JP2016126178A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Naoya Hirata
直也 平田
尚平 安田
Shohei Yasuda
尚平 安田
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Abstract

【課題】透過率の低下を抑えて加重痕の発生を抑制し、表示品位に優れる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶層を保持するアレイ基板ARおよび対向基板CTのうち、アレイ基板ARに、画素電極E2と対向電極E1とを有する複数の画素PXを並べて配置し、対向基板CTに、アレイ基板AR側に突出する突起物Tを設ける。画素電極E2を、各画素PXにおいて、アレイ基板ARの厚み方向一方側の表面に沿って一方向に延びて形成する。突起物Tを、画素電極E2の延在方向である長手方向と交差し、かつスリットSLを分断するように、アレイ基板ARから離隔して、対向基板CTに設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置に関する。
液晶表示装置の表示方式としては、ツイステッドネマティック(Twisted Nematic;略称:TN)モードが広く用いられてきたが、スマートフォンおよびタブレッドなどを代表とする中小型の液晶パネルを備える液晶表示装置では、横電界方式が主流になりつつある。横電界方式では、アレイ基板に設けられる第1の電極と第2の電極との間に電圧を印加し、液晶パネルにほぼ水平な電界を発生させ、液晶分子を水平方向で駆動する。横電界方式は、TNモードに比べて、広視野角および高精細であり、また高輝度化に有利である。
横電界方式としては、面内スイッチング(In-Plane Switching;略称:IPS)モードと、フリンジフィールドスイッチング(Fringe Field Switching;略称:FFS)モードとが知られている。FFSモードの液晶表示装置では、第1の電極と、スリットを有する第2の電極とが、絶縁膜を介して対向して設けられる。第1の電極および第2の電極のうち、いずれか一方が画素電極として用いられ、他方が対向電極として用いられる。電界は、第2の電極のスリットから表示面側の液晶に向けて発生し、電界に応じて液晶が駆動する。
従来技術のFFSモードの液晶表示装置では、以下の問題がある。表示領域全体に白を表示する全白表示時に、表示領域に外部から圧力を加えた場合、たとえば指などで加重した場合に、液晶の配向が乱れ、配向異常となり、黒表示となる。
配向異常となった透過部の液晶分子は、第1の電極と第2の電極とで構成されるスリット電極の電界によって、正常な配向に戻ろうとするが、液晶分子は周りの液晶分子の配向に倣う性質があるので、画素の大部分の液晶が配向異常となった場合、正常な配向に戻らないことがある。したがって、白表示に戻らずに黒表示のままとなり、表示品位が低下するという問題がある。
この問題を解決するために、前述の液晶の配向異常を防ぐ技術が、たとえば、特許文献1に開示される。
液晶パネルの表示領域に外部から圧力を加えたときの液晶の配向異常は、画素電極と対向電極との間の電界がかからない画素外領域から始まり、画素電極のスリットに沿って画素内へ伝搬していく。
特許文献1に開示される技術では、画素電極と、対向電極に相当する共通電極とを、互いに略平行に屈曲させて形成し、画素電極および共通電極の屈曲部分に突起状の電極を設けることによって、配向異常の伝搬を抑え、表示品位の向上を図っている。
特許文献1に開示される技術では、配向異常の伝搬を抑えるための突起状の電極が、画素電極および共通電極の屈曲部分の一部分にしか配置されていないので、配向異常が伝搬してしまう箇所があり、加重痕が発生してしまうという問題がある。
また、画素電極および共通電極の屈曲部分に設けた突起状の電極の付近の電界によって、突起状の電極の付近の液晶の配向が乱れ、画素電極および共通電極の屈曲部分の透過率が低下するという問題がある。
これらの問題を解決するための技術が、たとえば特許文献2に開示される。特許文献2に開示される技術では、加重痕対策として、セルギャップを保持するために、透過部において、薄膜トランジスタ(TFT)基板に対向する対向基板側に、TFT基板に接するフォトスペーサを設けている。
特許文献2に開示される技術では、透過率を向上させるために、フォトスペーサを配置する箇所を限定している。具体的には、配線間の電界で液晶配向が乱れることからブラックマトリクスの幅を大きく取らなければならない領域にフォトスペーサを配置し、それ以外の領域ではフォトスペーサを配置せず、ブラックマトリクスの幅を狭くしている。
特開2000−56320号公報 特開2004−46123号公報
