JP2003331093A - 職業適性能力開発システムを用いたキャリアカウンセリングシステム及び方法、職業適性能力開発システムを用いた採用者選択支援システム及び方法 - Google Patents

職業適性能力開発システムを用いたキャリアカウンセリングシステム及び方法、職業適性能力開発システムを用いた採用者選択支援システム及び方法

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JP2003331093A
JP2003331093A JP2002136058A JP2002136058A JP2003331093A JP 2003331093 A JP2003331093 A JP 2003331093A JP 2002136058 A JP2002136058 A JP 2002136058A JP 2002136058 A JP2002136058 A JP 2002136058A JP 2003331093 A JP2003331093 A JP 2003331093A
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job
course
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career
registered
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Keiichi Nakamura
圭一 中村
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KYOIKU KAGAKU KENKYUSHO KK
Original Assignee
KYOIKU KAGAKU KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 企業側で必要とされる求人条件に適合するよ
うに、各個人の固有なキャリア履歴に応じた適切な追加
的履修カリキュラムを利用者に対して助言する職業適性
能力開発システムを用いたキャリアカウンセリングシス
テムを提供する。 【解決手段】 キャリア要件の提示された職種並びに待
遇の登録された企業求人データベース40と、利用者に
より選択された職種並びに待遇を条件として、企業求人
データベース40内部に登録された企業求人情報を検索
する求職検索部14と、前記検索された企業求人情報に
おけるキャリア要件を充足させるのに必要とされる、前
記利用者の個人キャリア履歴に対して追加的な履修カリ
キュラムを選定する履修科目選定部20とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信業界やベ
ンチャー企業のように企業側で必要とされる職務スキル
が数年程度で劇的に変化するような状況に用いて好適な
職業適性能力開発システムを用いたキャリアカウンセリ
ングシステム及び方法に関し、特に個人キャリア履歴に
応じて適切な追加的履修カリキュラムを利用者に対して
助言する職業適性能力開発システムを用いたキャリアカ
ウンセリングシステム及び方法に関する。また本発明
は、情報通信業界やベンチャー企業のように企業側で必
要とされる職務スキルが数年程度で劇的に変化するよう
な状況に用いて好適な採用者選択支援システム及び方法
に関し、特に採用者側で各求職者の個人キャリア履歴に
応じて適切な追加的履修カリキュラムがどの程度必要か
判別できる職業適性能力開発システムを用いた採用者選
択支援システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】戦後の高度成長期から最近の円高ショッ
クまでの期間、日本国の大企業を中心とする企業集団に
おいては、いわゆる終身雇用制度が維持できていた。即
ち、企業の人事部門が定める人事施策に基づいて、従業
員の教育を行ったり配置転換を行って、その時々の経済
環境に応じた従業員体制により、顧客に対して商品や役
務を提供していた。
【0003】しかし、近年のボーダレス化のもと、製造
業においては世界最適生産に基づいて最適生産地が選定
されるようになり、日本国内の製造業においては生産拠
点が、消費地に近い欧米や生産コストの低廉な東南アジ
アや東アジア諸国に移転している。その結果、製造業の
雇用吸収力は大幅に低下してきており、サービス業に対
する雇用吸収期待が高まっている。一方、サービス業に
おいても既存の流通業や建設業では雇用吸収力が低下し
てきており、従前の教育や職務経験にて得られた職務ス
キルの価値が大幅に低下してきている。他方、情報通信
業界やベンチャー企業においては、技術革新が急激な勢
いで進んでおり、必要な職務スキルを有する労働者や経
営者に対する需要が大幅に高まってきている。このよう
な業界においては、適者生存の原則のもと、世界市場を
先導する強者によって事実上の標準が定められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような事
実上の標準の教育は、同業者においては自社競争力を自
ら否認することにもなり、社内教育により実施すること
は困難である。特に終身雇用制度を前提とした社内教育
では、競業他社の技術やノウハウの伝授が充分できない
と共に、従業員においても社内教育の履修実績が社内で
しか通用力を有していないという課題があった。この場
合、雇用主である企業が存続していれば社内教育は投資
として有益であるが、雇用主である企業が破綻すれば従
業員の職務スキルや社内教育の履修実績は霧散してしま
い、次の勤務先への転職や企業設立の場合において充分
に役立てることは困難であった。
【0005】本発明は上述する課題を解決したもので、
第1の目的は、企業側で必要とされる求人条件に適合す
るように、各個人の固有なキャリア履歴に応じた適切な
追加的履修カリキュラムを利用者に対して助言する職業
適性能力開発システムを用いたキャリアカウンセリング
システム及び方法を提供することである。第2の目的
は、求職者の個人キャリア履歴に応じて追加的履修カリ
キュラムをどの程度施せば、戦力として役立つ従業員と
なりえるか採用者側で判別できる職業適性能力開発シス
テムを用いた採用者選択支援システム及び方法を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した第1の目的を達
成するために本発明の職業適性能力開発システムを用い
たキャリアカウンセリングシステムは、例えば図1に示
すように、キャリア要件の提示された職種並びに待遇の
登録された企業求人データベース40と、利用者により
選択された職種並びに待遇を条件として、企業求人デー
タベース40内部に登録された企業求人情報を検索する
求職検索部14と、前記検索された企業求人情報におけ
るキャリア要件を充足させるのに必要とされる、前記利
用者の個人キャリア履歴に対して追加的な履修カリキュ
ラムを選定する履修科目選定部20とを備えている。
【0007】このように構成されたキャリアカウンセリ
