JP2016126644A - 建築技術資格者育成装置、方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

建築技術資格者育成装置、方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】建築技術資格者の育成において、資格取得希望者に実務経験となる作業を行わせる際、作業の内容に応じた学習を行っている資格取得希望者に作業を行わせて作業現場での安全性と効率化を図ると共に、資格取得希望者に対して効率的な学習と実務経験の機会を付与する。
【解決手段】建築技術資格者育成装置1では、資格取得希望者による学習プログラムの受講状況が学習状況DB1Cに登録される。選定処理部12は学習状況DB1Cを参照して、派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を、作業を担当する人材に選定する。選定された資格取得希望者が派遣先で得た実務経験は、実務実績として実務実績DB1Bに登録され、実務実績が資格の取得要件を満たすと、実務実績と共に資格の取得要件を満たす旨の評価が出力される。
【選択図】図2

Description

本発明は、資格の取得に実務経験を要する建築技術資格者を育成するための技術に関する。
近時、建設業における技術者の需要がこれまでにない高まりをみせている。これは、東日本大震災に起因した復興需要や2020年東京五輪に向けた準備といった国内需要、東南アジアを中心とした国内ゼネコンの海外展開やインフラシステムの輸出戦略といった海外需要によるところが大きい。
ところが、技術者の高齢化や、就労環境の悪化による若い人材の建設業界離れによって、建設業における技術者不足は深刻である。 そのため、人材の確保が急務であるが、建築施工管理技士など、とりわけ建設業に関わる資格の取得にあたっては多くの学習時間と実務経験を要することが多い。
この点、例えば特許文献1では、ネットワークを介して接続された、病院が使用する病院側情報処理端末と、ユーザが使用するユーザ側情報処理端末と、種々の看護情報を蓄積記憶する看護医療サーバとを少なくとも備えてなり、上記ユーザ側情報処理端末を用いるユーザに看護技術に関する知識の取得を目的とするe−ラーニングによる学習を施すと共に、病院が用意した看護技術に関する実技を取得させるための実習の予定をユーザに知らすための看護技術e−ラーニングシステムであって、前記学習のための学習問題と、前記実習のための実技問題は、同じ技術単位で構成されており、前記病院側情報処理端末は、開催日程が予め決定されている定期の実習と、開催日程が予め決められていない随時の実習とを設定すると共に、随時の実習については、開催候補日程を設定する実習設定手段と、前記ユーザ側情報処理端末から入力されたユーザ自身が希望する希望開催日程と、前記実習設定手段によって設定された実習の開催日程或いは開催候補日程とのマッチングを行い、マッチング結果を前記ユーザ側情報処理端末に表示するマッチング結果表示手段とを備えてなることを特徴とする看護技術e−ラーニングシステムが提案されている。
特開2011−48443第号公報 特開第号公報
上記特許文献1記載のシステムでは、実技と併行して学習を行うに過ぎない。しかし、所定の資格の取得のために必要な実務経験を資格取得希望者に積んでもらう際、実務経験となる作業に必要な知識については既に学習している人材でなければ、適切な実務経験を積むことはできない。特に、建設業において、作業に必要な知識を把握していない者が実務作業に当たることには大きな危険が付随する。
そこで、本発明は、建築技術資格者の育成において、資格取得希望者に実務経験となる作業を行わせる際、当該作業を、当該作業の内容に応じた学習を行っている資格取得希望者に行わせることによって、作業現場での安全性と効率化を図ると共に、資格取得希望者に対して効率的な学習と実務経験の機会を付与することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一の観点に係る建築技術資格者育成装置は、実務経験を要する建築技術の資格の取得を希望する資格取得希望者に対し、所定の派遣先において実務経験を提供することにより、建築技術資格者を育成する装置であって、上記資格取得希望者による上記資格の試験に対応した学習プログラムの受講状況を記憶する学習状況記憶手段と、上記学習状況記憶手段を参照して、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を、当該作業を担当する人材として選定する選定処理手段と、上記選定された資格取得希望者が派遣先において得た実務経験を実務実績として実務実績記憶手段に登録する実務実績登録手段と、上記実務実績記憶手段を参照して、上記資格取得希望者が得た実務実績が上記資格の取得要件を満たす場合に、上記実務実績と共に、上記資格の取得要件を満たす旨の評価を出力する出力処理手段と、を有することを特徴とする。