前述のように、特許文献1に開示される技術では、配向異常の伝搬を抑えるための突起状の電極が、画素電極および共通電極の屈曲部分の一部分にしか配置されていないので、配向異常が伝搬してしまう箇所があり、加重痕が発生してしまうという問題がある。また、画素電極および共通電極の屈曲部分に設けた突起状の電極の付近の電界によって、突起状の電極の付近の液晶の配向が乱れ、画素電極および共通電極の屈曲部分の透過率が低下するという問題がある。
特許文献2に開示される技術では、加重痕対策として、透過部に、TFT基板と接するような柱状のフォトスペーサ(以下「柱状スペーサ」という場合がある)を設けているが、表示領域全体に白を表示する全白表示時に、柱状スペーサが設けられた部分では光が透過しないので、表示品位が低下するという問題がある。
本発明の目的は、透過率の低下を抑えて加重痕の発生を抑制し、表示品位に優れる液晶表示装置を提供することである。
本発明の液晶表示装置は、第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持される液晶層とを備える液晶表示装置であって、前記第1の基板および前記第2の基板のうち、一方の基板には、一方が画素電極である第1の電極および第2の電極を有する複数の画素が並べて配置されており、前記第2の電極は、前記画素電極であり、絶縁膜を介して前記第1の電極よりも前記液晶層側に設けられ、複数のスリット状の開口が形成されており、前記第1の基板および前記第2の基板のうち、他方の基板には、前記一方の基板側に突出する突起物が設けられ、前記第2の電極は、各画素において、前記一方の基板の厚み方向一方側の表面に沿って一方向に延びて形成され、前記突起物は、前記第2の電極の延在方向である長手方向と交差し、かつ前記スリット状の開口を分断するように、前記一方の基板から離隔して、前記他方の基板に設けられることを特徴とする。
本発明の液晶表示装置によれば、画素の透過率を向上させることが可能であり、かつ広視野角化が可能な横電界方式の液晶表示装置を実現することができる。この横電界方式の液晶表示装置において、他方の基板には、一方の基板側に突出する突起物が設けられる。突起物は、画素電極である第2の電極の長手方向と交差し、かつスリット状の開口を分断するように、一方の基板から離隔して、他方の基板に設けられる。これによって、表示領域に外部から圧力を加えた場合に、液晶分子の配向異常が伝搬することを突起部で抑制することができるので、優れた表示品質を実現することができる。
したがって、透過率の低下を抑えて加重痕の発生を抑制し、表示品位に優れる液晶表示装置を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態である液晶表示装置1の構成を示すブロック図である。 図1に示す液晶表示装置1の画素PXの部分の構成を示す平面図である。 図2に示す液晶表示装置1のスイッチング素子Wの部分の構成を示す断面図である。 図2の切断面線B−Bから見た断面図である。 本発明の第2の実施の形態である液晶表示装置2の構成を示す平面図である。 本発明の前提技術の液晶表示装置51の構成を示す平面図である。
<前提技術>
図6は、本発明の前提技術の液晶表示装置51の構成を示す平面図である。前提技術の液晶表示装置51は、フリンジフィールドスイッチング(Fringe Field Switching;略称:FFS)モードの液晶表示パネルLPNを備える液晶表示装置(以下「FFSモードの液晶表示装置」という場合がある)である。前提技術の液晶表示装置51は、後述する図1〜図4に示す本発明の第1の実施の形態である液晶表示装置1と同様の液晶表示パネルLPN、第1光学素子OD1、第2光学素子OD2およびバックライトユニットBLを備えて構成されるが、後述する図4に示す突起物Tは備えていない。
実際に前提技術のFFSモードの液晶表示装置51を試作し、駆動してみたところ、全白表示時に表示領域に外部から圧力を加えた場合、たとえば、指などで加重した場合に、液晶の配向が乱れ、以下の問題が生じることが判った。
前提技術の液晶表示装置51に前述のように加重した場合、後述する図2の画素外領域Aに相当する画素外領域の液晶が配向異常となる。これは、画素内の液晶分子LMと比べて、画素外領域の液晶分子LMに作用する電界が弱いためである。
配向異常が発生すると、スリットSLによって画素電極である第2の電極E2に形成されるスリット電極と、列方向VにおけるスリットSLの開口部の第1の電極E1との間の電界によって、正常な配向に戻ろうとする。ここで、「スリット電極」とは、第2の電極E2のうち、スリットSLが形成されている部分をいう。
しかし、画素外領域で発生した液晶分子LMの配向異常は、画素スリットSLに沿って画素外領域から画素内へと伝搬していき、配向異常となる領域が広がる。配向異常の連なりが大きくなると、第1の電極E1と、第2の電極E2との間で発生する電界よりも、配向異常の液晶分子間に働く相互作用の方が強くなり、正常な配向に戻らない。
