JP2016133240A - 全熱交換換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常運転時の換気効率と、全熱交換素子を筐体から引出すメンテナンス時の作業性とを両立させる。【解決手段】全熱交換換気装置1は、筐体2、全熱交換素子6、シール部材41,42,43,44、封止構造体71、封止制御体73等を備える。通常の運転時には、封止制御体73を封止構造体71の下側に挿入することにより、全熱交換素子6を上方に変位させて封止位置に保持する。これにより、シール部材41〜44の面圧を規定の値に保持し、空間S1〜S4の密閉性を確保する。また、メンテナンス等により全熱交換素子6を筐体2の外部に引出すときには、封止制御体73を引抜くことにより、全熱交換素子6を下方の封止解除位置に変位させる。これにより、シール部材41〜44の面圧を低下させ、全熱交換素子6を小さな力で引出すことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、潜熱の交換と顕熱の交換の両方を行う全熱交換素子を備えた全熱交換換気装置に関する。
従来技術として、例えば特許文献1,2に記載されているように、全熱交換素子を備えた全熱交換換気装置が知られている。全熱交換素子は、清掃等を含む定期的なメンテナンス作業を必要とする。このため、従来技術では、例えばレール構造等を用いて全熱交換素子を支持することにより、全熱交換換気装置の筐体から全熱交換素子を1方向に引出して取出すことが可能な構成を採用している。
特許第5063451号公報 特開昭63−194192号公報
しかしながら、上述した特許文献1,2に記載された従来技術では、本来であれば遮蔽すべき筐体とエレメントとの間の隙間で空気漏れが生じ易くなるため、高い換気性能を実現するのが難しいという問題がある。一方、空気漏れを抑制するために上記隙間を狭くした場合には、全熱交換素子が筐体から引出し難くなり、メンテナンス性が低下するという問題がある。即ち、従来技術の構成では、空気漏れの抑制と、全熱交換素子の引出し易さとを両立させるのが困難である。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、通常の運転時に筐体の密閉性を高めることで換気効率を確保することができ、かつ、全熱交換素子を筐体から引出すときの摺動抵抗を低減してメンテナンス時の作業性を向上させることが可能な全熱交換換気装置を提供することを目的とする。
本発明に係る全熱交換換気装置は、外郭を構成する筐体と、筐体の内部に配置され、顕熱及び潜熱の交換機能を有する全熱交換素子と、筐体の壁面と全熱交換素子との間に形成された風路の密閉性を確保するために、筐体の壁面と全熱交換素子との間をシールするシール部材と、全熱交換素子を筐体の外部に引出す引出作業を行うときに、全熱交換素子を筐体の内部でスライドさせることが可能なスライド機構と、引出作業を行うときに、当該引出作業の非実行時と比較してシール部材の面圧を低下させる面圧変更手段と、を備えるものである。
本発明によれば、通常の運転時には、面圧変更手段によりシール部材の面圧を規定の値に保持し、全熱交換換気装置を換気効率が高い状態で運転することができる。一方、全熱交換素子の引出作業を行うときには、面圧変更手段によりシール部材の面圧を低下させることができ、全熱交換素子を小さな力でスライドさせて筐体から引出すことができる。従って、通常運転時の換気効率と、メンテナンス時の作業性とを両立させることができ、利便性が高い全熱交換換気装置を実現することができる。
本発明の実施の形態1において、全熱交換換気装置を概略的に示す縦断面図である。 全熱交換換気装置を図1中の平面A−Aの位置で破断して左側からみた断面図である。 全熱交換素子の上部に配置された素子フレーム及びその周辺構造を示す図1中の要部拡大断面図である。 全熱交換素子の右側部分に配置された素子フレーム及びその周辺構造を示す図1中の要部拡大断面図である。 全熱交換素子の下部に配置された素子フレーム及び封止構造体等を示す図1中の要部拡大断面図である。 図5中の封止構造体を単体で斜め下側からみた斜視図である。 全熱交換素子を封止位置に保持した状態を示す図5と同様の要部拡大断面図である。 封止位置が選択された状態を示す図3と同様の要部拡大断面図である。 封止位置が選択された状態を示す図4と同様の要部拡大断面図である。
実施の形態1.
