JP2016127119A - 多層レジストの除去方法、およびプラズマ処理装置 - Google Patents

多層レジストの除去方法、およびプラズマ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性を向上させることができる多層レジストの除去方法、およびプラズマ処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る多層レジストの除去方法は、基体の上に設けられ、第1の有機材料を含む第1の膜と、前記第1の膜の上に設けられ、無機材料を含む第2の膜と、前記第2の膜の上に設けられ、第2の有機材料を含む第3の膜と、を有する多層レジストを除去する多層レジストの除去方法である。
多層レジストの除去方法は、プラズマを用いて生成した第1の中性活性種により、前記第1の膜と、前記第3の膜と、を除去する工程と、前記プラズマを用いて生成した第2の中性活性種、または、処理液により、前記第2の膜を除去する工程と、を備えている。
そして、前記第1の膜と、前記第3の膜と、を除去する工程において、前記多層レジストの温度が、前記第1の膜のプリベーク温度よりも高くなるようにして、前記第2の膜を貫通する貫通部を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、多層レジストの除去方法、およびプラズマ処理装置に関する。
半導体装置などを製造する際には、ナノインプリント法などを用いてエッチングマスクが形成される。
近年においては、パターンの微細化や材料の変更などにより、エッチングマスクのエッチングに対する耐性を高める必要が生じている。
例えば、パターンのアスペクト比の増大に伴うマイクロローディング効果によりエッチング時間が長くなることで、エッチング処理におけるエッチングマスクの消耗が大きくなったり、パターンの微細化とともにエッチングマスクの厚みが薄くなることで、エッチング処理におけるエッチングマスクの消耗が大きくなったりしている。
そのため、エッチングマスクのエッチングに対する耐性を高める必要が生じている。
また、ナノインプリント法などで使用される紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂などのネガレジストを含むエッチングマスクの場合には、エッチング処理におけるエッチングマスクの消耗が大きくなるおそれがある。
エッチングに対する耐性の高いエッチングマスクは、例えば、有機材料を含む膜と、無機材料を含む膜と、有機材料を含む膜とをこの順番で積層した多層レジストを用いて形成することができる。すなわち、無機材料を含む膜を有する多層レジストを用いてエッチングマスクを形成すれば、有機材料を含む膜のみからなるエッチングマスクと比べて、エッチングに対する耐性を高めることができる。
ここで、多層レジストを用いてエッチングマスクを形成する過程においてパターンの検査が行われる。そして、パターンの検査において、パターン形状などに異常があると判断された場合には、多層レジストを除去し、再度、多層レジストの形成を行うリワークが行われる。
多層レジストは、有機材料を含む膜と、無機材料を含む膜とを有するため、一度に除去することができず、上層にある膜から順に除去を行うようにしている。(例えば、特許文献1を参照)
そのため、多層レジストの層数に応じた除去処理が必要となり、生産性が低下することになる。
そこで、生産性を向上させることができる多層レジストの除去方法、およびプラズマ処理装置の開発が望まれていた。
特開2010−141199号公報
本発明が解決しようとする課題は、生産性を向上させることができる多層レジストの除去方法、およびプラズマ処理装置を提供することである。
実施形態に係る多層レジストの除去方法は、基体の上に設けられ、第1の有機材料を含む第1の膜と、前記第1の膜の上に設けられ、無機材料を含む第2の膜と、前記第2の膜の上に設けられ、第2の有機材料を含む第3の膜と、を有する多層レジストを除去する多層レジストの除去方法である。
多層レジストの除去方法は、プラズマを用いて生成した第1の中性活性種により、前記第1の膜と、前記第3の膜と、を除去する工程と、前記プラズマを用いて生成した第2の中性活性種、または、処理液により、前記第2の膜を除去する工程と、を備えている。
そして、前記第1の膜と、前記第3の膜と、を除去する工程において、前記多層レジストの温度が、前記第1の膜のプリベーク温度よりも高くなるようにして、前記第2の膜を貫通する貫通部を形成する。
本発明の実施形態によれば、生産性を向上させることができる多層レジストの除去方法、およびプラズマ処理装置が提供される。