したがって、白表示に戻らずに黒表示のままとなり、表示品位が低下する。この問題を解決するために、本発明では、以下の本実施の形態の構成を採用している。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態である液晶表示装置1の構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す液晶表示装置1の画素PXの部分の構成を示す平面図である。図3は、図2に示す液晶表示装置1のスイッチング素子Wの部分の構成を示す断面図である。
本実施の形態では、FFSモードの液晶表示パネルLPNを備える液晶表示装置1に本発明を適用した場合を一例として説明する。図は模式的に示したものであり、図示した構成要素の正確な大きさなどを反映するものではない。また、図面の理解を容易にするために、発明の主要部分以外の部分については、記載の省略および構成の一部の簡略化などを適宜行っている。
本実施の形態の液晶表示装置1は、液晶分子をスイッチングする液晶モードとして、第1の基板および第2の基板のうち、一方の基板に第1の電極および第2の電極を備え、これらの間に形成される横電界、すなわち基板の厚み方向一方側の表面である主面にほぼ平行な電界を主に利用して液晶分子をスイッチングするFFSモードを採用している。
図1〜図3に示すように、液晶表示装置1は、アクティブマトリクスタイプの液晶表示装置であり、液晶表示パネルLPNを備える。液晶表示パネルLPNは、第1の基板であるアレイ基板ARと、アレイ基板ARに対向して配置された第2の基板である対向基板CTと、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持される液晶層LQとを備えて構成される。
液晶表示パネルLPNは、画像を表示する表示領域DSPを有する。表示領域DSPは、m×n(m,nは正の整数)個のマトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成される。図1では、表示領域DSP内の1つの画素PXを拡大して示している。
アレイ基板ARは、図3に示すように、ガラス板および石英板などの光透過性を有する絶縁基板20を用いて形成されている。アレイ基板ARは、図1に示す表示領域DSPにおいて、絶縁基板20の厚み方向一方側の表面上に、各画素PXの行方向Hに沿ってそれぞれ延出するn(nは正の整数)本のゲート線Y、すなわち第1ゲート線Y1〜第nゲート線Ynと、各画素PXの列方向Vに沿ってそれぞれ延出するm(mは正の整数)本のソース線X、すなわち第1ソース線X1〜第mソース線Xmと、各画素PXにおいてゲート線Yとソース線Xとの交差部を含む領域に配置されるm×n個のスイッチング素子Wと、表示領域DSPの全体にわたって配置される第1の電極E1と、各画素PXに配置される第2の電極E2とを備える。以下の説明では、第1の電極E1を「第1電極E1」といい、第2の電極E2を「第2電極E2」という場合がある。
ゲート線Yは、少なくとも、第2電極E2とドレイン電極WDのコンタクト部とが配置される領域に形成される。ゲート線Yは、ゲート絶縁膜22を介して、ソース線Xに交差する。ゲート線Yおよびソース線Xは、たとえば、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、チタン(Ti)などの導電材料によって形成される。
スイッチング素子Wは、本実施の形態では、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;略称:TFT)によって構成されている。スイッチング素子Wの半導体層は、たとえば、ポリシリコンまたはアモルファスシリコンなどによって形成可能であり、本実施の形態ではアモルファスシリコンによって形成される。
ゲート線Yは、絶縁基板20の厚み方向一方側の表面部に配置される。スイッチング素子Wのゲート電極WGは、ゲート線Yに電気的に接続されるか、または絶縁基板20の厚み方向一方側の表面部においてゲート線Yと一体的に形成される。ゲート線Yおよびゲート電極WGは、同一の材料を用いて、同一の工程で形成することが可能である。
ゲート線Yおよびゲート電極WGは、ゲート絶縁膜22によって覆われる。ゲート絶縁膜22は、たとえば窒化シリコン(SiN)などの無機系材料によって形成される。
ソース線Xは、ゲート絶縁膜22の厚み方向一方側の表面部に配置される。スイッチング素子Wの半導体層SCは、ゲート絶縁膜22の厚み方向一方側の表面部に、ゲート電極WGと対向するように配置される。
スイッチング素子Wのソース電極WSおよびドレイン電極WDは、ゲート絶縁膜22の厚み方向一方側の表面部に配置される。ソース電極WSは、ソース線Xに電気的に接続されるか、またはソース線Xと一体的に形成されるとともに、半導体層SCに接して形成される。ドレイン電極WDは、第2電極E2に電気的に接続されるとともに、ソース電極WSから離れて、半導体層SCに接して形成される。半導体層SCのうち、ソース電極WSに接する領域と、ドレイン電極WDに接する領域との間の領域は、チャネルCHNとして機能する。
