JP2018083159A - 傾斜螺旋ガイド - Google Patents

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Akira Kato
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【課題】捕集効率を高める空気浄化機の捕集部における傾斜螺旋ガイドを提供する。【解決手段】傾斜螺旋ガイド12は、円筒14の中心軸から所定の距離をおいて螺旋状に形成し、円筒14の外周側から前記中心軸側の中央縁18に向けて、下方に下がり傾斜してなる板体であって、傾斜螺旋ガイド12の上面には外周から中央縁18に向けて放射状に所定間隔をなす中央縁誘導堰19を複数備えたものであり供給した水は、再度、螺旋通路16に満遍なく降り注ぎ空気中の粉塵を捕集することができるので、より高い捕集効率を得ることができる。【選択図】図3

Description

本発明は、水と空気の接触作用を用いて空気中の粉塵を取り除く空気浄化機に使用することができる風路内ガイド板に関するものである。
空気中の砂や埃などの粉塵を捕集して空気から取り除く従来型の装置として、空気浄化機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の空気浄化機について図10、図11を参照しながら説明する。図10は従来の空気浄化機の側面断面を、図11は従来の空気浄化機に備わる捕集部における風路内ガイド板(以下傾斜螺旋ガイドと呼ぶ)を示している。
図10に示すように従来の湿式空気浄化機は空気を送る送風機101、外殻102、捕集部112、給水ポンプ103、給水管104で構成される。送風機101によって空気が、給水ポンプ103によって送水口105から水受け面106を通じて水がそれぞれ吸込み口107へと送りこまれる。送りこまれた空気と水は捕集部112で接触し、空気中の粉塵は水によって捕集される。
捕集部112は傾斜螺旋ガイド109および傾斜螺旋ガイド109を包む捕集部円筒110で構成される。空気と水は傾斜螺旋ガイド109の作る螺旋通路111によって上から見て旋回しながら下へと進む。水は傾斜螺旋ガイド109の表面を伝って進むが、傾斜螺旋ガイド109には図10および図11に示すように内側113に向かって傾斜しているため水は重力によって傾斜螺旋ガイド109の内側113へと移動し、内側113から下方へと落下して液滴になる。液滴になった水は空気と接触し、空気中の粉塵を捕集する。
捕集部112を通り過ぎた空気は送風機101へ、水は重力で落下して外殻102の底へとそれぞれ進む。粉塵が捕集されて浄化された空気が送風機101から排出され、粉塵を捕集した水は吸水孔108から給水ポンプ103に吸われて再度捕集に利用される。
特開2002−273141号公報
このような従来の傾斜螺旋ガイドにおいて、傾斜螺旋ガイドの表面を伝って進む水は、空気触れることがなく落下してしまい粉塵の捕集に寄与しにくいという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、捕集効率を高める空気浄化機の捕集部における傾斜螺旋ガイドを提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために傾斜螺旋ガイドは、立設した円筒の風路の内に配置し螺旋通路を形成するとともに前記円筒の上方から水を供給して塵埃の捕集をする傾斜螺旋ガイドにおいて、前記傾斜螺旋ガイドは、前記円筒の中心軸から所定の距離をおいて螺旋状に形成し、前記円筒の外周側から前記中心軸側の中央縁に向けて、下方に下がり傾斜してなる板体であって、前記傾斜螺旋ガイドの上面には外周から中央縁に向けて放射状に所定間隔をなす中央縁誘導堰を複数備えたものである。これにより、所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、立設した円筒の風路の内に配置し螺旋通路を形成するとともに前記円筒の上方から水を供給して塵埃の捕集をする傾斜螺旋ガイドにおいて、前記傾斜螺旋ガイドは、前記円筒の中心軸から所定の距離をおいて螺旋状に形成し、前記円筒の外周側から前記中心軸側の中央縁に向けて、下方に下がり傾斜してなる板体であって、前記傾斜螺旋ガイドの上面には外周から中央縁に向けて放射状に所定間隔をなす中央縁誘導堰を複数備えたことにより、高い捕集効率を有る空気浄化機を提供することができる。また、水を使うため、集塵のみならず加湿やガス状汚染物質の除去、脱臭も可能な空気浄化機を提供することができる。
