JP2016133666A - フレキシブルな表示装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易かつ精度良くカラーフィルタ付有機LED表示装置を作製する。
【解決手段】帯状の第1キャリア付基材11A上に第1表示部15を設けて第1キャリア付表示部10Aが形成され、帯状の第2キャリア付基材21A上に第2表示部22を設けて第2キャリア付表示部20Aが形成される。第1キャリア付表示部10Aと第2キャリア付表示部20Aが接着層30を介して接合されてキャリア付表示装置1Aが得られる。キャリア付表示装置1Aから第1キャリア11aと第2キャリア21aが剥離されて、フレキシブルな表示装置1を得る。
【選択図】図8

Description

本発明は、フレキシブルな表示装置の製造方法に関する。
近年、液晶ディスプレイ(液晶表示装置)や有機LED(有機Light−Emitting−Diode)、電子ペーパーディスプレイ等のフラットディスプレイの急速な普及に伴って、このようなディスプレイを構成するディスプレイ部材の需要が拡大している。現在のフラットパネルディスプレイは、その用途を、テレビやデスクトップモニターのみならず、携帯用ノートパソコン、携帯電話、携帯用ゲーム機、電子リーダー、電子ブックなどの携帯型電子機器にまで広く拡大していることから、さらなる軽量化、小型化、及び薄型化が求められている。
このような状況において、液晶ディスプレイや有機LEDディスプレイ、電子ペーパーディスプレイ等を構成するディスプレイ部材としては、これまで主として用いられてきたガラス基材に替わり、可撓性を有するフィルムよりなるフレキシブル基材を用いたディスプレイ部材が提案されている。ディスプレイ部材において、ガラス基材の替わりにフレキシブル基材を用いることにより、ディスプレイをフレキシブルディスプレイとすることも可能となる。現に、このようなフレキシブルディスプレイとしては、例えば、透明タッチパネル、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等が知られている。
しかしながら、上記フレキシブル基材は、従来のガラス基材に比べて機械強度が低いことから、フレキシブル基材を用いてディスプレイ部材を製造する際に、フレキシブル基材がひずんでしまうという問題点があった。この問題を解決するために、例えば特許文献1のようなフレキシブル基材に応力緩和孔を設けることが開示されている。
あるいは生産性を向上させるため、ロールに巻取った帯状の一対のフレキシブル積層体を搬送させ、この一対のフレキシブル積層体を接合させるとともに、フレキシブル基材のひずみを調整する技術も開発されている(特許文献2参照)。
特開2009−36859号公報 特開2013−72964号公報
しかしながら、上記いずれの技術をもってしても、特にパターンが形成された一のフレキシブル基材に、他のフレキシブル基材を粘着層によって貼り合わせる場合に、フレキシブル基材がひずみ、フレキシブル基材に形成されたパターンの寸法精度が低下するという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、フレキシブル基材にパターン状に形成された表示部の寸法精度を向上させることができるフレキシブルな表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、フレキシブルな表示装置の製造方法において、帯状の第1キャリアと、帯状の第1基材を接合して帯状の第1キャリア付基材を作製する工程と、前記第1キャリア付基材上に第1表示部を設けて帯状の第1キャリア付表示部を作製する工程と、帯状の第2キャリアと、帯状の第2基材を接合して帯状の第2キャリア付基材を作製する工程と、前記第2キャリア付基材上に第2表示部を設けて帯状の第2キャリア付表示部を作製する工程と、前記第1キャリア付基材と前記第2キャリア付基材を、前記第1キャリアと前記第2キャリアが外側を向くように接合してキャリア付表示装置を作製する工程と、前記キャリア付表示装置から前記第1キャリアと前記第2キャリアのうち少なくとも一方を剥離してフレキシブルな表示装置を得る工程と、を備えたことを特徴とするフレキシブルな表示装置の製造方法である。
本発明は、第1キャリアは第1基材より大きな耐熱性を有し、第2キャリアは第2基材より大きな耐熱性を有することを特徴とするフレキシブルな表示装置の製造方法である。
本発明は、第1キャリアは第1基材より大きな膜厚を有し、第2キャリアは第2基材より大きな膜厚を有することを特徴とするフレキシブルな表示装置の製造方法である。
