JP2016116394A - 電線群保護テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】電線群にオーバーラップ幅を一定に保ってオーバーラップ巻きが容易にでき、耐突き刺し性、振動遮断性、電線群の屈曲性を有する電線群保護テープを提供すること。【解決手段】テープ幅方向に間隔を開けて同一面状に配置され、電線群を螺巻できるよう可撓性を有する2つの帯状外装材(10,11)と、帯状外装材よりも少なくとも2倍以上の厚さを有し底面部を帯状外装材の底面部と面一に一致させて帯状外装材間に位置され両側の帯状外装材と側面部同士を接着された帯状クッション材(12)と、電線群を螺巻できるよう可撓性を有し、帯状クッション材の上面部に接着状態に載置されたクッション材保護用帯状外装材(13)と、帯状クッション材が圧縮されない状態に、帯状外装材およびクッション材保護用帯状外装材の上面部に接着されたカバーフィルム(14)と、少なくとも帯状外装材の下面に形成された粘着層(15,16)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電線群を直接螺巻して電線群保護チューブと同様に保護機能を備えた電線群保護テープに関する。
従来、この種の電線群保護テープとして、特許文献1、特許文献2に記載されるものが既に知られている。
特許文献1に開示されたワイヤハーネス結束用テープ材は、幅方向の一側に凹凸部を形成するとともに、他の一側に平坦部を設け、上記平坦部を重ね代として螺旋状に電線群Wの外周に巻きつけ、ハーフラップ巻きして結束する(段落0026、0028、図3等)ものである。
特許文献2に開示されたワイヤハーネス結束用テープは、山形状に膨出させた突条部を幅方向の中央領域に設け、電線を束ねた電線群の外周に螺旋状に巻きつけ、突条部を密に周方向に介在させてワイヤハーネスを結束する(段落0020、0023、0024、図2参照)ものである。
特開2008−127022号公報 特開2010−126648号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたワイヤーハーネス結束用テープ材にあっては、通常のテープ同様に紙巻に巻き付けする状態にした際に、上下のテープ層が内部に形成された空間により厚みが出てきてしまい、ハーネスへ巻き付ける際の作業性が悪化するとともに、屈曲部等に全く使用できないという問題があった。
また、特許文献2に開示されたワイヤハーネス結束用テープ材にあっては、テープ材と粘着剤からなる構成を有するため、電線群に巻き付けた際も曲げ易いというメリットはある反面、外装材としての電線保護機能が弱いというという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、電線群にオーバーラップ幅を一定に保って肉厚が大きくなることを抑制されたオーバーラップ巻きが容易にできるとともに、耐突き刺し性と振動遮断性を有し、電線群の屈曲性が保てる電線群保護テープを提供することを目的とする。
本発明に係る電線群保護テープは、上記目的達成のため、テープ幅方向に間隔を開けて同一面状に配置され、電線群を螺巻できるよう可撓性を有する2つまたは3つの帯状外装材と、前記帯状外装材よりも少なくとも2倍以上の厚さを有し底面部を前記帯状外装材の底面部と面一となるように一致させて前記帯状外装材間に位置され両側の前記帯状外装材と側面部同士を接着された1つまたは2つの帯状クッション材と、前記電線群を螺巻できるよう可撓性を有し、前記帯状クッション材の上面部に接着状態に載置されたクッション材保護用帯状外装材と、前記帯状クッション材が圧縮されない状態に、前記帯状外装材および前記クッション材保護用帯状外装材の上面部に接着されたカバーフィルムと、少なくとも前記帯状外装材の下面に形成された粘着層とを備えた構成である。
この構成により、本発明に係る電線群保護テープによれば、電線群に螺巻することで、電線群の外周面に、圧縮されていない状態の帯状クッション材を下地とする振動を遮断する機能を有する突条外装帯と、第1,第2の帯状外装材が重ね巻きされた耐突き刺し性を有し、かつ電線群を屈曲し易くさせる平坦形状外装帯とが螺旋状に巻かれた外装構造を形成でき、既存の電線群保護チューブと同様の電線保護効果を得ることができる。
