JP2016128149A - 水洗塗装ブース - Google Patents

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Abstract

【課題】 塗装ミストの回収性能を向上させる。
【解決手段】 水流壁11を備えた塗装ブース本体1と、水流壁11の下方を通して導かれるブース内空気2を吸引するための排風機3との間に、空気ダクト4とサイクロン5を設ける。空気ダクト4は、流路断面積を絞ることでブース内空気2の流速を高めてからサイクロン5へ流入させるものとしてある。サイクロン5は、外筒22と内筒26との間の円筒状の空間28に、空気ダクト4からのブース内空気2を外筒22の接線方向に沿う方向から流入させて旋回流を強制的に形成するようにしてある。空気ダクト4とサイクロン5には、水流下装置6により、水膜7c,7e,7fと柱状水流7d,7gを流下させる。ブース内空気に含まれる塗装ミストは、サイクロン5での遠心分離作用と、空気ダクト4とサイクロン5における各水膜7c,7e,7fと各柱状水流7d,7gによる吸着、捕集によって回収する。
【選択図】図1

Description

本発明は、塗装ミストを水を用いて捕集するようにした水洗塗装ブースに関するものである。
塗装対象物にスプレー塗装を行う塗装ブースでは、塗料のスプレーによって生じる塗装ミストに、塗装対象物に付着しない余剰分が生じる。
そのため、塗装ブースでは、塗装対象物の背面側に位置する壁が水流壁とされ、水流壁の表面に沿って流下される水膜により、余剰の塗装ミストの一部が捕集されるようにしてある。
又、ブース内空気には、余剰の塗装ミストが分散(浮遊)するようになるため、この塗装ミストの外部への放出を防ぐために、ブース内空気は排気装置によって吸引し、吸引されたブース内空気に含まれる塗装ミストは、水洗シャワー等の水滴に付着させて回収することが、従来行われている。
塗装ミストを回収するための別の手段としては、たとえば、排気装置により吸引される塗装ミスト(塗布剤ミスト)を含んだ空気の排気通路の途中に、塗装ミストを吸着させた水粒を生成させる水粒生成部と、円筒状のサイクロン分離部とを順に備える構成の塗装ブース(水洗ブース)が従来提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
更に、特許文献1に示された塗装ブースでは、サイクロン分離部よりも上方となる個所に設けられた水の噴出口から水粒生成部に向けて流す水により、サイクロン分離部の円筒の内壁に付着する塗装ミストを含んだ水を洗い流すことが提案されている。
特開2011−88078号公報
ところが、特許文献1に示されたものでは、サイクロン分離部が上下方向に延びる単なる円筒とされており、その円筒が上方に延長された個所に、排気装置が、前記円筒よりもわずかに小さい径の排気ファンとして設けられているに過ぎない。
この構成では、サイクロン分離部に旋回流を生じさせる要素としては、排気装置による空気の吸い込みに伴われて受動的に発生する渦流れしか利用できないので、サイクロン分離部での旋回流の旋回力を高めることは難しい。
したがって、特許文献1に示されたものでは、塗装ミストを水粒に吸着させることができるとしても、サイクロン分離部での水粒の遠心分離による分離性能が高くないので、塗装ミストの回収性能を高めることは難しい。
そこで、本発明は、塗装ミストの回収性能の向上化を図ることができる水洗塗装ブースを提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するために、塗装作業を行う塗装ブース本体と、前記塗装ブース本体よりブース内空気を吸引する排風機とを備え、且つ、前記塗装ブース本体と前記排風機との間に、前記塗装ブース本体から導かれるブース内空気を集めるための空気ダクトと、前記空気ダクトで集められたブース内空気を旋回流として流入させるサイクロンとを備え、更に、前記空気ダクトとサイクロンの内部に水を流下させる水流下装置を備えた水洗塗装ブースとする。
又、前記水流下装置は、前記サイクロンの内壁に沿って流下する水膜を形成する機能と、前記サイクロンの内部に柱状水流を流下させる機能とを備える構成とする。