ソース線X、ソース電極WSおよびドレイン電極WDは、同一の材料を用いて同一の工程で形成することが可能である。半導体層SC、ソース線X、ソース電極WSおよびドレイン電極WDは、第1絶縁膜24によって覆われる。第1絶縁膜24は、第2絶縁膜25によって覆われる。第1絶縁膜24および第2絶縁膜25は、パッシベーション膜として機能する。
第1絶縁膜24および第2絶縁膜25は、たとえば、窒化シリコン(SiN)もしくは酸化シリコン(SiO)などの無機系材料によって形成される無機絶縁膜、または有機系材料によって形成される有機絶縁膜で構成される。
以上のように、本実施の形態では、スイッチング素子Wとして、ゲート電極WGが図3の紙面に向かって下側、すなわち絶縁基板20側にあり、チャネルCHNが図3の紙面に向かって上側、すなわち液晶層LQ側にある構造のボトムゲート型の薄膜トランジスタを適用している。ここで、「チャネル」とは、半導体層SCのうち、ソース電極WSとドレイン電極WDとの間の電流が流れる部分をいう。
第1電極E1は、第2絶縁膜25の厚み方向一方側の表面部において、表示領域DSPの全体にわたって配置される。すなわち、第1電極E1は、各画素PXに対応して配置されるとともに、画素PX間にも配置された略ベタ状であり、ゲート線Yおよびソース線Xを覆うように配置される。第1電極E1は、たとえば、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide;略称:ITO)、またはインジウム亜鉛酸化物(Indium Zinc Oxide;略称:IZO)などの光透過性を有する導電材料によって形成される。
本実施の形態の液晶表示装置1では、図2および図3に示すように、第1電極E1は、ゲート線Yを覆うように配置される。第1電極E1は、ゲート線Yの全体を覆うように配置される必要はなく、少なくともゲート線Yの端部からエラー電界のシールドに必要な一定の領域を覆うように配置されればよい。
第1電極E1には、チャネルCHNから離間した領域に第2開口部AP2が形成される。第2開口部AP2は、コンタクト部であり、第1電極E1と同じレイヤーとして形成されるコンタクト層E1Dを介して、第2電極E2とスイッチング素子Wとを接続する。ここで、コンタクト層E1Dは、第2開口部AP2以外に形成される第1電極E1とは電気的に分離している。
また、第2開口部AP2を形成した後に第2電極E2とドレイン電極WDとの直接かつ電気的な接続が良好に確保できる場合、コンタクト層E1Dは形成しなくてもよい。
第1電極E1は、第3絶縁膜26によって覆われる。第3絶縁膜26は、第1絶縁膜24および第2絶縁膜25と同様に、パッシベーション膜として機能する。第3絶縁膜26は、たとえば、窒化シリコン(SiN)もしくは酸化シリコン(SiO)などの無機系材料によって形成される無機絶縁膜、または有機系材料によって形成される有機絶縁膜で構成される。
第2電極E2は、第3絶縁膜26の厚み方向一方側の表面部において各画素PXに配置される。すなわち、各第2電極E2は、第3絶縁膜26を介して第1電極E1と対向する。第2電極E2は、厚み方向一方側から見て、各画素PXにおいて画素形状に対応した島状に形成される。本実施の形態では、第2電極E2は、各画素PXにおいて、一方の基板であるアレイ基板ARの厚み方向一方側の表面に沿って一方向に延びて形成される。具体的には、第2電極E2は、厚み方向一方側から見て、長手方向の中央部で、長方形をV字状に屈曲させた形状に形成される。
第2電極E2には、第1電極E1と対向する複数のスリットSLが形成される。各スリットSLは、第2電極E2と同様に、第2電極E2の厚み方向一方側から見て、長円形をV字状に屈曲させた形状に形成される。本実施の形態では、図2に示すように、各スリットSLは、その長手方向が行方向および列方向と非平行となるように、すなわち平行にならないように形成される。複数のスリットSLは、列方向に並んで配置される。
第2電極E2は、図2および図3に示すように、第1絶縁膜24、第2絶縁膜25および第3絶縁膜26を貫通するコンタクトホールCHと、第1電極E1の第2開口部AP2とを介して、スイッチング素子Wのドレイン電極WDに接する。
第2電極E2は、第1電極E1と同様に、たとえばITOまたはIZOなどの光透過性を有する導電材料によって形成される。第2電極E2は、第1配向膜AL1によって覆われる。第1配向膜AL1は、たとえばポリイミドによって形成される。
図1に示すように、各ゲート線Yは、表示領域DSPの外部に引き出され、コントローラCNTによって制御されるゲートドライバYDに接続される。各ソース線Xは、表示領域DSPの外部に引き出され、コントローラCNTによって制御されるソースドライバXDに接続される。第1電極E1には、共通電極COMを介して、コントローラCNTなどから供給されたコモン電圧が印加される。