(a)〜(c)は、第1の実施形態に係る多層レジストの除去方法について例示をするための模式工程断面図である。 貫通部102aを例示するための模式平面図である。 (a)〜(d)は、比較例に係る多層レジストの除去方法について例示をするための模式工程断面図である。 第2の実施形態に係るプラズマ処理装置1を例示するための模式断面図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
なお、以下においては、三層構造を有する多層レジストを除去する場合について例示をする。
[第1の実施形態]
図1(a)〜(c)は、第1の実施形態に係る多層レジストの除去方法について例示をするための模式工程断面図である。
図2は、貫通部102aを例示するための模式平面図である。
なお、図2は、図1(b)におけるA−A線矢視図である。
図3(a)〜(d)は、比較例に係る多層レジストの除去方法について例示をするための模式工程断面図である。
最初に、多層レジスト100の形成方法について例示をする。
まず、図1(a)に示すように、基体200の表面に第1の膜101を形成する。
基体200は、例えば、シリコンウェーハなどの半導体基板などとすることができる。ただし、基体200は、半導体基板に限定されるわけではない。
この場合、基体200の表面領域には、エッチング処理が施される膜などが形成されている。
例えば、基体200の表面領域には、酸化シリコン、窒化シリコン、ポリシリコン、アモルファスシリコンなどを含む膜などが形成されている。
第1の膜101は、例えば、第1の有機材料を含む膜とすることができる。
第1の膜101は、例えば、化学増幅型ポジレジストを含む膜などとすることができる。
例えば、基体200の表面に、溶媒に溶解させた化学増幅型ポジレジストを塗布する。塗布は、例えば、スピンコート法や吹き付け法などを用いて行うことができる。
そして、塗布された膜を加熱して硬化させることで第1の膜101を形成する。この様な硬化工程は、プリベークと呼ばれている。
続いて、第1の膜101の上に、第2の膜102を形成する。
第2の膜102は、例えば、無機材料を含む膜とすることができる。
第2の膜102は、例えば、SOG(Spin-On Glass;塗布ガラス)により形成された膜などとすることができる。
続いて、第2の膜102の上に、第3の膜103を形成する。
第3の膜103は、例えば、第2の有機材料を含む膜とすることができる。
第3の膜103は、例えば、紫外線硬化型樹脂を含む膜などとすることができる。
第3の膜103の形成方法は、例えば、第1の膜101の形成方法と同様とすることができる。
以上のようにして、三層構造を有する多層レジスト100を形成することができる。
なお、第1の有機材料と第2の有機材料は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
この様にして形成された多層レジスト100を用いてエッチングマスクを形成する場合には、ナノインプリント法を用いて第3の膜103から所望のパターン103aを形成する。
そして、パターン103aをエッチングマスクとして、第2の膜102にパターンを転写する。
続いて、パターン103aを除去し、第2の膜102に転写されたパターンをエッチングマスクとして、第1の膜101にパターンを転写する。
この様にして、頂部に無機材料を含む膜を有するエッチングマスクを形成することができる。
頂部に無機材料を含む膜が形成されていれば、エッチングに対する耐性の高いエッチングマスクとすることができる。
ここで、第3の膜103からパターン103aを形成した際に、パターン103aの検査が行われる。
パターン103aの検査により異常が発見されない場合には、前述したエッチングマスクの形成が行われる。
一方、パターン103aの検査により異常が発見された場合には、多層レジスト100を除去し、再度、多層レジスト100の形成を行うリワークが行われる。
次に、比較例に係る多層レジスト100の除去方法について例示をする。
多層レジスト100は、第1の有機材料を含む第1の膜101と、無機材料を含む第2の膜102と、第2の有機材料を含む第3の膜103とを有する。
この場合、有機材料を含む第1の膜101、第3の膜103と、無機材料を含む第2の膜102とでは除去方法が異なるものとなる。
そのため、比較例に係る多層レジスト100の除去方法においては、図3(a)に例示をした第1の膜101、第2の膜102、第3の膜103を一度に除去することができず、上層にある第3の膜103から順に除去を行うようにしている。
まず、図3(b)に示すように、イオンや中性活性種を含むプラズマ生成物を用いた処理(ドライアッシング処理)により、パターン103aが形成された第3の膜103を除去する。