また、本発明に係る電線群保護テープによれば、電線群に既に巻かれた部分については上記突条外装帯が出現しているため、該突条外装帯に重ならないようオーバーラップ巻きを続けていくことで、電線群にオーバーラップ幅を一定に保って肉厚が大きくなることを抑制されたオーバーラップ巻きが容易に行える。
また、本発明に係る電線群保護テープは、前記帯状クッション材は、両側側面部の前記第1,第2の帯状外装材よりも高い部分が、断面台形であり、前記クッション材保護用帯状外装材は、前記帯状クッション材の上面部と同じ幅を有し、前記帯状クッション材の上面部に接着されている構成としてもよい。
この構成により、本発明に係る電線群保護テープによれば、紙管に巻かれる製品状態でのテープの厚さを抑えることができ、電線群に螺巻する際の作業性を良好なものとすることができる。
また、本発明に係る電線群保護テープは、前記帯状クッション材は、断面矩形であり、前記クッション材保護用帯状外装材は、前記帯状クッション材の上面部より幅方向両側に張り出して前記帯状クッション材の上面部に接着され、前記カバーフィルムは、前記帯状クッション材の側面部から離間している構成としてもよい。
この構成により、本発明に係る電線群保護テープによれば、電線群への螺巻後に突条外装帯がテープ面に垂直な方向から押されることでクッション材保護用帯状外装材が帯状外装材に対してオーバーラップ状態となり、この状態での部品のエッジやバリ等の上記方向からの侵入に対して電線を強固に保護できる。
本発明によれば、電線群にオーバーラップ幅を一定に保って肉厚が大きくなることを抑制されたオーバーラップ巻きが容易にできるとともに、耐突き刺し性と振動遮断性を有し、電線群の屈曲性が保てる電線群保護テープを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電線群保護テープの構成を模式的に示す断面斜視図である。 本実施の形態に係る電線群保護テープの巻付体における要部構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る電線群保護テープの電線群に対する螺巻構造を模式的に示す図である。 図3における電線群保護テープの螺巻構造のX−X線による断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電線群保護テープの構成を模式的に示す断面斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電線群保護テープの外部から干渉を受けた際の状態を模式的に示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電線群保護テープの構成を模式的に示す断面斜視図である。
次に、本発明に係る一実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
まず、図1〜図4を参照して電線群保護テープの構成を説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る電線群保護テープ1は、第1の帯状外装材10と、第2の帯状外装材11と、帯状クッション材12と、クッション材保護用帯状外装材13と、カバーフィルム14と、粘着層15,16と、を備える。カバーフィルム14は、接着により、第1の帯状外装材10と、第2の帯状外装材11と、帯状クッション材12と、クッション材保護用帯状外装材13と、を一体に纏めている。
図3に示すように、電線群保護テープ1は、電線群Wgの要保護領域に対し、オーバーラップ幅を有して肉厚が大きくなることを抑制されたオーバーラップ巻きされる。電線群Wgの要保護領域は、例えば軸方向長さを例えば100〜500mmとされる。電線群Wgは、自動車に搭載される種々の電気回路、電気系統等の間を電気的に接続する複数本の電線である。
電線群保護テープ1は、テープ幅を例えば19〜30mmとされる。第1,第2の帯状外装材10,11およびクッション材保護用帯状外装材13は、例えばポリプロピレン(P.P)、あるいはポリエチレン(P.E)等の合成樹脂により帯板状に成形され耐突き刺し性および巻き付け性を有するように厚さを例えば、0.2〜1.0mmとされ、幅をテープ幅の例えば約三分の1の6〜10mmとされる。帯状クッション材12は、ウレタン、スポンジ等の弾性材料よりなり、テープ幅マイナス第1,第2の帯状外装材10,11の幅とされる。カバーフィルム14は、例えば塩化ビニル(PVC)等の樹脂フィルムよりなり、耐引き裂き性および屈曲性を有するように厚さを例えば0.05〜0.1mmとされ、好ましくは0.07mmとされる。