ングシステムにおいては、企業求人データベース40に
はキャリア要件の提示された職種並びに待遇が登録され
ている。利用者は求職検索部14により企業求人データ
ベース40内部に登録された企業求人情報を検索して、
検索された企業求人情報に基づいて利用者が就業したい
企業求人情報を選定する。履修科目選定部20は、利用
者が就業したい企業求人情報のキャリア要件を充足させ
るのに必要とされる、前記利用者の個人キャリア履歴に
対して追加的な履修カリキュラムを選定する。追加的な
履修カリキュラムは、例えば職業適性能力開発システム
(クレデンシャルシステム)に採用されている履修カリ
キュラムから選定されるとよい。
【0008】本発明のキャリアカウンセリングシステム
において、さらに、個人キャリア履歴の登録された個人
キャリアデータベース42を備え、履修科目選定部20
は、個人キャリアデータベース42に登録された前記利
用者の個人キャリア履歴を用いて前記追加的な履修カリ
キュラムを選定する構成とすると、利用者の個人キャリ
ア履歴が個人キャリアデータベースに登録されているの
で、利用者に対する職業適性能力開発システムを用いた
キャリアカウンセリングが迅速に行える。
【0009】本発明のキャリアカウンセリングシステム
において、さらに、高等教育機関又は職業教育機関にお
ける履修カリキュラムの登録された履修科目データベー
ス44を有し、履修科目選定部20は履修科目データベ
ース44に登録された履修カリキュラムの中から前記利
用者の履修する前記追加的な履修カリキュラムを選定す
る構成とすると、履修科目データベース44には高等教
育機関又は職業教育機関における履修カリキュラムの登
録されているので、利用者の追加的な履修カリキュラム
の履修負担が明確に把握できる。
【0010】本発明のキャリアカウンセリングシステム
において、さらに、履修負担算定部21により、履修科
目選定部20で選定された履修カリキュラムを前記利用
者が履修するのに必要な期間と費用を算定する構成とす
ると、利用者が就業したい企業求人情報のキャリア要件
を充足させるのに必要とされる、履修カリキュラム並び
に履修するのに必要な期間と費用が把握できる。
【0011】好ましくは、本発明のキャリアカウンセリ
ングシステムにおいて、履修科目データベース44は、
高等教育機関又は職業教育機関における履修カリキュラ
ムに関する費用と期間が登録されており、履修負担算定
部21は、前記利用者の履修する前記追加的な履修カリ
キュラムの費用と期間を算定する構成とすると、履修負
担算定部21により利用者の追加的な履修カリキュラム
の履修負担、特に費用、期間、並びに高等教育機関又は
職業教育機関が明確に把握できる。
【0012】上記した第1の目的を達成するために本発
明の職業適性能力開発システムを用いたキャリアカウン
セリング方法は、例えば図6に示すように、利用者によ
り選択された職種並びに待遇を条件として、企業求人デ
ータベース内部に登録された企業求人情報を検索し(S
104、S106)、前記検索された企業求人情報にお
けるキャリア要件と、前記利用者の個人キャリアデータ
ベースに登録された前記利用者の個人キャリア履歴との
差異があるか判断し(S108、S110)、前記キャ
リア要件との差異を充足させる履修カリキュラムを選定
する各工程を備える。
【0013】上記した第2の目的を達成するために本発
明の職業適性能力開発システムを用いた採用者選択支援
システムは、例えば図2に示すように、個人キャリア履
歴の登録された求職者データベース46と、求人する職
種に必要とされる職務キャリア並びに待遇を求人条件と
して、求職者データベース46に登録された求職者の個
人キャリア履歴を検索する求人検索部54と、前記検索
された求職者の個人キャリア履歴に対して、前記求人条
件を充足させるのに必要とされる前記求職者に対する追
加的な履修カリキュラムを選択提示する履修科目選択提
示部60とを備えている。
【0014】このように構成された採用者選択支援シス
テムにおいては、求職者データベース46には個人キャ
リア履歴が登録されている。求人検索部54では、求人
する職種に必要とされる職務キャリア並びに待遇を求人
条件として、求職者データベース46に登録された求職
者の個人キャリア履歴を検索して、求人者による採用候
補者の選定を行う。履修科目選択提示部60では、選定
された採用候補者の個人キャリア履歴を基に、求人条件
を充足させるのに必要とされる求職者に対する追加的な
履修カリキュラムを選択提示する。追加的な履修カリキ
ュラムは、例えば職業適性能力開発システム(クレデン
シャルシステム)に採用されている履修カリキュラムか
ら選定されるとよい。
【0015】本発明の採用者選択支援システムにおい
て、さらに、キャリア要件の提示された職種並びに待遇
の登録された企業求人データベース40を備え、履修科
目選択提示部60は、企業求人データベース40に登録
された求人条件を用いて前記求職者に対する追加的な履
修カリキュラムを選択提示する構成とすると、個人キャ
リア履歴と求人条件の乖離を埋めるのに必要とされる利
用者の追加的な履修カリキュラムに関して、利用者に対
する職業適性能力開発システムを用いたキャリアカウン
セリングが適切に行える。
【0016】本発明の採用者選択支援システムにおい
て、さらに、高等教育機関又は職業教育機関における履
修カリキュラムの登録された履修科目データベース44
を備え、履修科目選択提示部60は、履修科目データベ
ース44に登録された履修カリキュラムの中から前記利
用者の履修する前記追加的な履修カリキュラムを選定す
る構成とすると、履修科目データベース44には高等教
育機関又は職業教育機関における履修カリキュラムの登
録されているので、利用者の追加的な履修カリキュラム
の履修負担が明確に把握できる。
【0017】本発明の採用者選択支援システムにおい
て、さらに、履修科目選択提示部60で選択された追加
的な履修カリキュラムを求職者が履修するのに必要な期
間と費用を算定する教育訓練負担算定部61を備える構
成とすると、追加的な履修カリキュラムを履修するのに
必要な負担の程度が求職者にとって容易に判断でき、追
加的な履修カリキュラムの履修を行うか別の履修カリキ
ュラムとするかの判断ができる。
【0018】上記した第2の目的を達成するために本発
明の職業適性能力開発システムを用いた採用者選択支援
方法は、例えば図7に示すように、求人する職種並びに
待遇を求人条件として、求職者データベースに登録され
た求職者の個人キャリア履歴を検索し(S204、S2
06)、前記検索された求職者の個人キャリア履歴を提
示すると共に(S206)、前記求人条件を充足させる
のに必要とされる前記求職者に対する追加的な履修カリ
キュラムを選択する(S210)各工程を、コンピュー
タを用いて実行させるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図3は本発明の職業適性
能力開発システムを用いたキャリアカウンセリングシス
テムと採用者選択支援システムの一実施形態を示す構成
