JP7304392B2 - 処理装置、処理方法及び処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、処理装置、処理方法及び処理プログラムに関する。
求職者に関連する職業を図式化して求職者に提示することで、求職者に関連する職業群を分かりやすく提示して、求職者が広い視野で職業を選択できるように支援する技術がある(例えば、特許文献1)。
特開2005-301571号公報
ここで、将来の少子高齢化に伴う労働力減少を見越し、これまで培った業務上スキルを活かして再就職を希望する高齢者と、労働力確保のために、要求するスキルとともに自社の社風に合う高齢者も雇いたいという事業者との円滑なマッチングを可能とする就職マッチングシステムが要望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、求職者のスキル及び価値観を判定し、求職者と求人との円滑なマッチングを可能とする処理装置、処理方法及び処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る処理装置は、事業者のサーバから、事業者が要求するスキルとスキルのボーダーラインと社風とを示した求人に関する求人情報を受け付け、求職者が使用する端末装置から、求職者の職務経歴及び保有資格を含むユーザ情報を受け付ける受付部と、求職者が使用する端末装置に、スキル及び価値観に関するテストを提供する提供部と、求職者のテスト結果を基に、求職者のスキルを数値化するとともに、求職者の価値観を判定する判定部と、判定部によって数値化された求職者のスキル及び判定部によって判定された求職者の価値観を基に、求職者と求人とのマッチングを行い、マッチング結果を、求職者が使用する端末装置及び事業者のサーバに通知するマッチング部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、求職者のスキル及び価値観を判定し、求職者と求人との円滑なマッチングを可能とする。
図1は、実施の形態に係る処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、図1に示すサーバの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、求人情報のデータ構成の一例を示す図である。 図4は、ユーザ情報のデータ構成の一例を示す図である。 図5は、図1に示す端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 図6は、端末装置の画面に表示されるマッチング結果の一例を示す図である。 図7は、端末装置の画面に表示される提案カリキュラムの一例を示す図である。 図8は、実施の形態における処理システムの処理の流れを説明する図である。 図9は、実施の形態における処理システムの処理の流れを説明する図である。 図10は、実施の形態における処理システムの処理の流れを説明する図である。 図11は、実施の形態に係る処理方法の処理手順を示すシーケンス図である。 図12は、実施の形態におけるカリキュラム提示処理の処理手順を示すシーケンス図である。 図13は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願に係る処理装置、処理方法及び処理プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本願に係る処理装置、処理方法及び処理プログラムが限定されるものではない。
以下の実施の形態では、実施の形態における処理システム及び処理方法の処理の流れを順に説明し、最後に実施の形態による効果を説明する。
[実施の形態]
まず、実施の形態について説明する。実施の形態では、就職マッチングシステムについて説明する。実施の形態では、一例として、将来の少子高齢化に伴う労働力減少を見越して、これまで培った業務上スキルを活かして再就職を希望する高齢者と、労働力確保のために、要求するスキルとともに自社の社風に合う高齢者も雇いたいという事業者とのマッチングを行う就職マッチングシステムについて説明する。
実施の形態では、プラットフォーマーのサーバが、求職者に対し、スキル及び価値観に関するテストを提供することで、求職者のスキルを判定するとともに、求職者の価値観を判定し、求職者のスキル及価値観と、事業者からの求人とのマッチングを行う。これによって、サーバは、求職者のスキル及び価値観を判定し、求職者と求人との円滑なマッチングを可能とする。
[処理システムの構成]
実施の形態における処理システムの構成を説明する。図1は、実施の形態における処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、実施の形態における処理システムは、求職者が使用する端末装置20と、複数の事業者のサーバ30A,30Bからの求人と求職者とのマッチングを行うプラットフォーマーのサーバ10(処理装置)とを有する。また、図1に示す構成は一例にすぎず、具体的な構成や各装置の数は特に限定されない。
