JP3130912U - パスタ用茹で鍋 - Google Patents

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Abstract

【課題】
調理をしている人の腕が接触しないように鍋の上背を低くでき、また、鍋投入直後のパスタに対して湯の熱をパスタ全体にかつ均等に加えることができ、さらには、マカロニやブロッコリー等の小なる食材を複数同時に茹でることができるパスタ用茹で鍋を提供する。
【解決手段】
パスタ用茹で鍋を、四角形を成す底部1と、同底部1における前後左右の各辺部から立ち上がる壁部2(前壁2a、後壁2b、左壁2c、右壁2d)から構成するとともに、壁部2における前壁2aと後壁2bの内壁間を標準長さの乾燥パスタが収容できる長さとし、また壁部2における左壁2cと右壁2dの内壁に、本パスタ用茹で鍋に付属する間仕切り板4を着脱自在に支持できる支持部3を設ける。
【選択図】 図3

Description

本考案は、乾燥パスタを茹でる際に用いるパスタ用茹で鍋に関し、より詳しくは、パスタを茹でている鍋の上背を低くでき、また、鍋投入直後のパスタに対し湯の熱をパスタ全体に均等に加えることができて、さらには、マカロニやブロッコリー等の小なる食材の茹でを行う際に、これらの食材を複数同時に茹でることができるパスタ用茹で鍋に関する。
イタリア料理が一般に浸透している今日では、パスタをより美味しく食するため、市販の標準的長さ(約26cm)のパスタを一度に湯の中に入れられるようにした上背のある鍋が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながらこの鍋をガステーブル等の調理機器に載せて使用した場合、上背があることから、鍋を置いたコンロに隣接するコンロで他の調理を行っている際に、この鍋の上部に調理する人の腕が接触する恐れが極めて高く、また、鍋に上背があるため鍋の重心位置も高いので、鍋に腕が接触したはずみで鍋が調理機器の五徳から外れて転倒し、こぼれた湯や転倒また転落した鍋によって火傷をする危険があった。
また、一般家庭のコンロは熱量がさほど高くないため、パスタが鍋に投入された時、常温のパスタが入ったことにより鍋の上層の湯温が低下し、また、パスタが乾燥していることからしばらくの間パスタは棒状を維持して鍋の側壁に立掛けられた状態で入っているため、湯温が高い鍋底側のパスタは茹でが進行し、一方の湯温が低い鍋開口側のパスタは茹でが遅れることから、パスタの茹で状態を気にする通の人達にはアンバランスな茹で上がりと感じられる恐れがあった。
特開2006−212227号公報(第1〜16頁、図1〜12)
本考案は、調理をしている人の腕が接触しないように鍋の上背を低くでき、また、鍋投入直後のパスタに対して湯の熱をパスタ全体にかつ均等に加えることができ、さらには、マカロニやブロッコリー等の小なる食材を複数同時に茹でることができるパスタ用茹で鍋を提供する。
上述した課題を解決するために、本考案に係るパスタ用茹で鍋は、乾燥パスタを茹でる際に用いるパスタ用茹で鍋であって、同鍋は、四角形を成す底部と、同底部における前後左右の各辺部から立ち上がる前後左右の壁部から構成してあって、前記壁部における少なくとも前壁と後壁の内壁間は標準長さの乾燥パスタを収容できる長さを有し、また、前記壁部における少なくとも左壁と右壁の内壁に、これら左壁と右壁の内壁間に横断設置する付属の間仕切り板を着脱自在に支持できる支持部を設けて構成したものとしてある。
また前記左壁、右壁の外壁面を、上下方向に、かつ所定の間隔をあけて溝状に2本平行にへこますことでこれら左壁、右壁の内壁面に2本並行な突条を形成して前記支持部とし、同支持部における前記突条の間に前記間仕切り板を係着させて支持するものとしてある。また、前記突条を断続的に形成する場合もある。
また、前記壁部における少なくとも対向する壁の各内壁における上端近傍に、前記壁部における上方部開口内に嵌入する付属の蓋体における少なくとも対辺縁部が係着できる係着部を設けて構成したものとしてある。
また前記壁部における前後左右各壁の外壁面を、各壁の上辺部に対し平行にかつ溝状にへこますことでこれら各壁の内壁面に突条を形成して前記係着部とし、同係着部における前記突条に前記蓋体の対辺縁部を係着するものとしてある。
本考案のパスタ用茹で鍋によれば、鍋の前後方向を市販の標準的長さ(約26cm)のパスタを寝かせた状態で収容できる長さにしているため、鍋の上背をパスタの茹でに支障が出ない程度に低くでき、したがって、パスタを茹でている鍋に隣接するコンロで他の調理を行っている場合でも、調理する人の腕がこのパスタを茹でている鍋に接触する恐れが極めて低く、したがって、鍋の転倒や転落によりこぼれた湯や鍋が原因で生じる火傷を防止できる。