帯状クッション材12は、第1,第2の帯状外装材10,11間に位置され、底面部を第1,第2の帯状外装材10,11の底面部と面一となるように一致させて、両側の帯状外装材10,11とは側面部同士を接着されている。
クッション材保護用帯状外装材13は、帯状クッション材12の上面部に接着により載置されている。
カバーフィルム14は、帯状クッション材12が圧縮されない状態に、第1,第2の帯状外装材10,11およびクッション材保護用帯状外装材13の上面部に接着されている。また、カバーフィルム14は、帯状クッション材12の斜面部171,172とは、それぞれ接着がなされないまま密着状態に取り付けられている。これにより、カバーフィルム14は、例えば、後述する製品としての紙管への巻き付け時(図2参照)等、帯状クッション材12が圧縮された状態において、該帯状クッション材12の斜面部から離間してしわ部を形成する。
粘着層15,16は、第1,第2の帯状外装材10,11の下面にそれぞれ形成されている。なお、粘着層は、第1,第2の帯状外装材10,11と帯状クッション材12の下面に一体に形成されていてもよい。
帯状クッション材12は、両側側面部の第1,第2の帯状外装材10,11よりも高い部分が、断面台形である。クッション材保護用帯状外装材13は、帯状クッション材12の上面部と同じ幅を有し、帯状クッション材12の上面部に接着されている。
電線保護テープ1は、製品(テープ材)としては、例えば円筒形の紙管に巻き付けた巻付体で提供される。
図2は、本実施の形態に係る電線群保護テープの巻付体における要部構造を模式的に示す断面図である。電線群保護テープ1は、巻付体では紙管20に多重に巻かれているが、図2では特に、三重に巻かれた状態での断面構造を示している。
図2に示すように、紙管20に巻かれた電線群保護テープ1のうち、紙管20のすぐ上に巻かれている一層目、および一層目の上に巻かれている二層目においては、電線保護テープ1を巻き付ける際に上層部分からテープ面に対して垂直に加わる抑え付け力によって帯状クッション材12が上記垂直方向に圧縮され、圧縮されていない時(図1参照)に比べて薄くなった状態にある。なお、一層目および二層目において、カバーフィルム14は、帯状クッション材12が縮むのに合わせてその両側面からそれぞれ離脱してしわ部181,181を形成し、上層の粘着層15,16に当接されている。
一方、2層目の上に巻き付けられる3層目では、図3のタイミングにおいてはまだ電線保護テープ1の上層部分から上記抑え付け力が加わっていない。このため、帯状クッション材12は、圧縮されていない状態で巻き付け途中にある。この3層目の断面構造の状態は、電線保護テープ1を紙管20から引き出して保護対象の電線群Wgに巻き付けようとする時の膨出状態と一致している。
このように、電線保護テープ1は、製品として紙管20に巻かれている時には帯状クッション材12がテープ面に垂直な方向に縮んでおり(図2参照)、紙管20から引き出して使用する時には帯状クッション材12が元の状態に膨らむ(図1参照)構造である。すなわち、電線保護テープ1は、幅方向と直交する方向の厚さが薄くなるよう巻き付け得る製品構造である。この製品構造は、その後、紙管20から引き出して電線群Wgに螺旋状に巻き付ける際の作業効率を向上させる。
次に、電線群保護テープ1の使い方および作用について図3を参照して説明する。
図3は、本実施の形態に係る電線群保護テープの電線群に対する螺巻構造を示す模式的に示す図である。
図3に示す螺巻構造とするための電線群保護テープ1の螺巻作業手順として、作業者は、まず、図3には示していない電線群保護テープ1のテープ材としての製品を手に持ち、紙管20から巻き付けられている電線群保護テープ1の先端部を必要量巻き解く。次いで、巻き解き端の粘着層15、16のある面を電線群Wgの前述したテープ長要保護領域の始端位置Stに当たる外周部に接着し、そこから電線群Wgに対する巻き付けを開始する。
電線群Wgに対する電線群保護テープ1の巻き付け作業においては、螺旋巻きにするために電線群Wgの長さ方向に対して斜めの角度で巻き付け開始するとともに、巻き終えたテープの幅方向一端部に次に巻き付けようとするテープの幅方向の他端部が重なる肉厚が大きくなることを抑制されたオーバーラップ巻きで行う。