以下、図1から図9を参照して、本発明の実施の形態1について説明する。なお、本明細書で使用する各図においては、共通する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略するものとする。また、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
図1は、本発明の実施の形態1において、全熱交換換気装置を概略的に示す縦断面図である。なお、この図は、熱交換換気時の状態を示している。また、全熱交換換気装置は、図1中の平面A−Aよりも右側の部分が室内側に配置され、平面A−Aよりも左側の部分が室外側に配置されるものとする。また、図2は、全熱交換換気装置を図1中の平面A−Aの位置で破断して左側からみた断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の全熱交換換気装置1は、筐体2、給気ファンユニット3、排気ファンユニット4、制御部5及び全熱交換素子6を備えている。筐体2は、全熱交換換気装置1の外郭を構成するもので、上面部、下面部及び側面部を備えている。また、筐体2には、外気吸込口21、外気吹出口22、室内空気吸込口23及び室内空気吹出口24が設けられている。筐体2の内部には、給気ファンユニット3、排気ファンユニット4、制御部5及び全熱交換素子6が収容されると共に、4つの隔壁25,26,27,28が設けられている。
全熱交換素子6は、室内空気と室外空気との間で顕熱の交換及び潜熱の交換を行うもので、筐体2の内部空間の中央部に配置されている。また、筐体2内で全熱交換素子6の周囲に位置する空間は、隔壁25,26,27,28により4つの空間(後述する第1から第4の空間S1〜S4)に分割されている。隔壁25〜28は、空間S1〜S4を仕切る位置で筐体2の壁面から内部に突出している。全熱交換素子6は、4つの空間S1〜S4の全てに面するように配置されている。
また、全熱交換素子6と隔壁25,26,27,28との間には、空気の流れ(漏れ)を遮断するシート状のシール部材41,42,43,44が設けられている。シール部材41〜44は、空間S1〜S4の密閉性を保持するために、筐体2の壁面と全熱交換素子6との間をシールするものである。詳しく述べると、シール部材41,42は、第2の空間S2を気密に保持し、シール部材42,43は、第3の空間S3を気密に保持している。また、シール部材43,44は、第1の空間S1を気密に保持し、シール部材41,44は、第4の空間S4を気密に保持している。
全熱交換素子6は、顕熱及び潜熱の交換機能を有する熱交換部材61と、全熱交換素子6の外郭を構成する後述の素子フレーム611,612,613,614とを備えている。熱交換部材61は、図1に示すように、四角形の断面形状を有し、図1の紙面と垂直な方向(即ち、図2の上下方向)に伸張している。なお、以下の説明では、熱交換部材61の伸張方向(図2の上下方向)を「全熱交換素子6の長さ方向」と表記する場合がある。
熱交換部材61は、例えばシート状をなす紙製の仕切部材と、山谷を有する波形状に折曲げられた紙製の間隔保持部材とを交互に積層することにより形成されている。1つの仕切部材を挟んで両側に位置する2つの間隔保持部材は、折り目が互い違いとなるように積層されている。また、互いに隣接する仕切部材と間隔保持部材との間には、空気の流路がそれぞれ形成されている。さらに、1つの仕切部材を挟んで両側に位置する2つの流路は、仕切部材に沿った平面上において互いに直交するように配置されている。これらの流路に空気が流れるときには、1つの仕切部材を挟んで両側に位置する2つの流路の間において、当該仕切部材を介して顕熱の交換及び潜熱の交換が行われる。
外気吸込口21は、筐体2内で隔壁27,28間に形成された第1の空間S1に開口している。第1の空間S1は、全熱交換素子6の左下側に位置している。外気吸込口21は、室外の空気を第1の空間S1に吸込むものである。外気吹出口22は、筐体2内で隔壁25,26間に形成された第2の空間S2から室内に空気を吹出すものであり、第2の空間S2に開口している。第2の空間S2は、全熱交換素子6の右上側に位置し、その内部には、第2の空間S2の空気を外気吹出口22から室内に送り出す給気ファンユニット3が収容されている。