ブロック図である。図において、個人会員端末1はネッ
トワーク回線2を介してキャリアカウンセリングシステ
ム10と接続可能となっている。法人会員端末4はネッ
トワーク回線3を介して採用者選択支援システム50と
接続可能となっている。ネットワーク回線2、3には、
典型的には光ファイバ通信網、公衆有線回線網、公衆無
線回線網等が用いられるが、専用回線網を用いても良
い。個人会員端末1や法人会員端末4には、インターネ
ット接続可能なパソコンや携帯通信端末が使用可能であ
る。
【0020】キャリアカウンセリングシステム10は会
員登録部12、求職検索部14、雇用契約申込み部1
6、履修科目選定部20並びに履修負担算定部21とし
てのクレデンシャル管理部22にて構成されている。ま
た、採用者選択支援システム50は、法人登録部52、
求人検索部54、履修科目選択提示部60並びに教育訓
練負担算定部61としての追加教育評価部56、採用通
知部58にて構成されている。さらに、キャリアカウン
セリングシステム10と採用者選択支援システム50
は、企業求人データベース40としての企業情報データ
ベース40aと採用情報データベース40b、個人キャ
リアデータベース42としての学習履歴データベース4
2aとキャリアデータベース42b、履修科目データベ
ース44としてのクレデンシャルデータベース44を共
通のアクセス可能なデータベースとして有している。な
お、以下に示す各ブロックは、具体的には、CPU並び
にメモリを含む周辺LSIやASICで構成され、CP
Uがメモリに記録されたプログラムを読み出し実行する
ことにより、そのブロックが持つ機能を実現するもので
ある。また、個人キャリアデータベース42は、採用者
選択支援システム50では求職者データベース46とし
て利用される。
【0021】会員登録部12は、キャリアカウンセリン
グシステム10を利用したい個人会員に関する情報を登
録するもので、個人キャリアデータベース42としての
学習履歴データベース42aとキャリアデータベース4
2bに個人会員の学歴や職歴を登録する。会員登録部1
2では個人会員に関するプライバシーを取扱うため、個
人情報が権限外の第三者に流出することを防止する必要
がある。そこで、会員登録部12では本人認証を確実に
行うため、住所、生年月日、氏名のような戸籍情報や、
ID番号、パスワード、自然人が会員登録部12に個人
情報を登録するのに用いる個人会員端末1の電話番号、
IPアドレス、ネームサーバーアドレス等の情報端末機
器としての識別情報を用いると良い。個人会員は、個人
会員端末1を用いてネットワーク回線2を介して会員登
録部12に個人情報を登録するのを原則とするが、郵送
やFAXで必要事項をキャリアカウンセリングシステム
10の運用機関に送付しても良い。
【0022】求職検索部14は、採用情報データベース
40bに登録された求人情報の中で、個人会員の入力し
た求職条件に適合するものや近似している求人情報を抽
出する。抽出された求人情報は、求職条件に従いスコア
リングして、例えば個人会員端末1に表示される。
【0023】クレデンシャル管理部22(LMS:Lear
ning Management System)は、求職検索部14でスコア
リングして表示された求人情報に対して、個人会員の学
歴や職歴を参照して、不足している学歴や職歴を補充す
るのに必要とされるクレデンシャルを、クレデンシャル
データベース44を参照して求めるもので、詳細は後で
説明する。ここでクレデンシャルとは、任意の活動能力
を示す証明、許可、許可証、或いは保有者にある特定の
機能を実行することができ、または個人が雇用や仕事の
割当てにおいて、特定の職務要件を満たしていることを
証明する人物証明をいう。米国におけるクレデンシャル
(credential)は州政府機関、若しくは州政府機関に準ず
る団体によって確立された教育及びトレーニング、経
験、評価、背景立証、又は他の必要条件に基づいて専門
の協会によって発行される。
【0024】雇用契約申込み部16は、個人会員が取得
したクレデンシャルを用いて、求職検索部14で検索さ
れた求人情報に対する応募を行うもので、例えば個人会
員の履歴書を求人企業に送付する。履歴書の送付は、個
人会員のプライバシーを保護するために、暗号化してネ
ットワーク回線2、3を介して個人会員端末1から法人
会員端末4に送信しても良く、また個人会員からキャリ
アカウンセリングシステム10の運営機関経由で求人企
業に送付してもよい。
【0025】法人登録部52は、キャリアカウンセリン
グシステムを利用して従業員を採用したり、社員教育を
行う法人会員に関する情報を登録するもので、企業求人
データベース40としての企業情報データベース40a
と採用情報データベース40bに法人会員の企業情報や
採用情報を登録する。採用情報には、キャリア要件の提
示された職種並びに待遇が含まれる。
【0026】求人検索部54は、採用情報データベース
40bに登録された求職情報の中で、法人会員の入力し
た採用条件に適合する求職情報や近似している求職情報
を抽出する。抽出された求職情報は、採用条件に従いス
コアリングして、例えば法人会員端末4に表示される
が、リスト形式で印刷した紙媒体や電磁気的情報記録媒
体を法人会員宛に採用者選択支援システム50の運営機
関から送付してもよい。スコアリングには、クレデンシ
ャルデータベース44に登録されたクレデンシャルを構
成する学習レベルやキャリアレベルを1つの要素として
用いる。
【0027】追加教育評価部56は、求人検索部54に
て検索された求職者としての個人会員に対して、個人会
員の学歴や職歴を参照して、不足している学歴や職歴を
補充するのに必要とされるクレデンシャルを評価する。
クレデンシャルの評価には、追加取得するクレデンシャ
ルの履修期間、履修コスト、クレデンシャルの取得確率
が含まれる。クレデンシャルの取得確率は、クレデンシ
ャルデータベース44にデータベース化するとよい。例
えば、格納された各種クレデンシャルに対して、どの程
度の学歴や職歴を有する個人会員であれば、どの程度の
蓋然性で取得できたかの履歴である。例えば、クレデン
シャルとして司法試験が設けられている場合、大学の成
績と合格率との関係や、司法試験での成績順位とその後
の法曹としてのキャリア履歴をクレデンシャルデータベ
ース44に格納しておく。
【0028】採用通知部58は、求人検索部54で抽出
された求職情報や追加教育評価部56での評価結果を用
いて、求人検索部54で検索された求職者に対する採用
通知を行うもので、例えば法人会員の採用条件59を個
人会員に送付する。
【0029】データベースアップデート部62は、雇用
契約申込み部16や採用通知部58でなされた採用結果
情報を用いて、クレデンシャルデータベース44の内容
を追加・更新する。追加・更新される内容は、採用した
法人会員名、採用人数、採用された個人会員のクレデン
シャルの取得状況、クレデンシャル毎の給与水準等であ
る。
【0030】なお、本発明のキャリアカウンセリングシ
ステム10は、図3に示す会員登録部12、求職検索部