更に、前記サイクロンは、外筒と内筒との間に形成された円筒状の空間を備えて、前記空気ダクトより導かれるブース内空気を、前記空間に外筒の接線方向に沿う方向から流入させて該空間に旋回流を形成させるものとし、前記水流下装置は、前記サイクロンの外筒の内壁に沿って流下する水膜を形成する機能と、前記空間に柱状水流を流下させる機能とを備える構成とする。
更に又、前記水流下装置は、前記空気ダクト内に水膜を形成させる機能と、前記空気ダクト内に柱状水流を流下させる機能とを備える構成とする。
本発明の水洗塗装ブースによれば、塗装ミストの回収性能の向上化を図ることができる。
水洗塗装ブースの第1実施形態を示す概略切断側面図である。 図1のA−A方向矢視図である。 図1のB−B方向矢視図である 水洗塗装ブースの第2実施形態として、空気ダクトの別の構成例を示す平面図である。 水流下装置の応用例を示す概略切断平面図である。 図5の水流下装置の水槽の底の周縁部を拡大して示すもので、(a)(b)(c)はそれぞれスリット内に配置させる支持部材の例を示す図、(d)はスリットの上方に配置させる支持部材の例を示す図である。 底部水槽にカバーを備えない場合の構成例を示す概略切断側面図である。
本発明の水洗塗装ブースについて、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は水洗塗装ブースの第1実施形態を示す概略切断側面図である。図2は図1のA−A方向矢視図である。図3は、図1のB−B方向矢視図である。
本実施形態の水洗塗装ブースは、図1に示すように、箱状の塗装ブース本体1と、塗装ブース本体1内のブース内空気2を吸引するための排風機3とを備える。塗装ブース本体1と排風機3との間には、塗装ブース本体1から導かれるブース内空気2を集めるための空気ダクト4と、空気ダクト4で集められたブース内空気2を流入させるサイクロン5とを備える。更に、空気ダクト4とサイクロン5には、その内部に水7を流下させる水流下装置6を設けた構成とされている。
塗装ブース本体1には、塗装対象物9を内外に搬送するコンベヤ等の搬送手段8と、スプレー手段10とを備えて、搬送手段8によって塗装ブース本体1内に搬送された塗装対象物9に対し、スプレー手段10から塗料をスプレーして塗装作業を実施できるように構成されている。
塗装ブース本体1における塗装対象物9の背面側(スプレー手段10とは反対側)となる位置には、水流壁11が設けられている。
水流壁11は、塗装ブース本体1内に露出されている表面の上端側の近傍に、水流壁11の幅方向に沿って延びる水流壁用水槽12と誘導板13とが付設されている。誘導板13は、水流壁用水槽12をオーバーフローした水7を水流壁11の上端側の表面に接する位置まで導くように配置されている。誘導板13と水流壁11との間には、水流壁11の表面に沿わせて水7を流下させるための隙間(スリット)が、水流壁11の幅方向の全長に亘って設けられている。これにより、水流壁用水槽12から誘導板13により導かれた水7が、水流壁11の表面に沿う水膜7aとなって流下することで、水流壁11の表面は、上端側から下端まで水膜7aで覆われる。
塗装ブース本体1は、たとえば、グレーチング等によって形成された床14を備え、その下方に底部水槽15が設けられている。
水流壁11の下端部と、底部水槽15に貯留されている水7の水面7hとの間には、隙間16が設けられている。これにより、水流壁11の表面を水膜7aとなって流下した水7は、隙間16でウォーターカーテン7bを形成しながら水面7hまで落下して、底部水槽15に受けられる。このウォーターカーテン7bは、ブース内空気2に含まれている塗装ミストを吸着して捕集することを目的として形成されている。したがって、排風機3の吸引に伴って塗装ブース本体1のブース内空気2が後述するように水流壁11の裏面側(水膜7aが形成される側とは逆側)に備えられている空気ダクト4へ導かれるときには、ブース内空気2が、水流壁11の下方の隙間16を、ウォーターカーテン7bと水面7hに接しながら通るようにしてある。
塗装ブース本体1には、更に、外気を吸入する吸気口17が備えられている。吸気口17は、塗装ブース本体1において、できるだけ隙間16から離れた個所、たとえば、図1に示すように、隙間16に対し対角配置となる個所に備えられることが好ましい。これは、吸気口17の位置を隙間16から離れた個所に設定することで、塗装ブース本体1の内部空間全体に、吸気口17から隙間16に向かう空気の流れを形成させて、ブース内空気2の部分的な滞留を防止するためである。なお、塗装ブース本体1の内部空間全体に吸気口17から隙間16に向かう空気の流れを形成させることができれば、吸気口17は、図1に示した位置以外の配置としてもよいことは勿論である。