また上記のように、鍋に市販の標準的長さ(約26cm)のパスタを寝かせた状態で収容できるため、パスタ全体を一度に湯の中に浸すことができ、また、鍋の上背が低いため、コンロの熱が鍋の上層の湯に伝熱し易く常温のパスタが入ったことで生じる湯温の低下も素早く回復できるので、パスタに対する茹でがほぼ投入直後から始まり、かつパスタ全体を均等に茹でることができ、したがって、一般家庭のコンロでもパスタを使用した美味しいイタリア料理を食することができる。
さらに、パスタ等に付け合せるマカロニやブロッコリー等の小なる食材の茹でを行う場合は、付属の間仕切り板により鍋内を複数の区画に分割することで、これらマカロニやブロッコリー等の小なる食材を複数同時に茹でることができ、これら付け合わせの調理時間を短縮することができる。
以下、本考案のパスタ用茹で鍋を添付図面に基づいて説明する。
本添付図面に示しているステンレス材等の金属を用いて成形したパスタ用茹で鍋は、前壁2aと後壁2bとの間を、市販されている標準的長さ(約26cm)の乾燥パスタが収容できる寸法にしていて、パスタを寝かせた状態で茹でられるようにしている。また、標準的長さ(約26cm)以上にする場合もある。
そして、鍋の左右幅(左壁2cと右壁2dとの間)や、鍋の深さ(底部1と壁部2の上部開口との間)における寸法は、基本的には一度に茹でるパスタ量やコンロ上での取り扱いのし易さから選定していて、具体的な寸法を示すと、鍋の左右幅は外寸で約16cm、鍋の深さは蓋6を有するもので外寸で約8cmにしている。
また、左壁2cと右壁2dの各内壁には支持部3、3を形成していて、図3に示すように、各支持部3、3の凸部3a、3aの間に本パスタ用茹で鍋に付属する間仕切り板4(図4参照)を係着することにより、鍋内部を前後に2区画に分割できるようにしている。
この支持部3、3の形成方法は、左壁2c、右壁2dの各外壁面に凹部3b、3bを2本並行に形成することによって同左壁2c、右壁2dの各内壁面に凸部3a、3aを2本並行に形成するようにしているもので、図4に示すように、左壁2c、右壁2dの各凸部3a、3aの間に間仕切り板4を係着している。
また間仕切り板4によって鍋内部を分割する場合、本実施例では、間仕切り板4の支持部3を左壁2c、右壁2dに各1箇所設けていて、鍋内部を前後に2区画に分割できるようにしたものを示しているが、例えば、支持部3を左壁2c、右壁2dに各複数個所設けて、鍋内部を前後に3区画以上に分割できるようにしたり、あるいは分割する比率を1:2や1:3等、調理する人が所望の比率で分割できるようにしたりする場合もある。
さらには、間仕切り板4の支持部3を前壁2aと後壁4bに各1箇所あるいは各複数個所設けて、鍋内部を前後左右に分割できるようにする場合もある。
また、支持部3は断続的に形成する場合もある。
そして、本パスタ用茹で鍋に付属する蓋6を係着するための係着部5を、壁部2における前壁2a、後壁2b、左壁2c、右壁2dの各内壁に形成していて、図2で示すように、蓋6が鍋の上部開口内に係着できるようにしている。
このように蓋6を鍋の開口内に係着させることで、パスタを茹でている最中に沸騰した湯から気泡が生じてこの気泡が蓋6と壁部2の隙間から外方に噴出した場合に、この噴出した気泡が直ぐに鍋の外部に溢れないようにしている。
すなわち、鍋の外部に溢れた気泡によってコンロの火が消されたことで発生するガス漏れを予防できるようにしている。
また係着部5の形成方法は、壁部2における前壁2a、後壁2b、左壁2c、右壁2dの各外壁面に凹部5bを形成することによって同壁部2における前壁2a、後壁2b、左壁2c、右壁2dの各内壁面に凸部5aを形成するようにしていて、鍋の上部開口内に蓋6を嵌めた際に、蓋6の辺縁部が各内壁面に形成された凸部5aに係着するようになっている。
実施例の図中の符号6aは、蓋6の持ち手である。また符号7は、鍋の持ち手であり、符号7aは、鍋の前壁2a、後壁2bに取り付ける持ち手7を固定しているリベットである。
実施例で示す鍋は、持ち手7を固定しているものであるが、持ち手7を前壁2a、後壁2b等の壁部2に着脱できるようにしたり、あるいは前壁2a、後壁2b等の壁部2に並行になるように折り畳めるように構成したりする場合もある。
実施例で示す鍋は、鍋の底部1と壁部2との接続部分や、壁部2における前壁2a、後壁2b、左壁2c、右壁2dの各接続部分が角張っているが、これら接続部分(コーナー部分)に丸みを付ける場合もある。
本考案に係るパスタ用茹で鍋の一例を示す斜視図。 蓋を嵌着した状態での図1中に示すA−A部の拡大断面図。 間仕切り板を装着したパスタ用茹で鍋を示す斜視図。 図3中に示すパスタ用茹で鍋のB−B部分の一部拡大断面図。
符号の説明
1 底部
2 壁部
2a 前壁
2b 後壁
2c 左壁
2d 右壁
3 支持部
3a 凸部
3b 凹部
4 間仕切り板
5 係着部
5a 凸部
5b 凹部
6 蓋
6a 持ち手
7 持ち手
7a リベット