14、雇用契約申込み部16、クレデンシャル管理部2
2のそれぞれが持つ機能を実現するためのプログラム
を、それぞれコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記
録して、この記録媒体に記録されたプログラムを、コン
ピュータに読み込ませ、当該コンピュータが上記プログ
ラムを逐次読み出し実行することによって、構築され
る。同様にして、本発明の採用者選択支援システム50
は、法人登録部52、求人検索部54、追加教育評価部
56、採用通知部58のそれぞれが持つ機能を実現する
ためのプログラムを、それぞれコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプ
ログラムを、コンピュータに読み込ませ、当該コンピュ
ータが上記プログラムを逐次読み出し実行することによ
って、構築される。また、ここでいうコンピュータシス
テムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むもの
とする。
【0031】図4は企業求人データベース40としての
企業情報データベース40aと採用情報データベース4
0bに登録される情報項目の一例を示す図である。企業
求人データベース40には、法人情報欄401、業績欄
402、企業理念欄403、アセスメント欄404、賞
罰欄405、求人(法人)欄406、格付情報欄407
が設けられている。企業情報データベース40aには、
法人情報欄401、業績欄402、企業理念欄403、
アセスメント欄404、賞罰欄405が設けられてい
る。採用情報データベース40bには法人情報欄40
1、求人(法人)欄406、格付情報欄407が設けら
れている。
【0032】法人情報欄401には、企業名、所在地、
代表取締役、電話番号、HPアドレスを示すURL、設
立年月日、業界、加盟団体、株式公開をしている場合の
市場の種類等が記録されるもので、各項目は概ね法人登
記事項に対応している。業績欄402は、税務当局に提
出する決算報告書、株式公開している企業が監査を経て
株主に開示する年次報告書(アニュアルレポート)、プ
ロジェクト実績等の他、中期計画、国際展開のような経
営方針の概要を策定している場合に記録される。企業理
念欄403は、経営者、事業目的、法人会員が事業展開
するドメイン、資本政策、社会貢献が記録される。
【0033】アセスメント欄404にはISO(Interna
tional Standard Organization)の規定する規格の取得
状況、環境政策、休職のような従業員の福利厚生制度と
しての保障制度、ストックオプションや利益分配制度の
ようなインセンティブ、技術開発成果としての特許権ポ
ートフォリオ、従業員に対するボランティア休暇があ
る。賞罰欄405には、刑事罰や行政罰のような前科、
法人設立国や外国などの国家や地方公共団体による表
彰、民間表彰がある。
【0034】求人(法人)欄406には、職種欄406
1、待遇欄4062、勤務条件欄4063、クレデンシ
ャル欄4064、業務知識欄4065、全般欄406
6、体力欄4067が設けられている。職種欄4061
には、業界(産業)、職種、役割等が記録される。待遇
欄4062には、役職を表すタイトル、報酬、インセン
ティブ、福利厚生等が記録される。勤務条件欄4063
には、勤務地、勤務形態、勤務時間等が記録される。ク
レデンシャル欄4064には、初級職を表す1つ星★、
中堅職を表す二つ星★★、幹部職を表す三つ星★★★に
対応するクレデンシャルが記録される。業務知識欄40
65には、銀行貸付、生保審査、商法/民法、会計/財
務のような企業の管理部門に役立つ専門知識が記録され
る。
【0035】全般欄4066には、コミュニケーショ
ン、文章、数学/算数、問題解決、企画力、マルチタス
ク等の企業文化に応じた従業員に対する全般的な職務遂
行能力が記録される。体力欄4067には、持久力、集
中力、聴力、嗅覚、味覚、触覚、曲げる、持ち上げる等
の従業員に対する物理的な職務遂行適性が記録される。
例えば嗅覚、味覚、触覚は食品関係に必要であり、曲げ
る、持ち上げる等は建設作業や引越し作業に必要な能力
で、企業の展開する事業領域において従業員に要求され
る事項が記録される。
【0036】格付情報欄407には、従業員評価の格付
情報が記録されるもので、例えば格付1は加重度50%
の項目としてクレデンシャルと成績があり、格付2は加
重度30%の項目として学歴と学位があり、格付3は加
重度20%の項目として職務履歴と職務年数・成果があ
る。各評価項目の加重度を調整することで、最適な従業
員を法人会員が採用できる。
【0037】図5は個人キャリアデータベース42とし
ての学習履歴データベース42aとキャリアデータベー
ス42bに登録される情報項目の一例を示す図である。
学習履歴データベース42aには、個人情報欄421、
学習履歴欄422、賞罰欄425が設けられている。キ
ャリアデータベース42bには、職務履歴欄423、職
能欄424(スキルシート)、求職(個人)欄426、
格付情報欄427が設けられている。
【0038】個人情報欄421には、氏名、電子メール
アドレス、住民登録地のような住所、勤務先住所、電話
番号、生年月日、性別、趣味、スポーツ、嗜好等が適宜
に記録される。学習履歴欄422には、学歴、医師や弁
護士のような国家資格、家元や華道師範のような民間資
格、美容師や調理師のような専門教育、クレデンシャル
が適宜に記録される。賞罰欄425には、刑事罰や行政
罰のような前科、スポーツや芸術等の分野における地方
公共団体や国家による表彰、法人格の認められた教育団
体やそれに準ずる民間団体による民間表彰がある。
【0039】職務履歴欄423には、勤務先、勤務期
間、タイトル(役職)、役割、報酬、成果、照会先など
が記録される。職能欄424には、クレデンシャル欄4
241、業務知識欄4242、全般欄4243、体力欄
4244、技術力欄4245、コンピュータ欄424
6、語学力欄4247が設けられている。クレデンシャ
ル欄4241、全般欄4243、体力欄4244につい
ては、上述のクレデンシャル欄4064、全般欄406
6、体力欄4067と同様の内容が記録される。業務知
識欄4242は、例えば経理関係に関するものでは、銀
行/貸付、クレジット、商法/民法、会計/財務等があ
る。技術力欄4245は、例えば情報通信システムのシ
ステムエンジニアを例に取れば、見積、電気機器、ケー
ブリング、交渉力が記録される。コンピュータ欄424
6は、MSオフィス(登録商標)、プログラミング、通
信、インターネットが記録される。語学力欄4247
は、各外国語についての読む、書く、聞く、話す能力が
記録される。
【0040】求職(個人)欄426には、職種欄426
1、待遇欄4262、勤務条件欄4263、職能欄42
64が設けられている。職種欄4261、待遇欄426
2、勤務条件欄4263については、上述の職種欄40
61、待遇欄4062、勤務条件欄4063と同様の内
容が記録される。職能欄4264にはクレデンシャルが