例えば、プラズマPを用いて酸素ガスなどの処理ガスを励起、活性化させてプラズマ生成物を生成し、プラズマ生成物を用いて第3の膜103を除去する。
次に、図3(c)に示すように、例えば、フッ酸やSOG用の剥離液などの処理液を用いて第2の膜102を除去する。
次に、図3(d)に示すように、SPM(Sulfuric. Acid Hydrogen Peroxide Mixture)処理などを行うことで第1の膜101を除去する。
この様にすれば、多層レジスト100を除去することができる。
ところが、多層レジスト100を除去するためには、多層レジスト100の層数に応じた除去処理が必要となり、生産性が低下することになる。
ここで、第1の膜101と第3の膜103は、有機材料を含む膜である。
そのため、第1の膜101を除去する際に、第3の膜103を除去することができれば、除去処理工程の削減を図ることができる。
しかしながら、比較例においては、イオンをも含むプラズマ生成物によって第3の膜103を除去するため、第1の膜101を除去する際に、第3の膜103を除去することが困難となる。
ここで、第1の膜101には溶媒などの揮発成分が含まれている。そのため、第3の膜103を除去する際の熱により、第1の膜101に含まれていた揮発成分が蒸発することになる。蒸発した揮発成分は、第2の膜102により外部への放出が妨げられるので、第1の膜101の内部における圧力が上昇することになる。第1の膜101の内部における圧力が高くなりすぎると、揮発成分は、第2の膜102を爆発的に突き破るようにして外部に放出される。そのため、第2の膜102の一部が飛び散り第1の膜101の表面などに付着するおそれがある。飛び散った第2の膜102は、除去が難しく、残渣となるおそれがある。また、揮発成分が、第2の膜102を爆発的に突き破る際の衝撃などにより、基体200の表面に損傷が発生するおそれもある。
比較例においては、第3の膜103を除去する際に、イオンをも含むプラズマ生成物で除去するため、第3の膜103に入射するイオンエネルギーによる熱で第1の膜101に含まれていた揮発成分が第2の膜102を爆発的に突き破るおそれがある。そのため、第1の膜101を除去する際に第3の膜103を除去することが困難となる。
そこで、本実施形態では、第1の膜101を除去する際に、プラズマ生成物の中でも中性活性種を主体とする等方性処理を行う。その結果、第1の膜101と第3の膜103を同時に除去することができる。
しかしながら、第1の膜101の上には無機材料を含む第2の膜102があるので、中性活性種が第1の膜101の中央領域に到達し難いという問題がある。
そこで、本実施の形態に係る多層レジスト100の除去方法においては、揮発成分が放出されやすくするとともに、中性活性種が第1の膜101の中央領域に到達しやすくなるようにしている。
図1(a)に例示をしたように、多層レジスト100は、第1の膜101、第2の膜102、第3の膜103を有している。
本実施の形態に係る多層レジスト100の除去方法においては、図1(b)に示すように、第3の膜103を除去する際に第1の膜101をも除去する。
まず、中性活性種を用いて、パターン103aが形成された第3の膜103を除去する。
この際、多層レジスト100の温度を、第1の膜101のプリベーク温度よりも高く、且つ、揮発成分が第2の膜102を爆発的に突き破らない程度に上昇させる。
多層レジスト100の温度を、第1の膜101のプリベーク温度よりも高くすれば、第1の膜101に含まれていた揮発成分を蒸発させることができる。
そのため、第1の膜101の内部における圧力を上昇させることができるので、第2の膜102に力を加えることができる。
また、第1の膜101の材料の熱膨張係数と、第2の膜102の材料の熱膨張係数との差に起因する熱応力を第2の膜102に発生させることができる。
すなわち、多層レジスト100の温度を、第1の膜101のプリベーク温度よりも高くすれば、第2の膜102に力を加えることができる。
この場合、多層レジスト100の温度を制御して、揮発成分が第2の膜102を爆発的に突き破らないようにする。
この様にすれば、図1(b)、図2に示すように、第2の膜102を貫通する貫通部102aを形成することができる。
図2に例示をした貫通部102aは、連続的なものであるが、断続的な貫通部102aが形成される場合もある。
また、図2に例示をした貫通部102aは、線状を呈する「ひび割れ」であるが、孔状を呈する貫通部102aが形成される場合もある。
多層レジスト100の温度制御は、例えば、多層レジスト100とプラズマPとの間の距離を変化させることで制御することができる。
この場合、多層レジスト100とプラズマPとの間の距離は、例えば、プラズマPを発生させる環境の圧力(例えば、処理圧力)を制御することで変化させることができる。