事業者のサーバ30A,30Bは、ネットワークを介して、サーバ10と通信を行う。サーバ30A,30Bは、サーバ10に求人情報を送信することで、求人を行う。サーバ30A,30Bは、サーバ10から、マッチング結果を受信する。また、サーバ30A,30Bは、求職者によるスキル補充のための学習カリキュラムの学習状況を受信する。例えば、サーバ30Aは、例えば、建築業向けの工具店Aのサーバである。また、サーバ30Bは、建築業界に特化したIT企業Bのサーバである。
端末装置20は、ノートPC(Personal Computer)やデスクトップPC等の情報処理装置や、タブレット、スマートフォン等のスマートデバイスである。端末装置20は、ネットワーク等を介して、プラットフォーマーのサーバ10に接続し、求職者の職務経歴及び保有資格を含むユーザ情報を送信する。端末装置20は、スキル及び価値観に関するテストの回答の入力を受け付け、テストの回答をサーバ10に送信する。端末装置20は、サーバ10による、求人と求職者とのマッチング結果を出力する。
また、端末装置20は、サーバ10から、求職者のスキルのうち不足するスキルを補う学習カリキュラムの提示を受ける。サーバ10は、求職者によってカリキュラムの受講が要求された場合、学習カリキュラムの映像の出力や、確認テストの出力及び回答の受付を行うことで、求職者による学習カリキュラムの受講を可能とする。
サーバ10は、事業者のサーバ30A,30Bから、求人情報を受け付ける。求人情報は、事業者が要求するスキルとスキルのボーダーラインと社風とを示した求人に関するものである。スキルは、資格、業務能力、認知力及び適応力の少なくともいずれか一つである。認知力は、遂行力、記憶力、思考力、判断力、理解力、計算能力、学習能力、言語能力である。適応力は、環境に合わせ行動や考え方を上手く切り替えて対応できる能力のことである。また、サーバ10は、端末装置20からユーザ情報を受け付ける。ユーザ情報は、職務経歴及び保有資格を含む情報である。
サーバ10は、端末装置20に、スキル及び価値観に関するテストを提供する。そして、サーバ10は、求職者のテスト結果を基に、求職者のスキルを数値化し、求職者の価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかを判定する。サーバ10は、数値化した求職者のスキル及び判定した求職者の価値観を基に、求職者と求人とのマッチングを行う。サーバ10は、マッチング結果を、端末装置20及び事業者のサーバ30A,30Bに通知する。
そして、サーバ10は、数値化したスキルが、求人のスキルのボーダーラインに満たない場合には、不足するスキルを補う学習カリキュラムを検索し、検索した学習カリキュラムを端末装置20に提示する。
[サーバ]
次に、サーバ10について説明する。図2は、図1に示すサーバ10の構成の一例を示すブロック図である。サーバ10は、通信部11、記憶部12及び制御部13を有する。
通信部11は、ネットワークを介して接続された他の装置(例えば、端末装置20、サーバ30A,30B)との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースである。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置である。なお、記憶部12は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)等のデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部12は、求人情報121、ユーザ情報122、テスト群123及びカリキュラム群124を有する。
求人情報121は、各事業者から送信された求人に関する情報であり、事業者が要求するスキルとスキルのボーダーラインと社風と求人元が求める人材とを示したものである。スキルは、資格、業務能力、認知力及び適応力との少なくともいずれか一つである。また、スキルは、運動能力を含んでもよい。社風とは、事業者が持っている、独自の雰囲気や価値観である。
図3は、求人情報121のデータ構成の一例を示す図である。求人情報は、図3に例示するように、事業者の識別情報、業務経験、資格、スキル及びスキルのボーダーライン、事業者の社風、求人元が求める人材の性格や人柄の項目を有する。例えば、工具店Aの求人情報は、建築業歴5年、現場想定スキル60点、経理スキル75点、基本的PCスキル50点、認知力70点、適応力70点であり、社風が、フラットである、であり、求める人材は、相手に共感できる、である。IT企業Bの求人情報は、建築業歴5年、資格が建築大工技能士であり、現場想定スキル75点、基本的PCスキル60点、認知力80点、適応力70点であり、社風が、風通しがよい、チャレンジ精神を積極的に応援であり、求める人材は、相手に共感できる、チャレンジ意欲がある、である。