ゲートドライバYDは、コントローラCNTによる制御に基づいて、n本のゲート線Yに順次、駆動信号である走査信号を供給する。また、ソースドライバXDは、コントローラCNTによる制御に基づいて、各行のスイッチング素子Wが走査信号によってオンするタイミングで、m本のソース線Xにそれぞれ、駆動信号である映像信号を供給する。各行の第2電極E2は、第1電極E1の電位に対して、対応するスイッチング素子Wを介して供給される映像信号に応じた画素電位にそれぞれ設定される。
対向基板CTは、図3に示すように、ガラス板または石英板などの光透過性を有する絶縁基板30を用いて形成される。本実施の形態では、液晶表示装置1は、カラー表示タイプの液晶表示装置である。したがって、対向基板CTは、絶縁基板30の厚み方向他方側の表面部、すなわち液晶層LQに対向する側の表面部に、各画素PXを区画するブラックマトリクスBM、およびブラックマトリクスBMによって囲まれた各画素PXに配置されたカラーフィルタ層CFを備えて構成される。
対向基板CTは、さらに、カラーフィルタ層CFの表面の凹凸を平坦化するように、比較的厚い膜厚で配置されたオーバーコート層などを備えて構成されてもよい。
ブラックマトリクスBMは、絶縁基板30の厚み方向他方側の表面部において、アレイ基板ARに設けられるゲート線Yおよびソース線X、ならびにスイッチング素子Wなどを含む配線部に対向するように配置される。ブラックマトリクスBMは、たとえば黒色に着色された着色樹脂によって形成される。
カラーフィルタ層CFは、絶縁基板30の厚み方向他方側、具体的にはブラックマトリクスBMの厚み方向他方側の表面部に配置される。図示は省略するが、カラーフィルタ層CFは、互いに異なる複数の色にそれぞれ着色された複数の着色樹脂層を備えて構成される。
カラーフィルタ層CFは、たとえば、赤色、青色および緑色の3原色にそれぞれ着色された赤色着色樹脂層、青色着色樹脂層および緑色着色樹脂層を備えて構成される。この場合、赤色着色樹脂層、青色着色樹脂層および緑色着色樹脂層は、それぞれ各色用の画素、すなわち赤色用画素、青色用画素および緑色用画素に対応して配置される。
カラーフィルタ層CFは、第2配向膜AL2によって覆われる。第2配向膜AL2は、たとえばポリイミドによって形成される。
アレイ基板ARと対向基板CTとは、配向膜同士、すなわち第1配向膜AL1と第2配向膜AL2とが対向するように配置される。アレイ基板ARと対向基板CTとの間には、図示しないスペーサが配置される。これによって、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に、予め定めるギャップが形成される。スペーサは、たとえば柱状スペーサであり、樹脂材料によって、アレイ基板ARおよび対向基板CTのうち、一方の基板と一体的に形成される。
アレイ基板ARと対向基板CTとは、以上のようにしてスペーサによって予め定めるギャップが形成された状態で、図示しないシール材によって貼り合わせられる。
液晶層LQは、アレイ基板ARの第1配向膜AL1と対向基板CTの第2配向膜AL2との間に形成されたギャップに封入された、液晶分子LMを含む誘電率異方性が正の液晶組成物によって構成される。
第1配向膜AL1および第2配向膜AL2は、液晶層LQに含まれる液晶分子LMの配向を規制するようにラビング処理されている。液晶分子LMは、第1配向膜AL1および第2配向膜AL2による規制力によって、ホモジニアス配向されている。第1配向膜AL1および第2配向膜AL2のラビング方向Sは、スリットSLの長手方向に対して非平行で、かつ非直角の方向である。
本実施の形態の液晶表示装置1は、透過型の液晶表示パネルLPNを備えた液晶表示装置であり、さらに、液晶表示パネルLPNに対してアレイ基板AR側に配置された照明ユニットであるバックライトユニットBLを備える。バックライトユニットBLは、アレイ基板AR側から液晶表示パネルLPNを照明する。
バックライトユニットBLとしては、種々の形態が適用可能である。たとえば、光源として発光ダイオード(Light Emitting Diode;略称:LED)を利用したバックライトユニット、および、光源として冷陰極管(Cold Cathode Fluorescent Lamp;略称:CCFL)を利用したバックライトユニットなどのいずれでも適用可能である。バックライトユニットBLの詳細な構造については、説明を省略する。
液晶表示装置1は、液晶表示パネルLPNの一方の外面、すなわちアレイ基板ARの液晶層LQと接する面とは反対側の面に設けられた第1光学素子OD1を備える。また液晶表示装置1は、液晶表示パネルLPNの他方の外面、すなわち対向基板CTの液晶層LQと接する面とは反対側の面に設けられた第2光学素子OD2を備える。