記録される。格付情報欄427には、応募する企業評価
の格付情報が記録されるもので、例えば格付1は加重度
50%の項目として業績(ROE)があり、格付2は加
重度30%の項目として福利厚生があり、格付3は加重
度20%の項目として待遇がある。各評価項目の加重度
を調整することで、最適な法人を選択して応募すること
ができる。
【0041】このように構成された本発明の職業適性能
力開発システムを用いたキャリアカウンセリングシステ
ムについて、個人会員から見た手続きの流れを説明す
る。図6は、本発明のキャリアカウンセリング方法にお
ける手続きを説明するフローチャートである。高等教育
機関における就職・企業斡旋部門や公共職業安定所等に
おいて、個人会員はキャリアカウンセリングシステム1
0の存在を知って、利用したいと思う(S100)。そ
こで、キャリアカウンセリングシステム10を利用した
い個人会員は、会員登録部12は個人会員に関する情報
を登録する(S102)。登録された個人会員の学歴、
職歴、並びにクレデンシャルに関する情報は、学習履歴
データベース42aとキャリアデータベース42bに登
録される。
【0042】次に個人会員は、個人会員端末1を用いて
求職条件を入力し、ネットワーク回線2を介してキャリ
アカウンセリングシステム10に送信する(S10
4)。すると、求職検索部14は、採用情報データベー
ス40bに登録された求人情報の中で、個人会員の入力
した求職条件に適合するものや近似している求人情報を
抽出する。個人会員は抽出された求人情報を個人会員端
末1にて受信する(S106)。また抽出された求人情
報を基に、クレデンシャル管理部22では求職検索部1
4によりスコアリングして抽出された求人情報に対し
て、個人会員の学歴や職歴を参照して、不足している学
歴や職歴が存在しているか判定する(S108)。
【0043】不足している学歴や職歴が存在している
と、クレデンシャル管理部22は、不足している学歴や
職歴を補充するのに必要とされるクレデンシャルを、ク
レデンシャルデータベース44を参照して求める(S1
10)。個人会員は、クレデンシャル管理部22にて推
奨されたクレデンシャルの履修を行う場合には、クレデ
ンシャルの履修機関にてクレデンシャル取得に必要な講
座を履修する(S112)。そして、個人会員が善良に
受講すると、受講内容に応じたクレデンシャルが発行さ
れる(S114)。
【0044】S108にて個人会員の学歴や職歴が求人
条件を充足している場合や、S114にて不足している
学歴や職歴を補充するクレデンシャルを取得すると、個
人会員は雇用契約申込み部16を通じて、求職検索部1
4で検索された求人情報に対する応募を行う(S11
8)。そして、個人会員と法人会員との間で採用面接等
が行われ、雇用契約が締結されると(S120)、デー
タベースアップデート部62は、雇用契約申込み部16
でなされた採用結果情報を用いて、クレデンシャルデー
タベース44の内容として追加・更新する(S12
2)。S120にて雇用契約が締結されない場合は、S
104に戻って次の求人情報にアクセスしたり、或いは
別の適切なクレデンシャルの取得を検討する。
【0045】次に、本発明の採用者選択支援システムに
ついて、法人会員から見た手続きの流れを説明する。図
7は、本発明の採用者選択支援方法における手続きを説
明するフローチャートである。高等教育機関における就
職・企業斡旋部門や公共職業安定所等において、法人会
員は採用者選択支援システム50の存在を知って、利用
したいと思う(S200)。そこで、法人会員は法人登
録部52に法人会員に関する情報を登録する(S20
2)。登録された法人会員情報は、企業情報データベー
ス40aと採用情報データベース40bに法人会員の企
業情報や採用情報として登録される。
【0046】次に、法人会員は法人会員端末4を用いて
採用条件を入力して、採用者選択支援システム50に送
信する(S204)。すると、採用者選択支援システム
50の求人検索部54では、法人会員の入力した採用条
件に適合する求職情報や近似している求職情報を、採用
情報データベース40bに登録された求職情報の中から
抽出する。抽出された求職情報は、採用条件に従いスコ
アリングして、例えば法人会員端末4に送信される。そ
こで、法人会員は抽出された求職情報を受信する(S2
06)。この抽出された求職情報には、抽出された求職
者の個人キャリア履歴が含まれるとよい。また抽出され
た求職情報を基に、追加教育評価部56では、求人検索
部54にて抽出された求職者としての個人会員の学歴や
職歴を参照して、入力した採用条件に対して不足してい
る学歴や職歴が存在するか判断する(S208)。求職
者が採用条件を充足している場合は、法人会員は求職者
に対して雇用契約の申込みをする(S216)。
【0047】求職者に不足している学歴や職歴が存在す
る場合には、追加教育評価部56にて、求職者が不足し
ている学歴や職歴を補充するのに必要とされるクレデン
シャルを取得するのに必要な期間と費用が算定される
(S210)。法人会員では、求職者がクレデンシャル
を追加取得した場合に、従業員として採用した場合に採
算ラインに載るか判断し(S212)、採算に載ればク
レデンシャルの取得を条件に採用の申込みをする(S2
14)。採算に載らない場合は、現時点では求職者を不
採用として、S204に戻って新たな採用条件を入力し
て次の求職者を捜す。
【0048】次に、S216やS214にて、法人会員
が求職者に対して雇用契約の申込みを行った場合、個人
会員と法人会員との間で採用面接等が行われ、雇用契約
が締結されると(S218)、データベースアップデー
ト部62は、採用通知部58でなされた採用結果情報を
用いて、クレデンシャルデータベース44の内容を追加
・更新する(S220)。S218にて雇用契約が締結
されない場合は、S204に戻って次の求職情報にアク
セスしたり、或いは採用条件として別の適切なクレデン
シャルに変更することを検討する。
【0049】図8はクレデンシャル管理部の詳細を説明
する構成ブロック図である。クレデンシャル管理部22
は、職業適性能力開発システムの管理機能を司るもの
で、クレデンシャル講座検索部23、クレデンシャルコ
ミット機能部24、申込機能部25、学習履歴管理部2
6、職能成績管理部27、認定発行管理部28を備えて
いる。クレデンシャル講座検索部23は、情報通信エン
ジニアのような希望職能に則したクレデンシャル講座を
検索するもので、個人会員の学歴、資格、専門教育、職
務経験、求職経験、適性検査、模擬試験成績等を付帯情
報として用いる。クレデンシャル講座検索部23には、
履修科目選定部20に相当する機能を持たせて、検索さ
れたクレデンシャルに対する個人会員の現在の到達度合
に応じて、推奨される最適クレデンシャルの提示を含め
ると良い。
【0050】クレデンシャルコミット機能部24では、
個人会員が選択したクレデンシャルの取得に必要な試験
や講座受講の費用や期間が提示される。個人会員はクレ
デンシャルコミット機能部24で提示されたクレデンシ
