JP2016115957A - ガス器具用のリモコン - Google Patents
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Abstract
Description
前記ケース本体は、前記回路基板の前方側を覆うフロントパネルを備え、
前記フロントパネルには、2つの開口部が隣接して形成された開口対が1又は複数設けられ、
前記開口対における2つの前記開口部のそれぞれの内部には、後方側に押下可能な押下ボタンと、前記押下ボタンを前記開口部の内縁部に連結する連結部と、が設けられ、
2つの前記開口部の間には、前方側又は後方側の少なくともいずれかに突出する突出部を備え且つ前記連結部よりも厚く構成された補強部が設けられていることを特徴とする。
この構成では、押下ボタンと開口部の内縁部とを連結する連結部が相対的に薄く構成されているため、連結部において撓み変形が生じやすく、各々の押下ボタンが押下操作に応じて良好に変位しやすくなる。
更に、各押下ボタンが配置された2つの開口部の間には、突出構造を備えると共に相対的に厚く構成された補強部が設けられているため、2つの押下ボタンの間に構成される中間部分の剛性を確実に高めることができる。この構成では、いずれか一方の押下ボタンに対して押下操作を行うときに、操作する指の一部が他方の押下ボタンにかかってしまったとしても、補強部によって押下力を確実に受けることができ、他方の押下ボタンに強い押下力が加わることを確実に抑制することができるため、意図しない他方の押下ボタンまでもが一緒に押下げられてしまうことを防ぎ易くなる。
この構成では、2つの開口領域の間をそれほど広げることなく、2つの押下ボタンの間に構成される中間部分(仕切部)の剛性をより確実に高めることができる。また、補強リブは、2つの開口部が隣接する隣接方向と交差する方向に沿って形成されているため、その方向(隣接方向と交差する方向)では、補強リブが設けられた範囲全体にわたって押下力の抑制効果が得られることになる。よって、意図しない押下ボタン側に押下力がより及びにくくなる。
この構成によれば、開口領域間に設けられた仕切部を、両連結部の基端部分として兼用することができるため、より効率的な配置が可能となる。しかも、両連結部を連結する共通の基端部分(仕切部)が高剛性の構造となっているため、いずれの押下ボタンが操作される場合でも、連結部の変位につられて基端部分が大きく変形してしまうようなことがなく、意図しない領域側へ力が伝達されることをより確実に抑えやすくなる。
この構成では、2つの押下ボタンの間に発光部からの光を透過可能な領域を確保しつつも、ボタン間に配置された部分の剛性を高めることができる。特に、2つの押下ボタンの間に発光部を設け、その光を前方側に照射しうるように溝部を設けた構成とすると、2つの押下ボタンの間に空間を設けなければならず、剛性の低下が懸念されるが、本構成では、溝部によって構成される連通領域の両側において補強突出部を設けているため、光を導出可能な空間を構成しつつも、高剛性の部分を積極的に介在させることができる。
このように、押下ボタンの外縁部において部分的に凹部を形成し、この凹部内の所定位置を基端部として連結部を延出させた構造とすれば、限られた開口部内の領域において押下ボタンの領域をより広く確保しつつ、連結部をより長く構成することができる。特に、連結部がより撓みやすい構造となるため、押下ボタンが変形しにくいような固いスイッチ構造となりにくく、押下ボタンの操作性をより高めることができる。
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(全体構造)
まず、リモコン1の全体的な構造について説明する。
リモコン1は、ガス器具(例えば、給湯器)を遠隔操作するためのガス器具用リモートコントローラとして構成されており、浴室、台所等において所定の取付箇所(例えば壁面)に設置(例えば固定)されるものである。このリモコン1は、図1〜図3のような外観をなしており、主として、図3のような部品などによって構成されている。
ここで、フロントパネル7に設けられたボタン構造について説明する。
図4、図5のように、上述したフロントパネル7には、2つの開口部が隣接して形成された開口対が複数設けられており、それぞれの開口対の位置に、上下一対の押下ボタンを備えてなる操作部が構成されている。具体的には、図4、図5のように、フロントパネル7の下端側の領域において、左右に並ぶように操作部31,32,33,34,35,36がそれぞれ形成されている。なお、操作部31,32,35,36は、同一の構成であるため、以下の説明では、操作部31のみを詳細に説明する。また、操作部33と操作部34は、左右対称の構造となっており、それ以外は同様の構造であるため、操作部33を重点的に説明する。なお、図3やその他の図では、フロントパネル7において、操作部31,32,33,34,35,36の各開口領域の外側の部分を本体部30として示しており、後述する仕切部30aなども本体部30の一部をなしている。また、フロントパネル7において、開口領域の内側の部分(本体部30以外の部分)として、後述する連結部や押下ボタンなどが設けられている。
図4、図5で示すように、操作部31は、横方向に並ぶ複数の操作部31〜36の一つをなし、図6のように、フロントパネル7のベース部7aにおいて上下に形成された2つの開口部41a,41bからなる開口対41と、2つの開口部41a,41bの間に形成された仕切部30aと、開口対41における2つの開口部41a,41bのそれぞれの内部に設けられた押下ボタン81a,81bと、各押下ボタン81a,81bを各開口部41a,41bの内縁部にそれぞれ連結する連結部91a,91bとを備えた構成となっている。
