JP2016116949A - 充填材料を排出するための装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、固定式ミキサ内で混合される充填材料を目標地点に正確に移動させるために、固定式ミキサに取付可能とされる、液状充填材料を排出するための装置に関する。【解決手段】液体充填材料を射出するための装置は、第1の空洞(47)を含んでいるハウジング(2)と、第1の空洞内に配置されている少なくとも1つの混合要素(3)と、を含むスタティックミキサ(1)を含んでいる。ハウジング(2)は、出口要素(45)を含んでいる。出口要素(45)は、液体充填材料が第1の空洞(47)から第2の空洞(48)内部に導かれるように第1の空洞(47)に接続されている第2の空洞(48)を有している。管状要素(60)が、第2の空洞(48)内に保持されている。【選択図】図3

Description

本発明は、液状充填材料を排出するための装置に関する。当該装置は、固定式ミキサ内で混合される充填材料を目標地点に正確に移動させるために、固定式ミキサに取付可能とされる。
調合装置は、例えば特許文献1に開示されるスタティックミキサのように、多成分調合装置と多成分カートリッジとから構成されている。多成分カートリッジは、混合すべき成分のための少なくとも1つの貯蔵容器を含んでおり、特に調合装置を利用することによって空にすることができる調合カートリッジとして作られている。このような調合装置は、調合容器の充填容量を減らすための手段を含んでいる。調合装置は、特に調合ガン(dispensing gun)として作られている。また、このような既に知られている解決方法では、スタティックミキサは、カートリッジと共に組み立てられるように構成されている接続部を含んでいる。この点において、スタティックミキサと接続片とは、射出成形プロセスで製造可能な単一部品として作られている。
さらに、スタティックミキサの排出側端部に配設されている取付具を利用することが知られている。該取付具は、利用する位置に、例えば接着箇所に正確に充填材料を塗布する機能を有している。また、このような取付具が充填材料を空洞内に直接導入することが知られている。これら取付具は、例えば歯科治療の際に生じる歯の穴を充填するために利用される。市販されているこのような取付具は、例えば図10や図11に表わされている。
特許文献2から、充填材料を狭く深い空洞内に導入可能とする管状要素を想到することが知られている。管状要素は、スリットを備えた錐状の保持要素がミキサの出口内に押し込まれる挿入側端部を有している変換ピース内に保持される。スリットが保持ラメラを形成している。管状要素を保持ラメラ内に堅固に保持するために、固定要素が変換ピースに押し込まれる。これにより変換ピースの保持ラメラが圧縮されるので、スリットの幅が小さくなる。従って、管状要素は変換ピース内に堅固に保持される。
欧州特許第0730913号明細書 国際公開第2004/105856号
従って、本発明の目的は、装置、特に管状要素の組立を簡便にすることです。管状要素は、スタティックミキサの下流に配置されている。本発明のさらなる目的は、装置を組み立てるために必要な部品の数量を減らすことである。従って、本発明のさらなる目的は、装置の組み立てに必要なステップ数を減らすことによって組立体の構造を簡略化することである。
本発明のさらなる目的は、方向付け可能な装置を提供することである。これにより、充填材料をアクセス困難な空洞内に導入することができる。
本発明の目的は、液体充填材料を射出するための装置によって達成される。当該装置は、第1の空洞を含むハウジングを有しているスタティックミキサと、第1の空洞内に配置されている混合要素と、を含んでいる。ハウジングは、液体充填材料が第1の空洞から第2の空洞内部に導かれるように第1の空洞に接続されている、第2の空洞を有している出口要素を有している。管状要素が、第2の空洞内に保持されており、これによりハウジングが、管状要素のための固定要素として構成されている。
管状要素が、最大3mm、好ましくは最大2.5mm、特に好ましくは最大1.5mmの外径を有している。
管状要素の内径が最大約2.5mmである場合には、管状要素の外径が最大3mmであり、管状要素の内径が最大2mmである場合には、管状要素の外径が最大2.5mmであり、管状要素の内径が最大1mmである場合には、管状要素の外径が最大1.5mmである。
充填材料は、管状要素が長くなるに伴って大きくなる圧力損失を解消する必要があるので、管状要素の長さは、最大100mm、好ましくは最大50mm、特に好ましくは最大30mmである。
好ましい実施例では、出口要素は、コーンを含んでいる。このようなコーンは、出口要素の製造に要する材料を低減するために、及び射出成形技術のために出口要素を最適化するために設けられる。従って、壁厚は、出口要素の開口部に向かって薄くなっている。薄くなっている壁厚は、薄くなっている壁厚に起因して冷却を必要とする溶融材料がほとんど無く、これにより最後に出口要素に到達する溶融材料に必要な冷却時間が短くなるので、射出成形技術の観点から優位である。従って、溶融材料の冷却時間全体が、出口要素がコーンとして設計されることによって短縮される。
第2の空洞は、管状要素が容易に取付可能であるように且つ第2の空洞内に保持可能であるように、錐状に形成されている。管状要素は、スタティックミキサに向かって位置合わせされている端部において、特にこのようなコーンに嵌め込み可能な延長部分を有している。コーンの最小内径が、充填材料が排出される際に通過する端部において管状要素の外径よりも小さい場合には、管状要素、圧入によってコーン内に保持されている。また、空洞は、管状要素が複数の接触点で保持されている複数の区画された錐状セクションを有している。
出口要素のコーンの傾斜角と錐状の第2の空洞の傾斜角とは相違する。出口要素の傾斜角は、特に錐状の第2の空洞の傾斜角より大きい。
また、錐状に形成された第2の空洞は、充填材料の流動性において優位である。ミキサの排出側端部から出た充填材料は、管状要素の入口断面内部に運搬される必要がある。第2の空洞の断面が徐々に且つ連続的に小さくなっているにすぎない場合には、このような流れの圧力降下が小さく維持される。同様に、このことは、調合装置がカートリッジに作用させる必要な接触圧力を結果的により小さくする。また、圧力降下は、付加的に、中間ピースと錐状の第2の空洞を有している出口要素とを組み合わせることによって、特に圧力降下が小さくなるように、図1及び図2における中間ピースを利用することによって低減される。
また、第2の空洞は、少なくとも該第2の空洞の長さの一部分に亘って、管状要素の外径より小さい内径を有している。この場合には、圧入することができる。充填材料の通路が緊密になっていることは、圧入を利用することの優位点である。従って、充填材料は、管状要素の開口部を通じて排出されるにすぎず、管状要素と出口要素との間における間隙を通じて排出されることはないので、全充填材料は、所望の利用位置において適用されるように出口要素を必ず通過する。
管状要素は、優位には管状要素の開口部の位置がミキサに対して変更可能であるように屈曲可能である。管状要素が屈曲可能であるという特性は、管状要素の材料自体が屈曲可能であるという事実に起因する。これの代替として、又はこれに加えて、管状要素は、少なくとも1つの屈曲要素を含んでいる。例えば、屈曲要素は、複数の薄肉部分を含んでいる。薄い壁厚を有している領域は、隣り合う薄肉部分同士の間に配置されており、薄肉部分から延在していると共に、隣り合う薄肉部分同士の間の壁厚より厚い壁厚を有している薄肉部分から延在している管状要素の2つの領域より容易に変形可能とされる。薄肉部分は、例えば補剛材(rib)又は薄片(scale)として形成されている。この点において、薄肉部分は、壁厚が2つの直接隣り合う部分の壁厚より厚い部分として形成されている。この点において、壁厚が、管状部分の壁厚よりも厚いか、又は該壁厚と同一とされる場合がある。壁厚が、隣り合う薄肉部分同士の間において、入口開口部又は開口部に向かって、管状要素の壁厚より局所的に薄くなっていることが肝心である。