この重ね巻きの作業は、例えば、PVCテープを巻き付けるときと同様に、紙管20を逐次手で持ち替えながら電線群Wgを中心にして繰り返し周回させることにより行うことができる。この螺巻作業を、図3の矢印Y方向に重ね巻きが進行するように電線群Wgの図示しないテープ長要保護領域の終端位置まで繰り返し実施する。
図4は、図3における電線群保護テープの螺巻構造のX−X線による断面図である。
図4において、S1とS2は、図3で電線群保護テープ1を電線群Wgに対してその周方向に周回させながら巻き付ける際の1周目部分と2周目部分におけるテープ領域を示している。
図4によれば、電線群Wgに重ね巻きされる電線群保護テープ1において、先に巻き付けられた1周目部分の第2の帯状外装材11の上部に2周目部分の第1の帯状外装材10が重なるように重ね巻きが行われている。このように、先に巻き付けられた部分の第2の帯状外装材11の上部に一周後に巻き付けられた部分の第1の帯状外装材10が重ね巻きされる構造は、電線群wgの外周面に沿って、前述したテープ長要保護領域の終端位置まで螺旋状に連続的に形成される。
前述したように、先に巻き付けられた部分の第2の帯状外装材11の上部に一周後に巻き付けられた部分の第1の帯状外装材10が重ね巻きされる構造部分を、以下では例えば平坦状外装帯100と呼称する。
一方、図4において、帯状クッション材12とその上面のクッション材保護用帯状外装材13は、電線群保護テープ1の上述したテープ長要保護領域の終端位置までの連続した周回に亘って先に巻き付けられた部分と後で巻き付けられた部分とが重なり合うことはない。
このため、電線群Wgに螺旋状に巻き付けられた電線群保護テープ1のうち、帯状クッション材12は、紙管20に巻き付けられているときの縮んだ状態から元の状態に膨らむ。この帯状クッション材12の膨らみは、その上面のクッション材保護用帯状外装材13を介して最上部のカバーフィルム14を他の部分に比べて突出した形状に押し上げる。
これにより、電線群Wgの外周面には、カバーフィルム14が前述した帯状クッション材12の膨らみによって突出される構造が、テープ長要保護領域の終端位置まで螺旋状に連続的に形成される。このように帯状クッション材12の膨らみによって突出される構造が螺旋状に連なる構造部分を、以下では例えば突条外装帯200と呼称する。
このように、本実施の形態に係る電線群保護テープ1は、電線群Wgに対して図3に示す態様で螺巻することにより、保護対象である電線群Wgの外周面に突条外装帯200と平坦状外装帯100とが隣接して螺旋状に連なる外装構造を形成する。この外装構造は、突条外装帯200と平坦状外装帯100とが螺旋形状に隣接することにより、既存のコルゲートチューブのような蛇腹形状の保護構造を形成する。
電線群Wgに螺巻されることで雄ねじに類似する形状の保護構造を形成する電線保護テープ1(図3参照)において、突状外装帯200は、外部部品が接触、あるいは衝突した際に、下地である帯状クッション材12のクッション作用により、その衝撃を緩衝し、電線群Wg内の電線を保護する。
また、平坦状外装帯100は、下地である第1,第2の帯状外装帯10,11の幅分だけ突状外装帯200の螺旋間に平坦部分を形成することと、該第1,第2の帯状外装帯10,11が持つ可撓性とによって、当該電線保護テープ1が螺巻された保護対象の電線群Wgを曲げようとする際も、曲げる範囲を広くし、かつ、曲げ易くする。
しかも、突状外装帯200および平坦状外装帯100は、いずれもその下地にポリプロピレンや、ポリエチレン等の合成樹脂材からなる耐突き刺し性を有する外装材(クッション材保護用帯状外装材13および第1,第2の帯状外装材10,11)が存在するため、外部部品等のエッジ部や、例えばコルゲートチューブ内に挿入して用いる場合のコルゲートチューブのバリ等の侵入を防止できる。
本実施の形態では、例えば第2の帯状外装材11の上に一巻後の第1の帯状外装材10が重なるようにして、電線群保護テープ1を電線群Wgに螺巻するだけで、電線群Wgの外周面に、圧縮されていない状態の帯状クッション材12を下地とする突条外装帯200と、第1,第2の帯状外装材10,11が重ね巻きされた平坦状外装帯200からなる雄ねじに類似する形状の保護構造を形成することができ、既存のコルゲートチューブを用いる場合と同様、電線群Wgの屈曲性を保ちながら電線の保護が図れる。