室内空気吸込口23は、筐体2内で隔壁26,27間に形成された第3の空間S3に開口している。第3の空間S3は、全熱交換素子6の右下側に位置している。室内空気吸込口23は、室内の空気を第3の空間S3に吸込むものである。室内空気吹出口24は、筐体2内で隔壁25,28間に形成された第4の空間S4から室外に空気を吹出すものであり、第4の空間S4に開口している。第4の空間S4は、全熱交換素子6の左上側に位置し、その内部には、第4の空間S4の空気を室内空気吹出口24から室外に送り出す排気ファンユニット4が収容されている。給気ファンユニット3及び排気ファンユニット4は、制御部5により制御される。
(全熱交換換気装置の基本的な動作)
次に、全熱交換換気装置1の基本的な動作について説明する。全熱交換換気装置1の作動時には、制御部5により給気ファンユニット3及び排気ファンユニット4が駆動される。給気ファンユニット3が作動すると、全熱交換換気装置1の内部には、室外から吸込んだ空気を室内に吹出すための給気風路が形成される。この給気風路は、図1中の矢印に示すように、外気吸込口21、第1の空間S1、全熱交換素子6、第2の空間S2、給気ファンユニット3及び外気吹出口22により構成されている。外気吸込口21から吸込まれた室外の空気は、給気風路を流通した後に、外気吹出口22から室内に吹出される。
一方、排気ファンユニット4が作動すると、全熱交換換気装置1の内部には、室内の空気を吸込んで室外に吹出すための排気風路が形成される。この排気風路は、図1中の矢印に示すように、室内空気吸込口23、第3の空間S3、全熱交換素子6、第4の空間S4、排気ファンユニット4及び室内空気吹出口24により構成されている。室内空気吸込口23から吸込まれた室内の空気は、排気風路を流通した後に、室内空気吹出口24から室外に吹出される。
(全熱交換素子の支持構造)
次に、全熱交換素子6の支持に関連した構造について説明する。全熱交換素子6の素子フレーム611,612,613,614は、図1に示すように、例えば略Y字形、略V字形等の断面形状を有する部材により形成され、熱交換部材61の上,下,左,右の角隅にそれぞれ固着されている。また、熱交換部材61及び素子フレーム611〜614は、図2に示すように、全熱交換素子6の長さ方向に伸張している。
図3は、全熱交換素子の上部に配置された素子フレーム及びその周辺構造を示す図1中の要部拡大断面図である。この図に示すように、筐体2の上面部には、例えば1対の隔壁25が設けられている。2つの隔壁25は、全熱交換素子6の長さ方向に伸張しつつ、長さ方向と直交する方向で互いに対向している。また、各隔壁25の先端側はL字状に屈曲し、水平方向に延びた筐体レール部231を構成している。これらの筐体レール部231は、全熱交換素子6の長さ方向に平行に延びたレール構造を有している。
一方、全熱交換素子6の上端角隅部には、逆Y字状に形成された素子フレーム611が固着されている。素子フレーム611の上端部には、1対の素子スライド部631が設けられている。これらの素子スライド部631は、素子フレーム611の中央部から左右両側に向けて水平に突出している。また、各素子スライド部631は、全熱交換素子6の長さ方向に延びると共に、各筐体レール部231に対して上側から摺動可能に係合している。即ち、筐体レール部231と素子スライド部631とは、上下方向で噛み合っている。この結果、全熱交換素子6は、筐体レール部231及び素子スライド部631により上方から支持されている。
また、全熱交換素子6を長さ方向に押し引きした場合には、素子スライド部631が筐体レール部231に沿って摺動することにより、全熱交換素子6が長さ方向にスライドする。なお、筐体レール部231及び素子スライド部631は、後述の筐体レール部233及び素子スライド部633と共に、本実施の形態におけるスライド機構の具体例を構成している。スライド機構によれば、全熱交換素子6を筐体2の外部に引出す引出作業を行うときに、全熱交換素子6を水平方向に移動させることができる。また、全熱交換素子6は、スライド機構の遊びの範囲内で上下方向に変位するように構成されている。