さらなる変形例では、屈曲要素は、該屈曲要素が管状の蛇腹構造部又はコルゲート構造部を有しているように形成されている。蛇腹構造部は、軸線方向で見ると蛇腹構造部を形成する、少なくとも1つの千鳥形状の環状折り重ね部分を含んでいる。この折り重ね部分又は折り重ね部分それぞれは、第1の側面と、第2の側面と、第1の側面及び第2の側面によって囲まれている縁部とから形成されている。該縁部は、以下において凸所縁部(uphill edge)と呼称される。一般に、複数の折り重ね部分は、互いに隣り合うように列を成して配置されているので、このような形式で蛇腹構造部を形成している。隣り合う折り重ね部分は、左側面に配置されている第1の折り重ね部分の右側端部を右側面に配置されている第2の折り重ね部分の左側端部に接続している、縁部を介して接続されている。この縁部は、以下において凹所縁部(downhill edge)と呼称される。従って、第1の凸所縁部は、屈曲要素の領域内において第1の凹所縁部に接続しており、第2の凹所縁部が、第1の凹所縁部に隣接している。第1の折り重ね部分が、第1の凹所縁部と第2の凹所縁部との間に延在している。第2の折り重ね部分は、第2の凹所縁部と第3の凹所縁部とによって形成されており、第1の折り重ね部分に接続している。第2の折り重ね部分の第2の凸所縁部は、第2の凹所縁部と第3の凹所縁部と間において隆起している。管状要素のジャケットは、縁部それぞれに沿ってキンクしている。この点において、縁部の壁厚は、側面の壁厚に実質的に対応している。屈曲要素が管状要素の製造中に既に作られている場合には、蛇腹構造部の壁厚を望むままに決定することができる。特に壁厚は、折り畳まれた状態において、管状要素が直線状の長手方向軸線に沿って延在し、真っ直ぐな姿勢において持続的に安定するように選定される。このような製造は、特に単一の作業ステップで射出成形プロセスよって製造される管状要素に適している。
これの代替的として、蛇腹構造部は、屈曲要素が完成した後に、管状要素を塑性変形させることによって適用される。この場合には、管状要素は、押出成形によって、又は金属材料から作られた半完成部品のための対応する連続製造プロセスによって製造された後に、所望の長さに切断される。その後に、蛇腹構造部が、打ち抜きプロセス又はプレスプロセスを含む成形プロセスによって適用される。しかしながら、蛇腹構造部が、プラスチック材料から作られた管状要素のために、管状要素の代替として、管状要素60を押出成形した後に直接適用される。
蛇腹構造部は、湾曲させるための力が管状要素に作用しない限り、管状要素が直線状の長手軸線を有しているという効果を有している。しかしながら、曲げ力が、長手方向軸線に対して垂直に配置されているか、又は長手方向軸線に対して垂直な方向における力成分を少なくとも有している屈曲要素に作用する場合には、直線状の長手方向軸線が屈曲要素の領域において湾曲する。屈曲要素は、屈曲要素の湾曲が不可逆的であるように、及び屈曲要素が湾曲した姿勢を維持するように、曲げ力の影響によって折り重ね部分の縁部において塑性変形する。周囲の蛇腹構造部によって、キンクに対する安定性が付加的に確保される。このことは、屈曲要素の領域における管状要素の内部断面が、該屈曲要素に隣接する第1のセクション及び第2のセクションの内部断面から実質的に逸れていないことを意味する。
蛇腹構造部を含む屈曲要素に関する上述の説明に加えて、蛇腹構造部がプレストレス作用下において保持されている。特に2つの隣り合う側面同士の間に形成された角度が小さくなった場合、又は零に向かう傾向を有している場合には、互いに緊密に接触している姿勢における折り重ね部分を保持する管状要素の製造中に、プリテンションが作用する。このことは、隣り合う折り重ね部分同士の間における間隙が、折り重ね部分が互いに支持し合う程度に小さいことを意味する。
屈曲要素が湾曲して、充填材料が調合されている限りにおいて、この屈曲要素の湾曲が維持された場合に、引張力の作用によってプリテンションが打ち消される。隣り合う側面同士の間に形成された角度が、引張力の作用によって大きくなる。隣り合う側面が互いに支持し合わなくなり、湾曲することを妨げなくなる。その後に、力が所望の湾曲を決定するように作用する。材料は、該力によって、少なくとも縁部のうち一部分において局所的に塑性変形されるので、該力が一旦作用すると、屈曲要素の湾曲が維持される。少なくとも充填材料を調合している間において、特に湾曲が変化しない。すなわち、屈曲要素から延在している管状要素の2つの第1のセクション及び第2のセクションそれぞれの曲率半径及び角度が変化しない。
さらに、管状要素は、入口開口部の領域において通路の拡径部分を有している。この拡径部分は、管状要素を出口要素内に固定するために利用される。管状要素は、第2の空洞内に固定状態で保持されており、特に充填材料の圧力によって第2の空洞の外方に押し出すことができない。第2の空洞の内径は、少なくとも排出側開口部に隣接した領域において、管状要素の外径よりも小さいので、圧入することができる。
組立時において、管状要素が、スタティックミキサ側から第2の空洞内に押し込まれる。その後に、管状要素は、組立工具によって圧縮力、例えば1つのブロー又は一連のブローを作用させることによって、管状要素の大部分が排出側開口部の外側に突出するまで第2の空洞を通じて打ち込まれる。この点において、拡径部分は、組立工具の心出しをするために、及び衝撃力を伝達するために利用される。
これの代替として、管状要素は、上述の実施例のうち一の実施例において、出口要素又は混合ハウジングのための工具内部に配置される。この場合、管状要素はオーバーモールドされるので、射出成形プロセス中にプラスチック溶融材料によって囲まれ、その後に冷却される。当該変形例では、管状要素60は、混合ハウジングが製造されると同時に単一の作業ステップで挿入される。この時点において、入口開口部における管状要素の断面は、該入口開口部における第2の空洞48の断面と同一である。
さらなる変形例では、管状要素は、拡径することなく、混合ハウジングのための工具内部に配置される。管状要素の入口開口部は、可動する工具マンドレルによって係合される。工具又は工具マンドレルが、製造すべき混合ハウジングの形状が得られるように移動された場合に、工具マンドレルは、管状要素の入口開口部内部に導入される。管状要素の入口開口部は、工具マンドレル又は工具がこのように移動されている間に引き延ばされる。これにより、管状要素の材料は塑性変形する。当該変形例は、混合ハウジング及び出口要素を製造する際に既に拡幅されているので、先行又は後続する拡幅の作業ステップを省略することができるという点において優位である。
これの代替として、上述の実施例のうち一の実施例では、嵌め込み式接続を利用することによって、保持接続を利用することによって、又は接着結合接続を利用することによって、管状要素を第2の空洞内に固定及び保持することができる。
さらに、上述の実施例のうち一の実施例では、管状要素60は、スタティックミキサに対して相対的に回転可能に配置されている。