第1光学素子OD1および第2光学素子OD2は、それぞれ偏光板を含み、特定の表示モード、本実施の形態ではノーマリーブラックモードを実現する。ノーマリーブラックモードでは、第1電極E1と第2電極E2との間に電位差が形成されていない、すなわち第1電極E1と第2電極E2との間に電界が形成されていない無電界時において、液晶表示パネルLPNの透過率が最低となり、黒色画面が表示される。
具体的に述べると、無電界時には、液晶分子LMは、その長軸Dが第1配向膜AL1および第2配向膜AL2のラビング方向Sと平行な方位を向くように配向されている。このような状態では、バックライトユニットBLからのバックライト光は、第1光学素子OD1を透過した後、液晶表示パネルLPNを透過し、第2光学素子OD2に吸収される。これによって、黒色画面が表示される。
第1電極E1と第2電極E2との間に電位差が形成された場合、つまり、第2電極E2に第1電極E1とは異なる電位の電圧が印加された電圧印加時には、第1電極E1と第2電極E2との間にフリンジ電界と呼ばれる横電界が形成される。この横電界は、スリットSLを介して、その長手方向に対して直交する方位に形成される。
このとき、液晶分子LMの配向状態は、その長軸Dがラビング方向Sから横電界に平行な方向を向くように変化する。このように、液晶分子LMの長軸Dの方位がラビング方向Sから変化すると、液晶層LQを透過する光に対する変調率が変化する。したがって、バックライトユニットBLから出射され、液晶表示パネルLPNを透過したバックライト光の一部は、第2光学素子OD2を透過する。これによって、白色画面が表示される。このようにしてバックライト光を液晶表示パネルLPNで選択的に透過し、画像を表示する。
前述の液晶表示パネルLPNの構造では、ゲート線Yに第2電極E2とドレイン電極WDとが接触する領域が設けられる。第2電極E2は、第1絶縁膜24、第2絶縁膜25および第3絶縁膜26を貫通するコンタクトホールCHと、第1電極E1の第2開口部AP2とを介して、スイッチング素子Wのドレイン電極WDに接触している。
また第1電極E1を挟んで上側、すなわち対向基板側が画素PXを構成する液晶駆動部であり、第1電極E1を挟んで下側、すなわちバックライト側がゲート線Yおよびソース線Xなどの駆動制御部または配線部となっている。したがって、ソース線Xは、完全に電気的に分離、すなわちシールドされており、ゲート線Yは、その端部を第1電極E1で覆う構造でシールドされている。
図4は、図2の切断面線B−Bから見た断面図である。図4に示すように、本実施の形態では、対向基板CTは突起物Tを備える。突起物Tは、対向基板CTの厚み方向他方側の表面部に、液晶層LQ側に突出して設けられる。
突起物Tは、画素電極である第2電極E2の延在方向である長手方向と交差し、かつスリット電極である第2電極E2のスリットSLを分断するように、アレイ基板ARから離隔して、対向基板CTに設けられる。具体的には、突起物Tは、画素電極の屈曲した部分(以下「画素屈曲部」という場合がある)に対向する部分の対向基板CTに設けられる。
本実施の形態では、突起物Tは、四角柱状である。突起物Tは、各画素PXにおいて、対向基板CTに接する基端部と、基端部からアレイ基板AR側に延びる先端部とを有し、基端部から先端部までの距離が液晶層LQの層厚の1/3以下である。
本実施の形態では、対向基板CTに突起物Tが設けられるので、液晶分子の配向異常が発生したときに、配向異常が発生した液晶分子LMの配向に、他の液晶分子の配向が引きずられて、配向異常が伝搬することを、突起物Tで遮断することができる。
具体的に述べると、突起物Tによって、対向基板CT側の液晶分子LMが、画素屈曲部を境に2つのドメインに分断される。これによって、全白表示時に表示領域に外部から圧力を加えた場合、たとえば、指などで加重した場合に、画素外領域Aで発生した液晶分子LMの配向異常が画素内に伝搬したとき、配向異常が伝搬し易い対向基板CT側の液晶分子LMへの配向異常の伝搬を遮断することができる。
対向基板CT側の液晶分子LMの配向異常が伝搬し易いのは、アレイ基板AR側の液晶分子LMに比べて、対向基板CT側の液晶分子LMにかかる対向電極E1と画素電極E2との間の電界が弱いためである。
また、本実施の形態では、対向電極E1と画素電極E2との間の電界が比較的強いので、アレイ基板AR側の液晶分子LMが配向異常となっても、正常な配向に戻ることができる。
したがって、配向異常が起き易いカラーフィルタ層CF側である対向基板CT側の液晶分子LMへの配向異常の伝搬を、突起物Tによって抑えることができ、スリット電極である画素電極E2の部分の液晶層LQを正常な配向に戻すことができるので、表示品位の低下を抑制することができる。
突起物Tは、たとえば、オーバーコートなどで形成され、透明である。したがって、突起物Tは、基本的に画素PXの透過率に影響を与えないが、突起物Tの周辺の液晶配向が僅かながら乱れるおそれがある。
その影響を極力抑えるために、第2電極E2の長手方向における突起物Tの寸法(以下「幅」という場合がある)Lは、1μm以上5μm以下であることが望ましい。
