JP2016123712A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016123712A
JP2016123712A JP2015000097A JP2015000097A JP2016123712A JP 2016123712 A JP2016123712 A JP 2016123712A JP 2015000097 A JP2015000097 A JP 2015000097A JP 2015000097 A JP2015000097 A JP 2015000097A JP 2016123712 A JP2016123712 A JP 2016123712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
coil
rotating body
board
power receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015000097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6501248B2 (ja
Inventor
加藤 雄二
Yuji Kato
雄二 加藤
足立 義一
Giichi Adachi
義一 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pachinko Parts Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pachinko Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pachinko Parts Co Ltd filed Critical Nippon Pachinko Parts Co Ltd
Priority to JP2015000097A priority Critical patent/JP6501248B2/ja
Publication of JP2016123712A publication Critical patent/JP2016123712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6501248B2 publication Critical patent/JP6501248B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】電力供給用の配線を設けず、且つ可動体の設計の自由度を高める構成を提供する。【解決手段】遊技機1は、遊技盤10に変位自在に設けられる第1回動体20と、第1回動体20に向けて電力を無線で供給する第1送電部30と、を備えている。また、第1回動体20は、第1送電部30から供給される電力を無線で受け取る第1受電部24と、第1受電部24によって受け取られた電力に基づいて動作する光源28c〜28hと、を備えている。そして、第1回動体20は、第1受電部24が第1送電部30の前方側に対向位置するように遊技盤10に設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に関するものである。
従来より、ぱちんこ機などの遊技機には、遊技盤の盤面に役物・風車などの可動部品が設けられ、遊技者の興趣を高める構成となっている。そして、このような可動部品に電力で動作する照明光源などの負荷部材を組み付けることで、遊技時の演出効果を高める構成が用いられている。また、照明光源などの負荷部材には電力供給用の配線を介して電力が供給される構成となっている。
特許第5030258号公報 特開2006−34348号公報
しかしながら、従来の可動部品の構成では、照明光源などの負荷部材に接続される配線が、可動部品の回動などの変位によって捩れたり引っ張られたりして断線し易くなるため、可動部品の可動範囲が制限される問題があった。
例えば、このような問題を解消する構成として、特許文献1のような技術を用いることが考えられる。特許文献1で開示される遊技機では、遊技盤Aに設けられる回転構造を含んだ右側サイドランプ1Rは、複数のLED20bが実装された発光制御基板20と、スリップリング10と、電動モータ2、とを備えている。そして、発光制御基板20に装着される回転軸11は、電力の供給元となるスリップリング10のブラシ体14と摺動接触する複数の環状の集電環12が形成され、この集電環12から発光制御基板20に電力が供給される構成である。
しかしながら、特許文献1のような構成では、発光制御基板20が大型化するような場合でも、集電環12を常にブラシ体14に接触させておく必要があり、例えば集電環12を複数設けて対応するなどの方法が考えられるが、装置の大型化及び製造コストの増大が懸念される。
また、特許文献2に開示されるパチンコ機1では、遊技盤7は、主制御基板31などが設けられた円形の回動部7aと、この回動部7aの外周に位置する固定部7bと、から構成されている。そして、パチンコ機1の本体側に設けられた送信部60aから、この送信部60aと盤面に平行な方向で対向するように回動部7aに設けられた受信部60bへと電磁誘導によって電力を供給する構成となっている。しかしながら、このパチンコ機1では、受信部60bがその可動範囲において送信部60aと近接状態で対向する構成であり、良好な電力供給を行うためには回動部7aの回動範囲が制限され、回動部7aの設計の自由度も低くなってしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、電力供給用の配線を設けず、且つ可動体の設計の自由度を高める構成を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、
遊技盤に変位自在に設けられる可動体と、
前記可動体に向けて電力を無線で供給する電力供給手段と、
を備え、
前記可動体は、
前記電力供給手段から供給される電力を無線で受け取る電力受取手段と、
前記電力受取手段によって受け取られた電力に基づいて動作する負荷部材と、
を備えると共に、前記遊技盤の盤面と直交する方向を前後方向としたときに、前記電力受取手段が前記電力供給手段の前方側に対向位置するように前記遊技盤に設けられることを特徴とする。
本発明の遊技機において、遊技盤に設けられる可動体が、電力受取手段によって無線で電力を受け取る構成であるため、可動体に接続される電力供給用の配線が不要となる。そのため、可動体の変位によって電力供給用の配線における捩れや断線などの懸念が生じなくなる。さらに、可動体は、電力受取手段が電力供給手段の前方側に対向位置するように遊技盤に設けられる構成であるため、当該可動体が遊技盤の盤面に平行な方向で電力供給手段と干渉する虞がない。そのため、可動体における遊技盤の盤面に平行な方向での可動範囲が電力供給手段によって制限されることがなく、可動体の設計の自由度を高めることができる。
また、本発明において、電力供給手段は、共鳴誘導によって電力受取手段に電力を供給する構成としてもよい。
この構成では、電磁誘導方式を用いて電力を供給する構成と比べて、電力受取手段に対する電力供給手段からの電力の伝送距離を長くすることができる。そのため、電力供給手段の配置に対してより離間した位置にも可動体を配置し易くなり、可動体の配置及び設計の自由度を高めることができる。
また、本発明において、電力受取手段は遊技盤の盤面から離間した位置に配置されてもよい。
この構成では、電力受取手段と遊技盤との間のスペースにも可動体の一部または全部を配置させることが可能となり、可動体の設計の自由度を高めることができる。
また、本発明において、電力受取手段は、渦巻状のコイルパターンが形成されたプリント配線基板によって構成されていてもよい。
この構成では、電力受取手段を薄型化することで可動体をコンパクトに構成することができ、可動体の設計の自由度を高めることができる。
また、本発明において、電力受取手段は、渦巻状のコイルパターンが形成された複数のプリント配線基板が遊技盤の盤面に直交する方向で積層される構成としてもよい。
この構成では、複数のプリント配線基板を用いることで、可動体の大型化を抑制しつつ、電力受取手段の電力の受け取り効率を向上させることができる。そのため、電力受取手段に対する電力供給手段からの電力の伝送距離を長くすることができ、電力供給手段の配置に対してより離間した位置にも可動体を配置し易くなり、可動体の配置及び設計の自由度を高めることができる。
また、本発明において、可動体は、可動体における所定の1又は複数の方向の加速度を検出可能な加速度センサと、加速度センサによる所定の1又は複数方向の加速度の検出結果に基づき、負荷部材の動作を制御する制御部と、を備える構成としてもよい。