また、本実施の形態では、紙管20に巻き付けて製品化する際に帯状クッション材12を強く圧縮させて巻き上げることで製品としての電線群保護テープ1の厚みを抑えることができ、電線群Wgに巻き付ける螺巻作業の作業性を向上させることができる。特に、帯状クッション材12を、第1,第2の帯状外装材10,11よりも高い部分を断面台形とすることで、紙管20に巻かれる製品状態でのテープの厚さをさらに抑えることができ、電線群Wgに螺巻する際の作業性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、電線群保護テープ1が製品としてテープ巻きの構造を採ることで、保護対象の電線径に依らずに電線群を保護できるようになり、部品点数を抑え、部品の償却費を抑えることができる。また、本実施の形態では、上記製品化された電線群保護テープ1を引き出して電線群に螺巻するだけで電線群を保護するできるため、コルゲートチューブを含むハーネスを構築する場合に比べて工数を大幅に削減できる。
また、本実施の形態では、帯状クッション材12上にクッション材保護用帯状外装材13を配置しているため、コルゲートチューブでは得られない緩衝効果を得ることができ、緩衝材の代用品としての使用も可能となる。
以上のように、本実施の形態に係る電線群保護テープ1は、電線群Wgにオーバーラップ幅を一定に保って肉厚が大きくなることを抑制されたオーバーラップ巻きが容易にできるとともに、耐突き刺し性と振動遮断性を有し、電線群Wgの屈曲性が保てる。
(第2の実施の形態)
図5に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る電線群保護テープ1Aは、電線群Wgを螺巻できる可撓性を有する第1,第2の帯状外装材10A,11Aと、第1,第2の帯状外装材10A,11Aよりも少なくとも2倍以上の厚さを有する帯状クッション材12Aと、電線群Wgを螺巻できる可撓性を有し、帯状クッション材12Aの上面部に接着状態に載置されたクッション材保護用帯状外装材13Aと、帯状クッション材12Aが圧縮されない状態に、第1,第2の帯状外装材10A,11Aおよびクッション材保護用帯状外装材13Aの上面部に接着されたカバーフィルム14Aと、少なくとも第1,第2の帯状外装材10A,11Aの下面に形成された粘着層15A,16Aと、を備えている。
帯状クッション材12Aは、断面矩形であり、底面部を第1,第2の帯状外装材10A,11Aの底面部と面一となるように一致させて第1,第2の帯状外装材10A,11A間に位置されている。また、帯状クッション材12Aは、両側の第1,第2の帯状外装材10A,11Aと側面部同士を接着されている。
クッション材保護用帯状外装材13Aは、帯状クッション材12Aの上面部より幅方向両側に張り出して帯状クッション材12Aの上面部に接着されている。カバーフィルム14Aは、帯状クッション材12Aの側面部から離間している。
クッション材保護用帯状外装材13Aが帯状クッション材12Aの上面部より幅方向両側に張り出し、その上から第1,第2の帯状外装材10A,11Aの上面部にかけてカバーフィルム14Aで覆う図5の構成によれば、カバーフィルム14Aと、第1,第2の帯状外装材10A,11A、帯状クッション材12A、およびクッション材保護用帯状外装材13A間に空間S1およびS2が形成される。
電線群保護テープ1Aにおいて、第1,第2の帯状外装材10A,11A、帯状クッション材12A、クッション材保護用帯状外装材13A、カバーフィルム14Aの材質は、それぞれ、第1実施の形態に係る電線群保護テープ1における第1,第2の帯状外装材10,11、帯状クッション材12、クッション材保護用帯状外装材13、カバーフィルム14の材質と同等のものである。
電線群保護テープ1Aの使い方についても第1の実施の形態に係る電線群保護テープ1Aと同様である。すなわち、電線群保護テープ1Aは、図2に示す電線群保護テープ1Aと同様、電線群Wgに対して螺巻することにより電線群Wgの保護を図るものである。
螺巻作業においては、電線群保護テープ1Aを、第1,第2の帯状外装材10A,11Aを重ね代として電線群Wgに重ね巻きにより螺巻することで、圧縮されていない状態の帯状クッション材12Aを下地とする、第1の実施の形態における突条外装帯200と同等の突条外装帯200Aが電線群Wgの外周面に螺旋状に形成される。