また、素子フレーム611の上端部には、1対のシール保持部632が設けられている。これらのシール保持部632は、素子スライド部631の下側で素子フレーム611の本体部分から左右両側に向けて水平に突出している。また、各シール保持部632は、筐体レール部231に対して素子スライド部631と逆方向(下側)から対面している。そして、シール保持部632と筐体レール部231との間には、シール部材41が設けられている。なお、図3では、シール部材41をシール保持部632の上面に設けた場合を例示したが、本発明はこれに限らず、シール部材41は、筐体レール部231の下面に設けてもよい。また、図3は、全熱交換素子6が後述の封止解除位置に保持された状態を表しているので、筐体レール部231とシール部材41との間には隙間が形成されている。
図4は、全熱交換素子の右側部分に配置された素子フレーム及びその周辺構造を示す図1中の要部拡大断面図である。この図に示すように、筐体2の右側面部には、筐体2の内部に向けて水平に突出する平板状の隔壁26が設けられている。隔壁26は、全熱交換素子6の長さ方向に伸張している。一方、全熱交換素子6の右角隅部には、略Y字状に形成された素子フレーム612が固着されている。素子フレーム612には、筐体2の右側面部に向けて水平に突出しつつ、全熱交換素子6の長さ方向に伸張した平板状の突出部612aが設けられている。
突出部612aは、隔壁26と上下方向で対向しており、突出部612aと隔壁26との間には、シール部材42が設けられている。なお、図4では、シール部材42を素子フレーム612の突出部612aの上面に設けた場合を例示したが、本発明はこれに限らず、シール部材42は、隔壁26の下面に設けてもよい。また、図4は、全熱交換素子6が封止解除位置に保持された状態を表しているので、隔壁26とシール部材42との間には隙間が形成されている。一方、全熱交換素子6の左側部分にも、図1に示すように、素子フレーム614、突出部614a、隔壁28、シール部材44が設けられており、これらの部材は、全熱交換素子6の右側部分と同様の構成及び機能を備えている。
(封止構造体)
次に、図5を参照して、全熱交換素子6の下部側の構成について説明する。図5は、全熱交換素子の下部に配置された素子フレーム及び封止構造体等を示す図1中の要部拡大断面図である。この図に示すように、筐体2の下面部には、筐体2の内部に向けて垂直に突出する1対の隔壁27が設けられている。隔壁27の先端部は、互いに向けてL字状に屈曲して水平方向に伸張し、筐体レール部233を構成している。また、隔壁27及び筐体レール部233は、全熱交換素子6の長さ方向に伸張している。
一方、全熱交換素子6の下端角隅部には、素子フレーム613が固着されている。素子フレーム613の下端側には、例えばH形の縦断面形状を有する素子スライド部633が設けられている。素子スライド部633は、上端側が素子フレーム613に固着され、下端側が各隔壁27(各筐体レール部233)の間で筐体2の下面部に向けて突出している。また、素子スライド部633は、水平方向に伸張した平板状のストッパ支持面部633aと、ストッパ支持面部633aよりも上側で水平方向に伸張した平板状のスプリング支持面部633bとを備えている。
ストッパ支持面部633aには、封止構造体71の本体71aを挿入する略円形状の挿入穴633cが形成されている。挿入穴633cは、本体71aの外径とほぼ等しい穴径を有している。また、ストッパ支持面部633aの外縁側は、筐体レール部233と上下方向で対向している。即ち、筐体レール部233と素子スライド部633とは、上下方向で噛み合っている。この構成によれば、上側の筐体レール部231と素子スライド部631とが噛み合い、下側の筐体レール部233と素子スライド部633とが噛み合っているので、全熱交換素子6を上下の2点で支持しながら、安定的にスライドさせることができる。