ユーザ情報122は、求職者の端末装置20から送信された各求職者のユーザ情報であり、各求職者の職務経歴及び保有資格を含む。図4は、ユーザ情報122のデータ構成の一例を示す図である。求人情報は、図4に例示するように、ユーザID、年齢、保有する資格、スキル、価値観の項目を有する。例えば、ユーザUについてユーザ情報は、年齢が66歳、大工経験30年、建築大工技能士保有、現場想定スキル92点、経理スキル86点、基本的PCスキル55点、認知力82点、適応力79点であり、価値観が共感型、挑戦思考である。なお、現場想定スキル、経理スキル、基本的PCスキル、認知力、適応力、価値観は、サーバ10によって各種テストに対するユーザUの回答を基に、数値化及び判定される。
テスト群123は、スキル及び価値観に関する各種テストである。テスト群123は、現場想定スキルを数値化するためのテスト、経理スキルを数値化するためのテスト、基本的PCスキルを数値化するためのテスト、認知力を数値化するためのテスト、適応力を数値化するためのテスト、価値観を判定するテストを含む。
スキルを数値化するテストとして、例えば、技能検定テストがある。また、認知力を数値化するためのテストとして、時間の見当識、手がかり再生、時計描画という3つの検査項目をテストし、記憶力や判断力を測定するテストがある。また、学習済みの各種モデルを用いて、科学的なエビデンスを基に、テスト受講者の能力を評価し、テスト受講者の資質、スキルを数値化するテストがある。
また、心理テスト等に対する求職者の回答と、各回答に対応する価値観及び価値観のレベル値とを予め対応させたデータとを比較し、価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかを判定するテストがある。価値観のレベル値は、心理テストなどの結果を統計的に処理して設定された値であるほか、具体的な指標に従って設定された値であってもよい。また、求人元の事業者内の勤務者にもテストを受講させた結果を基に、求人元の事業者内の勤務者の価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかを判定し、勤務者の価値観を統合することでその事業者の社風を求め、学習済みの各種モデルを用いて、求職者のテスト結果から、事業者の社風に合うか否かを判定するテストがある。このテストでは、求職者のテスト結果より、求人元の事業者内のどの勤務者に価値観が似ているかも判定できる。
カリキュラム群124は、各種スキルを補完するための各種学習カリキュラムである。学習カリキュラムには、映像講座、確認テスト、合格レベルなどが含まれる。学習カリキュラムは、サーバ10によって、各求職者の端末装置20に提供される。
学習カリキュラムとして、例えば、現場想定スキルを補完するためのカリキュラム、経理スキルを補完するためのカリキュラム、基本的PCスキルを補完するためのカリキュラム、認知力を補充するためのカリキュラム、適応力を補充するためのカリキュラム等がある。また、現代社会の価値観を学べる情操教育のカリキュラムもあり、適応力の向上を図ることも可能である。学習カリキュラムは、接客を学習するためのカリキュラムや、各求人元の事業者の業種に対する理解を深めるためのカリキュラム等、就業に関して必要なスキルを補完するために、多岐に渡る。
制御部13は、サーバ10全体を制御する。制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路である。また、制御部13は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、内部メモリを用いて各処理を実行する。また、制御部13は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。制御部13は、受付部131、テスト提供部132(提供部)、判定部133、マッチング部134及びカリキュラム提示部135(提示部)を有する。
受付部131は、事業者のサーバ30A,30Bから、事業者が要求するスキルとスキルのボーダーラインと事業者の社風とを示した求人に関する求人情報を受け付ける。受付部131は、求職者が使用する端末装置20から、求職者の職務経歴及び保有資格を含むユーザ情報を受け付ける。
テスト提供部132は、求職者の端末装置20に、スキル数値化及び価値観判定のために、スキル及び価値観に関するテストを提供する。例えば、テスト提供部132は、求職者のユーザ情報を基に、求職者の業務能力を数値化するためのテストのほか、現場想定スキルを数値化するためのテスト、経理スキルを数値化するためのテスト、基本的PCスキルを数値化するためのテスト、認知力を数値化するためのテスト、適応力を数値化するためのテスト、求職者の価値観が該当する価値観を判定するテストを含む。
判定部133は、求職者のテスト結果を基に、求職者のスキルを数値化するとともに、記求職者の価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかを判定する。例えば、回答結果とスキルの数値とは予め対応付けて設定されている。判定部133は、現場想定スキルを数値化するためのテスト、経理スキルを数値化するためのテスト、基本的PCスキルを数値化するためのテスト、認知力を数値化するためのテスト、適応力を数値化するためのテストに対する求職者の回答を基に、各スキルをそれぞれ数値化する。また、判定部133は、価値観を判定するテストに対する求職者の回答を基に、求職者の価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかと価値観のレベル値とを判定する。