本開示の実施の形態1の空気浄化機の側面図 実施の形態1の空気浄化機の斜視図 実施の形態1の空気浄化機の側面断面図 実施の形態1の空気浄化機の斜視断面図 実施の形態1の傾斜螺旋ガイドの斜視図 実施の形態1の傾斜螺旋ガイドの上面図 本開示の実施の形態2の傾斜螺旋ガイドの斜視図 本開示の実施の形態3の傾斜螺旋ガイドの斜視図 実施の形態3の傾斜螺旋ガイドの上面図 従来の空気浄化機の側面断面図 従来の空気浄化機の備える傾斜螺旋ガイドの斜視図
本発明の請求項1に係わる傾斜螺旋ガイドは、立設した円筒の風路の内に配置し螺旋通路を形成するとともに前記円筒の上方から水を供給して塵埃の捕集をする傾斜螺旋ガイドにおいて、前記傾斜螺旋ガイドは、前記円筒の中心軸から所定の距離をおいて螺旋状に形成し、前記円筒の外周側から前記中心軸側の中央縁に向けて、下方に下がり傾斜してなる板体であって、前記傾斜螺旋ガイドの上面には外周から中央縁に向けて放射状に所定間隔をなす中央縁誘導堰を複数備えたものである。
これにより、傾斜螺旋ガイドの表面を流れる水は、傾斜螺旋ガイドが中央に向かって傾斜しているために、中央へと移動する。中央に移動した水は、中央縁から落下し、螺旋通路を流れる空気の旋回気流に乗る際に液滴状になり、中央から外側へ螺旋通路の中を斜め下に横切るように移動する。つまり、再度螺旋通路に満遍なく降り注ぎ空気中の粉塵を捕集することができるので、より高い捕集効率を得ることができる。
また、請求項2に係わる傾斜螺旋ガイドは、傾斜螺旋ガイドの全面に散水孔を備えたものである。
これにより、水は中央縁からだけでなく散水孔からも落下してその下にある傾斜螺旋ガイド上に降り注ぐこととなるので、通風路により万遍なく水が降り注ぐようなり、より高い捕集効率を得ることができる。
また、請求項3に係わる傾斜螺旋ガイドは、複数の中央縁誘導堰の間にあって、傾斜螺旋ガイドの中央縁から中心軸側に向けて中央縁突起を備えたものである。
これにより、水滴は、中央縁突起部に集結して、傾斜螺旋ガイド上面における表面張力に打ち勝って中央縁から容易に落下をすることができ、流れる空気から遠心力を受けて下方の傾斜螺旋ガイド上に再度飛散して、より高い捕集効率を得ることができる。
以下に、本開示にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1にかかる空気浄化機の側面図を図1に、斜視図を図2に、側面断面図を図3に、斜視断面図を図4に示す。
まず、図1に示すように、空気浄化機1は、送風機2、捕集部3(図2、図3に示す)、外郭4、給水ポンプ5、給水管6で構成されている。
さらに、図2に示すように、空気浄化機1は、捕集部3上方に配置した箱体部7を備えている。箱体部7は、供給した水が溢れ出ない程度の高さ扁平のトレー状のものでよい。
図3に示すように、捕集部3は上向きの吸込み口8を備えており、吹出し口11は箱体部7の底面すなわち水受け面9へ下向きに開口している。箱体部7には送水口10を備え、給水ポンプ5で水が供給されるようにしている。
送風機2は外郭4に設け、吹出し口11よりも上方に配置している。
送風機2が運転を開始すると空気が吸込み口8へ吸入される。同時に、給水ポンプ5および給水管6によって送水口10から水受け面9へ供給された水が空気と共に吸込み口8から捕集部3内へ吸入される。図3に示すように、空気の流れはAの矢印で、水の流れはWの矢印で示している。
吸込み口8から入った空気と水は、捕集部3の中で接触し、空気に含まれる粉塵は水に捕集される。捕集部3を通過した後、粉塵が除去された空気は図3における右側上に配置した送風機2から空気浄化機1の外部へ吹き出され、粉塵を捕集した水は重力で落下して外郭4の内側底に移動する。外郭4の内側底に移動した水は吸水孔13から給水ポンプ5に吸われて吸込み口8へと供給され、粉塵の捕集に再度用いられる。
次に、本実施の形態における傾斜螺旋ガイド12について斜視図(図5)、上面図(図6)を参照しながら説明をする。
捕集部3は、立設した円筒14状の風路15を有し、風路15内に螺旋通路16を形成する傾斜螺旋ガイド12を備えている。
