに、土砂と水とのスラリ化した混合物の吸引・排出をスムーズに迅速に行えるので、土砂の周囲への拡散を防止しながら効率よく浚渫を行うことができる。また、グラブバケット内において混合物が吸引・排出されると、外部から水が給水口を通して供給されながら攪拌手段による攪拌と吸引手段による吸引・排出が続行されるので、迅速かつスムーズな混合物の吸引・排出を確実に行うことができる。また、グラブバケット内における給水口から吸引口への流れ方向断面積を仕切部材により調整することでその流れ方向の流速を調整できるとともに、土砂が堆積するグラブバケット底部付近へ流れを導くことができるので、効率のよい攪拌・吸引ができ、浚渫の効率化に寄与することができる。さらに、グラブバケット内に攪拌・吸引のための駆動部分がないため、土砂に障害物が含まれていても故障などの発生はない。
上記吸引浚渫装置において、前記吸引手段により吸引される前記混合物の濃度を検知するセンサを備え、前記吸引手段を、前記センサにより検知された濃度に基づいて制御することが好ましい。浚渫された土砂と水との混合物の濃度をセンサによりリアルタイムに監視し、検知した濃度により吸引の進行をリアルタイムに把握することができるので、検知された濃度に基づいて吸引手段をリアルタイムに制御することができる。
たとえば、前記吸引手段を、前記センサにより検知された濃度が所定値以下となった時に、その作動が停止するように制御することで、濃度が所定値以下に低下した時点で浚渫された土砂の吸引・排出が完了したことをリアルタイムに判断できるので、吸引手段の作動を即座に停止させることができ、余分な水の吸引を防ぐことができ、浚渫の効率化に寄与することができる。
また、前記グラブバケット内の障害物が前記吸引手段により吸引されることを防止するために前記吸引口の上流側に障害物除去部を備えることが好ましい。これにより、浚渫した土砂に木材の破片や石などの障害物が含まれていても、吸引手段側に吸引されて障害を引き起こすことを未然に防止することができる。
また、前記吸引口は前記一対のシェルの一方に設けられ、前記給水口は前記一対のシェルの他方に設けられることが好ましい。なお、給水口から吸引口への流れ方向断面積を調整する仕切部材は、一対のシェルの一方と他方との間に設けられることが好ましい。
なお、前記攪拌手段は、攪拌ポンプと、前記グラブバケット内からの前記土砂と前記水とを通す攪拌吸入管と、前記グラブバケット内に向けて前記土砂と前記水とを通す攪拌排出管と、を有し、前記グラブバケットは、前記攪拌口として前記攪拌吸入管が接続される攪拌吸入口と前記攪拌排出管が接続される攪拌排出口とを有し、前記攪拌ポンプは、前記グラブバケット内から前記攪拌吸入口および前記攪拌吸入管を通して前記水と前記土砂とを吸引するとともに、前記攪拌排出管および前記攪拌排出口を通して前記グラブバケット内に水流状態にして戻すことにより前記グラブバケット内で水流攪拌を行うようにできる。
なお、上記吸引浚渫装置において、前記グラブバケットを、一対のシェルが開閉するとき、その刃先の軌跡がほぼ水平になるようにし水平薄層掘削が可能なように構成することで、湖沼や河川などにおいて汚染物質を高濃度に含む底質の薄層を浚渫することができ、底質表層から汚染物質を除去しつつ汚染物質の拡散防止を図ることができる。
上記目的を達成するための吸引浚渫方法は、グラブバケットに備えられた開閉自在な一対のシェルを水中で閉じることで浚渫対象の土砂をその近傍の水とともに前記グラブバケット内に保持する第1ステップと、前記グラブバケット内において前記土砂と前記水を攪拌手段により攪拌し、前記攪拌による土砂と水との混合物を吸引手段により吸引口から吸引して外部へと排出するとともに、前記吸引に応じて前記給水口から外部の水が供給されながら前記攪拌手段による攪拌と前記吸引手段による吸引・排出とを続行する第2ステップと、を有し、前記グラブバケット内における前記給水口から前記吸引口への流れ方向断面積を仕切部材により調整して前記流れ方向の流速を調整する。