マッチング部134は、判定部133によって数値化された求職者のスキルと、判定部133によって判定された求職者の価値観とを基に、求職者と求人とのマッチングを行う。マッチング部134は、判定部133によって判定された求職者の価値観の種別と価値観のレベル値とを基に、求職者の価値観が求人元の事業者の社風と合うかを判定する。例えば、予め、事業者ごとに、事業者にマッチする価値観の種別とそのレベル値との組み合わせリストが設定されている。マッチング部134は、組み合わせリストと、判定部133による求職者の価値観の種別とそのレベル値とを照合して、求職者の価値観が求人元の事業者の社風にマッチすると判定してもよい。例えば、マッチング部134は、判定部133による求職者の価値観と、組み合わせリストの事業者の価値観の種別とが一致し、求職者の価値観のレベル値が事業者の価値観のレベル値以上であった場合、求職者が求人元の事業者にマッチすると判定する。また、マッチング部134は、求人元の事業者内の勤務者に対する価値観が判定済みである場合には、求職者の価値観と求人元の事業者内の勤務者の価値観との類似度を求め、求めた類似度が所定値以上である場合に、求職者の価値観が求人元の事業者にマッチすると判定してもよい。マッチング部134は、判定部133によって判定された求職者の価値観を用いて、求職者の価値観と、求人元の事業者が求める人材の性格とがマッチするかを判定してもよい。そして、マッチング部134は、マッチング結果を、求職者が使用する端末装置20、及び、事業者のサーバ30A,30Bに通知する。これによって、求職者及び事業者は、求職者と求人とのマッチング結果を認識することができ、求職者による応募や、事業者によるスカウト等に進むことができる。
マッチング部134は、判定部133によって数値化された求職者のスキルが、求人に示されたスキルのボーダーラインに満たない場合には、不足するスキルを、求職者が使用する端末装置20に通知する。これによって、求職者は、自身のスキルのうち、不足するスキルを適切に認識することができる。
カリキュラム提示部135は、判定部133によって数値化された求職者のスキルが、求人のスキルのボーダーラインに満たない場合には、求職者に不足するスキルを補う学習カリキュラムを検索する。カリキュラム提示部135は、検索した学習カリキュラムを求職者が使用する端末装置20に、受講可能に提示する。
これによって、求職者は、求職者自身が検索するという煩雑な処理を行わずとも、自身に不足するスキルを補う学習カリキュラムを認識することができる。また、求職者は、提示された学習カリキュラムを受講することで、自身に不足するスキルを効率的に学ぶことができ、就職への足掛かりとすることができる。また、事業者は、求職者に不足するスキルに対してのみ求職者に学習を行わせるため、既定の学習を一律に行わせる場合と比して、学習コストを減らすことができる。
[端末装置]
次に、端末装置20の構成について説明する。図5は、図1に示す端末装置20の構成の一例を示すブロック図である。端末装置20は、通信部21、入出力部22、記憶部23及び制御部24を有する。
通信部21は、有線または無線にて他の装置との間で通信を行う。通信部21は、ネットワーク等を介して接続された他の装置(例えば、サーバ10)との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースである。
入出力部22は、ユーザの操作によって情報の入力を受け付けるとともに、情報を表示出力して、ユーザに情報を提示する。入出力部22は、例えば、ディスプレイ、スピーカー、マイク、タッチパネル等の入出力デバイスである。
記憶部23は、HDD、SSD、光ディスク等の記憶装置である。なお、記憶部23は、RAM、フラッシュメモリ、NVSRAM等のデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部23、端末装置20を使用する求職者の職務経歴及び保有資格を含むユーザ情報231、ユーザが受講したテストに関するテスト情報232、サーバ10による求人とのマッチング結果233、及び、受講したカリキュラムの受講履歴等を含むカリキュラム受講情報234を有する。
制御部24は、端末装置20全体を制御する。制御部24は、例えば、CPU、MPUの電子回路や、ASIC、FPGA等の集積回路である。また、制御部24は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、内部メモリを用いて各処理を実行する。また、制御部24は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。
制御部24は、ユーザ情報受付部241、テスト受講部242、マッチング結果出力部243及びカリキュラム受講部244を有する。
ユーザ情報受付部241は、求職者による端末装置20の操作を受け付けることで、求職者の職務経歴及び保有資格を含むユーザ情報の入力を受け付ける。
