JP2016123512A - 多目的食器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 蕎麦等の麺類から流れ出る水を有効に排出するととともに、洗浄しやすく、かつ汚れが残留しにくいなどの基本的効果を確保することに加え、排出される水を回収する機能を確保する。単一の食器として単独で使用可能にし、使い易さと利便性を高める。【解決手段】 中心部を含む所定の範囲Zcに、上下面に貫通し、かつ水を通すことができる一又は二以上の通水孔2h…を設けた食器本体部2と、この食器本体部2の下に配し、かつ当該食器本体部2に対して着脱可能に構成するとともに、装着時には一体化可能に構成することにより、少なくとも通水孔2h…から落下した水Wを受け止め、かつ回収する機能を有する水受部3とを備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、蕎麦等の麺類を盛り付けたり各種料理を盛り付ける際に用いて好適な多目的食器に関する。
一般に、蕎麦等の麺類を盛り付けるための盛付用器としては、笊或いは笊を模した盛付用器が広く用いられている。この理由は、茹でた蕎麦麺等を水で冷やした後、盛り付けた蕎麦麺等から流れ出る水が器に溜まるのを回避するためである。しかし、笊等の盛付用器は、水切りができる反面、竹材を編んだ構造など、細かい隙間が存在するため、洗いにくく、洗浄に時間がかかるとともに、麺の一部が残留しやすいなど、取扱面や衛生面におけるマイナス要素も存在する。このため、笊或いは笊を模した盛付用器に代わる盛付用器も提案されている。
従来、この種の盛付用器として、特許文献1で開示される、つけ麺用吸水皿及び特許文献2で開示される高台を有する食器の底部に孔を設けた麺類盛付用食器が知られている。特許文献1で開示される、つけ麺用吸水皿は、つけ麺から適度に吸水して水切り効果を保持しつつ、つけ麺が盛り付け面に付着して箸でつかめない等の問題を防ぎ、使い勝手がよく、しかも実用性を備えつつ個性的なデザインを反映させることを目的としたものであり、具体的には、多孔質素材を使って吸水皿本体が構成され、この吸水皿本体の盛り付け面は、多孔質素材が細線状に露出した線状吸水面と、撥水性を有する細線状の線状撥水面とを交互に隣接させた模様で形成されたものである。また、特許文献2で開示される麺類盛付用食器は、そば、うどん、冷麦、そうめん等の麺類を冷水で冷やして、水切りをし、盛付けるための食器で、麺類の水切れが良く、衛生的で、洗い方を簡単にすることを目的としたものであり、具体的には、高台を有する鉢状、又は皿状、又は椀状、又は盆状郷の形状を有する食器の底部に、1個又は複数個の孔を設けたものである。
しかし、上述した従来の盛付用器(つけ麺用吸水皿,麺類盛付用食器)は、次のような問題点があった。
第一に、特許文献1で開示される、つけ麺用吸水皿は、いわば吸水方式により構成されるため、吸水皿の構造が煩雑化する。したがって、大幅なコストアップを招き、廉価に提供できない。また、多孔質構造を利用するため、笊等と同様、細部を洗浄しにくく、洗浄に時間がかかるとともに、汚れが残留しやすく、衛生面でも望ましいものではない。しかも、つけ麺等のように水が付着した麺類には使用価値があるとしても、それ以外の料理、特に、汁を含む料理の盛り付けには不適であり汎用性に劣る。
第二に、特許文献2で開示される、麺類盛付用食器は、いわば排水方式により構成されるため、食器単独では孔から水が滴るため、そのままで使用した場合にはテーブルの上に水が垂れ流しになってしまうなどの不具合を生じる。したがって、使用する際には、食器の下にお盆や第二の皿を敷く必要があるなど、食器として中途半端になるため、使いにくく、利便性に難がある。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した多目的食器の提供を目的とするものである。