また、突条外装帯200Aの両側には、第1,第2の帯状外装材10A,11Aが重ね巻きされた、第1の実施の形態における平坦状外装帯100と同等の平坦状外装帯100Aが螺旋状に形成される。よって、本実施の形態においても、電線群保護テープ1Aを保護対象の電線群Wgに螺巻するだけで、コルゲートチューブの外観のような蛇腹形状の外装構造を形成することができる。
上記外装構造において、平坦状外装帯100Aは、クッション材が介在しないために衝撃緩衝機能はないが、第1,第2の帯状外装材10A,11Aを重ね巻きしたものであることから、外部部品のエッジやバリ等の侵入から電線群Wgを保護する機能を有する。また、この平坦状外装帯100Aを配したことにより、電線群Wgの屈曲性を向上させることができる。一方、突条外装帯200Aは、下地が帯状クッション材12Aであるため、外部部品からの衝撃が加わっても緩衝材として働き、電線群Wgを保護することができる。
また、本実施の形態では、クッション材保護用帯状外装材13Aが帯状クッション材12Aの上面部より幅方向両側に張り出し、その上から第1,第2の帯状外装材10A,11Aの上面部にかけてカバーフィルム14Aにより覆う構成(図5参照)を有するため、上記幅方向に直交する方向からの干渉に対して強い保護機能を発揮する。
図6は、本実施の形態に係る電線群保護テープの外部から干渉を受けた際の状態を模式的に示す断面図である。
図6においては、電線群保護テープ1A(図5参照)を電線群Wgに対して螺巻した状態で突条外装帯200Aに対して矢印方向、すなわちテープ幅方向に直交する方向(テープの表面に対して垂直な方向)から干渉を受けた場合の様子を示している。
図6において、矢印で示す方向からの干渉があると、断面矩形の帯状クッション材12gはその干渉力を受けて圧縮され、空間S1,S2の容量は次第に小さくなっていく。ここで、クッション材保護用帯状外装材13Aが帯状クッション材12Aの上面部より幅方向両側に張り出した構造となっているため、上記干渉力次第では、クッション材保護用帯状外装材13Aの下面部が第1,第2の帯状外装材10A,11Aの上面部に接するように帯状クッション材12Aが縮んだ状態となる。この状態は、上記干渉方向から見て、第1,第2の帯状外装材10A,11Aおよびクッション材保護用帯状外装材13A間にテープ幅方向の隙間がない状態である。
図6に示す状態では、第1,第2の帯状外装材10A,11Aおよびクッション材保護用帯状外装材13Aを超えて外部部材のエッジ部やバリ等が侵入する隙間がないため、既存のコルゲートチューブと遜色のない電線の保護が可能となる。また、電線群保護テープ1Aは、図6の状態以外の場合には、クッション材保護用帯状外装材13Aがカバーフィルム14Aを介して外部部品と接触した時に圧縮されて衝撃を吸収する等、第1の実施の形態に係る電線群保護テープ1と同様の電線保護機能を有する。
本実施の形態では、電線群保護テープ1Aを、第1,第2の帯状外装材10A,11Aを重ね代として電線群Wgに螺巻することで、電線群Wgの外周面に、圧縮されていない状態の帯状クッション材12Aを下地とする突条外装帯200Aと、第1,第2の帯状外装材10A,11Aが重ねて巻かれた平坦状外装帯100Aが隣接した蛇腹形状の外装構造を形成することができ、これにより、第1の実施の形態と同一の効果が得られる。
特に、本実施の形態では、帯状クッション材12Aが断面矩形状に形成され、クッション材保護用帯状外装材13Aが帯状クッション材12Aの上面部より幅方向両側に張り出した構造を有するため、上記幅方向からの干渉を受けて帯状クッション材12Aが圧縮されることで、斜め外方から見て、第1,第2の帯状外装材10A,11Aおよびクッション材保護用帯状外装材13A間にテープ幅方向の隙間がない状態とすることができ、上記干渉方向からのエッジやバリ等の侵入を防止し、高い電線保護機能を発揮できる。
(第3の実施の形態)
図7に示すように、本発明の第3の実施の形態に係る電線群保護テープ1Bは、電線群Wgを螺巻できる可撓性を有する3つの帯状外装材10B−1,10B−2,10B−3と、該帯状外装材よりも少なくとも2倍以上の厚さを有する2つの帯状クッション材12B−1,12B−2と、電線群Wgを螺巻できる可撓性を有し、帯状クッション材12B−1,12B−2の上面部にそれぞれ接着状態に載置されたクッション材保護用帯状外装材13B−1,13B−2と、帯状クッション材12B−1,12B−2が圧縮されない状態に、帯状外装材10B−1,10B−2,10B−3およびクッション材保護用帯状外装材13B−1,13B−2の上面部に接着されたカバーフィルム14Bと、少なくとも帯状外装材10B−1,10B−2,10B−3の下面に形成された粘着層15B−1,15B−2,15B−3とを備えている。