また、上記資格取得希望者が取得を希望する資格の取得に必要とされる実務経験の内容を記憶した資格試験情報記憶手段、をさらに有し、上記選定処理手段は、上記学習状況記憶手段及び上記資格試験情報記憶手段を参照して、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みであって、上記資格の取得について当該作業内容に対応した実務経験を必要とする資格取得希望者を、当該作業を担当する人材として選定するものとしてもよい。
また、上記資格取得希望者の派遣先が利用する派遣先端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記派遣先端末から、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に係る作業内容情報を受信する作業内容情報受信手段、をさらに有するものとしてもよい。
また、上記派遣先端末から、上記派遣された資格取得希望者に提供された実務経験としての実務内容に係る実務内容情報を受信する実務内容情報受信手段、をさらに有し、上記実務実績登録手段は、上記実務内容情報に基づき、上記資格取得希望者の派遣先における実務実績を上記実務実績記憶手段に登録するものとしてもよい。
また、上記建築技術資格者となるための資格試験に対応すると共に、上記実務経験の内容に即したe−ラーニングによる学習プログラムを記憶した学習プログラム記憶手段と、上記資格取得希望者に対し、上記学習プログラム記憶手段を参照して、上記実務経験に即した学習プログラムを配信する学習プログラム配信手段と、をさらに有するものとしてもよい。
また、本発明の別の観点に係る建築技術資格者育成方法は、実務経験を要する建築技術の資格の取得を希望する資格取得希望者に対し、当該資格の取得に必要な学習プログラムを提供すると共に、所定の派遣先において実務経験を提供することにより、建築技術資格者を育成する方法であって、上記資格取得希望者による上記資格の試験に対応した学習プログラムの受講状況を記憶する学習状況記憶手段、を有するコンピュータに対し、上記学習状況記憶手段を参照して、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を、当該作業を担当する人材として選定する処理と、上記選定された資格取得希望者が派遣先において得た実務経験を実務実績として実務実績記憶手段に登録する処理と、上記実務実績記憶手段を参照して、上記資格取得希望者が得た実務実績が上記資格の取得要件を満たす場合に、上記実務実績と共に、上記資格の取得要件を満たす旨の評価を出力する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明のさらに別の観点に係るコンピュータプログラムは、実務経験を要する建築技術の資格の取得を希望する資格取得希望者に対し、当該資格の取得に必要な学習プログラムを提供すると共に、所定の派遣先において実務経験を提供することにより、建築技術資格者を育成するプログラムであって、上記資格取得希望者による上記資格の試験に対応した学習プログラムの受講状況を記憶する学習状況記憶手段と、を有するコンピュータに対し、上記学習状況記憶手段を参照して、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を、当該作業を担当する人材として選定する処理と、上記選定された資格取得希望者が派遣先において得た実務経験を実務実績として実務実績記憶手段に登録する処理と、上記実務実績記憶手段を参照して、上記資格取得希望者が得た実務実績が上記資格の取得要件を満たす場合に、上記実務実績と共に、上記資格の取得要件を満たす旨の評価を出力する処理と、を実行させる。
本発明によれば、建築技術資格者の育成において、資格取得希望者に実務経験となる作業を行わせる際、当該作業を、当該作業の内容に応じた学習を行っている資格取得希望者に行わせることとなり、作業現場での安全性と効率化を図ることができる。さらに、資格取得希望者に対して効率的な学習と実務経験の機会を付与することができる。
