JP2016122526A - 導光体、照明装置、及び画像読取装置 - Google Patents

導光体、照明装置、及び画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016122526A
JP2016122526A JP2014260801A JP2014260801A JP2016122526A JP 2016122526 A JP2016122526 A JP 2016122526A JP 2014260801 A JP2014260801 A JP 2014260801A JP 2014260801 A JP2014260801 A JP 2014260801A JP 2016122526 A JP2016122526 A JP 2016122526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light guide
incident
scanning direction
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014260801A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6269471B2 (ja
Inventor
啓 大内
Hiroshi Ouchi
啓 大内
謙一郎 河▲崎▼
Kenichiro Kawasaki
謙一郎 河▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2014260801A priority Critical patent/JP6269471B2/ja
Publication of JP2016122526A publication Critical patent/JP2016122526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6269471B2 publication Critical patent/JP6269471B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】必要最小限の主走査方向サイズで、主走査方向の各位置において副走査方向への照明光の角度分布の均一性を確保する。【解決手段】内部に入射される光の光軸方向に延びる光透過部材からなり、入射される光を一定方向に反射させる導光体11は、長手方向における両端部の少なくとも一方に設けられ、LED1210の照射する光が入射される入射面18と、入射面18から入射する光の光軸方向に延びる外周面の一部を形成し、当該入射した光を出射する出射面17と、光軸方向に延びて入射する光を出射面17に向けて反射させる複数の光反射パターンが形成された反射面15と、入射面18、出射面17及び反射面15以外となる外周面部分である側面部19が、入射される光を反射面15に向けて偏向させる方向に傾斜した傾斜形状とされている。【選択図】図8

Description

本発明は、導光体、照明装置、及び画像読取装置に関し、特に、導光体内に入射した光を出射面に向けて反射させる技術に関する。
複合機等の画像形成装置では、スキャナー等の画像読取装置の光源部として、棒状の樹脂製導光体と、当該導光体の長さ方向側部から導光体内部に光を照射するLEDとを組み合わせたライン光源を採用したものがある。当該光源部は、ラインセンサーの読取に合わせて、読取対象の原稿をライン状に照明する必要がある。このために、導光体から光を出射させる出射面と対向する反射面に、光反射又は光散乱パターンを設け、そのパターンにより出射面に向けて導光体内に入射された光を偏向させて、ライン状の照明光を原稿に向かう方向に出射させている。
ここで、棒状の導光体とLEDの組み合わせでは、LEDから直接に光反射又は拡散パターン面で偏向された直接光と、1回以上導光体外周で全反射して光反射又は拡散パターン面で偏向された間接光とでは、照明強度が異なる。主走査方向におけるLEDの入射面から近い位置においては、導光体及び出射面の長さ方向の各位置から出射される照明光に均一性が得られない。そこで、特許文献1に示されるように、導光体の断面形状を円形から多角形形状、及び主走査方向に異型にすることで、光反射又は拡散パターン面にLEDからの直接光を入射させない照明ユニットが提案されている。
また、下記特許文献2に示されるように、形状の異なる2種類のプリズムを反射面に配置することにより、直接光と間接光の照度分布を均一にした照明ユニットも提案されている。
特開平10−241432号公報 特開2013−157841号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような、間接光のみの照明系では、入射光を1回以上導光体外周で全反射させる必要があるため、LED入射面の近傍にて得られる照明光が殆どないことになる。このため、必要な照明光を得るためにLED入射面の近傍から距離が必要となり、読取対象とする原稿のサイズに対して、導光体を長くする必要が生じて装置の小型化の妨げになる。
また、上記特許文献2に示されるように形状の異なる2種類のプリズムを採用する場合、それぞれの形状の形成に精度が要求され、当該2種類のプリズム加工用の精密バイトが必要となるためにコストアップを招く。さらには、2種類のプリズム形状に精度が得られず設計値と異なって形成された場合には、想定した反射光量が得られず、主走査方向に照明ムラが発生するという結果を招く。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、必要最小限の主走査方向サイズで、主走査方向の各位置において副走査方向への照明光の角度分布の均一性を確保することを目的とする。
本発明の一局面にかかる導光体は、内部に入射される光の光軸方向に延びる光透過部材からなり、入射される光を一定方向に反射させる導光体であって、
長手方向における両端部の少なくとも一方に設けられ、光源の照射する光が入射される入射面と、