この構成では、可動体の動きを加速度センサによって検出することができる。そして、負荷部材を可動体の動きと連動させて動作させることができ、遊技機の演出効果を高めることができる。
また、本発明において、負荷部材は、可動体の外部に向けて光を照射する光源として構成され、制御部は、光源からの光の照射状態を、加速度センサによる所定の1又は複数方向の加速度の検出結果に応じた状態に制御する構成としてもよい。
この構成では、光源を可動体の動きと連動させた照射状態とすることができ、可動体が自身の動きに応じた光を照射することで、当該可動体の動きを効果的に演出することができる。
また、本発明において、可動体は、遊技盤の盤面に略直交する方向に沿った回動軸を中心に回動自在に構成され、電力供給手段は、通電可能に構成された供給側コイルを備え、電力受取手段は、通電可能に構成された受取側コイルを備え、供給側コイルの中心及び受取側コイルの中心は、可動体の回動軸に沿った回動軸線上に位置する構成としてもよい。
この構成では、可動体が回動軸を中心に回動する際に、遊技盤の盤面に略直交する方向で供給側コイルと受取側コイルとが重なり続けるため、電力供給手段から電力受取手段へ安定的に電力を供給し易くなる。また、供給側コイルの中心が可動体の回動軸に沿った回動軸線上に位置することで、可動体の回動時に受取側コイルの位置変化を抑えることができ、受取側コイルの変位状態を考慮することなく可動体の設計自由度を高めることができる。
また、本発明において、可動体は、前後方向に変位自在に構成されてもよい。
この構成では、可動体が変位する際に遊技盤に設けられる他の部品と干渉し難くなり、遊技盤の盤面に平行な方向の移動範囲が小さく、他の部品の配置スペースを確保し易くなる。
また、本発明において、電力受取手段を後方に投影してなる投影部の形状の外縁は、電力供給手段の形状の外縁と前後方向で重なる構成としてもよい。
この構成では、電力受取手段と電力供給手段とが前後方向で重なり易い構成となり、電力供給手段から電力受取手段への電力の受け渡しを効率的に行い易くなる。
また、本発明において、電力供給手段は、通電可能に構成された供給側コイルを備え、電力受取手段は、通電可能に構成された受取側コイルを備え、受取側コイルの移動軌跡を後方に投影してなる投影部の形状の外縁は、供給側コイルの外周よりも内側に位置するように構成してもよい。
この構成では、前後方向から見て、受取側コイルが常に供給側コイルの内側に位置することとなり、受取側コイルは、変位する際にも供給側コイルから安定して電力を受け続けることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る第1回動体及び第2回動体を備えた遊技機を例示する正面図である。 図2は、図1の遊技機が備える第1回動体を例示する側面図である。 図3は、図2の第1回動体の正面図である。 図4は、図3の第1回動体において、第1受取コイルを透過して示す図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係る第1送電部を例示する正面図である。 図6は、本発明の第1実施形態に係る送電回路の回路図である。 図7(A)は、本発明の第1実施形態に係る受電回路の回路図であり、図7(B)は、本発明の第1実施形態に係る演出回路の回路図である。 図8(A)は、図1の第2回動体の背面図であり、図8(B)は、本発明の第1実施形態に係る第2送電部を例示する正面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る遊技機1を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(遊技機の構成)
図1を参照して遊技機1の構成を概説する。図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されるものであり、枠状に形成された外枠2の前面側の一側に遊技盤10が装着される内枠(図示略)がヒンジ2a,2aを介して前面側に向かって片開き可能に軸支されている。そして、その内枠の前面側の一側に遊技盤10を視認可能とする窓部4aが形成された前面枠4が開閉自在に取り付けられている。なお、前面枠4の窓部4aには、遊技盤10とほぼ平行にガラス板などによって構成された透明板4bが設けられ、当該透明板4bを介して遊技盤10を視認し得るようになっている。また、遊技盤10の盤面(前面)10aには、発射装置(図示略)より発射された遊技球Bを誘導する外側レール11及び内側レール12が設けられ、これら外側レール11及び内側レール12によって略円形状の遊技領域ARが区画形成されている。そして、遊技機1は、遊技領域AR内において透明板4bと遊技盤10との間を遊技球Bが流下するように構成されている。
なお、本明細書において、「前後方向」とは、遊技盤10の盤面(前面)10aと直交する方向を意味し、盤面(前面)10aに対し遊技者が位置するべき側を前方側、それとは反対側(即ち、遊技機1奥側)を後方側とする。また、「上下方向」とは、遊技盤10の盤面(前面)10aと平行で遊技領域ARを遊技球Bが流下する方向(鉛直方向)を意味する。また、「左右方向」とは、上記「前後方向」及び「上下方向」と直交する方向を意味、遊技機1の前方側に位置する遊技者の左手側が左側、それとは反対側を右側とする。
また、図1に示すように、遊技盤10の中央付近には、各種表示を行い得る液晶表示部14が配置され、この液晶表示部14の左下方及び右下方には、それぞれ遊技機用風車として機能する本発明に係る第1回動体20が配置されている。また、遊技盤10には、液晶表示部14を囲むように演出部品として機能する本発明に係る第2回動体50が配置されている。なお、第1回動体20及び第2回動体50は、それぞれ本発明の「可動体」の一例に相当する。さらに、第2回動体50の下方には、遊技球Bの入賞に基づき液晶表示部14の図柄を変動させる始動入賞口16、及び液晶表示部14の変動結果によって遊技球Bを受け入れる大入賞口18が配置されている。
また、遊技盤10の後面には、遊技盤10を介して第1回動体20と前後方向で重なる位置に、第1送電部30が設けられている。なお、第1送電部30は、本発明の「電力供給手段」の一例に相当する。そして、第1送電部30は、共鳴誘導によって第1回動体20に電力を供給し、当該第1回動体20は、第1送電部30から受け取った電力に基づいて動作を行うようになっている。また、遊技盤10の後面には、遊技盤10を介して第2回動体50と前後方向で重なる位置に、第2送電部60が設けられている。そして、第2送電部60は、共鳴誘導によって第2回動体50に電力を供給し、当該第2回動体50は、第2送電部60から受け取った電力に基づいて動作を行うようになっている。
(第1回動体の構成)
次に、第1実施形態に係る第1回動体20について図2〜図4を用いて説明する。
図2に示す第1回動体20は、遊技盤10に回動自在に設けられ、遊技領域ARを流下する遊技球Bの流下方向を制御する遊技機用風車として機能する。すなわち、第1回動体20は、遊技球Bが衝突することによって、当該遊技球Bの流下する方向及び速さを変化させると共に、遊技球Bから受ける衝撃で回動する構成である。
ここで、図2〜図4を参照し、第1回動体20を構成する各部品について詳述する。
第1回動体20は、図2に示すように、前面に各種部品が取り付けられる飾板部21と、当該第1回動体20の回動中心となる回動軸29に軸支される軸筒部22と、遊技球Bが接触可能な羽根部23と、演出制御を行う回路基板26と、を備えている。
以下、各構成要素について詳述する。
第1回動体20の飾板部21は、例えばポリカーボネート樹脂,ポリアミド樹脂等の樹脂材料によって円板状に形成され、図2に示すように、前面21aに回路基板26が積層される構成となっている。また、飾板部21は、例えば、後面21bに軸筒部22及び羽根部23が配置されるように、これら軸筒部22及び羽根部23と樹脂材料によって一体に形成されている。そして、飾板部21は、遊技盤10の盤面(前面)10a側に当該盤面(前面)10aと平行となるように配置され、軸筒部22を回動軸29に軸支することによって回動軸線G1を中心に回動する構成となっている。
軸筒部22は、円柱状に形成され、飾板部21の後面21bの中心位置から当該後面21bに対して垂直方向に突出する構成である。また、第1回動体20は、軸筒部22の軸孔に設けられる回動軸29(例えば釘のような部材)を前面側から遊技盤10に打ち付けることで、遊技盤10の盤面(前面)10aに回動自在に軸支される構成である。
羽根部23は、側面視略台形の板状に形成され、軸筒部22の側面において、前後方向から見て軸筒部22の周面上に等間隔で回転中心に対して放射状に突出するように複数(本実施形態では3枚)形成されている。そして、羽根部23に、遊技領域ARを流下する遊技球Bが接触して軸筒部22と一体となって回動軸29を中心に回動することで、第1回動体20が回動する構成である。