さらなる好ましい実施例では、管状要素は金属製のジャケットを含んでいる。金属製の管状要素は、製造容易であり、任意の所望の位置において手作業によって屈曲可能とされる。従って、利用者は、簡便な方法で、管状要素の開口部の位置を充填材料の所望の利用位置に移動させることができる。上述の実施例のうち一の実施例では、屈曲要素も設けられている。
屈曲可能な管状要素又は屈曲要素を利用することの利点は、管状要素は一旦選定されるとその位置が維持されることである。変形の種類は、塑性領域内の変形であり、弾性領域の変形ではない。弾性変形の場合、変形を生じさせる力を除去した後に、元の形状に回復するからである。
金属製のジャケットは、プラスチック層で覆われている。プラスチック層を利用することは、腐食環境において充填材料が適用される分野において特に優位である。また、プラスチック材料の利用は、充填材料が歯の充填コンパウンド又は歯冠を製造するための印象コンパウンドである場合には、歯科医療の領域において優位である。プラスチック材料は、金属の表面より温かく且つ柔らかく感じられるので、患者がより心地良く感じられる材料である。
これの代替として、管状要素は、プラスチック製のジャケットを含んでいる。従って、管状要素は、上述の変形例のうち一の変形例では、好ましくは屈曲可能であるか又は屈曲要素を含んでいるプラスチック材料から作られている。
管状要素を安定させるために、管状要素は、管状要素内に配置されているコア要素を含んでいる。コア要素は、例えば金属ピンとして形成されているか、又はワイヤの形態に形成されている。コア要素は、特に管状要素の開口部を位置決めするために利用される。管状要素のジャケットは、任意の所望の変形可能材料から作られている。この場合には、ジャケットを形成する変形可能材料の変形は、弾性領域内又は可塑領域内における変形である。管状要素は、充填材料をスタティックミキサから所望の利用位置に案内するように適合されている必要がある。開口部の位置は、コア要素によって固定されている。コア要素は、管状要素内部において拘束されずに自由に延在しているか、又は接続要素によって管状要素に接続されている。また、複数の接続要素が、管状要素内において様々な位置に配置されている。
これに代替して、コア要素は、管状要素のジャケットによって少なくとも部分的に囲まれている。この場合には、コア要素が管状要素内に付加的な流れ抵抗を発生させることが回避される。流路は、充填材料を障害なく非常に自由な状態で通過させることできる。
コア要素は、ワイヤの形態で作られている。コア要素は、特に金属を含んでいる。
代替的には、コア要素は、管状要素のジャケットの壁の内側に完全に受容される。また、複数のコア要素が、補剛構造を形成するように設けられている。また、コア要素は、管状要素のジャケットの材料によって少なくとも部分的に囲まれている若しくは収容されているファイバ、フェルト、ファブリック、若しくはニットウエアとして形成されている。
スタティックミキサは、特に流動可能成分を混合し硬化させた製品を混合するために利用される。
スタティックミキサのさらなる利用は、歯科医療分野における印象コンパウンドの混合や建設分野における硬化式充填コンパウンドの混合、例えば化学的な合わせピン(chemical dowel)や係止要素である。
図面を参照しつつ、本発明について以下に説明する。
[付記項1]
スタティックミキサ(1)を含んでいる装置であって、液体充填材料を射出するための前記装置において、
前記スタティックミキサが、第1の空洞(47)と、前記第1の空洞内に配置されている液体充填材料を混合するための少なくとも1つの混合要素(3)と、前記液体充填材料が前記第1の空洞(47)から第2の空洞(48)内部に導かれるように前記第1の空洞(47)に接続されている、前記第2の空洞(48)を有している出口要素(45)と、を含んでいるハウジング(2)を有しており、
管状要素(60)が、前記第2の空洞(48)内に保持されており、
前記ハウジングが、前記管状要素(60)のための固定要素として構成されていることを特徴とする装置。
[付記項2]
前記管状要素(60)が、最大3mm、好ましくは最大2.5mm、特に好ましくは最大1.5mmの外径を有していることを特徴とする付記項1に記載の装置。
[付記項3]
前記管状要素(60)が、最大100mm、好ましくは最大50mm、特に好ましくは最大30mmの長さを有していることを特徴とする付記項1又は2に記載の装置。
[付記項4]
前記出口要素(45)が、コーン(46)を含んでいることを特徴とする付記項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
[付記項5]
前記第2の空洞(48)が、少なくとも前記第2の空洞の縦断面において錐状になっていることを特徴とする付記項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
[付記項6]
前記第2の空洞(48)が、前記管状要素(60)の外径より小さい内径を有していることを特徴とする付記項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
[付記項7]
前記管状要素(60)が、屈曲可能とされ、及び/又は、前記スタティックミキサ(1)に対して相対的に回転可能とされることを特徴とする付記項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
[付記項8]
前記管状要素(60)が、少なくとも1つの屈曲要素(62)を含んでいることを特徴とする付記項7に記載の装置。
[付記項9]
前記管状要素(60)が、金属製のジャケット(66)を含んでいることを特徴とする付記項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
[付記項10]
金属製の前記ジャケット(66)が、プラスチック層(67)によって覆われていることを特徴とする付記項9に記載の装置。
[付記項11]
前記管状要素(60)が、プラスチック製のジャケット(66)を含んでいることを特徴とする付記項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
[付記項12]
前記管状要素(60)が、前記管状要素(60)内に配置されているコア要素(68)を含んでいることを特徴とする付記項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
[付記項13]
前記コア要素(68)が、接続要素(69)によって前記管状要素(60)に接続されていることを特徴とする付記項12に記載の装置。
[付記項14]
前記コア要素(68)が、前記管状要素(60)の前記ジャケット(66)によって少なくとも部分的に囲まれていることを特徴とする付記項12又は13に記載の装置。
[付記項15]
前記コア要素(68)が、ワイヤの形態になっている、及び/又は、金属を含んでいることを特徴とする付記項12〜14のいずれか一項に記載の装置。
本発明の第1の実施例における液体充填材料を射出するための装置の断面図である。 本発明の第2の実施例における液体充填材料を射出するための装置の断面図である。 本発明の第1の実施例における管状要素の断面図である。 本発明の第2の実施例における管状要素を表わす。 図3に表わす管状要素の断面A−Aにおける断面図である。 本発明の第3の実施例における管状要素の断面図である。 本発明の第4の実施例における管状要素の断面図である。 本発明の第5の実施例における管状要素の断面図である。 本発明の第6の実施例における管状要素の断面図である。 従来技術における取付具を表わす。 図10に表わす取付具の断面図である。 本発明の第7の実施例における管状要素を表わす。 管状要素を製造するためのさらなる変形例を表わす。