空気ダクト4は、図1、図2に示すように、水流壁11の裏面側で水流壁11の幅寸法と同様の幅寸法で上下方向に延びる縦方向流路18と、縦方向流路18の上端部から水流壁11側とは逆側へ横方向に延びる横方向流路19とを備えた構成とされている。
横方向流路19は、図2に示すように、ブース内空気2の空気流通方向の上流側端部では、縦方向流路18と同様の流路幅を備え、空気流通方向の下流側へ行くにしたがい流路幅が次第に絞られた平面形状を有している。これは、流路幅方向両側部の壁19a,19b同士の間隔を次第に狭めることで形成されている。横方向流路19の空気流通方向の下流側端部は、サイクロン5に接続されている。
これにより、空気ダクト4では、前述したように塗装ブース本体1から隙間16を通して導かれるブース内空気2が、縦方向流路18に下端側から流入し、縦方向流路18を上向きに流通した後、横方向流路19に流入する。横方向流路19では、空気流通方向の下流側に行くにしたがって平面的に流路幅が減り、流路断面積が絞られているため、ブース内空気2は、流速が高められる。したがって、空気ダクト4は、塗装ブース本体1より導かれるブース内空気2を集めて流速を高めた状態としてから、サイクロン5へ流入させることができるものとなっている。
なお、縦方向流路18の四方の壁18a,18b,18c,18d、及び、横方向流路19の各壁19a,19bは、いずれも鉛直な壁面となっていることが好ましい。これは、各壁18a〜18d,19a,19bの内面に、後述する水膜7cを形成し易くするためである。したがって、各壁18a〜18d,19a,19bの内面の濡れ性にもよるが、それぞれ内面に沿わせて水膜7cを流下させることができる範囲内であれば、各壁18a〜18d,19a,19bは鉛直方向から傾斜していてもよい。
又、空気ダクト4における縦方向流路18及び横方向流路19の天井壁20は、図1に示すように、水平となっていることが好ましい。これは、後述するように、天井壁20の上側に備えられる水流下装置6の水槽21内の水深が全体的に均等になるようにして、水槽21より流下させる水7にかかる水圧が不均等にならないようにするためである。したがって、水流下装置6にて水槽21より流下させる水7にかかる水圧の差が予め設定された許容範囲内に収まっていれば、空気ダクト4の天井壁20は、必ずしも完全な水平でなくてもよい。
横方向流路19の下端壁19cは、図1に示すように、水平であることが好ましい。これは、後述するように、横方向流路19の壁19a,19bに沿って流下される水膜7cと、横方向流路19内に流下される柱状水流7dの水7が、下端壁19cの上側で全面に亘り広がって水膜7eを形成するようにするためである。更に、この水膜7eを形成した水7が、縦方向流路18とサイクロン5の双方に流入するようにすることも目的としている。なお、水膜7eの形成と、水膜7eを形成した水7の縦方向流路18とサイクロン5の双方への流入とを行わせることが可能な範囲内であれば、横方向流路19の下端壁19cは、必ずしも完全な水平でなくてもよい。
サイクロン5は、外筒22と、外筒22の下端側に設けられた円錐部23と、円錐部23の下端に接続された排出管24と、外筒22の上端側を閉塞する天井壁25と、天井壁25の中央部を貫通させて上方から外筒22の中心部に同心状に挿入配置された内筒26とを備えた構成とされている。
外筒22には、上端側の周方向の一個所に、図2に示すように、内外方向に連通する入口27が設けられている。入口27には、空気ダクト4の横方向流路19の下流側端部が、外筒22の接線に沿う方向から接続されている。
天井壁25より上方に突出する内筒26の上端側は、排風機3の吸入口3aに接続されている。
排出管24の下端側は、底部水槽15に貯留されている水7に没するように配置されている。
なお、サイクロン5の天井壁25は、空気ダクト4の天井壁20に一体に連結されている。