また、回路基板26は、飾板部21と略同形の円形となっており、後述する第1送電部30から供給される電力を共鳴誘導によって受け取る「電力受取手段」としての第1受電部24が裏面側に設けられ、この第1受電部24によって受け取られた電力に基づいて動作する光源28c〜28hと、当該第1回動体20における複数の方向の加速度(例えば、回動方向の加速度)を検出可能な加速度センサ28bと、この加速度センサ28bによる複数の方向の加速度の検出結果に基づき、光源28c〜28hの動作を制御する制御部28aと、を前面に備えている。そして、制御部28aは、光源28c〜28hからの光の照射状態を、加速度センサ28bによる複数の方向の加速度の検出結果に応じた状態に制御するように機能する。なお、光源28c〜28h、制御部28a、加速度センサ28bは、本発明の「負荷部材」の一例に相当する。
また、回路基板26は、例えばポリイミドやポリエステル等のフィルムで形成された基材上に銅箔の配線パターンが形成され、表面保護用の絶縁フィルムで被覆されたフレキシブル配線基板として構成されている。また、回路基板26は、図2〜図4に示すように、円板状に形成され、前面側に各種電子部品が搭載される構成となっている。例えば、回路基板26上には、図2、図3に示すように、後述する制御部28a、加速度センサ28b、光源28c〜28h、コンデンサ27a,27f,27g,27i,28r、ダイオード27c,27d、レギュレータ27e、抵抗28i,28j,28k,28m,28n,28p,28q,28s,28t,28u,28vなどが搭載されている。また、回路基板26に搭載されるこれら電子部品は、第1回動体20の重心が軸心上(回動軸線G1上)に位置するようにバランスを考慮して配置され、当該第1回動体20が円滑に回転するようになっている。具体的には、制御部28aは、回路基板26上の中心(回動軸線G1上)に配置され、光源28c〜28hが制御部28aの周縁にそれぞれ所定の間隔をおいて配置されている。そして、回路基板26は、第1受電部24によって受け取られた電力に基づいて所定の電圧を作り出す受電回路27と、受電回路27によって生成された電圧に基づいて動作する演出回路28と、を備えている。
第1受電部24は、図4に示すような渦巻状のコイルパターンを備え、飾板部21の前面21aを覆うように配置されている。そして、第1受電部24は、第1送電部30から供給される電力を共鳴誘導で受け取る構成である。また、第1受電部24は、例えばセラミック材によって円板状に形成されコイルパターンのプリント配線が形成される基板24a(図2参照)と、当該コイルパターンとして構成される通電可能な第1受取コイル25(図4参照)と、を備えている。なお、第1受取コイル25は、本発明の「受取側コイル」の一例に相当し、第1受取コイル25がコイルパターンとして形成された基板24aは、本発明の「プリント配線基板」の一例に相当する。また、図4では、第1受取コイル25は、一部が回路基板26を透過するように示されているが、後述する図5の第1供給コイル32と同様に、基板24aの後面において連続した渦巻状のコイルパターンとして構成されている。より具体的には、第1受取コイル25を構成するコイルパターンは、全体がリング形状となっており、最内周の巻線がコイルの一端を有し、コイルの他端は当該リング形状の外周付近に配置されている。
また、第1回動体20は、第1受電部24が第1送電部30の前方側に重なるように遊技盤10に設けられる構成である。より具体的には、第1回動体20は、第1受電部24が遊技盤10を介して第1送電部30の前方側に対向位置するように、遊技盤10に設けられている。なお、第1受電部24と第1送電部30とは、30〜40mm程度離間して配置される。そして、第1受電部24を後方に投影してなる投影部の形状の外縁は、第1送電部30の形状の外縁と前後方向で重なるようになっている。また、第1受電部24の第1受取コイル25を後方に投影してなる投影部の形状は、第1回動体20が回転しても第1送電部30の第1供給コイル32の形状と前後方向で重なるような構成となっている。このような構成によって、第1送電部30の第1供給コイル32から生じる磁束が、第1受電部24の第1受取コイル25を前後方向に貫きやすくなり、第1送電部30から第1受電部24へ電力伝送の効率を高めることができる。
また、第1回動体20は、第1受電部24が遊技盤10の盤面(前面)10aから離間して配置されるように、当該遊技盤10に設けられる構成である。すなわち、第1回動体20は、遊技盤10の盤面(前面)10aに対して軸筒部22及び飾板部21を介して第1受電部24が前方に配置されるように遊技盤10に取り付けられている。
また、第1受取コイル25の中心(渦巻き状のパターンの中心)は、図4に示すように、第1回動体20の回動軸29に沿った回動軸線G1上に位置する構成となっている。すなわち、第1受取コイル25は、当該第1受取コイル25の中心(渦巻き状のパターンの中心)を軸として回動する構成となっている。
(第1送電部の構成)
次に、第1実施形態に係る第1送電部30について図5を用いて説明する。
第1送電部30は、図5に示すように、通電可能な渦巻状のコイルパターンを備え、遊技盤10の後面において第1回動体20と前後方向で重なる位置に設けられている。そして、第1送電部30は、第1回動体20に向けて電力を共鳴誘導で供給する構成となっている。また、第1送電部30は、例えばセラミック材によって円板状に形成されコイルパターンが形成される基板30aと、当該コイルパターンとして構成される第1供給コイル32と、第1回動体20の受電回路27と共鳴誘導を行う送電回路40と、を備えている。なお、基板30aは、第1受電部24の基板24aと同様にプリント配線基板として構成されている。また、第1供給コイル32は、本発明の「供給側コイル」の一例に相当する。また、第1供給コイル32は、第1受取コイル25と同じコイルパターンで形成され、基板30aの前面において連続した渦巻状のコイルパターンとして構成されている。具体的には、第1供給コイル32を構成するコイルパターンは、全体がリング形状となっており、最内周の巻線がコイルの一端を有し、コイルの他端は当該リング形状の外周付近に配置されている。
また、第1供給コイル32の中心(渦巻き状のパターンの中心)は、第1回動体20の回動軸29に沿った回動軸線G1(図2〜図4参照)上に位置する構成となっている。また、上述したように、第1受取コイル25は、当該第1受取コイル25の中心(渦巻き状のパターンの中心)を軸として回動する構成となっているため、第1回動体20が回動している時にも、常に第1供給コイル32と第1受取コイル25が前後方向で重なる構成であり、第1送電部30から第1受電部24に安定して電力を供給し易くなる。
(送電回路の構成)
次に、第1実施形態に係る第1送電部30が備える送電回路40について、図6を用いて説明する。
送電回路40は、例えば、図6に示すように、発振回路41と、遅延回路42と、ドライブ回路43と、電圧生成回路44と、出力回路45と、を備えている。以下、各構成要素について説明する。
発振回路41は、セラミック発振子41aを備え、このセラミック発振子41aに抵抗41cを介してインバータ41b及び抵抗41dがそれぞれ並列に接続されている。このセラミック発振子41aとインバータ41bによって例えば8MHzの発振信号を発生させる構成となっている。また、インバータ41bの出力端子はインバータ41eの入力端子と接続され、このインバータ41eの出力端子はフリップフロップ回路41fのクロック入力端子に接続されている。また、フリップフロップ回路41f及びフリップフロップ回路41gのクリア入力端子と、フリップフロップ回路41f及びフリップフロップ回路41gのプリセット入力端子には、後述する電圧生成回路44によって生成された5V電圧が入力されるようになっている。このフリップフロップ回路41f及びフリップフロップ回路41gによって、セラミック発振子41a等によって発生させた発振信号を例えば4MHzに分周変換する構成となっている。
遅延回路42は、フリップフロップ回路41fからの出力信号が入力されるようになっており、インバータ42aの入力端子にフリップフロップ回路41fの反転出力信号が入力され、インバータ42dの入力端子にフリップフロップ回路41fの正出力信号が入力される構成となっている。インバータ42a,42dの出力は、それぞれ抵抗42bとコンデンサ42cとによって構成されるRC回路と、抵抗42eとコンデンサ42fとによって構成されるRC回路に入力される構成である。これらインバータ42a,42dと各RC回路によって、発振回路41から出力される信号に対してデッドタイムを生成する。また、発振信号にデッドタイムを生成した後、AND回路42g〜42jによって信号波形を整形する構成となっている。