電線群保護テープ1Bにおいて、帯状クッション材12B−1,12B−2は、両側側面部の第1,第2,第3の帯状外装材10B−1,10B−2,10B−3よりも高い部分が、断面台形である。また、電線群保護テープ1Bは、底面部を第1,第2,第3の帯状外装材10B−1,10B−2,10B−3の底面部と面一となるように一致させて第1,第2の帯状外装材10B−1,10B−2間、および第2,第3の帯状外装材10B−2,10B−3間にそれぞれ位置されている。
また、帯状クッション材12B−1,12B−2は、両側の第1,第2の帯状外装材10B−1,10B−2、および第2,第3の帯状外装材10B−2,10B−3と側面部同士を接着されている。
クッション材保護用帯状外装材13B−1,13B−2は、帯状クッション材12B−1,12B−2の上面部に接着され、カバーフィルム14Bは、帯状クッション材12B−1,12B−2の側面部から離間している。
電線群保護テープ1Bは、第1の実施の形態に係る電線群保護テープ1ではそれぞれ1個、2個ずつ設けられていたクッション材保護用帯状外装材(13)、帯状外装材(10,11)を、ぞれぞれ、2個、3個に増やしたものであり、それ以外の基本的な構成は電線群保護テープ1と同様である。
電線群保護テープ1Bの使い方も電線群保護テープ1と同様である。すなわち、電線群保護テープ1Bは、電線群保護テープ1と同様、図3に示すように電線群Wgに対して螺巻することにより電線群Wgの保護を図るものである。
上記螺巻の際、電線群保護テープ1Bを、第1の帯状外装材10B−1と第3の帯状外装材10B−3を重ね代として電線群Wgに螺巻することで、圧縮されていない状態の帯状クッション材12B−1,12B−2をそれぞれ下地とする、第1の実施の形態における突条外装帯200と同等の2つの突条外装帯(便宜的に、符号200B−1、200B−2で呼称する)が電線群Wgの外周面に螺旋状に形成される。
また、上記2つの突条外装帯200B−1,200B−2の両側には、第1,第3の帯状外装材10B−1,10B−3が重ねて巻かれた、第1の実施の形態における平坦状外装帯100と同等の第1の平坦状外装帯(便宜的に、符号100B−1で呼称する)が螺旋状に形成され、上記2つの突条外装帯200B−1,200B−2の間には、第2の帯状外装材10B−2の単層巻きによる第2の平坦状外装帯(便宜的に、符号100B−2で呼称する)が形成される。
このように、本実施の形態においても、電線群保護テープ1Bを保護対象の電線群Wgに螺巻するだけで、コルゲートチューブの外観のような蛇腹形状を有する外装構造を形成することができる。
上記外装構造において、2つの突条外装帯200B−1,200B−2は、下地が帯状クッション材12B−1,12B−2であるため、外部部品からの衝撃があっても緩衝材として働き、電線群Wgを保護することができる。
一方、突条外装帯200B−1,200B−2に隣接する第1,第2の平坦状外装帯100B−1,100B−2は、クッション材が介在しないために緩衝機能はないが、第1,第3の帯状外装材10B−1,10B−3の重ね巻き、あるいは第2の帯状外装材10B−2の単層巻きからなるため、エッジやバリ等による損傷から電線群Wgを保護する機能を有している。また、上記平坦状外装帯100B−1,100B−2を配した構造によれば、電線群Wgの屈曲性を良好なものとすることができる。
[第3の実施の形態の効果]
本実施の形態では、電線群保護テープ1Bを、第1,第3の帯状外装材10B−1,10B−3を重ね代として電線群Wgに螺巻するだけで、電線群Wgの外周面に、圧縮されていない状態の帯状クッション材12B−1,12B−2bを下地とする2つの突条外装帯200B−1,200B−2と、第1,第3の帯状外装材10B−1,10B−3の重ね巻き、および第2の帯状外装材10B−2単層による平坦状外装帯100B−1,100B−2を有する外装構造を形成することができ、これにより、第1の実施の形態と同一の電線保護効果が得られる。
加えて、本実施の形態では、帯状外装材と、帯状クッション材およびクッション材保護用帯状外装材を幅方向にそれぞれ複数個並べた構成としたため、第1および第2の実施の形態のものよりも広いテープ幅に合わせて電線保護を実施することができる。