また、第3の膜103が紫外線や熱を照射することによって硬化するネガレジストであった場合、プラズマPに含まれる紫外線や、プラズマPの輻射熱によって、第3の膜103が硬化する。そのため、第3の膜103の除去が困難となり、第3の膜103と第1の膜101を同時に除去することが困難となる。そのため、第3の膜103が硬化しない程度に、多層レジスト100とプラズマPとの間の距離や、プラズマPの密度を制御することも必要である。
例えば、圧力を高くすれば、プラズマPの拡がりが大きくなるので多層レジスト100とプラズマPとの間の距離を短くすることができる。多層レジスト100とプラズマPとの間の距離が短くなれば、プラズマPからの輻射熱が多くなるので多層レジスト100の温度を上昇させることができる。
逆に、圧力を低くすれば、プラズマPの拡がりが小さくなり、多層レジスト100とプラズマPとの間の距離を長くすることができ、プラズマPからの輻射熱の影響を抑えることができる。
さらに、プラズマPを生成するためのマイクロ波パワーを低くすれば、プラズマPの密度が小さくなり、プラズマPの発光強度が低くなる。
第3の膜101が紫外線や熱によって硬化するネガレジストであった場合、プラズマPと多層レジスト100との間の距離を大きくし、プラズマPの発光強度を低くすることで、輻射熱や紫外線の影響を抑制することができる。その結果、第3の膜101が硬化することを抑制することができ、第3の膜103と第1の膜101の除去をともに進めることができる。
また、多層レジスト100の温度制御は、加熱装置、および、冷却装置の少なくともいずれかを用いて行うこともできる。
例えば、多層レジスト100の温度をプリベークの温度以上に上昇させるときは加熱装置を使用することができる。また、例えば、多層レジスト100の温度が、プラズマPからの輻射熱のみにより第1の膜101に含まれていた揮発成分が第2の膜102を爆発的に突き破らない程度の温度を超えて上昇する場合は、冷却装置を使用することができる。
例えば、後述するプラズマ処理装置1の載置部15に設けられた温度制御部19を用いて、多層レジスト100の温度制御を行うことができる。
貫通部102aを形成するのに適した多層レジスト100の温度や保持時間は、揮発成分の量、第2の膜102の剛性、第2の膜102の厚み寸法、第1の膜101の材料の熱膨張係数と第2の膜102の材料の熱膨張係数との差などの影響を受ける。
そのため、貫通部102aを形成するのに適した多層レジスト100の温度(つまり、第1の膜101に含まれていた揮発成分が第2の膜102を爆発的に突き破らない程度の温度)は、予め実験やシミュレーションなどを行うことで求めるようにすることが好ましい。
例えば、多層レジスト100の温度は、160℃程度とすることができる。
なお、貫通部102aが形成されるまでの時間も、予め実験やシミュレーションなどを行うことで求めることができる。
第2の膜102を貫通する貫通部102aを形成すれば、貫通部102aを介して、揮発成分を放出することができる。そのため、揮発成分が第2の膜102を爆発的に突き破るのを抑制することができるので、残渣の発生や基体200の表面における損傷の発生を抑制することができる。
また、貫通部102aを介して、中性活性種を第1の膜101に供給することができるので、中性活性種が第1の膜101の中央領域に到達しやすくなる。
そのため、第1の膜101の除去を容易とすることができる。
ここで、貫通部102aを形成するのに適した温度のままで、第3の膜103と第1の膜101を除去することもできる。
しかしながら、一般的には、温度が高くなるほど除去効率を高めることができる。
そのため、貫通部102aが形成された後に、多層レジスト100の温度を上昇させて除去効率を向上させるようにすることが好ましい。
この場合、貫通部102aが形成された後であれば、多層レジスト100の温度を上昇させても、揮発成分が第2の膜102を爆発的に突き破るのを抑制することができる。
次に、図1(c)に示すように、第2の膜102を除去する。
第2の膜102の除去は、例えば、フッ酸やSOG用の剥離液などの処理液を用いて行うことができる。
この際、貫通部102aの内部にも処理液が供給されるので、第2の膜102の溶解を容易とすることができる。
また、貫通部102aを介して、第2の膜102と基体200の間に、処理液が供給されるので、第2の膜102を持ち上げる効果を発現させることができる。そのため、第2の膜102の剥離を容易とすることができる。
なお、第2の膜102を除去する際には、処理液とオゾン水とを交互に供給することもできる。
この場合、最後にオゾン水を供給するようにすることができる。
なお、基体200の表面領域の材料(下地層の材料)によっては、中性活性種により第2の膜102を除去することもできる。