ャル見積を用いて、負担が過大となるクレデンシャルや
取得効果の少ないクレデンシャルを除外して、負担可能
な範囲で最適なクレデンシャルが選択できる。クレデン
シャルコミット機能部24には、履修負担算定部21に
相当する機能を持たせて、検索されたクレデンシャルに
対する個人会員の負担する講座受講費用や期間の提示を
含める。
【0051】申込機能部25は、個人会員が選択したク
レデンシャルに付いての履修申込みを担当するもので、
会員情報、個人情報、決済情報等がクレデンシャル履修
担当機関に送られる。クレデンシャル履修担当機関は、
例えば大学、高等職業訓練校、専門学校、企業が顧客サ
ービス用に設立する利用者教育機関等である。
【0052】学習履歴管理部26は、クレデンシャル履
修担当機関における個人会員のクレデンシャル履修状態
を記録するもので、例えば学習時間、小試験成績、試験
成績が記録される。職能成績管理部27は、クレデンシ
ャル履修担当機関における職能成績を記録するもので、
例えば教室講義成績、インターンシップスコア等が記録
される。認定発行管理部28は、クレデンシャル履修担
当機関における学習履歴と職能成績が一定の要件を充足
した場合に、クレデンシャル履修担当機関より発行され
る証明書を用いて、クレデンシャルとしての成績証明書
や大学等の高等教育機関における単位認定用の成績証明
書発行を管理する。管理する項目としては、発行日時、
部数、請求人、提出先などがある。
【0053】図9は職業適性能力開発システムで用いら
れるクレデンシャル制度の一例を説明する図で、ここで
はIT(Information Technology)部門を示してある。I
T部門では、IT就業希望予備群、基礎技術取得者、ス
ペシャリスト、エキスパート、さらにMBA(Master of
Business Administration)、新規企業向け投資家(Ven
ture Capital Planner)、上級コンサルタント(Senior
Consultant)等のようなキャリアパスが存在している。
クレデンシャル制度では、IT部門のキャリアパスの各
段階に応じてキャリアレベルと学習レベルを規定してい
る。図では、キャリアパスの段階を★の数を用いて簡明
に表しており、★基礎技術取得者、★★スペシャリス
ト、★★★エキスパートと表している。
【0054】IT就業希望予備群の個人会員に対して
は、キャリアレベルとしてオペレータとして勤務するの
に適する教科情報初級レベルをクレデンシャルとして用
意し、学習レベルとしてIT講習開催場やパソコン塾で
教授される程度の教科情報初級レベルの履修が必要とな
る。基礎技術取得者の個人会員に対しては、キャリアレ
ベルとしてスタッフ労働者として勤務するのに適する基
礎技術習得をクレデンシャルとして用意し、学習レベル
として大学教養科目や専門学校で教授される程度の基礎
技術の履修が必要となる。
【0055】スペシャリストの個人会員に対しては、キ
ャリアレベルとして上級スタッフやグループ長として勤
務するのに適するIT科目のプロフェッショナル水準の
履修科目群をクレデンシャルとして用意し、学習レベル
として大学教養科目・専門科目や専門学校で教授される
程度のIT科目のプロフェッショナル水準の履修が必要
となる。エキスパートの個人会員に対しては、キャリア
レベルとしてコンサルタントや管理職として勤務するの
に適するIT科目のプロフェッショナルやコンサルティ
ング水準の履修科目群をクレデンシャルとして用意し、
学習レベルとして大学専門科目や大学院修士課程で教授
される程度のIT科目のプロフェッショナルやコンサル
ティング水準の履修が必要となる。
【0056】図10は個人会員がクレデンシャルを取得
しながらキャリアアップして行く状態を説明する図で、
ここではネットワーク・スペシャリストの場合を示して
いる。個人会員のクレデンシャル認定として、まずIT
就業希望予備群に相当するコンピュータ入門(リタレシ
ー)レベルであると認定されたとする(S301)。そ
して、個人会員はクレデンシャル履修担当機関において
コンピュータ入門レベルの1段階上位のクレデンシャル
を取得するため、基礎技術の習得としてのOS(Operati
ng System)1−1、NW(Net Work)1−1、NW2−
1、通信(Telecommunication)1−1、インターネッ
ト(Internet)1−1等を取得講座として選択する(S
302)。そして、S302で選択された講座を受講し
て試験に合格すると、個人会員に対してスタッフ労働者
として勤務するのに適するネットワークエンジニアレベ
ルの認定書が発行される(S303)。個人会員は、ネ
ットワークエンジニアレベルのクレデンシャルを取得す
る(S304)。
【0057】次に、個人会員はネットワークエンジニア
から1段階スキルアップするために、クレデンシャル履
修担当機関においてIT科目のプロフェッショナル水準
に相当するOS2−1、NW3−1、通信2−1、イン
ターネット2−1、ウェブ(Web)2−1等を取得講座
として選択する(S305)。そして、S305で選択
された講座を受講して試験に合格すると、個人会員に対
して上級スタッフやグループ長として勤務するのに適す
るネットワークスペシャリストレベルの認定書が発行さ
れる(S306)。個人会員は、ネットワークスペシャ
リストレベルのクレデンシャルを取得する(S30
7)。
【0058】次に、個人会員はネットワークスペシャリ
ストレベルから1段階スキルアップするために、クレデ
ンシャル履修担当機関においてIT科目のシニアスペシ
ャリスト、マネージャ、事業部マネージャのような個人
の適性と企業側のニーズに応じた水準の履修科目からな
る講座を受講して試験に合格すると、個人会員に対して
それぞれシニアスペシャリスト(S308)、マネージ
ャ(S309)、事業部マネージャ(S310)のレベ
ルの認定書が発行される。個人会員は、種種のパターン
のクレデンシャルを取得してキャリアアップ可能とな
る。
【0059】図11は個人会員があるクレデンシャルを
取得するのに必要とされる履修科目群の一例を示す図
で、ここではネットワークエンジニア(★基礎技術取得
者)の場合を示している。履修科目群として、OSに対
して24時間、NWに対して116時間、NW伝送に対
して44時間、インターネットWebに対して24時
間、演習24時間、試験科目としてコンピュータ概論な
ど6科目、並びに企業研修に対して2ヶ月が割当てられ
ている。NW116時間の内訳は、NW入門24時間、
LAN(Local Area Network)/WAN(Wide Area Netwo
rk)48時間、TCP/IP(Transmission Control Pro
tocol/ Internet Protocol)44時間となっている。こ
のようなクレデンシャル毎の履修科目群は、クレデンシ
ャルデータベース44に格納されている。
【0060】クレデンシャルデータベース44では、さ
らに個人会員がクレデンシャルを取得しながらキャリア
アップできるように、各職能領域に応じた階層的なクレ