(その他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的範囲には、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々、設計変更した形態が含まれる。
例えば、第1の実施の形態において、電線群保護テープ1は、第1,第2の帯状外装帯10,11とクッション材保護用帯状外装材13の厚さを同じにしているが、クッション材保護用帯状外装材13の厚さを、第1,第2の帯状外装帯10,11の厚さよりも薄く形成した構造としてもよい。この点については、第2および第3の実施の形態でも同様である。これにより、紙管20に多重に巻き付けた製品状態においてテープの厚さをより薄くでき、その後の螺巻作業のし易さに繋がる。
また、第1の実施の形態において、電線群保護テープ1は、一つのテープ内に1つのクッション材保護用帯状外装材13(および帯状クッション材12)と、2つの帯状外装材10,11を配置した構造としているが、一つのテープ内により多数のクッション材保護用帯状外装材(および帯状クッション材)、帯状外装材を配置した構造としてもよい。この点についても、第2および第3の実施の形態も同様である。
また、電線群保護テープ1の帯状クッション材12は、断面台形とする構造を例示したが、断面矩形のものを採用してもよい。この点は、第3の実施の形態においても同様である。また、粘着層については、第2および第3の実施形態においても、帯状外装材の下面のみならず、帯状クッション材を含む下面全体に形成する構成としてもよい。
以上説明したように、本発明に係る電線群保護テープは、電線群にオーバーラップ幅を一定に保って肉厚が大きくなることを抑制されたオーバーラップ巻きが容易にできるとともに、耐突き刺し性と振動遮断性を有するという効果を有し、電線群に螺巻してコルゲートチューブと同等に電線群を保護する電線群保護テープ全般に有用である。
1,1A,1B 電線保護テープ
10,11,10A,11A,10B−1,10B−2,10B−3 帯状外装材
12、12A,12B−1,12B−2 帯状クッション材
13、13A,13B−1,13B−2 クッション材保護用帯状外装材
14,14A,14B カバーフィルム
15,15A,16,16A,15B−1,15B−2,15B−3 粘着層
171,172 帯状クッション材の斜面部
181 しわ部
100,100A,100B−1,100B−2 平坦状外装帯
200,200A,200B−1,200B−2 突条外装帯
S1,S2 空間

Claims (3)

  1. テープ幅方向に間隔を開けて同一面状に配置され、電線群を螺巻できるよう可撓性を有する2つまたは3つの帯状外装材と、
    前記帯状外装材よりも少なくとも2倍以上の厚さを有し底面部を前記帯状外装材の底面部と面一となるように一致させて前記帯状外装材間に位置され両側の前記帯状外装材と側面部同士を接着された1つまたは2つの帯状クッション材と、
    前記電線群を螺巻できるよう可撓性を有し、前記帯状クッション材の上面部に接着状態に載置されたクッション材保護用帯状外装材と、
    前記帯状クッション材が圧縮されない状態に、前記帯状外装材および前記クッション材保護用帯状外装材の上面部に接着されたカバーフィルムと、
    少なくとも前記帯状外装材の下面に形成された粘着層と、を備えたことを特徴とする電線群保護テープ。
  2. 前記帯状クッション材は、両側側面部の前記第1,第2の帯状外装材よりも高い部分が、断面台形であり、
    前記クッション材保護用帯状外装材は、前記帯状クッション材の上面部と同じ幅を有し、前記帯状クッション材の上面部に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の電線群保護テープ。
  3. 前記帯状クッション材は、断面矩形であり、
    前記クッション材保護用帯状外装材は、前記帯状クッション材の上面部より幅方向両側に張り出して前記帯状クッション材の上面部に接着され、
    前記カバーフィルムは、前記帯状クッション材の側面部から離間していることを特徴とする請求項1に記載の電線群保護テープ。
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