JP2016125224A - 断熱壁、建築物及び断熱壁の施工方法 - Google Patents

断熱壁、建築物及び断熱壁の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】断熱性が高く簡易に施工できる断熱壁、該断熱壁を備える建築物及び該断熱壁の施工方法を提供する。
【解決手段】建築物に配置される断熱壁であって、上下両方向に向く断面C字状の第1溝4aを有する、前記断熱壁の水平方向の骨組を構成する長尺構造部材であるランナー4と、断面C字状の第2溝6aを有し、前記断熱壁の鉛直方向の骨組を構成する長尺構造部材である、前記ランナーにより固定されたスタッド6と、上下両端部が前記第1溝に嵌入され、かつ左端部または右端部の少なくとも一方が前記第2溝に嵌入される、発泡プラスチックから成る矩形状の断熱板8とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、発泡プラスチックから成る断熱材を用いた断熱壁、該断熱壁を備える建築物及び該断熱壁の施工方法に関するものである。
従来、建築物の外壁に使用される建築材料としてALCパネルが知られている。ALCパネルは、安価で断熱性を有することの他、軽量であるため鉄骨造の建築物に多く用いられる。
しかし、鉄骨造の建築物は揺れやすい性質を有するため、ALCパネルを外壁に使用した場合、地震等の揺れによってALCパネルにひび割れが生じる等の問題があった。
この問題を解決する工法として、地震などにより建築物の鉄骨躯体が変形した場合に、外壁を構成するALCパネルが鉄骨躯体に追従するようにALCパネルを設置する工法が存在する。例えば、ALCパネルが1枚ずつ微小回動して鉄骨躯体の層間変形角に追従するロッキング工法、建築物の上部に配置されたALCパネルがスライドして鉄骨躯体の層間変形角に追従するスライド工法、横設された上下段のALCパネル相互が階段状にずれて鉄骨躯体の層間変形角に追従するアンカー工法、ボルト止め工法、カバープレート工法、建築物の上部に配置されたALCパネル群が面としてスライドし鉄骨躯体の層間変形角に追従するスウェイ方式などが存在する。
これらの工法によれば、鉄骨躯体に大きな外力が加わった場合に外壁であるALCパネルが可動して鉄骨躯体の層間変形角に追従することにより、外壁が損傷したり脱落したりすることを防止できるため、建築物の耐久性や安全性を向上させることができる。
ところで、ALCパネルが可動する工法を採用した建築物を断熱する場合、外壁の変形に伴って外壁に設置される断熱材も可動することが前提となるため施工方法が制限される。例えば、現場発泡施工が可能な断熱材を外壁に吹付けると外壁の変形により断熱材が破壊されてしまい、発泡プラスチックボード断熱材を外壁に直貼りすると外壁の変形により断熱材間が擦れて破砕されてしまうため、これらの断熱材を施工することができない。
このような制限された状況において建築物を断熱する方法としては、外壁の屋内側に内壁を配置し、内壁材と外壁パネルとの間にグラスウールやロックウール等の無機繊維系断熱材を充填することにより建築物の断熱化を図る方法が考えられる(特許文献1参照)。
特開平11−181918号公報
しかし、上述の方法においては、グラスウールやロックウール等が下方にずれないように固定することが困難であり、簡易に断熱材を施工することができなかった。また、グラスウールやロックウール等の無機繊維系断熱材は隙間なく断熱材を充填することができない上、熱伝導率が0.050W/m・Kと高く断熱性能が低いことから、断熱性が高い断熱壁を提供することができないという問題があった。
本発明の目的は、断熱性が高く簡易に施工できる断熱壁、該断熱壁を備える建築物及び該断熱壁の施工方法を提供することである。