また、ストッパ支持面部633aと筐体レール部233との対向面部には、シール部材43が設けられている。なお、図5では、シール部材43をストッパ支持面部633aの上面に設けた場合を例示したが、本発明はこれに限らず、シール部材43は、筐体レール部233の下面に設けてもよい。また、図5は、全熱交換素子6が封止解除位置に保持された状態を表しているので、筐体レール部233とシール部材43との間には隙間が形成されている。一方、素子スライド部633のスプリング支持面部633bには、後述のロッド部71cを挿入する円形状の挿入穴633dが形成されている。挿入穴633dは、ロッド部71cの外径とほぼ等しい穴径を有している。
次に、図5及び図6を参照して、全熱交換換気装置1に備えられた封止構造体71について説明する。図6は、図5中の封止構造体を単体で斜め下側からみた斜視図である。封止構造体71は、本体71a、ストッパ部71b、ロッド部71c、スプリング装着穴71d等を備えている。本体71aは、有底の円筒状に形成されている。ストッパ部71bは、本体71aの上端から径方向外向きに突出した鍔部により構成されている。ロッド部71cは、円柱状に形成され、本体71aの中心軸上に配置されると共に、本体71aから上側に突出している。また、スプリング装着穴71dは、ロッド部71cの径方向両側で本体71Aにスプリング72を装着するための穴である。
そして、封止構造体71は、本体71aが素子スライド部633の挿入穴633cに変位可能に挿入され、ロッド部71cが挿入穴633dに変位可能に挿入されている。また、本体71aのスプリング装着穴71dとスプリング支持面部633bとの間には、例えば2本のスプリング72がそれぞれ圧縮状態で装着されている。これにより、封止構造体71は、スプリング72のばね力により下向きに押圧された状態で、ストッパ部71bが挿入穴633cの周縁部(ストッパ支持面部633a)に係合することにより位置決めされている。また、封止構造体71は、スプリング72のばね力よりも強い力で下側から押圧された場合に、スプリング72が圧縮されて挿入穴633cの奥所側(上側)に後退するように構成されている。即ち、封止構造体71及びスプリング72は、全熱交換素子6の下部において、弾性を有する弾性構造体として機能する。
一方、封止構造体71及び素子スライド部633は、相互の組付性を考慮した構造を有している。具体的に述べると、素子スライド部633の挿入穴633cは、周方向の一部のみが封止構造体71の本体71aの外径と等しい穴径を有し、他の部位は、封止構造体71のストッパ部71bが通過可能となる程度に広い穴径を有している。また、封止構造体71のストッパ部71bは、図6に示すように、周方向の一部のみに形成されている。この構成によれば、封止構造体71を素子スライド部633に組付けるときには、まず、スプリング72を装着した封止構造体71をストッパ支持面部633aの挿入穴633cに対して下側から挿入しつつ、ロッド部71cをスプリング支持面部633bの挿入穴633dに挿入する。このとき、封止構造体71のストッパ部71bは、挿入穴633cのうち穴径が広い部位に挿入する。
次に、ストッパ部71bが挿入穴633cを通過した時点で、封止構造体71を周方向に回転させることにより、ストッパ部71bを挿入穴633cのうち穴径が狭い部分に係合させる。これにより、封止構造体71は、ストッパ部71bにより挿入穴633c内に抜止めされた状態となり、かつ、ロッド部71cが挿入穴633dに係合することにより、径方向への位置ずれが抑制された状態となる。従って、封止構造体71を素子スライド部633に対して容易に組付けることができる。
(全熱交換素子の封止位置)
次に、全熱交換素子6の封止位置と封止解除位置について説明する。本実施の形態の全熱交換換気装置1は、全熱交換素子6の引出作業を行うか否かに応じて、全熱交換素子6の位置を封止位置と封止解除位置との間で変更するように構成されている。まず、図7から図9を参照して、封止位置について説明する。図7は、全熱交換素子を封止位置に保持した状態を示す図5と同様の要部拡大断面図である。図8及び図9は、封止位置が選択された状態を示す図3及び図4と同様の要部拡大断面図である。