本発明の実施形態に係る建築技術資格者育成装置の概要を説明する概要図である。 本実施形態に係る建築技術資格者育成装置が備える機能を示した機能ブロック図である。 本実施形態に係る建築技術資格者育成装置において、社員情報DBに記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る建築技術資格者育成装置において、学習プログラムDBに記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る建築技術資格者育成装置において、実績情報DBに記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る建築技術資格者育成装置において、試験情報DBに記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る建築技術資格者育成装置において実行される処理の流れを示したシーケンス図である。 本実施形態に係る建築技術資格者育成装置において実行される処理の流れを示したシーケンス図である。 本実施形態に係る建築技術資格者育成装置において実行される処理の流れを示した処理フロー図である。
以下、本発明の実施形態について、図を参照して説明する。
まず、図1により、本実施形態に係る建築技術資格者育成装置を利用したシステムの概要について説明する。
このシステムは、建築施工管理技士など、建築技術の資格者を育成するものであって、特に資格取得の要件に実務経験を要する建築技術資格の取得を支援するものである。
派遣会社は、このような資格の取得を希望する人材(以下、「資格取得希望者」という)を所定の派遣先へ派遣する会社であり、資格取得希望者を育成するための本実施形態に係る建築技術資格者育成装置は、この派遣会社において管理、運営されている。
また、配信装置は、資格試験に対応した学習プログラムをe−ラーニングにより配信する装置である。
資格取得希望者は、派遣会社に雇用される派遣社員となり、所定の派遣先で実務経験を積むと共に、資格試験に必要な学習プログラムをe−ラーニングによって受講する。
一連の流れを簡単に説明すると、派遣会社に派遣社員として登録された資格取得希望者は、配信装置から配信される学習プログラムを受講して、資格試験に向けて勉強する。この学習プログラムの受講履歴は、配信装置に蓄積されると共に、建築技術資格者育成装置に対して提供される。
一方、派遣会社は派遣先からの要請に応じて資格取得希望者を派遣社員として派遣する。この際、派遣先が要求する作業内容に基づき、当該作業内容を実務経験として必要とする者、さらには学習プログラムの受講履歴に基づいて当該作業内容を実行可能な資格取得希望者を派遣社員として選定し、当該選定した資格取得希望者を派遣先に派遣する。
派遣先からは、派遣社員が実際に行った実務の内容が報告され、当該報告された実務内容に基づいて、実務実績が登録される。
実務実績が登録され、所定の資格取得に必要な実務経験が満たされると、当該実務経験についての評価が作成され、これにより資格取得希望者が資格取得に必要な実務経験を具備することが証明される。
続いて、このようなシステムを実現するための詳細な装置構成について説明する。
図2に示されるように、本実施形態に係る建築技術資格者育成装置1は、インターネット等のネットワークNWを介して、社員端末2、派遣先端末3、及び配信装置4と通信可能に構成されている。
建築技術資格者育成装置1は、建築技術の資格者を育成するための装置であり、本例では、そのような資格の取得希望者を派遣社員として雇用する派遣会社によって管理されている。
この建築技術資格者育成装置1は、いわゆるサーバコンピュータ等によって実現され、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスクドライブといったハードウェア資源、CPUが実行するコンピュータプログラム等のソフトウェア資源により、社員情報DB1A、学習プログラムDB1B、実績情報DB1B、学習状況DB1C、試験情報DB1D、登録処理部11、選定処理部12、判別処理部13、出力処理部14、通信処理部15からなる機能ブロックを構成する。
社員情報DB1Aは、派遣社員として登録される資格取得希望者に関する情報が蓄積されたデータベースである。
この社員情報DB1Aには例えば、図3に示されるように、派遣社員を識別する社員IDごとに、各社員の氏名等の基本情報、各社員が取得を希望する資格についての情報が記憶されている。
なお、この社員情報DB1Aにはほかに、当該社員が既に取得している資格に関する情報や、派遣先で作業を行うのに有用な情報、例えば作業経験といった情報がさらに記憶されていてもよい。
実績情報DB1Bは、派遣社員の派遣先における実務実績が登録されるデータベースである。
この実績情報DB1Bには例えば、図4に示されるように、派遣社員を識別する社員IDごとに、派遣社員が派遣先で経験した実務に係る修了実務の情報が蓄積される。
修了実務の情報には、実務の種別を示す実務科目、実際に行った実務に対する評価、実務の内容についての詳細に関する情報が含まれる。実務の評価は、派遣先が作成したものとることもできるし、派遣元の人材育成機関が作成したものとすることもできる。また、詳細情報は例えば、どの派遣先でどれだけの期間、実務についたかなど、派遣先での実務内容について詳細に把握可能な情報である。