本発明の断熱壁は、建築物に配置される断熱壁であって、上下両方向に向く断面C字状の第1溝を有する、前記断熱壁の水平方向の骨組を構成する長尺構造部材であるランナーと、断面C字状の第2溝を有し、前記断熱壁の鉛直方向の骨組を構成する長尺構造部材である、前記ランナーにより固定されたスタッドと、上下両端部が前記第1溝に嵌入され、かつ左端部または右端部の少なくとも一方が前記第2溝に嵌入される、発泡プラスチックから成る矩形状の断熱板とを備えることを特徴とする。
また、本発明の断熱壁は、建築物に配置される断熱壁であって、断面C字状の第1溝を有し、前記断熱壁の水平方向の骨組を構成する長尺構造部材であるランナーと、左右両方向に向く断面C字状の第2溝を有し、前記断熱壁の鉛直方向の骨組を構成する長尺構造部材である、前記ランナーにより固定されたスタッドと、左右両端部が前記第2溝に嵌入され、かつ上端部または下端部の少なくとも一方が前記第1溝に嵌入される、発泡プラスチックから成る矩形状の断熱板とを備えることを特徴とする。
また、本発明の断熱壁は、前記断熱板が、フェノール断熱材であり、前記ランナー及び前記スタッドが、軽量鉄骨部材であることを特徴とする。
また、本発明の建築物は、前記外壁を構成するALCパネルが可動して前記建築物の変形に追従する工法により施工され、本発明の断熱壁を備えることを特徴とする。
また、本発明の断熱壁の施工方法は、上下両方向に向く断面C字状の第1溝を有する長尺構造部材であるランナーを横設する工程と、断面C字状の第2溝を有する長尺構造部材であるスタッドを前記ランナーに立設し、発泡プラスチックから成る矩形状の断熱板の下端部を前記ランナーの上側の前記第1溝に嵌入すると共に、前記断熱板の右端部または左端部を前記第2溝に嵌入することを繰り返す工程と、前記断熱板の上端部が新たな前記ランナーの下側の前記第1溝に嵌入されるように、新たな前記ランナーを横設する工程とを備えることを特徴とする。
また、本発明の断熱壁の施工方法は、左右両方向に向く断面C字状の第2溝を有する長尺構造部材であるスタッドを断面C字状の第1溝を有する長尺構造部材であるランナーに立設し、発泡プラスチックから成る矩形状の断熱板の左右何れか一方の端部を前記第2溝に嵌入させて配置し、前記断熱板の前記第2溝に嵌入されていない他方の端部が新たな前記スタッドの前記第2溝に嵌入されるように、新たなスタッドを前記ランナーに立設することを繰り返す工程を備えることを特徴とする。
また、本発明の断熱壁の施工方法は、前記断熱板が、フェノール断熱材であり、前記ランナー及び前記スタッドが、軽量鉄骨部材であることを特徴とする。
本発明の目的は、断熱性が高く簡易に施工できる断熱壁、該断熱壁を備える建築物及び該断熱壁の施工方法を提供することである。
第1の実施の形態に係る断熱壁の壁下地を示す図である。 第1の実施の形態に係る壁下地を水平方向に切断した断面を示す図である。 第1の実施の形態に係るランナーの断面を示す図である。 第1の実施の形態に係る壁下地の中間部に配置されるランナーの断面を示す図である。 第1の実施の形態に係るスタッドの断面を示す図である。 第1の実施の形態に係る断熱壁に用いられる部材の寸法の組合せを示す図である。 第1の実施の形態に係る建築物の断熱壁が施工される部分を示す図である。 第1の実施の形態に係る断熱壁の施工方法を示す図である。 第1の実施の形態に係る断熱壁の施工方法を示す図である。 第1の実施の形態に係る壁下地に石膏ボードを取付けた状態を示す図である。 第2の実施の形態に係る断熱壁の壁下地を示す図である。 第2の実施の形態に係る壁下地の中間部に配置されるスタッドの断面を示す図である。 第2の実施の形態に係る断熱壁の施工方法を示す図である。 第2の実施の形態に係るスタッドを補強プレートで固定した状態を示す図である。 第2の実施の形態に係る壁下地に石膏ボードを取付けた状態を示す図である。 第1の実施の形態に係る断熱壁を構成する壁パネルを示す図である。 第2の実施の形態に係る断熱壁を振れ止めを用いて施工する場合を示す図である。