中性活性種により第2の膜102を除去する場合には、第3の膜103と第1の膜101の除去の後に、例えば、プロセスガスG1としてフッ素を含むガスを供給し、プラズマPによりフッ素を含むガス励起、活性化させて中性活性種(フッ素ラジカル)を生成し、中性活性種(フッ素ラジカル)により第2の膜102を除去するようにすればよい。
フッ素を含むガスは、例えば、CFなどとすることができる。
中性活性種により第2の膜102をも除去するようにすれば、生産効率をさらに向上させることができる。
以上に説明したように、本実施の形態に係る多層レジスト100の除去方法によれば、第3の膜103を除去する際に第1の膜101を除去することができる。
そのため、除去処理の工程数を削減することができるので、生産性を向上させることができる。
また、貫通部102aを介して、揮発成分を放出することができるので、揮発成分が第2の膜102を爆発的に突き破るのを抑制することができる。そのため、残渣の発生や基体200の表面における損傷の発生を抑制することができる。
また、貫通部102aを介して、中性活性種を第1の膜101に供給することができるので、中性活性種が第1の膜101の中央領域に到達しやすくなる。
そのため、第1の膜101の除去を容易とすることができる。
[第2の実施形態]
図4は、第2の実施形態に係るプラズマ処理装置1を例示するための模式断面図である。
図4に例示をするプラズマ処理装置1は、マイクロ波Mにより発生させたプラズマPを用いてプロセスガスG1から中性活性種を含むプラズマ生成物を生成し、中性活性種を用いて第3の膜103と第1の膜101を除去する。
なお、プラズマ処理装置1は、例示をしたものに限定されるわけではなく、主に、中性活性種を用いて第3の膜103と第1の膜101を除去することができるものであればよい。
プラズマ処理装置1は、例えば、CDE(Chemical Dry Etching)装置などの遠隔プラズマ処理装置などであってもよい。
図4に示すように、プラズマ処理装置1は、プラズマ発生部31、減圧部3、ガス供給部4、マイクロ波発生部5、処理容器32、温度検出部7、温度制御部19、および制御部33などを備えている。
プラズマ発生部31は、プラズマPを発生させる領域にマイクロ波Mを導入することでプラズマPを発生させる。
プラズマ発生部31には、透過窓34、導入導波管35が設けられている。透過窓34は平板状を呈し、マイクロ波Mに対する透過率が高くエッチングされにくい材料から形成されている。例えば、透過窓34を酸化アルミニウムや石英などの誘電体から形成することができる。透過窓34は、処理容器32の上端に気密となるようにして設けられている。
処理容器32の外側であって、透過窓34の上面には導入導波管35が設けられている。なお、図示は省略したが終端整合器やスタブチューナを適宜設けるようにすることもできる。導入導波管35は、マイクロ波発生部5から放射されたマイクロ波Mを透過窓34に向けて導波する。
導入導波管35と透過窓34との接続部分には、スロット36が設けられている。スロット36は、導入導波管35の内部を導波されてきたマイクロ波Mを透過窓34に向けて放射するためのものである。
導入導波管35の一端には、マイクロ波発生部5が設けられている。このマイクロ波発生部5は、所定周波数(例えば2.45GHz)のマイクロ波Mを発生させ、導入導波管35に向けて放射する。
処理容器32の側壁上部には、流量制御部13を介してガス供給部4が接続されている。そして、ガス供給部4から流量制御部13を介して処理容器32内のプラズマPを発生させる領域にプロセスガスG1を供給することができるようになっている。
また、制御部33により流量制御部13を制御することで、プロセスガスG1の供給量が調整できるようになっている。
処理容器32は、有底の略円筒形状を呈し、その内部には、図示しない静電チャックを内蔵した載置部15が設けられている。そして、載置部15の上面に、多層レジスト100が設けられた基体200を載置、保持することができるようになっている。
透過窓34と載置部15の上面との間の領域が、多層レジスト100に対する除去処理を行う処理空間20となる。
処理容器32の底面には、圧力制御部(Auto Pressure Controller:APC)16を介してターボ分子ポンプなどの減圧部3が接続されている。減圧部3は、処理容器32の内部を所定の圧力まで減圧する。圧力制御部16は、処理容器32の内圧を検出する図示しない真空計の出力に基づいて、処理容器32の内圧が所定の圧力となるように制御する。
また、処理容器32の側壁には、多層レジスト100が設けられた基体200を搬入搬出するための搬入搬出口32bが設けられ、搬入搬出口32bを気密に閉鎖できるよう扉6cが設けられている。