図1は、本発明の第1の実施例における、中間ピース4及び管状要素を備えたスタティックミキサ1の断面図である。一の成分又は特に複数の成分を受容するためのカートリッジのための、このスタティックミキサ1は、多数の類似する混合要素が好ましくは混合要素の一群を形成しているように、少なくとも1つの固定式混合要素3を収容している、又は特に複数の混合要素から成る固定式ハウジング2を含んでいる。このような混合要素は、例えば欧州特許第749776号明細書や欧州特許第1426099号明細書に開示されており、ヘリカルミキサのために表わされているヘリカル構造を有している。ミキサは、略均一な混合体が得られるように成分それぞれを十分に攪拌する機能を有している。また、ミキサは、ダイナミックミキサ(図示しない)として構成されている場合がある。ダイナミックミキサは、混合要素がミキサハウジングに対して移動可能なように構成されている点において、スタティックミキサと相違する。
図1に表わすミキサは、成分を均一にするために、又は2つ以上の成分を同様に混合するために利用される。成分は、混合比1:1ではない互いに対する混合比になっている。図1に表わす実施例におけるスタティックミキサは、環状の結合要素5によってカートリッジに固定されている。結合要素5は、成分それぞれをスタティックミキサに案内する第1の通路30及び第2の通路40を収容する中間ピース4と同様に、スタティックミキサのミキサハウジング2の入口領域を収容する。また、3つ以上の成分が互いに独立してスタティックミキサ1に供給される場合には、3つ以上の通路が中間ピース4内に収容されることは当然である。結合要素5は、例えばバヨネット式固定手段6,7によってカートリッジに固定されている。図示しない一の実施例では、結合要素も、例えばラッチ接続を形成するために、カートリッジの結合要素に係合する接続要素を有している。従って、スタティックミキサ1は、中間ピース4及び結合要素5によって調合カートリッジ又は調合装置に固定されている場合がある。
代替的には、結合要素5は雄ネジ部分を有しており、雄ネジ部分によって、結合要素はカートリッジに螺合可能とされる。
スタティックミキサのミキサハウジング2の入口領域は、中間ピース4を受容するように機能する入口端部10を有している。中間ピースは、保持フランジ9によって互いから分離している第1の接続要素24及び第2の接続要素25を含んでいる。第1の接続要素24は、入口領域内部に受容され、入口端部10の周囲溝15に係合する保持フランジ14によって入口端部10内に保持される。従って、第1の接続要素24は、スタティックミキサのミキサハウジングを受容するように構成されている。第1の接続要素24と結合している保持フランジ9は、スタティックミキサのミキサハウジングの入口端部10のためのサポートとして機能する。当該実施例では、第1の接続要素24及び第2の接続要素25は円筒状である。しかしながら、第1の接続要素24及び第2の接続要素25の断面が、四角状、ダイヤモンド形状、矩形状、丸状、楕円状、又は同様の操作によって関連する入口端部10と結合する他の断面を有していても良い。第1の接続要素24は、スタティックミキサを接続要素に対して位置合わせするための位置決め要素29を有している場合がある。また、複数の位置決め要素、特に2つの位置決め要素が設けられている場合がある。優位には、この計測は、中間ピースの位置に対して相対的な混合要素の位置に従って混合の特性を変化させるミキサにおいて利用される。位置決め要素29は、特にスタティックミキサ1の中間ピース4に対する理想的な位置を示している。このために、位置決め要素29は、スタティックミキサ1の中間ピース4に対する相対的な位置を視覚的に確認可能な突出部分として形成されているので、組立の手助けにもなる。第1の接続要素24は、突出部分が取り付けられている外装表面を含んでいる。第2の接続要素25は、保持フランジ9が配置されている側の反対側に結合しており、カートリッジと共に組み立てるように構成されている。
本願では図示しないさらなる変形例では、第1の出口開口部32又は第2の出口開口部42が、当該出口開口部がスタティックミキサに対する結合位置に位置合わせされるように構成されている。第1の出口開口部32及び第2の出口開口部42のうち少なくとも1つの出口開口部の断面が、特に好ましくは回転対称ではなく、特に楕円状、矩形状、又はダイヤモンド形状ではない。
第1の接続要素24、保持フランジ9、及び第2の接続要素25は、第1の通路30及び第2の通路40を収容している。第2の接続要素25は、エンコード手段を含んでいる。特に、中間ピース4は、第1の通路30が第1の中心軸線33を有しているように、且つ、第2の通路40が第2の中心軸線43を有しているように構成されている。第2の接続要素25は、第1のエンコード手段50を含んでおり、任意に第2のエンコード手段を含んでいる。第1のエンコード手段50は、特に、第2のエンコード手段の反対側に配置されており、第1の通路30の第1の中心軸線33と第2の通路40の第2の中心軸線43とによって形成されている平面に対して第2のエンコード手段を配置している。
第1のエンコード手段50は、特にアームとして構成されており、ウェブとも呼称される。アームは、調合カートリッジ又は調合ユニットの関連する切欠部分内に係合するように構成されているフィンガー要素を有している。フィンガー要素は、調合カートリッジの関連する溝内に係合するように構成されている軸線方向レールとして作られている。
また、エンコード手段50は、本願の添付図面では示さないが、第2の接続要素25の外装内に溝として構成されている場合がある。
また、2つ以上のエンコード手段50が設けられている場合には、エンコード手段は互いに対して反対側に配置される必要がない。2つ以上のエンコード手段が設けられている場合には、特にエンコード手段が互いに対して対称に配置されている場合には、エンコード手段のうち少なくとも1つのエンコード手段の断面が、さらなる一の又は複数のエンコード手段の表面と相違する。
このことの代替として、複数のエンコード手段50が、入口側に対して非対称に配置されている。調合カートリッジ又は調合装置にも同様に当て嵌まる非対称配置によって、中間ピースが一意に位置決めされ、ひいては調合カートリッジ又は調合装置に関連する中間ピースに接続可能なスタティックミキサが一意に位置決めされる。
第1の入口開口部31の断面は、第2の入口開口部41の断面と相違する。当該実施例では、要素16は、任意のエンコード手段として機能する。例えば楕円状断面や多角状断面、特に四角状断面やダイヤモンド状断面として形成された要素16は、スタティックミキサ1が集合体上において要素16に対して一意の位置(unambiguous position)に位置合わせ可能なように、視覚的に明確に認識可能である。第1の入口開口部31及び第2の入口開口部41のうち少なくとも1つの入口開口部の断面形状が、好ましくは回転軸に関して対称ではなく、特に楕円状や多角状、特に四角状やダイヤモンド状である。
中間ピース4は、保持フランジ14を介して、ミキサのハウジング2内に保持されている。保持フランジ9は、ハウジング2の入口端部10に突き合わされており、結合要素5の内壁の肩部11に接触している。中間ピース4は、その外側端板に端面20を有している。端面20には、成分の流れを偏向するために、成分がミキサの長手方向軸線27に対して略垂直に且つ端面20に対して平行に隔離縁部8に向かって必然的に流れるように、特に分流縁部17及び/又は部分隔壁18として形成されているガイド要素が配設されている。隔離縁部8は、中間ピース4に面していると共に2つの成分と接触するようになっている第1の固定式混合要素3の縁部である。
