JP2016125158A - 絡合不織布、これを用いた清拭シートおよび湿潤性シート - Google Patents

絡合不織布、これを用いた清拭シートおよび湿潤性シート Download PDF

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Abstract

【課題】所定の繰り返しパターン模様を有する不織布であって、MD、CD方向における強度のバランスが良く、厚みがあり、かつ柔らかい肌触りで、優れた拭き取り性能を有する絡合不織布の提供【解決手段】水流絡合処理された不織布であって、柱状流が繊維ウェブを貫通しない低圧縮領域と、柱状流がウェブを貫通した、低圧縮領域の間に形成される高圧縮領域とからなり、低圧縮領域は略三角形の形状を有して、その底辺が仮想円内に内接するように配置されている。該仮想円はいくつも重複して所定の模様を形成するとともに、仮想円内において低圧縮領域が60°ずつ傾いて形成されているので、ウェブ強度の高くなる高圧縮領域がMD,CD方向に均一分散されて、意匠性や強度バランスの優れた不織布になる。【選択図】図2

Description

本発明は、水流絡合処理において低圧縮領域と高圧縮領域とが特定の模様を形成して配置された絡合不織布に関する。さらに詳しくは本発明は、一定の繰り返しパターンを有する意匠性および不織布の強度バランス、機能性に優れた絡合不織布であって、例えば、衛生材料、包装材、キッチンペーパーなどの対人・対物に用いて皮脂、化粧品、その他の汚れの付着した皮膚や物の表面肌などに用いられる乾式または湿潤清拭シート、肌に保湿成分あるいは制汗成分などの機能剤を付与することが可能な湿潤性シートなどに好適な絡合不織布に関する。
従来、衛生材料の表面シートとしては、繊維ウェブを開孔部形成用支持体に載置し、水流絡合処理により開孔部を形成させた不織布が使用されている。その他、ウェットティッシュあるいは使い捨ておしぼりなどに使用されるさまざまな機能性を有する不織布が使用されている。このような不織布には、レーヨン等の親水性繊維または親水性繊維と熱接着性複合繊維の混綿からなる繊維ウェブに高圧水流処理を施した不織布、あるいは前記不織布を機能的な改善を施した様々な不織布が提案されている。例えば、特許文献1(特許第3559533号)には、杉綾織りまたはスパイラル織りの支持体上で繊維材料が水流絡合処理された不織布であり、不織布表面において高圧縮領域が不織布の機械方向(以下、MD方向という)に対して5〜60°の角度で存在したMD方向に延びるパターン(A)列と、前記パターン(A)列を反転させたMD方向に延びるパターン(B)列とがMD方向に直行する方向(以下、CD方向という)に交互に繰り返して存在させることにより、一定の繰り返しパターンを有する意匠性や不織布の強度バランス、機能性に優れた絡合不織布が提案されている。
しかしながら、上記不織布には、以下のような問題点が挙げられている。
即ち、例えば、通常、杉綾織りネット上に繊維ウェブを載置し、水流絡合処理を施すと、ノズルから噴射された柱状流が繊維ウェブを貫通した部分が高圧縮領域となり、低圧縮領域と高圧縮領域とが直線状に平行に交互に形成される。さらに、上記のような杉綾織りでは低圧縮領域が鋭角で交差するパターンが形成され、この鋭角の部分が対人用清拭シートなどのように柔らかい皮膚に直接触れる用途に使用する場合、使用感が悪いという問題があり、さらに見た目にも鋭角部分が刺さるようなイメージを与えてしまうという問題がある。
また、一般に不織布全体ではMD方向の強度に比し、CD方向の強度が低いという強度の方向性が生ずる。杉綾織りでも、CD方向の強度は高圧縮領域の横方向の引っ張り強度によって支配されることから、MD方向に比して、十分な強度は得られていない。このような強度の方向性によって不織布の用途が制限されることがあるという問題もある。
特許第3559533号公報
本発明は特定の繰り返しパターン模様を有する新規な絡合不織布を提供することを目的としている。
殊に本発明は、強度の方向性の少ない絡合不織布、清拭シートおよび湿潤性シートを提供することを目的としている。
さらに本発明は、所定の繰り返しパターンを有する不織布であって、MD方向およびCD方向における強度のバランスが良く、厚みがあり、かつ柔らかい肌触りで、拭き取り回数が少なくてもムラなく拭き取ることができる優れた拭き取り性を有する絡合不織布を提供することを目的としている。
更に本発明は、上記のような優れた特性を有する清拭シートを提供すると共に、この絡合不織布に清拭用の液体を含浸させてもべたつき感が少なく、厚みがあり、ふんわり感に優れた湿潤性シートを提供することを目的としている。
本発明の絡合不織布は、支持体上で繊維材料が水流絡合処理されて形成された絡合不織布であって、
該絡合不織布は略三角形の低圧縮領域と、該略三角形の低圧縮領域間に形成された高圧縮領域とから構成され、六個の該略三角形の低圧縮領域の底辺が内接する仮想円内に均一に接するように配置されてなり、