本発明に係る多目的食器1a,1b,1cは、上述した課題を解決するため、横幅に対して深さの浅い皿状の食器であって、中心部を含む所定の範囲Zcに、上下面に貫通し、かつ水Wを通すことができる一又は二以上の通水孔2h…を設けた食器本体部2と、この食器本体部2の下に配し、かつ当該食器本体部2に対して着脱可能に構成するとともに、装着時には一体化可能に構成することにより、少なくとも通水孔2h…から落下した水Wを受け止め、かつ回収する機能を有する水受部3とを備えてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、食器本体部2には、高台部2tを一体に設けることにより水受部3から離脱して単独で使用可能に構成することが望ましい。一方、水受部3は、加熱源Wh又は冷却源を収容することにより食器本体部2に対する保温機能を含む加熱機能又は冷却機能を有する温調部KLとして用いることができる。また、水受部3には、食器本体部2に対して位置決めを行う段差部3sを設けることができるとともに、さらに、水受部3には、一体形成した薬味入れ部4及び/又は箸置部5を設けることも可能である。
このような構成を有する本発明に係る多目的食器1a,1b,1cによれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 通水孔2h…を有する食器本体部2を備えるため、水切りを行った蕎麦等の麺類から流れ出る水Wを食器本体部2から有効に排出できるととともに、洗浄しやすく、かつ汚れが残留しにくいなどの基本的効果を有することに加え、通水孔2h…から排出される水Wを水受部3により回収できるため、お盆や第二の皿を敷くことなく、単一の食器として単独で使用できるなど、使いやすく利便性に優れる。
(2) 好適な態様により、食器本体部2を構成するに際し、高台部2tを一体に設けることにより水受部3から離脱して単独で使用可能に構成すれば、一般的な食器としても使用できるなど、食器としての使用範囲を広げることができるため、汎用性及び利便性を高めることができる。
(3) 好適な態様により、水受部3を、加熱源Wh又は冷却源を収容することにより食器本体部2に対する保温機能を含む加熱機能又は冷却機能を有する温調部KLとして用いるようにすれば、加熱器(保温器)又は冷却器としての機能を付加できるため、保温が望ましい料理又は冷却が望ましい料理等にとって最適な食器として利用できるなど、多様性及び多機能性に優れた食器として提供できる。
(4) 好適な態様により、水受部3に、食器本体部2に対して位置決めを行う段差部3sを設ければ、食器本体部2に水受部3を装着した際における一体性(剛性)及び安定性を高めることができるとともに、食器としての使用感をより高めることができる。
(5) 好適な態様により、水受部3に、一体形成した薬味入れ部4及び/又は箸置部5を設ければ、蕎麦等の麺類の盛り皿として使用した際には、洗浄や配膳等における取扱性や保管性を高めることができる。即ち、盛り皿としての付加価値及び使用時の利便性を高めることができる。特に、水受部3は食器本体部2に対して着脱可能に構成するため、薬味入れ部4及び/又は箸置部5を備える盛り皿、或いは薬味入れ部4及び/又は箸置部5を備えない盛り皿への切換も容易に行うことができる。
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る多目的食器1aの構成について、図1〜図4を参照して具体的に説明する。
多目的食器1aは、大別して、食器本体部2と水受部3を備える。食器本体部2は、図2に示すように、全体を、例えば、陶器素材により、横幅に対して深さの浅い一般的な円形の皿と同様に製作、即ち、中心部を下方に膨出させた形状に形成するとともに、中心部を含む所定の範囲Zcに、上下面に貫通する小孔により形成した複数の通水孔2h…を設ける。
例示の食器本体部2は、底面部に、高台部2tを一体に設けている。このように、食器本体部2を構成するに際し、高台部2tを一体に設ければ、水受部3から離脱して単独で使用することが可能になる。したがって、食器本体部2は、一般的な食器としても使用できるなど、食器としての使用範囲を広げることができ、汎用性及び利便性を高めることができる利点がある。また、例示の食器本体部2は、底面部に高台部2tを一体に備えるため、図3に示すように、この高台部2tに囲まれる円形範囲を所定の範囲Zcとし、この範囲Zcに、複数の通水孔2h…を設けた。なお、通水孔2hは、少なくとも水Wを通すことができる内径を選定する。