端面20は、第1の通路30及び第2の通路40の2つの出口開口部31,41を含んでいる。分流縁部17は、端面20に取り付けられている。2つの出口開口部31,41を通じて排出される各成分が、分流縁部17によって2つの部分流れに、特に二等分に分離される。成分それぞれの部分流れが、収集チャンバ23内で合流する。その後に、収集チャンバ内の流れが、スタティックミキサの隔離縁部8によって再度分離される。分流縁部17と隔離縁部8とが、優位には互いに垂直に起立している。このことは、成分の流れが分流縁部17によって生じる部分流れとは異なる成分を有している2つの部分流れに分割されるという利点を有している。これにより、第1の混合段階は、成分がスタティックミキサ1の固定式混合要素3内に入る前であっても、既に完了する。特に成分の混合比が1:1の混合比でない場合には、成分それぞれが少なくとも2つの部分流れに分割された後に、各部分流れが合流することが、第1の混合段階に相当する。その後に、より小さな容積部分を有している成分がスタティックミキサの第1の混合要素3内に入ることが確実になるからである。従って、各部分流れが、混合比に相当する第1の成分及び第2の成分の一部分を含んでいる。従って、スタティックミキサへの流入状況は、この第1の混合段階によって改善される。分流縁部17に加えて、部分隔壁18と、隔離縁部8によって分割されたスタティックミキサの混合空間のうち2つの部分的な空間に向かう流れを偏向するためのさらなる装置とが、設けられている場合がある。
分流縁部17は、図1に従って、収集空間23を囲んでいるスタティックミキサのハウジング2の端面20から段付部22に至るまで延在している。段付部22は、入口端部10から内面21に至るまで延在しているハウジング2の入口領域を、固定式混合要素3を収容している混合空間に接続している。
組立時に、第1のステップにおいて、管状要素が、ハウジング2の出口要素の第2の空洞(hollow space)内に押し込まれる。その後に、混合要素3が、スタティックミキサ1のハウジング2内に位置決めされる。中間ピース4が、第2のステップにおいて、例えば入口領域26の内壁に沿って延在している溝部15に係合するように構成されている保持フランジ14を介して、ハウジング2の入口領域26に接続される。このような接続を実現するために、要素16は、スタティックミキサ1と中間ピース4とが正確に結合する位置に互いに対して組み付けられるように、スタティックミキサに対して外観上配置される。その後に、スタティックミキサ1と中間ピース4とが結合要素5内に導入される。中間ピース4は、壁12の内側に配置されている溝部13に係合するフランジ9を備えている。その後に、結合要素5が、バヨネット式固定手段6を介して、調合装置又は調合カートリッジに接続される。このような接続は、エンコード手段50が調合装置又は調合カートリッジの受容手段に係合した場合に限り、達成される。この状態において、システムは成分を混合するために準備される。
図2は、ユニットを形成するためにカートリッジと共に組み立てられる、本発明の第2の実施例におけるスタティックミキサの断面図である。中間ピース4は、第1の接続要素24とフランジ9と第2の接続要素25とから構成されている。複数の通路30,40が、第1の接続要素24とフランジ9と第2の接続要素25とを貫通して延在している。混合されるべき成分が、調合装置又は調合カートリッジから、通路30,40を通じて、2つの成分が合流し混合されるスタティックミキサ1に誘導される。調合するために及び個々の成分を輸送するために有用な、複数の異なる調合装置又は調合カートリッジが存在する。さらに、所望の混合比と必要な処理量とに基づいて、様々なタイプのスタティックミキサが利用される。これらスタティックミキサは、それらの取付方法によって相違する場合があるので、これにより流速と流れの誘導(flow guidance)とが変化する。該スタティックミキサは、相違する流量が生じることによって、そのようなタイプのスタティックミキサの処理特性(throughput characteristic)が到達するように、相違する外形を有している場合がある。
従って、利用者は、要件に従って利用可能な様々な組み合わせを実施することができる。しかしながら、任意の所望の調合装置又は調合カートリッジを任意の所望のミキサと組み合わせ可能とするために、中間ピース4が利用される。中間ピース4の通路30,40は、調合装置若しくは調合カートリッジの調合手段に係合可能な、又は調合手段が係合可能な入口開口部31,41を有している。第2の接続要素25は、フランジ9の入口側から離隔するように突出している2つのパイプ部片から成る。これらパイプ部片は、調合装置又は調合カートリッジと共に調合手段の対応する出口開口部によって受容されるので、調合装置又は調合カートリッジの該出口開口部を栓止する。従って、該パイプ部片は、差込式接続の実施例を表わしている。エンコード手段50は、中間ピース4を調合装置又は調合カートリッジに対して正しい位置に配置するために設けられている。
図2は、本発明の第2の実施例における液体充填材料を射出するための装置の断面図である。該装置は、スタティックミキサ1と中間ピース4とカートリッジ51とを含んでいる装置の一部分である。スタティックミキサ4は、中間ピース4を介してカートリッジ51に接続されている。このカートリッジは、第1の貯蔵チャンバ52と第2の貯蔵チャンバ53とを含んでいる。第1の貯蔵チャンバ52の充填容量は、第2の充填チャンバ53の充填容量と相違する。
この装置は、相違する混合比で、特に4:1又は10:1とすることができる混合比で、2つの成分を混合するために利用される。調合装置は、図示しないが、第1の貯蔵チャンバ及び第2の貯蔵チャンバ内に収容された充填材料を、中間ピース4を介してスタティックミキサ内部に運搬するために利用される。このような運搬を実現するために、中間ピースは第1の通路30と第2の通路40とを有している。当該実施例では、第1の通路30の入口開口部31と第2の通路40の入口開口部41とが、充填材料の成分のための対応する第1の排出通路54と第2の排出通路55とに係合する、管状スタブに配置されている。第1の排出通路54は、第1の貯蔵チャンバ52に配置されており、第2の排出通路55は、第2の貯蔵チャンバ53の後方に配置されている。
充填材料は、スタティックミキサ1から排出され、出口要素45内に移動する。また、当該実施例では、出口要素45はコーン46である。コーン46は、第1の空洞47から排出された充填材料を受容し運搬するように適合された第2の空洞48を内蔵している。第1の空洞47は、ミキサハウジング2の内部空間によって形成されており、少なくとも1つの固定式混合要素3を収容している。
管状要素60は、充填材料を目標位置に分配するように機能し、第2の空洞48内に配置されている。管状要素60については、以下において詳述する。
図3は、本発明の第1の実施例における管状要素の断面図である。管状要素60は出口要素45内に受容される。出口要素45は、ミキサハウジング2の後方に配置され、ミキサハウジング2と一体に形成されている。ミキサハウジング2は、充填材料のための閉じた通路として機能する第1の空洞47を内蔵している。第1の空洞47は、管状要素60を重用している第2の空洞48と結合している。管状要素60は、第2の空洞48内に部分的に受容されており、出口要素45の排出側開口部70を越えて突出している。管状要素60は、第1の空洞47及び第2の空洞48から閉じた通路56の開口部61(opening aperture)に導く、閉じた通路56を内蔵している。