学習状況DB1Cは、資格取得希望者あるいは派遣社員による学習プログラムの受講状況に関する情報が登録されるデータベースであり、この受講状況に関する情報は、配信装置4から学習プログラムの受講履歴として供給される。
この学習状況DB1Cには例えば、図5に示されるように、資格取得希望者たる派遣社員を識別する社員IDごとに、派遣社員が受講した学習プログラムに係る受講済み科目、及び当該学習プログラムを受講した日に係る受講日といった情報が登録される。このほか、この学習状況DB1Cには、派遣社員が受講した学習プログラムについて、所定の効果試験に基づく理解度等を登録するようにしてもよい。
試験情報DB1Dは、資格試験の詳細に関する情報が蓄積されたデータベースである。
この試験情報DB1Dには例えば、図6に示されるように、資格試験ごとに、実施時期、資格取得のために学習が必要な科目に係る必須科目、資格取得のために実務経験が必要な実務に係る必須実務が蓄積される。
登録処理部11は、各種の情報を所定のデータベースに登録する処理を実行する機能部である。例えば、派遣先から提供された派遣社員の実務内容に基づき、当該派遣社員の実務実績を実績情報DB1Bに登録する。また、配信装置4から供給された派遣社員による学習プログラムの受講履歴に応じて、当該派遣社員の学習状況を学習状況DB1Cに登録する。
選定処理部12は、人材の派遣先が派遣を要求する人材の情報に基づき、学習状況DB1Cを参照して、派遣先に派遣社員として派遣する資格取得希望者を選定する。
具体的にはまず、社員情報1A及び試験情報DB1Dを参照して、資格取得希望者が取得を希望する資格の取得について、派遣先の作業内容に対応した実務経験を必要とする資格取得希望者を特定する。さらに、これによって特定された資格取得希望者について、学習状況DB1Cを参照して、派遣先において提供される実務経験としての作業内容に係る作業内容情報に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を特定する。これによって特定された資格取得希望者が、派遣先に派遣される資格取得希望者に選定される。
なお、この選定の処理については、派遣先の作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を特定してから、派遣先の作業内容に対応した実務経験を要する資格取得希望者を特定することもでき、これらの二つの要件を満たす資格取得希望者を選定することができればよい。
判別処理部13は、社員情報DB1A、実績情報DB1B、及び試験情報DB1Dを参照して、所定の派遣社員が資格取得に必要な要件を満たしているか否かを判別する。即ち、所定の派遣社員たる資格取得希望者が取得を希望する資格の試験について、試験情報DB1Dを参照して必要とされる実務経験を特定した上、実績情報DB1Bを参照して当該必要とされる実務経験を実務実績として取得しているかどうかを判別する。
出力処理部14は、実績情報DB1Bに登録された実績において、ある派遣社員が資格取得の要件を満たす場合に、登録されている実務実績と共に、資格取得の要件を満たす旨の評価を出力する。
通信処理部15は、ネットワークNWを介して、社員端末2及び派遣先端末3との間でデータの送受信処理を実行する。
これにより、建築技術資格者育成装置1は、派遣先端末3から人材の派遣要請や作業内容情報、あるいは実務内容情報を受信したり、配信装置4から資格取得希望者による学習プログラムの受講履歴に係る情報を受信したりする。
社員端末2は、所定の資格の取得を希望する資格取得希望者であって、実務経験を積むために派遣先へ派遣される派遣社員が利用する端末である。
この社員端末2は、いわゆるパーソナルコンピュータ等によって実現され、ネットワークNWを介して通信可能に構成された建築技術資格者育成装置1から、e−ラーニングによる学習プログラムの配信を受けることができる。
派遣先端末3は、派遣社員の派遣を受けて、当該派遣社員を所定の作業に使用することにより、当該派遣社員に実務経験を積ませる企業等の派遣先が利用する端末である。
この派遣先端末3は、いわゆるパーソナルコンピュータ等によって実現され、ネットワークNWを介して通信可能に構成された建築技術資格者育成装置1に対し、所定の作業に必要な派遣社員の要請を送信したり、派遣社員による作業の終了後、当該派遣社員による作業内容を建築技術資格者育成装置1に対して送信したりする。
配信装置4は、派遣先端末3に対して資格試験に対応した学習プログラムをe−ラーニングにより配信する装置である。
この配信装置4は、資格取得のために学習が必要な科目であって、資格試験に対応した学習プログラムが蓄積されたデーベースである。この学習プログラムは、派遣社員が利用する社員端末2に対してe−ラーニングとして配信されるコンテンツである。
なお、この配信装置4には適宜、所定のデータベースによって、資格取得希望者が取得を希望する資格の情報や、資格取得希望者による学習プログラムの受講状況が記憶される。
続いて、本実施形態に係る建築技術資格者育成装置1による一連の処理の流れについて説明する。
まず、図7により、派遣社員が学習プログラムを受講する処理について説明する。
なお、派遣社員は予め、自らが取得を希望する資格の種類を建築技術資格者育成装置1の社員情報DB1Aに登録しておく。
派遣社員は、所定のウェブサイト等から、資格試験に向けた学習プログラムについて、配信装置4にe−ラーニングによる配信を要求する(S101)。これに応じて配信装置4は、当該派遣社員が取得を希望している資格の試験の勉強に必要な学習プログラムを社員端末2に対して配信する(S102)。
e−ラーニングによる学習プログラムの配信を受けた資格取得希望者は、これを受講する(S103)。資格取得希望者による学習プログラムの受講結果は、配信装置4によって把握され、当該受講結果は受講履歴として配信装置4から建築技術資格者育成装置1に対して送信される(S104)。これに応じて建築技術資格者育成装置1では登録処理部11により、当該資格取得希望者による学習プログラムの受講履歴が学習状況DB1Cに登録される(S105)。
次に、予め登録されている派遣先からの人材派遣要請に応じて、資格取得希望者を派遣社員として派遣し、当該資格取得希望者に実務実績を積ませる処理の流れを説明する。
まず、派遣先は派遣先端末3により、建築技術資格者育成装置1に対し、作業内容と共に、当該作業内容に係る作業を行う人材の派遣を要請する(S201)。
これに対して建築技術資格者育成装置1は、選定処理部12により派遣社員として派遣する資格取得希望者を選定する(S202)。
この処理はまず、社員情報1A及び試験情報DB1Dを参照して、資格取得希望者が取得を希望する資格の取得について、派遣先の作業内容に対応した実務経験を必要とする資格取得希望者を特定する。さらに、これによって特定された資格取得希望者について、学習状況DB1Cを参照して、派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を特定する。これによって特定された資格取得希望者が、派遣先に派遣される派遣社員に選定される。
選定された資格取得希望者に対しては、社員端末2への通知等によって派遣内容が知らせられ、これに応じて資格取得希望者は派遣先に赴き、作業にあたる(S203)。
派遣された資格取得希望者による作業が終了すると、派遣先端末3から建築技術資格者育成装置1に対し、派遣された資格取得希望者に提供された実務経験としての実務内容に係る実務内容情報が送信される(S204)。
これに応じて登録処理部11は、受信した実務内容情報に基づき、派遣された資格取得希望者の派遣先における実務実績を実績情報DB1Bに登録する(S205)。
以上のように資格取得希望者が派遣先で実務実績を積み、資格の取得に必要な実務実績の要件を満たすと、図9に示されるように、要件を具備した旨の評価が出力される。
即ち、判別処理部13は、社員情報DB1Aに登録されている派遣社員たる資格取得希望者が取得を希望する資格の試験について、試験情報DB1Dを参照して必要とされる実務経験を特定した上、実績情報DB1Bを参照して当該必要とされる実務経験を実務実績として取得しているかどうかを判別する(S301)。
この判別処理の結果、資格の取得に必要な実務経験を実務実績として具備している場合には、出力処理部14により、所定のフォームに基づき、当該具備している実務実績と共に、資格取得の要件を満たす旨の評価が出力される(S302)。
なお、評価は例えば、人材育成機関が資格の実務実績の認定を証する評価書として出力される。
以上の本実施形態に係る建築技術資格者育成装置によれば、建築技術資格者の育成において、資格取得希望者に実務経験となる作業を行わせる際、当該作業を、当該作業の内容に応じた学習を行っている資格取得希望者に行わせ、作業現場での安全性と効率化を図ることができる。さらに、資格取得希望者に対して効率的な学習と実務経験の機会を付与することができる。
1 建築技術資格者育成装置
1A 社員情報DB
1B 実績情報DB
1C 学習状況DB
1D 試験情報DB
11 登録処理部
12 選定処理部
13 判別処理部
14 出力処理部
15 通信処理部
2 社員端末
3 派遣先端末
4 配信装置
NW ネットワーク

Claims (7)

  1. 実務経験を要する建築技術の資格の取得を希望する資格取得希望者に対し、所定の派遣先において実務経験を提供することにより、建築技術資格者を育成する装置であって、
    上記資格取得希望者による上記資格の試験に対応した学習プログラムの受講状況を記憶する学習状況記憶手段と、
    上記学習状況記憶手段を参照して、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を、当該作業を担当する人材として選定する選定処理手段と、
    上記選定された資格取得希望者が派遣先において得た実務経験を実務実績として実務実績記憶手段に登録する実務実績登録手段と、
    上記実務実績記憶手段を参照して、上記資格取得希望者が得た実務実績が上記資格の取得要件を満たす場合に、上記実務実績と共に、上記資格の取得要件を満たす旨の評価を出力する出力処理手段と、を有する、
    ことを特徴とする建築技術資格者育成装置。
  2. 上記資格取得希望者が取得を希望する資格の取得に必要とされる実務経験の内容を記憶した資格試験情報記憶手段、をさらに有し、
    上記選定処理手段は、上記学習状況記憶手段及び上記資格試験情報記憶手段を参照して、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みであって、上記資格の取得について当該作業内容に対応した実務経験を必要とする資格取得希望者を、当該作業を担当する人材として選定する、
    請求項1記載の建築技術資格者育成装置。
  3. 上記資格取得希望者の派遣先が利用する派遣先端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記派遣先端末から、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に係る作業内容情報を受信する作業内容情報受信手段、をさらに有する、
    請求項1又は2記載の建築技術資格者育成装置。
  4. 上記派遣先端末から、上記派遣された資格取得希望者に提供された実務経験としての実務内容に係る実務内容情報を受信する実務内容情報受信手段、をさらに有し、
    上記実務実績登録手段は、上記実務内容情報に基づき、上記資格取得希望者の派遣先における実務実績を上記実務実績記憶手段に登録する、
    請求項3記載の建築技術資格者育成装置。
  5. 上記建築技術資格者となるための資格試験に対応すると共に、上記実務経験の内容に即したe−ラーニングによる学習プログラムを記憶した学習プログラム記憶手段と、
    上記資格取得希望者に対し、上記学習プログラム記憶手段を参照して、上記実務経験に即した学習プログラムを配信する学習プログラム配信手段と、をさらに有する、
    請求項1乃至4いずれかの項に記載の建築技術資格者育成装置。
  6. 実務経験を要する建築技術の資格の取得を希望する資格取得希望者に対し、当該資格の取得に必要な学習プログラムを提供すると共に、所定の派遣先において実務経験を提供することにより、建築技術資格者を育成する方法であって、
    上記資格取得希望者による上記資格の試験に対応した学習プログラムの受講状況を記憶する学習状況記憶手段、を有するコンピュータに対し、
    上記学習状況記憶手段を参照して、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を、当該作業を担当する人材として選定する処理と、
    上記選定された資格取得希望者が派遣先において得た実務経験を実務実績として実務実績記憶手段に登録する処理と、
    上記実務実績記憶手段を参照して、上記資格取得希望者が得た実務実績が上記資格の取得要件を満たす場合に、上記実務実績と共に、上記資格の取得要件を満たす旨の評価を出力する処理と、を実行する、
    ことを特徴とする建築技術資格者育成方法。
  7. 実務経験を要する建築技術の資格の取得を希望する資格取得希望者に対し、当該資格の取得に必要な学習プログラムを提供すると共に、所定の派遣先において実務経験を提供することにより、建築技術資格者を育成するプログラムであって、
    上記資格取得希望者による上記資格の試験に対応した学習プログラムの受講状況を記憶する学習状況記憶手段と、を有するコンピュータに対し、
    上記学習状況記憶手段を参照して、上記派遣先において提供される実務経験としての作業内容に基づき、当該作業内容に沿った学習プログラムを受講済みの資格取得希望者を、当該作業を担当する人材として選定する処理と、
    上記選定された資格取得希望者が派遣先において得た実務経験を実務実績として実務実績記憶手段に登録する処理と、
    上記実務実績記憶手段を参照して、上記資格取得希望者が得た実務実績が上記資格の取得要件を満たす場合に、上記実務実績と共に、上記資格の取得要件を満たす旨の評価を出力する処理と、を実行させる、
    コンピュータプログラム。
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