前記入射面から入射する光の光軸方向に延びる外周面の一部を形成し、当該入射した光を出射する出射面と、
前記出射面に対向する位置において前記光軸方向に延び、前記入射する光を前記出射面に向けて反射させる複数の光反射パターンが形成された反射面と、
前記入射面、前記出射面及び前記反射面以外となる前記外周面部分が、前記入射される光を前記反射面に向けて偏向させる方向に傾斜した傾斜形状とされている。
本発明によれば、必要最小限の主走査方向サイズで、主走査方向の各位置において副走査方向への照明光の角度分布の均一性を確保することができる。
本発明の一実施形態に係る照明装置を画像読取装置に有する画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 画像読取装置の概略構成を示す内部側面図である。 照明装置を示す斜視図であり、内部構成を示した図である。 導光体内部の反射面に形成された光反射パターンを示す斜視図である。 反射面に形成された光反射パターンを拡大して示す斜視図である。 光反射パターンによる副走査方向における反射光の拡散分布をグラフにより示す図である。 第1実施形態に係る導光体を入射面側から視認した状態を示す側面図である。 第2実施形態に係る導光体を入射面側から視認した状態を示す側面図である。 (A)は第3実施形態に係る導光体の斜視図、(B)は当該導光体を入射面側から視認した状態を示す側面図である。 図9(A)(B)に示した導光体の側面部における凸部が、入射面から主走査方向において上記予め定められた領域内までに止めて設けられている例を示す図である。 (A)は第4実施形態に係る導光体の斜視図、(B)は当該導光体を入射面側から視認した状態を示す側面図である。 第2実施形態に係る導光体におけるLED近傍における出射光線の角度分布を示すグラフである。 (A)は第5実施形態に係る導光体の斜視図、(B)は当該導光体を入射面側から視認した状態を示す側面図である。 第6実施形態に係る導光体を入射面側から視認した状態を示す側面図である。 従来の導光体(凸部及び凹部が形成されていない)からの出射光の副走査方向角度分布を示すグラフである。 第5実施形態に係る導光体からの出射光の副走査方向角度分布を示すグラフである。 (A)は第7実施形態に係る導光体の斜視図、(B)は当該導光体を入射面側から視認した状態を示す側面図である。 第8実施形態に係る導光体を入射面側から視認した状態を示す側面図である。 R形状の凹部を有する第8実施形態に係る導光体からの出射光の副走査方向角度分布を、V形状の凹部を有する導光体からの出射光の副走査方向角度分布との比較により示すグラフである。 第9実施形態に係る導光体を入射面側から視認した状態を示す側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る導光体及びこれを備えた照明装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る照明装置を画像読取装置に有する画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11Aに、操作部47、画像形成部12A、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び画像読取装置5等を備えて構成されている。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又はコンタクトガラス(原稿載置ガラス)161に載置された原稿の画像を画像読取装置5が光学的に読み取り、画像データを生成する。画像読取装置5により生成された画像データは内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ、又はネットワーク接続されたコンピューターやスマートフォン等のユーザー端末装置から受信した画像データ、又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12Aが、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。画像形成部12Aの画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkは、感光体ドラムと、感光体ドラムへトナーを供給する現像装置と、トナーを収容するトナーカートリッジ(不図示)と、帯電装置と、露光装置と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。
カラー印刷を行う場合、画像形成部12Aのマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、トナー像を1次転写ローラー126により、駆動ローラー125a及び従動ローラー125bに張架されている中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125は、その外周面にトナー像が転写される像担持面が設定され、感光体ドラム121の周面に当接した状態で駆動ローラー125aによって駆動される。中間転写ベルト125は、各感光体ドラム121と同期しながら、駆動ローラー125aと従動ローラー125bとの間を無端走行する。
中間転写ベルト125上に転写される各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
給紙部14は、複数の給紙カセットを備える。制御部(不図示)は、操作者による指示で指定されたサイズの記録紙が収容された給紙カセットのピックアップローラー145を回転駆動させて、各給紙カセットに収容されている記録紙Pを上記ニップ部Nに向けて搬送させる。
次に、画像読取装置の構成を説明する。図2は画像読取装置5の概略構成を示す内部側面図である。
画像読取装置5は、図2に示すように、光走査装置7及び撮像ユニット8を備えている。
光走査装置7は、第1光学系ユニット71と、第2光学系ユニット72とを備えている。
第1光学系ユニット71は、照明装置10と、第1ミラー711とを備えている。照明装置10は原稿の読取面、すなわち上方に向かって光を照射すべく、コンタクトガラス161に対向してその下方に配置されている。照明装置10は、棒状の導光体と、当該導光体の長さ方向端部に配設された光源とを備える(詳細は後述)。照明装置10は、図2における奥行き方向に延び、当該照明装置10の延びる方向が原稿読取時の主走査方向である。
第1ミラー711は、コンタクトガラス161に載置された原稿を照明装置10が照射した光の原稿読取面での反射光を受けて、水平方向に方向転換させる。第1ミラー711は、コンタクトガラス161の下方に配置されている。これら照明装置10及び第1ミラー711は、図示しない支持部材に取り付けられている。
第2光学系ユニット72は、第2ミラー721と、第3ミラー722とを備えている。第2ミラー721は、第1光学系ユニット71の第1ミラー711が反射させた光を受けて、さらに略垂直下方に方向転換させる。第3ミラー722は、第2ミラー721が反射させた光を、さらに略水平に方向転換させて、撮像ユニット8の方向に導く。これら第2ミラー721及び第3ミラー722は、図示しない支持部材に取り付けられている。
なお、第1光学系ユニット71及び第2光学系ユニット72に設けられた照明装置10及び上記各ミラーは、上記主走査方向にコンタクトガラス161と略同じ長さで延びる細長い形状とされている。
画像読取装置5の内部には、図2の矢印方向に光走査装置7の移動を案内する図略の移動用のレールが設けられている。これにより、第1光学系ユニット71及び第2光学系ユニット72を備えた光走査装置7は、コンタクトガラス161に載置された原稿の読取面全体の画像情報を読み取るべくコンタクトガラス161表面と平行に、副走査方向(主走査方向に直交する方向)、すなわち、図2に示す矢印方向に往復移動可能とされている。
撮像ユニット8は、画像読取装置5の内部下部に固定されている。撮像ユニット8は、光学部材である結像レンズ81と、撮像素子であるラインセンサー82とを備えている。第2光学系ユニット72の第3ミラー722によって反射された、原稿の読取面からの反射光は結像レンズ81に入射する。結像レンズ81は光路の下流側に設けられたラインセンサー82の表面上に、当該反射光を結像させる。ラインセンサー82は、受光した光の光量に応じて当該光量を示す電圧を生成し、すなわち、ラインセンサー82が受光素子として得る光情報を電気信号に変換して、図略の制御部に出力する。このようにして、ラインセンサー82により、画像読取装置5で読取対象とされる原稿の画像が読み取られる。
次に、画像読取装置5に備えられる照明装置10を説明する。図3は照明装置10を示す斜視図であり、内部構成を示した図である。
照明装置10は、導光体11と、光源120とを備える。
導光体11は、光源120から当該導光体11の内部に入射される光の光軸方向に延びる。導光体11は、上述したように主走査方向に延びるため、当該光軸方向と主走査方向とは一致している。導光体11は、例えば樹脂製の光透過部材からなり、反射面15により、光源120から入射される光を一定方向(出射面17に向かう方向)に向けて反射させる。
導光体11は、入射面18と、出射面17と、反射面15と、側面部19とにより形成されている。
入射面18は、導光体11の長手方向における両端部の少なくとも一方の側面が当該入射面とされる。本実施形態では、両端部の一方の側面のみが入射面18とされる形態を説明する。入射面18には光源120が取り付けられている。当該光源120の照射する光が、入射面18から導光体11の内部に入射する。
出射面17は、主走査方向に延び、導光体11の一側面をなす。本実施形態では、出射面17は導光体11の上面部を形成している。入射面18から導光体11の内部に入射した光は、反射面15で反射されて、当該出射面17から導光体11の外部に出射する。
反射面15は、出射面17に対向する位置において主走査方向に延びる。本実施形態では、反射面15は導光体11の下面部を形成している。反射面15には、入射する光を出射面17に向けて反射させる複数の光反射パターン16が形成されている。反射面15は、入射面18から導光体11の内部に入射した光を、当該光反射パターン16により出射面17に向けて反射させる。光反射パターン16は、導光体11と同一素材により一体的に形成されている。
側面部19は、入射面18、出射面17及び反射面15以外となる導光体11の外周面部分である。反射面15を下側として導光体11を視認した場合に、導光体11の側部にあたる。
光源120は、例えばLED1210からなる。光源120は、導光体11の入射面18の外面に取り付けられる。本実施形態では、光源120として、6つのLED1210が設けられた例を示す。光源120が入射面18から導光体11の内部に向けて照射する光の照射方向(光軸方向)は、導光体11の長さ方向、すなわち、主走査方向である。
次に、光反射パターン16を説明する。図4は、導光体11内部の反射面15に形成された光反射パターン16を示す斜視図である。
光反射パターン16は、自身に入射した光を反射及び散乱させる形状パターンである。反射面15には、副走査方向に複数の光反射パターン16が並べて列状に形成され、更に、当該複数の光反射パターン16からなる列が主走査方向に複数並べて形成されている。当該光反射パターン16の列は、主走査方向において、反射面15の入射面18の位置から、入射面18とは反対側の端部である側面部までの位置に形成されている。
入射面18から導光体11の内部に入射した光は、導光体11に光反射又は散乱パターンがない場合、導光体11に入射後、導光体11の外周面を全反射して主走査方向に進み、入射面18とは反対側の端部まで導光される。これでは、入射面18に設置された光源120からの光での原稿の照明が不十分であるため、出射面17と対向する反射面15に光反射パターン16を形成することによって、出射面17方向及び副走査方向に当該入射光を反射させる。
ここで、一般的な導光体の入射面から入射した光が反射面で反射して出射面から出射する場合における副走査方向への拡散について説明する。図5は光反射パターンを有する導光体11を示す図である。図6は光反射パターンによる副走査方向における反射光の拡散分布をグラフにより示す図である。
図5に示すように、出射面17に向けて突出した逆V字形状のプリズムからなる光反射パターン16が反射パターン面1601上に形成されている導光体11が一般的に知られている。光反射パターン16は、導光体11と同一素材により一体的に形成されている。このような導光体11では、各光反射パターン16間の主走査方向におけるピッチ、光反射パターン16の高さや幅等を可変させることで、光反射パターン16の反射パターン面1601が出射面17方向に反射させる光の量を調節可能である。このため、主走査方向の各位置に配置される光反射パターン16の上記ピッチ、高さ、又は幅等を調整することで、主走査方向の各位置から出射される照明光の均一化が可能である。
しかしながら、LEDを有する光源120は、導光体11の全周方向に光を発光する。このため、光源120から直接に反射パターン面1601に入射する直接光と、光源120から1回以上導光体11の外周面で全反射して反射パターン面1601に入射する間接光とが発生する。これら直接光及び間接光は、反射パターン面1601に入射する副走査方向の光線角度がそれぞれ異なる。直接光はLEDから直接に反射パターン面1601に入射する光であるため、反射パターン面1601に対する角度が浅く、出射面17から出射される副走査方向での光線角度分布が狭くなる。これに対して、間接光は、全反射により導光体11の外周面の全周方向から反射パターン面1601に入射する光である。そして、上記の逆V字形状のプリズムからなる反射パターン面1601は、副走査方向に対しては入射光線角度そのままの角度で光を反射して出射させ、偏向成分を有しない。このため、出射後における副走査方向での光線角度分布は、直接光と間接光の反射パターン面1601に対する入射角度に応じて、直接光と間接光とでは、図6に示すように異なる。
ここで、導光体11内では主走査方向の各位置においては、直接光及び間接光の割合が異なるため、導光体11から出射される光は、主走査方向の各位置で副走査方向における照明分布が異なることになる。そのため、読取動作による原稿読取位置のずれが生じたり、原稿がコンタクトガラス161の面上から浮く事態が生じると、副走査方向に読取位置がずれることになるので、主走査方向のシェーディングで決めた基準データからのずれが主走査方向全域で均一にならず、原稿を読み取った時に画像の主走査方向に読取濃度ムラが発生するおそれがある。
本実施形態に係る導光体11は、主走査方向の各位置において副走査方向への照明光の角度分布の均一性を確保するために、導光体11の側面部19の形状を、以下に示す形状とするものである。
第1実施形態に係る導光体11を説明する。図7は、第1実施形態に係る導光体11を入射面18側から視認した状態を示す側面図である。
第1実施形態に係る導光体11は、図7に示す側面視で、両側の側面部19がそれぞれ、出射面17から反射面15に向かうに従って外側に広がって傾斜する形状に形成されている。当該側面部19は例えば平面状とされる。すなわち、側面部19は、入射面18から導光体11内部に入射される光を、反射面15に向けて偏向させる方向に傾斜した傾斜形状に形成されている。このため、入射面18から導光体11内部に入射した光は主走査方向に進み、特に、LED1210から直接に出射された光は、少なくともその一部が側面部19の内側面で反射する。側面部19は、上記のように入射面18からの側面視で反射面15に向けて外側に広がる傾斜形状であるため、図7に示すように、当該入射した光のうち、側面部19の内側面で反射した光は、反射面15に偏向して進む。
これにより、主走査方向においてLED1210及び入射面18の配設位置の近傍となる領域であっても、LED1210から直接に出射された光が側面部19の傾斜形状により反射して反射面15に導かれるので、反射面15に対して角度を有する光線を積極的に反射面15に導いて、当該領域における副走査方向への導光体11からの光出射角度を広げることができるため、主走査方向の各位置における配光を均一化して、照明ムラの発生を防止可能になる。
次に、第2実施形態に係る導光体11を説明する。図8は、第2実施形態に係る導光体11を入射面18側から視認した状態を示す側面図である。
第2実施形態に係る導光体11は、その側面部19が、図8に示すように、上記LED1210から直接に出射された光を偏向させる方向に傾斜した複数の傾斜面191を有するフレネル形状とされている。すなわち、当該フレネル形状は、出射面17から反射面15に向かうに連れて外側に傾斜する傾斜面191を複数有している。導光体11の側面部19を、このようなフレネル形状とすることにより、入射面18から導光体11内部に入射した光は、その一部が上記複数の傾斜面191の内側面で反射する。それぞれの傾斜面191は、反射面15に向かうに従って外側に広がる傾斜形状であるため、図8に示すように、当該入射光のうち傾斜面191の内側面で反射した光は、反射面15に向かって偏向して進む。これにより、第2実施形態では、幅方向における寸法を広げることなく、第1実施形態と同様に、主走査方向の各位置における導光体11による配光を均一化して照明ムラの発生を防止できる。
次に、第3実施形態に係る導光体11を説明する。図9(A)は第3実施形態に係る導光体11の斜視図、(B)は当該導光体11を入射面18側から視認した状態を示す側面図である。
第3実施形態に係る導光体11は、図9(A)(B)に示すように、出射面17から反射面15に向かう方向に徐々に外側に広がって傾斜する凸形状を有する凸部192が側面部19上に複数形成されている。各凸部192は、入射面18から導光体11内部に入射される光を、反射面15に向けて偏向させる方向に傾斜した傾斜面1921を有する形状とされている。導光体11の側面部19に当該複数の凸部192を形成することにより、入射面18から導光体11内部に入射した光は、その一部が当該複数の凸部192の傾斜面1921の内側面で反射する。それぞれの凸部192は、反射面15に向かうに従って外側に広がる傾斜形状とされているため、図9(B)に示すように、当該入射した光のうち、凸部192の傾斜面1921の内側面で反射した光は、反射面15に向かって進む。これにより、第3実施形態では、幅方向における寸法を比較的に広げることなく、また金型等による導光体11の形成を容易にして、第1実施形態と同様に、主走査方向の各位置における導光体11による配光を均一化して照明ムラの発生を防止できる。
図10に、第3実施形態として図9(A)(B)に示した導光体11の側面部19における凸部192が、入射面18から主走査方向において上記予め定められた領域内までに止めて設けられている例を示す。この例では、凸部192は、上記主走査におけるサイズ(奥行き)、反射面15に対して直交する方向との両方向におけるサイズ(幅)が、入射面18から主走査方向に遠ざかるに連れて、主走査方向において導光体11の中心方向に近付くに連れて、小さくなる形状とされている。これにより、入射面18の近傍領域と上記他の領域とで、より的確に、導光体11による配光を均一化して照明ムラの発生を防止できる。入射面18の近傍領域ではない上記他の領域のように間接光のみとなる部分は、導光体11の全周からプリズム部に向かって光が入射する。このため、本件各実施形態に示す傾斜形状等は、入射面18の近傍領域にのみ形成することが望ましい。
なお、第2実施形態及び第3実施形態において、それぞれ、入射面18から主走査方向に遠ざかるに連れ、主走査方向において導光体11の中心方向に近付くに連れて、複数の傾斜面191、及び複数の凸部192の数が徐々に低減していくように形成してもよい。
次に、第4実施形態に係る導光体11を説明する。図11(A)は第4実施形態に係る導光体11の斜視図、(B)は当該導光体11を入射面18側から視認した状態を示す側面図である。
第4実施形態に係る導光体11は、図11(A)(B)に示すように、出射面17から反射面15に向かう方向に徐々に外側に広がって傾斜する傾斜面1921と、最も外方に突出する位置から反射面15に向けて当該突出量が小さくなるように傾斜した傾斜面1922を有している。このような形状からなる凸部192を形成することによっても、入射面18から導光体11内部に入射した光は、その一部が当該複数の凸部192の傾斜面1922の内側面で反射し、反射した光は、反射面15に向かって進む。これにより、第4実施形態に係る導光体11は、第1実施形態と同様に、主走査方向の各位置における導光体11による配光を均一化して照明ムラの発生を防止できる。
なお、第4実施形態に係る導光体11の凸部192も、図10に示した凸部192のように、外方向及び反射面15に直交する方向の両方向におけるサイズが、入射面18から上記光軸方向において遠ざかるに連れて小さくなる形状とされてもよい。
図12は、第2実施形態に係る導光体11におけるLED1210近傍における出射光線の角度分布を示すグラフである。図12は、導光体11の主走査方向における入射面18の近傍領域においては、副走査方向への照明光の角度分布が、上記他の領域における間接光に基づく副走査方向への照明光の角度分布に近似するまで拡がっていることを示している。
次に、第5実施形態に係る導光体11を説明する。図13(A)は第5実施形態に係る導光体11の斜視図、(B)は当該導光体11を入射面18側から視認した状態を示す側面図である。
第5実施形態に係る導光体11は、その側面部19が、図13(A)(B)に示すように、側面部19に、導光体11の内側に向かって、凹形状の凹部193が複数形成されている。各凹部193は、入射面18から視認した側面視で三角形状とされている。この実施形態では、凹部193は、入射面18から視認した側面視で二等辺三角形状とされている。凹部193は、出射面17から反射面15への方向において外側に広がって傾斜する傾斜面1931を有している。この傾斜面1931は、入射面18から導光体11内部に入射される光を、反射面15に向けて偏向させる傾斜を有する。導光体11の側面部19に当該複数の凹部193を形成することにより、入射面18から導光体11内部に入射した光は、その一部が上記複数の凹部193の上記傾斜面1931の内側面で反射する。これにより、図13(B)に示すように、上記傾斜面1931の内側面で反射した光は、反射面15に向かって進む。これにより、第5実施形態では、幅方向における寸法を広げることなく、また金型等による導光体11の形成を容易にして、第1実施形態と同様に、主走査方向の各位置における導光体11による配光を均一化して照明ムラの発生を防止できる。
また、図13(A)に示すように、第5実施形態に係る導光体11の側面部19における凹部193は、入射面18から主走査方向において上記予め定められた領域内までに止めて設けられていることが好ましい。この例では、凹部193は、導光体11の内側方向への凹み量と、反射面15に対して直交する方向におけるサイズ(幅)と、主走査方向におけるサイズ(奥行)とが、入射面18から主走査方向に遠ざかるに連れ、主走査方向において導光体11の中心方向に近付くに連れて、小さくなる形状とされている。これにより、入射面18の近傍領域と上記他の領域とで、より的確に、導光体11による配光を均一化して照明ムラの発生を防止できる。
次に、第6実施形態に係る導光体11を説明する。図14は第6実施形態に係る導光体11を入射面18側から視認した状態を示す側面図である。
第6実施形態に係る導光体11は、図14に示すように、その側面部19に複数の凹部193が形成されている。なお、第6実施形態に係る導光体11は、凹部193を片面に5つ、すなわち、両側面で10個有する例を示している。当該複数の凹部193は、出射面17側となる面が反射面15に対して平行な面として形成されている。凹部193において、出射面17側の面は、入射面18から入射してくるLED1210を反射面15側には反射させず、LED1210近傍の副走査配光分布を間接光に近づけることに関して機能しておらず、更に、凹部193の出射面17側の面から光が漏れ、導光体11から原稿へ到達する光が減少する。そこで、凹部193の出射面17側の面1935を、反射面15に対して平行な平面にすることで、効率良く、LED1210近傍の副走査配光分布を間接光に近づけることが可能になる。