この吸引浚渫方法によれば、一対のシェルが水中で閉じて浚渫対象の土砂とその近傍の水をグラブバケット内に保持し、次に、グラブバケット内において土砂と水とを攪拌手段により攪拌しながら、土砂と水の混合物を吸引手段により吸引して外部へと排出することができる。このように、土砂と水とを混合しスラリ化する攪拌と、その混合物の吸引・排出とを別々の手段で行い、攪拌しながら吸引を行うとともに、土砂と水とのスラリ化した混合物の吸引・排出をスムーズに迅速に行えるので、土砂の周囲への拡散を防止しながら効率よく浚渫を行うことができる。また、グラブバケット内において混合物が吸引・排出されると、外部から水が給水口を通して供給されながら攪拌手段による攪拌と吸引手段による吸引・排出を続行するので、迅速かつスムーズな混合物の吸引・排出を確実に行うことができる。また、グラブバケット内における給水口から吸引口への流れ方向断面積を仕切部材により調整することでその流れ方向の流速を調整できるとともに、土砂が堆積するグラブバケット底部付近へ流れを導くことができるので、効率のよい攪拌・吸引ができ、浚渫の効率化に寄与することができる。さらに、グラブバケット内に攪拌・吸引のための駆動部分が必要ではないため、土砂に障害物が含まれていても故障などの発生はない。
上記吸引浚渫方法において前記吸引される前記混合物の濃度をセンサにより検知し、前記吸引手段を前記センサにより検知された濃度に基づいて制御することが好ましい。浚渫された土砂と水との混合物の濃度をセンサによりリアルタイムに監視し、検知した濃度により吸引の進行をリアルタイムに把握することができるので、検知された濃度に基づいて吸引手段をリアルタイムに制御することができる。
たとえば、前記吸引手段を、前記センサにより検知された濃度が所定値以下となった時に、その作動が停止するように制御することで、濃度が所定値以下に低下した時点で浚渫された土砂の吸引・排出が完了したことをリアルタイムに判断できるので、吸引手段の作動を即座に停止させることができ、余分な水の吸引を防ぐことができ、浚渫の効率化に寄与することができる。
また、前記浚渫対象の土砂の含水比を事前調査するステップをさらに有することが好ましい。
また、前記浚渫対象の土砂の含水比が所定値以上のとき、前記第2ステップにおいて、前記攪拌手段による攪拌と前記吸引手段による吸引・排出とをほぼ同時に開始することが好ましい。浚渫対象の土砂の含水比が大きい場合には、攪拌のみを先行して始める必要がなく、この攪拌を省略できるので、浚渫の効率化に寄与できる。
本発明の吸引浚渫装置および吸引浚渫方法によれば、たとえば、湖沼・河川などの底質を浚渫する際に、底質の周囲への拡散を防止しながら効率よく浚渫を行うことができる。
本実施形態による吸引浚渫装置を概略的に示す正面図である。 図1のグラブバケットの平面図である。 図1,図2の吸引浚渫装置10による土砂の吸引・排出および攪拌の工程(a)〜(d)を説明するための概略図である。 図1〜図3の吸引浚渫装置10による水中における土砂の掘削動作(a)〜(e)を説明するための概略図である。 図1〜図3の吸引浚渫装置10による浚渫吸引工程S01〜S06を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。図1は本実施形態による吸引浚渫装置を概略的に示す正面図である。図2は図1のグラブバケットの平面図である。なお、図1,図2とも、グラブバケットを一対のシェルが閉じた状態で示す。
図1のように、本実施形態による吸引浚渫装置10は、浚渫のため開閉自在な左右一対のシェル11,12から構成されるグラブバケット20を備え、さらに、シェル11,12の上方に位置し吊りワイヤW1で吊り下げられる支持体13と、支持体13に回動可能に支軸16で軸支されかつシェル11,12を回動可能に支軸18,19で軸支する左右一対のアーム14,15と、シェル11,12を回動可能に連結する連結軸21と、を備える。
グラブバケット20は、連結軸21を操作ワイヤW2で昇降させることで左右一対のシェル11,12を、支軸18,19を中心に回動させて左右に開閉させるように構成されている。グラブバケット20は、支持体13がクレーンなどで吊りワイヤW1により吊り下げられながら浚渫を行うようになっている。