管状要素60は屈曲可能であり、図3は管状要素の屈曲状態を表わす。これにより、管状要素60の開口部61の位置は、スタティックミキサ1に対して可変とされる。一方、管状要素60の屈曲可能とおう特性は、管状要素60の材料自体が屈曲可能であることに起因する。
さらに、管状要素60は、入口開口部65の領域において通路56の拡径部分を有している。該拡径部分は、組立工具を受容するように機能する。組立工具は、管状要素を第2の空洞内に位置決めし保持するために、拡径部分に係合可能とされる。組立工具によってブローが管状要素に実施され、これにより管状要素60が第2の空洞48内に堅固に保持される。第2の空洞48の内径は、少なくとも排出側開口部70に隣接する領域において、管状要素60の外径より小さい。
組立時に、管状要素60が、ミキサ側から第2の空洞48内に押し込まれる。その後に、管状要素は、組立工具による一回のブロー又は一連のブローによって第2の空洞48を通じて引き込まれる一方、例えば管状要素の大部分が排出側開口部70の外側に突出するまで圧縮力を受ける。この点において、拡径部分57は、組立工具の芯出しをするように及び衝撃力を伝達するように機能する。
図4は、本発明の第2の実施例における管状要素60を表わす。該管状要素は、図3に表わす管状要素60の代替として、又は図3に表わす管状要素60に加えて、少なくとも1つの屈曲要素62を含んでいる。屈曲要素62は、例えば複数の薄肉部分63を含んでいる。薄い壁厚を有している領域、例えば制限部分64が、隣り合う薄肉部分63同士の間に配置されており、薄肉部分から延在している管状要素60の2つの第1の端部71及び第2の端部72よりも容易に変形可能とされる。これら第1の部分71及び第2の部分72は、制限部分64の壁厚よりも厚い壁厚を有している。当然、単一の制限部分64が設けられている場合もある。また、制限部分は、第1の端部71と第2の端部72との間に延在している薄くなった壁厚を有している領域を含んでいる場合がある。薄肉部分63は、例えば補剛材(rib)又は薄片(scale)として形成されている。また、薄肉部分は波状部分を有している。この点において、薄肉部分は、壁厚が2つの直接隣り合う部分の壁厚より厚い部分として形成されている。この点において、壁厚が、第1の端部71及び第2の端部72の領域内における管状部分60の壁厚よりも厚いか、又は該壁厚と同一とされる場合がある。壁厚が、隣り合う薄肉部分同士の間において、第1の端部71の直近に配置された制限部分74から入口開口部65までの、又は第2の端部72の直近に配置された制限部分73から開口部61までの管状要素の壁厚より局所的に薄くなっていることが肝心である。制限部分の数量及び形状が、管状要素60が一定の半径の曲率曲線又は連続的に変化する半径の曲率曲線に沿って湾曲するように選定されることが望ましい。管状要素がキンクしていないか、又はせいぜい複数の小さなキンク部分を有しているにすぎず、湾曲領域内の液体の流れが可能な限り滑らかに偏向される場合には優位である。
また、管状要素60は、当該実施例において拡径部分58を有している。この場合には、拡径部分は、図示しない通路56と管状要素60のジャケット66とを含んでいる。
図4又は図12に表わす実施例では、拡径部分58が、出口要素45内に据え付けられる前に管状要素に既に取り付けられている。しかしながら、組立工具の係合によっても、このような作業が可能である。
図4及び図12に表わす実施例における拡径部分は、充填材料が入口開口部65の領域に逆流しないという点においてさらに優位である。拡径部分57が充填材料のための通路の断面を小さくするので、スタティックミキサの直径に実質的に対応する直径を有している第2の空洞48から最大約1ミリメートルに達する直径を有している通路56への移動は次第に実施される。充填材料のための通路の断面が流れ方向から見て小さくなるので、小さな圧力損失が発生し、その結果としてカートリッジの貯蔵容器から管状要素の開口部61に至るまでの圧力降下が小さくなる。
図5は、図3に表わす管状要素60の断面A−Aにおける断面図である。図5は、管状要素のジャケット66と、長手方向において管状要素60を貫通して延在している充填材料のための通路56とを表わす。さらなる好ましい実施例では、管状要素60は金属製ジャケット66を含んでいる。金属製管状要素60は、製造容易であり、手作業によって任意の所望の位置に屈曲可能であるので、適応性に富んでいる。従って、利用者は、簡便な方法で、管状要素60の開口部61の位置を充填材料の所望の利用位置(application location)に移動させることができる。
図6は、本発明における管状要素60の第3の実施例の断面図である。金属製又は屈曲可能なプラスチック製のジャケット66が、プラスチック層67によって覆われている。
管状要素60は、プラスチック製であり、上述の変形例のうち一の変形例における屈曲要素62を収容している。
図7は、管状要素60内に配置されていると共に管状要素60を安定させるために設けられている、コア要素68を備えている管状要素60の第4の実施例の断面図である。コア要素68は、例えばワイヤの形態をした金属製ピンとして形成されている。コア要素は、管状要素60の開口部61を正しく位置決めするために利用される。
管状要素60のジャケット66は、任意の所望の変形可能材料から作られている。この場合には、ジャケット66を形成する変形可能材料の変形は、弾性領域内又は可塑領域内における変形である。管状要素60は、充填材料を案内するように適合されている必要がある。これにより、充填材料は、スタティックミキサ1の第1の空洞47から排出され、第2の空洞48内に流入し、第2の空洞48から管状要素60の通路56内に移動し、所望の利用位置に至る。開口部61の位置は、コア要素68によって固定されている。コア要素68は、図7に表わすように、管状要素60内部において拘束されずに自由に延在している。管状要素が屈曲された場合には、これにより結果としてコア要素68が同様に屈曲される。コア要素は、屈曲プロセスにおいて塑性変形する。同様に、管状要素のジャケット66も塑性変形するが、弾性変形する場合もある。しかしながら、塑性変形されたコア要素68によって、該ジャケットの屈曲が維持される。管状要素のジャケット66に作用する弾性復元力は、コア要素68の塑性変形を回復させるのに十分ではない。従って、管状要素は、さらなる屈曲プロセスが開始されない限り、該屈曲プロセスによって予め調節された位置に保たれている。
図8は、図7とは異なり、接続要素69によってコア要素68に接続されている、管状要素60の第5の実施例の断面図である。複数の接続要素69は、管状要素60内における様々な位置に配置されている。従って、接続要素69は、充填材料が流通する通路56内に直接配置されている。付加的には、1つ以上の接続要素69が適切に配置されていることによって、充填材料が攪拌される。
図9は、図7又は図8に表わす実施例の代替であり、管状要素60のジャケット66によって少なくとも部分的に囲まれているコア要素68を表わす、本発明における管状要素60の第6の実施例の断面図である。当該実施例では、ジャケット66はコア要素68を完全に囲んでいる。この変形例は、コア要素68が充填材料と接触していないので、コア要素68の材料を選定する際に、コア要素68の材料が充填材料との適合性を有しているか否かについて考慮する必要がない点において、特に優位である。この場合には、コア要素68が管状要素60内に付加的な流れ抵抗を発生させることがほぼ回避される。当該実施例では、充填材料のための通路56を貫通する流路の大部分において、障害なく自由な状態が保たれる。