全熱交換換気装置1を通常の状態で運転する場合(引出作業の非実行時)には、図7に示すように、予め用意された封止制御体73を使用し、筐体2の内部で全熱交換素子6を封止位置に保持する。封止制御体73は、規定の高さ寸法を有する部品であり、引出作業の非実行時には、封止構造体71の下側に挿入される。封止制御体73を挿入した状態では、封止制御体73により封止構造体71が上方に押上げられ、更に、封止構造体71とスプリング72を介して接続された素子フレーム613が上方に押上げられる。これにより、全熱交換素子6は、スライド機構(筐体レール部231,233と素子スライド部631,633)の遊びの範囲内で上方に変位し、上向きに押圧された状態で、封止解除位置よりも上側の封止位置に保持される。
この結果、シール部材41,42,43,44は、図7から図9に示すように、それぞれ筐体2の一部(筐体レール部231,233、隔壁26,28)と弾性的に接触した状態となる。この状態では、シール部材41〜44の面圧が規定の値に保持され、シール部材41〜44により空間S1〜S4の密閉性が確保される。従って、通常の運転時には、全熱交換換気装置1を換気効率が高い状態で運転することができる。なお、シール部材44の動作については、シール部材42と同様であるため、図示を省略している。
(全熱交換素子の封止解除位置)
次に、図3から図5を参照して、全熱交換素子6の封止解除位置について説明する。全熱交換素子6は、空気中の塵埃等により目詰まり及び圧力損失を起こし易いので、定期的に清掃する必要がある。このような清掃を含めて、全熱交換素子6のメンテナンスを行う場合には、全熱交換素子6をスライド機構により長さ方向にスライドさせて筐体2の外部に引出す引出作業を実行する。引出作業の実行時には、まず、封止制御体73を封止構造体71の下側から引抜いて取出す。
封止制御体73を取出した状態では、図5に示すように、全熱交換素子6が自重によりスライド機構の遊びの範囲内で下方に変位し、封止位置から封止解除位置に移動する。この結果、シール部材41,42,43,44は、図3から図5に示すように、それぞれ筐体レール部231,233、隔壁26,28から離れる方向(即ち、面圧が低下する方向)に変位するので、シール部材41〜44の面圧は、封止制御体73の挿入時と比較して低下する。なお、本実施の形態では、シール部材41〜44が筐体2側から離間する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、シール部材41〜44が筐体2側と接触した状態を維持しつつ、その面圧を低下させる構成としてもよい。
このように、全熱交換素子6を封止解除位置に移動した状態では、シール部材41〜44から全熱交換素子6に加わる摺動抵抗を低減させることができる。これにより、全熱交換素子6を小さな力でスライドさせて筐体2から引出すことができ、全熱交換素子6のメンテナンスを容易に行うことができる。従って、本実施の形態によれば、通常運転時の換気効率と、メンテナンス時の作業性とを両立させることができ、利便性が高い全熱交換換気装置1を実現することができる。
また、本実施の形態では、シール部材41,42,43,44を、全熱交換素子6側の構造物(シール保持部632、素子フレーム612,614の突出部612a,614a、素子スライド部633のストッパ支持面部633a)に取付けた状態で、筐体2側の構造物(筐体レール部231,233、隔壁26,28)と弾性的に接触させる構成としている。即ち、永久変形等の不可逆的な経年変化が生じ易いシール部材41〜44は、メンテナンス対象部材である全熱交換素子6側に配置されている。これにより、メンテナンス時には、全熱交換素子6を筐体2から引出すことにより、シール部材41〜44の交換作業を容易に行うことができ、換気性能を長期間にわたって維持することができる。
また、本実施の形態では、複数のシール部材41,42,43,44の面圧の作用方向を同一方向(上向き)に揃える構成としている。これにより、引出作業の実行時には、全熱交換素子6を下方に変位させるだけで、全てのシール部材41〜44の面圧を一斉に低下させることができる。従って、簡単な構造を用いて複数のシール部材41〜44の面圧を容易に変更することができ、全熱交換換気装置1の構成を簡素化することができる。
また、本実施の形態では、全熱交換素子6の上側及び下側にスライド機構を配置し、全熱交換素子6をスライド機構の遊びの範囲内で上下方向に変位させることで封止位置及び封止解除位置に移動させる構成としている。これにより、シール部材41〜44の面圧を変更する面圧変更手段の部品と、スライド機構の部品とを部分的に共通化することができ、装置全体の部品点数を削減して構成の簡素化を促進することができる。また、スライド機構の遊びを利用して、全熱交換素子6の変位機構を容易に実現することができる。
また、本実施の形態では、全熱交換素子6の下部に弾性構造体としての封止構造体71及びスプリング72を設け、弾性構造体の下側に封止制御体73を挿入するか否かに応じて全熱交換素子6を変位させる構成としている。これにより、簡単な構造を用いてシール部材41〜44の面圧を容易に変更することができる。また、封止制御体73の挿入時には、スプリング72により全熱交換素子6に加わる上向きの力を適度に調整することができ、シール部材41〜44の面圧が過大となるのを抑制することができる。
また、本実施の形態では、シール部材41,42,43,44により、素子フレーム611,612,613,614と隔壁25,26,27,28との間をシールする構成としたので、素子フレーム611〜614及び隔壁25〜28の形状、寸法等に応じてシール部材41〜44の取付位置を容易に調整することができる。
なお、前記実施の形態1では、筐体レール部231,233、素子スライド部631,633、封止構造体71、スプリング72及び封止制御体73が面圧変更手段の具体例を示している。また、実施の形態1では、弾性構造体を封止構造体71とスプリング72とにより構成したが、本発明はこれに限らず、封止構造体を弾性材料により形成することで弾性構造体を構成し、スプリング72を使用しなくてもよい。
また、本発明では、素子スライド部631,633に車輪を設け、当該車輪を介して素子スライド部631,633と筐体レール部231,233とを係合させる構成としてもよい。また、素子スライド部631,633の表面は、摩擦係数の低い部材によりコーティングする構成としてもよい。これらの構成によれば、スライド機構の摺動抵抗を低減することができ、全熱交換素子6をより小さな力で容易にスライドさせることができる。
また、前記実施の形態1では、シール部材41,42,43,44を全熱交換素子6側の構造物に取付ける場合を例示した。しかし、本発明はこれに限らず、シール部材は、筐体2側の構造物に取付けて全熱交換素子6側の構造物に接触させる構成としてもよい。また、シール部材は、全熱交換素子6側の構造物と、筐体2側の構造物の両方に取付け、両方のシール部材を互いに接触させる構成としてもよい。
また、前記実施の形態1では、封止解除位置において、シール部材41,42,43,44を筐体2側の構造物(相手方の構造物)から離間させる構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、封止解除位置では、シール部材41〜44を、封止位置よりも面圧が低い状態で相手方の構造物に接触させておく構成としてもよい。
また、前記実施の形態1では、シール部材41,42,43,44の面圧の作用方向を上向きに設定し、全熱交換素子6を下方に変位させることで面圧を低下させる構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、シール部材41〜44の面圧の作用方向を下向きに設定し、全熱交換素子6を上方に変位させることで面圧を低下させる構成としてもよい。更に言えば、本発明では、全熱交換素子6の変位方向を上下方向以外の任意の方向に設定することも可能である。即ち、本発明では、シール部材41〜44の面圧の作用方向を任意の方向に設定し、全熱交換素子6を面圧の作用方向と逆向きに変位させることにより、面圧を低下させる構成とすればよいものである。