また、突起物Tの幅Lを5μmよりも大きくした場合、突起物Tの幅Lが画素屈曲部のドメイン境界に現れるディスクリネーションよりも大きくなる可能性があるので、突起物Tを設けたことによって透過率が低下するおそれがある。
突起物Tの幅Lを5μm以下とすることによって、前述の突起物Tの周辺の液晶配向への影響を抑えるとともに、突起物Tの幅Lが画素屈曲部のディスクリネーションよりも大きくなることを防ぎ、突起物Tを設けたことによる透過率の低下を抑えることができる。
また、突起物Tの幅Lが1μm未満であると、突起物Tを設けたことによる、液晶分子LMの配向異常の伝搬を防ぐ効果が十分に得られないおそれがある。突起物Tの幅Lを1μm以上とすることによって、液晶パネルLPNの表示領域DSPに外部から圧力を加えたときの液晶分子LMの配向異常の伝搬をより確実に防ぐことができる。
したがって、突起物Tの幅Lは、前述のように1μm以上5μm以下であることが好ましい。突起物Tの幅Lを1μm以上5μm以下とすることによって、突起物Tを設けたことによる透過率の低下および突起物Tの周辺の液晶配向の乱れを抑えるとともに、液晶パネルLPNの表示領域DSPに外部から圧力を加えたときの液晶分子LMの配向異常の伝搬をより確実に防ぐことができる。
突起物Tは、図4では四角柱状であるが、突起物Tの形状は、これに限定されない。例えば、突起物Tは、対向基板CTの基端部から先端部に向かって細くなる角錐台状であってもよいし、三角柱状であってもよい。
以上のように本実施の形態によれば、画素PXの透過率の向上が可能であり、かつ広視野角化が可能な横電界方式の液晶表示装置1が実現される。この横電界方式の液晶表示装置1において、対向基板CTには、アレイ基板AR側に突出する突起物Tが設けられる。
突起物Tは、画素屈曲部に対向する部分の対向基板CTに、スリット電極である画素電極を分断するように設けられる。具体的には、突起物Tは、画素電極である第2電極E2に形成されるスリット状の開口、すなわちスリットSLの長手方向と交差するように配置される。
このような突起物Tを設けることによって、液晶パネルLPNの表示面の表示領域DSPに外部から圧力を加えたときの液晶分子LMの配向異常の伝搬を防ぐことができる。したがって、表示領域DSPに外部から圧力を加えた場合に生じる配向異常の液晶分子LMの影響を抑えて、優れた表示品質を実現することができる液晶表示装置1を得ることができる。
また突起物Tは、各画素PXにおいて、対向基板CTに接する基端部と、基端部からアレイ基板AR側に延びる先端部を有し、基端部から先端部までの距離Hが液晶層LQの層厚の1/3以下である。突起物Tの基端部から先端部までの距離Hが、液晶層LQの層厚の1/3を超えると、突起物Tとアレイ基板ARとの間の正常な配向の液晶分子LMの割合が少なくなるので、表示品位が下がることになる。
したがって、突起物Tの基端部から先端部への距離Hは液晶層LQの層厚の1/3以下にすることが好ましい。これによって、表示への影響を抑えつつ、加重を加えたときの液晶の配向の乱れによる表示不良を低減することができる。
また本実施の形態では、突起物Tは、透明、すなわち光透過性を有する。これによって、突起物Tを設けることによる画素PXの透過率への影響を抑え、透過率の低下を抑えることができる。
また本実施の形態では、突起物Tは、配向の方向を切替える配向分割を行う領域であるマルチドメインの画素屈曲部に発生するドメイン境界であるディスクリネーション上に配置される。ディスクリネーションは、他の部分に比べて、透過率が低くなっている。この透過率が比較的低い部分に突起物Tが配置されるので、突起物Tを配置することによって僅かながら発生する液晶配向の乱れの影響を無効化し、液晶の配向の乱れによる表示異常を低減できる。
以上のことから、突起物Tは、マルチドメインのドメイン境界である画素屈曲部に配置することが好ましいことが分かる。
また本実施の形態では、画素電極である第2電極E2は、厚み方向一方側から見て、長手方向の中央部で、長方形をV字状になるように屈曲させた形状であり、突起物Tは、第2電極E2の屈曲部分である長手方向の中央部でスリットSLを分断するように設けられる。これによって、表示領域に外部から圧力を加えた場合に生じる液晶分子の配向異常が、他の液晶分子に伝搬することを、より確実に抑制することができる。したがって、より優れた表示品位を実現することができる液晶表示装置1を得ることができる。
<第2の実施の形態>
図5は、本発明の第2の実施の形態である液晶表示装置2の構成を示す平面図である。図5では、前述の図2と同様に、液晶表示装置2の画素PXの部分の構成を示す。
前述の第1の実施の形態の液晶表示装置1では、突起物Tは、画素屈曲部のみに配置される。これに対し、本実施の形態では、各画素PXにおいて、画素屈曲部に加えて、1箇所以上、すなわち各画素PXにおいて2箇所以上に突起物Tが設けられる。