図6、図7、及び図8に表わす実施例それぞれの場合において、コア要素68はワイヤの形態として形成されている。コア要素68は、特に金属を含んでいる。また、コア要素68は、所定の材料によって囲まれているか、若しくは充填材料との適合性を有している材料によって被覆されているか、又は特に歯科医療の領域における利用において、例えば良好な触り心地又は良好な視認性又は良好な適合性のような利用上の他の優位点を有している。
コア要素68は、図示しないが、この実施例の代替として管状要素のジャケットの壁内に完全に受容されている場合がある。また、複数のコア要素が設けられ、補剛構造体を形成している。コア要素それぞれが、ジャケット内に配置されているか、又は互いに接続されている。また、コア要素は、格子状構造体として形成されているか、又は管状要素のジャケットの材料によって少なくとも部分的に囲まれている若しくは収容されているファイバ、フェルト、ファブリック、若しくはニットウエアとして形成されている。
図10は、従来技術におけるアタッチメントと同様にカートリッジ108に取り付けられているスタティックミキサ101を表わす。カートリッジ108は、第1の格納容器111と第2の格納容器112を含んでいる。第1の格納容器111は、液体充填材料から成る第1の成分を収容しており、第2の格納容器112は、液体充填材料から成る第2の成分を収容している。第1の成分は、第1の通路109を通じて混合ハウジング102内に運搬され、第2の成分は、第2の通路110を通じて混合ハウジング102内に運搬される。第1の通路109と第2の通路110は、カートリッジ108の一部分である管状スタブ116,117内に案内される。
混合ハウジング102と一体に形成された入口要素118は、管状スタブに取り付けられている。入口要素118には、カートリッジ108と堅固に接続した状態でスタティックミキサを保持するために固定手段119と係合する、2つの突起106,107が形成されている。
第1の通路109及び第2の通路110から排出された後に、2つの成分は、液体充填材料を形成する単一の流れに統合される。この液体充填材料は、第1の貯蔵容器111及び第2の貯蔵容器112に作用する接触圧力を利用することによって、第1の通路109及び第2の通路110を通じて運搬され、スタティックミキサ要素103によって混合ハウジング内に案内され、その後にスタティックミキサからアタッチメント113に移動される。アタッチメント113が、当該実施例ではスタティックミキサの排出側端部に配置されているので、スタティックミキサ101の排出側開口部114に適合する直径を有している。このことは、図11に表わす断面図に示されている。
図11は、図10に表わすアタッチメント113の断面図である。アタッチメント113は、プラスチック製の錐状管であり、その長さは約20mmである。この錐状体の先端では、該錐状体の外径は約3mmに達し、該錐状体の内径は約1.5mmに達する。スタティックミキサの排出側開口部114に結合する地点における、錐状体の外径は排出側開口部114の内径に少なくとも相当する。さらに、図10は、その直径が排出側開口部114の外径に相当する環状当接部115を表わす。
図12は、本発明の第7の実施例における管状要素の断面図である。管状要素60は出口要素45内に受容されている。その後に、出口要素45は、混合ハウジング2に対して配置され、混合ハウジング2と一体に絵形成される。混合ハウジング2は、充填材料のための閉じた通路として機能する第1の空洞47を内蔵している。第1の空洞47は、管状要素60を収容する第2の空洞48に結合して一体とされる。管状要素60は、第2の空洞48内に部分的に受容され、出口要素45の排出側開口部70を越えて突出している。管状要素60は、充填材料を運搬するために第1の空洞47及び第2の空洞48から通路56の開口部61に導く、閉じた通路56を内蔵している。
管状要素60は、屈曲可能とされ、図12において屈曲した状態で表わされている。これにより、管状要素60の開口部61の位置は、スタティックミキサ1に対して相対的に変更可能とされる。特に、管状要素60は、屈曲要素が蛇腹構造部75を有しているように形成された屈曲要素62を収容している。当該実施例では、蛇腹構造部75は、軸線方向で見ると蛇腹構造部を形成する千鳥状断面を有している、環状折り重ね部分76を含んでいる。この環状折り重ね部分は、第1の側面77と、第2の側面78と、第1の側面77及び第2の側面78によって囲まれていると共に周方向に延在している縁部79とから形成される。この縁部79は、以下において凸所縁部(uphill edge)と呼称される。一般に、複数の折り重ね部分76が互いに隣り合うように列を成して配置されているので、蛇腹構造部75が形成される。隣り合う折り重ね部分76,86は、左側面に配置されている第1の折り重ね部分76の右側端部81を右側面に配置されている第2の折り重ね部分86の左側端部82に接続している、縁部80を介して接続されている。この点において、左側及び右側との用語は、図12の実施例に関連するが、説明のために用いたにすぎず、如何なる場合にも図面に表わす位置に限定される訳ではない。この縁部80は、以下において凹所縁部と呼称される。従って、第1の凸所縁部79は、屈曲要素の領域内において第1の凹所縁部80に接続しており、第2の凹所縁部83が、第1の凹所縁部80に隣接している。第1の折り重ね部分76が、第1の凹所縁部80と第2の凹所縁部83との間に延在している。第2の折り重ね部分86は、第2の凹所縁部83と第3の凹所縁部85とによって形成されており、第1の折り重ね部分76に接続している。第2の折り重ね部分86の第2の凸所縁部84は、第2の凹所縁部83と第3の凹所縁部85と間において隆起している。管状要素60のジャケットは、第1の凸所縁部79、第1の凹所縁部80、第2の凹所縁部83、第2の凸所縁部84、及び第3の凹所縁部85それぞれに沿ってキンクしている。この点において、第1の凸所縁部79、第1の凹所縁部80、第2の凹所縁部83、第2の凸所縁部84、及び第3の凹所縁部85の壁厚は、第1の側面77及び第2の側面78の壁厚に実質的に対応している。屈曲要素が管状要素の製造中に既に作られている場合には、蛇腹構造部の壁厚を望むままに決定することができる。特に壁厚は、折り畳まれた状態において管状要素が直線状の長手方向軸線に沿って延在し、真っ直ぐな姿勢において持続的に安定するように選定される。このような製造は、特に単一の作業ステップで射出成形プロセスよって製造される管状要素に適している。
これの代替的として、蛇腹構造部75は、屈曲要素62が完成した後に、管状要素60を塑性変形させることによって適用される。この場合には、管状要素は、押出成形によって、又は金属材料から作られた半完成部品のための対応する連続製造プロセスによって製造された後に、所望の長さに切断される。その後に、蛇腹構造部が、打ち抜きプロセス又はプレスプロセスを含む成形プロセスによって適用される。しかしながら、蛇腹構造部が、プラスチック材料から作られた管状要素のために、管状要素の代替として、管状要素60を押出成形した後に直接適用される。