以下、図面を参照して、第1の実施の形態に係る断熱壁の構造について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る断熱壁の壁下地を示す図である。また、図2は、壁下地2(図1参照)のA−A断面を示す図である。
断熱壁は、建築物の断熱性を向上させるために外壁の屋内側に施工される壁であり、図1に示す、ランナー4、スタッド6、及び断熱板8から成る壁下地2に石膏ボード10(図10参照)を取付けて構成される。
ランナー4は、壁下地2の水平方向の骨組を構成する軽量鉄骨(light gauge steel:LGS)であり、図3に示すように、断面C字状の第1溝4aを有している。壁下地2の上端のランナー4は、第1溝4aを下向きにして配置され、壁下地2の下端のランナー4は、第1溝4aを上向きにして配置される。
図4は、壁下地2の中間部に配置されるランナー4の断面を示す図である。図4に示すように、壁下地2の中間部には、2本のランナー4が上下に重ねて配置される。ここで、上側のランナー4は、第1溝4aが上方に向くように配置され、下側のランナー4は第1溝4aが下方に向くように配置される。この上下に重ねた2本のランナー4により、上下両方向に向く第1溝4aを有する中間ランナー5が形成される。
スタッド6は、壁下地2の鉛直方向の骨組を構成する軽量鉄骨であり、図5に示すように、断面C字状の第2溝6aを有している。また、第2溝6aの上端部には、内側に屈曲するリップ6bが形成されている。ここで、スタッド6の上下両端部はランナー4によって固定され、壁下地2にランナー4とスタッド6が格子状に配置される。なお、スタッド6の幅は、スタッド6をランナー4の第1溝4a内に立設させることができるように、ランナー4の第1溝4の幅よりも狭く、かつ第1溝4a内に固定できる程度の幅をもって形成されている。また、壁下地2の紙面右端(以下、右端と略す。)のスタッド6は、第2溝6aを紙面左向き(以下、左向きと略す。)にして配置され、壁下地2の左端のスタッド6(図示せず)は、第2溝6aを紙面右向き(以下、右向きと略す。)にして配置される。また、壁下地2の中間部のスタッド6は、第2溝6aの向きがすべて左側に向くように配置される。
なお、壁下地2の中間部に配置されるスタッド6の第2溝6aの向きは、すべてが左右何れか一方向を向いていればよい。このため、スタッド6は、第2溝6aをすべて右側に向けて配置されてもよい。
また、ランナー4とスタッド6は軽量鉄骨に限定されず、めっきされた鉄やステンレス、アルミニウム等の金属材料で構成されていればよい。
断熱板8は、発泡プラスチックであるフェノール断熱材から成る矩形状のボードである。断熱板8は、上端部をランナー4の下向きの第1溝4aに嵌入させ、下端部をランナー4の上向きの第1溝4aに嵌入させ、かつ左右の少なくとも一方の端部をスタッド6の第2溝6aに嵌入させて配置される。ここで、第2溝6aに嵌入された断熱板8の端部は、第2溝6aに形成されたリップ6bによって挟持される。
発泡プラスチックとして用いる樹脂としては、フェノール樹脂(フェノール断熱材)、ウレタン樹脂(硬質ウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム)、ポリスチレン樹脂(押出ポリスチレン断熱材、ビーズ法ポリスチレン断熱材)、ポリエチレン樹脂(ポリエチレン断熱材)が挙げられる。ここで、JIS K 7201に規定された酸素指数が26未満の部材は消防法上の指定可燃物に該当し、断熱壁2内にはコンセントや照明スイッチ等と接続される電気配線が設置されるため、これらの断熱材のうち酸素指数が26以上のものを断熱板8に用いることが望ましい。
特に、発泡プラスチックの中でも、フェノール樹脂を用いたフェノール断熱材を断熱板8に用いるのが熱伝導率や不燃性の点で望ましい。フェノール断熱材の熱伝導率は0.022W/m・K以下であり、グラスウール(熱伝導率0.050W/m・K)や他の発泡プラスチック断熱材よりも高い断熱性能を有しているため、断熱板8を薄くしても必要な断熱性能を発揮できる。このため、フェノール断熱材から成る断熱板8を、厚さが薄いランナー4及びスタッド6と合わせて用いることで壁下地2自体も薄くし室内面積を広くすることができる。
