JP2009066361A - 保温食器 - Google Patents

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Kazutaka Fujimoto
和孝 藤本
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Abstract

【課題】温かい料理は温かいままお客様に提供する、ということは国の内外を問わず飲食業の鉄則である。加熱調理した温かい料理を保温し、通常の食器と同様に配膳係りが複数枚持ち運び迅速に配膳でき、お客様が食べ終わるまで保温し続ける食器を提供する。
【解決手段】台皿1と料理を盛りつける盛り付け皿2とで構成される保温食器であり、台皿は底部に発熱剤と水を収容する凹型の空間5を備え、ツバ状の張り出し部分3の内側内周に盛り付け皿を支持する支持部4が形成され、盛り付け皿の底部は支持部の内側に係合する
【選択図】図1

Description

本発明は、発熱剤を使用して料理を保温する食器に関する。
例えば、ホテル宴会場、結婚式場、レストラン等において、大量の料理を提供する場合、人数分総ての料理を作り終えるまでに時間が掛かってしまい、さらに配膳にも時間がかかり、スープ類、煮物、焼き物等温かい料理が冷めてしまうという問題がある。
これらの問題を解決する方法として、電熱を利用した大型の温蔵庫を多数用意し、出来上がった料理を食器ごと保温しておく方法が一般的であり、様々な機器が販売されている。
TKG業務用総合カタログVol 12−1,568,569ページ 遠藤商事株式会社発行
簡易な方法としては、食卓上に設置して料理を再加熱する卓上型加熱器が提案されている。
特許公開平5−168560
上記で述べた従来の温蔵庫は非常に高価であり、大量の料理を保温するためには多数の温蔵庫が必要であり、経済的負担が大きい。更に大型であることから、大きい設置場所が必要である。
また上記特許文献1で述べた加熱器は、食卓に設置しておき、出来上がった料理を運んできて、加熱器に載せ、水を加えて発熱させ、再加熱するという手順を踏むので大人数の料理を提供する場合、食卓に届くまでに料理が冷めてしまうという難点がある。また一度冷めた料理を再加熱することで、煮詰り、味が濃くなり、再加熱することで食材が硬くなってしまうという弊害がある。
本発明は、このような従来の保温方法に代わり、食器自体が料理を保温する機能を持った食器の発明に関する。
本発明の課題は、厨房で加熱調理した温かい料理をそのまま保温した状態で維持する、また配膳係が通常の食器と同じように一人で複数枚持ち運び迅速に配膳が出来る、さらには配膳後客が食している間も保温し続ける食器を実現することを目的とするものである。
そして本発明は上記目的を達成するために、台皿と料理を盛りつける盛り付け皿とで構成される保温食器であり、台皿は外周にツバ状の張り出し部分と底部に発熱剤と水を収容する凹型の空間を備え、ツバ状の張り出し部分の内側内周に盛り付け皿を支持する支持部が形成されて成ることを特徴とした保温食器である。
また、第二の課題解決手段は、上記支持部の円周方向に凸凹を有することを特徴とした保温食器である。
更に、第三の課題解決手段は盛り付け皿の底部が上記支持部内側に係合し支持部に設置可能な張り出し部を持つことを特徴とする保温食器である。
上記第一の課題解決手段による作用は次の通りである。、すなわち、台皿に設置した発熱剤に所定量の水を加えることにより瞬時に高温の蒸気を発生し、所定の時間継続する。
台皿には、凹部を取り囲む形で壁状に立ち上げた支持部を作り、これにより上に載置する盛り付け皿を支えると同時に、上記した高温の蒸気を盛り付け皿の底部と支持部そして台皿の凹部により構成される内部空間に留めることにより、盛り付け皿を加熱し、盛り付け皿に盛られた料理を保温する。
台皿に設置した発熱剤に所定量の水を加え、料理が盛りつけられた盛り付け皿を載置するだけの簡単な作業で保温が開始される。
台皿にツバ状に張り出した部分は、発熱剤により高温となる食器の熱が伝わらず、厨房から客席への持ち運び、および客席での配膳を容易にする。
第二の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、凸部で盛り付け皿を支持し、凹部は高温の蒸気を対流させ効率よく利用するために余分な蒸気を排出する機能を持つ。また高温の蒸気は一箇所に集中して噴出すると火傷の危険があるので、数箇所に分散して排出する。