扉6cは、例えば、O(オー)リングのようなシール部材6dを有している。扉6cは、図示しない開閉機構により開閉される。扉6cが閉まった時には、シール部材6dが搬入搬出口32bの近傍の壁面に押しつけられ、搬入搬出口32bが気密に閉鎖される。すなわち、処理容器32は、多層レジスト100が設けられた基体200を収容し、大気圧よりも減圧された雰囲気を維持できるようになっている。
温度検出部7は、載置部15に載置された基体200の温度、ひいては多層レジスト100の温度を検出する。
なお、基体200の温度と、多層レジスト100の温度との相関関係は、予め実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。
温度検出部7は、例えば、載置部15の内部に設けることができる。ただし、温度検出部7の配設位置はこれに限定されるわけではなく、多層レジスト100の温度を検出することができる位置に設けるようにすればよい。温度検出部7の形式には特に限定がなく、例えば、熱電対、測温抵抗体、サーミスタなどを用いた接触式のものとしてもよいし、放射温度計のような非接触式のものとしてもよい。
温度検出部7からの出力(多層レジスト100の温度データ)は、制御部33に送られ、制御部33により多層レジスト100の温度が、貫通部102aを形成するのに適した温度や、第3の膜103と第1の膜101の除去効率を高めることができる温度となるように制御される。
なお、前述したように、貫通部102aを形成するのに適した温度や保持時間などは、予め実験やシミュレーションを行うことで求めることができる。
温度制御部19は、基体200の温度、ひいては多層レジスト100の温度を制御する。
温度制御部19は、例えば、載置部15の内部に設けることができる。
温度制御部19は、加熱を行うもの(例えば、ヒータ)とすることもできるし、熱媒体を循環させて加熱と冷却を行うものとすることもできる。
温度制御部19は、例えば、温度検出部7からの出力に基づいて、多層レジスト100の温度が所望の範囲内となるように制御する。
制御部33は、プラズマ処理装置1に設けられた各要素の動作を制御する。
例えば、制御部33は、ガス供給部4を制御して、処理容器32の内部にプロセスガスG1を供給する。
この際、制御部33は、流量制御部13を制御して、プロセスガスG1の流量を制御する。
制御部33は、マイクロ波発生部5を制御して、所定周波数(例えば2.45GHz)のマイクロ波Mを発生させる。発生したマイクロ波Mは、導入導波管35に向けて放射され、導入導波管35の内部を導波される。導入導波管35の内部を導波されたマイクロ波Mは、スロット36および透過窓34を介して、処理容器32の内部のプラズマPを発生させる領域に導入される。
制御部33は、減圧部3を制御して、処理容器32の内圧を大気圧よりも減圧されたものとする。
この際、制御部33は、処理容器32の内圧を検出する図示しない真空計の出力に基づいて圧力制御部16を制御して、処理容器32の内圧が所定の圧力となるようにする。
制御部33は、温度検出部7からの出力に基づいて、多層レジスト100の温度制御を行う。
制御部33は、温度制御部19の起動や停止などの制御を行う。
制御部33は、図示しない開閉機構を制御して、扉6cの開閉を行う。
次に、プラズマ処理装置1の作用について例示をする。
まず、扉6cが、図示しない開閉機構により開かれる。
図示しない搬送装置により、搬入搬出口32bから多層レジスト100が設けられた基体200を処理容器32の内部に搬入する。多層レジスト100が設けられた基体200は載置部15の上面に載置され、載置部15に内蔵された図示しない静電チャックなどの保持機構により保持される。
次に、図示しない搬送装置を処理容器32の外に退避させる。
次に、図示しない開閉機構により扉6cを閉じる。
次に、減圧部3により、処理容器32の内部を所定の圧力まで減圧する。この際、圧力制御部16により処理容器32の内部の圧力が調整される。
例えば、処理容器32の内部の圧力が、1Pa以下となるようにすることができる。
次に、プラズマ発生部31により中性活性種を含むプラズマ生成物が生成される。
例えば、まず、ガス供給部4から流量制御部13を介して所定流量のプロセスガスG1が、処理容器32内のプラズマPを発生させる領域に供給される。
この際、所定流量のプロセスガスG1を供給することで、処理容器32の内部の圧力が200Pa程度となるようにすることができる。
また、プロセスガスG1は、酸素を含むガスとすることができる。プロセスガスG1は、例えば、酸素ガスや、酸素ガスと不活性ガスの混合ガスなどとすることができる。