また、フェノール断熱材の酸素指数は28以上であるため、フェノール断熱材は不燃材として扱われる。このため、壁下地2にフェノール断熱材の断熱板8を配置した上で、更に内装材として後述する石膏ボード10のような不燃材を取付けることにより、建築物を準耐火構造又は耐火構造の建築物とすることができる。
また、一般的なフェノール断熱材としては、発泡硬化時に使用される酸性の硬化剤の影響によってpHが4程度となったものが用いられるが、金属製のランナー4とスタッド6に錆が発生するのを防止するためには、pHが5以上に調整されたフェノール断熱材を用いることが望ましい。特にpHが6以上に調整されたフェノール断熱材を用いることが望ましい。ただし、ランナー4とスタッド6に錆止めのめっき等が施してある場合、錆にくい材料が使用されている場合等にはフェノール断熱材のpHが5以下であっても構わない。
また、断熱板8は、例えば、25mm、35mm、50mm等の所定の厚さを有しており、断熱壁に使用されるランナー4とスタッド6のサイズは断熱板8の厚さに応じて決定される。例えば、図6に示すように、厚さ25mmの断熱板8を用いる場合には、リップ6bの開口幅が26mmで全幅が40mmのスタッド6と全幅が42mmのランナー4が組合せて使用される。また、厚さ35mmの断熱板8を用いる場合には、リップ6bの開口幅が36mmで全幅が50mmのスタッド6と全幅が52mmのランナー4が組合せて使用される。同様に、厚さ50mmの断熱板8を用いる場合には、リップ6bの開口幅が51mmで全幅が65mmのスタッド6と全幅が67mmのランナー4が組合せて使用される。
石膏ボード10は、壁下地2に取付けられる矩形状のボードである。石膏ボード10が取付けられた場合、壁下地2を構成するランナー4、スタッド6、及び断熱板8が外観上覆い隠される。なお、従来のように、グラスウールやロックウール等の無機繊維系断熱材を使用した場合には、壁下地2の片側に石膏ボードを張り付けた後でないと壁下地2に断熱材を充填することができず、石膏ボードの施工を断熱材の施工と前後して行う必要があったが、本発明では断熱板8を設置した後に石膏ボード10を取付けることができるため、施工を簡略化することができる。
次に、図面を参照して、第1の実施の形態に係る断熱壁の施工方法について、ロッキング工法を採用した建築物に断熱壁を施工する場合を例に説明する。図7は、建築物22において断熱壁が施工される部分を示す図である。ここで、図7においては、外壁であるALCパネル24、及び構造躯体の一部を成す梁26と床スラブ28が示されている。また床スラブ28とALCパネル24との間には、10cm程度の間隙30が形成されており、間隙30には図示しない絶縁材、及びモルタルが建築物22の施工後に充填される。なお、断熱壁は、床スラブ28上の破線で示す位置に施工される。
図8、9は、断熱壁の施工方法を示す図である。断熱壁は、図8に示す(1)〜(5)、及び図9に示す(11)、(12)の手順で施工される。建築物22に断熱壁を施工する場合、まず、作業員は、図8に示すように、(1)壁下地2の下端を構成するランナー4を、第1溝4aを上向きにして床上に固定すると共に、壁下地2の上端を構成するランナー4を、第1溝4aを下向きにして天井に固定する。
次に、(2)ランナー4の右端部にスタッド6を立設する。ここで、スタッド6は、第1溝4a内に第2溝6aを左向きにして立設される。次に、(3)断熱板8の下端部を床上に固定されたランナー4の第1溝4aに嵌入させ、かつ断熱板8の右端部をランナー4の右端に立設されたスタッド6の第2溝6aに嵌入させて断熱板8を配置する。