これにより、サイクロン5では、排風機3の吸引に伴って、前述したように空気ダクト4の横方向流路19で流速が高められた状態のブース内空気2が、入口27から外筒22と内筒26の間の円筒状(リング状)の空間28へ、外筒22の接線方向に沿う向きで流入する。このため、空間28には、入口27が設けられている上端側から徐々に下方に向かうブース内空気2の旋回流が強制的に形成される。
この旋回流により、空間28では、ブース内空気2に含まれている塗装ミスト、及び、後述するように空気ダクト4を経てサイクロン5ヘ流入するブース内空気2に浮遊して塗装ミストの吸着に用いられる水粒(図示せず)が、空気との密度差に基づいて遠心分離処理される。説明の便宜上、以降、サイクロン5における遠心分離処理の対象となる塗装ミストと水粒とを併せて塗装ミスト類と云う。
遠心分離処理を受けた後のブース内空気2は、内筒26の下端側から内筒26内に流入し、内筒26を通って排風機3へ導かれる。一方、遠心分離処理によってブース内空気2より分離された塗装ミスト類は、空間28の外周部となる外筒22の内壁に集められる。外筒22の内壁には、後述する水流下装置6によって流下する水膜7fが形成されるため、集められた塗装ミスト類は、この水膜7fによる吸着によって捕集されるようになる。
水流下装置6は、図1に示すように、空気ダクト4の天井壁20とサイクロン5の天井壁25の一体物の上側に水槽21を備えている。水槽21の底となっている天井壁20と天井壁25には、図3に示すように、周縁に沿う位置にスリット29が不連続に設けられている。隣接するスリット29同士の間には、スリット29の内周側と外周側とを繋ぐ連結部材30が設けられている。連結部材30の幅は、連結部材30の両側のスリット29を通過した水7が連結部材30の下側で合流するように設定されている。これにより、各スリット29の下方には、周方向に繋がった水膜7c,7fが形成されるようにしてある。
更に、空気ダクト4の天井壁20には、図3に示すように、縦方向流路18の上方における複数個所、及び、横方向流路19の流路幅が絞られた空気流通方向下流寄り個所の上方における複数個所に、水7を柱状水流7d(図2参照)として流下させるための水流下孔31が上下方向に穿設されている。
又、サイクロン5の天井壁25には、周方向の複数個所、たとえば、図3では8個所に、水7を柱状水流7g(図2参照)として流下させるための水流下孔32が上下方向に穿設されている。
なお、天井壁25における水流下孔32の配置は、外筒22と内筒26から等距離となる径方向位置か、又は、より中心寄りとなる径方向位置に、円周方向に沿って配置されていることが好ましい。これは以下の理由による。
すなわち、空間28では、ブース内空気2の旋回流中で塗装ミスト類に作用する遠心力は、外周寄りに行くほど大きくなる。よって、空間28の外周寄りの塗装ミスト類に大きな遠心力が作用する領域を通過するブース内空気2からは、塗装ミスト類の遠心分離による分離が高効率で行われる。
一方、塗装ミスト類に作用する遠心力は、内筒26寄り(中央側)へ行くほど弱くなる。そのため、塗装ミスト類に作用する遠心力が比較的弱い領域を通過するブース内空気2に含まれている塗装ミスト類は、遠心分離による分離効率が低くなってしまう。そこで、この塗装ミスト類に作用する遠心力が比較的弱い領域を通過するブース内空気2に含まれている塗装ミスト類は、各水流下孔32より流下させる柱状水流7gとの接触で捕集されるようにすることで、ブース内空気2からの分離効率を高めるようにしている。
水槽21には、図1に示すように、底部水槽15の水7を循環供給する循環ポンプ34付きの水供給ライン33が接続されている。この水供給ライン33は、図1に示すように、循環ポンプ34よりも下流側で分岐する分岐ライン33aを備えて、この分岐ライン33aを、水流壁用水槽12に接続した構成としてもよい。この構成によれば、水槽21と水流壁用水槽12とで、水7を循環供給するための循環ポンプ34を共用することができるため、機器点数を減らすのに好適である。
更に、この構成とする場合は、水供給ライン33における分岐個所よりも下流側位置と分岐ライン33aに、水槽21と水流壁用水槽12に供給される水7の量を個別に調整するための流量調整弁のような図示しない流量調整手段をそれぞれ備えるようにすればよい。