一方、水受部3は、図2に示すように、全体を、例えば、プラスチック素材により、食器本体部2に対して着脱できる形状となるように一体成形する。即ち、水受部3は、食器本体部2の下に配し、装着時には一体化可能に構成するとともに、少なくとも通水孔2h…から落下した水Wを受け止め、かつ回収する機能を持たせる。このため、水受部3は、中心側に、上方に開口した円形容器状の水受本体部3uを備えるとともに、外周側に、食器本体部2の下面に重なる支持面部3fを備える。この場合、水受本体部3uの内周面は、図1に示すように、食器本体部2の高台部2tの外周面に嵌合させる。これにより、水受本体部3uの内周面は、食器本体部2に対して位置決めを行う段差部3sとなる。このような段差部3sを設ければ、食器本体部2に水受部3を装着した際における一体性(剛性)及び安定性を高めることができるとともに、食器としての使用感をより高めることができる利点がある。
また、水受部3における水受本体部3uの底面には、高台部3tを一体に設ける。これにより、テーブル等に載置した際には滑りにくくなり、安定に載置することができる。なお、水受部3の着色としては、特に限定するものではないが、例えば、透明素材で形成することにより、その存在を目立たなくすることができる。或いは、食器本体部2に対する相対色を考慮し、異色(或いは多色)により形成したり模様を付すなどにより、デザイン性や質感(高級感や重厚感等)を高めることができる。
さらに、水受部3は、加熱源Wh(図5(b)参照)又は冷却源を収容することにより食器本体部2に対する保温機能を含む加熱機能又は冷却機能を有する温調部KLとして利用できるように、例えば、水受本体部3uの高さ等を選定する。この場合、加熱源Whとしては、例えば、お湯や加熱剤を用いることができるとともに、冷却源としては、例えば、氷や保冷剤を用いることができる。このように、水受部3を、温調部KLとして用いることができるようにすれば、加熱器(保温器)又は冷却器としての機能を付加できるため、保温が望ましい料理又は冷却が望ましい料理等にとって最適な食器として利用できるなど、多様性及び多機能性に優れた食器として提供できる利点がある。
一方、支持面部3fは、水受本体部3uの上端縁部から外側に広がるように一体に形成する。例示の場合、支持面部3fの外周縁を、食器本体部2の外周縁まで延設させるとともに、縁部に、食器本体部2の外周縁に係止することができる断面が円弧状となる係合保持部3cを一体に設けている。これにより、水受部3を食器本体部2に装着した際は、図1に示すように、係合保持部3cが食器本体部2の外周縁に係止するため、水受部3と食器本体部2の容易な離脱を阻止できる。この結果、多目的食器1aの一体性(剛性)を高めることが可能となり、持ち易く、かつ運び易くなるなど、全体の取扱性及び安定性を高めることができる。加えて、水受部3により食器本体部2を保護できるため、多目的食器1aが落下した場合であっても割れにくくなるとともに、仮に割れた場合であっても飛散の防止に寄与できる。
次に、本実施形態に係る多目的食器1aの使用方法について、図5(a)〜(c)及び各図を参照して説明する。
図5(a)は、例えば、蕎麦等の麺類Hsを盛り付ける盛皿として使用する場合を示す。この場合、食器本体部2に対して空の水受部3を装着して使用する。水受部3と食器本体部2を装着する際には、図2に示す点線矢印Fsのように、水受部3に対して、上から食器本体部2の底面側を嵌め込めばよい。これにより、食器本体部2の高台部2tが水受本体部3uの内部に収容され、段差部3sにより位置決め(位置規制)されるとともに、食器本体部2の外周縁が、水受部3における係合保持部3cに係合する。この状態が図1(図5(a))に示す状態となる。