第三の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、盛り付け皿の底部が台皿の支持部内径に近接して収まり、張り出し部によって台皿に支持されることにより、盛り付け皿が台皿から滑落することが防げ、迅速な配膳が可能となる。
上述したように、本発明の保温食器は、料理が盛り付け皿に盛り付けられると同時に、発熱剤と水を入れた台皿の上に載せるだけの簡単な作業で、高温の蒸気により盛り付け皿が加熱され、盛り付けられた料理の保温が始まるので、大人数の料理の盛り付けに時間が掛かっても、最初に盛り付けられた料理が冷めることが無い。
また、保温した状態のまま、通常の皿と同様に配膳人が一人で複数枚の皿を持ち運び、客席で配膳でき、配膳された料理は食卓上でも保温され続けており、最後まで温かいまま食べることが出来る。
上述したように、本発明の保温食器は食器自体が保温機能を持っているため、大型で高価な保温庫を使う必要がなく、少人数の料理から多人数の料理まで料理の味を変えることなく効果的に保温することが出来る。
発明の実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図1〜図2に基づいて説明する。
図1により構造の説明を行う。1は台皿であり、その中央部に発熱剤10と水を収容する空間5を設ける。
発熱剤10としては、水等によって反応する公知の発熱剤を用いることが出来る。
4は台皿1から発熱剤と水を収容する空間5を取り囲む壁状に立ち上がった支持部であり、支持部の頂上部は凸部6と凹部7が円周を六分割する形状で均等に配置されている。なお、この分割は六分割以外適当な分割が可能であり、図に限定されることはない。
6の凸部は盛り付け皿2を支える部分であり、滑り止め加工を施す。
7の凹部は発熱剤と水の化学反応で発生する高温の蒸気の一部を排出するための排出口である。尚、図1では支持部に凸凹を設けた構造としたが、支持部側面に排出口を設ける構造としても良い。
3は通常の皿と同じようにこの部分を持って配膳を行うツバ状の張り出し部である。この部分には円周に沿って複数の凹凸8をつけることで、配膳のとき皿を持ちやすくする効果があり、放熱効果が上がる。
2は盛り付け皿であり、この皿の料理を盛り付ける部分9は凹面となっており、その底部は糸尻12を含め台皿1の支持部4の内径に接近して収まり、これによって、配膳作業中に盛り付け皿2が台皿1より滑落することを防止する。
10は盛り付け皿2からツバ状に張り出した部分であり台皿1の支持部4の凸部6と当接する。
台皿1の材質は、耐熱、断熱効果があり、軽量であることが求められるので、樹脂や木材が考えられる。
盛り付け皿2の材質は陶磁器が適している。
食器の形状は、図1、および図2では円形としたが、角型など適宜任意の形状を用いることができる。
本発明の実施形態を示す外観分解図 図1のA−A断面図である
符号の説明
1 台皿
2 盛り付け皿
3 ツバ状張り出し部
4 台皿より立ち上げた支持部
5 発熱剤と水を収容する凹型空間
6 盛り付け皿と当接する支持部
7 支持部排出口
8 台皿ツバ表面の凸凹部
9 料理の盛り付け部
10 発熱剤
11 盛り付け皿凹面
12 盛り付け皿糸尻

Claims (3)

  1. 台皿と料理を盛りつける盛り付け皿とで構成される保温食器であり、台皿は外周にツバ状の張り出し部分と底部に発熱剤と水を収容する凹型の空間を備え、ツバ状の張り出し部分の内側内周に盛り付け皿を支持する支持部が形成されて成ることを特徴とする保温食器。
  2. 上記支持部は円周方向に凸凹部を有することを特徴とする1記載の保温食器。
  3. 盛り付け皿は底部が上記支持部内側に係合し支持部に設置可能な張り出し部を持つことを特徴とする1記載の保温食器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016123512A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 清彦 柳沢 多目的食器
CN108420326A (zh) * 2018-04-25 2018-08-21 马嘉翼 一种食堂用窗口盛菜装置

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