本発明は、フレキシブルな表示装置の製造方法において、帯状の第1キャリアと、帯状の第1基材を接合して帯状の第1キャリア付基材を作製する工程と、前記第1キャリア付基材上に第1表示部を設けて帯状の第1キャリア付表示部を作製する工程と、帯状の第2キャリアと、帯状の第2基材を接合して帯状の第2キャリア付基材を作製する工程と、前記第2キャリア付基材上に第2表示部を設けて帯状の第2キャリア付表示部を作製する工程と、帯状の第3キャリアと、帯状の第3基材を接合して帯状の第3キャリア付基材を作製する工程と、前記第3キャリア付基材上に第3表示部を設けて帯状の第3キャリア付表示部を作製する工程と、前記第1キャリア付基材と前記第2キャリア付基材を、前記第1キャリアと前記第2キャリアが外側を向くように接合してキャリア付表示装置を作成する工程と、前記第1キャリア付表示部から前記第1キャリアを剥離して、前記第1表示部上に第3キャリア付表示部を前記第3キャリアが外側を向くように接合して追加キャリア付表示装置を作製する工程と、前記追加のキャリア付表示装置から前記第2キャリアと前記第3キャリアのうち少なくとも一方を剥離してフレキシブルな表示装置を得る工程と、を備えたことを特徴とするフレキシブルな表示装置の製造方法である。
本発明は、第1キャリアは第1基材より大きな耐熱性を有し、第2キャリアは第2基材より大きな耐熱性を有し、第3キャリアは第2基材より大きな耐熱性を有することを特徴とするフレキシブルな表示装置の製造方法である。
本発明は、第1キャリアは第1基材より大きな膜厚を有し、第2キャリアは第2基材より大きな膜厚を有し、第3キャリアは第3基材より大きな膜厚を有することを特徴とするフレキシブルな表示装置の製造方法である。
以上のように本発明によれば、生産性を向上させることができるとともに、パターン状に形成された表示部の寸法精度を向上させることができる。
図1は、本発明を実施するための形態における貼合装置の概略を示す図。 図2は、第1キャリア付基材を示す側断面図。 図3は、第1キャリア付表示部を示す側断面図。 図4は、本発明を実施するための形態における貼合装置の概略を示す図。 図5は、第2キャリア付基材を示す側断面図。 図6は、第2キャリア付表示部を示す側断面図。 図7は、本発明を実施するための形態における貼合装置の概略を示す図。 図8は、キャリア付表示装置を示す側断面図。 図9は、フレキシブルな表示装置を示す側断面図。 図10は、変形例における貼合装置の概略を示す図。 図11は、変形例における第3キャリア付基材を示す側断面図。 図12は、変形例における第3キャリア付表示部を示す側断面図。 図13は、変形例における貼付装置の概略を示す図。 図14は、変形例における追加のキャリア付表示装置を示す側断面図。 図15は、変形例におけるフレキシブルな表示装置を示す側断面図。
<発明の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図9は本発明の一実施の形態を示す図である。
まず図9により本発明によるフレキシブルな表示装置の製造方法により得られるフレキシブルな表示装置について説明する。本実施の形態において、フレキシブルな表示装置として、カラーフィルタ付き有機LED(Light−Emitting−Diode)表示装置を例にとって説明する。
図9に示すように、カラーフィルタ付き有機LED1は、フレキシブルな透明基材(第1基材)11と、第1基材11の内面(図9の下面)に設けられた着色層15とを有するカラーフィルタ10と、フレキシブルな透明基材(第2基材)21と、第2基材21の外面(図1の上面)に設けられた有機LED層22とを有する有機LED素子20とを備えている。
またカラーフィルタ10と有機LED素子20とは光学弾性樹脂からなる接着層30により接合されている。
次にカラーフィルタ付き有機LED表示装置1のカラーフィルタ10について詳述する。
カラーフィルタ10は、図9に示すように、フレキシブルな第1基材11と、第1基材11の内面に設けられた着色層15とを有する。
また、着色層15は、第1基材11の内面に設けられるとともに、パターン状に形成されたR用着色層15R、G用着色層15G、B用着色層15Bおよびブラックマトリクス16とを有している。
この場合、R用着色層15R、G用着色層15G、B用着色層15Bとしては、後述のように有機LED層22がR用有機LED層22Rと、G用有機LED層22Gと、B用有機LED層22Bとからなるため、低演色の着色層15R、15G、15Bを用いることができ、具体的にはNTSC比が50%程度の着色層15R、15G、15Bを用いることができる。