デンシャルを構築しておくとよい。また、クレデンシャ
ルデータベース44では、既に個人会員が大学のような
高等教育機関で取得済みの単位に相当する履修科目群の
履修に対して、クレデンシャル履修担当機関では免除す
るために、大学のような高等教育機関での単位とクレデ
ンシャルの履修科目群との対応データベースを構築する
と良い。また、大学のような高等教育機関においても、
クレデンシャル履修担当機関での履修科目群を単位と認
定することで、社会人に対する大学レベルや修士課程レ
ベルの教育が迅速に行える。
【0061】図12はクレデンシャル管理部における手
続きを説明するフローチャートである。クレデンシャル
管理部は、キャリアカウンセリングシステム10のクレ
デンシャル管理部22として用いられると共に、採用者
選択支援システム50の追加教育評価部56と関連して
いる(S400)。まず、個人会員又は法人会員の採用
部門により、希望する職能が入力される(S402)。
すると、クレデンシャル講座検索部23は、入力された
希望職能に則したクレデンシャル講座を検索する(S4
04)。そして、クレデンシャルコミット機能部24に
より検索されたクレデンシャルの取得に必要な試験や講
座受講の費用や期間が提示される(S406)。法人会
員の採用部門では、提示されたクレデンシャル見積を用
いて求職者に対する教育コストを判断する。個人会員の
場合には、提示されたクレデンシャル見積を考慮して検
索されたクレデンシャルを選択するか判断する(S40
8)。提示されたクレデンシャル見積に満足できない場
合は、S402に戻って再度希望する職能を入力して別
のクレデンシャルを捜す。
【0062】提示されたクレデンシャル見積に満足すれ
ば、個人会員は申込機能部25を用いて、選択したクレ
デンシャルの履修申込みを行う(S410)。なお、法
人会員の採用部門が採用予定者の準備教育として実施す
る場合には、採用予定者に履修させるために法人会員の
採用部門が選択したクレデンシャルの履修申込みを行
う。すると、学習履歴管理部26では、クレデンシャル
履修担当機関における個人会員又は採用予定者のクレデ
ンシャル履修状態を記録する(S412)。また、クレ
デンシャルは職能に関する事項であるため、学習のみで
なく実習としての職能成績も重要である。そこで、職能
成績管理部27により、個人会員又は採用予定者のクレ
デンシャル履修担当機関における職能成績を記録する
(S414)。
【0063】そして、認定発行管理部28によりクレデ
ンシャル履修担当機関における学習履歴と職能成績が一
定の修了要件を充足しているか判断し(S416)、充
足している場合にはクレデンシャル履修担当機関より履
修修了者に対してクレデンシャル取得証明書が発行され
る(S418)。個人会員又は採用予定者の学習履歴と
職能成績が一定の修了要件を充足していない場合には、
クレデンシャルの再履修を行うか判断する(S42
0)。そして、クレデンシャルの再履修を行う場合には
S410に戻り、再履修としてのクレデンシャルの履修
申込みを行う。クレデンシャルの再履修をしない場合に
は、終了となる。
【0064】なお、上記の実施の形態においては、職業
適性能力開発システムを用いたキャリアカウンセリング
システムと採用者選択支援システムを用いる設例とし
て、法人会員と雇用関係の存在していない個人会員との
間における新規雇用契約の締結の場合を取り上げたが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、既に
法人会員と雇用関係の存在している個人会員との間で、
スキルアップや職種転換に必要とされる個人キャリア履
歴の補充に必要な追加的な履修カリキュラムを選定する
用途に用いても良い。この場合、既に法人会員と雇用関
係の存在ある個人会員との間における採用者選択支援シ
ステムに関しては、「求職者」という用語には既に雇用
関係の存在している従業員や個人会員を含めるものとす
る。
【0065】また、上記の実施の形態においては、職業
適性能力開発システムで用いられるクレデンシャル制度
としてIT部門のような現代社会の需要により新規に出
現した部門を例示したが、既存の高等専門教育制度にて
導入されている部門にも適用できる。例えば、医療分野
であれば医師に対してインターン→レジデント→専門医
というコースが存在し、法曹分野であれば司法修習生→
アソシエイツ→パートナーというコースが存在し、華道
や茶道においては家元制度のもと教授→師範というコー
スが存在し、宗教の分野においては各宗派の寺院や教会
での地域拠点住職(牧師)→中央拠点宗教職というコー
スが存在している。そこで、このような医療分野、法曹
分野、家元制度分野、宗教の分野等にて用いられている
キャリアステップに対して、各キャリアステップに必要
とされる履修カリキュラムの履修証明として職業適性能
力開発システムで用いられるクレデンシャル制度を導入
してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の職業適性
能力開発システムを用いたキャリアカウンセリングシス
テムによれば、キャリア要件の提示された職種並びに待
遇の登録された企業求人データベースと、利用者により
選択された職種並びに待遇を条件として、前記企業求人
データベース内部に登録された企業求人情報を検索する
求職検索手段と、前記検索された企業求人情報における
キャリア要件を充足させるのに必要とされる、前記利用
者の個人キャリア履歴に対して追加的な履修カリキュラ
ムを選定する履修科目選定手段とを備えているので、企
業側で必要とされる求人条件に適合するように、各利用
者の固有なキャリア履歴に応じた適切な追加的履修カリ
キュラムを利用者に対して助言できる。
【0067】また、本発明の職業適性能力開発システム
を用いた採用者選択支援システムによれば、個人キャリ
ア履歴の登録された求職者データベースと、求人する職
種に必要とされる職務キャリア並びに待遇を求人条件と
して、前記求職者データベースに登録された求職者の個
人キャリア履歴を検索する求人検索手段と、前記検索さ
れた求職者の個人キャリア履歴に対して、前記求人条件
を充足させるのに必要とされる前記求職者に対する追加
的な履修カリキュラムを選択する履修科目選択提示手段
とを備えているので、求職者の個人キャリア履歴に応じ
て追加的履修カリキュラムをどの程度施せば、戦力とし
て役立つ従業員となりえるか採用者側で判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の職業適性能力開発システムを用いた
キャリアカウンセリングシステムの一実施形態を説明す
る構成ブロック図である。
【図2】 本発明の職業適性能力開発システムを用いた
採用者選択支援システムの一実施形態を説明する構成ブ
ロック図である。
【図3】 本発明の職業適性能力開発システムを用いた
キャリアカウンセリングシステムと採用者選択支援シス
テムの一実施形態を示す構成ブロック図である。
【図4】 企業情報データベースと採用情報データベー