一方、マイクロ波発生部5から所定のパワーのマイクロ波Mが導入導波管35内に放射される。放射されたマイクロ波Mは、導入導波管35内を導波され、スロット36を介して透過窓34に向けて放射される。
マイクロ波Mのパワーは、例えば、700W程度とすることができる。
透過窓34に向けて放射されたマイクロ波Mは、透過窓34の表面を伝搬して、処理容器32内に放射される。このようにして処理容器32内に放射されたマイクロ波Mのエネルギーにより、プラズマPが発生する。そして、発生したプラズマP中の電子密度が、透過窓34を介して供給されるマイクロ波Mを遮蔽できる密度(カットオフ密度)以上になると、マイクロ波Mは透過窓34の下面から処理容器32内の空間に向けて一定距離(スキンデプス)だけ入るまでの間に反射されるようになる。そのため、このマイクロ波Mの反射面とスロット36の下面との間にはマイクロ波Mの定在波が形成されることになる。その結果、マイクロ波Mの反射面がプラズマ励起面となって、このプラズマ励起面で安定的にプラズマPが励起、発生するようになる。
このプラズマ励起面で励起、発生したプラズマP中において、酸素を含むガス(プロセスガスG1)が励起、活性化されて中性活性種(酸素ラジカル)、イオンなどのプラズマ生成物が生成される。生成されたプラズマ生成物を含むガスは、処理容器32内を下降して多層レジスト100に到達し、第3の膜103と第1の膜101が除去される。
なお、プラズマ生成物を含むガスが処理容器32内を下降する際に、イオンや電子が除去される。そのため、主に中性活性種(酸素ラジカル)により、等方性を有する除去処理が行われる。
この際、制御部16は、温度制御部19を制御して、多層レジスト100の温度が貫通部102aを形成するのに適した温度となるようにする。
なお、制御部16は、圧力制御部16を制御することで多層レジスト100とプラズマPとの間の距離を変化させて、多層レジスト100の温度が貫通部102aを形成するのに適した温度となるようにすることもできる。なお、前述したように、多層レジスト100とプラズマPとの間の距離は、処理容器32内の圧力(処理圧力)を制御することで変化させることができる。
この場合、温度制御部19による温度制御と、圧力制御部16による温度制御とを行うようにしてもよい。
貫通部102aを形成するのに適した多層レジスト100の温度は、例えば、160℃程度とすることができる。
ここで、貫通部102aを形成するのに適した温度のままで、第3の膜103と第1の膜101を除去することもできる。
しかしながら、一般的には、温度が高くなるほど除去効率を高めることができる。
そのため、貫通部102aが形成された後に、多層レジスト100の温度を上昇させて除去効率を向上させるようにすることもできる。
この場合、貫通部102aが形成された後であれば、多層レジスト100の温度を上昇させても、揮発成分が第2の膜102を爆発的に突き破るのを抑制することができる。
貫通部102aが形成されるまでの時間は、予め実験やシミュレーションなどを行うことで求めることができる。
以上の様にして、第3の膜103と第1の膜101を除去することができる。
前述したように、第2の膜102の除去は、例えば、フッ酸やSOG用の剥離液などの処理液を用いて行うことができる。
この場合、基体200の表面領域の材料(下地層の材料)によっては、中性活性種により第2の膜102を除去することもできる。
中性活性種により第2の膜102を除去する場合には、第3の膜103と第1の膜101の除去の後に、例えば、プロセスガスG1としてフッ素を含むガスを供給し、プラズマPによりフッ素を含むガス励起、活性化させて中性活性種(フッ素ラジカル)を生成し、中性活性種(フッ素ラジカル)により第2の膜102を除去するようにすればよい。
フッ素を含むガスは、例えば、CFなどとすることができる。
中性活性種により第2の膜102をも除去するようにすれば、生産効率をさらに向上させることができる。
除去処理が終了した基体200は、図示しない搬送装置により処理容器32の外に搬出される。この後、必要があれば、前述した手順に従い、多層レジスト100が設けられた基体200に対する処理が繰り返される。
以上、実施の形態について例示をした。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。
前述の実施の形態に関して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、または、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