蛇腹構造部75は、湾曲させるための力が管状要素に作用しない限り、管状要素60が直線状の長手軸線87を有しているという効果を有している。しかしながら、曲げ力が、長手方向軸線に対して垂直に配置されているか、又は長手方向軸線に対して垂直な方向における力成分を少なくとも有している屈曲要素に作用する場合には、直線状の長手方向軸線が屈曲要素の領域において湾曲する。屈曲要素は、屈曲要素の湾曲が不可逆的であるように、及び屈曲要素が湾曲した姿勢を維持するように、曲げ力の影響によって折り重ね部分の縁部において塑性変形する。周囲の蛇腹構造部によって、キンクに対する安定性が付加的に確保される。このことは、屈曲要素62の領域における管状要素60の内部断面が、該屈曲要素に隣接する第1のセクション88及び第2のセクション89の内部断面から実質的に逸れていないことを意味する。
蛇腹構造部75を含む屈曲要素62に関する上述の説明に加えて、蛇腹構造部がプレストレス作用下において保持されている。特に2つの隣り合う第1の側面77と第2の側面78との間に形成された角度が小さくなった場合、又は零に向かう傾向を有している場合には、互いに緊密に接触している姿勢における第1の折り重ね部分76及び第2の折り重ね部分86を保持する管状要素の製造中に、プリテンションが作用する。このことは、隣り合う折り重ね部分同士の間における間隙が、折り重ね部分が互いに支持し合う程度に小さいことを意味する。このことは、第1のセクション88に直接隣接している2つの折り重ね部分として図12に表わされる。
屈曲要素が湾曲して、充填材料が調合されている限りにおいて、この屈曲要素の湾曲が維持された場合に、引張力の作用によってプリテンションが打ち消される。隣り合う第1の側面77と第2の側面78との間に形成された角度が、引張力の作用によって大きくなる。隣り合う第1の側面と第2の側面とが互いに支持し合わなくなり、湾曲することを妨げなくなる。その後に、力が所望の湾曲を決定するように作用する。材料は、該力によって、少なくとも第1の凸所縁部79、第1の凹所縁部80、第2の凹所縁部83、第2の凸所縁部84、及び第3の凹所縁部85のうち一部分において局所的に塑性変形されるので、該力が一旦作用すると、屈曲要素の湾曲が維持される。少なくとも充填材料を調合している間において、特に湾曲が変化しない。すなわち、屈曲要素から延在している管状要素の2つの第1のセクション88及び第2のセクション89それぞれの曲率半径及び角度が変化しない。
さらに、管状要素60は、入口開口部65の領域において通路56の拡径部分57を有している。この拡径部分57は、管状要素60を出口要素45内に固定するために利用される。管状要素60は、第2の空洞48内に固定状態で保持されており、特に充填材料の圧力によって第2の空洞48の外方に押し出すことができない。第2の空洞48の内径は、少なくとも排出側開口部70に隣接した領域において、管状要素60の外径よりも小さいので、圧入することができる。
組立時において、管状要素60が、スタティックミキサ側から第2の空洞48内に押し込まれる。その後に、管状要素は、組立工具によって圧縮力、例えば1つのブロー又は一連のブローを作用させることによって、管状要素の大部分が排出側開口部70の外側に突出するまで第2の空洞48を通じて打ち込まれる。この点において、拡径部分57は、組立工具の心出しをするために、及び衝撃力を伝達するために利用される。
これの代替として、管状要素60は、上述の実施例のうち一の実施例において、出口要素45又は混合ハウジング2のための工具内部に配置される。この場合、管状要素60はオーバーモールドされるので、射出成形プロセス中にプラスチック溶融(plastic melt)によって囲まれ、その後に冷却される。当該変形例では、管状要素60は、混合ハウジングが製造された場合に単一の作業ステップで挿入される。この時点において、入口開口部における管状要素60の断面は、該入口開口部における第2の空洞48の断面と同一である。
図13は、さらなる変形例を表わす。管状要素60は、図13に表わす拡径部分57を有しない混合ハウジング2のための工具90内部に配置される。管状要素60の入口開口部65は、可動する工具マンドレル91によって係合される。工具90又は工具マンドレル91が、製造すべき混合ハウジングの形状が得られるように移動された場合に、工具マンドレルは、管状要素の入口開口部65内部に導入される。管状要素の入口開口部は、工具マンドレル又は工具がこのように移動されている間に引き延ばされる。すなわち、管状要素の材料は塑性変形する。当該変形例は、混合ハウジング及び出口要素を製造する際に拡幅が既に実施されているので、先行又は後続する拡幅の作業ステップを省略することができるという点において優位である。
これの代替として、上述の実施例のうち一の実施例では、嵌め込み式接続若しくは保持接続を利用することによって、又は接着結合接続によって、管状要素60を第2の空洞内に固定及び保持することができる。
さらに、上述の実施例のうち一の実施例では、管状要素60は、該管状要素が接着結合接続によって固定されていない場合には、スタティックミキサに対して相対的に回転可能に配置されている。
1 スタティックミキサ
2 ハウジング
3 固定式混合要素
4 中間ピース
5 結合要素
6 バヨネット式固定手段
7 バヨネット式固定手段
8 隔離縁部
9 フランジ
10 入口端部
11 肩部
12 壁
13 溝部
14 保持フランジ
15 溝部
16 要素
17 分流縁部
18 部分隔壁
20 端面
21 内面
22 段付部
23 収集チャンバ(収集空間)
24 第1の接続要素
25 第2の接続要素
26 入口領域
30 第1の通路
31 入口開口部
40 第2の通路
41 入口開口部
45 出口要素
46 コーン
47 第1の空洞
48 第2の空洞
50 エンコード手段
51 カートリッジ
52 第1の貯蔵チャンバ
53 第2の貯蔵チャンバ
54 第1の排出通路
55 第2の排出通路
56 閉じた通路
57 拡径部分
60 管状要素
62 屈曲要素
63 薄肉部分
64 制限部分
65 入口開口部
66 ジャケット
67 プラスチック層
68 コア要素
69 接続要素
70 排出側開口部
71 第1の部分
72 第2の部分
73 制限部分
74 制限部分
75 蛇腹構造部
76 (第1の)折り重ね部分
77 第1の側面
78 第2の側面
79 第1の凸所縁部
80 第1の凹所縁部
81 右側端部
82 左側端部
83 第2の凹所縁部
84 第2の凸所縁部
85 第3の凹所縁部
86 (第2の)折り重ね部分
87 長手軸線
88 第1のセクション
89 第2のセクション
101 スタティックミキサ
103 スタティックミキサ要素
106 突起
107 突起
108 カートリッジ
109 第1の通路
110 第2の通路
111 第1の格納容器
112 第2の格納容器
113 アタッチメント
114 排出側端部
115 環状当接部
116 管状スタブ
117 管状スタブ
118 入口要素
119 固定手段

Claims (1)

  1. スタティックミキサ(1)を含んでいる装置であって、液体充填材料を射出するための前記装置において、
    前記スタティックミキサが、第1の空洞(47)と、前記第1の空洞内に配置されている液体充填材料を混合するための少なくとも1つの混合要素(3)と、前記液体充填材料が前記第1の空洞(47)から第2の空洞(48)内部に導かれるように前記第1の空洞(47)に接続されている、前記第2の空洞(48)を有している出口要素(45)と、を含んでいるハウジング(2)を有しており、
    管状要素(60)が、前記第2の空洞(48)内に保持されており、
    前記ハウジングが、前記管状要素(60)のための固定要素として構成されていることを特徴とする装置。
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