スに登録される情報項目の一例を示す図である。
【図5】 学習履歴データベースとキャリアデータベー
スに登録される情報項目の一例を示す図である。
【図6】 本発明の職業適性能力開発システムを用いた
キャリアカウンセリング方法における手続きを説明する
フローチャートである。
【図7】 本発明の採用者選択支援方法における手続き
を説明するフローチャートである。
【図8】 クレデンシャル管理部の詳細を説明する構成
ブロック図である。
【図9】 職業適性能力開発システムで用いられるクレ
デンシャル制度の一例を説明する図である。
【図10】 個人会員がクレデンシャルを取得しながら
キャリアアップして行く状態を説明する図である。
【図11】 個人会員があるクレデンシャルを取得する
のに必要とされる履修科目群の一例を示す図である。
【図12】 クレデンシャル管理部における手続きを説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 キャリアカウンセリングシステム 14 求職検索部 20 履修科目選定部 22 クレデンシャル管理部 40 企業求人データベース 42 個人キャリアデータベース 44 履修科目データベース 46 求職者データベース 50 採用者選択支援システム 54 求人検索部 60 履修科目選択提示部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア要件の提示された職種並びに待
    遇の登録された企業求人データベースと;利用者により
    選択された職種並びに待遇を条件として、前記企業求人
    データベース内部に登録された企業求人情報を検索する
    求職検索手段と;前記検索された企業求人情報における
    キャリア要件を充足させるのに必要とされる、前記利用
    者の個人キャリア履歴に対して追加的な履修カリキュラ
    ムを選定する履修科目選定手段とを備える;職業適性能
    力開発システムを用いたキャリアカウンセリングシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 さらに、個人キャリア履歴の登録された
    個人キャリアデータベースを有し;前記履修科目選定手
    段は、前記個人キャリアデータベースに登録された前記
    利用者の個人キャリア履歴を用いて前記追加的な履修カ
    リキュラムを選定する;請求項1に記載の職業適性能力
    開発システムを用いたキャリアカウンセリングシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 さらに、高等教育機関又は職業教育機関
    における履修カリキュラムの登録された履修科目データ
    ベースを備え;前記履修科目選定手段は、前記履修科目
    データベースに登録された履修カリキュラムの中から前
    記利用者の履修する前記追加的な履修カリキュラムを選
    定する;請求項1又は請求項2に記載の職業適性能力開
    発システムを用いたキャリアカウンセリングシステム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記履修科目選定手段で選定さ
    れた履修カリキュラムを前記利用者が履修するのに必要
    な期間と費用を算定する履修負担算定手段を備える請求
    項1乃至請求項3の何れか1項に記載の職業適性能力開
    発システムを用いたキャリアカウンセリングシステム。
  5. 【請求項5】 前記履修科目データベースは、高等教育
    機関又は職業教育機関における履修カリキュラムに関す
    る費用と期間が登録されており;前記履修負担算定手段
    は、前記利用者の履修する前記追加的な履修カリキュラ
    ムの費用と期間を算定する;請求項4に記載の職業適性
    能力開発システムを用いたキャリアカウンセリングシス
    テム。
  6. 【請求項6】 利用者により選択された職種並びに待遇
    を条件として、企業求人データベース内部に登録された
    企業求人情報を検索し;前記検索された企業求人情報に
    おけるキャリア要件と、前記利用者の個人キャリアデー
    タベースに登録された前記利用者の個人キャリア履歴と
    の差異があるか判断し;前記キャリア要件との差異を充
    足させる履修カリキュラムを選定する;各工程をコンピ
    ュータを用いて実行させる、職業適性能力開発システム
    を用いたキャリアカウンセリング方法。
  7. 【請求項7】 個人キャリア履歴の登録された求職者デ
    ータベースと;求人する職種に必要とされる職務キャリ
    ア並びに待遇を求人条件として、前記求職者データベー
    スに登録された求職者の個人キャリア履歴を検索する求
    人検索手段と;前記検索された求職者の個人キャリア履
    歴に対して、前記求人条件を充足させるのに必要とされ
    る前記求職者に対する追加的な履修カリキュラムを選択
    する履修科目選択提示手段とを備える;職業適性能力開
    発システムを用いた採用者選択支援システム。
  8. 【請求項8】 さらに、キャリア要件の提示された職種
    並びに待遇の登録された企業求人データベースを備え;
    前記履修科目選択提示手段は、前記企業求人データベー
    スに登録された求人条件を用いて前記求職者に対する追
    加的な履修カリキュラムを選択提示する;請求項7に記
    載の職業適性能力開発システムを用いた採用者選択支援
    システム。
  9. 【請求項9】 さらに、高等教育機関又は職業教育機関
    における履修カリキュラムの登録された履修科目データ
    ベースを備え;前記履修科目選定手段は、前記履修科目
    データベースに登録された履修カリキュラムの中から前
    記利用者の履修する前記追加的な履修カリキュラムを選
    定する;請求項7又は請求項8に記載の職業適性能力開
    発システムを用いた採用者選択支援システム。
  10. 【請求項10】 さらに、前記履修科目選択提示手段で
    選択された追加的な履修カリキュラムを前記求職者が履
    修するのに必要な期間と費用を算定する教育訓練負担算
    定手段を備える;請求項7乃至請求項9の何れか1項に
    記載の職業適性能力開発システムを用いた採用者選択支
    援システム。
  11. 【請求項11】 求人する職種並びに待遇を求人条件と
    して、求職者データベースに登録された求職者の個人キ
    ャリア履歴を検索し;前記検索された求職者の個人キャ
    リア履歴を提示すると共に、前記求人条件を充足させる
    のに必要とされる前記求職者に対する追加的な履修カリ
    キュラムを選択する;各工程をコンピュータを用いて実
    行させる、職業適性能力開発システムを用いた採用者選
    択支援方法。
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