次に有機LED素子20について述べる。有機LED素子20は、図9に示すようにフレキシブルな第2基材21と、第2基材21の外面(図9の上面)に設けられた配線28および絶縁層27と、この配線27および絶縁層27上に設けられた有機LED層22とを有する。
このうち、有機LED層22は、R、G、Bの各々の有機LED素子、すなわちR用有機LED層22R、G用有機LED層22G、B用有機LED層22Bを含む。そして各々のR用有機LED層22R、G用有機LED層22G、B用有機LED層22Bは、互いに隔壁29により区画されている。またR用有機LED層22R、G用有機LED層22G、B用有機LED層22Bはパターン状に形成され、いずれも第2基材21側に設けられた反射電極23と、反射電極23上に設けられた発光層24と、発光層24上に設けられたITO等からなる透明電極25とを有する。
このような構成からなるR用有機LED層22R、G用有機LED層22G、B用有機LED層22Bは保護層26により覆われている。
次にR用有機LED層22R、G用有機LED層22G、B用有機LED層22Bの各構成部材について述べる。
反射電極23は、反射層としての機能も兼ねており、できるだけ高い反射率を有するようにすることが発光効率を高める上で望ましい。特に、反射電極23が陽極として使われる場合には、反射電極23は正孔注入性の高い材料により構成されていることが望ましい。このような反射電極23としては、例えば、積層方向の厚み(以下、単に厚みと言う)が100nm以上1000nm以下であり、クロム(Cr),金(Au),白金(Pt),ニッケル(Ni),銅(Cu),タングステン(W)あるいは銀(Ag)などの金属元素の単体または合金が挙げられる。反射電極23の表面には、インジウムとスズの酸化物(ITO)などの透明導電膜が設けられていてもよい。なお、アルミニウム(Al)合金のように、反射率が高くても、表面の酸化皮膜の存在や、仕事関数が大きくないことによる正孔注入障壁が問題となる材料においても、適切な正孔注入層を設けることによって反射電極23として使用することが可能である。
発光層24は、例えば、反射電極23の側から順に、正孔注入層、正孔輸送層、発光体、電子輸送層および電子注入層を積層した構成を有する。これらのうち発光体以外の層は必要に応じて設ければよい。発光層24は、R用有機LED層22R、G用有機LED層22G、B用有機LED層22Bの発光色によってそれぞれ構成が異なっている。正孔注入層は、正孔注入効率を高めるためのものであると共に、リークを防止するためのバッファ層である。正孔輸送層は、発光体への正孔輸送効率を高めるためのものである。発光体は、電界をかけることにより電子と正孔との再結合が起こり、光を発生するものである。電子輸送層は、発光体への電子輸送効率を高めるためのものである。電子注入層は、電子注入効率を高めるためのものである。
透明電極26は、ITO等の透明体から構成されている。
また接着層30は、光学弾性樹脂のような透明体からなり、カラーフィルタ10と有機LED素子20とを接着するとともに、R用有機LED層22R、G用有機LED層22G、B用有機LED層22Bを覆い、これらを保護する機能を果たしている。
光学弾性樹脂層の材料としては、例えば、市販のOCA(Optically Clear Adhesive)やOCR(Optically Clear Resin)を用いることができる。
また有機LED素子20のR用有機LED層22R、G用有機LED層22G、B用有機LED層22Bは、平面上AR層付きカラーフィルタ15のR用着色層15R、G用着色層15G、B用着色層15Bに対応する位置に配置されている。
次に各構成部材の材料について説明する。
(1)フレキシブルな第1基材11および第2基材21
次に、各フレキシブルな第1基材11および第2基材21の材料について説明する。ここで、「フレキシブル」とは、柔軟性があることを意味しており、「フレキシブルな基材」とは、一般的に可撓性があり、曲げることが可能な基材をいう。本実施の形態におけるフレキシブルな第1基材11および第2基材21は、張力が負荷された場合であっても可塑性が著しく高いものでなければ特に限定されることはなく、ディスプレイ用途に応じて適宜選択して用いることができる。このようなフレキシブルな基材11、21としては、例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルイミド(PEI)、セルローストリアセテート(CTA)、環状ポリオレフィン(COP)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリサルフォン(PSF)、ポリアミドイミド(PAI)、ノボルネン系樹脂、アリルエステル樹脂等の合成樹脂を挙げることができる。このうち、PEN、PETを用いることが好ましい。