水供給ライン33における循環ポンプ34よりも上流側となる位置には、図示しない水処理手段が備えられている。これにより、底部水槽15の水7を水槽21や水流壁用水槽12へ循環供給するときには、水7に混入されている塗装ミストやその他の混入物が、水処理手段で予め除去されるようにしてある。
更に、水流壁11の裏面側には、底部水槽15の上方を気密に覆うためのカバー35が備えられている。
空気ダクト4とサイクロン5と水槽21は、カバー35内に設置されている。このため、サイクロン5の内筒26は、その上端寄り部分が、水槽21及びカバー35を上下方向に貫通するように配置され、カバー35の外側に露出される内筒26の上端側に、排風機3が接続されている。
なお、カバー35は、底部水槽15の上方を気密に覆うことができるようにしてあれば、空気ダクト4とサイクロン5と水槽21をすべて覆う高さでなくてもよいことは勿論である。たとえば、図1に二点鎖線で示すように、カバー35は、その高さが、空気ダクト4やサイクロン5よりも低く設定されていてもよい。この場合は、空気ダクト4の縦方向流路18と、サイクロン5の排出管24が、カバー35を上下方向に貫通する構成とすればよい。
底部水槽15の水7は、塗装ミストやその他の混入物が混入されるため、揮発成分が揮散して臭気が生じる場合が考えられるが、カバー35を備える構成では、底部水槽15の水7から周辺環境への臭気の拡散防止を図ることができる。更に、本実施形態の水洗塗装ブースより排出されるブース内空気2について脱臭が必要とされる場合は、排風機3の排出口3bの下流側に図示しない脱臭装置を設けて、ブース内空気2の脱臭処理を行うようにすればよい。
図1における符号36は水槽21の上端側を閉塞させる蓋である。
以上の構成としてある水流下装置6は、循環ポンプ34を運転して水槽21へ水7を連続的に供給すると、水槽21内の水7が、スリット29と、各水流下孔31,32を通して流下される。
これにより、空気ダクト4では、スリット29から流下する水7によって、縦方向流路18における各壁18a,18b,18cと、横方向流路19における各壁19a,19bの壁面に、流下する水膜7cが形成される。
又、空気ダクト4では、各水流下孔31を通して流下する水7により、縦方向流路18内と、横方向流路19の下流寄り個所に、流下する複数の柱状水流7dが形成される。更に、横方向流路19では、各壁19a,19bを水膜7cとなって流下した水7と、柱状水流7dとなって流下した水7により、下端壁19cの上側に水膜7eが形成される。その後、この水膜7eを形成した水7が、縦方向流路18へ流入することにより、壁18dの壁面にも流下する水膜7cが形成される。
したがって、空気ダクト4は、天井壁20の下面を除くすべての内面が流下する水膜7c,7eで覆われた状態になる。
前記のようにして縦方向流路18の各壁18a〜18dの壁面に沿って流下する水膜7cと、縦方向流路18内を流下する複数の柱状水流7dは、縦方向流路18を通過した後、底部水槽15に落下する。
サイクロン5では、スリット29から流下する水7によって、外筒22の内壁における入口27を除いた個所に、流下する水膜7fが形成される。
更に、サイクロン5では、空気ダクト4から、横方向流路19の下端壁19cに形成された水膜7eの水7が入口27を通して流入することにより、外筒22の内壁における入口27の下方となる個所にも、流下する水膜7fが形成される。
したがって、サイクロン5の外筒22は、その内壁がすべて流下する水膜7fで覆われた状態となる。
又、サイクロン5では、各水流下孔32を通して流下する水7により、外筒22と内筒26との間の空間28に、流下する複数の柱状水流7gが形成される。
外筒22の内壁を流下した水膜7fと各柱状水流7gの水7は、円錐部23で受けられて合流させられた後、排出管24を通して底部水槽15まで戻される。
以上の構成としてある本実施形態の水洗塗装ブースを使用する場合は、先ず、循環ポンプ34の運転により、水流壁用水槽12と、水流下装置6の水槽21へ、水7を連続的に供給する。
これにより、塗装ブース本体1では、水流壁11の壁面に、流下する水膜7aを形成する。
又、水流下装置6により、空気ダクト4については、縦方向流路18の各壁18a〜18d及び横方向流路19の各壁19a,19bに沿って流下する水膜7cと、横方向流路19の下端壁19cを覆う水膜7eと、縦方向流路18及び横方向流路19内で流下する複数の柱状水流7dを形成する。