ドライブ回路43は、遅延回路42から出力された信号に基づいて、MOSFET45a,45bをそれぞれスイッチング駆動するための安定した信号を生成するように機能する。また、ドライブ回路43は、AND回路42i,42jから出力される電力信号を、それぞれインバータ43a〜43c、インバータ43j,43k,43mによって増幅する構成となっている。また、インバータ43a〜43cからの出力信号は、抵抗43d及びCMOS回路43eを介して、ダイオード43g、抵抗43h,43iによって構成される放電回路に入力される。この放電回路は、MOSFET45bのターンオフ時におけるゲートの電荷を放電し、MOSFET45bのスイッチング特性を向上させるように機能する。同様に、インバータ43j,43k,43mからの出力信号は、抵抗43n及びCMOS回路43pを介して、ダイオード43r、抵抗43s,43tによって構成される放電回路に入力される。
電圧生成回路44では、100V電源に接続されて12Vの電圧を生成するアダプタがDCジャック44aに接続され、12Vの電圧がコンデンサ45e〜45gを介して出力回路45に出力される構成となっている。また、電圧生成回路44に入力された12Vの電圧信号に基づいて、レギュレータ44b、コンデンサ44c〜44jによって安定した5Vの電圧信号が生成される構成となっている。そして、電圧生成回路44で生成された5Vの電圧信号は、上述した発振回路41、遅延回路42、ドライブ回路43に出力される構成である。
出力回路45では、ドライブ回路43からの出力信号に基づいて、MOSFET45a,45bが交互にオン動作及びオフ動作することになる。また、MOSFET45aがオン動作する時、電流が電圧生成回路44から、コイル45h、トランス45i、MOSFET45aと流れ、トランス45iの励磁インダクタンスにエネルギーを蓄えさせることになる。さらに、MOSFET45aがオフ動作すると、トランス45iに蓄えられたエネルギーは、コンデンサ45cに移動する。また、MOSFET45bがオン動作すると、同様に、トランス45iにエネルギーを蓄えさせることになる。さらに、MOSFET45bがオフ動作すると、トランス45iに蓄えられたエネルギーは、コンデンサ45dに移動する。このように、トランス45iの1次巻線における電圧は、励磁インダクタンスとコンデンサ45c,45dの共振周波数で振動することになる。そして、2次巻線には、発振回路41の発振信号の周波数(例えば4MHz)に基づいた正弦波を発生させることになる。この正弦波出力は、抵抗45nを介して、第1供給コイル32とコンデンサ45pによって構成される共振回路に入力され、第1供給コイル32はコンデンサ45pとの共振に基づく共振電流によって磁界を発生させて出力する。
(第1回動体の回路構成)
次に、第1実施形態に係る第1回動体20が備える回路構成(受電回路27、演出回路28)について図7を用いて説明する。
第1回動体20では、図7(A)に示すように、受電回路27のコンデンサ27aと、第1受取コイル25とによって共振回路が構成されており、送電回路40の共振回路(第1供給コイル32とコンデンサ45pによって構成される回路)との共鳴誘導によって、コンデンサ27aと第1受取コイル25とが共振する。また、このような共振回路によって発生した高周波電圧(例えば5Vの高周波電圧)は、受電回路27において、コンデンサ27f及びダイオード27c,27dによって直流に整流変換され、レギュレータ27e及びコンデンサ27g〜27iによって安定した所定の電圧信号(例えば3.3Vの電圧信号)を出力する構成となっている。また、後述する演出回路28は、3.3Vの電源電圧によって駆動する構成となっており、5V等の高い電圧で駆動させる構成と比べて低い電圧で駆動できるため、第1送電部30と第1受電部24とが離間して電力伝送の効率が悪化しても、安定して動作し易くなる。なお、図中、生成された電圧信号がDCの記号で示す出力ラインから出力される構成である。
演出回路28は、図7(B)に示すように、制御部28aと、加速度センサ28bと、光源28c〜28hと、を備えている。制御部28aは、マイコンを主体として構成されCPU等を有し、受電回路27によって生成された電力を用いて動作し、加速度センサ28bと各種信号の送受信を行うように構成されている。なお、図中、受電回路27から出力された電圧信号がDCの記号で示す入力ラインから入力される構成である。また、制御部28aと加速度センサ28bとの接続ライン上には、それぞれ抵抗28s〜28vを介して受電回路27からの電圧信号が入力される構成となっている。また、制御部28aには、例えば、抵抗28qとコンデンサ28rとによって構成されるリセット回路等が接続されている。また、加速度センサ28bは、公知の加速度センサによって構成され、受電回路27によって生成された電力を用いて動作し、第1回動体20において定められた複数の方向の加速度(例えば、回動方向の加速度)を検出する構成である。また、光源28c〜28hは、例えばLEDとして構成され、受電回路27によって生成された電力を用いて第1回動体20の外部に向けて光を照射するように機能し、制御部28aと電気的に接続され、制御部28aによって動作が制御される構成となっている。なお、光源28c,28e,28hは赤色の照明光を照射し、光源28d,28f,28gは青色の照明光を照射する構成となっている。また、光源28c〜28hは、それぞれ抵抗28i〜28k,28m,28n,28pを介して受電回路27からの電圧信号が入力される構成となっている。
また、加速度センサ28bは、第1回動体20の回動方向の加速度を検出する構成となっている。例えば、加速度センサ28bが第1回動体20の回動軸29の鉛直上方に位置する時、左右方向の加速度を検出する構成であり、第1回動体20が反時計回りに回動する場合には左方向の加速度を検出し、第1回動体20が時計回りに回動する場合には右方向の加速度を検出することになる。なお、本明細書において、「時計回り」及び「反時計回り」とは、第1回動体20を前方から見たときの時計回り及び反時計回りの方向である。
(第1回動体の動作)
次に、第1実施形態に係る第1回動体20の動作について説明する。
遊技領域ARを流下する遊技球Bが、静止状態の第1回動体20の羽根部23に衝突し、第1回動体20が回動し始めると、加速度センサ28bによって第1回動体20の加速度が検出される。例えば、遊技球Bが第1回動体20の羽根部23に衝突し、第1回動体20が反時計回りに回動すると、加速度センサ28bによって第1回動体20の反時計回り方向の加速度が一定時間継続して検出される。同様に、遊技球Bが第1回動体20の羽根部23に衝突し、第1回動体20が時計回りに回動すると、加速度センサ28bによって第1回動体20の時計回り方向の加速度が一定時間継続して検出される。
また、加速度センサ28bによって第1回動体20の加速度が検出されると、制御部28aは、加速度センサ28bから加速度に関する情報を取得し、当該加速度に関する情報に基づいて予め設定された制御方法で光源28c〜28hの動作を制御する。例えば、加速度センサ28bによって第1回動体20の反時計回り方向の加速度が一定時間継続して検出されると、制御部28aは、その加速度が検出されている間に光源28c,28e,28hから赤色の照明光を照射させるように制御する。一方で、加速度センサ28bによって第1回動体20の時計回り方向の加速度が一定時間継続して検出されると、制御部28aは、その加速度が検出されている間に光源28d,28f,28gから青色の照明光を照射させるように制御する。
(第2回動体の構成)
次に、第1実施形態に係る第2回動体50について図8等を用いて説明する。
図8(A)に示す第2回動体50は、遊技盤10に回動自在に設けられ、遊技領域AR内において演出動作する可動演出装置として機能する。例えば、第2回動体50は、液晶表示部14の変動結果に連動して回動する構成となっている。具体的には、第2回動体50は、第2受電部52によって後述する第2送電部60から供給される電力を共鳴誘導によって受け取り、この第2受電部52によって受け取られた電力に基づいて駆動源(図示略)及び光源58を動作させる。なお、光源58、及び例えば回動駆動する公知のモータとして構成される駆動源は、本発明の「負荷部材」の一例に相当する。
ここで、図8等を参照し、第2回動体50を構成する各部品について詳述する。
第2回動体50は、図8(A)に示すように、遊技領域AR内において回動する板部50aと、第2送電部60から電力を受け取る第2受電部52と、を備えている。なお、第2受電部52は、本発明の「電力受取手段」の一例に相当する。