今、図5(a)に示すように、食器本体部2の上面に、水切りを行った麺類Hsを盛り付けた場合を想定する。これにより、麺類Hsから流れ出た水Wは、食器本体部2の上面を流れ、点線矢印Fw…で示すように、通水孔2h…を通って食器本体部2の下面側に排出される。排出された水Wは、食器本体部2から落下し、水受部3における水受本体部3uにより受け取られる。即ち、水Wは、水受本体部3uの内部に回収されるとともに、貯留される。
一方、使用後は、食器本体部2から水受部3を離脱し、水受本体部3uで回収した水Wを廃棄すればよい。また、食器本体部2と水受部3をそれぞれ別々に洗浄し、かつ別々に乾燥させることができる。なお、この場合、食器本体部2については、従来のような笊或いは笊を模した盛付用器とは異なり、洗浄しやすく、かつ汚れが残留しにくいなどの基本的なメリットを享受できる。
図5(b)は、例えば、煮物料理Hoを盛り付ける皿として使用する場合を示す。この場合、水受本体部3uに加熱源Whとなるお湯を収容し、この水受部3を食器本体部2に対して装着して使用する。今、図5(b)に示すように、食器本体部2の上面に、煮物料理Hoを盛り付けた場合を想定する。この場合、食器本体部2は、加熱源Whとなるお湯により加温されるため、煮物料理Hoが保温状態に維持される。また、例示の場合、食器本体部2の下面に支持面部3fが重なり、ほぼ全面が覆われるため、支持面部3fによる断熱機能により、保温効果がより高められる。加えて、お湯により発生する湯気は、点線矢印Fh…で示すように、通水孔2h…を通って食器本体部2の上方に移動する。したがって、この際、煮物料理Hoの中を通過するため、保湿性が確保される。即ち、煮物料理Hoの表面が乾燥してしまうなどの不具合が回避される。
例示の場合、加熱源Whとしてお湯を収容し、食器本体部2に対する保温機能(加熱機能)を有する温調部KLとして利用する場合を示したが、その他、加熱源Whとして、固体状の加熱剤等を用いることもできる。一方、冷却源として氷や保冷剤を収容し、食器本体部2に対する冷却機能を有する温調部KLとして利用することもできる。
図5(c)は、食器本体部2から水受部3を離脱し、食器本体部2のみを単独で使用する場合を示す。この場合、一般的な食器として使用できる。例示の場合、食器本体部2の上にペーパーPnを敷き、例えば、天ぷら等の汁を含まない料理Hmを盛り付けた場合を示す。このように、本実施形態に係る多目的食器1は、各種用途に使用できるとともに、各用途において最適な機能を付加することができる。
次に、本発明の変更実施形態に係る多目的食器1b,1cについて、図6及び図7を参照して説明する。
図6の変更実施形態は水受部3を変更した多目的食器1bを示す。なお、食器本体部2の基本的な形態は、図1〜図3に示した実施形態とほぼ同じであるが、高台部2tの形状をやや下広がりとなるように変更した点が異なる。多目的食器1bは、水受部3の全体を、例えば、ゴム素材等の柔軟性素材により形成するとともに、支持面部3fを設けない、いわば水受本体部3uのみで構成したものである。したがって、水受部3の全体形状は、図6に示すように、食器本体部2における高台部2tを覆うキャップ形状となる。
また、多目的食器1bは弾性を有する水受部3を備えるため、水受部3の段差部3sを、高台部2tの外周面に圧接させることが可能となり、容易に外れてしまう不具合を回避できる。なお、3mは水受部3に一体形成したツマミ部であり、このツマミ部3mを手で持ち、引張ることにより、仮想線で示すように、食器本体部2から取り外すことができる。3tは、水受部3の底面に一体に設けた高台部を示す。その他、図6において、図1〜図3と同一部分には同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。
図7の変更実施形態も水受部3を変更した多目的食器1cを示す。なお、食器本体部2の基本的な形態は、図1〜図3に示した実施形態と同じである。多目的食器1cは、水受部3に対して、薬味入れ部4と箸置部5を一体形成するとともに、前述した係合保持部3cを設けない形態を示す。例示の薬味入れ部4は、水受部3の右端から外方へ突出形成したものであり、二つの薬味Hy,Hwを収容できる二つの収容凹部を有する。また、例示の箸置部5は、水受部3の左端から外方へ突出形成したものであり、割り箸等の箸Wを載置できる。実施形態は、薬味入れ部4と箸置部5の双方を設けた場合を示したが、薬味入れ部4と箸置部5のいずれか一方のみを設けてもよい。