1 全熱交換換気装置
2 筐体
3 給気ファンユニット
4 排気ファンユニット
5 制御部
6 全熱交換素子
21 外気吸込口
22 外気吹出口
23 室内空気吸込口
24 室内空気吹出口
25,26,27,28 隔壁
41,42,43,44 シール部材
61 熱交換部材
71 封止構造体(弾性構造体、面圧変更手段)
71a 本体
71b ストッパ部
71c ロッド部
71d スプリング装着穴
72 スプリング(弾性構造体、面圧変更手段)
73 封止制御体(面圧変更手段)
231,233 筐体レール部(スライド機構、面圧変更手段)
611,612,613,614 素子フレーム
612a,614a 突出部
631,633 素子スライド部(スライド機構、面圧変更手段)
632 シール保持部
633a ストッパ支持面部
633b スプリング支持面部
633c,633d 挿入穴
S1,S2,S3,S4 空間(風路)

Claims (8)

  1. 外郭を構成する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され、顕熱及び潜熱の交換機能を有する全熱交換素子と、
    前記筐体の壁面と前記全熱交換素子との間に形成された風路の密閉性を確保するために、前記筐体の壁面と前記全熱交換素子との間をシールするシール部材と、
    前記全熱交換素子を前記筐体の外部に引出す引出作業を行うときに、前記全熱交換素子を前記筐体の内部でスライドさせることが可能なスライド機構と、
    前記引出作業を行うときに、当該引出作業の非実行時と比較して前記シール部材の面圧を低下させる面圧変更手段と、
    を備えた全熱交換換気装置。
  2. 前記面圧変更手段は、前記筐体の内部で前記全熱交換素子を変位させる機構を備え、前記引出作業を行うときに、前記シール部材の面圧が低下する方向に前記全熱交換素子を変位させる構成とした請求項1に記載の全熱交換換気装置。
  3. 前記シール部材は、前記全熱交換素子側の構造物に取付けた状態で、前記筐体側の構造物と弾性的に接触させる構成とした請求項1または2に記載の全熱交換換気装置。
  4. 前記筐体の壁面と前記全熱交換素子との間には、前記風路を構成する複数の空間と、前記複数の空間をそれぞれ個別にシールする複数のシール部材とを設け、
    前記面圧変更手段は、前記引出作業を行うときに、前記各シール部材の面圧を一斉に低下させる構成とした請求項1から3のうち何れか1項に記載の全熱交換換気装置。
  5. 前記各シール部材の面圧の作用方向を同一方向に揃える構成とした請求項4に記載の全熱交換換気装置。
  6. 前記スライド機構は、前記引出作業を行うときに、上下方向で噛み合ったレール部及びスライド部を介して前記全熱交換素子を水平方向にスライドさせる構成とし、
    前記面圧変更手段は、前記引出作業を行うときに、前記全熱交換素子を前記スライド機構の遊びの範囲内で上方または下方に変位させることにより、前記シール部材の面圧を低下させる構成とした請求項1から5のうち何れか1項に記載の全熱交換換気装置。
  7. 前記面圧変更手段は、
    前記全熱交換素子の下部に設けられ、弾性を有する弾性構造体と、
    前記弾性構造体の下側に挿入及び取出可能に配置される封止制御体と、を備え、
    前記引出作業の非実行時には、前記弾性構造体の下側に挿入した前記封止制御体により前記全熱交換素子を上方に押圧して前記シール部材の面圧を保持し、前記引出作業の実行時には、前記封止制御体を前記弾性構造体の下側から取出して前記シール部材の面圧を低下させる構成とした請求項1から6のうち何れか1項に記載の全熱交換換気装置。
  8. 前記全熱交換素子の外郭を構成する素子フレームと、
    前記風路を仕切る位置で前記筐体の壁面から内部に突出した隔壁と、を備え、
    前記シール部材は、前記素子フレームと前記隔壁との間をシールする構成とした請求項1から7のうち何れか1項に記載の全熱交換換気装置。
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