図1,図2のように、グラブバケット20は、シェル11,12が閉じた状態で箱状になるように構成され、シェル11,12が回動しながら開閉することでそれらの刃先11a、12aから浚渫対象の土砂を掘削するようになっている。グラブバケット20は、図2のように、シェル11,12の回転中心に位置する連結軸21の軸方向に延びるように構成され、前端および後端に側板11b、12bが位置し、側板11bと11bとの間、側板12bと12bとの間にシェル11,12が閉じた状態で上面に位置する上面板11c、12cが配置されている。
操作ワイヤW2の昇降による一対のシェル11,12の開閉動作の間、グラブバケット20は、一対のシェル11,12の刃先11a、12aの軌跡がほぼ水平に近くなるように構成されることで、水底から所定深さの土砂を掘削でき、余分な掘削量が発生しないようになっている。かかるグラブバケットの構成は、たとえば、特開2012-17198号公報により公知であるので、その説明は省略する。
図1の吸引浚渫装置10は、さらに、グラブバケット20内から土砂と水との混合物(スラリ)を吸引し外部へ排出する吸引装置30と、グラブバケット20内において土砂と水とを攪拌する攪拌装置40と、を備える。
図1,図2のように、吸引装置30は、支持体13の上に配置された吸引ポンプ31と、シェル11の上面板11cに設けられた吸引口32と、吸引ポンプ31と吸引口32とを連結するホースなどからなる可撓性の吸引管33と、吸引ポンプ31によりグラブバケット20内から吸引したスラリを外部へと排出する排水管34と、排水管34に設けられてスラリの逆流を防ぐ逆止弁35と、を備える。
攪拌装置40は、図1,図2のように、支持体13の上に配置された攪拌ポンプ41と、シェル11の上面板11cに設けられた攪拌吸入口42と、攪拌ポンプ41と攪拌吸入口42とを連結するホースなどからなる可撓性の攪拌吸入管43と、シェル12の側面に設けられた攪拌排出口44と、攪拌ポンプ41と攪拌排出口44とを連結するホースなどからなる可撓性の攪拌排出管45と、を備える。攪拌ポンプ41がグラブバケット20内から攪拌吸入口42,攪拌吸入管43を通して水と土砂とを吸引し、攪拌排出管45,攪拌排出口44を通してグラブバケット20内に水流状態にして戻すようにして循環させながらグラブバケット20内で強力な水流撹拌を行うことができるようになっている。
シェル12の上面板12cには、2箇所に給水口50が設けられ、浚渫時に水がグラブバケット20内に供給されるようになっている。また、グラブバケット20内には、図1のように、シェル11と12との境界に板状の仕切部材51が上面から下方に突出するように設けられ、グラブバケット20内における給水口50から吸引口32への流れ方向断面積を調整するようになっている。
また、図1,図2のように、グラブバケット20内の上面板11cの下方には、上面板11cの下面全体を覆うように障害物除去部52が設けられている。これにより、吸引口32および攪拌吸入口42の下方(上流側)に障害物除去部52が位置するので、浚渫した土砂に含まれる木片や石などの障害物が吸引管33,攪拌吸入管43内に吸引されることが防止される。障害物除去部52は、板状に構成され、たとえば、金網部材やエキスパンドメタルから構成することができる。グラブバケット20内において仕切板51と側方板とに複数のL形部材53が図2の紙面上下方向に飛び飛びに設けられ、これらのL形部材53に載るようにして板状の障害物除去部52が配置され、吸引口32、攪拌吸入口42との間で所定のクリアランスを保つように固定されている。
吸引管33の内面には吸引口32に近い位置に濃度検知のためのセンサ39が設けられ、吸引状況の確認のために吸引管33内のスラリの濃度をリアルタイムで検知するようになっている。センサ39は、たとえば、濁度計または密度計から構成することができる。吸引ポンプ31は、センサ39により検知されたスラリの濃度に基づいてリアルタイムに制御され、たとえば、検知された濃度が所定値以下となった時に、その作動が停止するようにリアルタイムに制御される。攪拌ポンプ41も吸引ポンプ31と同様に制御されるようになっている。
次に、図3(a)〜(d)を参照して吸引浚渫装置10による土砂と水とのスラリの吸引・排出および土砂と水との攪拌について説明する。図3は、図1,図2の吸引浚渫装置10による土砂の吸引・排出および攪拌・混合の工程(a)〜(d)を説明するためのグラブバケットの概略図である。
