JP2016123140A - 複合発電システム - Google Patents

複合発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016123140A
JP2016123140A JP2014259928A JP2014259928A JP2016123140A JP 2016123140 A JP2016123140 A JP 2016123140A JP 2014259928 A JP2014259928 A JP 2014259928A JP 2014259928 A JP2014259928 A JP 2014259928A JP 2016123140 A JP2016123140 A JP 2016123140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
reverse
power generation
generation system
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014259928A
Other languages
English (en)
Inventor
峠田 直樹
Naoki Taoda
直樹 峠田
泰徳 伊美
Yasunori Imi
泰徳 伊美
政治 内倉
Seiji Uchikura
政治 内倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2014259928A priority Critical patent/JP2016123140A/ja
Publication of JP2016123140A publication Critical patent/JP2016123140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • Y02B70/3225Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/222Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】逆潮流不可発電システムにおける逆潮流検出用の電流センサの施工異常を早期に発見可能な複合発電システムを提供する。【解決手段】系統3への逆潮流が許容される逆潮流可発電システム1と、逆潮流が許容されない逆潮流不可発電システム2とを備え、逆潮流不可発電システム2に系統3への逆潮流の有無を検出する電流センサ21が備えられている複合発電システムにおいて、逆潮流可発電システム2のパワーコンディショナ12の制御部15が、売電力を検出し、かつ、逆潮流可電力が売電力より大きい所定電力以上であり、かつ、逆潮流不可電力が検出されないときに、逆潮流可発電システム1の発電量を減少させて、このときに逆潮流不可電力の増加を検出すると、電流センサ21の施工異常と判定する。【選択図】図4

Description

この発明は複合発電システムに関し、より詳細には、系統への逆潮流が許容される逆潮流可発電システムと、系統への逆潮流が許容されない逆潮流不可発電システムとを備える複合発電システムにおいて、逆潮流不可発電システムが備える逆潮流検出用の電流センサの施工異常を検出する技術に関する。
近年、太陽光発電システムのように系統への逆潮流が許容される発電システム(逆潮流可発電システム)と、燃料電池発電システムのように系統への逆潮流が許容されない発電システム(逆潮流不可発電システム)とを併用した複合発電システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
この種の複合発電システムでは、逆潮流不可発電システムから系統への逆潮流を防止するために、逆潮流不可発電システムには逆潮流の有無を検出するため(逆潮流検出用)の電流センサが備えられている。すなわち、複合発電システムでは、系統と構内負荷(家庭負荷)とを接続する電力線の系統側に逆潮流可発電システムが接続され、構内負荷側に逆潮流不可発電システムが接続されることから、この電流センサは、逆潮流可発電システムと電力線の接続点と、逆潮流不可発電システムと電力線の接続点との間に配設され、逆潮流不可発電システムから系統への電流(逆潮流)の有無を検出・監視するようになっている。
特開2012−95507号公報
しかしながら、このような従来の構成には以下のような問題があり、その改善が望まれていた。
すなわち、逆潮流不可発電システムにおける逆潮流検出用の電流センサは、上述したように、逆潮流可発電システムと電力線の接続点と、逆潮流不可発電システムと電力線の接続点との間に配設しなければならないが、施工時にその配設位置を誤り、逆潮流可発電システムと電力線の接続点よりも系統側に電流センサが配設される(電流センサの施工異常が発生する)おそれがある。
このような電流センサの施工異常があるときに、逆潮流可発電システムからの逆潮流が生じると、逆潮流不可発電システムは、この逆潮流を逆潮流不可発電システムからの逆潮流と誤判定し、発電を停止してしまう。つまり、電流センサの施工異常がある場合、逆潮流可発電システムからの逆潮流が生じると、逆潮流不可発電システムは発電を行えないという不具合が生じる。
特に、逆潮流可発電システムと逆潮流不可発電システムとが異なるメーカによって製造されるなど、施工事業者が逆潮流不可発電システムの施工に不慣れな場合には、このような施工異常が起こり易い。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、逆潮流不可発電システムにおける逆潮流検出用の電流センサの施工異常を早期に発見可能な複合発電システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の複合発電システムは、系統への逆潮流が許容される逆潮流可発電システムと、系統への逆潮流が許容されない逆潮流不可発電システムとを備え、上記逆潮流不可発電システムに、上記系統への逆潮流の有無を検出する電流センサが備えられている複合発電システムにおいて、上記系統への売電力を測定する売電力測定手段と、上記逆潮流可発電システムの発電量を測定する逆潮流可電力測定手段と、上記逆潮流不可発電システムの発電量を測定する逆潮流不可電力測定手段と、制御手段とを備えてなり、上記制御手段は、上記売電力測定手段において売電力が検出され、かつ、上記逆潮流可電力測定手段で測定される逆潮流可電力が、上記売電力より大きい所定電力以上であり、かつ、上記逆潮流不可電力測定手段で逆潮流不可電力が検出されないときに、上記逆潮流可発電システムの発電量を減少させ、このときに逆潮流不可電力の増加を検出すると、上記電流センサの施工異常と判定する制御構成を有していることを特徴とする。
すなわち、この請求項1に記載の複合発電システムでは、制御手段は、(1)売電力があり、(2)逆潮流可発電システムの発電量が、売電力より大きい所定電力以上であり、(3)逆潮流不可発電システムの発電量が零である、との3条件が成立したときに、逆潮流可発電システムの発電量を減少させて、この逆潮流可発電システムの発電量の減少に伴って逆潮流不可電力が増加すると、逆潮流不可発電システムの逆潮流検出用の電流センサの施工異常と判定する。したがって、請求項1に記載の複合発電システムによれば、逆潮流不可発電システムの逆潮流検出用の電流センサに施工異常がある場合、当該異常を早期に発見することができる。
本発明の請求項2に記載の複合発電システムは、請求項1に記載の複合発電システムにおいて、上記逆潮流可発電システムは、直流電力を発電する発電部と、上記発電部で発電された直流電力を上記系統に連系可能な交流電力に変換するパワーコンディショナとを有し、上記制御手段が上記パワーコンディショナに内蔵されていることを特徴とする。
すなわち、この請求項2に記載の複合発電システムによれば、逆潮流不可発電システムにおける逆潮流検出用の電流センサの施工異常を検出する制御手段が、逆潮流可発電システムのパワーコンディショナに内蔵されるので、コンパクトな構成で、逆潮流検出用の電流センサの施工異常を検出することができる。
本発明の請求項3に記載の複合発電システムは、請求項1または2に記載の複合発電システムにおいて、上記制御手段は、所定の報知手段を備え、上記電流センサに施工異常があると判定すると、この報知手段を通じて上記電流センサの施工異常を外部に報知する制御構成を有していることを特徴とする。
すなわち、この請求項3に記載の複合発電システムによれば、逆潮流不可発電システムにおける逆潮流検出用の電流センサの施工異常が検出されると、当該異常が報知手段を通じて外部に報知されるので、複合発電システムを設置する需要家は、逆潮流検出用の電流センサの施工異常を早期に認識することができ、すみやかに電流センサの施工異常を是正する措置(修理作業員への是正依頼)を講ずることができ、逆潮流不可発電システムを有効に活用することができるようになる。
本発明によれば、売電力があり、かつ、逆潮流可発電システムの発電量が売電力より大きい所定電力以上であり、かつ、逆潮流不可発電システムの発電量が零である、との条件が満たされると、制御手段が、逆潮流可発電システムの発電量を減少させて、逆潮流不可発電システムの逆潮流検出用の電流センサに施工異常があるか否かを判断するので、逆潮流検出用の電流センサに施工異常があれば、当該異常を早期に発見することができる。
また、逆潮流検出用の電流センサに施工異常があった場合、当該異常が報知手段を通じて外部に報知されるので、逆潮流検出用の電流センサの施工異常を早期に是正することができ、逆潮流不可発電システムを有効に活用することができる。
本発明に係る複合発電システムの概略構成の一例を示すシステム構成図である。 同複合発電システムにおける逆潮流可発電システムの概略構成の一例を示すシステム構成図である。 同逆潮流可発電システムの制御部の機能的構成を示す機能ブロック図である。 同複合発電システムにおける逆潮流検出用の電流センサの施工異常の一例を示すシステム構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る複合発電システムの概略構成の一例を示している。この図1に示す複合発電システムは、系統3への逆潮流が許容される逆潮流可発電システム1と、系統3への逆潮流が許容されない逆潮流不可発電システム2とを主要部として備えており、系統3と家庭負荷(構内負荷)4とを接続する電力線5の系統3側に逆潮流可発電システム1が、電力線5の家庭負荷4側に逆潮流不可発電システム2がそれぞれ接続されている。なお、図1において、符号Aは逆潮流可発電システム1と電力線5との接続点を、符号Bは逆潮流不可発電システム2と電力線5との接続点を示している。
逆潮流可発電システム1は、電気事業者との取極め(電気事業者との売電契約)などによって、系統3への逆潮流が許容される発電システムであって、たとえば、太陽光発電システム、風力発電システムなどが例示される。本実施形態では、この逆潮流可発電システム1は、太陽光発電システムで構成される。
図2は、逆潮流可発電システム1の概略構成を示している。図2に示すように、逆潮流可発電システム1は、発電部11と、パワーコンディショナ12とを主要部として備えている。
発電部11は、直流電力を発電する発電装置で構成される。本実施形態では、この発電部11には、太陽電池モジュールが用いられている。なお、太陽電池モジュールの構成は公知であるので、その詳細な説明は省略する。
パワーコンディショナ12は、発電部11で発電された直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であって、発電部11で発電された直流電力の電圧を昇圧するコンバータ13と、コンバータ13で昇圧された直流電力を系統3に連系可能な交流電力に変換するインバータ14と、これらコンバータ13およびインバータ14を制御(電力変換制御)する制御部(制御手段)15とを主要部として備えており、インバータ14の出力部が電力線5に接続されている。
そして、本実施形態に示すパワーコンディショナ12は、このようなコンバータ13およびインバータ14による電力変換機能に加えて、制御部15が、系統3への売電力(逆潮流電力)を測定する売電力測定機能と、パワーコンディショナ12の出力電力(逆潮流可発電システム2の発電量)を測定する逆潮流可電力測定機能と、逆潮流不可発電システム2の発電量を測定する逆潮流不可電力測定機能とを備えており、これに伴って、売電力測定用の電流センサ16と、逆潮流不可電力測定用の電流センサ17とを備えている。なお、出力電力測定用の電流センサは、インバータ14の出力部に備えられ、パワーコンディショナ12に内蔵されている(図示省略)。
売電力測定用の電流センサ16は、電力線5の接続点Aの上流側、すなわち、系統3と接続点Aとの間に配設される。この電流センサ16には、カレントトランスが用いられ、カレントトランスの出力が制御部15に入力されるようになっており、制御部15は、この電流センサ16で検出される電流値に基づいて売電力(および買電力)を測定するように構成されている(売電力測定手段)。すなわち、制御部15は、電流センサ16で逆潮流(系統3への電流)の有無を判断するとともに、逆潮流があるときには、この電流センサ16で検出される電流値と図示しない電圧センサで検出される電圧値とに基づいて売電力を測定するように構成されている。
逆潮流不可電力測定用の電流センサ17は、接続点Bと逆潮流不可発電システム2との間に配設される。この電流センサ17にもカレントトランスが用いられ、カレントトランスの出力が制御部15に入力されるようになっており、制御部15は、この電流センサ17で検出される電流値に基づいて逆潮流不可発電システム2の発電量(逆潮流不可電力)を測定するように構成されている。
さらに、制御部15は、このような機能に加えて、表示装置6との通信機能を備えている。表示装置6は、売電力や逆潮流可発電システム1の発電量、逆潮流不可発電システム2の発電量などの各種情報を表示するための装置であって、たとえば、これらの情報を表示するための表示部として液晶表示パネルを備えた表示装置で構成される。
すなわち、本実施形態に示す逆潮流可発電システム1のパワーコンディショナ12の制御部15は、図3に示すように、コンバータ13およびインバータ14による電力変換を制御する電力変換制御機能100と、パワーコンディショナ12の出力電力を測定する出力電力測定機能101と、逆潮流不可発電システム2の発電量を測定する逆潮流不可電力測定機能102と、売電力を測定する売電力測定機能103と、表示装置6との通信機能104とを備えて構成されている。なお、これらの機能を果たす制御部15は、その制御中枢としてマイコン(図示せず)を備えており、このマイコンによってこれらの機能100〜104が実行されるようになっている。
逆潮流不可発電システム2は、電気事業者との取極めなどによって、系統3への逆潮流が許容されない(逆潮流が禁止されている)発電システムであって、たとえば、燃料電池発電システムやガスエンジン発電システムなどが例示される。本実施形態では、この逆潮流不可発電システム2は、燃料電池システムで構成される。
ここで、燃料電池発電システムの詳細は公知であるので詳細な説明は省略するが、逆潮流不可発電システム2は、系統3への逆潮流が禁止されることとの関係で、系統3への逆潮流の有無を検出する電流センサ(逆潮流検出用の電流センサ)21が備えられている。
逆潮流検出用の電流センサ21は、電力線5における接続点Aと接続点Bとの間に配設される。この電流センサ21には、カレントトランスが用いられ、カレントトランスの出力が逆潮流不可発電システム2の制御部(図示せず)に入力されるようになっており、逆潮流不可発電システム2の制御部は、この電流センサ21において、逆潮流(系統3へ向かう電流)を検出すると、逆潮流不可発電システム2の発電を停止し、系統3への逆潮流を防止するように構成されている。
ところで、このように構成された複合発電システムでは、その施工にあたり、逆潮流検出用の電流センサ21の配設位置を誤る(施工異常が生じる)おそれがある。図4は、このような電流センサ21の施工異常の一例を示している。なお、電流センサ21の施工異常としては、電力線5の接続点Bの下流側に電流センサ21が配設されることも考えられるが、その場合、逆潮流不可発電システム2の試運転時に容易に発見できる。これに対し、図4に示す位置に電流センサ21が配設された場合には、逆潮流不可発電システム2の試運転時には発見されない一方、逆潮流可発電システム1が逆潮流を行うと逆潮流不可発電システム2の発電が停止することになってしまう。本実施形態の複合発電システムでは、このような電流センサ21の施工異常を早期に発見できるように、制御部15が、以下のような構成を備えている。
すなわち、制御部15は、逆潮流可発電システム1が発電中に、売電力、逆潮流可発電システム1の発電量(逆潮流可電力)、逆潮流不可発電システム2の発電量(逆潮流不可電力)を監視し、(1)売電力があり(売電力が検出されている)、(2)逆潮流可電力>売電力+αであり、(3)逆潮流不可電力が零である(逆潮流不可電力が検出されない)、との3つの条件が満たされると、制御部15は、逆潮流可発電システム1の発電量を減少させ、このときに逆潮流不可電力が増加しないか否かを監視して、逆潮流不可電力の増加が検出されると、電流センサ21の施工異常と判定する。
ここで、上記条件(1)を設けているのは、図4のように電流センサ21を施工している場合、売電力があると逆潮流不可発電システム2が「逆潮流あり」と誤判断して発電を停止することになるからである。また、上記条件(2)を設けているのは、家庭負荷がα以上存在していることを判断するためである。なお、ここで上記αには、たとえば、50Wや100Wといった固定値を用いることができるが、変動値を用いてもよい。要は、家庭負荷αが存在していることが判別できるように、逆潮流可電力が、売電力より大きい所定電力以上であることが条件とされればよい。また、上記条件(3)を設けているのは、逆潮流不可発電システム2が逆潮流の検出(誤検出)により解列していることを確認するためである。すなわち、家庭負荷αが存在しているにもかかわらず、逆潮流不可電力が検出されなければ、逆潮流不可発電システム2は解列されている(発電を停止している)と判断できるからである。
そして、制御部15が、逆潮流可発電システム1の発電量を減少させたときに逆潮流不可電力の増加が検出されることをもって電流センサ21の施工異常と判定するのは、逆潮流可発電システム1の発電量の減少によって電流センサ21による逆潮流の誤判定が解消されると、逆潮流不可発電システム2の発電が再開されるので、それに伴って、制御部15が逆潮流不可電力を検出するようになるからである。
そして、制御部15は、電流センサ21の施工異常を検出・判定すると、その結果を、表示装置6に表示させる。つまり、電流センサ21の施工異常がある場合、当該施工異常があることが表示装置6を通じて外部に報知される。これにより、複合発電システムを設置している需要家は、電流センサ21の施工異常を早期に発見でき、電流センサ21の施工位置の是正を図ることができる。
したがって、本実施形態に示す複合発電システムでは、電流センサ21の施工異常を早期に発見・是正することができるので、電流センサ21の誤施工に伴う逆潮流不可発電システム2の発電機会の逸失を早期に解消することができる。
なお、上述した実施形態は本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、パワーコンディショナ12に内蔵された制御部15に、売電力測定機能、逆潮流可電力測定機能、逆潮流不可電力測定機能、通信機能および電流センサ21の施工異常判定機能を備えさせた場合を示したが、これら機能の一部または全部を、パワーコンディショナ12とは別体に構成した筐体(たとえば、各種電力の測定と表示装置6との通信を主に行う電力測定ユニット)に備えさせることも可能である。
また、上述した実施形態では、制御部15は、電流センサ21の施工異常を検出すると、当該異常の検出を表示装置6を通じて外部に報知するように構成した場合を示したが、パワーコンディショナ12に備えられた表示部(図示せず)や、アラーム音を鳴動させる鳴動装置など他の報知手段を通じて、電流センサ21の施工異常を報知するように構成することも可能である。
1 逆潮流可発電システム
2 逆潮流不可発電システム
3 系統
4 家庭負荷
5 電力線
6 表示装置
11 発電部
12 パワーコンディショナ
13 コンバータ
14 インバータ
15 制御部(制御手段)
16 売電力測定用の電流センサ
17 逆潮流不可電力測定用の電流センサ
21 逆潮流検出用の電流センサ

Claims (3)

  1. 系統への逆潮流が許容される逆潮流可発電システムと、系統への逆潮流が許容されない逆潮流不可発電システムとを備え、前記逆潮流不可発電システムに、前記系統への逆潮流の有無を検出する電流センサが備えられている複合発電システムにおいて、
    前記系統への売電力を測定する売電力測定手段と、
    前記逆潮流可発電システムの発電量を測定する逆潮流可電力測定手段と、
    前記逆潮流不可発電システムの発電量を測定する逆潮流不可電力測定手段と、
    制御手段とを備えてなり、
    前記制御手段は、前記売電力測定手段において売電力が検出され、かつ、前記逆潮流可電力測定手段で測定される逆潮流可電力が、前記売電力より大きい所定電力以上であり、かつ、前記逆潮流不可電力測定手段で逆潮流不可電力が検出されないときに、前記逆潮流可発電システムの発電量を減少させ、このときに逆潮流不可電力の増加を検出すると、前記電流センサの施工異常と判定する制御構成を有している
    ことを特徴とする複合発電システム。
  2. 前記逆潮流可発電システムは、直流電力を発電する発電部と、前記発電部で発電された直流電力を前記系統に連系可能な交流電力に変換するパワーコンディショナとを有し、
    前記制御手段が前記パワーコンディショナに内蔵されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合発電システム。
  3. 前記制御手段は、所定の報知手段を備え、前記電流センサに施工異常があると判定すると、この報知手段を通じて前記電流センサの施工異常を外部に報知する制御構成を有している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の複合発電システム。
JP2014259928A 2014-12-24 2014-12-24 複合発電システム Pending JP2016123140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014259928A JP2016123140A (ja) 2014-12-24 2014-12-24 複合発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014259928A JP2016123140A (ja) 2014-12-24 2014-12-24 複合発電システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016123140A true JP2016123140A (ja) 2016-07-07

Family

ID=56329113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014259928A Pending JP2016123140A (ja) 2014-12-24 2014-12-24 複合発電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016123140A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110311390A (zh) * 2019-06-13 2019-10-08 浙江大学 一种变频空调聚合参与电力系统调频的混合控制方法
CN111178855A (zh) * 2020-01-09 2020-05-19 广东卓维网络有限公司 一种电量数据监测方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110311390A (zh) * 2019-06-13 2019-10-08 浙江大学 一种变频空调聚合参与电力系统调频的混合控制方法
CN110311390B (zh) * 2019-06-13 2021-01-01 浙江大学 一种变频空调聚合参与电力系统调频的混合控制方法
CN111178855A (zh) * 2020-01-09 2020-05-19 广东卓维网络有限公司 一种电量数据监测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5138122B2 (ja) 分散型発電装置及びその運転方法
JP5352743B2 (ja) 分散型電源システム及びその制御方法
JP5716350B2 (ja) 電流センサの誤施工判定方法および複合型発電システム
JP6579117B2 (ja) パワーコンディショナ
JP5580237B2 (ja) 発電装置の運転方法
JP2015216018A (ja) 電磁接触器の溶着検出機能を有するモータ駆動装置
JP2006254664A (ja) パワーコンディショナ
JP6287062B2 (ja) パワーコンディショナ
JP2010250945A (ja) 燃料電池発電装置
JP2012222923A (ja) 分散型発電装置
JP2016123140A (ja) 複合発電システム
JP2010193646A (ja) インバーター装置及びこのインバーター装置を搭載した冷凍サイクル装置
JP6456115B2 (ja) 地絡検出回路故障診断装置
JP2010283942A (ja) コージェネレーション装置
JP2018164340A (ja) 直流地絡検出装置、太陽光発電システム、及びプログラム
JP5892892B2 (ja) 太陽光発電用表示器
JP6076198B2 (ja) 出力制御方法及び出力制御装置
JP6965564B2 (ja) 電流センサの取付状態判定装置
JP2011119046A (ja) 燃料電池発電装置
JP2016152737A (ja) パワーコンディショナ
JP6135923B2 (ja) 発電システム
JP6901048B2 (ja) パワーコンディショナ
JP2010283943A (ja) コージェネレーション装置
JP6000144B2 (ja) 分散型電源システム
KR101409668B1 (ko) 소손 방지 기능을 갖는 전자식 전력량계