以下同様に、(4)第2溝6aを左向きにしてスタッド6をランナー4に立設した後、(5)断熱板8の下端部を床上に固定されたランナー4の第1溝4aに嵌入させ、かつ断熱板8の右端部をランナー4に立設されたスタッド6の第2溝6aに嵌入させて断熱板8を配置する作業を繰り返す。なお、壁下地2の左端を構成するスタッド6をランナー4に立設する場合、第2溝6aを右向きにし、壁下地2の左端を構成する断熱板8の左端部を第2溝6aに嵌入させる。
次に、作業員は、図9に示すように、(11)第1溝4aを下向きにしてランナー4を断熱板8、スタッド6の上に横設する。なお、作業員は、断熱板8の上端部、スタッド6の上端部が第1溝4aに嵌入されるようにランナー4を横設する。これにより、断熱板8、スタッド6が振れないように所定の位置に固定される。
次に、(12)更に第1溝4aを上向きにしたランナー4を、第1溝4aを下向きにしたランナー4の上に横設する。これにより、壁下地2の中間部に上下両方向に向く第1溝4aを有する中間ランナー5が壁下地2内に配置される。なお、中間ランナー5の上側のランナー4は、図示しない補強プレートを用いて下側のランナー4に固定される。
以下、図8を参照して説明したのと同様に、ランナー4上にスタッド6と断熱板8を交互に配置し、中間ランナー5を横設することを繰り返す。
なお、最上段の断熱板8は、上端部を天井に固定されたランナー4の第1溝4aに嵌入させ、下端部を中間ランナー5の上向きの第1溝4aに嵌入させ、かつ右端部をスタッド6の第2溝6aに嵌入させて配置される。
壁下地2ができあがると、図10に示すように、壁下地2の屋内側の面に石膏ボード10を取り付けて断熱壁を完成させる。
この第1の実施の形態に係る発明によれば、発泡プラスチックからなる断熱材を断熱板8として用いることにより、ロッキング工法等を採用した建築物22のように断熱材を外壁に直貼りすることができない場合でも簡易に施工可能な断熱性が高い断熱壁を提供することができる。
また、壁下地2の中間部に上下両方向に向く第1溝4aを有する中間ランナー5を配置することにより、断熱板8の上端部をランナー4の下向きの第1溝4aに嵌入させ、断熱板8の下端部をランナー4の上向きの第1溝4aに嵌入させ、かつ断熱板8の左右の少なくとも一方の端部をスタッド6の第2溝6aに嵌入させることができる。これにより、隙間なく断熱板8を配置することができ、断熱壁の断熱性を向上させることができる。
また、作業員は、機械的に断熱板8の端部をランナー4の第1溝4a、スタッド6の第2溝6aに嵌入させるだけで断熱壁を完成させることができるため、簡易な断熱壁の施工方法を提供することができる。また、断熱板8を建築物22内に配置することにより、断熱性が高い建築物22を提供することができる。
また、断熱板8にフェノール断熱材を使用することにより、ランナー4及びスタッド6の幅厚を薄くすることができる。これにより、断熱壁の壁厚を薄くすることができ、建築物22の屋内空間を広げることができる。
次に、第2の実施の形態に係る断熱壁について説明する。この第2の実施の形態に係る断熱壁は、第1の実施の形態のように、壁下地の中間部に上下両方向に向く第1溝を有する中間ランナー5を横設することに代えて、壁下地の中間部に左右両方向に向く第2溝を有する中間スタッドを立設するようにしたものである。従って、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分について詳細に説明し、重複する部分については適宜説明を省略する。
図11は、第2の実施の形態に係る断熱壁の壁下地を示す図である。図11に示すように、断熱壁は、ランナー4、スタッド6、及び断熱板8から成る壁下地42に石膏ボード10を取付けて構成される。
ここで、壁下地42の上端のランナー4は、第1溝4aを下向きにして配置され、壁下地42の下端のランナー4は、第1溝4aを上向きにして配置される。また、壁下地42の右端のスタッド6は、第2溝6aを左向きにして配置され、壁下地42の左端のスタッド6(図示せず)は、第2溝6aを右向きにして配置される。