まず、吸引浚渫装置10の一対のシェル11,12が水底で閉じることで、図3(a)のように、グラブバケット20内に土砂Dとその近傍の水Wを保持する。この状態で、グラブバケット20内で攪拌ポンプ41の作動が開始することで土砂Dと水Wとを水流攪拌し混合する。この攪拌により、土砂Dと水Wの混合物がスラリ化する。続いて、吸引ポンプ31の作動が開始することで土砂Dと水Wとのスラリ化した混合物(土砂スラリS)を吸引し外部へと排出する。これにより、グラブバケット20内において、シェル12にある給水口50から外部の水を取り込み、給水口50からシェル11にある吸引口32に向けて矢印方向aへ水・土砂の流れが生じるが、シェル11と12の間でグラブバケット20の底部に向けて突き出した仕切部材51によって、土砂Dが堆積するグラブバケット20の底部付近へ流れを導くことができるとともに、流れ方向の断面積が小さく調整されることでその流速が所定値以上に維持される。
次に、図3(b)のように、グラブバケット20内において、攪拌ポンプ41による水流攪拌が連続的に行われることで、土砂スラリSを吸引ポンプ31により吸引し、外部へと排出するとともに、土砂D内に混入していた木片や石などの障害物Bに付着していた粘土分を洗浄分離する。この排出に伴いグラブバケット20内には給水口50から外部の水が供給され、グラブバケット20内に残る混合物(土砂スラリS)と給水口50からの水とを攪拌ポンプ41で攪拌しながら、吸引ポンプ31による土砂スラリSの吸引・排出を続ける。
また、障害物Bは、土砂スラリSの吸引による水流のため吸引口32、攪拌吸入口42側に流れるが、障害物除去部52により吸引口32、攪拌吸入口42側に流れることが阻止され、グラブバケット20内に溜まる。これにより、土砂Dに障害物Bが含まれていても、吸引管33や吸引ポンプ31、攪拌吸入管43や攪拌ポンプ41に吸引されて障害を引き起こすことを未然に防止できる。
上述の攪拌・吸引が進行するにつれて、土砂スラリSは水で希釈されていくが、図3(c)のように、この攪拌・吸引の間、吸引管33を通過する土砂スラリSの濃度をセンサ39により常時監視しており、この濃度が所定値以下に低下した時点で攪拌・吸引終了と判断し、吸引ポンプ31および攪拌ポンプ41を停止する。
上述のようにして、浚渫対象の土砂Dの攪拌、吸引・排出が終了するが、この結果、図3(d)のように、グラブバケット20内には水Wと洗浄された障害物Bのみが残留する。
次に、図1〜図5を参照して図1〜図3の吸引浚渫装置10による浚渫吸引工程について説明する。図4は、図1〜図3の吸引浚渫装置10による水中における土砂の掘削動作(a)〜(e)を説明するための概略図である。図5は、図1〜図3の吸引浚渫装置10による浚渫吸引工程S01〜S09を説明するためのフローチャートである。
まず、浚渫対象の土砂について事前調査を行う(S01)。これにより、浚渫対象の土砂の含水比、液性限界などを試験などにより確認しておく。
次に、図1〜図3の吸引浚渫装置10の支持体13がクレーン(図示省略)により吊りワイヤW1で吊り下げられることでグラブバケット20が吊られ、クレーン操作により浚渫対象の地盤Gの上方の所定位置にセットされる(S02)。
次に、吸引浚渫装置10の操作ワイヤW2の昇降操作により、図4(a)のように、グラブバケット20の一対のシェル11,12を開放する(S03)。
次に、吊りワイヤW1で吊り下げられたグラブバケット20を水面から浚渫対象の地盤Gに向けて降下させ、図4(a)のように、水底G1へと着底させる(S04)。これにより、シェル11,12の刃先11a、12aを水底G1から所定深さまで貫入させる。
続いて、操作ワイヤW2の昇降操作により、図4(b)(c)(d)のように、グラブバケット20の一対のシェル11,12を閉塞する方向に動かすことで地盤Gの土砂を掘削し、最終的に図4(e)のように、シェル11,12を閉塞させることで、グラブバケット20内に土砂を保持する(S05)。このとき、その近傍の水も取り込まれてグラブバケット20内に保持される。グラブバケット20は、図4(a)〜(e)の動作中、シェル11,12の刃先11a、12aの軌跡がほぼ水平に近く、このため、水底G1から所定深さの土砂を掘削し、水平薄層掘削を行うことができる。
次に、図3(a)〜(d)のように、吸引浚渫装置10の攪拌ポンプ41を先行して作動させ、グラブバケット20内の土砂と水とを攪拌し混合し(S06)、続いて、吸引ポンプ31を作動させ、グラブバケット20内の土砂と水を攪拌・混合しながら、その土砂スラリSを吸引し外部へと排出する(S07)。
上記攪拌吸引工程S07の間、グラブバケット20内の土砂スラリSの濃度をセンサ39によりリアルタイムで監視しているが、この濃度が所定値以下まで低下したとき(S08)、土砂の吸引が完了したと判断して即座に攪拌ポンプ41,吸引ポンプ31を停止させる(S09)。これにより、余分な水の吸引を削減できる。
上述のようにして、吸引浚渫装置10による浚渫対象の地盤Gに対する吸引浚渫を完了するが、さらに吸引浚渫を続行する場合は、クレーン操作により吸引浚渫装置10を吊り上げ移動させ所定位置にセットし、同様の工程を繰り返す。
また、工程S06における先行攪拌は、たとえば、工程S01における事前調査により得た浚渫対象の土砂の含水比が所定値以下の場合に行うようにし、所定値以上の場合は省略するようにしてもよい。浚渫対象の土砂の含水比が大きい場合には、先行攪拌の必要がないので、先行攪拌工程S06を省略できる。かかる土砂の含水比については、たとえば、その土砂の液性限界をLLとすると、2×LL、を判断基準値(所定値)に設定できるが、これに限定されず、他の判断基準値を設定してもよい。
以上のように、本実施形態による吸引浚渫装置10によれば、一対のシェル11,12が水中で閉じることで浚渫対象の土砂を掘削し、その近傍の水とともにグラブバケット20内に保持した状態で、グラブバケット20内において水と土砂とを攪拌装置40により水流攪拌し混合しながら吸引装置30により吸引して外部へと排出することで、土砂と水とを混合しスラリ化する攪拌と、その混合物の吸引とを別々の装置30,40で行い、攪拌しながら吸引を行うとともに、土砂と水とのスラリ化した混合物(土砂スラリS)の吸引をスムーズに迅速に行うことができるので、土砂の周囲への拡散を防止しながら効率よく浚渫を行うことができる。また、グラブバケット20内において土砂スラリSが吸引・排出されると、外部から水が給水口50を通して供給されながら攪拌装置40による攪拌と吸引装置30による吸引・排出を続行するので、迅速かつスムーズな土砂スラリSの吸引・排出を確実に行うことができる。
また、グラブバケット20内における給水口50から吸引口32への流れ方向断面積を仕切部材51により小さく調整することでその流れ方向の流速を調整できるとともに、土砂が堆積するグラブバケット20の底部付近へ流れを導くことができるので、効率のよい攪拌・混合・吸引ができ、浚渫の効率化に寄与することができる。さらに、グラブバケット20内に攪拌・吸引のための駆動部分がないため、土砂に障害物が含まれていても故障などの発生はない。
また、グラブバケット20は、一対のシェル11,12が開閉するときその刃先11a,12aの軌跡がほぼ水平になるようにし水平薄層掘削が可能であるので、湖沼や河川などにおいて汚染物質を高濃度に含む底質の薄層を浚渫することができ、底質表層から汚染物質を除去しつつ汚染物質の拡散防止を図ることができる。
以上のように本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。たとえば、図1、図2の吸引装置30の吸引ポンプなどを2つ(またはそれ以上)設け、2系統(またはそれ以上の系統)で吸引するように構成してもよく、同様に、攪拌装置40の攪拌ポンプなどを2つ(またはそれ以上)設け、2系統(またはそれ以上の系統)で攪拌するように構成してもよい。また、吸引ポンプや攪拌ポンプをグラブバケット20の上面板11c,12cに設置してもよい。
また、スラリの濃度検知のためのセンサ39は、たとえば、グラブバケット20内に設けてもよく、また、攪拌装置40の攪拌吸入管43や攪拌排出管45に設けてもよい。また、センサ39は複数箇所に設けてもよい。
また、攪拌装置40は、水を循環させながら水流攪拌する装置から構成したが、本発明はこれに限定されず、たとえば、機械式撹拌機もしくは高圧ジェットによる撹拌装置から構成してもよい。
また、仕切部材51のグラブバケット20内での突出長さは、望ましい流れ方向断面積やグラブバケット20の寸法などに基づいて適宜設定される。
また、給水口50に逆止弁を設けてもよく、吸引ポンプ31が土砂スラリを吸引したときに逆止弁が開放して水が適量だけ補給されるようにできる。
なお、本明細書において、混合物とは、水底から掘削した土砂と水(土砂に含まれる水およびグラブバケット内に取り込まれる水)とが混じり合った物を意味し、スラリ・土砂スラリとは、土砂と水の安定な混合物を意味する。
本発明によれば、湖沼・河川などの底質を浚渫する際に、底質の周囲への拡散を防止しながら効率よく浚渫を行うことができるので、湖沼・河川などの底質表層に汚染物質が高濃度に蓄積されていても、周辺環境への影響を抑えながら汚染物質を安全に効率よく除去することができる。
10 吸引浚渫装置
11,12 一対のシェル
11a,12a 刃先
11c,12c 上面板
13 支持体
20 グラブバケット
30 吸引装置
31 吸引ポンプ
32 吸引口
39 センサ
40 攪拌装置
41 攪拌ポンプ
42 攪拌吸入口
44 攪拌排出口
50 給水口
51 仕切部材
52 障害物除去部
B 障害物
D 土砂
G 地盤
G1 水底
S 土砂スラリ

Claims (8)

  1. 浚渫のため開閉自在な一対のシェルを有するグラブバケットと、
    前記グラブバケットの吸引口に接続された吸引手段と、
    前記グラブバケットの攪拌口に接続された攪拌手段と、
    前記グラブバケットに設けられた給水口と、
    前記一対のシェルが閉じた状態で前記グラブバケット内における前記給水口から前記吸引口への流れ方向断面積を調整するように設けられた仕切部材と、を備え、
    前記シェルが水中で閉じることで浚渫対象の土砂をその近傍の水とともに前記グラブバケット内に保持した状態で、前記グラブバケット内において前記土砂と前記水を前記攪拌手段により攪拌し、前記攪拌による土砂と水との混合物を前記吸引手段により吸引して外部へと排出し、前記吸引に応じて前記給水口から外部の水が供給されながら前記攪拌手段による攪拌と前記吸引手段による吸引・排出とを続行する吸引浚渫装置。
  2. 前記吸引手段により吸引される前記混合物の濃度を検知するセンサを備え、
    前記吸引手段を、前記センサにより検知された濃度に基づいて制御する請求項1に記載の吸引浚渫装置。
  3. 前記グラブバケット内の障害物が前記吸引手段により吸引されることを防止するために前記吸引口の上流側に障害物除去部を備える請求項1または2に記載の吸引浚渫装置。
  4. 前記吸引口は前記一対のシェルの一方に設けられ、前記給水口は前記一対のシェルの他方に設けられる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の吸引浚渫装置。
  5. グラブバケットに備えられた開閉自在な一対のシェルを水中で閉じることで浚渫対象の土砂をその近傍の水とともに前記グラブバケット内に保持する第1ステップと、
    前記グラブバケット内において前記土砂と前記水を攪拌手段により攪拌し、前記攪拌による土砂と水との混合物を吸引手段により吸引口から吸引して外部へと排出するとともに、前記吸引に応じて前記給水口から外部の水が供給されながら前記攪拌手段による攪拌と前記吸引手段による吸引・排出とを続行する第2ステップと、を有し、
    前記グラブバケット内における前記給水口から前記吸引口への流れ方向断面積を仕切部材により調整して前記流れ方向の流速を調整する吸引浚渫方法。
  6. 前記吸引される前記混合物の濃度をセンサにより検知し、
    前記吸引手段を前記センサにより検知された濃度に基づいて制御する請求項5に記載の吸引浚渫方法。
  7. 前記浚渫対象の土砂の含水比を事前調査するステップをさらに有する請求項5または6に記載の吸引浚渫方法。
  8. 前記浚渫対象の土砂の含水比が所定値以上のとき、前記第2ステップにおいて、前記攪拌手段による攪拌と前記吸引手段による吸引・排出とをほぼ同時に開始する請求項5乃至7のいずれか1項に記載の吸引浚渫方法。
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