傾斜螺旋ガイド12は、吸込み口8から吸入した水を表面に流して塵埃の捕集をするものである。また、傾斜螺旋ガイド12は、前記円筒14の中心軸17(図5に示す)から所定の距離をおいて螺旋状に形成し、円筒14の外周側から中心軸17側の中央縁18に向けて、下方に下がり傾斜してなる板体である。傾斜螺旋ガイド12の上面には外周から中央縁18に向けて放射状に所定間隔をなす中央縁誘導堰19を複数備えている。
上記構成において、吸込み口8から入ってきた空気と水は傾斜螺旋ガイド12と捕集部3の円筒14によって作られる螺旋通路16を通過する。水は傾斜螺旋ガイド12の表面を流れるように移動するが、傾斜螺旋ガイド12は中心軸17側に向かって下り傾斜としているので、水はこの傾斜によって中央へと移動する。中央に移動した水は中央縁18から落下し、螺旋通路16を流れる空気の旋回気流に乗る際に液滴状になる。液滴状になった水は空気の旋回気流によって遠心力が与えられ、中央縁18から落下した後に中央から外側へ螺旋通路16の中を斜め下に横切るように移動する。螺旋通路16に満遍なく降り注いだ液滴状の水と接触して空気中の粉塵は捕集される。
傾斜螺旋ガイド12の表面を流れる水には遠心力がかかるため、傾斜があっても中央縁18から落下せずにそのまま傾斜螺旋ガイド12の表面を上から見てぐるぐる回るように流れる水が発生する。そこで中央から外側へ延びる中央縁誘導堰19を傾斜螺旋ガイド12の表面に設け、この水(傾斜螺旋ガイド12の表面を流れる水)を強制的に中央に移動させて中央縁18から落下させる構造となっている。中央縁誘導堰19によってほぼ全ての水が中央縁18から落下して螺旋通路16に降り注ぐため、高い捕集効率で粉塵を捕集することが可能となる。
(実施の形態2)
本実施の形態2にかかる傾斜螺旋ガイド12の斜視図を図7に示す。本開示の実施の形態2の傾斜螺旋ガイド12は表面に無数の散水孔20を有する。水は中央縁18からだけでなく散水孔20からも落下してその下にある螺旋通路16を上から下へ通過して傾斜螺旋ガイド12上に降り注ぐ。散水孔20を設けることによって螺旋通路16内により万遍なく水が通過して傾斜螺旋ガイド12上に降り注ぐようになり、より高い捕集効率を得ることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態3にかかる傾斜螺旋ガイド12の斜視図を図8に、上面図を図9に示す。中央縁18には複数の中央縁誘導堰19の間に中央縁突起21が設けられている。中央縁突起21は、傾斜螺旋ガイド12の中央縁18から中心軸17側に向けて備えたものである。
水滴は、中央縁突起21部に集結して、傾斜螺旋ガイド12の上面における表面張力に打ち勝って中央縁18から容易に落下をすることができ、流れる空気から遠心力を受けて下方の傾斜螺旋ガイド12上に再度飛散して、より高い捕集効率を得ることができる。
本発明にかかる傾斜螺旋ガイドは、空気浄化機の集塵部の風路において粉塵を高い効率で捕集することができ、粉塵捕集のみならず脱臭や加湿を行うことができる。そのため室内の空気を循環したり室外の空気を浄化して室内に入れたりして室内の空気を浄化する装置に有用である。
1 空気浄化機
2 送風機
3 捕集部
4 外郭
5 給水ポンプ
6 給水管
7 箱体部
8 吸込み口
9 水受け面
10 送水口、
11 吹出し口
12 傾斜螺旋ガイド
13 吸水孔
14 円筒
15 風路
16 螺旋通路
17 中心軸
18 中央縁
19 中央縁誘導堰
20 散水孔
21 中央縁突起

Claims (3)

  1. 立設した円筒の風路の内に配置し螺旋通路を形成するとともに前記円筒の上方から水を供給して塵埃の捕集をする傾斜螺旋ガイドにおいて、前記傾斜螺旋ガイドは、前記円筒の中心軸から所定の距離をおいて螺旋状に形成し、前記円筒の外周側から前記中心軸側の中央縁に向けて、下方に下がり傾斜してなる板体であって、前記傾斜螺旋ガイドの上面には外周から中央縁に向けて放射状に所定間隔をなす中央縁誘導堰を複数備えた傾斜螺旋ガイド。
  2. 傾斜螺旋ガイドの全面に散水孔を備えた請求項1記載の傾斜螺旋ガイド。
  3. 複数の中央縁誘導堰の間にあって、傾斜螺旋ガイドの中央縁から中心軸側に向けて中央縁突起を備えた請求項1または2記載の傾斜螺旋ガイド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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