フレキシブルな基材11、21の厚さとしては、10μm〜500μmの範囲内、好ましくは20μm〜300μmの範囲内であることが好ましい。フレキシブルな基材11、21の厚さが上記範囲よりも厚すぎると、可撓性が損なわれ、折れやすくなり、ロール状に巻取ることが困難になるからである。一方、上記範囲よりも薄すぎると、こしが無くなり、工程における取り扱いが困難になるからである。
フレキシブルな基材11、21の幅としては、特に限定されるものではないが、例えば、50mm〜2000mmの範囲内、好ましくは100mm〜1500mmの範囲内であることが好ましい。
なお、フレキシブルな基材11、21は、単一層よりなる構成であっても良く、あるいは、複数の層が積層された構成を有するものであっても良い。
(2)接着層30
次に、接着層30の材料について説明する。接着層30の材料としては、柔軟性を有する材料であれば特に制限されるものではなく、アクリル系、スチレン系の樹脂材料からなっていることが好ましい。また、接着層30の厚さとしては、柔軟性が喪失されない程度の厚さであれば良い。
次にフレキシブルな表示装置の製造方法、すなわちカラーフィルタ付き有機LED表示装置の製造方法について説明する。
まず図1乃至図3により、キャリア付カラーフィルタ(第1キャリア付表示部)10Aの製造工程について述べる。
はじめにフレキシブルな帯状の第1キャリア11aと、フレキシブルな帯状の第1基材11とを準備し、次に帯状の第1キャリア11aと帯状の第1基材11を粘着層(図示せず)を図1に示す貼合装置50を介して接合し、フレキシブルな帯状の第1キャリア付基材11Aを作製する。
この場合、第1キャリア11aは第1基材11より大きな耐熱性および大きな膜厚を有する。また第1キャリア11aと第1基材11は略同一の曲げ強さをもつ。例えば第1基材11としてポリエチレンテレフタレートを用いる場合、第1キャリア11aとしてポリエチレンテレフタレートより大きな耐熱性をもつポリエチレンナフタレートあるいはポリイミドを用いることができる。
次に、図1を用いて、第1基材11と第1キャリア11aとを貼り合わせる貼合装置50について説明する。図1に示す貼合装置50は、フレキシブルな第1基材11を繰り出す第1繰出ロール51と、粘着層が設けられた第1キャリア11aを繰り出す第2繰出ロール52とを有している。
第1繰出ロール51および第2繰出ロール52の下流側に、第1繰出ロール51から繰り出された第1基材11と、第2繰出ロール52から繰り出された第1キャリア11aをラミネートするラミネート部53が設けられている。このラミネート部53において、第1基材11と第1キャリア11aが粘着層を介して貼り合わされ、フレキシブルな帯状の第1キャリア付基材11Aが作製される。また、ラミネート部53は、一対の押圧ローラ53aと53bからなっており、一対の押圧ローラ53aと53bのギャップ(以下、「ラミネートギャップ」とも言う)、すなわち、押圧ローラ53aと53bとの間隙Lを調整することにより、第1基材11と第1キャリア11aをラミネートする際のラミネート圧力を調整することができるようになっている。また、一対の押圧ローラ53aと53bの材質は両方が金属又は両方がゴムでもよく、又は一方が金属で他方がゴムでもよいが、好ましくは第1基材11側の押圧ローラ53aを金属、第1キャリア11a側の押圧ローラ53bをゴムとするのがよい。
ラミネート部53の下流側には、フレキシブルな帯状の第1キャリア付基材11Aをロール状に巻き取る巻取ロール54が設けられている。この巻取ロール54は、フレキシブルな第1キャリア付基材11Aを搬送する駆動部としての機能を有している。
また、図1に示す貼合装置50においては、第1繰出ロール51および第2繰出ロール52に搬送方向とは反対方向のトルクを負荷して、このトルクを調整することにより、搬送されている第1基材11および第1キャリア11aに負荷される張力をそれぞれ調整可能になっている。
次に図3に示すように、フレキシブルな帯状の第1キャリア付基材11Aの第1基材11上にブラックマトリクス16、R用着色層15R、G用着色層15GおよびB用着色層15Bをフォトリソ技術を用いて順次形成する。このようにして、第1基材11上に、ブラックマトリクス16、R用着色層15R、G用着色層15GおよびB用着色層15Bを含む着色層(第1表示部)15を形成することができ、このことにより第1キャリア付基材11Aと、着色層15とを有するフレキシブルな帯状のキャリア付カラーフィルタ(第1キャリア付表示部)10Aを作製することができる。
次に図4乃至図6により、キャリア付有機LED素子(第2キャリア付表示部)20Aの製造工程について述べる。