中心に位置する仮想円Cは、周囲に形成された仮想円I〜仮想円VIと重複して形成されてなり、
該仮想円Iは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IIに内包される一個の低圧縮領域および仮想円VIに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円II〜仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域を有するように形成され、
該仮想円IIは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円Iに内包される一個の低圧縮領域と仮想円IIIに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円III〜仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成され、
該仮想円IIIは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IIに内包される一個の低圧縮領域と仮想円IVに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円IV、仮想円V、仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成され、
該仮想円IVは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IIIに内包される一個の低圧縮領域と仮想円Vに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円III、仮想円V、仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成され、
該仮想円Vは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IVに内包される一個の低圧縮領域と仮想円VIに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円III、仮想円IV、仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成され、
該仮想円VIは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円Vに内包される一個の低圧縮領域と仮想円Iに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円III、仮想円IV、仮想円Vには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成されてなり、
該仮想円Cが隣接する仮想円に移動した場合にも、上記移動した新たな仮想円Cと新たな仮想円I〜VIの関係が維持されてなることを特徴とする。
また、本発明の清拭シートおよび湿潤性シートは、上記の絡合不織布からなることを特徴としている。
本発明によれば、新規な絡合不織布を提供することができる。本発明の絡合不織布は、略三角形の六個の低圧縮領域を有する仮想円(以下「六弁花」と記載することもある)が重複して形成された所定の模様を有しており、低圧縮領域が仮想円内で60°ずつ傾いて形成されているので、強度の高い高圧縮領域がMD方向およびCD方向に均一に分散されてなり、このように高圧縮領域が配置された絡合不織布は、MD方向の強度とCD方向の強度との間で著しい差が生ずることがない。
また、杉綾織りよりも低圧縮領域の形成角度が鈍角であるので、使い心地が良い。
さらにまた、本発明の絡合不織布は、拭き取りなどの際に有用性の高い低圧縮領域の面積が大きいので、乾式または湿式の清拭シートとして使用することができる。
またさらに、本発明の絡合不織布は、保湿成分および制汗成分などの機能性薬剤を保持する能力に優れるので、こうした機能性薬剤を含有する湿潤性シートとして有効に使用することができる。
本発明の絡合不織布は、略三角形の低圧縮領域が特定の法則に基づいて二個が組み合わされて略菱形の低圧縮領域が一定間隔で繰り返して存在することにより、一定の繰り返しパターンを有する意匠性や不織布の強度バランス、機能性に優れている。さらに三角形二個を組み合わせてできる略菱形の低圧縮領域が交互に存在することにより不織布表面に略三角形二個を組み合わせてできる略菱形の低圧縮領域が一定間隔で交互に存在していると、隣接する略三角形六個が六弁花模様を形成し、不織布のどの部分でも円周がイメージされ、一定の繰り返しパターンでありながら多様な外観を有する意匠性を有する。また比較的、整然とした凹凸パターンが形成され、美観に優れるとともに、様々な機能に優れている。
例えば、衛生材料であれば、表面シートとして使用する場合、肌への接触面積が少なくドライ感があり、基布の厚みがあり、ふんわり感に優れる。衛生材料のバックシートなどに使用する場合であれば、意匠性があり、寸法安定性にも優れる。
本発明の絡合不織布は、清拭シートとしても好適であり、低圧縮領域と高圧縮領域とで形成される略三角形のエッジが、効率的にムラなく汚れをかき集め、高圧縮領域に保持することができる。また、通常の拭き取り動作では、拭き取り方向を気にせず、拭き取り回数が少なくても充分に拭き取ることができる。
図1は、本発明の絡合不織布に低圧縮領域と高圧縮領域によって形成される模様の例を模式的に示す模式図である。 図2は、本発明の絡合不織布に形成される六弁花の模様を拡大して示す模式図である。 図3は疑似汚れの拭き取り試験の結果である。 図4は疑似汚れの拭き取り試験の結果である。 図5は疑似汚れの拭き取り試験の結果である。
次に本発明の絡合不織布について図面を参照しながら具体的に説明する。
本発明の絡合不織布は、図1および図2に示すように、支持体上で繊維材料が水流絡合処理されて形成された絡合不織布である。
本発明の絡合不織布は、多数の略三角形の低圧縮領域10と、この略三角形の低圧縮領域10間に形成された高圧縮領域12とから形成されている。
本発明の絡合不織布1では、同一形状の六個の略三角形の低圧縮領域の底辺が内接する仮想円Cに均一に接するように配置されており、六個の低圧縮領域は、それぞれ60°の角度を以て仮想円Cに低圧縮領域の底辺が接するように形成されている。
この中心に位置する仮想円Cは、周囲に形成された仮想円I〜仮想円VIの中心と60°の角度で重複して形成されている。
従って、仮想円Cに形成される略三角形の低圧縮領域は、仮想円Cと、この仮想円Cの周囲に60°の角度を以て形成される仮想円I〜仮想円VIの重複部分に対応した形態を有する。
例えば、仮想円Cに形成される略三角形の低圧縮領域C1は、仮想円Cと、仮想円Iおよび仮想円VIが重複する部分に相当する略三角形の部分である。
また例えば、仮想円Cに形成される略三角形の低圧縮領域C2は、仮想円Cと仮想円Iおよび仮想円IIが重複する部分に相当する略三角形の部分である。
同様に仮想円Cに形成される略三角形の低圧縮領域C3は、仮想円Cと、仮想円IIと仮想円IIIとが重複する部分に相当する略三角形の部分である。
同様に仮想円Cに形成される略三角形の低圧縮領域C4は、仮想円Cと、仮想円IIIと仮想円IVとが重複する部分に相当する略三角形の部分である。
また仮想円Cに形成される略三角形の高繊維密度C5は、仮想円Cと、仮想円IVおよび仮想円Vとが重複する部分に相当する略三角形の部分である。
また仮想円Cに形成される略三角形の低圧縮領域C6は、仮想円Cと、仮想円Vおよび仮想円VIとが重複する部分に相当する略三角形の部分である。
本発明の絡合不織布では、仮想円Iには、略三角形の低圧縮領域は、仮想円Cと、仮想円とこれに隣接する仮想円とが重複する部分に形成され、略三角形の低圧縮領域の各辺は、仮想円Cの円弧と、これに重複する二つの隣接する仮想円の円弧によって形成される形態を有している。
上記の仮想円Iは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および仮想円Iに隣接する仮想円IIに内包される一個の低圧縮領域および仮想円Iに隣接する仮想円VIに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円II〜仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域を有するように形成されている。
また、仮想円IIは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円Iに内包される一個の低圧縮領域と隣接する仮想円IIIに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円III〜仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成されるように形成されている。
さらに仮想円IIIは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IIに内包される一個の低圧縮領域と隣接する仮想円IVに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円IV、仮想円V、仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成されている。
また仮想円IVは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IIIに内包される一個の低圧縮領域と隣接する仮想円Vに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円III、仮想円V、仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成されている。
さらにまた仮想円Vは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IVに内包される一個の低圧縮領域と隣接する仮想円VIに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円III、仮想円IV、仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成されている。
また、仮想円VIは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円Vに内包される一個の低圧縮領域と隣接する仮想円Iに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円III、仮想円IV、仮想円Vには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成されてなる。
即ち、本発明においては中心に想定される仮想円Cに形成されている低圧縮領域C1〜C6は、二個ずつ、周囲に想定される仮想円I〜VIに内包されて存在している。このような低圧縮領域C1〜C6は同一の形状を有している。
上記のような六弁花模様を形成する低圧縮領域10の間隙を形成するのが高圧縮領域12であり、通常はこの低圧縮領域10に挟まれた高圧縮領域の最小幅Sは0.2〜10.0mm、好ましくは1.0〜5.0mmである。また、本発明の絡合不織布における高圧縮領域には、開孔部が形成されていないことが好ましい。
上記のように中心に想定される仮想円を加えて六個の仮想円は、中心に仮想される仮想円Cを中心にして、それぞれ60°の角度を以て配置されている。
そして、本発明の絡合不織布においては、上記仮想円Cが隣接する仮想円に移動した場合にも、上記移動した新たな仮想円Cと新たな仮想円I〜VIの関係が維持されて全体として六片花が均一に配置されたような構成を採る。
また、本発明の絡合不織布を構成する仮想円の直径D1は、通常は10〜30mmであり、好ましくは16〜19mmである。また、六弁花を形成する六個の略三角形の低圧縮領域の内、四個の略三角形の低圧縮領域の占める幅D2は通常は10〜15mm、好ましくは11〜13mmである。
さらに本発明の絡合不織布の目付は、35g/m2以上であり、好ましくは40〜50g/m2である。目付が35g/m2に満たないと、不織布自体が薄くなり過ぎ、強力にも劣るので、取り扱い性が悪いだけでなく、構成繊維量自体が少ないので、所望のパターンが形成されにくい。
即ち本発明の絡合不織布からなる清拭シートは、上記の絡合不織布を用いて形成されることにより、厚みがあり、かつ柔らかい肌触りがあり、拭き取り回数が少なくてもムラなく拭き取ることができる拭き取り性に優れたものとなるとの特性を有する。
また、本発明の絡合不織布からなる湿潤性シートは、上記のような構成を採ることにより、液体含浸性に優れるとともにべたつき感が少なく、厚みがあり、ふんわり感に優れたものとなるとの特性を有する。
本発明の絡合不織布を形成する繊維は繊維材料が特に限定されず、繊維形態を有するものであればよく、例えば、パルプ、コットン、シルク、ウールなどの天然繊維、レーヨン、キュプラ、テンセルなどの再生繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系繊維、ナイロン6、ナイロン66などのポリアミド系繊維、アクリル系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレンなどからなるポリオレフィン系繊維など、あるいはそれらの樹脂を2成分以上組み合わせた鞘芯型、偏心鞘芯型、並列型、分割型、海島型断面を有する複合繊維などの繊維を1種類、または2種類以上用いることができる。その繊維断面の形態も特に限定されず、円形、異形、中空などいずれであってもよい。
上記繊維材料として、パルプ、コットン、レーヨンなどの親水性繊維を30mass%以上含有させた絡合不織布では、吸水性に優れ、例えば、乾式清拭シートとして使用する場合、対象面に付着した汚れのうち固体成分のみならず液体成分をも拭き取ることができる。また、湿潤性清拭シートあるいは湿潤性シートとして使用する場合、その湿潤性に優れるので好ましい。より好ましくは、親水性繊維を40〜80mass%含有することである。上記範囲内であれば、他の繊維が含有してもよく、一般的に知られている例えば、嵩高性を得るのであれば、ポリエステル系繊維を含有させるとよく、清拭シートや湿潤性シートにおけるべたつき感や使用後の過剰な液体残存量を抑制するのであれば、疎水性合成繊維を含有させるとよく、強力を得るのであれば、熱接着性繊維を含有させるとよい。他の繊維の含有率は、60〜20mass%であることが好ましい。そして、上記親水性繊維のうち、レーヨン繊維が取り扱い性、汎用性の観点から好ましく用いられる。親水性繊維の繊度は、0.9〜3.5dtexが好ましい。より好ましくは、1.5〜2.5dtexである。繊度が0.9dtex未満であると、カード通過性が悪く、3.5dtexを超えると、不織布の柔軟性が損なわれやすい。
前記繊維材料の繊維ウェブ形態も特に限定はされず、例えば、ステープル繊維からなるパラレルウェブ、クロスウェブ、セミランダムウェブ、ランダムウェブ、短繊維からなるエアレイウェブ、湿式抄紙ウェブ、長繊維からなるスパンボンドウェブ、あるいはメルトブローウェブ等を任意に使用することができる。また、上記繊維ウェブを二層以上積層した積層ウェブであってもよい。なかでも、後述する水流による絡合性や鮮明な一定の繰り返しパターンを得るには、繊維長25〜100mmのステープル繊維からなる繊維ウェブを用いるのが好ましい。繊維長が25mm未満であると、絡合性に劣るだけでなく、強力面で劣り、繊維長が100mmを超えると、触感が硬くなるだけでなく、絡合性に劣るからである。
本発明においては、ステープル繊維からなる繊維ウェブ単層あるいはステープル繊維の構成を変えて積層した積層ウェブであってもよいし、ステープル繊維からなる繊維ウェブ/湿式抄紙ウェブ、ステープル繊維からなる繊維ウェブ/スパンボンドウェブ、ステープル繊維からなる繊維ウェブ/メルトブローウェブ、あるいはステープル繊維からなる繊維ウェブの間に湿式抄紙ウェブ、スパンボンドウェブ、メルトブローウェブを挟み込んだものなど異種の繊維ウェブとの組み合わせたものが好ましい。積層ウェブの具体的な構成としては、パルプ繊維からなるティッシュ層の両面に、ステープル繊維からなるパラレルウェブ、クロスウェブ、セミランダムウェブおよびランダムウェブから選ばれた少なくとも1種類の繊維ウェブを積層したものが挙げられる。
そして、上記繊維材料は、構成繊維同士が絡合されて不織布形態をなす。ここでいう絡合とは通常の繊維ウェブによる絡合やニードルパンチや水流絡合などの三次元的絡合処理により得られた絡合など繊維が絡み合っている状態のことをいう。なかでも、三次元的に絡合したものが、不織布の触感、柔軟性、清拭シートあるいは湿潤性シートとしたときの機能性に優れ、好ましい。
次に、本発明の絡合不織布の製造方法の一例について説明する。本発明の絡合不織布を製造するに際しては、公知技術に従い、まず、上記繊維材料からなる繊維ウェブを準備する。そして、繊維ウェブを金属の支持体に載置し、水流絡合装置により構成繊維同士を三次元的に絡合させるとともに再配列させて、所望のパターンを形成させることにより製造することができる。
水流絡合処理の条件は、最終的に得ようとする不織布の目付や柔軟性、機能性などに応じて設定すればよい。
このようにして得られた絡合不織布は、衛生材料、包装材、キッチンペーパーなどの対人・対物に用いて皮脂、化粧品、その他の汚れの付着した皮膚や物の表面肌などに用いられる乾式または湿潤清拭シート、肌に保湿成分あるいは制汗成分などの機能剤を付与することが可能な湿潤性シートなどに用いることができる。本発明の絡合不織布を湿潤清拭シートあるいは湿潤性シートとして用いる場合、目的に応じて、水、エチレングリコール、プロピレングリコールなどの湿潤剤、アルコール類、抗菌剤、防かび剤、香料など薬剤等の所望の液体を公知の方法によって付与させるとよい。液体の保液率としても、その目的に応じて適宜設定すればよいが、不織布質量に対して通常100〜300mass%で湿潤させるとよい。
以下、本発明の内容を実施例を挙げて説明する。なお、得られた不織布の厚み、引張強さ、伸び率は、以下の方法で測定した。
[厚み]
EDANA 30.5-99に従い、試料1cm2あたり20gの荷重を加えた状態で測定した。
[引張強さ、伸び率]
EDANA 20.2-89に従い、幅5cm、長さ15cmの試料片をつかみ間隔10cmで把持し、定速伸長型引張試験機を用いて引張速度30cm/分で伸長し、切断時の荷重値および伸び率をそれぞれ引張強さ、伸び率とした。
[実施例1]
実施例1としては、親水性繊維を、繊度1.7dtex、繊維長40mmのレーヨン繊維を50mass%、疎水性合成繊維を、繊度1.7dtex、繊維長38mmのポリエステル繊維を50mass%混綿し、繊維材料とした。上記繊維材料を用いて図1に示すような六弁花模様の不織布を製造した。この不織布の目付は、40g/m2である。
[比較例1]
比較例としては、親水性繊維を、繊度1.7dtex、繊維長40mmのレーヨン繊維を50mass%、疎水性合成繊維を、繊度1.7dtex、繊維長38mmのポリエステル繊維を50mass%混綿し、繊維材料とした。この不織布の目付は、40g/m2であり、無柄である。
同一組成、同一目付の不織布において、その強度の縦横比は実施例1の方が小さく、強度バランスが取れている。
上述の物性を表1に示す。
表1より、同一組成でも、六弁花模様が施されることで、全体として厚みが増すことが分かる。これにより、透け感がなく、拭き取り時の手への浸透を心配することなく、安心して拭き取り作業を行うことができる。
また、強度及び伸度に着目とすると、実施例は、MD方向とCD方向の差が比較例と比して少ないことから、強度バランスが取れていることが分かる。
[比較例2]
また、比較例2として、親水性繊維であるレーヨン繊維を35mass%、疎水性合成繊維である、ポリエステル繊維を40mass%、ポリエチレン/ポリエステル分割繊維を25%配合し、ヘリンボン加工を施した目付35g/m2の不織布を繊維材料とした。
そして、実施例1および比較例2の不織布を清拭シートとして用い、下記の項目により評価した。
[拭き取り性]
疑似汚れとして墨汁0.1gをPPシート上の3cm×3cmの面積に均一に塗り広げた後、40℃の乾燥機で所定時間乾燥させた。これをメラミンスポンジ(拭き取り面積縦10cm×横10cm)に巻き付けたシートサンプルで、200gfの加重をかけつつ均一に拭き取った。疑似汚れがなくなるまでの拭き取り回数を比較した。結果を図4および図5に示す。
なお、図4においては左側が六弁花模様の不織布を用いた拭き取り性の試験結果であり、右がヘリンボン模様の不織布を用いた拭き取り試験の結果である。
また、図5においては、上から三例が本発明の六弁花模様の不織布を用いた拭き取り試験の結果であり、下三例がヘリンボン模様の不織布を用いた拭き取り試験の結果である。
また、実施例1および比較例1の不織布に不織布質量に対して薬液を240mass%含浸させた湿潤性シートを下記の項目により評価した。
[拭き取り試験1]
疑似汚れ(墨汁)0.1gをPPシート(3cm×3cm)の範囲で均一に塗り広げ、40℃の乾燥機で5分間乾燥させた。
この疑似汚れを10cm×10cmのメラミンスポンジに巻き付けたサンプルシート(WET製品)で一定重量(200g荷重)で拭き取り、PPシートに残った汚れを比較した。
結果を図3に示す。
図3から明らかなように本発明の六弁花模様の不織布の方がヘリンボン模様の不織布よりも、疑似汚れをよく拭き取れることが判る。
[拭き取り試験2]
疑似汚れ(墨汁)0.1gをPPシート(3cm×3cm)の範囲で均一に塗り広げ、40℃の乾燥機で1時間完全間乾燥させた。
この疑似汚れを10cm×10cmのメラミンスポンジに巻き付けたサンプルシート(WET製品)で一定重量(200g荷重)で拭き取り、PPシートに残った汚れを比較した。
なお、並べた拭き取り試験サンプルにおいて、左側が六弁花模様に不織布を用いたものであり、右側がヘリンボン模様の不織布を用いたものである。
結果を図4に示す。
図4から明らかなように、左側の六弁花模様の不織布を用いた拭き取り性が右側のヘリンボン模様の不織布の拭き取り性よりも優れていることが判る。
[繰り返し拭き取り試験]
疑似汚れ(墨汁)0.05gをPPシート(3cm×3cm)の範囲で均一に塗り広げ、40℃の乾燥機で約30分間完全間に乾燥させた。
この疑似汚れを10cm×10cmのメラミンスポンジに巻き付けたサンプルシート(WET製品)で一定重量(200g荷重)で複数回拭き取った、
PPシートに残った汚れを比較し、完全に汚れが落ちた時点の拭き取り回数をカウントした。
結果を図5に示す。
図5から明らかなように、本発明の六弁花模様の不織布は、6回の拭き取りで疑似汚れを拭き取ることができたが、比較例1で製造したヘリンボン模様の不織布では同様に疑似汚れを拭き取るまでに10回の拭き取り操作が必要であった。
[触感性、柔らかさ]
湿潤性シートを手で握り、そのときの触感をモニター108名によって評価した。
本発明の六弁花模様の不織布を用いたものが、ヘリンボン模様の不織布を用いたものよりもやわらかであると感じ、危険度1%で六弁花模様の不織布の方がヘリンボン模様の不織布よりも優れている。
[触感、肌触りの良さ]
湿潤性シートを手で握り、そのときの触感をモニター108名によって評価した。
本発明の六弁花模様の不織布を用いたものが、ヘリンボン模様の不織布を用いたものよりも肌触りがよいとの評価であり、危険度1%で六弁花模様の不織布の方がヘリンボン模様の不織布よりも優れている。
[触感、ふんわり感]
湿潤性シートを手で握り、そのときの触感をモニター108名によって評価した。
本発明の六弁花模様の不織布を用いたものが、ヘリンボン模様の不織布を用いたものよりもふんわり感があるとの評価であり、危険度1%で六弁花模様の不織布の方がヘリンボン模様の不織布よりも優れている。
[べたつき性]
湿潤性シートをMD方向30cm×CD方向30cmに切断し、シートを4つ折りにして、肌を1拭きしたときの肌への液残りの量を観察した。
水分の適正さに関しては本発明の六弁花模様の不織布と、ヘリンボン模様の不織布に差違は認められなかったが、汚れの落としやすさに関しては本発明の六弁花模様の不織布の方がヘリンボン模様の不織布よりも汚れを落としやすいとの評価であり、汚れの落とし易さに関しては危険度1%で六弁花模様の不織布の方がヘリンボン模様の不織布よりも優れている。
本発明の絡合不織布は、湿潤性シートとしても好適であり、低圧縮領域と高圧縮領域とで形成される略三角形が、効率的にムラなく、かつ適度な液体量を肌などの対象物に付着させることができ、寸法安定性があり、液体含浸性に優れるとともにべたつき感が少なく、かつ触感、厚みがあり、かつ柔らかい肌触りに優れた湿潤性シートを得ることができる。
本発明の絡合不織布は清拭シートとして使用したときの拭き取り性に優れ、また湿潤性シートとしたときも厚みがあり、ふんわり感があるにもかかわらず柔軟であり、低圧縮領域が形成する略菱形により、肌への接触面積が少なく、べたつき感がなく良好であった。一方、杉綾織りの不織布では、拭き取り性に劣っていた。また、杉綾織りの不織布は風合いが硬く、肌への接触面積が多く、べたつき感があった。

Claims (5)

  1. 支持体上で繊維材料が水流絡合処理されて形成された絡合不織布であって、
    該絡合不織布は略三角形の低圧縮領域と、該略三角形の低圧縮領域間に形成された高圧縮領域とから構成され、六個の該略三角形の低圧縮領域の底辺が内接する仮想円内に均一に接するように配置されてなり、
    中心に位置する仮想円Cは、周囲に形成された仮想円I〜仮想円VIと重複して形成されてなり、
    該仮想円Iは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IIに内包される一個の低圧縮領域および仮想円VIに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円II〜仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域を有するように形成され、
    該仮想円IIは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円Iに内包される一個の低圧縮領域と仮想円IIIに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円III〜仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成され、
    該仮想円IIIは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IIに内包される一個の低圧縮領域と仮想円IVに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円IV、仮想円V、仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成され、
    該仮想円IVは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IIIに内包される一個の低圧縮領域と仮想円Vに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円III、仮想円V、仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成され、
    該仮想円Vは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円IVに内包される一個の低圧縮領域と仮想円VIに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円III、仮想円IV、仮想円VIには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成され、
    該仮想円VIは、仮想円Cに内包される隣接する二個の低圧縮領域および隣接する仮想円Vに内包される一個の低圧縮領域と仮想円Iに内包される一個の低圧縮領域と、上記仮想円I、仮想円II、仮想円III、仮想円IV、仮想円Vには内包されない二個の低圧縮領域とを有するように形成されてなり、
    該仮想円Cが隣接する仮想円に移動した場合にも、上記移動した新たな仮想円Cと新たな仮想円I〜VIの関係が維持されてなることを特徴とする絡合不織布。
  2. 上記仮想円C中に六個の低圧縮領域が、60°の角度を以て均一に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の絡合不織布。
  3. 上記絡合不織布の目付が、35〜60g/m2の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の絡合不織布。
  4. 請求項1〜3のいずれかに示される絡合不織布を用いた清拭シート。
  5. 請求項1〜3のいずれかに示される絡合不織布を用いた湿潤性シート。
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