図12は、壁下地2の中間部に配置されるスタッド6の断面を示す図である。図12に示すように、壁下地42の中間部には、2本のスタッド6を左右に隣接させて配置される。ここで、右側のスタッド6は、第2溝6aが右に向くように配置され、左側のランナー4は第2溝6aが左に向くように配置される。この左右に隣接する2本のスタッド6により、左右両方向に向く第2溝6aを有する中間スタッド7が形成される。
次に、図面を参照して、第2の実施の形態に係る断熱壁の施工方法について説明する。図13は、断熱壁の施工方法を示す図である。断熱壁は、図13に示す(21)〜(26)、の手順で施工される。まず、作業員は、図13に示すように、(21)壁下地42の下端を構成するランナー4を、第1溝4aを上向きにして床上に固定すると共に、壁下地42の上端を構成するランナー4を、第1溝4aを下向きにして天井に固定する。
次に、(22)ランナー4の右端部にスタッド6を立設する。ここで、スタッド6は、第1溝4a内に第2溝6aを左向きにして立設される。次に、所定の長さに切断された2枚の断熱板8を用意する。そして、(23)下段の断熱板8の下端部を床に固定されたランナー4の第1溝4aに嵌入させ、かつ右端部をランナー4の右端部に立設されたスタッド6の第2溝6aに嵌入させて下段の断熱板8を配置する。同様に、上段の断熱板8の上端部を天井に固定されたランナー4の第1溝4aに嵌入させ、かつ右端部をランナー4の右端部に立設されたスタッド6の第2溝6aに嵌入させて上段の断熱板8を配置する。
次に、(24)第2溝6aを右向きにしたスタッド6をランナー4に立設する。なお、作業員は、ランナー4を立設する際に、右隣に配置された断熱板8の左端を第2溝6aに嵌入させる。次に、(25)第2溝6aを左向きにしたスタッド6の背面を、右隣のスタッド6の背面と接触させてランナー4に立設する。これにより、壁下地2の中間部に左右両方向に向く第2溝6aを有する中間スタッド7が配置される。
以下同様に、(26)断熱板8を配置し、中間スタッド7をランナー4に立設する作業を繰り返す。
なお、壁下地42の左端を構成するスタッド6をランナー4に立設する場合、作業員は、第2溝6aを右向きにしてスタッド6に立設する。なお、この場合、壁下地42の左端を構成する断熱板8の左端部をスタッド6の第2溝6aに嵌入させる。
壁下地42ができあがると、図14に示すように、中間スタッド7を構成する2本のスタッド6を補強プレート44で固定する。なお、補強プレート44は、ビス46で両スタッド6に固定される。次に、図15に示すように、壁下地42の屋内側の面に石膏ボード10を取り付ける。
この第2の実施の形態に係る発明によれば、発泡プラスチックからなる断熱材を断熱板8として用いることにより、ロッキング工法等を採用した建築物22のように断熱材を外壁に直貼りすることができない場合でも簡易に施工可能な断熱性が高い断熱壁を提供することができる。
また、壁下地2の中間部に左右両方向に向く第2溝6aを有する中間スタッド7を配置することにより、断熱板8の右端部をスタッド6の左向きの第2溝6aに嵌入させ、断熱板8の左端部をスタッド6の右向きの第2溝6aに嵌入させ、かつ断熱板8の上下の少なくとも一方の端部をランナー4の第1溝4aに嵌入させることができる。これにより、隙間なく断熱板8を配置することができ、断熱壁の断熱性を向上させることができる。
また、作業員は、機械的に断熱板8をランナー4の第1溝4a、スタッド6の第2溝6aに嵌入させるだけで断熱板8を完成させることができるため、簡易な断熱板8の施工方法を提供することができる。また、断熱板8を建築物22内に配置することにより、断熱性が高い建築物22を提供することができる。
また、断熱板8にフェノール断熱材を使用することにより、ランナー4及びスタッド6の幅厚を薄くすることができる。これにより、断熱壁の壁厚を薄くすることができ、建築物22の屋内空間を広げることができる。