テスト受講部242は、入出力部22を介して、サーバ10から提供されたテスト内容を出力するとともに、求職者による回答の入力を受け付ける。テスト受講部242は、テストの回答を、求職者のIDを付してサーバ10に送信する。
マッチング結果出力部243は、この端末装置20を使用する求職者と事業者による求人とのマッチング結果をサーバ10から受信し、受信したマッチング結果を入出力部22から出力する。
図6は、端末装置20の画面に表示されるマッチング結果の一例を示す図である。図6に示すように、端末装置20の画面には、例えば、求職者にマッチした事業者またはマッチする可能性が高い事業者、マッチング結果、各事業者が求める人材、及び、必要なスキルの一覧表が表示される。例えば、工具店Aについては、求職者に対して、スキルも能力も十分だが社風が合っていない、という結果が示される。また、IT企業Bについては、基本的PCスキルは不足だが社風は合っているという結果が示される。
カリキュラム受講部244は、サーバ10から、不足するスキルを補う学習カリキュラムを提示されると、提示された学習カリキュラムを入出力部22に出力させることで、学習カリキュラムの受講を提案する。
図7は、端末装置20の画面に表示される提案カリキュラムの一例を示す図である。例えば、端末装置20の画面には、事業者ごとに、不足するスキル及び能力と、求人への応募欄と、提案カリキュラムの受講希望欄が一覧表示される。例えば、工具店Aについては、不足するスキル及び能力として「接客」が表示される。また、IT企業Bについては、不足するスキル及び能力として「基本PCスキル」と不足点(5点)が表示される。これによって、求職者は、IT企業Bの求人が要求するスキルのうち、基本PCスキルが5点不足していることを認識することができる。
各応募欄には、応募ボタンK1,K2が表示される。求職者は、この応募ボタンK1,K2を選択することで、工具店AまたはIT企業Bへの応募する旨を、端末装置20からサーバ10に送信することができる。
また、各受講希望欄には、不足するスキル補充を補充可能である学習カリキュラムが表示される。例えば、工具店Aについては、学習カリキュラムとして、接客セミナーが提案されており、求職者は、接客セミナーを受講する場合には、受講するボタンK11を選択する。また、IT企業Bについては、学習カリキュラムとして、基本PC中級講座が提案されており、求職者は、基本PC中級講座を受講する場合には、受講するボタンK12を選択する。
例えば、受講するボタンK12が求職者によって選択された場合、カリキュラム受講部244は、基本PC中級講座の受講要求を、求職者のIDを付してサーバ10に送信する。そして、端末装置20とサーバ10との間において通信を行うことによって、カリキュラム受講部244は、基本PC中級講座の映像や確認テストを提供する。
[処理の流れ]
図8~図10は、実施の形態における処理システムの処理の流れを説明する図である。66歳のユーザUが求職者である場合を例に、処理システムの処理の流れを説明する。
ユーザUは、65歳で定年退職したが、老後の資金に不安があるため再就職したいと考えている。ユーザUは、前職において自営業で大工をしていたが、今後の体力に不安があるため、現場仕事ではないながらも、前職の知識を活かした職に就きたいとの希望、新しいことにチャレンジしたいという希望を持つ。
そこで、サーバ10は、ユーザUのスキルの数値化、及び、価値観の判定を行う。具体的には、ユーザUにテストを受講してもらい(図8の(1))、前職のスキルを数値化し、高齢者として能力を数値化、価値観を判定する(図8の(2))。
例えば、サーバ10は、ユーザUの大工としての経験やスキルをテストにより数値化する。ユーザUは、自営業をしていたため、経営に関する経験やスキルもテストにより数値化する。テストの結果、例えば、ユーザUの現場想定スキルは92点であり、経理スキルは86点と数値化できる。また、サーバ10は、年齢により衰えてくる認知力及び適応力をテストにより数値化する。さらに、サーバ10は、価値観をテストにより判定する。テストの結果、例えば、ユーザUの認知力82点であり、適応力80点であり、価値観は、共感型及び挑戦思考であることが判定できる。
続いて、サーバ10は、図9に示すように、数値化したスキル及び能力と、判定した価値観から、就職先をマッチングする。サーバ10は、数値化したスキル及び能力を基に、事業者側で定めている必要スキル及び能力と一致しているかを判定する。具体的には、サーバ10は、事業者側が設定した、スキル及び能力のボーダースコアと、数値化したユーザUのスキル及び能力の数値とを比較する。例えば、IT企業Bの必要スキル及び能力のボーダーラインは、現場想定スキルが75点であり、基本的PCスキルが60点であり、認知力が80点であり、適応力が70点である。
さらに、サーバ10は、ユーザの価値観を基に、各事業者の社風とのマッチングを行う。サーバ10は、判定したユーザUの価値観が、各事業者の社風と合っているかを判定する。例えば、IT企業Bの社風は、風通しがよい、チャレンジ精神を積極的に応援である。