Claims (5)

  1. 乾燥パスタを茹でる際に用いるパスタ用茹で鍋であって、同鍋は、四角形を成す底部と、同底部における前後左右の各辺部から立ち上がる前後左右の壁部から構成してあって、前記壁部における少なくとも前壁と後壁の内壁間は標準長さの乾燥パスタを収容できる長さとしてなるパスタ用茹で鍋。
  2. 前記壁部における少なくとも左壁と右壁の内壁に、これら左壁と右壁の内壁間に横断設置する付属の間仕切り板を着脱自在に支持できる支持部を設けて構成してなる請求項1に記載のパスタ用茹で鍋。
  3. 前記左壁、右壁の外壁面を、上下方向に、かつ所定の間隔をあけて溝状に2本並行にへこますことでこれら左壁、右壁の内壁面に2本並行な突条を形成して前記支持部とし、同支持部における前記突条の間に前記間仕切り板を係着させて支持する請求項2に記載のパスタ用茹で鍋。
  4. 前記壁部における少なくとも対向する壁の各内壁における上端近傍に、前記壁部における上方部開口内に嵌入する付属の蓋体における少なくとも対辺縁部が係着できる係着部を設けて構成してなる請求項1に記載のパスタ用茹で鍋。
  5. 前記壁部における前後左右各壁の外壁面を、各壁の上辺部に対し平行にかつ溝状にへこますことでこれら各壁の内壁面に突条を形成して前記係着部とし、同係着部における前記突条に前記蓋体の対辺縁部を係着する請求項4に記載のパスタ用茹で鍋。
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