このように、突起物Tを各画素PXの2箇所以上に設けることによって、加重を加えたときの配向異常の伝搬に対する障壁を多くすることができるので、加重痕の発生を抑制する効果を高めることができる。
特に、本実施の形態のように、各画素PXに対して、第2電極E2の長手方向における中央部である画素屈曲部と、第2電極E2の長手方向の中央部を除く他の部分との2箇所以上で、第2電極E2のスリットSLを分断するように突起物Tを設けることによって、加重を加えたときの配向異常の伝搬をより確実に防ぐことができる。したがって、加重痕の発生をより確実に抑制することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせることが可能である。また、各実施の形態の任意の構成要素を適宜、変更または省略することが可能である。
1,2,51 液晶表示装置、20,30 絶縁基板、22 ゲート絶縁膜、24 第1絶縁膜、25 第2絶縁膜、26 第3絶縁膜、A 画素外領域、AL1 第1配向膜、AL2 第2配向膜、AR アレイ基板、AP2 第2開口部、BL バックライトユニット、BM ブラックマトリクス、CF カラーフィルタ層、CH コンタクトホール、CHN チャネル、CNT コントローラ、COM 共通電極、CT 対向基板、DSP 表示領域、E1 第1電極、E1D コンタクト層、E2 第2電極、LM 液晶分子、LPN 液晶表示パネル、LQ 液晶層、OD1 第1光学素子、OD2 第2光学素子、PX 画素、SC 半導体層、SL スリット、T 突起物、W スイッチング素子、WD ドレイン電極、WG ゲート電極、WS ソース電極、X ソース線、XD ソースドライバ、Y ゲート線、YD ゲートドライバ。

Claims (7)

  1. 第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持される液晶層とを備える液晶表示装置であって、
    前記第1の基板および前記第2の基板のうち、一方の基板には、一方が画素電極である第1の電極および第2の電極を有する複数の画素が並べて配置されており、
    前記第2の電極は、前記画素電極であり、絶縁膜を介して前記第1の電極よりも前記液晶層側に設けられ、複数のスリット状の開口が形成されており、
    前記第1の基板および前記第2の基板のうち、他方の基板には、前記一方の基板側に突出する突起物が設けられ、
    前記第2の電極は、各画素において、前記一方の基板の厚み方向一方側の表面に沿って一方向に延びて形成され、
    前記突起物は、
    前記第2の電極の延在方向である長手方向と交差し、かつ前記スリット状の開口を分断するように、前記一方の基板から離隔して、前記他方の基板に設けられることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記突起物は、光透過性を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第2の電極の長手方向における前記突起物の寸法は、1μm以上5μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記突起物は、前記他方の基板に接する基端部と、前記基端部から前記一方の基板側に延びる先端部とを有し、前記基端部から前記先端部までの距離が、前記液晶層の層厚の1/3以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の液晶表示装置。
  5. 前記突起物は、各画素に対して、前記第2の電極の長手方向における中央部で前記スリット状の開口を分断するように設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の液晶表示装置。
  6. 前記突起物は、各画素に対して、前記第2の電極の長手方向における中央部と、前記第2の電極の長手方向の前記中央部を除く他の部分との2箇所以上で、前記スリット状の開口を分断するように設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の液晶表示装置。
  7. 前記第2の電極は、厚み方向一方側から見て、長手方向の中央部で、長方形をV字状になるように屈曲させた形状であり、
    前記突起物は、
    前記第2の電極の屈曲部分である前記長手方向の中央部で前記スリット状の開口を分断するように設けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の液晶表示装置。
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WO2024192705A1 (zh) * 2023-03-22 2024-09-26 京东方科技集团股份有限公司 阵列基板及显示装置

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