この場合、サーバ10は、ユーザUに対し、建築業向けの工具店Aについては(図3参照)、図4に示すように、スキルも能力も十分だが、社風が合っていないと判定する。そして、サーバ10は、ユーザUに対し、建築業界特化のIT企業Bについては(図3参照)、基本的PCスキルは不足するが、社風は合っていると判定する。
ここで、サーバ10は、ユーザUに不足するスキル及び能力を保管するために、学習カリキュラムをユーザUに提案する。具体的には、サーバ10は、事業者が設定したスキル及び能力のボーダースコアに届いていないスキル及び能力を学習カリキュラムにより補完する。
例えば、ユーザUがIT企業Bを希望した場合には、基本的PCスキルがボーダーに届いていないので、それを補充するための基本PCスキルを学べるカリキュラムをユーザUに提案する(図10の(1))。また、ユーザUの価値観と、現代社会との価値観との間に乖離がある場合、サーバ10は、情操教育のためのカリキュラムを提案する。例えば、求職者の適応力が足りない場合、サーバ10は、現代の価値観を学べる情操教育のカリキュラムを提案する。
[実施の形態に係る処理方法の処理手順]
図11は、実施の形態に係る処理方法の処理手順を示すシーケンス図である。図11に示すように、サーバ10は、事業者のサーバ30A,30Bから求人情報を受け付けると(ステップS1,S2)、受け付けた求人情報を、記憶部12の求人情報121に登録する(ステップS3)。また、サーバ10は、求職者が使用する端末装置20から、ユーザ情報を受け付けると(ステップS4)、ユーザ情報を求職者のIDと対応付けて、記憶部12のユーザ情報122に登録する(ステップS5)。
続いて、サーバ10は、求職者の端末装置20に、スキル数値化及び価値観判定のために、スキル及び価値観に関するテストを提供する(ステップS6)。そして、端末装置20を用いて求職者がテストを受講し、端末装置20は、テストの回答を、求職者のIDを付してサーバ10に送信する(ステップS7)。
サーバ10は、求職者のテスト結果を基に、求職者のスキルを数値化するとともに、前記求職者の価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかを判定する(ステップS8,S9)。サーバ10は、ステップS8において数値化された求職者のスキル、ステップS9において判定された求職者の価値観を基に、求職者と求人とのマッチングを行う(ステップS10)。
サーバ10は、マッチング結果を、求職者が使用する端末装置20、及び、事業者のサーバ30A,30Bに通知する(ステップS11,S12,S13)。端末装置20では、例えば、図6に示すような一覧表がマッチング結果として出力される(ステップS14)。
[カリキュラム提示処理の処理手順]
図12は、実施の形態におけるカリキュラム提示処理の処理手順を示すシーケンス図である。
図12に示すように、サーバ10は、図11のステップS8において数値化された求職者のスキルが、求人のスキルのボーダーラインに満たさないか否かを判定する(ステップS21)。求職者のスキルが、求人のスキルのボーダーラインに満たす場合(ステップS21:No)、カリキュラム提示処理を終了する。
求職者のスキルが、求人のスキルのボーダーラインに満たさない場合(ステップS21:Yes)、サーバ10は、求職者に不足するスキルを補う学習カリキュラムを検索する(ステップS22)。
サーバ10は、検索した学習カリキュラムを求職者が使用する端末装置20に提示する(ステップS23)。そして、サーバ10は、端末装置20から、提示した学習カリキュラムの受講要求を受け付けると(ステップS24)、端末装置20との通信を行うことによって、受講を要求された学習カリキュラムの受講として、講座の映像や確認テストを提供する(ステップS25)。
サーバ10は、求職者による学習カリキュラムが終了したか否かを判定する(ステップS26)。求職者による学習カリキュラムが終了していない場合には(ステップS26:No)、ステップS25に戻り、学習カリキュラムの提供を継続する。
また、求職者による学習カリキュラムが終了した場合(ステップS26:Yes)、サーバ10は、事業者のサーバ(例えば、IT企業Bのサーバ30B)に、求職者によるカリキュラムの終了通知を送信して(ステップS27)、処理を終了する。
[実施の形態の効果]
このように、実施の形態では、プラットフォーマーのサーバ10が、求職者に対し、スキル及び価値観に関するテストを提供することで、求職者のスキルを判定するとともに、求職者の価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかを判定し、求職者のスキル及価値観と、事業者からの求人とのマッチングを行う。これによって、サーバ10によれば、求職者のスキル及び価値観を自動的に判定することで、求職者と求人との円滑なマッチングを可能とする。
また、サーバ10は、マッチング結果を、求職者が使用する端末装置20、及び、事業者のサーバ30A,30Bに通知する。これによって、求職者及び事業者は、求職者と求人とのマッチング結果を認識することができ、スムーズに、求職者による応募や、事業者によるスカウト等に進むことができる。