以下、各構成要素について詳述する。
板部50aは、図1に示すように、例えば樹脂材料によって前面視リング状の円板形状に形成され、前面50bに光源58が設けられて遊技者の興趣を高める構成となっている。また、遊技盤10の盤面(前面)10aに板部50aと前面視同形状の凹部が形成され、板部50aがこの凹部に前方から嵌り込む構成で遊技盤10に回転自在に支持されている。そして、板部50aの前面50bが、遊技盤10の盤面(前面)10aから遊技球B1個分程前方に突出する構成であり、第2受電部52が、遊技盤10の盤面(前面)10aから離間して配置される構成である。
第2受電部52は、図8(A)に示すように、渦巻状のコイルパターンを備え、板部50aの後面50cにおいて回動軸線G2を中心とする円周上に沿って等間隔に複数(本実施形態では6つ)設けられている。また、第2受電部52は、第2送電部60に対して遊技盤10及び液晶表示部14を介して設けられている。そして、第2受電部52は、第2送電部60から供給される電力を共鳴誘導で受け取り、駆動源の駆動制御を行う構成である。具体的には、第2受電部52は、例えばセラミック材によって円板状に形成されコイルパターンのプリント配線が形成される基板52aと、当該コイルパターンとして構成される通電可能な第2受取コイル52bと、各種演出制御を行う回路基板(図示略)と、を備えている。なお、第2受取コイル52bは、本発明の「受取側コイル」の一例に相当し、第2受取コイル52bがコイルパターンとして形成された基板52aは、本発明の「プリント配線基板」の一例に相当する。そして、第2受取コイル52bは、基板52aの前面において連続した渦巻状のコイルパターンとして構成されている。より具体的には、第2受取コイル52bを構成するコイルパターンは、全体がリング形状となっており、最内周の巻線がコイルの一端を有し、コイルの他端は当該リング形状の外周付近に配置されている。
また、回路基板(図示略)は、板部50aの後面50c上において各第2受電部52の基板52aの前方側(図8(A)では後方側)に設けられている。また、回路基板は、例えばポリイミドやポリエステル等のフィルムで形成された基材上に銅箔の配線パターンが形成され、表面保護用の絶縁フィルムで被覆されたフレキシブル配線基板として構成されている。また、回路基板は、基板52aと同形状の円板状に形成され、前面側(図8(A)では後方側)に各種電子部品が搭載される構成となっている。例えば、回路基板は、光源58と電気的に接続され、第1回動体20が備える制御部28a、加速度センサ28b等と同様の構成の制御部、加速度センサ等が搭載されている。そして、回路基板は、第2受電部52によって受け取られた電力に基づいて所定の電圧を作り出す第1回動体20の受電回路27と同様の構成の受電回路と、受電回路によって生成された電圧に基づいて動作する第1回動体20の演出回路28と同様の構成の演出回路と、を備えている。
また、駆動源は、例えば、正逆回動駆動するモータと、このモータからの駆動力を他部材に伝達するように回転する伝達部材と、を備え、第2回動体50の板部50aの後面50c上に各第2受電部52に対応して複数(本実施形態では6つ)設けられている。そして、駆動源の動作は、回路基板が備える制御部によって制御される構成である。また、駆動源の伝達部材が遊技盤10に形成された上記凹部に及ぼす摩擦力の反作用で第2回動体50が回動することになる。
また、第2回動体50は、第1回動体20の制御部28aと同様の構成の制御部によって予め設定された制御方法で、光源58の動作を制御する構成である。例えば、第2回動体50が反時計回り方向に回動する場合に、所定の光源58から照明光を照射させ、第2回動体50が時計回り方向に回動する場合に、反時計回りの回動時に照射させる光源58とは異なる光源58から照明光を照射させる構成となっている。
また、第2回動体50は、第2受電部52が第2送電部60に対向して前方側に所定の間隔離間して遊技盤10に設けられる構成である。すなわち、第2受電部52の外周形状を後方に投影した場合に、第2送電部60の形状と重なるような配置状態となる。また、第2回動体50は、第2送電部60の第2供給コイル62の外周(最外周の巻線)よりも内側に配置され、第2受取コイル52bの移動軌跡を後方に投影してなる投影部の形状の外縁は、第2供給コイル62の外周よりも内側に位置する構成となっている。そして、第2回動体50が回動する際に、各第2回動体50は、回動軸線G2を中心とする同一円周上を回動することになる。
なお、第2受電部52の回路基板が備える受電回路及び演出回路の構成は、図7(A)(B)に示す第1回動体20の受電回路27及び演出回路28の構成と同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。また、第1回動体20の受電回路27における第1受取コイル25の代わりに第2受取コイル52bを用いる構成である。
(第2送電部の構成)
次に、第1実施形態に係る第2送電部60について図8(B)を用いて説明する。
第2送電部60は、図8(B)に示すように、通電可能な渦巻状のコイルパターンを備え、遊技盤10の後面において第2回動体50と前後方向で重なる位置に設けられている。そして、第2送電部60は、第2回動体50に向けて電力を共鳴誘導で供給する構成となっている。また、第2送電部60は、例えばセラミック材によって前面視リング状の円板形状でコイルパターンが形成される基板60aと、当該コイルパターンとして構成される第2供給コイル62と、第2回動体50の受電回路と共鳴誘導を行う第1回動体20の送電回路40と同様の構成の送電回路と、を備えている。なお、基板60aは、第2受電部52の基板52aと同様にプリント配線基板として構成されている。なお、第2供給コイル62は、本発明の「供給側コイル」の一例に相当する。また、第2供給コイル62は、基板60aの前面において連続した渦巻状のコイルパターンとして構成されている。より具体的には、第2供給コイル62を構成するコイルパターンは、全体がリング形状となっており、最内周の巻線がコイルの一端を有し、コイルの他端は当該リング形状の外周付近に配置されている。
また、図8(B)に示すように、第2供給コイル62の中心(渦巻き状のパターンの中心)は、第2回動体50の回動軸線G2(図8(A)参照)上に位置する構成となっている。また、上述したように、各第2回動体50は、前後方向から見て第2送電部60の第2供給コイル62の外周(最外周の巻線)よりも内側に配置される構成であると共に、回動軸線G2を中心とする同一円周上を回動する構成であるため、第2送電部60の第2供給コイル62から生じる磁束が、第2受電部52の第2受取コイル52bを前後方向に貫きやすくなり、第2送電部60から第2受電部52へ電力伝送の効率を高めることができる。
なお、第2送電部60が備える送電回路の構成は、図6に示す第1回動体20の送電回路40の構成と略同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。また、第1回動体20の送電回路40における第1供給コイル32の代わりに第2供給コイル62を用いる構成である。
(第1実施形態の主な効果)
本第1実施形態の遊技機1において、遊技盤10に設けられる第1回動体20が、第1受電部24によって無線で電力を受け取る構成であるため、第1回動体20に接続される電力供給用の配線が不要となる。そのため、第1回動体20の変位によって電力供給用の配線における捩れや断線などの懸念が生じなくなる。さらに、第1受電部24が前方側から第1送電部30に重なるように遊技盤10に設けられる構成であるため、第1回動体20が遊技盤10の盤面(前面)10aに平行な方向で第1送電部30と干渉する虞がない。そのため、第1回動体20における遊技盤10の盤面(前面)10aに平行な方向での可動範囲が第1送電部30によって制限されることがなく、第1回動体20の設計の自由度を高めることができる。
同様に、第2回動体50が、第2受電部52によって無線で電力を受け取る構成であるため、第2回動体50に接続される電力供給用の配線が不要となる。そのため、第2回動体50の変位によって電力供給用の配線における捩れや断線などの懸念が生じなくなる。さらに、第2受電部52が前方側から第2送電部60に重なるように遊技盤10に設けられる構成であるため、第2回動体50が遊技盤10の盤面(前面)10aに平行な方向で第2送電部60と干渉する虞がない。そのため、第2回動体50における遊技盤10の盤面(前面)10aに平行な方向での可動範囲が第2送電部60によって制限されることがなく、第2回動体50の設計の自由度を高めることができる。
また、本第1実施形態において、第1送電部30は、共鳴誘導によって第1受電部24に電力を供給する構成である。
この構成では、電磁誘導方式を用いて電力を供給する構成と比べて、第1受電部24に対する第1送電部30からの電力の伝送距離を長くすることができる。そのため、第1送電部30の配置に対してより離間した位置にも第1回動体20を配置し易くなり、第1回動体20の配置及び設計の自由度を高めることができる。
同様に、第2送電部60は、共鳴誘導によって第2受電部52に電力を供給する構成である。
この構成では、電磁誘導方式を用いて電力を供給する構成と比べて、第2受電部52に対する第2送電部60からの電力の伝送距離を長くすることができる。そのため、第2送電部60の配置に対してより離間した位置にも第2回動体50を配置し易くなり、第2回動体50の配置及び設計の自由度を高めることができる。
また、本第1実施形態において、第1回動体20は、第1受電部24が遊技盤10の盤面(前面)10aから離間して配置されるように遊技盤10に設けられている。
この構成では、第1受電部24と遊技盤10との間のスペースを利用して、第1回動体20を構成する飾板部21、軸筒部22、及び羽根部23等を配置させることが可能となる。そのため、第1受電部24と遊技盤10との間のスペース(第1受電部24の後方側のスペース)に部材を配置できない構成と比べて、第1回動体20の設計の自由度を高めることができる。
同様に、第2回動体50は、第2受電部52が遊技盤10の盤面(前面)10aから離間して配置されるように遊技盤10に設けられている。
この構成では、遊技盤10の盤面(前面)10aと第2受電部52との間のスペースを利用して、第2回動体50を構成する板部50a等を配置させることが可能となる。そのため、遊技盤10の盤面(前面)10aと第2受電部52との間のスペース(第2受電部52の前方側のスペース)に部材を配置できない構成と比べて、第2回動体50の設計の自由度を高めることができる。
また、本第1実施形態において、第1受電部24及び第2受電部52は、それぞれ渦巻状のコイルパターンが形成された基板24a及び基板52aによって構成されている。
この構成では、第1受電部24及び第2受電部52を薄型化することで、それぞれ第1回動体20及び第2回動体50をコンパクトに構成することができ、第1回動体20及び第2回動体50の設計の自由度を高めることができる。
また、本第1実施形態において、第1回動体20は、第1回動体20における複数の方向の加速度を検出可能な加速度センサ28bと、加速度センサ28bによる複数方向の加速度の検出結果に基づき、光源28c〜28hの動作を制御する制御部28aと、を備えている。また、光源28c〜28hは、第1回動体20の外部に向けて光を照射する光源として構成され、制御部28aは、光源28c〜28hからの光の照射状態を、加速度センサ28bによる複数方向の加速度の検出結果に応じた状態に制御する構成となっている。
この構成では、第1回動体20の動きを加速度センサ28bによって検出することができる。そして、光源28c〜28hを第1回動体20の動きと連動させた照射状態とすることができ、第1回動体20が自身の動きに応じた光を照射することで、当該第1回動体20の動きを効果的に演出し、遊技機1の演出効果を高めることができる。
また、第2回動体50も、第1回動体20の加速度センサ28b、制御部28a、及び光源28c〜28hと同様の構成の加速度センサ、制御部及び光源58を備えている。そのため、第2回動体50の動きを加速度センサによって検出することができる。そして、光源58を第2回動体50の動きと連動させた照射状態とすることができ、第2回動体50が自身の動きに応じた光を照射することで、当該第2回動体50の動きを効果的に演出し、遊技機1の演出効果を高めることができる。
また、本第1実施形態において、第1回動体20は、遊技盤10の盤面(前面)10aに略直交する方向に沿った回動軸29を中心に回動自在に構成され、第1送電部30は、通電可能に構成された第1供給コイル32を備え、第1受電部24は、通電可能に構成された第1受取コイル25を備え、第1供給コイル32の中心及び第1受取コイル25の中心は、第1回動体20の回動軸29に沿った回動軸線G1上に位置する構成となっている。
この構成では、第1回動体20が回動軸29を中心に回動する際に、遊技盤10の盤面(前面)10aに略直交する方向で第1供給コイル32と第1受取コイル25とが重なり続けるため、第1送電部30から第1受電部24へ安定的に電力を供給し易くなる。また、第1供給コイル32の中心が第1回動体20の回動軸29に沿った回動軸線G1上に位置することで、第1回動体20の回動時に第1受取コイル25の位置変化を抑えることができ、第1受取コイル25の変位状態を考慮することなく第1回動体20の設計自由度を高めることができる。
また、本第1実施形態において、第1受電部24を後方に投影してなる投影部の形状の外縁は、第1送電部30の形状の外縁と前後方向で重なる構成としてもよい。
この構成では、第1受電部24と第1送電部30とが前後方向で重なり易い構成となり、第1送電部30から第1受電部24への電力の受け渡しを効率的に行い易くなる。
また、本第1実施形態において、第2送電部60は、通電可能に構成された第2供給コイル62を備え、第2受電部52は、通電可能に構成された第2受取コイル52bを備え、第2受取コイル52bの移動軌跡を後方に投影してなる投影部の形状の外縁は、第2供給コイル62の外周よりも内側に位置する構成としてもよい。
この構成では、前後方向から見て、第2受取コイル52bが常に第2供給コイル62の内側に位置することとなり、第2受取コイル52bは、変位する際にも第2供給コイル62から安定して電力を受け続けることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記第1実施形態では、第1回動体20において、第1受電部24は、第1受取コイル25が設けられる1つの基板24aを備える構成を例示したが、第1受取コイル25が設けられる複数の基板を備える構成であってもよい。
例えば、第1受電部24において、渦巻状のコイルパターンが形成された複数の基板が遊技盤10の盤面(前面)10aに直交する方向で積層され、これらによって電力を受け取る構成であってもよい。このような構成では、複数設けられる基板がプリント配線基板として構成されるため、第1回動体20の大型化を抑制しつつ、第1受電部24の電力の受け取り効率を向上させることができる。そのため、第1受電部24に対する第1送電部30からの電力の伝送距離を長くすることができ、第1送電部30の配置に対してより離間した位置にも第1回動体20を配置し易くなり、第1回動体20の配置及び設計の自由度を高めることができる。
また、電力の受け取る渦巻状のコイルパターンが形成された1又は複数の基板を第1回動体20の飾板部21の後面21bにも設ける構成としてもよい。このような構成では、飾板部21の後面21bに設ける基板によっても電力を受け取ることができるため、第1回動体20の飾板部21の前面21a側に設けられ渦巻状のコイルパターンが形成された基板を、第1送電部30から離間させて配置させ易くなり、前方側のスペースを利用して第1回動体20の配置及び設計の自由度をより高めることができる。
同様に、第2回動体50においても、複数の基板52aを備える板部50aを、基板52aが前後方向で重なるように複数積層される構成としてもよい。
また、上記第1実施形態では、第1回動体20の第1受取コイル25が、第1供給コイル32と同形状となる構成を例示したが、第1供給コイル32が第1受取コイル25よりも大径となるように構成されてもよい。このような構成によって、第1供給コイル32に対して第1受取コイル25が安定して電力供給を受けられる配置位置が広がり、第1回動体20ががたついた場合でも確実な給電を行えるようになる。
また、上記第1実施形態において、第1回動体20(第2回動体50)は、遊技盤10の盤面(前面)10aに略直交する方向に沿った回動軸線G1(G2)を中心に回動する構成を例示した。しかしながら、第1回動体20(第2回動体50)は、前後方向に変位自在に構成されてもよい。すなわち、第1回動体20(第2回動体50)は、第1供給コイル32(第2供給コイル62)が形成される基板30a(基板60a)の前面に直交する方向に沿って移動する構成であってもよい。このような構成では、第1回動体20(第2回動体50)が変位する際に遊技盤10に設けられる他の部品と干渉し難くなり、遊技盤10の盤面(前面)10aに平行な方向の移動範囲が小さく、他の部品の配置スペースを確保し易くなる。第1送電部30(第2送電部60)は、共鳴誘導によって第1受電部24(第2受電部52)に無線で電力を供給する構成であり、第1受電部24(第2受電部52)に対する第1送電部30(第2送電部60)からの電力の伝送距離を長くすることができるため、第1回動体20(第2回動体50)が第1送電部30(第2送電部60)に近づいたり離れたりする構成に有利である。