更に、水流下装置6により、サイクロン5については、外筒22の内壁に沿って流下する水膜7fと、空間28内で流下する柱状水流7gを形成する。
次に、排風機3の運転を開始した後、塗装ブース本体1内で、スプレー手段10による塗装対象物9に対する塗装作業を開始する。
これにより、スプレー手段10より噴射された塗装ミストのうち、塗装対象物9に付着しない余剰の塗装ミストの一部は、水流壁11を流下する水膜7aにより吸着、捕集されて、この水膜7aと共に底部水槽15まで落下する。
又、水流壁11で捕集されない余剰分の塗装ミストを含んだブース内空気2は、排風機3による吸引作用により、塗装ブース本体1から、水流壁11と底部水槽15との隙間16を通して空気ダクト4に導かれ、次いで、サイクロン5に導かれる。
ブース内空気2が隙間16を通るときには、隙間16に形成されているウォーターカーテン7bと水面7hに接触するため、ブース内空気2に含まれている塗装ミストのウォーターカーテン7b及び水面7hによる吸着、捕集が行われる。ウォーターカーテン7bによって捕集された塗装ミストは、ウォーターカーテン7bと共に底部水槽15に落下する。
更に、ブース内空気2が隙間16を通るときには、ブース内空気2の流れによってウォーターカーテン7bから生じる飛沫や、ウォーターカーテン7bの落下に起因して水面7hで発生する飛沫の一部が、ブース内空気2の流れに同伴される水粒(図示せず)となる。この水粒は、ブース内空気2に浮遊した状態で、塗装ミストを吸着するようになる。
空気ダクト4では、ブース内空気2は、先ず、縦方向流路18を上向きに流通した後、横方向流路19を流通するようになる。
ブース内空気2が縦方向流路18を上向きに流れるときには、ブース内空気2に対し、各壁18a〜18dに沿って流下する水膜7cと、縦方向流路18内を流下する複数の柱状水流7dとが、対向流として接触するようになる。このため、縦方向流路18では、ブース内空気2に含まれている塗装ミストの水膜7cと各柱状水流7dとによる吸着、捕集が行われる。縦方向流路18で水膜7cと各柱状水流7dとによって捕集された塗装ミストは、水膜7c、各柱状水流7dと共に底部水槽15まで落下する。
更に、縦方向流路18では、ブース内空気2の流れによって各柱状水流7dから発生する飛沫や、水膜7c及び各柱状水流7dが水面7hに落下することに伴って発生する飛沫の一部が、ブース内空気2の流れに同伴される水粒(図示せず)となる。この水粒によっても、ブース内空気2に含まれる塗装ミストが吸着される。
ブース内空気2が横方向流路19を流れるときには、ブース内空気2は、流路幅を徐々に絞るように配置されている各壁19a,19bに沿って流下する水膜7cと、下端壁19cの上側に形成された水膜7eと、横方向流路19の流路幅が絞られた個所で落下している柱状水流7dに接触するようになる。このため、横方向流路19では、ブース内空気2に含まれている塗装ミストの水膜7c及び水膜7eと、各柱状水流7dとによる吸着、捕集が行われる。横方向流路19で水膜7c、水膜7eと各柱状水流7dとによって捕集された塗装ミストは、水膜7c、水膜7e及び各柱状水流7dを形成していた水7と共に、縦方向流路18やサイクロン5に流入し、その後、縦方向流路18やサイクロン5で吸着、捕集される塗装ミストと同様に処理される。
更に、横方向流路19では、ブース内空気2の流れによって各柱状水流7dから発生する飛沫や、各柱状水流7dが落下する個所で発生する飛沫の一部が、ブース内空気2の流れに同伴される水粒(図示せず)となる。この水粒によっても、ブース内空気2に含まれる塗装ミストが吸着される。
ブース内空気2は、横方向流路19を流れるときに、横方向流路19の流路断面積の変化に応じて流速が高められ、サイクロン5には、この流速が高められた状態のブース内空気2が、入口27から空間28へ強制的に旋回流を形成するように流入される。
これにより、サイクロン5では、空間28で旋回流となるブース内空気2に含まれている塗装ミスト類(塗装ミストと水粒)の遠心分離処理が行われる。この遠心分離処理によってブース内空気2より分離される塗装ミスト類は、外筒22の内壁に集められ、そこを流下する水膜7fにより吸着、捕集される。