操作部33の構成でも、各押下ボタン83a,83bと各開口部43a,43bの内縁部とを連結する連結部101a,101bが相対的に薄く且つ細く構成されているため、連結部101a,101bにおいて撓み変形が生じやすく、各々の押下ボタン83a,83bが押下操作に応じて良好に変位しやすくなる。更に、各押下ボタン83a,83bが配置された2つの開口部43a,43bの間には、突出構造を備えると共に相対的に厚く構成された補強部(補強突出部107a,107b)が設けられているため、2つの押下ボタン83a,83bの間に構成される中間部分の剛性を確実に高めることができる。この構成では、押下ボタン83a,83bのいずれか一方のボタンに対して押下操作を行うときに、操作する指の一部が他方のボタンにかかってしまったとしても、補強部(補強突出部107a,107b)によって押下力を確実に受けることができ、他方のボタンに強い押下力が加わることを確実に抑制することができる。よって、意図しない他方のボタンまでもが一緒に押下げられてしまうことを防ぎ易くなる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
3…ケース本体
7…フロントパネル
30a…仕切部
41,43,44…開口対
81a,81b,83a,83b,84a,84b…押下ボタン
91a,91b,101a,101b,111a,111b…連結部
93a,93b…凹部
95a,95b,96a,96b…凸部
97…補強部
97a,97b…補強リブ(突出部)
103,113…溝部
107a,107b,117a,117b…補強突出部(突出部)
133,134…発光部
α1,α2…連結側端部
P…回路基板
Claims (5)
- 回路基板をケース本体に収容してなるリモコンであって、
前記ケース本体は、前記回路基板の前方側を覆うフロントパネルを備え、
前記フロントパネルには、2つの開口部が隣接して形成された開口対が1又は複数設けられ、
前記開口対における2つの前記開口部のそれぞれの内部には、後方側に押下可能な押下ボタンと、前記押下ボタンを前記開口部の内縁部に連結する連結部と、が設けられ、
2つの前記開口部の間には、前方側又は後方側の少なくともいずれかに突出する突出部を備え且つ前記連結部よりも厚く構成された補強部が設けられていることを特徴とするガス器具用のリモコン。 - 前記開口対における2つの前記開口部の間には、2つの前記開口部の各開口領域を仕切る仕切部が形成されており、
前記補強部は、前記仕切部において2つの前記開口部が隣接する隣接方向と交差する方向に沿って形成された補強リブを有することを特徴とする請求項1に記載のガス器具用のリモコン。 - 各々の前記開口部内に設けられた各々の前記連結部は、前記仕切部の両側にそれぞれ連結されていることを特徴とする請求項2に記載のガス器具用のリモコン。
- 前記開口対における2つの前記開口部の間には、2つの前記開口部の各開口領域を連通する連通領域を構成する溝部が形成され、
前記補強部は、前記溝部の前記連通領域の両側にそれぞれ配置されるとともに前方側又は後方側の少なくともいずれかに突出して形成される補強突出部を備えており、
2つの前記補強突出部が対向する対向方向において2つの前記補強突出部の間の領域には、前方側に光を照射する発光部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガス器具用のリモコン。 - 前記押下ボタンにおいて前記連結部が設けられた側の連結側端部には、当該押下ボタンの中心側に向かって凹む凹部が形成され、前記連結側端部において前記凹部の両側には前記凹部の凹む向きとは逆向きに凸となる凸部が形成されており、
前記連結部は、各々の前記凸部の先端よりも前記中心側の位置であって且つ前記凹部内の所定位置を基端部とし、各々の前記凸部の先端側とは非接触な構成で前記開口部の前記内縁部側に延びていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガス器具用のリモコン。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019075200A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | 株式会社パロマ | 給湯器用のリモートコントローラ |
JP2019075206A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | 株式会社パロマ | 給湯器用のリモートコントローラ |
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JP2002122350A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Paloma Ind Ltd | 給湯器のリモコン |
JP3099977U (ja) * | 2003-08-21 | 2004-04-22 | 毅嘉科技股▼分▲有限公司 | 携帯電話機の入力キー部材 |
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2014
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