また、上記第1実施形態では、第1送電部30及び第2送電部60が遊技盤10の後面に設けられる構成を示したが、それぞれ第1受電部24及び第2受電部52が前方側に重なる位置であれば、その他の配置状態で構成されてもよい。例えば、第1送電部30(第2送電部60)を、遊技盤10の盤面(前面)10aに設ける構成や、遊技盤10の盤面(前面)10a又は後面に第1送電部30(第2送電部60)をはめ込み収納する凹部を形成して設ける構成であってもよい。
また、上記第1実施形態では、第2回動体50の第2受電部52が、板部50aの後面50cに設けられる構成を示したが、第2受電部52を、板部50aの前面50bに設けられる構成として、コイルパターンを装飾の一部としてもよい。
また、上記第1実施形態では、光源28c〜28hがそれぞれ赤色又は青色の照明光を照射する構成を例示したが、フルカラーLEDとして構成されていてもよい。このような構成によって、光源28c〜28hから照射させる照明光の色を順次変化させることができ、演出効果を一層高めることができる。なお、このような構成とする場合、受電回路27で3.3Vよりも高い電圧信号を生成する構成とすることで、光源28c〜28hを安定して動作させることができる。
また、上記第1実施形態では、第1回動体20が反時計回り方向に回動する場合に、光源28c,28e,28hから照明光を照射させ、第1回動体20が時計回り方向に回動する場合に、光源28d,28f,28gから照明光を照射させる構成を例示した。しかしながら、第1回動体20が各回動方向に回動する場合に照射制御する光源は、光源28c〜28hの中から任意に選択することができる。また、上記第1実施形態では、光源28c,28e,28hから赤色の照明光を照射させ、光源28d,28f,28gから青色の照明光を照射させる構成を例示したが、各光源28c〜28hから照射する照明光の色はその他の色であってもよい。また、光源28c〜28hの照射制御において、照明光を点滅させる構成であってもよい。
また、上記第1実施形態では、第1回動体20が、加速度センサ28bで検出する回動方向に基づいて光源28c〜28hの動作を制御する構成を例示したが、加速度センサ28bで検出する加速度の大きさに基づいて光源28c〜28hの動作を制御する構成としてもよい。例えば、加速度に関する所定の第1閾値、第2閾値を予め設定しておき、加速度センサ28bで検出する加速度の大きさが第1閾値を超えた場合に、光源28c,28e,28hから照明光を照射させ、第2閾値を超えた場合に、光源28d,28f,28gから照明光を照射させる構成としてもよい。
また、上記第1実施形態では、第1回動体20の制御部28aは、予め設定された制御方法で光源28c〜28hの動作を制御する構成を示したが、制御部28aが加速度センサ28bによって検出された第1回動体20の加速度に対応する制御を行う構成であれば、その他の構成であってもよい。例えば、制御部28aによる光源28c〜28hの制御方法として、演出回路28が公知のROM等によって構成されるメモリを備え、当該メモリに記憶された情報に基づいて光源28c〜28hを制御する構成であってもよい。すなわち、メモリに加速度の情報(例えば、光源28c〜28hの照射を実行する時の第1回動体20の加速度の値とその方向など)と光源28c〜28hの制御方法とが予め対応付けて記憶されており、制御部28aは、取得した加速度センサ28bの検出結果に対応する光源28c〜28hの制御方法をメモリから読み出して実行する構成としてもよい。
また、上記第1実施形態において、各第1回動体20は、それぞれ後方側に配置された第1送電部30から電力を受け取る構成を例示したが、1つの第1送電部30から複数の第1回動体20に電力を供給する構成としてもよい。例えば、第2回動体50の板部50aに第1回動体20がその幅内に複数設けられるように、第1送電部30よりもサイズの大きい第2受電部52のような1つの第1送電部が、各第1回動体20の第1受電部24と前後方向で重なるように配置される構成としてもよい。すなわち、各第1回動体20は、前後方向から見て1つの第1送電部の第1供給コイルの外周(最外周の巻線)よりも内側に配置される構成とし、この第1送電部の第1供給コイルから生じる磁束が、各第1受電部24の第1受取コイル25を前後方向に貫く構成である。
さらに、第2回動体50においても、第2送電部60から電力を受け取る構成ではなく、このような複数の第1回動体20に電力を供給する1つの第1送電部から電力を受け取る構成としてもよい。すなわち、遊技機1に設けられるサイズの大きい1つの送電部によって、全ての回動体(複数の第1回動体20及び第2回動体50)に電力を供給する構成としてもよい。
また、上記第1実施形態の第2回動体50において、複数の第2受電部52が板部50aの後面50cにおいて円周上にそれぞれ設けられる構成を示したが、1つの第2受電部が第2送電部60と同様のコイルパターンを備える構成で板部50aに設けられてもよい。すなわち、板部50aの後面50cにおいて、当該後面50cのリング形状に沿って周回するコイルパターンを有する第2受取コイルが設けられる構成である。また、第2受電部の第2受取コイルを後方に投影してなる投影部の形状が、第2回動体50が回転しても第2送電部60の第2供給コイル62の形状と前後方向で重なるような構成である。そして、このような1つの第2受電部が受け取った電力を各回路基板(図示略)に供給する構成となっている。 さらに、このような第2回動体50の構成において、基板52aが前後方向で重なるように板部50aを複数積層する構成としてもよい。
1…遊技機
10…遊技盤
10a…盤面(前面)
20…第1回動体(可動体)
22…軸筒部
24…第1受電部(電力受取手段)
24a…基板(プリント配線基板)
25…第1受取コイル(受取側コイル)
28a…制御部(負荷部材)
28b…加速度センサ(負荷部材)
28c〜28h,58…光源(負荷部材)
29…回動軸
30…第1送電部(電力供給手段)
32…第1供給コイル(供給側コイル)
50…第2回動体(可動体)
52…第2受電部(電力受取手段)
52a…基板(プリント配線基板)
52b…第2受取コイル(受取側コイル)
60…第2送電部(電力供給手段)
62…第2供給コイル(供給側コイル)
G1,G2…回動軸線

Claims (11)

  1. 遊技盤に変位自在に設けられる可動体と、
    前記可動体に向けて電力を無線で供給する電力供給手段と、
    を備え、
    前記可動体は、
    前記電力供給手段から供給される電力を無線で受け取る電力受取手段と、
    前記電力受取手段によって受け取られた電力に基づいて動作する負荷部材と、
    を備えると共に、前記遊技盤の盤面と直交する方向を前後方向としたときに、前記電力受取手段が前記電力供給手段の前方側に対向位置するように前記遊技盤に設けられることを特徴とする遊技機。
  2. 前記電力供給手段は、共鳴誘導によって前記電力受取手段に電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記電力受取手段は前記遊技盤の前記盤面から離間した位置に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記電力受取手段は、渦巻状のコイルパターンが形成されたプリント配線基板によって構成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 前記電力受取手段は、渦巻状のコイルパターンが形成された複数の前記プリント配線基板が前記遊技盤の盤面に直交する方向で積層される構成であることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記可動体は、
    前記可動体における所定の1又は複数の方向の加速度を検出可能な加速度センサと、
    前記加速度センサによる前記所定の1又は複数方向の加速度の検出結果に基づき、前記負荷部材の動作を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機。
  7. 前記負荷部材は、前記可動体の外部に向けて光を照射する光源として構成され、
    前記制御部は、前記光源からの光の照射状態を、前記加速度センサによる前記所定の1又は複数方向の加速度の検出結果に応じた状態に制御することを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記可動体は、前記遊技盤の前記盤面に略直交する方向に沿った回動軸を中心に回動自在に構成され、
    前記電力供給手段は、通電可能に構成された供給側コイルを備え、
    前記電力受取手段は、通電可能に構成された受取側コイルを備え、