なお、上述の各実施の形態において、断熱壁を防火区画として用いることができるようにしてもよい。この場合、層厚が厚く耐火性能を向上させた石膏ボード10を壁下地に取り付けてもよく、複数の石膏ボード10を積層して壁下地に取り付けてもよい。
また、上述の各実施の形態においては、ロッキング工法等を採用した建築物22の断熱を行う場合を例に説明しているが、断熱壁を間仕切り壁として使用してもよい。例えば、工場建屋内の事務所部分を工場部分と区画する間仕切り壁として断熱壁を用い、事務所部分の区画断熱を行うようにしてもよい。
また、上述の各実施の形態においては、断熱板8の端部の面がランナー4の第1溝4aの底面、及びスタッド6の第2溝6aの底面と接触するように断熱板8を配置してもよい。これにより、更に隙間なく断熱板8を配置することができ、断熱壁の断熱性能を向上させることができる。
また、上述の各実施の形態においては、スタッド6の第2溝6aに嵌入された断熱板8の端部は、第2溝6aに形成されたリップ6bによって挟持されているが、第2溝6aの幅よりも薄い厚さの断熱板8を用いる場合には、断熱板8とリップ6bとの間に断熱板8をスタッド6に固定するための固定具を設けてもよい。
また、上述の各実施の形態においては、断熱壁2に遮音性を付与するために遮音材を配置してもよい。この場合、遮音材は、例えば、断熱板8の表面に配置してもよく、ランナー4、スタッド6と石膏ボードとの間等に配置してもよい。
また、上述の第1の実施の形態において、図16に示すように、壁下地2の一部を構成する壁パネル50を予め工場等で作成し、壁パネル50を現場で組み合わせて断熱壁を施工するようにしてもよい。
また、上述の第1の実施の形態における中間ランナー5には、上下に第1溝4aが形成された断面H形状のランナーを用いてもよく、上述の第2の実施の形態における中間スタッド7には、左右に第2溝6aが形成された断面H形状のスタッドを用いてもよい。
また、上述の第2の実施の形態において、断熱板8は必ずしも上下に2枚ずつ配置される必要はない。例えば、スタッド6と同等の長さを有する1枚の断熱板8を使用して断熱壁を完成させてもよい。また、上述の断熱壁の施工方法で用いられた断熱板8よりも短く切断された断熱板を使用し、上下に3枚以上の断熱板8を配置しながら断熱壁を完成させてもよい。
また、上述の第2の実施の形態において、補強プレート44(図14参照)に代えて、図17に示すように、振れ止め60を中間スタッド7に貫通させ、隣接するスタッド6同士を固定するようにしてもよい。なお、この場合、断熱板8には、上下の振れ止め60の間に納まるように短く切断されたものを用いる。
また、上述の各実施の形態において、断面C字状の第2溝6aを有するスタッド6に代えて、断面に矩形状の空洞を有する角スタッドを用いてもよい。この場合、断熱板8は、左右両端部をそれぞれ角スタッドに接触させて配置される。以下、各実施の形態の施工方法について、上述した施工手順と異なる部分を説明する。
第1の実施の形態に係る施工方法において、まず、作業員は、図8に示すように、(1)壁下地2の上下端を構成するランナー4を配置した後、(2)ランナー4の右端部に角スタッドを立設する。ここで、角スタッドは、ランナー4の第1溝4a内に立設される。次に、(3)断熱板8の下端部を床上に固定されたランナー4の第1溝4aに嵌入させ、かつ断熱板8の右端部をランナー4の右端に立設された角スタッドに接触させて断熱板8を配置する。
以下同様に、(4)角スタッドをランナー4に立設した後、(5)断熱板8の下端部を床上に固定されたランナー4の第1溝4aに嵌入させ、かつ断熱板8の右端部をランナー4に立設された角スタッドに接触させて断熱板8を配置する作業を繰り返す。
次に、第2の実施の形態に係る施工方法について説明する。まず、作業員は、図13に示すように、(21)壁下地42の上下端を構成するランナー4を配置した後、(22)ランナー4の右端部に角スタッドを立設する。ここで、角スタッドは、ランナー4の第1溝4a内に立設される。次に、(23)下段の断熱板8の下端部を床に固定されたランナー4の第1溝4aに嵌入させ、かつ右端部をランナー4の右端部に立設された角スタッドに接触させて下段の断熱板8を配置する。同様に、上段の断熱板8の上端部を天井に固定されたランナー4の第1溝4aに嵌入させ、かつ右端部をランナー4の右端部に立設された角スタッドに接触させて上段の断熱板8を配置する。
次に、(24)新たな角スタッドをランナー4に立設する。なお、作業員は、ランナー4を立設する際に、右隣に配置された断熱板8の左端を新たな角スタッドに接触させる。次に、(25)更に新たな角スタッドを、右隣の角スタッドと接触させてランナー4に立設する。以下同様に、(26)断熱板8を配置し、角スタッドをランナー4に立設する作業を繰り返す。なお、この場合、2本の角スタッドを左右に隣接させて配置せず、1本の角スタッドの左右に断熱板8が配置されるようにしてもよい。
2、42…壁下地、4…ランナー、4a…第1溝、5…中間ランナー、6…スタッド、6a…第2溝、7…中間スタッド、8…断熱板、10…石膏ボード、22…建築物

Claims (7)

  1. 建築物に配置される断熱壁であって、
    上下両方向に向く断面C字状の第1溝を有する、前記断熱壁の水平方向の骨組を構成する長尺構造部材であるランナーと、
    断面C字状の第2溝を有し、前記断熱壁の鉛直方向の骨組を構成する長尺構造部材である、前記ランナーにより固定されたスタッドと、
    上下両端部が前記第1溝に嵌入され、かつ左端部または右端部の少なくとも一方が前記第2溝に嵌入される、発泡プラスチックから成る矩形状の断熱板と
    を備えることを特徴とする断熱壁。
  2. 建築物に配置される断熱壁であって、
    断面C字状の第1溝を有し、前記断熱壁の水平方向の骨組を構成する長尺構造部材であるランナーと、
    左右両方向に向く断面C字状の第2溝を有し、前記断熱壁の鉛直方向の骨組を構成する長尺構造部材である、前記ランナーにより固定されたスタッドと、
    左右両端部が前記第2溝に嵌入され、かつ上端部または下端部の少なくとも一方が前記第1溝に嵌入される、発泡プラスチックから成る矩形状の断熱板と
    を備えることを特徴とする断熱壁。
  3. 前記断熱板は、フェノール断熱材であり、前記ランナー及び前記スタッドは、軽量鉄骨部材であることを特徴とする請求項1または2記載の断熱壁。
  4. 前記外壁を構成するALCパネルが可動して前記建築物の変形に追従する工法により施工され、請求項1〜3の何れか一項に記載の前記断熱壁を備えることを特徴とする建築物。
  5. 上下両方向に向く断面C字状の第1溝を有する長尺構造部材であるランナーを横設する工程と、
    断面C字状の第2溝を有する長尺構造部材であるスタッドを前記ランナーに立設し、発泡プラスチックから成る矩形状の断熱板の下端部を前記ランナーの上側の前記第1溝に嵌入すると共に、前記断熱板の右端部または左端部を前記第2溝に嵌入することを繰り返す工程と、
    前記断熱板の上端部が新たな前記ランナーの下側の前記第1溝に嵌入されるように、新たな前記ランナーを横設する工程と
    を備えることを特徴とする断熱壁の施工方法。
  6. 左右両方向に向く断面C字状の第2溝を有する長尺構造部材であるスタッドを断面C字状の第1溝を有する長尺構造部材であるランナーに立設し、
    発泡プラスチックから成る矩形状の断熱板の左右何れか一方の端部を前記第2溝に嵌入させて配置し、
    前記断熱板の前記第2溝に嵌入されていない他方の端部が新たな前記スタッドの前記第2溝に嵌入されるように、新たなスタッドを前記ランナーに立設すること
    を繰り返す工程を備えることを特徴とする断熱壁の施工方法。
  7. 前記断熱板は、フェノール断熱材であり、前記ランナー及び前記スタッドは、軽量鉄骨部材であることを特徴とする請求項5または6記載の断熱壁の施工方法。
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