更に、サイクロン5の空間28では、内筒26寄りのブース内空気2の旋回流によっても塗装ミスト類に作用する遠心力が比較的弱い領域を通過するブース内空気2が、各柱状水流7gに接触するようになるので、この領域を通過するブース内空気2に含まれる塗装ミスト類は、各柱状水流7gによる吸着、捕集が行われる。
サイクロン5内で水膜7fや各柱状水流7gによって捕集された塗装ミスト類は、水膜7f、各柱状水流7gを形成していた水7と共に、円錐部23と排出管24を経て底部水槽15まで落下する。
その後、前記のようにして隙間16と空気ダクト4とサイクロン5によって塗装ミストと塗装ミスト類の捕集が行われた後の清浄化されたブース内空気2が、排風機3に導かれて、排出口3bより外部へ排出されるようになる。
このように、本実施形態の水洗塗装ブースによれば、塗装ブース本体1のブース内空気2は、空気ダクト4を通過させることで流速を増加させてから、サイクロン5の外筒22内への接線方向に沿う方向から流入させるようにしてあるので、サイクロン5の空間28にブース内空気2の旋回流を強制的に発生させることができる。
このため、サイクロン5におけるブース内空気2から塗装ミスト類を遠心分離する分離効率を高いものとすることができる。
又、サイクロン5では、空間28における内筒26寄りで塗装ミスト類に作用する遠心力が比較的弱い領域を流通するブース内空気2を、空間28に流下させる柱状水流7gと接触させるようにしてあるので、塗装ミスト類の吸着、捕集の効率を高めることができる。
更に、空気ダクト4では、流通するブース内空気2が各壁18a〜18d,19a,19b,19cに沿う水膜7c,7eに加えて、流下させる各柱状水流7dと接触するようにしてあるので、塗装ミストの吸着、捕集の効率を高めることができる。
前記のようにして水流壁11、空気ダクト4及びサイクロン5で水膜7a,7c,7e,7fや柱状水流7d,7gにより高い効率で捕集された塗装ミスト及び塗装ミスト類は、すべて底部水槽15へ水7と共に回収される。
したがって、本実施形態の水洗塗装ブースによれば、ブース内空気2からの塗装ミストの回収性能の向上化を図ることができる。
又、空気ダクト4は、天井壁20の下面を除く内面全体が水膜7c,7eで覆われるようにしてあり、この水膜7c,7eに吸着、捕集された塗装ミストは、水膜7c,7eと共に底部水槽15へ回収するようにしてある。このため、塗装ブース本体1からサイクロン5までブース内空気2を導く経路となる空気ダクト4に、塗装ミストが付着して堆積することを抑制することができる。
[第2実施形態]
図4は水洗塗装ブースの第2実施形態として、空気ダクトの変形例を示すものである。
なお、図4において、図1乃至図3に示したものと同一のものには同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態における空気ダクト4は、図1乃至図3に示したと同様の構成において、横方向流路19の流路幅方向両側部の壁19a,19bを、空気流通方向の上流側から下流側へ直線的に延びる形状とした構成に代えて、横方向流路19の流路幅方向両側部の壁19a,19bが、図4に示すように、空気流通方向の上流側から下流側にかけて滑らかに連続する曲線により描かれる平面形状を備える構成としたものである。
その他の構成は図1乃至図3に示したものと同様である。
本実施形態によれば、空気ダクト4の横方向流路19では、壁19a,19bにより空気流通方向の上流側から下流側へ向けて流路幅が減少させられて流路断面積が絞られるときに、流路幅の変化が連続したものとなる。そのため、横方向流路19では、縦方向流路18から導かれるブース内空気2を集めて流速を高めながら、より円滑にサイクロン5ヘ流入させることができる。
なお、本発明は、前記各実施形態にのみ限定されるものではなく、サイクロン5の円筒状の空間28において、水流下装置6によりに柱状水流7gを流下させる位置と数は、図示した以外の位置と数としてもよい。
空気ダクト4にて水流下装置6により柱状水流7dを流下させる位置と数は、図示した以外の位置と数としてもよい。
水流下装置6は、空気ダクト4内に柱状水流7dを流下させる機能と、サイクロン5内に柱状水流7gを流下させる機能の双方を備えることが好ましいが、いずれか一方を省略してもよい。
空気ダクト4の上下方向寸法や流路幅方向の寸法は、塗装ブース本体1の寸法や、サイクロン5の寸法や配置に応じて適宜変更してよい。