例えば、プラズマ処理装置1が備える構成要素の形状、寸法、材料、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 プラズマ処理装置、3 減圧部、4 ガス供給部、5 マイクロ波発生部、7 温度検出部、15 載置部、19 温度制御部、31 プラズマ発生部、32 処理容器、33 制御部、100 多層レジスト、101 第1の膜、102 第2の膜、102a 貫通部、103 第3の膜、103a パターン、200 基体

Claims (8)

  1. 基体の上に設けられ、第1の有機材料を含む第1の膜と、前記第1の膜の上に設けられ、無機材料を含む第2の膜と、前記第2の膜の上に設けられ、第2の有機材料を含む第3の膜と、を有する多層レジストを除去する多層レジストの除去方法であって、
    プラズマを用いて生成した第1の中性活性種により、前記第1の膜と、前記第3の膜と、を除去する工程と、
    前記プラズマを用いて生成した第2の中性活性種、または、処理液により、前記第2の膜を除去する工程と、
    を備え、
    前記第1の膜と、前記第3の膜と、を除去する工程において、前記多層レジストの温度が、前記第1の膜のプリベーク温度よりも高くなるようにして、前記第2の膜を貫通する貫通部を形成する多層レジストの除去方法。
  2. 前記第3の膜は、紫外線または熱を照射することによって硬化するネガレジストである請求項1記載の多層レジストの除去方法。
  3. 前記第1の膜と、前記第3の膜と、を除去する工程において、前記多層レジストの温度は、前記第1の膜に含まれる揮発成分が前記第2の膜を爆発的に突き破らない温度以下とされる請求項1または2に記載の多層レジストの除去方法。
  4. 前記多層レジストの温度制御は、前記多層レジストと、前記プラズマと、の間の距離を変化させることにより行う請求項1〜3のいずれか1つに記載の多層レジストの除去方法。
  5. 前記多層レジストと、前記プラズマと、の間の距離は、前記プラズマを発生させる環境の圧力を制御することで変化させる請求項4記載の多層レジストの除去方法。
  6. 前記多層レジストの温度制御は、加熱装置、および、冷却装置の少なくともいずれかを用いて行う請求項1〜3のいずれか1つに記載の多層レジストの除去方法。
  7. 内部にプラズマを発生させる領域を有し、大気圧よりも減圧された雰囲気を維持可能な処理容器と、
    前記処理容器の内部を所定の圧力まで減圧する減圧部と、
    前記処理容器の内部の圧力を制御する圧力制御部と、
    前記処理容器の内部に設けられ、多層レジストが設けられた基体を載置する載置部と、
    前記プラズマを発生させる領域にプロセスガスを供給するガス供給部と、
    前記プラズマを発生させる領域にマイクロ波を導入することでプラズマを発生させるプラズマ発生部と、
    を備え、
    前記多層レジストは、前記基体の上に設けられ、第1の有機材料を含む第1の膜と、前記第1の膜の上に設けられ、無機材料を含む第2の膜と、前記第2の膜の上に設けられ、第2の有機材料を含む第3の膜と、を有し、
    前記発生させたプラズマに前記プロセスガスを供給して中性活性種を生成し、前記中性活性種を用いて、前記第1の膜と、前記第3の膜と、を除去する際に、
    前記圧力制御部は、前記処理容器の内部の圧力を制御することで、前記多層レジストと、前記プラズマと、の間の距離を変化させて、前記多層レジストの温度が、前記第1の膜のプリベーク温度よりも高くなるようにして、前記第2の膜を貫通する貫通部を形成するプラズマ処理装置。
  8. 内部にプラズマを発生させる領域を有し、大気圧よりも減圧された雰囲気を維持可能な処理容器と、
    前記処理容器の内部を所定の圧力まで減圧する減圧部と、
    前記処理容器の内部の圧力を制御する圧力制御部と、
    前記処理容器の内部に設けられ、多層レジストが設けられた基体を載置する載置部と、
    前記プラズマを発生させる領域にプロセスガスを供給するガス供給部と、
    前記プラズマを発生させる領域にマイクロ波を導入することでプラズマを発生させるプラズマ発生部と、
    前記多層レジストの温度を制御する温度制御部と、
    を備え、
    前記多層レジストは、前記基体の上に設けられ、第1の有機材料を含む第1の膜と、前記第1の膜の上に設けられ、無機材料を含む第2の膜と、前記第2の膜の上に設けられ、第2の有機材料を含む第3の膜と、を有し、
    前記発生させたプラズマに前記プロセスガスを供給して中性活性種を生成し、前記中性活性種を用いて、前記第1の膜と、前記第3の膜と、を除去する際に、
    前記温度制御部は、前記多層レジストの温度が、前記第1の膜のプリベーク温度よりも高くなるようにして、前記第2の膜を貫通する貫通部を形成するプラズマ処理装置。
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