はじめにフレキシブルな帯状の第2キャリア21aと、フレキシブルな帯状の第2基材21とを準備し、次に帯状の第2キャリア21aと帯状の第2基材21を粘着層(図示せず)を図4に示す貼合装置60を介して接合し、フレキシブルな帯状の第2キャリア付基材21Aを作製する。
この場合、第2キャリア21aは第2基材21より大きな耐熱性および大きな膜厚を有する。また第2キャリア21aと第2基材21は略同一の曲げ強さをもつ。例えば第2基材21としてポリエチレンテレフタレートを用いる場合、第2キャリア21aとしてポリエチレンテレフタレートより大きな耐熱性をもつポリエチレンナフタレートあるいはポリイミドを用いることができる。
次に、図4を用いて、第1基材11と第1キャリア11aとを貼り合わせる貼合装置50について説明する。図4に示す貼合装置60は、フレキシブルな第2基材21を繰り出す第1繰出ロール61と、粘着層が設けられた第2キャリア21aを繰り出す第2繰出ロール62とを有している。
第1繰出ロール61および第2繰出ロール62の下流側に、第1繰出ロール61から繰り出された第2基材21と、第2繰出ロール62から繰り出された第2キャリア21aをラミネートするラミネート部63が設けられている。このラミネート部63において、第2基材21と第2キャリア21aが粘着層を介して貼り合わされ、フレキシブルな帯状の第2キャリア付基材21Aが作製される。また、ラミネート部63は、一対の押圧ローラ63aと63bからなっており、一対の押圧ローラ63aと63bのギャップ(以下、「ラミネートギャップ」とも言う)、すなわち、押圧ローラ63aと63bとの間隙Lを調整することにより、第2基材21と第2キャリア21aをラミネートする際のラミネート圧力を調整することができるようになっている。また、一対の押圧ローラ63aと63bの材質は両方が金属又は両方がゴムでもよく、又は一方が金属で他方がゴムでもよいが、好ましくは第2基材21側の押圧ローラ63aを金属、第2キャリア21a側の押圧ローラ63bをゴムとするのがよい。
ラミネート部63の下流側には、フレキシブルな帯状の第2キャリア付基材21Aをロール状に巻き取る巻取ロール64が設けられている。この巻取ロール64は、フレキシブルな第2キャリア付基材21Aを搬送する駆動部としての機能を有している。
また、図4に示す貼合装置60においては、第1繰出ロール61および第2繰出ロール62に搬送方向とは反対方向のトルクを負荷して、このトルクを調整することにより、搬送されている第2基材21および第2キャリア21aに負荷される張力をそれぞれ調整可能になっている。
次に図6に示すように、フレキシブルな帯状の第2キャリア付基材21Aの第2基材21上に配線28および絶縁層27を形成し、次に配線28および絶縁層27上に隔壁29を設けるとともに、隔壁29間に反射電極23と、発光層24と、透明電極25を順次形成して有機LED層(第2表示部)22を設ける。
次にこの有機LED層22上に保護層26を設け、このことにより第2キャリア付基材21Aと、配線28および絶縁層27と、有機LED層22と、保護層26とを有するフレキシブルな帯状のキャリア付有機LED素子(第2キャリア付表示部)20Aを作製することができる。
次に図7乃至図9に示すように上記のようにして作製されたフレキシブルな第1キャリア付表示部10Aとフレキシブルな第2キャリア付表示部20Aが、第1キャリア付表示部10Aの第1キャリア11aと第2キャリア付表示部20Aの第2キャリア21aとが外側を向くように配置され、接着層30を介して貼合装置70により接合される。
このようにして、第1キャリア付表示部(キャリア付カラーフィルタ)10Aと、第2キャリア付表示部(キャリア付有機LED素子)20Aとを有するキャリア付表示装置(キャリアを含むカラーフィルタ付有機LED素子装置)1Aが得られる(図8参照)。
次に、図7を用いて、第1キャリア付表示部10Aと第2キャリア付表示部20Aとを貼り合わせる貼合装置70について説明する。図7に示す貼合装置70は、フレキシブルなキャリア付表示部10Aを繰り出す第1繰出ロール71と、接着層30が設けられた第2キャリア付表示部20Aを繰り出す第2繰出ロール72とを有している。
第1繰出ロール71および第2繰出ロール72の下流側に、第1繰出ロール71から繰り出された第1キャリア付表示部10Aと、第2繰出ロール72から繰り出された第2キャリア付表示部20Aをラミネートするラミネート部73が設けられている。このラミネート部73において、第1キャリア付表示部10Aと、第2キャリア付表示部20Aが接着層30を介して貼り合わされ、フレキシブルな帯状のキャリア付表示装置1Aが作製される。また、ラミネート部73は、一対の押圧ローラ73aと73bからなっており、一対の押圧ローラ73aと73bのギャップ(以下、「ラミネートギャップ」とも言う)、すなわち、押圧ローラ73aと73bとの間隙Lを調整することにより、第1キャリア付表示部10Aと、第2キャリア付表示部20Aをラミネートする際のラミネート圧力を調整することができるようになっている。また、一対の押圧ローラ73aと73bの材質は両方が金属又は両方がゴムでもよく、又は一方が金属で他方がゴムでもよいが、好ましくは第1キャリア付表示部10A側の押圧ローラ73aを金属、第2キャリア付表示部20A側の押圧ローラ73bをゴムとするのがよい。
ラミネート部73の下流側には、フレキシブルな帯状のキャリア付表示装置1Aをロール状に巻き取る巻取ロール74が設けられている。この巻取ロール74は、フレキシブルなキャリア付表示装置1Aを搬送する駆動部としての機能を有している。
また、図7に示す貼合装置70においては、第1繰出ロール71および第2繰出ロール72に搬送方向とは反対方向のトルクを負荷して、このトルクを調整することにより、搬送されている第1キャリア付表示部10Aおよび第2キャリア付表示部20Aに負荷される張力をそれぞれ調整可能になっている。
次に図9に示すように、キャリア付表示装置1Aから、第1キャリア付表示部10Aの第1キャリア11aと、第2キャリア付表示部20Aの第2キャリア21aとが剥離される。
このようにして、カラーフィルタ10と、有機LED素子20と、これらカラーフィルタ10と有機LED素子とを接着する接着層30とを有するフレキシブルな表示装置(カラーフィルタ付有機LED表示装置)1が得られる。その後帯状の表示装置は、個々の表示装置毎に切断されて個片化される。
このように本実施の形態によれば、大きな耐熱性および大きな膜厚をもつ第1キャリア11aを有する第1キャリア付表示部10Aと、大きな耐熱性および大きな膜厚をもつ第2キャリア21aを有する第2キャリア付表示部20Aを互いに接合してキャリア付表示装置1Aを作製し、その後キャリア付表示装置1Aから第1キャリア11aと第2キャリア21aを剥離するので、第1キャリア付表示部10Aと第2キャリア付表示部20Aの接合時に第1キャリア付表示部10Aと第2キャリア付表示部20Aとの間で寸法精度が低下することはない。
なお、キャリア付表示装置1Aから第1キャリア11aと第2キャリア21aの双方を剥離することなく、第1キャリア11aおよび第2キャリア21aの一方のみを剥離してフレキシブルな表示装置1を作製することができる。
<変形例>
次に図10乃至図15を参照して本発明の変形例について説明する。
図10乃至図15に示す変形例は、上記実施の形態で作製したキャリア付表示装置1Aを準備し、このキャリア付表示装置1Aに対して更に第3キャリア付表示部40Aを設けて追加のキャリア付表示装置1Bを作製し、この追加のキャリア付表示装置1Bからキャリア21aとキャリア41aを剥離することによりフレキシブルな表示装置1を作製したものである。
図10乃至図15に示す変形例において、図1乃至図9に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本変形例では、第3キャリア付表示部40Aとして、タッチパネルを例にして説明する。
まず図10乃至図12により、キャリア付タッチパネル(第3キャリア付表示部)40Aの製造工程について述べる。
はじめにフレキシブルな帯状の第3キャリア41aと、フレキシブルな帯状の第3基材41とを準備し、次に帯状の第3キャリア41aと帯状の第3基材41を粘着層(図示せず)を図10に示す貼合装置80を介して接合し、フレキシブルな帯状の第3キャリア付基材41Aを作製する。
この場合、第3キャリア41aは第3基材41より大きな耐熱性および大きな膜厚を有する。また第3キャリア41aと第3基材41は略同一の曲げ強さをもつ。例えば第3基材41としてポリエチレンテレフタレートを用いる場合、第3キャリア41aとしてポリエチレンテレフタレートより大きな耐熱性をもつポリエチレンナフタレートあるいはポリイミドを用いることができる。
次に、図10を用いて、第3基材41と第3キャリア41aとを貼り合わせる貼合装置80について説明する。図10に示す貼合装置80は、フレキシブルな第3基材41を繰り出す第1繰出ロール81と、粘着層が設けられた第3キャリア41aを繰り出す第2繰出ロール82とを有している。
第1繰出ロール81および第2繰出ロール82の下流側に、第1繰出ロール81から繰り出された第3基材41と、第2繰出ロール82から繰り出された第3キャリア41aをラミネートするラミネート部83が設けられている。このラミネート部83において、第3基材41と第3キャリア41aが粘着層を介して貼り合わされ、フレキシブルな帯状の第3キャリア付基材41Aが作製される。また、ラミネート部83は、一対の押圧ローラ83aと83bからなっており、一対の押圧ローラ83aと83bのギャップ(以下、「ラミネートギャップ」とも言う)、すなわち、押圧ローラ83aと83bとの間隙Lを調整することにより、第3基材41と第3キャリア41aをラミネートする際のラミネート圧力を調整することができるようになっている。また、一対の押圧ローラ83aと83bの材質は両方が金属又は両方がゴムでもよく、又は一方が金属で他方がゴムでもよいが、好ましくは第3基材41側の押圧ローラ83aを金属、第3キャリア41a側の押圧ローラ83bをゴムとするのがよい。
ラミネート部83の下流側には、フレキシブルな帯状の第3キャリア付基材41Aをロール状に巻き取る巻取ロール84が設けられている。この巻取ロール84は、フレキシブルな第3キャリア付基板41Aを搬送する駆動部としての機能を有している。
また、図10に示す貼合装置80においては、第1繰出ロール81および第2繰出ロール82に搬送方向とは反対方向のトルクを負荷して、このトルクを調整することにより、搬送されている第3基材41および第3キャリア41aに負荷される張力をそれぞれ調整可能になっている。
次に図12に示すように、フレキシブルな帯状の第3キャリア付基材11Aの第3基材41上にタッチパネル(第3表示部)42が形成され、このようにしてフレキシブルな帯状のキャリア付タッチパネル(第3キャリア付表示部)40Aを作製される。
他方、図13乃至図14に示すように、上述の実施の形態により作製されたキャリア付表示装置1Aが準備され、このキャリア付表示装置1Aから第1キャリア付表示部10Aの第1キャリア31aが剥離される。
次にキャリア付表示装置1Aの第1基材11上に第3キャリア付表示部40Aが接着剤45を介して接合される。このようにして、キャリア付表示装置1Aと、第3キャリア付表示部40Aとを有する追加のキャリア付表示装置1Bが得られる。
次に追加のキャリア付表示装置1Bから第2のキャリア21aと第3キャリア41aを剥離する。
このことにより、タッチパネルを有するカラーフィルタ付き有機LED表示装置1を得ることができる。
次に、図13を用いて、キャリア付表示装置1Aと第3キャリア付表示部40Aとを貼り合わせる貼合装置90について説明する。図13に示す貼合装置90は、フレキシブルなキャリア付表示装置1Aを繰り出す第1繰出ロール91と、接着剤45が設けられた第3キャリア付表示部40Aを繰り出す第2繰出ロール92とを有している。
第1繰出ロール91および第2繰出ロール92の下流側に、第1繰出ロール91から繰り出されたキャリア付表示装置1Aと、第2繰出ロール92から繰り出された第3キャリア付表示部40Aをラミネートするラミネート部93が設けられている。このラミネート部93において、キャリア付表示装置1Aと第3キャリア付表示部40Aが接着剤45を介して貼り合わされ、フレキシブルな追加のキャリア付表示装置1Bが作製される。また、ラミネート部93は、一対の押圧ローラ93aと93bからなっており、一対の押圧ローラ93aと93bのギャップ(以下、「ラミネートギャップ」とも言う)、すなわち、押圧ローラ93aと93bとの間隙Lを調整することにより、キャリア付表示装置1Aと第3キャリア付表示部40Aをラミネートする際のラミネート圧力を調整することができるようになっている。また、一対の押圧ローラ93aと93bの材質は両方が金属又は両方がゴムでもよく、又は一方が金属で他方がゴムでもよいが、好ましくはキャリア付表示装置1A側の押圧ローラ93aを金属、第3キャリア付表示部40A側の押圧ローラ93bをゴムとするのがよい。
ラミネート部93の下流側には、フレキシブルな帯状の追加のキャリア付表示装置1Bをロール状に巻き取る巻取ロール94が設けられている。この巻取ロール94は、フレキシブルな追加のキャリア付表示装備1Bを搬送する駆動部としての機能を有している。
また、図13に示す貼合装置90においては、第1繰出ロール91および第2繰出ロール92に搬送方向とは反対方向のトルクを負荷して、このトルクを調整することにより、搬送されているキャリア付表示装置1Aおよび第3キャリア付表示部40Aに負荷される張力をそれぞれ調整可能になっている。
なお、上記各実施の形態および変形例において、キャリア付表示装置1Aが第1キャリア付表示部10Aと、第2キャリア付表示部20Aとを有し、追加のキャリア付表示装置1Bが第1キャリア付表示部10Aと、第2キャリア付表示部20Aと、第3キャリア付表示部40Aとを有する例を示したが、これに限らず追加のキャリア付表示装置1Bは更に第4キャリア付表示部を有していてもよい。
第1キャリア付表示部と、第2キャリア付表示部と、第3キャリア付表示部と、第4キャリア付表示部の例を下記に示す。下記の表において、第1段の表示装置は、カラーフィルタ、有機LED、タッチパネル、液晶レンズの4層構造となっている。また、第2段の表示装置は、有機LED、タッチパネル、液晶レンズの3層構造となっている。また、第3段の表示装置は、電子ペーパー、有タッチパネル、液晶レンズの4層構造となっている。さらにまた、第4段の表示装置は、電子ペーパー、タッチパネル、液晶レンズの3層構造となっている
Figure 2016133666
1 カラーフィルタ付有機LED表示装置
1A キャリア付表示装置
1B 追加のキャリア付表示装置
10A 第1キャリア付表示部
11 第1基材
11a 第1キャリア
11A 第1キャリア付基材
15 着色層
15R R用着色層
15G G用着色層
15B B用着色層
16 ブラックマトリクス
20A 第2キャリア付表示部
21 第2基材
21a 第2キャリア
21A 第2キャリア付基材
22 有機LED層
23 反射電極
24 発光層
25 透明電極
30 接着層
40A 第3キャリア付表示部
41 第3基材
41a 第3キャリア
41A 第3キャリア付基材
45 接着剤

Claims (6)

  1. フレキシブルな表示装置の製造方法において、
    帯状の第1キャリアと、帯状の第1基材を接合して帯状の第1キャリア付基材を作製する工程と、
    前記第1キャリア付基材上に第1表示部を設けて帯状の第1キャリア付表示部を作製する工程と、
    帯状の第2キャリアと、帯状の第2基材を接合して帯状の第2キャリア付基材を作製する工程と、
    前記第2キャリア付基材上に第2表示部を設けて帯状の第2キャリア付表示部を作製する工程と、
    前記第1キャリア付基材と前記第2キャリア付基材を、前記第1キャリアと前記第2キャリアが外側を向くように接合してキャリア付表示装置を作製する工程と、
    前記キャリア付表示装置から前記第1キャリアと前記第2キャリアのうち少なくとも一方を剥離してフレキシブルな表示装置を得る工程と、を備えたことを特徴とするフレキシブルな表示装置の製造方法。
  2. 第1キャリアは第1基材より大きな耐熱性を有し、
    第2キャリアは第2基材より大きな耐熱性を有することを特徴とする請求項1記載のフレキシブルな表示装置の製造方法。
  3. 第1キャリアは第1基材より大きな膜厚を有し、
    第2キャリアは第2基材より大きな膜厚を有することを特徴とする請求項1記載のフレキシブルな表示装置の製造方法。
  4. フレキシブルな表示装置の製造方法において、
    帯状の第1キャリアと、帯状の第1基材を接合して帯状の第1キャリア付基材を作製する工程と、
    前記第1キャリア付基材上に第1表示部を設けて帯状の第1キャリア付表示部を作製する工程と、
    帯状の第2キャリアと、帯状の第2基材を接合して帯状の第2キャリア付基材を作製する工程と、
    前記第2キャリア付基材上に第2表示部を設けて帯状の第2キャリア付表示部を作製する工程と、
    帯状の第3キャリアと、帯状の第3基材を接合して帯状の第3キャリア付基材を作製する工程と、
    前記第3キャリア付基材上に第3表示部を設けて帯状の第3キャリア付表示部を作製する工程と、
    前記第1キャリア付基材と前記第2キャリア付基材を、前記第1キャリアと前記第2キャリアが外側を向くように接合してキャリア付表示装置を作成する工程と、
    前記第1キャリア付表示部から前記第1キャリアを剥離して、前記第1表示部上に第3キャリア付表示部を前記第3キャリアが外側を向くように接合して追加キャリア付表示装置を作製する工程と、
    前記追加のキャリア付表示装置から前記第2キャリアと前記第3キャリアのうち少なくとも一方を剥離してフレキシブルな表示装置を得る工程と、を備えたことを特徴とするフレキシブルな表示装置の製造方法。
  5. 第1キャリアは第1基材より大きな耐熱性を有し、
    第2キャリアは第2基材より大きな耐熱性を有し、
    第3キャリアは第2基材より大きな耐熱性を有することを特徴とする請求項4記載のフレキシブルな表示装置の製造方法。
  6. 第1キャリアは第1基材より大きな膜厚を有し、
    第2キャリアは第2基材より大きな膜厚を有し、
    第3キャリアは第3基材より大きな膜厚を有することを特徴とする請求項4記載のフレキシブルな表示装置の製造方法。
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