水流下装置6は、空気ダクト4とサイクロン5のいずれか一方又は双方に、柱状水流7d,7gに代えて、断続的に流下する水流を形成させるものとしてもよい。
図3では、空気ダクト4とサイクロン5の天井壁20と天井壁25は、周縁に沿う位置にスリット29が不連続に設けられた構成を示したが、図5に示すように、周方向に連続したスリット29を設けて、スリット29の外周側から周方向の複数個所に配置された支持部材37を介して天井壁20と天井壁25とを支持固定させた構成としてもよい。
支持部材37をスリット29内に配置した構成とする場合は、支持部材37を、スリット29にて支持部材37の両側を通して流下する水7が支持部材37の下方で速やかに合流するような断面形状を備えるものとすればよい。たとえば、支持部材37は、図6(a)に示すようなピン形状や、図6(b)に示すような上下方向に沿う平板形状、又は、図6(c)に示すように、下方に向けて次第に細くなる下端部を有する断面形状を備えるものとすればよい。なお、図6(a)(b)(c)における図中の矢印は、支持部材37の周囲でスリット29を通る水7の流れを示している。
更に、支持部材37は、スリット29内に配置せずに、図6(d)に示すように、スリット29の上方を跨ぐように配置して、天井壁20と天井壁25を上方から吊るように支持固定する構成としてもよい。この構成によれば、スリット29からは、周方向に途切れることなく水7を流下させることが可能になる。
底部水槽15にはカバー35を備えることが好ましいが、底部水槽15の水7から周辺環境への臭気の拡散が特に問題とならない場合や、本実施形態の水洗塗装ブースごとに脱臭装置を設ける必要がない場合は、図7に示すように、カバー35を省略した構成としてもよい。なお、この場合は、空気ダクト4の縦方向流路18における四方の壁18a,18b,18c,18d(図2参照)のうち、水流壁11に接していない三方の壁18b,18c,18dの下端側を、底部水槽15の水7に没入させた構成として、空気ダクト4には、塗装ブース本体1から導かれるブース内空気2のみが流入するようにすればよい。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 塗装ブース本体
2 ブース内空気
3 排風機
4 空気ダクト
5 サイクロン
6 水流下装置
7c 水膜
7d 柱状水流
7e 水膜
7f 水膜
7g 柱状水流
22 外筒
26 内筒
28 空間

Claims (4)

  1. 塗装作業を行う塗装ブース本体と、
    前記塗装ブース本体よりブース内空気を吸引する排風機とを備え、
    且つ、前記塗装ブース本体と前記排風機との間に、
    前記塗装ブース本体から導かれるブース内空気を集めるための空気ダクトと、
    前記空気ダクトで集められたブース内空気を旋回流として流入させるサイクロンとを備え、
    更に、前記空気ダクトとサイクロンの内部に水を流下させる水流下装置を備えること
    を特徴とする水洗塗装ブース。
  2. 前記水流下装置は、
    前記サイクロンの内壁に沿って流下する水膜を形成する機能と、
    前記サイクロンの内部に柱状水流を流下させる機能とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の水洗塗装ブース。
  3. 前記サイクロンは、外筒と内筒との間に形成された円筒状の空間を備えて、前記空気ダクトより導かれるブース内空気を、前記空間に外筒の接線方向に沿う方向から流入させて該空間に旋回流を形成させるものとし、
    前記水流下装置は、
    前記サイクロンの外筒の内壁に沿って流下する水膜を形成する機能と、
    前記空間に柱状水流を流下させる機能とを備えること
    を特徴とする請求項2記載の水洗塗装ブース。
  4. 前記水流下装置は、
    前記空気ダクト内に水膜を形成させる機能と、
    前記空気ダクト内に柱状水流を流下させる機能とを備えること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の水洗塗装ブース。
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