このように、水受部3に、一体形成した薬味入れ部4と箸置部5の双方又は一方を設ければ、蕎麦等の麺類の盛り皿として使用した際には、洗浄や配膳等における取扱性や保管性を高めることができる。即ち、盛り皿としての付加価値及び使用時の利便性を高めることができる。特に、水受部3は食器本体部2に対して着脱可能に構成するため、薬味入れ部4及び/又は箸置部5を備える盛り皿、或いは薬味入れ部4及び/又は箸置部5を備えない盛り皿への切換も容易に行うことができる利点がある。その他、図7において、図1〜図3と同一部分には同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明を省略する。
よって、このような変更実施形態を含む本実施形態に係る多目的食器1a,1b,1cによれば、通水孔2h…を有する食器本体部2を備えるため、水切りを行った蕎麦等の麺類から流れ出る水Wを食器本体部2から有効に排出できるととともに、洗浄しやすく、かつ汚れが残留しにくいなどの基本的効果を有することに加え、通水孔2h…から排出される水Wを水受部3により回収できるため、お盆や第二の皿を敷くことなく、単一の食器として単独で使用できるなど、使いやすく利便性に優れる。
以上、好適実施形態(変更実施形態)について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、食器本体部2の形成素材として陶器素材を用いた場合を示したが、プラスチック素材,金属素材,木質素材等の各種素材を用いることができる。また、食器本体部2は、高台部2tを一体に設けることにより水受部3から離脱して単独で使用可能に構成することが望ましいが、食器本体部2は、水受部3と組み合わせて使用する専用の食器本体部として構成してもよい。一方、水受部3は、加熱源Wh又は冷却源を収容することにより食器本体部2に対する保温機能を含む加熱機能又は冷却機能を有する温調部KLとして構成することが望ましいが、単に水を受け取る水受部3のみの機能を持たせてもよい。この場合、高台部2tを低く形成できるなど、形状的な自由度を高めることができる。
本発明に係る多目的食器は、蕎麦やうどん等の麺類を盛り付けたり各種料理を盛り付けるなど、各種用途に係わる食器として利用できる。
1a:多目的食器,1b:多目的食器,1c:多目的食器,2:食器本体部,2h…:通水孔,2t:高台部,3:水受部,3s:段差部,4:薬味入れ部,5:箸置部,Zc:所定の範囲,W:水,Wh:加熱源,KL:温調部
Claims (5)
- 横幅に対して深さの浅い皿状の多目的食器であって、中心部を含む所定の範囲に、上下面に貫通し、かつ水を通すことができる一又は二以上の通水孔を設けた食器本体部と、この食器本体部の下に配し、かつ当該食器本体部に対して着脱可能に構成するとともに、装着時には一体化可能に構成することにより、少なくとも前記通水孔から落下した水を受け止め、かつ回収する機能を有する水受部とを備えてなることを特徴とする多目的食器。
- 前記食器本体部は、高台部を一体に設けることにより前記水受部から離脱して単独で使用可能に構成することを特徴とする請求項1記載の多目的食器。
- 前記水受部は、加熱源又は冷却源を収容することにより前記食器本体部に対する保温機能を含む加熱機能又は冷却機能を有する温調部として用いることを特徴とする請求項1記載の多目的食器。
- 前記水受部は、前記食器本体部に対して位置決めを行う段差部を有することを特徴とする請求項1記載の多目的食器。
- 前記水受部は、一体形成した薬味入れ部及び/又は箸置部を有することを特徴とする請求項1記載の多目的食器。
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