また、サーバ10は、数値化された求職者のスキルが、求人に示されたスキルのボーダーラインに満たない場合には、不足するスキルを、求職者が使用する端末装置20に通知する。これによって、求職者は、自身のスキルのうち、不足するスキルを適切に認識することができる。
さらに、サーバ10は、求職者のスキルが、求人のスキルのボーダーラインに満たない場合には、求職者に不足するスキルを補う学習カリキュラムを検索し、検索した学習カリキュラムを求職者が使用する端末装置20に、受講可能に提示する。これによって、求職者は、自身に不足するスキルを補う学習カリキュラムを、求職者自身が検索せずともよくなる。また、求職者は、提示された学習カリキュラムを受講することで、自身に不足するスキルを効率的に学ぶことができ、スキルアップを図ることができるとともに、就職への足掛かりとすることができる。また、事業者は、求職者に不足するスキルに対してのみ求職者に学習を行わせるため、既定の学習を一律に行わせる場合と比して、学習コストを減らすことができる。
また、サーバ10は、スキルとして、資格及び業務能力のほか、認知力と適応力との少なくともいずれか一つをさらに含めて、求職者にテストを受講させる。これによって、サーバ10は、求職者の認知力、適応力についての数値化が可能となる。求職者が高齢者の場合には、認知力、適応力といった能力の衰えは避けられない。そこで、サーバ10は、高齢者ならではの能力の衰えを計りつつ、求人とのマッチングを行うため、求人元の事業者は、業務に必要な認知力、適応力を有する人材を確保することができる。
サーバ10は、求職者にテストを受講させることで、価値観を判定する。サーバ10は、求職者の価値観と、求人元の社風とが合うか否かについてもマッチングを行う。このため、求職者は、自身で情報を集めずとも、価値観が合う企業を判別することができる。また、求人元の事業者は、自社の社風に合った人材を確保することができる。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUやGPU及び当該CPUやGPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
また、上記実施形態において説明したサーバ10及び端末装置20が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、実施形態におけるサーバ10及び端末装置20が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
図13は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図13に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
メモリ1010は、図13に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図13に例示するように、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ここで、図13に例示するように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、上記の、プログラムは、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。
また、上記実施形態で説明した各種データは、プログラムデータとして、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、各種処理手順を実行する。
なお、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
上記の実施形態やその変形は、本願が開示する技術に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10、30A,30B サーバ
11,21 通信部
12,23 記憶部
13,24 制御部
20 端末装置
22 入出力部
121 求人情報
122,231 ユーザ情報
123 テスト群
124 カリキュラム群
131 受付部
132 テスト提供部
133 判定部
134 マッチング部
135 カリキュラム提示部
232 テスト情報
233 マッチング結果
234 カリキュラム受講情報
241 ユーザ情報受付部
242 テスト受講部
243 マッチング結果出力部
244 カリキュラム受講部

Claims (4)

  1. 事業者のサーバから、前記事業者が要求するスキルと前記スキルのボーダーラインと社風とを示した求人に関する求人情報を受け付け、求職者が使用する端末装置から、前記求職者の職務経歴及び保有資格を含むユーザ情報を受け付ける受付部と、
    前記求職者が使用する端末装置に、前記スキル及び価値観に関するテストを提供する提供部と、
    前記求職者のテスト結果を基に、前記求職者のスキルを数値化するとともに、前記求職者の価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかを判定する判定部と、
    前記判定部によって数値化された前記求職者のスキル及び前記判定部によって判定された求職者の価値観を基に、前記求職者と前記求人とのマッチングを行い、マッチング結果を、前記求職者が使用する端末装置及び前記事業者のサーバに通知し、前記判定部によって数値化された前記求職者のスキルが、前記求人に示されたスキルのボーダーラインに満たない場合には、不足するスキルを、前記求職者が使用する端末装置に通知するマッチング部と、
    前記判定部によって数値化された前記求職者のスキルが、前記求人に示されたスキルのボーダーラインに満たない場合には、前記求職者に不足するスキルを補う学習カリキュラムを検索し、検索した学習カリキュラムを前記求職者が使用する端末装置に提示し、前記求職者が使用する端末装置に、前記検索した学習カリキュラムに含まれる講座の映像、確認テストを出力させ、前記確認テストの出力及び回答の受け付けを行う提示部と、
    を有し、
    前記提示部は、前記求職者による前記学習カリキュラムの受講が終了した場合、前記求職者による前記学習カリキュラムの終了通知を前記事業者のサーバに送信することを特徴とする処理装置。
  2. 前記スキルは、資格、業務能力、認知力及び適応力の少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 処理装置が実行する処理方法であって、
    事業者のサーバから、前記事業者が要求するスキルと前記スキルのボーダーラインと社風とを示した求人に関する求人情報を受け付け、求職者が使用する端末装置から、前記求職者の職務経歴及び保有資格を含むユーザ情報を受け付ける受付工程と、
    前記求職者が使用する端末装置に、前記スキル及び価値観に関するテストを提供する提供工程と、
    前記求職者のテスト結果を基に、前記求職者のスキルを数値化するとともに、前記求職者の価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかを判定する判定工程と、
    前記判定工程において数値化された前記求職者のスキル及び前記判定工程において判定された求職者の価値観を基に、前記求職者と前記求人とのマッチングを行い、マッチング結果を、前記求職者が使用する端末装置及び前記事業者のサーバに通知し、前記判定工程において数値化された前記求職者のスキルが、前記求人に示されたスキルのボーダーラインに満たない場合には、不足するスキルを、前記求職者が使用する端末装置に通知するマッチング工程と、
    前記判定工程において数値化された前記求職者のスキルが、前記求人に示されたスキルのボーダーラインに満たない場合には、前記求職者に不足するスキルを補う学習カリキュラムを検索し、検索した学習カリキュラムを前記求職者が使用する端末装置に提示し、前記求職者が使用する端末装置に、前記検索した学習カリキュラムに含まれる講座の映像、確認テストを出力させ、前記確認テストの出力及び回答の受け付けを行う提示工程と、
    を含み、
    前記提示工程は、前記求職者による前記学習カリキュラムの受講が終了した場合、前記求職者による前記学習カリキュラムの終了通知を前記事業者のサーバに送信することを特徴とする処理方法。
  4. 事業者のサーバから、前記事業者が要求するスキルと前記スキルのボーダーラインと社風とを示した求人に関する求人情報を受け付け、求職者が使用する端末装置から、前記求職者の職務経歴及び保有資格を含むユーザ情報を受け付ける受付ステップと、
    前記求職者が使用する端末装置に、前記スキル及び価値観に関するテストを提供する提供ステップと、
    前記求職者のテスト結果を基に、前記求職者のスキルを数値化するとともに、前記求職者の価値観が複数の価値観のうちいずれに該当するかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて数値化された前記求職者のスキル及び前記判定ステップにおいて判定された求職者の価値観を基に、前記求職者と前記求人とのマッチングを行い、マッチング結果を、前記求職者が使用する端末装置及び前記事業者のサーバに通知し、前記判定ステップにおいて数値化された前記求職者のスキルが、前記求人に示されたスキルのボーダーラインに満たない場合には、不足するスキルを、前記求職者が使用する端末装置に通知するマッチングステップと、
    前記判定ステップにおいて数値化された前記求職者のスキルが、前記求人に示されたスキルのボーダーラインに満たない場合には、前記求職者に不足するスキルを補う学習カリキュラムを検索し、検索した学習カリキュラムを前記求職者が使用する端末装置に提示し、前記求職者が使用する端末装置に、前記検索した学習カリキュラムに含まれる講座の映像、確認テストを出力させ、前記確認テストの出力及び回答の受け付けを行い、前記求職者による前記学習カリキュラムの受講が終了した場合、前記求職者による前記学習カリキュラムの終了通知を前記事業者のサーバに送信する提示ステップと、
    をコンピュータに実行させるための処理プログラム。
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