    前記供給側コイルの中心及び前記受取側コイルの中心は、前記可動体の前記回動軸に沿った回動軸線上に位置することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の遊技機。
  9. 前記可動体は、前記前後方向に変位自在に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の遊技機。
  10. 前記電力受取手段を後方に投影してなる投影部の形状の外縁は、前記電力供給手段の形状の外縁と前記前後方向で重なることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の遊技機。
  11. 前記電力供給手段は、通電可能に構成された供給側コイルを備え、
    前記電力受取手段は、通電可能に構成された受取側コイルを備え、
    前記受取側コイルの移動軌跡を後方に投影してなる投影部の形状の外縁は、前記供給側コイルの外周よりも内側に位置することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の遊技機。
JP2015000097A 2015-01-05 2015-01-05 遊技機 Expired - Fee Related JP6501248B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000097A JP6501248B2 (ja) 2015-01-05 2015-01-05 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000097A JP6501248B2 (ja) 2015-01-05 2015-01-05 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016123712A true JP2016123712A (ja) 2016-07-11
JP6501248B2 JP6501248B2 (ja) 2019-04-17

Family

ID=56357184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015000097A Expired - Fee Related JP6501248B2 (ja) 2015-01-05 2015-01-05 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6501248B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019530145A (ja) * 2016-09-26 2019-10-17 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ 照明モジュール、及び照明システムを制御する方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03271885A (ja) * 1990-03-20 1991-12-03 Koatsu Gas Kogyo Co Ltd Icカードシステム
JP2000225230A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Takeya Co Ltd パチンコ遊技機
JP2004283234A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Act Giken:Kk Ledランプ表示方式
JP2004313400A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Taiyo Elec Co Ltd 光源回転装置および遊技機
JP2004313349A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Heiwa Corp 遊技機の遊技部品
JP2007282686A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012050209A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Nec Tokin Corp 非接触電力伝送システム
JP2012148049A (ja) * 2010-12-27 2012-08-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03271885A (ja) * 1990-03-20 1991-12-03 Koatsu Gas Kogyo Co Ltd Icカードシステム
JP2000225230A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Takeya Co Ltd パチンコ遊技機
JP2004283234A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Act Giken:Kk Ledランプ表示方式
JP2004313349A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Heiwa Corp 遊技機の遊技部品
JP2004313400A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Taiyo Elec Co Ltd 光源回転装置および遊技機
JP2007282686A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012050209A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Nec Tokin Corp 非接触電力伝送システム
JP2012148049A (ja) * 2010-12-27 2012-08-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019530145A (ja) * 2016-09-26 2019-10-17 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ 照明モジュール、及び照明システムを制御する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6501248B2 (ja) 2019-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5936302B2 (ja) 電動工具
JP6968600B2 (ja) 電動工具
US7361074B1 (en) Rotating light toy
CN105313064B (zh) 电动工具及转动冲击工具
US11167403B2 (en) Electric working machine
JP7025851B2 (ja) 電動工具及び電動工具の修理方法
JP2013118720A (ja) 充電台
JP5354363B2 (ja) 電動工具
JP6041164B2 (ja) 電動工具
US9871424B2 (en) Electric tool
JP2013179820A (ja) ワイヤレス電力伝送装置
JP2012139749A (ja) 電動工具
CN103707272A (zh) 电力工具
JP2016123712A (ja) 遊技機
JP2004054150A (ja) 回転体への給電構造、及び回転表示装置
JP5950250B2 (ja) 電動工具
EP3151359A1 (en) Charging device and method for operating a charging device
JP2013240529A (ja) 遊技機用操作装置、および遊技機
JP5844970B2 (ja) 電動工具
JP2014085334A (ja) 指針式計器
JP5937940B2 (ja) 電動工具
JP5870886B2 (ja) 電動工具
TWM500821U (zh) 感應發電之發光風扇裝置
JP2014035492A (ja) 表示装置
US20050116477A1 (en) Automatic power generation light-image fan device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6501248

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees