JP2016120867A - Collision detection device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両の歩行者等との衝突を検知するための車両用衝突検知装置に関する。 The present invention relates to a vehicle collision detection device for detecting a collision with a pedestrian or the like of a vehicle.
従来、歩行者が車両に衝突した際、歩行者への衝撃を軽減するための歩行者保護装置を備えた車両がある。この車両では、バンパ部にセンサを備えた衝突検知装置を設け、このセンサにより車両に歩行者等が衝突したことが検知された場合、歩行者保護装置を作動させ、歩行者への衝撃を和らげる構成となっている。この歩行者保護装置には、例えばポップアップフードと呼ばれるものがある。このポップアップフードは、車両の衝突検知時に、エンジンフードの後端を上昇させ、歩行者とエンジン等の硬い部品との間隔(クリアランス)を増加させ、そのスペースを用いて歩行者の頭部への衝突エネルギーを吸収し、頭部への衝撃を低減させるものである。 Conventionally, there is a vehicle including a pedestrian protection device for reducing an impact on a pedestrian when the pedestrian collides with the vehicle. In this vehicle, a bumper unit is provided with a collision detection device, and when this sensor detects that a pedestrian or the like has collided with the vehicle, the pedestrian protection device is activated to reduce the impact on the pedestrian. It has a configuration. This pedestrian protection device includes what is called a pop-up hood, for example. This pop-up hood raises the rear end of the engine hood when a vehicle collision is detected, increases the clearance (clearance) between the pedestrian and hard parts such as the engine, and uses that space to the pedestrian's head. It absorbs collision energy and reduces the impact on the head.
上記した車両用衝突検知装置には、車両のバンパ内におけるバンパレインフォースメントの前面に、内部にチャンバ空間が形成されたチャンバ部材を配設し、このチャンバ空間内の圧力を圧力センサにより検出するようにしたものがある。この構成のものでは、バンパ(バンパカバー)へ歩行者等の物体が衝突すると、バンパカバーの変形に伴ってチャンバ部材が変形し、チャンバ空間に圧力変化が発生する。この圧力変化を圧力センサが検出することで歩行者等の衝突を検知している。 In the above-described vehicle collision detection device, a chamber member having a chamber space formed therein is disposed in front of a bumper reinforcement in a vehicle bumper, and the pressure in the chamber space is detected by a pressure sensor. There is something like that. With this configuration, when an object such as a pedestrian collides with the bumper (bumper cover), the chamber member is deformed along with the deformation of the bumper cover, and a pressure change is generated in the chamber space. A pressure sensor detects this pressure change to detect a collision of a pedestrian or the like.
近年、上記したチャンバ式の車両用衝突検知装置よりも、小型で搭載性に優れたチューブ部材を用いて衝突を検知するチューブ式の車両用衝突検知装置が提案されている。この車両用衝突検知装置は、車両のバンパ内に配設された衝撃吸収用部材であるバンパアブソーバと、バンパアブソーバに車幅方向に沿って形成された溝部に装着される中空のチューブ部材と、チューブ部材内の圧力を検出する圧力センサとを備えて構成されている。そして、車両前方に歩行者等が衝突した際には、バンパアブソーバが衝撃を吸収しながら変形すると同時にチューブ部材も変形する。このとき、チューブ部材内の圧力が上昇し、この圧力変化を圧力センサにより検出することに基づいて、車両の歩行者との衝突を検知する。 In recent years, a tube-type vehicle collision detection device that detects a collision using a tube member that is smaller and more easily mounted than the chamber-type vehicle collision detection device has been proposed. The vehicle collision detection device includes a bumper absorber that is a shock absorbing member disposed in a bumper of the vehicle, a hollow tube member that is mounted in a groove formed in the bumper absorber along the vehicle width direction, And a pressure sensor for detecting the pressure in the tube member. When a pedestrian or the like collides in front of the vehicle, the bumper absorber is deformed while absorbing the impact, and at the same time, the tube member is also deformed. At this time, the pressure in the tube member rises, and the collision with the pedestrian of the vehicle is detected based on detecting this pressure change by the pressure sensor.
しかしながら、上記した構成のチューブ式の車両用衝突検知装置では、圧力センサがバンパレインフォースメントの左右両側面の外側に配設されているので、バンパの左右端部付近に歩行者等の物体が衝突した場合、バンパカバーの変形に伴い、バンパカバー裏面の鋭利な形状をした部分等がチューブ部材の端部側部分を損傷させるおそれがあるという問題がある。 However, in the tube-type vehicle collision detection device having the above-described configuration, since the pressure sensor is disposed outside the left and right side surfaces of the bumper reinforcement, an object such as a pedestrian is located near the left and right ends of the bumper. In the case of a collision, there is a problem that a sharply shaped portion on the back surface of the bumper cover may damage the end side portion of the tube member with the deformation of the bumper cover.
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、チューブ式の車両用衝突検知装置において、外力に対する耐性を向上させた車両用衝突検知装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and it is an object of the present invention to provide a vehicular collision detection device with improved resistance to external forces in a tube-type vehicular collision detection device.
上記目的を解決するためになされた請求項1に記載の車両用衝突検知装置(1)は、車両のバンパ(6)内に配設されて内部に中空部(2a)が形成された検出用チューブ部材(2)と、中空部内の圧力を検出する圧力センサ(3)とを有し、圧力センサによる圧力検出結果に基づいてバンパへの物体の衝突を検知する。検出用チューブ部材は、中空部を有し且つバンパレインフォースメント(9)の車両前方側に配設された本体部(20)と、本体部の端部に一体成形により接続され且つ中空部と内部が連通する中空状に形成されると共に本体部とは反対側の端部に圧力センサが接続される接続部(21,22,23)とを有して構成される。そして、接続部は、少なくとも車両前方外周側の周壁の肉厚(t1)が本体部の周壁の肉厚(t2)よりも厚く設定されたことを特徴とする。
The vehicle collision detection device (1) according to
この構成によれば、検出用チューブ部材の本体部の端部に接続された接続部は、少なくとも車両前方外周側の周壁の肉厚が本体部の周壁の肉厚よりも厚く設定されているので、接続部付近において歩行者等の物体との衝突が生じても、バンパカバーの裏面の鋭利な形状をした部分等がぶつかることで接続部が損傷することを防止できる。これにより、簡易な構成で車両用衝突検知装置の外力に対する耐性を向上させることができる。更に、接続部は、本体部の端部に一体成形により接続されるので、本体部と接続部とをつなぐ別部材を設ける必要がなく、簡易な構成により肉厚が互いに異なる本体部及び接続部を配設することができる。これにより、製造工程の簡素化を図りながら、接続部の強度を高めることができる。なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。 According to this configuration, since the connecting portion connected to the end portion of the main body portion of the tube member for detection is set so that at least the thickness of the peripheral wall on the front outer peripheral side of the vehicle is thicker than the thickness of the peripheral wall of the main body portion. Even if a collision with an object such as a pedestrian occurs in the vicinity of the connecting portion, it is possible to prevent the connecting portion from being damaged by colliding with a sharp-shaped portion on the back surface of the bumper cover. Thereby, the tolerance with respect to the external force of the collision detection apparatus for vehicles can be improved with a simple structure. Further, since the connecting portion is connected to the end portion of the main body portion by integral molding, there is no need to provide a separate member for connecting the main body portion and the connecting portion, and the main body portion and the connecting portion having different thicknesses with a simple configuration. Can be arranged. Thereby, the intensity | strength of a connection part can be raised, aiming at the simplification of a manufacturing process. In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each means described in this column and the claim shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態の車両用衝突検知装置について、図1〜図8を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態の車両用衝突検知装置1は、中空の検出用チューブ部材2、圧力センサ3、速度センサ4、衝突検知ECU5等を備えて構成される。この車両用衝突検知装置1は、車両前方に設けられたバンパ6への歩行者等の物体の衝突を検知するものである。バンパ6は、図3にも示すように、バンパカバー7、バンパアブソーバ8、バンパレインフォースメント9を主体として構成されている。
[First Embodiment]
Hereinafter, a vehicle collision detection apparatus according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIGS. 1 and 2, the vehicle
検出用チューブ部材2は、内部に中空部2aが形成され、図4及び図5にも示すように、本体部20と接続部21とを有して構成される。本体部20は、バンパレインフォースメント9の車両前方側(前面9a)に配設され、車幅方向(車両左右方向)に延びている部材である。この本体部20は、バンパアブソーバ8の後面の中央側に形成された溝部8aに装着される(図3参照)。
The
接続部21は、本体部20と圧力センサ3との間を接続するための部位であり、本体部20の車幅方向の左右両端部にそれぞれ設けられる。この接続部21は、本体部20の端部に一体成形により接続され、本体部20の中空部2aと内部が連通する中空状に形成される。接続部21の本体部20とは反対側の端部には、圧力センサ3が接続される。本体部20と接続部21とは、例えば押出し成形やブロー成形により一体成形される。
The
また、検出用チューブ部材2の本体部20及び接続部21は、図6及び図7に示すように、円形の断面形状を有し、合成ゴム、例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)からなる。なお、検出用チューブ部材2の断面形状は、円形に限られず、四角形等の多角形であってもよい。また、検出用チューブ部材2の材質としては、他にもシリコーンゴム等でもよく、シリコーンゴムとEPDMとを混ぜ合わせたものを用いてもよい。
Further, as shown in FIGS. 6 and 7, the
本実施形態では、接続部21は、図4に示すように、全周に亘って周壁の肉厚が本体部20の周壁の肉厚よりも厚く設定されている。具体的には、図5に示すように、本体部20の周壁の肉厚をt2としたとき、接続部21の周壁の肉厚はt2よりも大きいt1に設定される。ここで、本体部20の周壁の肉厚t2は2mm以下であり、図5の例では1mmの場合を示している。また、接続部21の周壁の肉厚t1は2mmより大きく、図5の例では3mmの場合を示している。このように、接続部21の周壁の肉厚t1を本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚くすることで、接続部21の剛性を高くして外力に対する耐性を向上させている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 4, the thickness of the peripheral wall of the connecting
なお、本体部20の周壁の肉厚t2は、1mm〜3mmであることが好ましく、1mm〜2mmであればより好ましい。また、接続部21の周壁の肉厚t1は、t2<t1となる寸法であって、2mm〜4mmであることが好ましく、2mm〜3mmであればより好ましい。このうち、本実施形態では、t1=3[mm]、t2=1[mm]を採用している。
The wall thickness t2 of the peripheral wall of the
また、本実施形態では、本体部20及び接続部21の外径が同等となっている。具体的には、本体部20の外径D2及び接続部21の外径D1は、ともに8mm程度である。なお、本体部20の外径D2は、8mm〜12mmであることが好ましく、8mm〜10mmであればより好ましい。また、接続部21の外径D1は、8mm〜12mmであることが好ましく、8mm〜10mmであればより好ましい。
Moreover, in this embodiment, the outer diameter of the main-
一方、本体部20及び接続部21の内径は異なる大きさになっている。具体的には、本体部20の内径d2は6mm程度であり、接続部21の内径d1は2mm程度である。なお、本体部20の内径d2は、2mm〜8mmであることが好ましく、4mm〜6mmであればより好ましい。また、接続部21の内径d1は、t2<t1という条件を満たす寸法であって、2mm〜8mmであることが好ましく、4mm〜6mmであればより好ましい。このうち、本実施形態では、d1=2[mm]、d2=6[mm]を採用している。
On the other hand, the inner diameters of the
また、接続部21は、本体部20と圧力センサ3との間にて、バンパレインフォースメント9の車幅方向端部よりも外側で、略コ字状に湾曲した湾曲部21aを有している。この湾曲部21aの曲率半径は、30mm以上となっている。この接続部21は、断面形状が円管状であるので、湾曲させ易くなっている。なお、湾曲部21aの曲率半径は、30mm〜50mmであることが好ましく、30mm〜40mmであればより好ましい。
Further, the connecting
圧力センサ3は、バンパレインフォースメント9の前面9aよりも車両後方側に配置される。具体的には、圧力センサ3は、バンパレインフォースメント9の左右両端部側の後面9bに2つ設置され、ボルト(図示しない)を締結することにより固定されて取り付けられる。本実施形態では、このように圧力センサ3を2つ設置することにより、冗長性及び検出精度を確保している。
The
この圧力センサ3は、図4及び図8にも示すように、接続部21の一端に接続されて、検出用チューブ部材2の本体部20の中空部2a内の圧力を検出するように構成されている。具体的には、圧力センサ3は、気体の圧力変化を検出するセンサ装置であり、本体部20の中空部2a内の空気の圧力変化を検出する。圧力センサ3は、図1に示すように、伝送線を介して衝突検知ECU(Electronic Control Unit)5に電気的に接続され、圧力に比例した信号を衝突検知ECU5へ出力する。衝突検知ECU5は、圧力センサ3による圧力検出結果に基づいて、バンパ6への歩行者の衝突を検知する。
As shown in FIGS. 4 and 8, the
圧力センサ3は、図8に示すように、本体部30と、センサ部31と、圧力導入管32と、コネクタ部33とを備えて構成される。本体部30は、センサ部31を収容するための箱状のケースである。センサ部31は、圧力検出用のセンサ素子等が設けられた基板等からなる。圧力導入管32は、検出用チューブ部材2の中空部2a内の圧力をセンサ部31に導入する略円筒状の管であり、本体部30から接続部21内に差し込まれている。センサ部31は、圧力導入管32を介して本体部20の中空部2a内の圧力変化を検出する。このセンサ部31は、コネクタ部33に設けられたコネクタ34に電気的に接続されており、圧力に比例した信号をコネクタ34及び信号線を介して衝突検知ECU5へ送信する(図1参照)。
As shown in FIG. 8, the
速度センサ4は、車両の速度を検出するセンサ装置であり、衝突検知ECU5に信号線を介して電気的に接続されている。この速度センサ4は、車両速度に比例した信号(速度データ)を衝突検知ECU5へ送信する。
The
衝突検知ECU5は、CPUを主体として構成され、車両用衝突検知装置1の動作全般を制御するものであり、圧力センサ3、速度センサ4、歩行者保護装置10のそれぞれに電気的に接続されている(図1参照)。衝突検知ECU5には、圧力センサ3及び速度センサ4からの圧力信号(圧力データ)及び速度信号(速度データ)等が入力される。衝突検知ECU5は、圧力センサ3及び速度センサ4による検出結果に基づいて、所定の衝突判定処理を実行し、バンパ6への歩行者等の物体の衝突を検知した場合には歩行者保護装置10を作動させる。
The
バンパ6は、車両の衝突時における衝撃を和らげるためのものであり、バンパカバー7、バンパアブソーバ8、バンパレインフォースメント9等から構成される。バンパカバー7は、バンパ6の構成部品を覆うように設けられ、ポリプロピレン等の樹脂製の部材である。このバンパカバー7は、バンパ6の外観を構成すると同時に、車両全体の外観の一部を構成している。
The
バンパアブソーバ8は、図3に示すように、バンパレインフォースメント9の前面9aに設けられ、検出用チューブ部材2の本体部20を囲むように配設される。このバンパアブソーバ8は、バンパ7において衝撃吸収の作用を受け持つ部材であり、例えば発泡ポリプロピレン等からなる。このバンパアブソーバ8の後面には、検出用チューブ部材2を装着するための溝部8aが形成されている。この溝部8aは、矩形形状の断面を有し、車幅方向に沿って形成されている。なお、溝部8aは、車幅方向の途中に屈曲部を有していてもよいものとする。また、溝部8aの断面形状は矩形に限られず、例えば円形や多角形であってもよい。
As shown in FIG. 3, the
バンパレインフォースメント9は、バンパカバー7内に配設され、車幅方向に延びるアルミニウム等の金属製の剛性部材である。図3に示すように、車両前方側の面(前面9a)と、車両後方側の面(後面9b)とを有し、内部中央に梁が設けられた日の字状断面を有する中空部材である。このバンパレインフォースメント9は、車両前後方向に延びる一対の金属製部材であるサイドメンバ11の前端に取り付けられる(図2参照)。
The
通常、車両の衝突事故においては、車両の進行方向(車両前方)に存在する歩行者や車両と衝突する場合が多い。このため、本実施形態では、圧力センサ3をバンパレインフォースメント9の後面9bに配設して、車両前方の歩行者や車両との衝突に伴う衝撃(外力)が、車両前方に設けられたバンパカバー7等から圧力センサ3に直接伝わることをバンパレインフォースメント9の存在によって保護している。
Usually, in a vehicle collision accident, there are many cases where the vehicle collides with a pedestrian or a vehicle existing in the traveling direction of the vehicle (front of the vehicle). For this reason, in this embodiment, the
歩行者保護装置10としては、例えばポップアップフードを用いる。このポップアップフードは、車両の衝突検知後瞬時に、エンジンフードの後端を上昇させ、歩行者とエンジン等の硬い部品との間隔(クリアランス)を増加させ、そのスペースを用いて歩行者の頭部への衝突エネルギーを吸収し、歩行者の頭部への衝撃を低減させるものである。なお、ポップアップフードの代わりに、車体外部のエンジンフード上からフロントウインド下部にかけてエアバッグを展開させて歩行者の衝撃を緩衝するカウルエアバッグ等を用いてもよい。
For example, a pop-up hood is used as the
次に、本実施形態における車両用衝突検知装置1の衝突時の動作について説明する。車両前方に歩行者等の物体が衝突した際には、バンパ6のバンパカバー7が歩行者等との衝突による衝撃により変形する。続いて、バンパアブソーバ8が衝撃を吸収しながら変形すると同時に、検出用チューブ部材2の本体部20も変形する。このとき、本体部20の中空部2a内の圧力が急上昇し、接続部21を介して圧力センサ3に圧力変化が伝達する。
Next, the operation | movement at the time of the collision of the
車両用衝突検知装置1の衝突検知ECU5は、圧力センサ3及び速度センサ4の検出結果に基づいて、所定の衝突判定処理を実行する。この衝突判定処理では、具体的には、圧力センサ3及び速度センサ4の検出結果に基づいて、衝突物の有効質量を算出し、この有効質量が所定の閾値より大きい場合、歩行者との衝突が発生したものと判定する。更に、車両速度が所定の範囲(例えば時速25km〜55kmの範囲)内である場合に、歩行者保護装置10の作動を要する歩行者との衝突が発生したものと判定する。
The
ここで、「有効質量」とは、衝突時における圧力センサ3の検出値より、運動量と力積の関係を利用して算出する質量をいう。車両と物体との衝突が発生した場合、歩行者とは質量の異なる衝突物では、検知される圧力センサ3の値が異なる。このため、人体の有効質量と、想定される他の衝突物の質量との間に閾値を設定することにより、衝突物の種類を切り分けることが可能となる。この有効質量は、次式に示すように、圧力センサ3により検出される圧力の値の所定時間における定積分値を、速度センサ4により検出される車両速度の値で割ることにより算出される。
Here, the “effective mass” refers to a mass calculated using the relationship between momentum and impulse from the detection value of the
M=(∫P(t)dt)/V・・・(式1)
なお、Mは有効質量、Pは所定時間における圧力センサ3による検出値、tは所定時間(例えば、数ms〜数十ms)、Vは衝突時の車両速度を示している。有効質量を算出する方法には、他にも、衝突した物体の運動エネルギーEを表す式E=1/2・MV2を用いて算出することが可能である。この場合、有効質量は、M=2・E/V2により算出される。
M = (∫P (t) dt) / V (Expression 1)
M is an effective mass, P is a value detected by the
そして、衝突検知ECU5は、歩行者保護装置10の作動を要する歩行者との衝突が発生したと判定した場合、歩行者保護装置10を作動させる制御信号を出力し、歩行者保護装置10を作動させて、上述したように歩行者への衝撃を低減させる。
When the
以上説明した第1の実施形態の車両用衝突検知装置1では、車両のバンパ6内に配設されて内部に中空部2aが形成された検出用チューブ部材2と、中空部2a内の圧力を検出する圧力センサ3とを有し、圧力センサ3による圧力検出結果に基づいてバンパ6への物体(歩行者)の衝突を検知する。検出用チューブ部材2は、中空部2aを有し且つバンパレインフォースメント9の車両前方側に配設された本体部20と、本体部20の端部に一体成形により接続され且つ中空部2aと内部が連通する中空状に形成されると共に本体部20とは反対側の端部に圧力センサ3が接続される接続部21とを有して構成される。そして、接続部21は、少なくとも車両前方外周側の周壁の肉厚t1が本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚く設定されたことを特徴とする。
In the vehicle
この構成によれば、検出用チューブ部材2の本体部20の端部に接続された接続部21は、少なくとも車両前方外周側の周壁の肉厚t1が本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚く設定されているので、接続部21付近において歩行者等の物体との衝突が生じても、バンパカバー7の裏面の鋭利な形状をした部分等がぶつかることで接続部21が損傷することを防止できる。これにより、簡易な構成で車両用衝突検知装置1の外力に対する耐性を向上させることができる。
According to this configuration, the connecting
更に、接続部21は、本体部20の端部に一体成形により接続されるので、本体部20と接続部21とをつなぐ別部材を設ける必要がなく、簡易な構成により周壁の肉厚が互いに異なる本体部20及び接続部21を配設することができる。これにより、製造工程の簡素化を図りながら、接続部21の強度を高めることができる。
Further, since the connecting
また、接続部21は、全周に亘って周壁の肉厚t1が本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚くなっていることを特徴とする。この構成によれば、接続部21の周壁の肉厚t1を全周に亘って本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚くすることで、接続部21全体の強度を高めることができる。これにより、組付け時の周辺部品との接触や、異物の混入・小動物によるかじり等によって、接続部21が損傷することを確実に防止できる。また、衝突時にバンパカバー7の変形に伴って接続部21に外力が加わることで、バンパアブソーバ8の溝部8a内から車幅方向外側へはみ出した接続部21の内周側が、バンパレインフォースメント9端部の角部等に接触することにより、損傷したり切断されたりしてしまうことを防止できる。
Further, the connecting
また、接続部21の外径D1は、本体部20の外径D2と同等であることを特徴とする。この構成によれば、接続部21の外径D1及び本体部20の外径D2を同等にしながら、接続部21の周壁の肉厚t1を本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚くできるので、車両用衝突検知装置1の車幅方向端部側(コーナ部分)の省スペース化を図ることができる。
Further, the outer diameter D1 of the connecting
また、本体部20の周壁の肉厚t1は、2mm以下であり、接続部21の周壁の肉厚t1は、2mmよりも大きいことを特徴とする。この構成によれば、検出用チューブ部材2の本体部20による衝突検知精度を確保しながら、接続部21の外力に対する耐性を確実に向上させることが可能である。
The wall thickness t1 of the peripheral wall of the
また、湾曲部21aの曲率半径は、30mm以上であることを特徴とする。この構成によれば、接続部21を検出用チューブ部材2の端部側からバンパレインフォースメント9の後面9b側に湾曲させる際に、接続部21の湾曲部21aが座屈等を起こし、車両用衝突検知装置1による衝突検知に悪影響を及ぼすことを防止できる。
Moreover, the curvature radius of the
また、圧力センサ3は、バンパレインフォースメント9の前面9aよりも車両後方側(後面9b)に配置されることを特徴とする。この構成によれば、圧力センサ3がバンパレインフォースメント9の車両後方側(後面9b)に固定される構成となっているので、バンパ6の左右端部付近に歩行者等の物体が衝突しても、バンパレインフォースメント9によって衝撃が吸収され、圧力センサ3にバンパカバー7からの衝撃が直接伝わらない。このため、バンパカバー7の変形により圧力センサ3に外力が加わり、圧力センサ3が外力により損傷してしまうことを防止できる。これにより、車両用衝突検知装置1の耐性を改善できるとともに、車両用衝突検知装置1による衝突検知の信頼性を向上できる。
Further, the
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、図9〜図11を参照して説明する。なお、図9〜図11において上記第1の実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてだけ説明する。
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 9 to 11, the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, description thereof is omitted, and only different parts are described.
第2の実施形態においては、図9に示すように、接続部22は、本体部20と圧力センサ3との間にて、バンパレインフォースメント9の車幅方向端部よりも外側で湾曲した湾曲部22a(接続部22の車両前方側部分を含む)を有している。そして、図11に示すように、湾曲部22aの外周側の周壁の肉厚t1が、本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚く設定されている。また、湾曲部22aの外周側の周壁の肉厚t1は、湾曲部22aの内周側の周壁の肉厚t2よりも厚く設定されている。
In the second embodiment, as shown in FIG. 9, the connecting
具体的には、図10に示すように、湾曲部22aの外周側の周壁の肉厚t1は、3mm程度である。一方、本体部20の周壁の肉厚t2は、1mm程度である。このように、第2の実施形態では、湾曲部22aの外周側の周壁の肉厚t1を本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚くすることで、湾曲部22aの外周側の剛性を高くして、外力に対する耐性を向上させている。なお、湾曲部22aの外周側の周壁の肉厚t1は、1<t1≦3[mm]であることが好ましく、1<t1≦2[mm]であればより好ましい。
Specifically, as shown in FIG. 10, the wall thickness t1 of the peripheral wall on the outer peripheral side of the bending
また、第1の実施形態と同様に、接続部22は、本体部20の車幅方向の左右両端部にそれぞれ設けられ、一端が本体部20に対して中空部2aが互いに連通するように接続され、他端に圧力センサ3が接続される。また、接続部22の外径D1及び本体部20の外径D2は、8mm程度で同等となっている。
Similarly to the first embodiment, the
以上説明した第2の実施形態の車両用衝突検知装置1では、接続部22は、本体部20と圧力センサ3との間にて、バンパレインフォースメント9の車幅方向端部よりも外側で湾曲した湾曲部21aを有し、接続部21は、湾曲部21aの外周側の周壁の肉厚t1が本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚く設定されたことを特徴とする。
In the vehicle
この構成によれば、検出用チューブ部材2の接続部22は、湾曲部22aの外周側の周壁の肉厚t1が本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚くなっているので、接続部22付近において歩行者等の物体との衝突が生じた際に、バンパカバー7の裏面の鋭利な形状をした部分等がぶつかることで接続部22が損傷することを防止できる。これにより、簡易な構成で車両用衝突検知装置1の外力に対する耐性を向上させることができる。
According to this configuration, the
また、接続部22を検出用チューブ部材2の端部側からバンパレインフォースメント9の後面9b側に湾曲させても、接続部22の湾曲部22aが座屈等を起こして、衝突検知に悪影響を及ぼすことを抑止できる。これにより、車両用衝突検知装置1による衝突検知の信頼性を向上できる。
Further, even if the connecting
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、図12〜図14を参照して説明する。なお、図12〜図14において上記第1の実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてだけ説明する。
[Third Embodiment]
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In FIGS. 12 to 14, the same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, description thereof is omitted, and only different parts will be described.
第3の実施形態においては、図12〜図14に示すように、接続部23の外径D1が、本体部20の外径D2よりも大きくなっている点が、第1の実施形態と異なる構成となっている。具体的には、本体部20の外径D2が8mm程度であるのに対して、接続部23の外径D1が12mm程度となっている。また、本体部20の内径d2及び接続部23の内径d1は、ともに6mm程度である。なお、接続部23の外径D1は、10mm〜14mmであることが好ましく、10mm〜12mmであればより好ましい。また、接続部23の内径d1は、2mm〜8mmであることが好ましく、4mm〜6mmであればより好ましい。
In 3rd Embodiment, as shown in FIGS. 12-14, the point from which the outer diameter D1 of the
また、接続部23の周壁の肉厚t1は、第1の実施形態と同様に、全周に亘って本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚く設定されている(図13参照)。具体的には、図14に示す例では、接続部23の周壁の肉厚t1は3mmであり、本体部20の周壁の肉厚t2は1mmである。なお、接続部23の周壁の肉厚t1は、t2<t1となる寸法であって、2mm〜4mmであることが好ましく、2mm〜3mmであればより好ましい。
Moreover, the wall thickness t1 of the peripheral wall of the
また、第1の実施形態と同様に、接続部23は、本体部20の車幅方向の左右両端部にそれぞれ設けられ、本体部20の中空部2aと内部が連通する中空状に形成される。接続部23は、本体部20の端部に一体成形により接続され、本体部20とは反対側の端部に圧力センサ3が接続される。また、接続部23は、本体部20と圧力センサ3との間にて、バンパレインフォースメント9の車幅方向端部よりも外側で、略コ字状に湾曲した湾曲部23aを有している。
Similarly to the first embodiment, the
以上説明した第3の実施形態の車両用衝突検知装置1では、接続部23は、全周に亘って周壁の肉厚t1が本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚く設定され、接続部23の外径D1が、本体部20の外径D2よりも大きくなっていることを特徴とする。
In the vehicle
この構成によれば、第1の実施形態と同様に、車両用衝突検知装置1の外力による耐性を向上させることができるとともに、接続部23内の中空部2aの断面積を充分に確保しながら、接続部23の周壁の肉厚t1を本体部20の周壁の肉厚t2よりも厚くすることができる。これにより、接続部23内の中空部2aの断面積が狭くなることで、当該接続部23の中空部2a内の空気の流れが悪くなり、衝突時における中空部2a内の圧力変化を圧力センサ3に適切に伝達できず、チューブ式の車両用衝突検知装置1による衝突検知に悪影響が生じることを防止できる。
According to this configuration, as in the first embodiment, it is possible to improve the resistance due to the external force of the vehicle
[その他の実施形態]
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変形または拡張を施すことができる。例えば、検出用チューブ部材2の本体部20が装着されるバンパアブソーバ8の溝部8aの配設位置を変更させてもよい。例えば、本体部20が装着される溝部8aを、図15に示すように、バンパレインフォースメント9の車両前方側におけるバンパアブソーバ8の中央上部に配置してもよい。
[Other Embodiments]
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications or expansions can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, you may change the arrangement | positioning position of the
また、衝突判定において、有効質量が所定の閾値以上になった場合に歩行者保護装置10の作動を要する歩行者との衝突が発生したと判定するものとしたが、これに限られず、例えば、圧力センサ3により検出される圧力の値、圧力変化率等を衝突判定の閾値として用いてもよい。
Further, in the collision determination, when the effective mass is equal to or greater than a predetermined threshold, it is determined that a collision with a pedestrian that requires the operation of the
また、上記した実施形態では、圧力センサ3をバンパレインフォースメント9の後面9bにおける左右両端部側に2つ配設したが、圧力センサ3の配置位置及び配置個数は適宜変更可能であるとする。例えば、圧力センサ3を検出用チューブ部材2の左右両端部のいずれか一方に1つ配設する構成でもよい。また、圧力センサ3を中空部材であるバンパレインフォースメント9の内壁面に取り付けてもよい。
In the above-described embodiment, two
1 車両用衝突検知装置
2 検出用チューブ部材
2a 中空部
20 本体部
21,22,23 接続部
21a,22a,23a 湾曲部
3 圧力センサ
5 衝突検知ECU
6 バンパ
7 バンパカバー
8 バンパアブソーバ
8a 溝部
9 バンパレインフォースメント
9a 前面
9b 後面
10 歩行者保護装置
DESCRIPTION OF
6
Claims (8)
前記検出用チューブ部材は、前記中空部を有し且つバンパレインフォースメント(9)の車両前方側に配設された本体部(20)と、前記本体部の端部に一体成形により接続され且つ前記中空部と内部が連通する中空状に形成されると共に前記本体部とは反対側の端部に前記圧力センサが接続される接続部(21,22,23)とを有して構成され、
前記接続部は、少なくとも車両前方外周側の周壁の肉厚(t1)が前記本体部の周壁の肉厚(t2)よりも厚く設定されたことを特徴とする車両用衝突検知装置。 A detection tube member (2) disposed in a bumper (6) of a vehicle and having a hollow portion (2a) formed therein, and a pressure sensor (3) for detecting a pressure in the hollow portion; In a vehicle collision detection device (1) for detecting a collision of an object with the bumper based on a pressure detection result by the pressure sensor,
The detection tube member has the hollow portion and is connected to the main body portion (20) disposed on the vehicle front side of the bumper reinforcement (9) by an integral molding with the end portion of the main body portion; The hollow portion is formed in a hollow shape that communicates with the inside and has a connection portion (21, 22, 23) to which the pressure sensor is connected at the end opposite to the main body portion.
In the vehicle collision detection device, at least the thickness (t1) of the peripheral wall on the outer peripheral side in front of the vehicle is set to be thicker than the thickness (t2) of the peripheral wall of the main body.
前記接続部は、少なくとも前記湾曲部の外周側の周壁の肉厚(t1)が前記本体部の周壁の肉厚よりも厚く設定されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用衝突検知装置。 The connecting portion has curved portions (21a, 22a, 23a) that are curved outside the end in the vehicle width direction of the bumper reinforcement between the main body portion and the pressure sensor,
2. The vehicle collision detection according to claim 1, wherein at least the thickness (t1) of the peripheral wall on the outer peripheral side of the curved portion is set to be thicker than the thickness of the peripheral wall of the main body portion. apparatus.
前記接続部の周壁の肉厚は、2mmよりも大きいことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用衝突検知装置。 The wall thickness of the peripheral wall of the main body is 2 mm or less,
The vehicle collision detection device according to any one of claims 1 to 5, wherein a thickness of a peripheral wall of the connection portion is larger than 2 mm.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014262912A JP2016120867A (en) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | Collision detection device for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019121740A1 (en) * | 2017-12-21 | 2019-06-27 | Compagnie Plastic Omnium | Moulded bodywork component comprising integrated connector elements, and associated manufacturing method |
JP7404963B2 (en) | 2020-03-24 | 2023-12-26 | 株式会社デンソー | Tube type collision detection sensor |
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2014
- 2014-12-25 JP JP2014262912A patent/JP2016120867A/en active Pending
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WO2019121740A1 (en) * | 2017-12-21 | 2019-06-27 | Compagnie Plastic Omnium | Moulded bodywork component comprising integrated connector elements, and associated manufacturing method |
FR3075723A1 (en) * | 2017-12-21 | 2019-06-28 | Compagnie Plastic Omnium | MOLDED BODY PIECE COMPRISING INTEGRATED CONNECTICAL ELEMENTS, AND METHOD OF MANUFACTURING THE SAME |
JP7404963B2 (en) | 2020-03-24 | 2023-12-26 | 株式会社デンソー | Tube type collision detection sensor |
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