図15は、従来の導光体(凸部及び凹部が形成されていない)からの出射光の副走査方向角度分布を示すグラフである。図16は、第5実施形態に係る導光体11からの出射光の副走査方向角度分布を示すグラフである。図16によれば、図15との比較により、第5実施形態に係る導光体11からの出射光は、導光体11の主走査方向における各位置においては、副走査方向への照明光の角度分布が、間接光に基づく副走査方向への照明光の角度分布に近似するまで拡がっていることが分かる。
次に、第7実施形態に係る導光体11を説明する。図17(A)は第7実施形態に係る導光体11の斜視図、(B)は当該導光体11を入射面18側から視認した状態を示す側面図である。
第7実施形態に係る導光体11は、その側面部19が、図17(A)(B)に示すように、側面部19に、導光体11の内側に向かって、R形状を有する凹形状の凹部196が複数形成されている。各凹部196は、入射面18から視認した側面視で半円形状とされている。凹部196は、出射面17に対向する傾斜面1961が、入射面18から導光体11内部に入射される光を、反射面15に向けて偏向させる。すなわち、導光体11の側面部19に当該複数の凹部196を形成することにより、入射面18から導光体11内部に入射した光は、その一部が傾斜面1961の内側面で反射する。これにより、図17(B)に示すように、上記傾斜面1961の内側面で反射した光は、反射面15に向かって進む。これにより、第7実施形態では、幅方向における寸法を広げることなく、また金型等による導光体11の形成を容易にして、第1実施形態と同様に、主走査方向の各位置における導光体11による配光を均一化して照明ムラの発生を防止できる。
また、図17(A)に示すように、第7実施形態に係る導光体11の側面部19における凹部196は、第5実施形態と同様に、入射面18から主走査方向において上記予め定められた領域内までに止めて設けられていることが好ましい。この例では、凹部196は、導光体11の内側方向への凹み量と、反射面15に対して直交する方向におけるサイズ(幅)と、主走査方向におけるサイズ(奥行)とが、入射面18から主走査方向に遠ざかるに連れて、主走査方向において導光体11の中心方向に近付くに連れて、小さくなる形状とされている。
次に、第8実施形態に係る導光体11を説明する。図18は第8実施形態に係る導光体11を入射面18側から視認した状態を示す側面図である。
第8実施形態に係る導光体11は、図18に示すように、その側面部19に複数の凹部196が形成されているが、出射面17側となる面1962が反射面15に対して平行な面として形成されている。各凹部196は、入射面18から視認した側面視で、上記半円形状を更に半分にした扇形とされている。凹部196では、LED1210近傍の副走査配光分布を間接光に近づけることに関して機能しているのは反射面15側の傾斜面1961であり、出射面17側の面1962は当該機能を果たしていない。導光体11から原稿へ到達する光を減少させる。そこで、凹部196の出射面17側の面1962を、反射面15に対して平行な平面にすることで、効率良く、LED1210近傍の副走査配光分布を間接光に近づけることが可能になる。
上記のように、凹部196の形状をR形状にすることで、入射面18から導光体11内の反射面15に入射する光に様々な角度成分を持たせることができる。これにより、上述した側面視三角状や後述する矩形状等の他の形状からなる凹部に比べ、少ない凹形状で副走査配光分布を間接光に近付けることが可能である。
図19は、R形状の凹部196を有する第8実施形態に係る導光体11からの出射光の副走査方向角度分布を、V形状の凹部を有する導光体からの出射光の副走査方向角度分布との比較により示すグラフである。図19によれば、第8実施形態に係る導光体11からの出射光は、導光体11の主走査方向における各位置においては、副走査方向への照明光の角度分布が、V形状の凹部を有する導光体による副走査方向への照明光の角度分布よりも、少ない数の凹部形成で、間接光に基づく副走査方向への照明光の角度分布に近似するように拡がる。
次に、第9実施形態に係る導光体11を説明する。図20は第9実施形態に係る導光体11を入射面18側から視認した状態を示す側面図である。
第9実施形態に係る導光体11は、図20に示すように、その側面部19に複数の凹部197が形成されているが、その形状は、入射面18から視認した側面視で矩形状とされている。当該形状の凹部197であっても、入射面18から導光体11内部に入射した光を反射面15側に反射させ、LED1210近傍の副走査配光分布を間接光に近づけることに関して機能する。
なお、第8実施形態に係る導光体11の凹部196及び第9実施形態に係る導光体11の凹部197も、第5実施形態と同様に、入射面18から主走査方向において上記予め定められた領域内までに止めて設けられていることが好ましい。この例では、凹部196,197は、導光体11の内側方向への凹み量と、反射面15に対して直交する方向におけるサイズ(幅)と、主走査方向におけるサイズ(奥行)とが、入射面18から主走査方向に遠ざかるに連れて、主走査方向において導光体11の中心方向に近付くに連れて、小さくなる形状とされている。
上記第1乃至第9実施形態に示した上記凸部及び凹部は、入射面18から主走査方向(入射面18から入射するLED1210の光の光軸方向)において予め定められた領域内、すなわち、側面部19が上記凸部及び凹部を有しないとすれば、間接光による反射面15への入射が比較的少ないと想定される入射面18から主走査方向に一定範囲内の領域(入射面18の近傍領域)にのみ設けられていることが好ましい。導光体11において、当該領域以外の部分は、間接光による反射面15への入射が比較的多いと想定されるため、入射面18の近傍領域には上記傾斜形状等を設け、当該他の領域には記傾斜形状等を設けないようにすることで、より的確に、主走査方向の各位置における導光体11による配光を均一化して照明ムラの発生を防止できる。
すなわち、棒状の導光体11とLED1210の組み合わせでは、このLED1210近傍領域において反射面15に向けて光を集め、当該反射面15によって出射面17に向けて反射させて光ムラをなくせばよいので、この近傍領域に上記凸部及び凹部を設けて光を集めることで、他の領域での光反射との関係で均一性が取れる。
また、上記各実施形態では、光源120としてLED1210を備えるものを示したが、導光体11の上記端部となる側面から、導光体11の内部に向けて主走査方向に光を出射できるものであれば、LEDには限定されない。
また、図1乃至図20を用いて上記各実施形態に示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明の構成及び処理はこれに限定されるものではない。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態としてカラー複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、モノクロ複合機や他の電子機器、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図20を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
5 画像読取装置
10 照明装置
11 導光体
16 光反射パターン
17 出射面
18 入射面
19 側面部
191 傾斜面
192 凸部
1921 傾斜面
193,196,197 凹部
1931,1961 傾斜面
120 光源

Claims (12)

  1. 内部に入射される光の光軸方向に延びる光透過部材からなり、入射される光を一定方向に反射させる導光体であって、
    長手方向における両端部の少なくとも一方に設けられ、光源の照射する光が入射される入射面と、
    前記入射面から入射する光の光軸方向に延びる外周面の一部を形成し、当該入射した光を出射する出射面と、
    前記出射面に対向する位置において前記光軸方向に延び、前記入射する光を前記出射面に向けて反射させる複数の光反射パターンが形成された反射面と、
    前記入射面、前記出射面及び前記反射面以外となる前記外周面部分が、前記入射される光を前記反射面に向けて偏向させる方向に傾斜した傾斜形状とされている導光体。
  2. 前記傾斜形状は、前記入射される光を前記反射面に向けて偏向させる方向に傾斜した傾斜面を複数有するフレネル形状である請求項1に記載の導光体。
  3. 前記傾斜形状が、前記入射される光を前記反射面に向けて偏向させる方向に傾斜した傾斜面を有し、前記外周面部分に外方向に向かう凸形状として形成された複数の凸部とされている請求項1に記載の導光体。
  4. 前記凸部は、主走査方向及び前記反射面に直交する方向の両方向におけるサイズが、前記入射面から前記光軸方向において遠ざかるに連れて小さくなる形状とされている請求項3に記載の導光体。
  5. 前記傾斜形状が、前記入射される光を前記反射面に向けて偏向させる方向に傾斜した傾斜面を有し、当該導光体の内側方向に向かう凹形状として前記外周面部分に形成された複数の凹部とされている請求項1に記載の導光体。
  6. 前記複数の凹部は、前記出射面側となる面が前記反射面に対して平行な面とされている請求項5に記載の導光体。
  7. 前記凹部は、前記外方向及び前記反射面に直交する方向の両方向におけるサイズが、前記入射面から前記光軸方向において遠ざかるに連れて小さくなる形状とされている請求項5又は請求項6に記載の導光体。
  8. 前記凹部はR形状とされている請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の導光体。
  9. 前記凹部は矩形状とされている請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の導光体。
  10. 前記外周面部分に形成された前記傾斜形状は、前記入射面から前記光軸方向において予め定められた領域内までに設けられている請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の導光体。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の導光体と、
    前記導光体の内部に向けて前記入射面から当該導光体の長さ方向に光を照射する光源と、を備える照明装置。
  12. 請求項11に記載の照明装置と、
    前記導光体の前記出射面から出射した光により照明された原稿からの反射光を受光する受光素子と、を備える画像読取装置。
JP2014260801A 2014-12-24 2014-12-24 導光体、照明装置、及び画像読取装置 Expired - Fee Related JP6269471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014260801A JP6269471B2 (ja) 2014-12-24 2014-12-24 導光体、照明装置、及び画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014260801A JP6269471B2 (ja) 2014-12-24 2014-12-24 導光体、照明装置、及び画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016122526A true JP2016122526A (ja) 2016-07-07
JP6269471B2 JP6269471B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=56329084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014260801A Expired - Fee Related JP6269471B2 (ja) 2014-12-24 2014-12-24 導光体、照明装置、及び画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6269471B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016170225A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 照明装置、照明装置を備えた画像読取装置、及び導光部材
JP7508839B2 (ja) 2020-04-01 2024-07-02 ブラザー工業株式会社 ドラムカートリッジ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000032981A1 (fr) * 1998-11-27 2000-06-08 Sharp Kabushiki Kaisha Illuminateur, dispositif eclairant, feu avant et afficheur a cristaux liquides
JP2008140726A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Colcoat Kk ライン照明装置
JP2010045022A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Advanced Optoelectronic Technology Inc 側面照射式バックライトモジュール

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000032981A1 (fr) * 1998-11-27 2000-06-08 Sharp Kabushiki Kaisha Illuminateur, dispositif eclairant, feu avant et afficheur a cristaux liquides
JP2008140726A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Colcoat Kk ライン照明装置
JP2010045022A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Advanced Optoelectronic Technology Inc 側面照射式バックライトモジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016170225A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 照明装置、照明装置を備えた画像読取装置、及び導光部材
JP7508839B2 (ja) 2020-04-01 2024-07-02 ブラザー工業株式会社 ドラムカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6269471B2 (ja) 2018-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2623853B1 (en) Light guide member, illuminating device, and image reading apparatus and image forming apparatus using the above
JP2013201746A (ja) 光照射光学系、画像読取装置及び画像形成装置
US9477170B2 (en) Lens mirror array, optical unit and image forming apparatus
JP6299636B2 (ja) 照明装置、及び画像読取装置
JP5855047B2 (ja) 導光体及び照明装置
EP2808741B1 (en) Light guide and illumination device
JP5970420B2 (ja) 導光体及び照明装置
CN108131591B (zh) 照明装置、图像读取装置及图像形成装置
JP6269471B2 (ja) 導光体、照明装置、及び画像読取装置
JP5514845B2 (ja) 導光体、画像読取装置、及び画像形成装置
JP6779737B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP6314871B2 (ja) 導光体、照明装置、及び画像読取装置
JP5855048B2 (ja) 導光体及び照明装置
JP2015125921A (ja) 照明装置及び画像読取装置
JP5879293B2 (ja) 照明装置、およびこれを備えた画像読取装置、画像形成装置
JP5818747B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2016099625A (ja) 画像保持面を照らす光導管led発光体
JP5830442B2 (ja) 導光体、照明装置、これを用いた画像形成装置
JP5910924B2 (ja) 照明装置、画像読取装置、および画像形成装置
JP6063880B2 (ja) 導光体及び照明装置
JP6520402B2 (ja) 光照射装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2013090266A (ja) 原稿照明ユニット、原稿読取装置及び画像形成装置
JP2015050583A (ja) 光源装置及び画像読取装置
US9294648B2 (en) Image reading device
JP2013090268A (ja) 原稿照明ユニット、原稿読取装置、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6269471

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees